JPH07311337A - 光情報記録再生装置 - Google Patents

光情報記録再生装置

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JPH07311337A
JPH07311337A JP6161015A JP16101594A JPH07311337A JP H07311337 A JPH07311337 A JP H07311337A JP 6161015 A JP6161015 A JP 6161015A JP 16101594 A JP16101594 A JP 16101594A JP H07311337 A JPH07311337 A JP H07311337A
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JP
Japan
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lens
chromatic aberration
information recording
objective lens
collimator lens
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JP6161015A
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English (en)
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Koichi Maruyama
晃一 丸山
Junji Kamikubo
淳二 上窪
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光源と;このレーザ光源の発散光を平
行光とする正のパワーを持つコリメートレンズと;この
コリメートレンズから出た平行光を、情報記録媒体の情
報記録面に集光させる対物レンズと;を備えた光情報記
録再生装置において、色収差補正を簡単に行なうことが
できる光学系を得ること。 【構成】 コリメートレンズを単レンズから構成し、対
物レンズに、このコリメートレンズとの合成色収差が打
ち消されるように、波長の増大につれて焦点距離が短く
なるように色収差補正を施した光情報記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、光学的に情報を記録再生する装
置に関し、特にその光学系の色収差補正に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】光記録再生光学系は、レ
ーザ光源からの発散光を、正のパワーを持つコリメート
レンズにより平行光とし、この平行光を対物レンズによ
り記録ディスクの情報記録面に集光させる基本構成を有
する。情報記録面での反射光は、再び対物レンズを通過
した後、光束分離手段を介して入射系と分離され受光素
子に入射する。受光素子は、入射反射光からフォーカス
エラー信号、トラッキングエラー信号、データ信号等を
検出する。通常、レーザ光源としては変調が容易でコス
トの安い半導体レーザが使われている。しかし、半導体
レーザには出力パワーを変化させるとモードホップ現象
によってその発振波長が変化するという特性があり、記
録動作時と読出動作時でパワーを変化させると、発振波
長が変化してしまう。
【0003】このため、発振波長が変化しても情報記録
面でのフォーカスずれが生じないように、色収差補正を
施す必要がある。このため従来、コリメートレンズと対
物レンズの双方に色補正を施していた。しかし、双方に
色補正を施すのはコストが高く、かつレンズが大型化す
る。
【0004】特開昭62−269922号公報は、対物
レンズを単レンズとして軽量化し、対物レンズで発生す
る色収差をコリメートレンズで補正するという着想を提
案している。しかし、この種の光学系では、対物レンズ
のパワーはコリメートレンズのそれの3倍程度あり、コ
リメートレンズ部で対物レンズの色収差補正をさせよう
とすると、コリメートレンズの僅かな光軸の傾きやシフ
トが、大きい倍率色収差を生じさせ、波長変動があった
とき、記録面でのスポットの位置ずれが生じるという問
題がある。このため、コリメートレンズの位置調整作業
が困難になる。
【0005】また、コリメートレンズ射出後の光束が大
きな色収差を持っているとコリメートレンズと対物レン
ズの間に、入射光路と情報記録面からの反射光を分離す
る分離素子を配設し、分離された光束を集光レンズを介
して受光素子に導く光学系では、コリメートレンズ射出
後の光束が大きな色収差を持っていると、集光レンズを
単レンズで構成した場合には波長変動によってフォーカ
シングエラー信号自体が変動し、逆に集光レンズをデフ
ォーカス状態に制御してしまうという欠点がある。この
欠点を除くためには、集光レンズにも、コリメートレン
ズと同様の過剰な色収差補正を施さなければならず、コ
ストが高い。
【0006】
【発明の目的】本発明は、従来装置についての以上の問
題意識に基づき、光情報記録再生装置の色収差を簡単な
構成で除去することができ、コリメートレンズの光軸の
傾きやシフトが情報記録面での大きなスポットの位置ず
れにつながらず、また、コリメートレンズと対物レンズ
の間に、入射光路と情報記録面からの反射光路を分離す
る分離素子を配設し分離された光束を集光レンズで受光
素子に入射させる場合においても、集光レンズに色補正
を施す必要のない光情報記録再生装置を得ることを目的
とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は、コリメートレンズと対物レン
ズのうちの対物レンズ側で色収差補正を行なうと、以上
の目的を達成できることを見出して完成されたもので、
レーザ光源と;このレーザ光源の発散光を平行光とする
正のパワーを持つコリメートレンズと;このコリメート
レンズから出た平行光を、情報記録媒体の情報記録面に
集光させる対物レンズと;を備えた光情報記録再生装置
において、コリメートレンズは単レンズからなっている
こと、及び、対物レンズは、このコリメートレンズとの
合成色収差が打ち消されるように、該対物レンズ系単独
で、波長の増大につれてバックフォーカスが短くなるよ
うに色収差補正されていること;を特徴としている。
【0008】コリメートレンズと対物レンズの間に、情
報記録面からの反射光を入射光路と分離する分離素子を
配設し、この分離光路上に、反射光を受光素子上に結像
する集光レンズを設ける場合には、この集光レンズを色
収差が残存する単レンズから構成することができる。
【0009】コリメートレンズと集光レンズは、その焦
点距離とアッベ数をそれぞれf1とν1、f3とν3と
したとき、 (1)f1<f3 (2)ν1>ν3 の関係を満足することが望ましい。
【0010】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明による光情報記録再生装置の実
施例及び原理を説明する図である。半導体レーザ10か
ら出射されたレーザ光は、コリメートレンズ11によっ
て平行光とされ、ビームスプリッタ(分離素子)15を
透過し、対物レンズ12で結像されて、光ディスク14
の裏面の情報記録面15aに結像する。情報記録面14
aで反射した反射光は、再び対物レンズ12で屈折作用
を受け、ビームスプリッタ15の反射面15aで反射し
て集光レンズ13に至り、集光レンズ13で集光されて
フォーカスエラー検出用受光素子16に入射する。デー
タ信号、トラッキングエラー信号は、図示しない光束分
割手段により別途設けた光学系中の受光素子で検出され
ることが多いが、受光素子16で検出系を兼ねる場合も
ある。受光素子からの電気信号は図示しない演算手段で
演算され、フォーカスエラー信号が生成される。フォー
カスエラー信号により、対物レンズ12の駆動系にサー
ボをかけ、フォーカスエラーのない状態でのデータ信号
が検出される。以上の基本光学系、対物レンズ12のサ
ーボ機構、受光素子16の具体例等は周知である。
【0011】いま、コリメートレンズ11、対物レンズ
12、集光レンズ13の焦点距離とアッベ数をそれぞ
れ、f1とν1、f2とν2、f3とν3とする。コリ
メートレンズ11と対物レンズ12の間が平行光である
とすると、結像倍率mは、m=f2/f1で与えられ
る。コリメートレンズ11の射出側から平行光を逆に入
射させた場合の軸上色収差によるピントずれがΔである
とすると、対物レンズ12に色収差がなければ、対物レ
ンズの結像点のピントずれ量は、ほぼΔm2 になる。単
レンズの軸上色収差は、およそレンズの焦点距離に比例
しアッベ数に反比例するから、これを式で表わすと、次
のようになる。コリメートレンズ11と対物レンズ12
の色収差は、比例定数をαとして、それぞれ、αf1/
ν1、αf2/ν2で与えられる。光束が対物レンズ1
2を射出するとき、コリメートレンズ11の軸上色収差
が与える色収差は、 α(f1/ν1)×m2 =α(f1/ν1)×(f2/f1)2 =α(f2)2 /(ν1×f1) となる。この色収差を、対物レンズ12の色収差(=α
f2/ν2)で打ち消すためには、 αf2/ν2=−α(f2)2 /(ν1×f1) より f1ν1=−f2ν2 を満足すればよい。
【0012】コリメートレンズ11と対物レンズ12は
ともに正レンズであるので、この式は、両者ともにアッ
ベ数が無限大相当(色収差補正状態)か、あるいはどち
らか一方のアッベ数が負の状態に相当する場合(過剰色
収差補正状態)で色収差を打ち消し合わせたときに、光
ディスク14の情報記録面14a上での波長変動による
ピントずれが発生しなくなる。
【0013】本発明は、波長変動に起因するフォーカス
ズレをなくすために、以上の光学系において、コリメー
トレンズ11を単レンズから構成したこと;及び、対物
レンズ12に、単レンズからなるコリメートレンズ11
との合成色収差が打ち消されるように、波長の増大につ
れて単独でのバックフォーカスが短くなるように色収差
補正を施したこと;を特徴としている。この構成による
利点を説明する。
【0014】対物レンズ12を射出後の光束が、光ディ
スク14の情報記録面14a上へピントずれなく集光し
反射して戻るとすると、対物レンズ12から集光レンズ
13に戻る光束は、コリメートレンズ11から対物レン
ズ12に向かった光束の経路を逆に進む。コリメートレ
ンズ11が半導体レーザ10の基準波長で平行光を射出
するように調整してあるとき、半導体レーザ10の発振
光束が波長が長くなる方向に変動すると、コリメートレ
ンズ11からの射出光束はゆるい発散光となる。本発明
は、対物レンズ12の色収差補正を過剰にすることで、
この発散光を集束させ、光ディスク14の情報記録面1
4a上への結像点が変化しないようにしたものである。
【0015】図2は、コリメートレンズ11による色収
差と、対物レンズ12による過剰な色収差補正を模式的
に示すものである。単レンズからなるコリメートレンズ
11は、波長が基準波長より長くなると焦点距離が長く
なり、対物レンズ射出後のバックフォーカスfB への寄
与は、基準波長のときのfB を0として、波長が基準波
長より長くなるとfB を長くし、短くなるとfB を短く
する。このコリメートレンズ11との合成色収差をなく
すために、対物レンズ12は、波長が長くなるとバック
フォーカスが短くなるように、過剰な色収差補正を施す
のである。
【0016】一方、対物レンズ12がこのように過剰に
補正された色収差を持っていても、光ディスク14の情
報記録面14a上でピントずれがない限り、フォーカス
エラー信号に影響が出ないようにしなければならない。
集光レンズ13は、対物レンズ12との合成光学系で色
収差が補正される必要があるが、対物レンズ12が前述
のように過剰に補正された色収差を持つため、集光レン
ズ13もコリメートレンズ11と同様に、色収差が残存
する単レンズから構成できる。対物レンズ12はコリメ
ートレンズ11に合わせて色収差を設定してあるため、
集光レンズ13の色収差はコリメートレンズとの関係で
議論できる。
【0017】集光レンズ13が対物レンズ12との合成
光学系により、情報記録面14a上にフォーカシング用
のスポットを形成するとすると、集光レンズ13を射出
するときの光束に、コリメートレンズ11の軸上色収差
が与える色収差は、 −α(f1/ν1)×m2 =−α(f1/ν1)×(f3/f1)2 =α(f3)2 /(ν1×f1) である。この色収差を、集光レンズ13の色収差で打ち
消すためには、 αf3/ν3=α(f3)2 /(ν1×f1) より f1ν1=f3ν3 を満足すればよい。
【0018】よって、コリメートレンズ11と集光レン
ズ13は、ともに単レンズから構成するとき、 f1ν1=f3ν3(=−f2ν2) の関係を満足するように、焦点距離とアッベ数を選択す
れば、光ディスク14の情報記録面14a上でピントが
合っているにも拘らず、フォーカスエラー信号が変動す
ること、及び、その結果、逆に対物レンズ12をそのサ
ーボ系によりデフォーカス状態に制御してしまうことを
防ぐことができる。すなわち、フォーカシング検出系が
色収差によって誤ったフォーカシング動作を行なうこと
がない。一般に、光検出器の構成を容易にするために、
集光レンズ13のf3は、コリメートレンズ11のf1
より長くすることが多く(f3>f1)、このため、ν
3とν1の関係は、ν1>ν3とすることにより、この
条件を満足させることができる。ただし、上記の式は、
薄肉レンズとしての近似式である。実際の対物レンズの
ようにレンズ厚が厚い場合には、上記式が厳密に成立す
る訳ではない。
【0019】特開昭62−269922号公報は、対物
レンズ12を色収差の残る単レンズから構成し、コリメ
ートレンズ11に、対物レンズ12との合成色収差が打
ち消されるように、過剰に色収差補正を施した光学系に
相当する。しかし、この光学系では、対物レンズ12と
集光レンズ13の合成光学系で色収差が補正されるよう
に、集光レンズ13に過剰な色収差補正を施さなけれ
ば、光ディスク14の情報記録面14a上でピントが合
っているにも拘らず、フォーカスエラー信号が変動する
ことになる。すなわち、特開昭62−269922号公
報では、コリメートレンズ11と集光レンズ13の双方
に過剰色収差補正を施す必要があるのに対し、本発明に
よれば、過剰色収差補正を施すのは対物レンズ12のみ
でよく、コストを低減することができる。
【0020】また、分離素子を半導体レーザ10とコリ
メートレンズ11との間に配設する場合においても、コ
リメートレンズ11で過剰な色補正をしておくと、波長
変動があったときコリメートレンズの僅かな光軸の傾き
やシフトが、大きい倍率色収差を生じさせ、その結果、
記録面でのスポットの位置ずれが生じる。これに対し、
本願発明のように対物レンズ12で過剰な色収差補正を
施すと、このような問題がない。つまり、コリメートレ
ンズ11の位置調整作業が容易になる。
【0021】図1の実施例では、単レンズからなる対物
レンズ12に、図2に模式的に示すような特性の過剰な
色収差補正を与えるため、そのレンズ面に、ステップ状
の同心状の多数の微小段差を有する回折レンズ面12a
を設け、回折効果によって色収差を補正する例を示して
いる。この回折型色収差補正単レンズ12Dは、本出願
人が特願平4−340562号で提案しているもので、
回折レンズ面12aは、図3に示すように、円形の中心
入射面ccの外側に、順次多数の輪帯状入射面rcが設
けられている。中心入射面ccと輪帯状入射面rc、及
び隣り合う輪帯状入射面rcの光軸方向の段差tは、基
準波長の光に対しては、各面で入射した光に位相差を与
えることがなく、一方、基準波長からずれた光に対して
は、その波長のずれに応じた位相差を与えて、発散性あ
るいは収束性を持たせる作用を持つ。すなわち、基準波
長より波長の短い光に対しては、図2に従い、波長が短
くなるに従ってより大きい発散性を与え、逆に基準波長
より波長の長い光に対しては、波長が長くなるに従って
より大きい収束性を与える。この作用を得るため、各輪
帯状入射面は、光軸Oからの距離が大きくなるに従って
レンズ厚が厚くなる方向に離散的にシフトされている。
【0022】具体的には、対物レンズ12を構成する硝
材の屈折率をn、1輪帯ごとの光軸方向へのシフト量
(段差)をt、基準波長をλとしたとき、 0.8≦t(n−1)/λ≦10 を満足することが好ましい。
【0023】さらに、輪帯のピッチは、光軸からの高さ
(距離)の2乗にほぼ反比例させて離散的にシフトさせ
ることができる。
【0024】対物レンズ12の色収差補正を過剰にする
には、以上の回折レンズによる他、対物レンズとは離れ
た位置に、回折色収差補正素子等の分離型過剰色収差補
正素子を配設し、あるいは分離型接合レンズ型色収差補
正素子を用いることができる。勿論、ガラスの組み合わ
せレンズで過剰に色収差を補正することも可能である
が、対物レンズの重量が増え過ぎ、光学系の小型化が困
難になるため、好ましくない。なお、半導体レーザ10
は、温度変化によって、30nm程度発振波長変化を起
こすので、この程度の波長変動を考慮した波長帯域で、
設計することが望ましい。
【0025】以下具体的な数値実施例について本発明を
説明する。以下の実施例1ないし4はいずれも、半導体
レーザ10の発振基準波長は780nm、コリメートレ
ンズ11の前方、半導体レーザ10との間には、平行平
面板からなるカバーガラス11cが挿入されている。表
中、f は焦点距離、ri はレンズ各面の曲率半径、di
はレンズ厚もしくはレンズ間隔、Nはd線の屈折率、ν
はd線のアッベ数を示す。コリメートレンズ11と対物
レンズ12(回折型色収差補正単レンズ12D)の間に
は、ミラー17が位置している。この種の光情報記録再
生装置は、ミラー17と対物レンズ12(回折型色収差
補正単レンズ12D)が、光ディスク14の径方向に移
動するキャリッジに搭載される。
【0026】[実施例1]対物レンズ12として、回折
型色収差補正単レンズ12Dを用いた実施例である。回
折レンズ面12aの面形状は、回折レンズ面12aと光
軸Oとの交点を原点とし、光軸をX軸とする直交座標系
において、原点を含むYZ平面と、輪帯の第mステップ
(m=0,1,2・・・、光軸上:0)上の点との距離
をΔX(m)とすると、 ΔX(m)=t×m+X(m) で表わされる。ここで、tは、隣り合う輪帯の段の高
さ、X(m)は、非球面形状を表わす式 X=cH2/{1+[1-(1+K)c2H2]1/2}+A4H4+A6H6+A8H8+・・・ において、r及び非球面係数Aiがmに依存するような
量とする。
【0027】この実施例の各レンズのデータを表1ない
し表3に示す。
【表1】コリメートレンズ11のデータ(カバーガラス
11cを含む) f=8.00mm 半導体レーザ10の発光点から3面迄の距離;7.00
mm 面 No. r d N ν 1 ∞ 0.25 1.51072 64.1(カハ゛ーカ゛ラス) 2 ∞ - - 3* 13.337 2.00 1.43107 95.0 4* -4.441 - - *は非球面 NO.3 : K=0.0、 A4=0.0 、A6=0.77473×10-6、A8=0.978
34×10-7、A10=0.0 NO.4 : K=-0.7840、 A4=0.26953 ×10-5、A6=0.54087×
10-6、A8=0.41566×10-7 A10=0.93681 ×10-8
【0028】
【表2】回折型色収差補正単レンズ12Dのデータ f=3.00mm 面 No. r d N ν 1** - 1.50 1.51072 64.1 2* -6.262 1.42 - - 3 ∞ 1.2 1.57346 -(光テ゛ィスクの 記録面保護層) 4 ∞ - - - **は回折レンズ面 回折レンズ面の面形状データ Δt=-0.00153 r(m)=1.864+0.00052×m K=-0.550 A4=0.585707 ×10-5 A6(m)=(7.89966-0.0350 ×m)×10-5 A8=0.603374 ×10-6 A10(m)=(-4.60775+0.0104 ×m)×10-5 *は非球面 NO.2 : K=0.0、 A4=0.16787×10-3、A6=-0.29578 ×10
-4、A8=0.12030×10-5 A10=0.27705×10-5
【0029】
【表3】集光レンズ13のデータ f=20.88mm 面 No. r d N ν 1 14.095 2.00 1.67496 31.1 2 ∞ - −
【0030】図5の曲線Aは、実施例1における、コリ
メートレンズ11と回折型色収差補正単レンズ12Dの
トータルな情報記録面14a上の軸上色収差を示し、同
Bは、コリメートレンズ11、対物レンズ12及び集光
レンズ13の残留色収差を、情報記録面14aで反射し
