JPH0731721Y2 - 椅子の回転収納式座体取付構造 - Google Patents
椅子の回転収納式座体取付構造Info
- Publication number
- JPH0731721Y2 JPH0731721Y2 JP369893U JP369893U JPH0731721Y2 JP H0731721 Y2 JPH0731721 Y2 JP H0731721Y2 JP 369893 U JP369893 U JP 369893U JP 369893 U JP369893 U JP 369893U JP H0731721 Y2 JPH0731721 Y2 JP H0731721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- sides
- chair
- rotating
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば劇場用の椅子な
どで座体を回動させて収納することができる椅子の回転
収納式座体取付構造に関する。
どで座体を回動させて収納することができる椅子の回転
収納式座体取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、座体を上方に回動させて収納す
ることができる椅子において、図５に示すように、人が
座る座体ａと背体ｂは前後に分離して側面視Ｌ状に架設
し、座体ａを矢印イで示すように上方に回動させて収納
できるようになっていた。
ることができる椅子において、図５に示すように、人が
座る座体ａと背体ｂは前後に分離して側面視Ｌ状に架設
し、座体ａを矢印イで示すように上方に回動させて収納
できるようになっていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、座体ａ
の後部と背体ｂの下部との間には隙間があって、その隙
間から物を落として紛失したり、また、椅子に座る人の
体重が座体ａと背体ｂの中間部近くにかかることになっ
て、腰のあたりがフィットせず、座り心地が悪く、長時
間の使用に対し座り心地が良いようなサポ−トができな
い、といった不具合を呈していた。
の後部と背体ｂの下部との間には隙間があって、その隙
間から物を落として紛失したり、また、椅子に座る人の
体重が座体ａと背体ｂの中間部近くにかかることになっ
て、腰のあたりがフィットせず、座り心地が悪く、長時
間の使用に対し座り心地が良いようなサポ−トができな
い、といった不具合を呈していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、コンパクト構造にして好適に実施できる
よう工夫したものであり、そのため、後部が少しく立ち
上がるよう座体を側面Ｌ字状に形成するとともに、該座
体の後部上端面に下端面が接近するようにして背体を両
側の支脚部間に架設し、前記座体の屈折部の近傍となる
両側の支点軸を両側の支脚部にそれぞれ枢支するととも
に、座体が一定の範囲だけ支点軸中心に回動可能にして
構成したものである。
具合を解決し、コンパクト構造にして好適に実施できる
よう工夫したものであり、そのため、後部が少しく立ち
上がるよう座体を側面Ｌ字状に形成するとともに、該座
体の後部上端面に下端面が接近するようにして背体を両
側の支脚部間に架設し、前記座体の屈折部の近傍となる
両側の支点軸を両側の支脚部にそれぞれ枢支するととも
に、座体が一定の範囲だけ支点軸中心に回動可能にして
構成したものである。
【０００５】
【作用】したがって、椅子に座る場合には、座体の後部
上端面と背体の下端面とが接近することになって、従来
のように隙間から物が落ちるのを防止できることにな
り、また、人の体重は支点軸の近傍となる座体の屈折部
近傍にかかるとともに腰の部分が座体の屈折部にフイッ
トする状態となって、しかも、人を包み込むように支え
ることができることになって、心地良く長時間にわたり
安楽に座ることができる。
上端面と背体の下端面とが接近することになって、従来
のように隙間から物が落ちるのを防止できることにな
り、また、人の体重は支点軸の近傍となる座体の屈折部
近傍にかかるとともに腰の部分が座体の屈折部にフイッ
トする状態となって、しかも、人を包み込むように支え
ることができることになって、心地良く長時間にわたり
安楽に座ることができる。
【０００６】
【実施例】図１ないし図４は本考案の実施例を示し、両
側の両支脚部Ｃ、Ｃ間に座体Ａ及び背体Ｂを取り付ける
が、前記座体Ａは後部１が少しく立ち上がるようにして
側面Ｌ字状に形成し、該座体Ａの両側部より張り出す支
持板３、３には起立した支持枠板４、４をそれぞれ固定
するとともに、座体Ａの屈折部の近傍部位となる両支持
枠板４の上部とその後方の部位には外側方に突出する支
点軸２とガイドピン５をそれぞれ固設し、両支脚部Ｃの
内側面には前記支点軸２が嵌挿する軸孔６と、前記ガイ
ドピン５が摺動自在に嵌合できる円弧状のガイド溝７を
それぞれ形成し、また、前記座体Ａの後部１上端面に該
背体Ｂの下端面が接近するように、背体Ｂの両側より張
り出す支持板８、８を、両支脚部Ｃ、Ｃの上部内側面に
固定した連結板９、９にそれぞれ取り付けて、両支脚部
Ｃ、Ｃの上部間に背体Ｂを架設し構成する。
側の両支脚部Ｃ、Ｃ間に座体Ａ及び背体Ｂを取り付ける
が、前記座体Ａは後部１が少しく立ち上がるようにして
側面Ｌ字状に形成し、該座体Ａの両側部より張り出す支
持板３、３には起立した支持枠板４、４をそれぞれ固定
するとともに、座体Ａの屈折部の近傍部位となる両支持
枠板４の上部とその後方の部位には外側方に突出する支
点軸２とガイドピン５をそれぞれ固設し、両支脚部Ｃの
内側面には前記支点軸２が嵌挿する軸孔６と、前記ガイ
ドピン５が摺動自在に嵌合できる円弧状のガイド溝７を
それぞれ形成し、また、前記座体Ａの後部１上端面に該
背体Ｂの下端面が接近するように、背体Ｂの両側より張
り出す支持板８、８を、両支脚部Ｃ、Ｃの上部内側面に
固定した連結板９、９にそれぞれ取り付けて、両支脚部
Ｃ、Ｃの上部間に背体Ｂを架設し構成する。
【０００７】したがって、図１及び図２に示すように、
椅子に座る場合には、椅子の座体Ａの後部１上端面と背
