JPH0731608A - 医用画像診断装置 - Google Patents

医用画像診断装置

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JPH0731608A
JPH0731608A JP5183964A JP18396493A JPH0731608A JP H0731608 A JPH0731608 A JP H0731608A JP 5183964 A JP5183964 A JP 5183964A JP 18396493 A JP18396493 A JP 18396493A JP H0731608 A JPH0731608 A JP H0731608A
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JP5183964A
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Shinichi Uda
晋一 右田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査単位にて所望回数連続した計測が可能な
医用画像診断装置において、シネモード表示を簡単,迅
速に実行可能として診断効率の大幅向上を図り、かつ、
シネモード表示中での次検査を可能として検査(計測)
スループットの向上を図る。 【構成】 現検査での再構成済み画像を次検査での計測
動作とは独立して所定時より順次表示するシネモード画
像表示手段(5〜9)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置、MRI
装置、超音波断層装置、DSA装置、ポジトロン装置な
どの医用画像診断装置に係り、特に、その装置の画像再
構成装置で得られた画像(医用画像)を記録し、それら
を順次表示(動画表示)して画像診断可能とした医用画
像診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、1回の検査で複数枚の連続し
た画像が計測(撮影)可能な医用画像診断装置、例えば
X線CT装置があるが、このような装置においては、計
測され、再構成された各画像は磁気ディスクや光磁気デ
ィスクなどの大容量記憶装置に記録保管される。そして
画像表示の際には、所定の操作により所望画像を1枚毎
前記大容量記憶装置から表示制御装置に読み込み、モニ
タなどで静止表示可能である。診断時には、画像を連続
的に観察する方が臨床部位の状況が把握しやすいため、
多くの診断医は画像切替えスイッチを連続的に操作し、
可能な限り連続的な画像として表示し、診断を行ってい
るのが実情である。
【0003】しかし、上述従来装置での連続画像表示方
法では、大容量記憶装置からの画像の読み出しや表示信
号処理に時間がかかるため、画像の表示切替えに2〜4
秒程度を要し、連続的な画像診断はできるが動画診断は
不可能であった。
【0004】最近のスリップリングを備えたX線CT装
置では、短時間に広範囲かつ多数の部位を連続して撮影
でき、診断する画像枚数がより多くなってきているた
め、この動画的診断要求はより切実な問題になってき
た。
【0005】このような要求に対処するため、従来、磁
気ディスクを複数台並列に接続して総体的に画像データ
(画像)のアクセス時間を高速化したり、最初に、画像
データのアクセス時間が非常に短い高速大容量メモリに
複数の画像を読み込み、この高速大容量メモリとの間で
画像を高速に転送し、高速表示切替えが可能な画像表示
装置を用いて、効率よく高速に画像を切替え表示(動画
表示)するシネモード表示機能が一般化しつつある。
【0006】従来のこのようなシネモード表示において
は、1検査内における全計測,全再構成演算完了後に、
その検査でのシネモード表示診断を行うことを顧慮して
いる。このため、1検査完了後に、その検査において計
測された画像の中からシネモード表示する画像を選択
し、画像表示時に、選択された画像を操作者自らがトラ
ックボールやマウス、ステックスイッチなどの外部入力
装置の移動速度や傾斜角度などの操作量に応じて表示切
替え速度を変え、診断を行う方法が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
は、シネモード表示のためには検査完了後、画像選択や
表示切替え速度調整などの操作(表示直前操作)が必要
で、また、再度シネモード表示するときにも再度同様の
操作が必要となって手間と時間がかかり、極めて診断効
率が低くなり、しかもその間は次の検査ができず、検査
(計測)スループットの点でも問題があった。
【0008】本発明の目的は、シネモード表示のための
検査完了後の画像選択や表示切替え速度などの表示直前
操作が不要で、再度のシネモード表示も短時間にでき、
診断効率が大幅に向上され、しかもシネモード表示中で
も次の検査が可能で検査(計測)スループットも向上で
きる医用画像診断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、検査単位に
て所望回数連続した計測が可能で、各計測後に又は各計
測に並行して画像再構成演算を行い、再構成済み画像を
記憶装置に記録すると共に表示装置に静止表示可能な医
用画像診断装置において、現検査での再構成済み画像を
次検査での計測動作とは独立して所定時より順次表示す
るシネモード画像表示手段を設けることにより達成され
る。
【0010】
【作用】シネモード画像表示手段は、現検査での再構成
済み画像を所定時より順次表示する。したがって、シネ
モード表示のための検査完了後の画像選択や表示切替え
速度などの表示直前操作が不要となり、再度のシネモー
ド表示も短時間になされ、診断効率が大幅に向上するこ
とになる。
【0011】またシネモード画像表示手段は、現検査で
の再構成済み画像を次検査での計測動作とは独立して順
次表示する。したがって、シネモード表示中でも次の検
査が可能で検査(計測)スループットも向上することに
なる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による医用画像診断装置の第1実
施例の要部を示すブロック図である。
【0013】この図1において、1は画像再構成装置
で、図示しないCTスキャナなどの各種画像データ計測
装置から計測データを取り込み、公知の画像再構成方法
で画像を再構成するものである。2は磁気ディスクや光
ディスク装置などの大容量記憶装置、3は画像表示を制
御する表示制御装置、4は画像を表示するCRTモニタ
などの表示装置である。
【0014】5は画像などのデータを高速に読み書き可
能な半導体メモリなどからなる高速記憶装置で、1回の
検査における計測画像枚数を全て記録できる容量をもっ
ている。6は画像の順次切替え表示(動画表示)制御を
するシネモード表示制御装置、7はシネモード画像(動
画像)を表示するシネモード表示装置、8はシネモード
表示を制御する表示制御スイッチ、9は各装置1〜7を
制御する制御装置、10は装置1〜7,スイッチ8各間
におけるデータ授受に用いられるデータ制御バスであ
る。
【0015】ここで、高速記憶装置5、シネモード表示
制御装置6、シネモード表示装置7、表示制御スイッチ
8及び制御装置9は、計測動作とは独立して、かつ計測
開始から現計測までに、再構成済みの画像を、最新の再
構成済み画像の更新を行いつつ順次、かつサイクリック
に切替え表示(サイクル表示)するシネモード画像表示
手段を構成する。なお、このシネモード画像表示手段を
構成する各装置5〜7間は、それら装置5〜7間におけ
るシネモード画像表示のための画像データなどのデータ
を高速に転送可能に直接接続されている。
【0016】次に上述本発明装置の動作について図2,
図3を併用して説明する。計測が開始され、画像再構成
装置1で再構成された画像(再構成済み画像)は、大容
量記憶装置2に保管されると同時に画像表示制御装置3
とシネモード表示用の高速記憶装置5に転送される。
【0017】画像表示制御装置3は、送られてきた再構
成済み画像を所定の画像信号に変換して次の計測が行わ
れ、その画像が再構成されるまで、その再構成済み画像
を表示装置4に表示(静止画表示)させる。シネモード
表示用の高速記憶装置5には、図2に示すように画像毎
に記憶アドレス領域が確保され、順次再構成済み画像が
蓄積,記録されて行く。
【0018】この高速記憶装置5はシネモード表示制御
装置6と直接接続されており、シネモード表示制御装置
6によって直接、以下のように制御される。すなわち、
最新の再構成画像が高速記憶装置5に転送され記録され
た直後に、現時点までに記録済みの画像の枚数がチェッ
クされ、それらの画像を一纏めにして画像表示順番が設
定される。
【0019】記録済み画像の切替え表示は、高速記憶装
置5において読み出すアドレスを順に切り替え、各アド
レス領域の画像を順次読み出すことで行われる。例え
ば、ある検査において、計測(撮影)と再構成画像処理
が第10番目の画像まで完了し、高速記憶装置5にN
o.1画像からNo.10画像として記録されている場
合には、No.1画像から順に1枚ずつNo.10画像
まで画像読出しし、読み出された各々の画像につき、デ
ィジタルの画像データからアナログの画像信号に変換し
てシネモード表示装置7に転送することにより、このシ
ネモード表示装置7で順次切替え表示される。この切替
え表示は高速に行われ、シネモード表示(動画表示)と
なる。
【0020】この一連の動作は、第11番目の画像が高
速記憶装置5に転送,記録されるまで繰り返し行われ、
その第11番目の画像が高速記憶装置5に記録された後
のシネモード表示では、No.1画像からNo.11画
像までの画像が繰り返し表示される。
【0021】すなわち、上述シネモード表示は、最新の
再構成画像(高速記憶装置5における最新の記録済み画
像)が更新されるまでサイクリックに繰り返され、更新
された後は、その新規に加わった最新の再構成画像を含
めてサイクリックに繰り返し表示(サイクル表示)され
る。
【0022】なお、上述実施例では、高速記憶装置5へ
の記録済み画像の枚数をチェックした後は、最初の画像
(No.1画像)からのシネモード表示に戻り、それを
次のチェックまで繰り返し、次のチェック後には再び最
初の画像(No.1画像)からのシネモード表示に戻る
ようにした。しかし、次のチェックがなされた時、その
後のシネモード表示を、最初の画像(No.1画像)か
らではなく、そのチェック直前における最新の再構成画
像(実際には高速記憶装置5における最新の記録済み画
像)から開始するようにしてもよい。この場合の動作シ
ーケンスの変更は容易である。
【0023】このシネモード表示に関する各装置5〜7
間のデータの授受にはデータ制御バス10は関与してい
ないために非常に高速に行われ、したがって画像の連続
切替え表示動作が速くなり、動画表示(シネモード表
示)が可能になっている。一般的には、3〜10枚/秒
の画像処理速度があれば充分である。
【0024】ただし、画像変換速度が速くなるほど装置
が複雑で高価になるため、シネモード表示する画像のマ
トリックスサイズを通常のサイズ(512×512な
ど)の1/8〜1/2程度に縮小して処理データ数を少
なくしてもよい。また、このようにシネモード表示する
画像のマトリックスサイズを小さくした場合には、シネ
モード表示装置7を用いず、図4に示すように、診断装
置に元々備わる表示装置4の画面4aの一部領域4bに
てその表示装置4に通常表示される再構成画像(静止
画)に重ねてシネモード画像を表示するようにしてもよ
い。更に、通常表示される再構成画像(静止画)とシネ
モード画像の表示領域を逆に、すなわち画面4aにシネ
モード画像を表示し、その一部領域4bに通常表示され
る再構成画像(静止画)をシネモード画像に重ねて表示
するようにしてもよい。
【0025】また、シネモード表示の終了制御として
は、1検査における最終計測(撮影)が完了した後、一
定時間経過してから自動終了させる制御や、表示制御ス
イッチ8の操作により終了するようにしてもよい。表示
制御スイッチ8の設定によっては、シネモード表示終了
操作後、再び操作するとシネモード表示を再開させた
り、シネモード表示中に表示速度や表示条件を変えるよ
うな機能を追加することも可能である。
【0026】上述第1実施例によれば、現検査での再構
成済み画像を、次検査での計測動作とは独立して所定時
(ここでは2枚目の計測画像が再構成された時)より、
何らの操作をすることなく順次表示するので、従来行っ
ていた表示直前操作が不要となり、再度のシネモード表
示も短時間にでき、診断効率が大幅に向上され、しかも
シネモード表示中でも次の検査が可能で検査スループッ
トも向上できる。
【0027】また上述第1実施例によれば、1検査内に
て、再構成済み画像を、最新の再構成済み画像の更新を
行いつつ順次、かつ、サイクリックに切替え表示するの
で、検査完了まで待つことなくシネモード表示が開始さ
れ、診断効率が高められるという利点もある。
【0028】図5は、本発明による医用画像診断装置の
第2実施例の要部を示すブロック図である。この図5に
おいて、1〜4は図1と同様である。51は外部画像記
憶インターフェース装置、52はVTR、DATなど、
記憶媒体に磁気テープを用いた外部画像記憶装置(これ
を、外部磁気テープ画像記憶装置という)である。この
外部磁気テープ画像記憶装置52は、インターフェース
装置としての外部画像記憶インターフェース装置51側
からの制御により、再構成済み画像を順次記録し、シネ
モード画像(動画像)として再生するものである。53
は外部画像記憶装置52の再生画像(シネモード画像)
を表示するシネモード表示装置である。54は各装置1
〜4、51(52)を制御する制御装置、55は装置1
〜4、51各間におけるデータ授受に用いられるデータ
制御バスである。
【0029】ここで、外部画像記憶インターフェース装
置51、外部磁気テープ画像記憶装置52、シネモード
表示装置53及び制御装置54は計測動作とは独立し
て、かつ、計測開始から現計測までに再構成済みの画像
を、最新の再構成済み画像の更新を行いつつ連続的に切
替え表示するシネモード画像表示手段を構成する。な
お、各装置51〜53間は、それら装置51〜53間に
おけるシネモード画像表示のための画像データなどのデ
ータを高速に転送可能に直接接続されている。
【0030】次に上述本発明装置の動作について図6,
図7を併用して説明する。画像再構成装置1で再構成さ
れた画像(再構成済み画像)は、大容量記憶装置2に保
管されると同時に、画像表示制御装置3と外部画像記憶
インターフェース装置51に転送される。
【0031】画像表示制御装置3は、送られてきた再構
成済み画像を所定の画像信号に変換して次の画像が再構
成されるまでその再構成済み画像を表示装置4に表示
(静止画表示)させる。
【0032】外部画像記憶インターフェース装置51
は、外部磁気テープ画像記憶装置52用の画像信号変換
機能と記録,再生などの制御信号をコントロールしてい
る。制御装置54からこの外部画像記憶インターフェー
ス装置51を介して与えられる信号により、外部磁気テ
ープ画像記憶装置52には順次再構成済み画像が記録さ
れて行く。
【0033】以下、この外部磁気テープ画像記憶装置5
2への再構成済み画像の記録及び再生動作を詳述する。
まず、記録動作について説明すると、制御装置54は図
6に示すシーケンスで外部磁気テープ画像記憶装置52
への画像記録を制御している。すなわち、最初に計測を
開始する前に外部磁気テープ画像記憶装置52の画像記
録開始位置を制御装置54が確認する。その後、計測が
開始され、次に画像再構成演算が行われる。再構成され
た画像は、上記のように大容量記憶装置2に保管される
と同時に画像表示制御装置3と外部画像記憶インターフ
ェース装置51に転送される。
【0034】外部画像記憶インターフェース装置51
は、転送されてきた画像を外部磁気テープ画像記憶装置
52への画像信号に変換して外部磁気テープ画像記憶装
置52の入力信号部に転送した後、短時間の画像記録制
御信号を出してその画像を磁気テープに記録させる。こ
の場合、記録方法としては、連続的な記録でも数コマの
コマ録りでもよく、再生時の画像切替え時間が3〜10
枚/秒程度になるように適宜調整される。なお、画像表
示制御装置3に転送された再構成済み画像は表示装置4
で表示(静止画表示)される。
【0035】最後の計測及び最後の画像再構成とその再
構成済み画像の大容量記憶装置2への保管が完了し、最
後の再構成済み画像の表示装置4での静止表示が開始又
は完了(図6の例では開始)した時点で、外部磁気テー
プ画像記憶装置52の画像記録終了位置を確認して1検
査内の全再構成済み画像の記録動作を完了する。
【0036】ここで、1検査の最初の計測と最後の計測
の確認は、一般に検査に当たって計測(撮影)位置など
を事前に設定するスキャン計画がなされるため、その
際、装置に設定された条件を制御装置54が参照するこ
とで容易に行われる。
【0037】次に、外部磁気テープ画像記憶装置52に
記録された画像の連続再生(シネモード表示)動作につ
いて説明する。1検査における全ての計測(撮影)完了
後、制御装置54は、まず、検査完了位置(その検査に
おける最後の計測画像の記録終了位置)から検査開始位
置(その検査における最初の計測画像の記録開始位置)
まで巻戻し再生動作(リバース再生)させる。これによ
り、シネモード表示がなされる。リバース再生動作が進
み、最初の計測画像の記録開始位置に達したら、今度は
逆方向に再生動作(ノーマル再生)させる(図7(a)
参照)。
【0038】なお、最初の再生動作からノーマル再生さ
せてもよいが、その場合は、1検査における全ての計測
完了後、まず、最初の計測画像の記録開始位置まで一旦
巻き戻し、その後、その位置からノーマル再生させ、最
後の計測画像の記録終了位置に達したら巻き戻し、その
後、その位置から再びノーマル再生させる(図7(b)
参照)。
【0039】以後、上述再生動作を次の検査が開始され
るまで繰り返されるが、本発明におけるシネモード画像
表示手段は、現検査での再構成済み画像を次検査での計
測動作とは独立してシネモード表示できるものであり、
次検査での計測が開始されていても上述再生動作(シネ
モード表示)を繰り返すことができる。この場合には、
次検査での計測画像は再生動作中の外部磁気テープ画像
記憶装置52にリアルタイムで記録することができない
ので、大容量記憶装置2に保管された次検査での計測画
像を上記シネモード表示終了後に、外部磁気テープ画像
記憶装置52に記録する。
【0040】なお、最近のVTRではシャトル機能と呼
ばれるロータリースイッチなどの回転角度などに応じて
コマ送り再生される機能をもったものがあり、医用画像
診断装置のシネモード表示と全く同じ操作で動画像が得
られるようになっている。このような外部磁気テープ画
像記憶装置を接続した場合は、制御装置54による上記
再生制御を行わないで、記録制御のみ制御装置54に行
わせるようにすることもできる。
【0041】上述第2実施例によれば、現検査での再構
成済み画像を、次検査での計測動作とは独立して所定時
(ここでは1検査における全ての計測,画像再構成完了
時)より、何らの操作をすることなく順次表示するの
で、従来行っていた表示直前操作が不要となり、再度の
シネモード表示も短時間にでき、診断効率が大幅に向上
され、しかもシネモード表示中でも次の検査が可能で検
査スループットも向上できる。
【0042】また上述第2実施例によれば、記録再生の
ための画像記憶装置として、記憶媒体に磁気テープを用
いたVTR、DATなどの記憶装置を用いているので、
従来の半導体メモリを用いたものに比べて、コストを大
幅に低減することができるという利点もある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
検査での再構成済み画像を、次検査での計測動作とは独
立して所定時より何らの操作をすることなく順次表示す
るので、従来行っていた表示直前操作が不要となり、再
度のシネモード表示も短時間にでき、診断効率が大幅に
向上され、しかもシネモード表示中でも次の検査が可能
で検査(計測)スループットも向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1実施例の要部を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す本発明装置の動作を説明するための
図である。
【図3】同じくタイムチャートである。
【図4】1つの表示装置の画面の一部領域にその表示装
置に表示される再構成画像(静止画)に重ねてシネモー
ド画像を表示する例を示す図である。
【図5】本発明装置の第2実施例の要部を示すブロック
図である。
【図6】図5に示す本発明装置の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図7】図5に示す本発明装置におけるシネモード表示
の例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 画像再構成装置 2 大容量記憶装置 3 表示制御装置 4 表示装置 5 高速記憶装置 6 シネモード表示制御装置 7,53 シネモード表示装置 8 表示制御スイッチ 9,54 制御装置 10,55 データ制御バス 51 外部画像記憶インターフェース装置 52 外部磁気テープ画像記憶装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査単位にて所望回数連続した計測が可
    能で、各計測後に又は各計測に並行して画像再構成演算
    を行い、再構成済み画像を記憶装置に記録すると共に表
    示装置に静止表示可能な医用画像診断装置において、現
    検査での再構成済み画像を次検査での計測動作とは独立
    して所定時より順次表示するシネモード画像表示手段を
    具備することを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 【請求項2】 検査単位にて所望回数連続した計測が可
    能で、各計測後に又は各計測に並行して画像再構成演算
    を行い、再構成済み画像を記憶装置に記録すると共に表
    示装置に静止表示可能な医用画像診断装置において、1
    検査内にて、再構成済み画像を、計測動作とは独立し
    て、かつ最新の再構成済み画像の更新を行いつつ、順
    次、かつサイクリックに切替え表示するシネモード画像
    表示手段を具備することを特徴とする医用画像診断装
    置。
  3. 【請求項3】 検査単位にて所望回数連続した計測が可
    能で、各計測後に又は各計測に並行して画像再構成演算
    を行い、再構成済み画像を記憶装置に記録すると共に表
    示装置に静止表示可能な医用画像診断装置において、現
    検査での再構成済み画像を記憶媒体に磁気テープを用い
    た画像記憶装置に順次記録し、その記録画像を、当該検
    査完了後に、次検査での計測動作とは独立して、連続再
    生表示するシネモード画像表示手段を具備することを特
    徴とする医用画像診断装置。
  4. 【請求項4】 シネモード画像表示手段は、その画像
    を、表示装置の画面に静止表示されている再構成済み画
    像と共に表示させることを特徴とする請求項1,2又は
    3に記載の医用画像診断装置。
JP5183964A 1993-07-26 1993-07-26 医用画像診断装置 Pending JPH0731608A (ja)

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