て集光レンズ13を射出したときのフォーカスエラー信
号に換算した軸上色収差を示している。このように、基
準波長780nmからの波長変動があった場合にも、軸
上色収差及びフォーカスエラー信号の変動は非常に小さ
く抑えられている。一方、図6のB’は、実施例の集光
レンズ13を、同一のf、同一のnであって、νが大き
い(ν=55.5)レンズに置き換えた場合のBに対応
する軸上色収差をさらに示している。このように、集光
レンズ13とコリメートレンズ11のνの大小関係を変
えると、このように、ピントが合っているにも拘らず、
フォーカスエラー信号が変動するという状態が生じるた
め、好ましくない。
【0031】[実施例2]実施例1と同様に、対物レン
ズ12として、回折型色収差補正単レンズ12Dを用い
た実施例である。図8は実施例2における図5に対応す
る軸上色収差図である。表4ないし6に各レンズのデー
タを示す。
【0032】
【表4】コリメートレンズ11のデータ(カバーガラス
11cを含む) f=9.00mm 半導体レーザ10の発光点から3面迄の距離;7.83
mm 面 No. r d N ν 1 ∞ 0.25 1.51072 64.1(カハ゛ーカ゛ラス) 2 ∞ - - 3* 21.884 2.25 1.48617 57.4 4* -5.285 - - *は非球面 NO.3 : K=0.0、 A4=0.0 、A6=0.45610×10-6、A8=-0.94
040 ×10-8、A10=0.0 NO.4 : K=-0.5900、 A4=0.22838 ×10-5、A6=0.25090×
10-6、A8=0.11297×10-7 A10=0.0
【0033】
【表5】回折型色収差補正単レンズ12Dのデータ f=3.00mm 面 No. r d ν 1** - 1.80 1.66089 55.4 2* -14.063 1.26 - - 3 ∞ 1.2 1.57346 -( 光テ゛ィスクの 記録面保護層) 4 ∞ - - - **は回折レンズ面 回折レンズ面の面形状データ △t=-0.00118 r(m)=2.191+0.00047×m K=-0.588 A4=0.14279×10-4、 A6(m)=(5.9575 -0.0481 ×m)×10-5 A8=0.150424 ×10-6 A10(m)=(-3.0485 +0.0081 ×m)×10-5 *は非球面 NO.2 : K=0.0、 A4=0.88505×10-4、A6=-0.17184 ×10
-4、A8=-0.39958 ×10-5 A10=0.12653 ×10-5
【0034】
【表6】集光レンズ13のデータ f=16.36mm 面 No. r d N ν 1 11.200 2.00 1.68443 30.1 2 ∞
【0035】[実施例3]この実施例は、対物レンズ1
2としては色収差補正がされない単レンズを用い、ビー
ムスプリッタ15とミラー17の間に、分離型回折色補
正素子18を挿入したものである。対物レンズ12と分
離型回折色補正素子18が、コリメートレンズ11で発
生する色収差を過剰に補正する。別言すると、分離型回
折色補正素子18は、コリメートレンズ11と対物レン
ズ12で発生する色収差を補正する。分離型回折色補正
素子18は、回折型色収差補正単レンズ12Dの回折レ
ンズ面12aの輪帯曲面を平面に置き換えた素子に相当
する。すなわち、基準波長の光に対しては、各輪帯面で
入射した光に位相差を与えることがなく、一方、基準波
長より波長の短い光に対しては、波長が短くなるに従っ
てより大きい発散性を与え、逆に基準波長より波長の長
い光に対しては、波長が長くなるに従ってより大きい収
束性を与える。図10は、実施例3における図5、図8
に対応する軸上色収差図である。この実施例の各レンズ
及び素子のデータを表7ないし10に示す。
【0036】
【表7】コリメートレンズ11のデータ(カバーガラス
11cを含む) f=11.00mm 半導体レーザ10の発光点から3面迄の距離;9.53
mm 面 No. r d N ν 1 ∞ 0.25 1.51072 64.1(カハ゛ーカ゛ラス) 2 ∞ - - 3* 32.851 2.75 1.51072 64.1 4* -6.585 - - *は非球面 NO.3 : K=0.0、 A4=0.0 、A6=0.12110×10-6、A8=-0.20
102 ×10-8、A10=0.0 NO.4 : K=-0.5300、 A4=0.12223 ×10-5、A6=0.70623×
10-7、A8=0.16748×10-8 A10=0.0
【0037】
【表8】分離型回折型色収差補正素子18のデータ 面 No. r d N ν 1** ∞ 1.00 1.51072 64.1 2 ∞ **は回折面 回折面の面形状データ △t=-0.00153、
【0038】
【表9】対物レンズ12のデータ f=3.00mm 面 No. r d N ν 1* 2.094 1.80 1.61139 63.4 2* -9.959 1.26 - - 3 ∞ 1.20 1.57346 -( 光テ゛ィスクの 記録面保護層) 4 ∞ - - - *は非球面 NO.1 : K=-0.642、 A4=0.22410×10-4、A6=0.16361×10
-5、A8=0.32969×10-6、A10=-0.30072×10-6 NO.2 : K=0.0、 A4=0.12012 ×10-3、A6=-0.23399 ×10
-4、A8=-0.19418 ×10-5 A10=0.93423 ×10-6
【0039】
【表10】集光レンズ13のデータ f=23.23mm 面 No. r d N ν 1 18.250 2.00 1.79117 39.6 2 ∞
【0040】[実施例4]この実施例は、対物レンズ1
2としては色収差補正がされない単レンズを用い、ビー
ムスプリッタ15とミラー17の間に、分離型接合レン
ズ型色補正素子19を挿入したものである。分離型接合
レンズ型色補正素子19は、負レンズ19a、正レンズ
19b、及び負レンズ19cを接合した素子であり、分
離型回折色補正素子18と同様の過剰な色収差補正作用
を営む。図12は、実施例4における図5、図8、図1
0に対応する軸上色収差図である。この実施例の各レン
ズ及び素子のデータを表11ないし14に示す。
【0041】
【表11】コリメートレンズ11のデータ(カバーガラ
ス11cを含む) f=8.00mm 半導体レーザ10の発光点から3面迄の距離;7.00
mm 面 No. r d N ν 1 ∞ 0.25 1.51072 64.1(カハ゛ーカ゛ラス) 2 ∞ - - 3* 13.337 2.00 1.43107 95.0 4* -4.441 - - *は非球面 NO.3 : K=0.0、 A4=0.0 、A6=0.77473×10-6、A8=0.978
34×10-7、A10=0.0 NO.4 : K=-0.7840、 A4=0.26953 ×10-5、A6=0.54087×
10-6、A8=0.41566×10-7 A10=0.93681 ×10-8
【0042】
【表12】分離型接合レンズ型色補正素子19のデータ 面 No. r d N ν 1 ∞ 0.80 1.73166 25.1 2 4.095 2.00 1.73145 52.7 3 -4.095 0.80 1.73166 25.1 4 ∞
【0043】
【表13】対物レンズ12のデータ f=3.00mm 面 No. r d N ν 1* 1.864 1.50 1.51072 64.1 2* -6.262 1.42 - - 3 ∞ 1.20 1.57346 -(光テ゛ィスクの 記録面保護層) 4 ∞ - - - *は非球面 NO.1 : K=-0.550、 A4=0.58571×10-5、A6=0.78997×10
-6、A8=0.60337×10-6、A10=-0.46078×10-6 NO.2 : K=0.0、 A4=0.16787 ×10-3、A6=-0.29578 ×10
-4、A8=0.12030×10-5 A10=0.27705 ×10-5
【0044】
【表14】集光レンズ13のデータ f=20.88mm 面 No. r d N ν 1 14.095 2.00 1.67496 31.1 2 ∞
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光情報記
録再生装置の色収差を簡単な構成で除去することがで
き、コリメートレンズの光軸の傾きやシフトが情報記録
面での大きなスポットの位置ずれにつながらず、また、
コリメートレンズと対物レンズの間に、入射光路と情報
記録面からの反射光路を分離する分離素子を配設し分離
された光束を集光レンズで受光素子に入射させる場合に
おいても、集光レンズに色補正を施す必要のない光情報
記録再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光情報記録再生装置の原理及び実
施例を示す光学系の模式図である。
【図2】同コリメートレンズの色収差と、対物レンズの
色収差補正の関係を示すグラフ図である。
【図3】回折型の色収差補正単レンズの模式拡大断面図
である。
【図4】本発明による光情報記録再生装置の具体的な光
学系の第1の実施例を示す光学構成図である。
【図5】図4の光学系の光ディスク上での軸上色収差
と、集光レンズを射出した光束の残留色収差をフォーカ
スエラー信号に換算した軸上色収差を示すグラフ図であ
る。
【図6】同集光レンズとして異なるアッベ数のレンズを
用いた場合に、集光レンズを射出した光束の残留色収差
をフォーカスエラー信号に換算した軸上色収差を示すグ
ラフ図である。
【図7】本発明による光情報記録再生装置の具体的な光
学系の第2の実施例を示す光学構成図である。
【図8】図7の光学系の軸上色収差を示す図5に対応す
るグラフ図である。
【図9】本発明による光情報記録再生装置の具体的な光
学系の第3の実施例を示す光学構成図である。
【図10】図9の光学系の軸上色収差を示す図5に対応
するグラフ図である。
【図11】本発明による光情報記録再生装置の具体的な
光学系の第4の実施例を示す光学構成図である。
【図12】図11の光学系の軸上色収差を示す図5に対
応するグラフ図である。
【符号の説明】
10 半導体レーザ 11 コリメートレンズ 12 対物レンズ 12D 回折型色収差補正単レンズ 13 集光レンズ 14 光ディスク 14a 情報記録面 15 ビームスプリッタ(分離素子) 16 受光素子 18 分離型回折色補正素子 19 分離型接合レンズ型色補正素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源と;このレーザ光源の発散光
    を平行光とする正のパワーを持つコリメートレンズと;
    このコリメートレンズから出た平行光を、情報記録媒体
    の情報記録面に集光させる対物レンズと;を備えた光情
    報記録再生装置において、 上記コリメートレンズは単レンズからなっていること、
    及び、 上記対物レンズは、単レンズからなる上記コリメートレ
    ンズとの合成色収差が打ち消されるように、該対物レン
    ズ系単独で、波長の増大につれてバックフォーカスが短
    くなるように色収差補正されていること;を特徴とする
    光情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、コリメートレンズと
    対物レンズの間には、情報記録面への入射光路と情報記
    録面からの反射光路とを分離する分離素子が配設され、
    この分離光路上に、反射光を受光素子上に結像する、単
    レンズからなる集光レンズが設けられている光情報記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、対物レンズ
    は、少なくとも一面が、光軸から離れるに従ってレンズ
    厚が厚くなる方向へ離散的にシフトする輪帯として階段
    状に形成された回折レンズ面からなる単レンズからなっ
    ている光情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、コリメート
    レンズの焦点距離とアッベ数をそれぞれf1とν1、集
    光レンズの焦点距離とアッベ数をそれぞれf3とν3と
    したとき、 (1)f1<f3 (2)ν1>ν3 を満足する光情報記録再生装置。
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