体Ｂの下端面が接近することになって、従来のように隙
間から物が落ちるのを防止できることになり、人の体重
は支点軸２の近傍となる座体Ａの屈折部近傍に安定良く
かかるとともに腰の部分が座体Ａの屈折部にフイットす
る状態となって、しかも、人を包むように支えることが
できることになって、心地良く長時間にわたり安楽に座
ることができることになり、また、図４に示すように、
座体Ａを支点軸２中心に、ガイドピン５がガイド溝７内
を摺動して一定の範囲だけ上方に回動させると収納でき
ることになるが、支点軸２が座体Ａの屈折部の近傍に位
置するので、座体Ａを背体Ｂ側に寄せて、邪魔にならな
いよう充分に引っ込めて収納することができる。
椅子に座る場合には、椅子の座体Ａの後部１上端面と背
体Ｂの下端面が接近することになって、従来のように隙
間から物が落ちるのを防止できることになり、人の体重
は支点軸２の近傍となる座体Ａの屈折部近傍に安定良く
かかるとともに腰の部分が座体Ａの屈折部にフイットす
る状態となって、しかも、人を包むように支えることが
できることになって、心地良く長時間にわたり安楽に座
ることができることになり、また、図４に示すように、
座体Ａを支点軸２中心に、ガイドピン５がガイド溝７内
を摺動して一定の範囲だけ上方に回動させると収納でき
ることになるが、支点軸２が座体Ａの屈折部の近傍に位
置するので、座体Ａを背体Ｂ側に寄せて、邪魔にならな
いよう充分に引っ込めて収納することができる。
【０００８】
【考案の効果】このように本考案は、椅子に座る場合、
側面Ｌ字状となる座体Ａの後部１上端面と背体Ｂの下端
面が接近することになって、従来のように隙間から物が
落ちるのを防止できることになり、人の体重は支点軸２
の近傍となる座体Ａの屈折部近傍に安定良くかかるとと
もに腰の部分が座体Ａの屈折部にフイットする状態とな
って、しかも、人を包むように支えることができること
になって、心地良く長時間にわたり安楽に座ることがで
きることになり、また、座体Ａは屈折部の近傍の支点軸
２中心に回動させるので、邪魔にならないよう引っ込め
て良好に収納できることになり、コンパクト構造にして
好適に実施できる特長を有する。
側面Ｌ字状となる座体Ａの後部１上端面と背体Ｂの下端
面が接近することになって、従来のように隙間から物が
落ちるのを防止できることになり、人の体重は支点軸２
の近傍となる座体Ａの屈折部近傍に安定良くかかるとと
もに腰の部分が座体Ａの屈折部にフイットする状態とな
って、しかも、人を包むように支えることができること
になって、心地良く長時間にわたり安楽に座ることがで
きることになり、また、座体Ａは屈折部の近傍の支点軸
２中心に回動させるので、邪魔にならないよう引っ込め
て良好に収納できることになり、コンパクト構造にして
好適に実施できる特長を有する。
【図１】本考案実施例の要部を示した側面図である。
【図２】椅子を一部破断して示した側面図である。
【図３】椅子を分解して示した斜視図である。
【図４】図２の作動状態を示した側面図である。
【図５】従来例を概略示した側面図である。
Ａ……座体 Ｂ……背体 １……後部 Ｃ……支脚部 ２……支点軸
Claims (1)
- 【請求項１】座体Ａを上方に回動させて収納することが
できる椅子において、後部１が少しく立上がるよう前記
座体Ａを側面Ｌ字状に形成するとともに、該座体Ａの後
部１上端面に下端面が接近するようにして背体Ｂを両側
の支脚部Ｃ、Ｃ間に架設し、前記座体Ａの屈折部の近傍
となる両側の支点軸２を両側の支脚部Ｃにそれぞれ枢支
するとともに、座体Ａが一定の範囲だけ支点軸２中心に
回動可能にして構成したことを特徴とする回転収納式座
体取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP369893U JPH0731721Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 椅子の回転収納式座体取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP369893U JPH0731721Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 椅子の回転収納式座体取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655448U JPH0655448U (ja) | 1994-08-02 |
| JPH0731721Y2 true JPH0731721Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=11564599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP369893U Expired - Fee Related JPH0731721Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 椅子の回転収納式座体取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731721Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101425743B1 (ko) * | 2013-01-30 | 2014-08-06 | 주식회사 유니테크 시스템 | 접이식 의자 |
| JP6932366B2 (ja) * | 2016-09-29 | 2021-09-08 | コトブキシーティング株式会社 | 座起立式椅子 |
| KR102073150B1 (ko) * | 2017-07-05 | 2020-02-04 | 대신증권 주식회사 | 의자 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP369893U patent/JPH0731721Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0655448U (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |