JPH07314385A - 裁断機及びシート材送り裁断方法 - Google Patents

裁断機及びシート材送り裁断方法

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JPH07314385A
JPH07314385A JP6115003A JP11500394A JPH07314385A JP H07314385 A JPH07314385 A JP H07314385A JP 6115003 A JP6115003 A JP 6115003A JP 11500394 A JP11500394 A JP 11500394A JP H07314385 A JPH07314385 A JP H07314385A
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cutting
area
sheet material
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length
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Shima Seiki Mfg Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】裁断テーブル側のトラブルを防ぎ、また非通気
性被覆シートを節約する。 【構成】 裁断機においてシート材のシート送り裁断を
行う場合、裁断エリア上にあるセグメントの裁断を行っ
た後に搬送手段により次セグメントを搬送する際、判定
手段で残りのマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開
始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定する。残り
のマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの
裁断可能長を越えないと判定したときは、マーキングエ
リアの終端部が裁断エリア上に載るまで搬送手段により
搬送し、そして裁断手段によりシート材を裁断するよう
に裁断制御手段により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布帛やレザーなどのシ
ート材を、所望のパターンに裁断するための裁断装置で
あって、特にシート材が裁断エリアの裁断可能長よりも
長い場合にシート材送り裁断を行うことができる裁断機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の裁断機は、例えば特開平5−51
865号に開示されている。裁断機の表面は裁断テーブ
ルを形成し、図示しないが裁断機のシート材搬入側には
延反機が配置される。延反機の延反テーブル上では下敷
シート上にシート材が所定枚数積層される。積層された
シート材は下敷シートと共に裁断テーブル上に搬送され
る。裁断テーブルの表面は、多数の剛毛が植えられてい
るブラシによって覆われる。裁断テーブルの下方には吸
引機構が内蔵され、裁断テーブル上に載置されたシート
材を真空吸着して保持することができる。また裁断テー
ブルは積層されたシート材を搬入し、裁断されたパーツ
を搬出するために、コンベア駆動方式とされている。裁
断時に真空吸引を確実にするために裁断テーブル上に積
層されたシート材の上面には図示していないが被覆シー
トロールから供給されるポリエチレンなどの非通気性被
覆シートが被せられる。
【0003】裁断機のシート材搬入側に配した延反機の
延反テーブルの長さは裁断テーブルの長さよりも長く、
裁断テーブルの長さよりも長いシート材が延反可能とさ
れている。裁断テーブルの長さよりも長いシート材を裁
断するときには、裁断可能な長さ分づつ裁断し、1つの
部分の裁断が終了すれば、次の部分を裁断可能な位置ま
で順次移動させて裁断を行う。裁断に必要とされるシー
ト材の大きさを用尺といい、この用尺は裁断データの中
のマーキングエリアの大きさに等しい。1回の送りによ
り裁断されるシート材の長さは裁断データの中のマーキ
ングエリア内に指定されたシート材送り裁断指定点によ
り決定される。マーキングデータは指定されたシート材
送り裁断指定点により複数のエリアに分割される。各分
割されたエリアはセグメントと呼ばれる。
【0004】図6は、裁断機によるシート材送り裁断方
法を工程別に示した延反機と裁断機とピックアップテー
ブルを連続して配置したシステムの上面概略図である。
図6では、全体として主に延反機の延反テーブルからな
る搬入エリア(S)、裁断テーブル2上の裁断エリア
(C)、そして主にピックアップテーブルからなる搬出
エリア(P)に大きく分けている。
【0005】図6に示したシート材のマーキングエリア
LAは3つのセグメント(S1〜S3)よりなり、セグ
メントS3は、他のセグメント(S1,S2)に比べて
長さが短い。マーキングエリアLAは裁断エリア(C)
の長さより長いためシート材送り裁断が行われる。
【0006】まず延反機により所望の長さに延反された
シート材4は裁断機側へと搬入される。その際、裁断機
の裁断テーブルはコンベア駆動により、シート材4のセ
グメントS1は搬入エリア(S)を通過し、図6(a)
に示した位置まで搬送される。次にティーチング作業に
より搬送されたシート材4に対して裁断開始点20が指
定された後、セグメントS1に対応するシート材4の裁
断が行われる。
【0007】セグメントS1に対応するシート材4の裁
断が終了すれば、セグメントS1に続くセグメントがあ
るか否かの判定を裁断データに基づき判定する。セグメ
ントS1に続くセグメントS2があるから、裁断テーブ
ルのコンベアを駆動させ、セグメントS2のシート材送
り裁断指定点21が裁断エリア(C)上の裁断開始点2
0に来るまでシート材4を搬送する。この時の状態は図
6(b)に示す通りである。そしてセグメントS2に対
応するシート材4の裁断が行われる。
【0008】セグメントS2に対応するシート材4の裁
断終了後、セグメントS2の搬送時と同様にセグメント
S3のシート材送り裁断指定点21が裁断エリア(C)
上の裁断開始点20に来るまでコンベアを駆動しシート
材4を搬送する。この時の状態は図6(c)に示す通り
である。そしてセグメントS3に対応するシート材4の
裁断が行われる。裁断終了後、シート材4は搬出エリア
(P)に搬出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した裁断機でシー
ト材送り裁断を行う場合、マーキングエリアLAの最終
セグメントS3を裁断するために最終セグメントS3の
シート材送り裁断指定点21が裁断エリア(C)上の裁
断開始点20に来るまでシート材7の搬送が行われる。
しかしながら、セグメントS3の長さは裁断エリア
(C)の裁断開始点20からの裁断可能長より短いため
最終セグメントS3の裁断エリア(C)上への搬送が終
了した状態では、最終セグメントS3終端部から裁断エ
リア(C)のシート材搬入側方向の裁断エリア上にシー
ト材4の無い部分が多く発生する。
【0010】このようなシート材4の無い部分に対して
も裁断時の真空吸引を確実に行うために非通気性被覆シ
ートを供給しなければならない。また、裁断エリア
(C)上のシート材4の無い部分において下敷シートが
真空吸引により裁断テーブルのブラシ内に入り込むこと
でブラシの剛毛に無理な力がかかり倒れた状態で癖がつ
いてしまう。このような癖がブラシについた状態で次の
裁断を行った場合、シート材を裁断するために裁断ヘッ
ドに備えたカッタによりブラシの剛毛が傷つけられ破損
するという問題がある。
【0011】本発明の目的は、上記したように裁断テー
ブル側のトラブル発生を防ぐこと、また非通気性被覆シ
ートの節約を行うことのできる裁断機におけるシート材
送り裁断装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに本発明は、シート材送り裁断が可能である裁断機に
おいて、裁断テーブル上の裁断エリアでシート材を裁断
する裁断手段と、シート材を前記裁断エリアに搬送する
搬送手段と、マーキングエリアが前記裁断エリアの裁断
開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定する判定
手段と、シート材のシート材送り裁断時、裁断エリア上
のセグメントの裁断を行った後、搬送手段により次セグ
メントを搬送する際、残りのマーキングエリアが前記裁
断エリアの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否か
を前記判定手段で判定し、前記残りのマーキングエリア
が前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越
える場合には、次セグメントのシート材送り裁断指定点
が前記裁断開始点に達するまで搬送手段を駆動させ、前
記裁断手段によりシート材を裁断するように制御し、上
記の制御を前記判定手段により残りのマーキングエリア
が前記裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越
えないと判定されるまで繰り返し、前記判定手段で前記
残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始
点からの裁断可能長を越えないと判定した場合には、マ
ーキングエリアの終端部が裁断エリア上に載るまで搬送
手段を駆動して裁断手段によりシート材を裁断するよう
に制御する裁断制御手段とを含むことを特徴とする。
【0013】また本発明は、シート材送り裁断が可能で
ある裁断機のシート材送り裁断方法であって、シート材
のシート材送り裁断時は、裁断エリア上にあるセグメン
トの裁断を行った後、次セグメントを裁断エリアに搬送
する際、残りのマーキングエリアが前記裁断エリアの裁
断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定し、前
記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開
始点からの裁断可能長を越える場合には、次セグメント
のシート材送り裁断指定点が前記裁断開始点に達するま
でシート材を搬送させて裁断を行うように制御し、前記
判定手段により残りのマーキングエリアが裁断エリア上
の裁断可能長を越えないと判定されるまで同様の制御を
繰り返し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリ
ア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと判定し
た場合には、マーキングエリアの終端部に対応するシー
ト材が裁断エリア上に載るまで搬送し、シート材を裁断
を行うことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に従えば、シート材のシート材送り裁断
を行う時は、裁断エリア上にあるセグメントの裁断を行
った後、次セグメントを裁断エリアに搬送する際、残り
のマーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの
裁断可能長を越えるか否かを判定する。残りのマーキン
グエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長
を越える場合には、次セグメントのシート材送り裁断指
定点が裁断開始点に達するまで搬送手段を駆動させてか
ら裁断を行うように制御する。この制御は残りのマーキ
ングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能
長を越えないと判定するまで繰り返し、残りのマーキン
グエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長
を越えないと判定した場合には、マーキングエリアの終
端部が裁断エリア上に載るまで搬送手段を駆動させて裁
断するように制御を行う。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面を基に説明をする。
図1は裁断機1の外観を示した斜視図である。裁断機1
の裁断テーブル2上には、裁断キャリッジ3が設けられ
る。裁断キャリッジ3は、裁断テーブル2上を長手方向
に移動可能であり、裁断キャリッジ3にはシート材4を
裁断するためのカッタを備える裁断ヘッド5が裁断キャ
リッジ3上を移動可能に設けられる。裁断テーブル2は
表面に複数の剛毛ブラシ6を有するコンベア駆動方式に
構成される。シート材4が裁断データ7に基づいて裁断
される。シート材4の表面には、シートロール8から繰
り出されたポリエチレンなどの非通気性被覆シート9が
被覆される。非通気性被覆シート9もシート材4と共に
裁断ヘッド5により裁断される。裁断により非通気性被
覆シート9の非通気性がなくなるので、裁断後は非通気
性被覆シート10によって再び被覆される。非通気性被
覆シート10は、裁断キャリッジ3に設けられるシート
ロール11と裁断テーブル2の前端に設けられるスタン
ド12との間に広げられる。
【0016】通常、裁断機1のシート材搬入側には図示
しない延反機が設置される。延反機は延反テーブル上
に、延反すべきシート材4を繰り出して広げ、所望の長
さでシート材4を積層する。シート材4は長いほど効率
的な延反及び裁断機1による裁断を行うことができる。
シート材4は、より大きな面積を有する下敷きシート1
3上に配置される。下敷きシート13は、例えば一定間
隔で通気孔があけられたクラフト紙などが用いられる。
下敷きシート13を使用するのは、延反されたシート材
4を裁断機1により裁断する際、裁断機1の裁断テーブ
ル2表面を形成する剛毛ブラシ6がシート材4に突き刺
さることを防ぐためである。
【0017】図2は、図1に示した裁断機1の裁断テー
ブル2の上面図である。裁断テーブル2上の斜線部が裁
断エリア(C)である。図示しない延反機により積層さ
れたシート材4は、裁断テーブル2のシート材搬入側よ
り搬入され、裁断エリア(C)内で裁断される。
【0018】図3は、本発明の一実施例の概略的な電気
的構成を示したものである。入力手段14には、CAD
装置などにより作成されたマーキングエリアLAを含む
裁断データ7が入力される。記憶手段15は、入力手段
14により入力された裁断データ7を記憶する。裁断制
御手段16は、裁断機1に設けられるコンベアなどの搬
送手段17、カッタを備える裁断手段18を制御する。
判定手段19は、マーキングエリアLAが裁断エリア
(C)上の裁断開始点20からの裁断可能長より長いか
否かの判定を行う。記憶手段15,判定手段19,裁断
制御手段16は、裁断機1のコントローラ23内に設け
られる。
【0019】図4は、裁断機1による裁断動作の流れを
示したものである。図5は本発明である裁断機1による
シート材送り裁断方法を工程別に示した延反機と裁断機
1とピックアップテーブルを連続して配置したシステム
の上面概略図である。前記システムの上面概略図は全体
として主に延反機の延反テーブルからなる搬入エリア
(S)、裁断テーブル2上の裁断エリア(C)、そして
主にピックアップテーブルからなる搬出エリア(P)に
大きく分けている。搬入されるシート材4のマーキング
エリアLAは3つのセグメント(S1〜S3)に分割さ
れ、セグメントS3は、他のセグメント(S1,S2)
に比べて長さが短いものとする。
【0020】ステップa1では、延反機により所望の長
さで積層したシート材4がシート材搬入側から裁断テー
ブル2上の裁断エリア(C)へとコンベアを駆動させる
ことにより搬入が行われる。この時の状態は図5(a)
に示す通りである。
【0021】ステップa2では、裁断テーブル2上に搬
入されたシート材4に対して裁断開始点20が指定され
る。裁断開始点20の指定は、裁断開始点20とされる
位置に裁断ヘッド5を移動し、裁断ヘッド5内に内蔵さ
れるレーザ装置からのレーザビームをシート材4表面に
照射し、レーザビームの照射された位置が裁断開始点2
0として適当であるか否かを判断して行われる。ステッ
プa2の作業は一般にティーチング作業と呼ばれ、自動
あるいは作業者を有して行われる。裁断開始点20が指
定されるシート材4の初めのセグメントを第1セグメン
トS1と呼ぶことにする。第1セグメントS1で指定さ
れた裁断エリア(C)上の裁断開始点20は、用尺の裁
断が終了するまで記憶される。
【0022】ステップa3では、マーキングエリアLA
が裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの裁断可能
長より長いか否かを判定する。マーキングエリアLAが
裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの裁断可能長
より長いときはシート材送り裁断を行い、マーキングエ
リアLAが裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの
裁断可能長より短いときは通常裁断を行う。本実施例の
シート材の場合、セグメント(S1〜S3)からなるマ
ーキングエリアLAは裁断エリア(C)の長さより長い
ためシート材送り裁断が行われる。
【0023】ステップa3でシート材送り裁断をすると
判定されたときには、ステップa4に進み第1セグメン
トS1に対して、CAD装置により予め作成されたマー
キングデータを含む裁断データ7に基づいて各パーツの
裁断を行う。
【0024】次にステップa5に移り、残りのマーキン
グエリアが裁断エリア(C)上の裁断開始点20からの
裁断可能長より長いか否かの判定を行う。これは次式が
成立するか否かにより判定される。
【数1】LA−Xn≦LB−X1 ただし、LA:マーキングエリア,LB:裁断エリア
長,Xn:シート材送り裁断指定点21のX座標,X
1:裁断開始点20のX座標である。これらは裁断デー
タ7を基に判定される。シート材送り裁断指定点21は
各セグメントに対して裁断データ7作成時に指定されて
いる。
【0025】ステップa5で条件が成立しなければ、ス
テップa6で次のセグメントのシート材送り裁断指定点
21が裁断開始点20に来るまでコンベアを駆動させ、
シート材4を搬送させる。本実施例のシート材4の場
合、セグメント(S2〜S3)からなる残りのマーキン
グエリアは裁断開始点20からの裁断可能長よりも長
い。したがってシート材4は図5(b)に示す位置に搬
送される。
【0026】ステップa7では裁断データ7に基づいて
セグメント内のパーツの裁断が行われる。裁断が終了す
ればステップa5に戻され、再び残りのマーキングエリ
アが裁断開始点20からの裁断可能長より長いか否かの
判定を行われる。残りのマーキングエリアが裁断開始点
20からの裁断可能長より長ければ再びステップa6に
移るが、ステップa5の条件が成立した場合つまり残り
のマーキングエリアが裁断開始点20からの裁断可能長
より短い場合、ステップa8に進む。本実施例のシート
材4の場合、セグメントS3からなる残りのマーキング
エリアは裁断開始点20からの裁断可能長より短いた
め、ステップa8に進むことになる。
【0027】裁断データ7には、マーキングエリアLA
の終端部としてマーキングエリア終端点22が設定され
ている。ステップa8ではマーキングエリア終端点22
に対応するシート材4が裁断テーブル2上の裁断エリア
(C)に載るまでシート材4の搬送が行われる。この時
の状態は、図5(C)に示す通りである。
【0028】そしてステップa9でマーキングデータを
含む裁断データ7に基づいてパーツの裁断が行われる。
ステップa10では、裁断テーブル2上の裁断されたシ
ート材4を裁断機1のシート材搬出側に設置したピック
アップテーブルまで搬出する。そしてステップa11に
移り裁断作業は終了となる。
【0029】ステップa3でマーキングエリアLAが裁
断開始点20からの裁断可能長より短いと判定されたと
きは、通常裁断を行うためにステップa12に移る。そ
してマーキングデータを含む裁断データ7に基づいてパ
ーツの裁断を行う。ステップa13では、裁断テーブル
2上の裁断されたシート材4を裁断機1のシート材搬出
側に設置したピックアップテーブルまで搬出を行う。そ
してステップa14に移り裁断作業は終了となる。
【0030】なお、裁断機1のシート材4の搬入側には
延反機を設けているが、これはシート材4を一時的に載
置する作業台などを設けてもいいことは言うまでもな
い。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シート材
送り裁断時、裁断エリア上のセグメントの裁断を行った
後、次セグメントを裁断エリアに搬送する際、残りのマ
ーキングエリアが裁断エリア上の裁断開始点からの裁断
可能長よりも短ければマーキングエリアの終端部が裁断
エリア上に載るまでシート材を搬送し裁断を行うため、
最終セグメント終端部から裁断エリアのシート材搬入側
方向の裁断エリア上に発生するシート材の存在しない部
分が少なくなる。したがって、裁断エリア上のシート材
の無い部分において下敷シートが裁断テーブルのブラシ
内に入り込むことによるブラシが破損を無くすことがで
き、また裁断エリア上のシート材の無い部分に供給する
非通気性被覆シート及び下敷きシートは必要最小限にと
どめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の裁断機の外観を示した斜視図である。
【図2】図1に示す裁断機の裁断テーブルの上面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図4】図1に示す裁断機による裁断動作のフローチャ
ートである。
【図5】本発明の裁断機によるシート材送り裁断方法を
工程別に示した裁断テーブルの平面図である。
【図6】従来の裁断機によるシート材送り裁断方法を工
程別に示した裁断テーブルの平面図である。
【符合の説明】
1・・・・裁断機 2・・・・裁断テーブル 4・・・・シート材 6・・・・剛毛ブラシ 7・・・・裁断データ 9,10・・・・非通気性被覆シート 13・・・下敷シート 16・・・裁断制御手段 17・・・搬送手段 18・・・裁断手段 19・・・判定手段 20・・・裁断開始点 21・・・シート送り裁断指定点 22・・・マーキングエリア終端点 LA・・・マーキングエリア LB・・・裁断エリア長

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材送り裁断が可能である裁断機にお
    いて、 裁断テーブル上の裁断エリアでシート材を裁断する裁断
    手段と、 シート材を前記裁断エリアに搬送する搬送手段と、 マーキングエリアが前記裁断エリアの裁断開始点からの
    裁断可能長を越えるか否かを判定する判定手段と、 シート材のシート材送り裁断時、裁断エリア上のセグメ
    ントの裁断を行った後、搬送手段により次セグメントを
    搬送する際、残りのマーキングエリアが前記裁断エリア
    の裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを前記判
    定手段で判定し、前記残りのマーキングエリアが前記裁
    断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越える場合
    には、次セグメントのシート材送り裁断指定点が前記裁
    断開始点に達するまで搬送手段を駆動させ、前記裁断手
    段によりシート材を裁断するように制御し、上記の制御
    を前記判定手段により残りのマーキングエリアが前記裁
    断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えないと
    判定されるまで繰り返し、前記判定手段で前記残りのマ
    ーキングエリアが前記裁断エリア上の裁断開始点からの
    裁断可能長を越えないと判定した場合には、マーキング
    エリアの終端部が裁断エリア上に載るまで搬送手段を駆
    動して裁断手段によりシート材を裁断するように制御す
    る裁断制御手段とを含むことを特徴とする裁断機。
  2. 【請求項2】シート材送り裁断が可能である裁断機のシ
    ート材送り裁断方法であって、 シート材のシート材送り裁断時、裁断エリア上にあるセ
    グメントの裁断を行った後、次セグメントを裁断エリア
    に搬送する際、残りのマーキングエリアが前記裁断エリ
    アの裁断開始点からの裁断可能長を越えるか否かを判定
    し、前記残りのマーキングエリアが前記裁断エリア上の
    裁断開始点からの裁断可能長を越える場合には、次セグ
    メントのシート材送り裁断指定点が前記裁断開始点に達
    するまでシート材を搬送させて裁断を行うように制御
    し、前記判定手段により残りのマーキングエリアが裁断
    エリア上の裁断可能長を越えないと判定されるまで同様
    の制御を繰り返し、前記残りのマーキングエリアが前記
    裁断エリア上の裁断開始点からの裁断可能長を越えない
    と判定した場合には、マーキングエリアの終端部に対応
    するシート材が裁断エリア上に載るまで搬送し、シート
    材の裁断を行うことを特徴とする裁断機におけるシート
    材送り裁断方法。
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