JPH07310524A - ディーゼルパティキュレート捕集量検出装置 - Google Patents

ディーゼルパティキュレート捕集量検出装置

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JPH07310524A
JPH07310524A JP6099657A JP9965794A JPH07310524A JP H07310524 A JPH07310524 A JP H07310524A JP 6099657 A JP6099657 A JP 6099657A JP 9965794 A JP9965794 A JP 9965794A JP H07310524 A JPH07310524 A JP H07310524A
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amount
filter
operating state
clogging
particulate
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JP6099657A
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Keiichi Kato
恵一 加藤
Nobushi Yasuura
信史 保浦
Hideji Yoshida
秀治 吉田
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転状態によりパティキュレートの組成成分
が異なったとしても、正確なパティキュレートの捕集量
検出が行えるようにする。 【構成】 ディーゼルエンジン1の排気路に設けられた
フィルタ6、8によりパティキュレートが捕集される。
また、排気路におけるフィルタ6、8の前後の圧力差が
圧力センサ4、5にて検出され、この検出された圧力差
に基づき、ECU3にてフィルタ6、8のパティキュレ
ート捕集量が検出される。ここで、ディーゼルエンジン
1の運転状態がエンジン回転数センサ11およびアクセ
ル開度センサ23にて検出され、この検出された運転状
態の履歴に基づき、パティキュレートの組成成分に応じ
たパティキュレート(PM)成分補正係数が算出され、
この算出されたPM成分補正係数により上記パティキュ
レート捕集量の検出が補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジンの
排気中に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタ
のパティキュレート捕集量を検出するようにしたディー
ゼルパティキュレート捕集量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DPF(ディーゼルパティキュレートフ
ィルタ)システムにおいて、DPFの割れや溶損無く、
パティキュレート(PM)の燃え残り無く、安定に再生
(捕集したPMを燃焼させDPFの目詰まりを解消)す
るためには、その燃焼物であるPMの捕集量の検出が重
要な項目である。
【0003】従来、このPM捕集量の検出には、大別し
て2種類のものが提案されている。第1には、特公平1
−23647号公報に記載されているように、運転状態
によりPMの発生量を求め、それを積算して、PM捕集
量とするようにしたもの、第2には、特開昭60−47
937号公報に記載されているように、DPF前後発生
差圧からDPFの目詰まり量を算出して、PM捕集量と
するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者のものにおいて
は、PM捕集量をある程度把握はできるものの、運転状
態によるPMの発生量が、エンジンの機差、経年変化等
で、予め定めた値からずれた場合、誤差分が積算、増幅
され、検出精度が悪化するという問題がある。後者のも
のにおいては、DPFの目詰まり量でPM捕集量を検出
するため、エンジンの機差、経年変化等によるバラツキ
は吸収できる。しかしながら、運転状態によりPMの組
成成分が異なるため、同一目詰まり量でも、PM捕集量
が異なる場合がある。PMの組成は、SOF(可溶有機
分)とドライスートから成り、更に、SOFの捕集量単
位重量当たり目詰まりに及ぼす影響は、ドライスートの
ものより大きい。従って、例えば、同一DPF目詰まり
量でも、低負荷運転の場合はSOFの割合が大きく、P
M捕集量としては小さくなり、高負荷運転の場合はドラ
イスートの割合が大きく、PM捕集量としては大きくな
る。
【0005】さらに、仮に同一PM捕集量であっても、
PM成分により、実際に燃焼する際の発熱量にも差があ
り、この点について上記の従来技術については何ら考慮
されていない。すなわち、上記先行技術のいずれも、P
M捕集量の検出およびフィルタの再生時期判定につい
て、運転状態により異なるパティキュレートの組成成分
を考慮しておらず、この点でそれらの検出、判定の精度
に問題が生じる。
【0006】本発明は上記問題に鑑みたもので、ディー
ゼルエンジンの運転状態の履歴を考慮して、精度の高い
パティキュレートの捕集量検出を行うようにすることを
第1の目的とする。また、上記と同様に運転状態の履歴
を考慮して、燃焼の際最も最終的な因子である、パティ
キュレートの発熱量でフィルタの再生時期の判定を行う
ようにすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明においては、ディーゼル
エンジンの排気路に設けられパティキュレートを捕集す
るフィルタと、前記排気路における前記フィルタの前後
の圧力差を検出するフィルタ前後差圧検出手段とを備
え、前記検出されたフィルタ前後の圧力差に基づいて、
前記フィルタのパティキュレート捕集量を検出するよう
にしたディーゼルパティキュレート捕集量検出装置にお
いて、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運
転状態検出手段と、この運転状態検出手段にて検出され
た運転状態の履歴情報に基づいて前記パティキュレート
捕集量の検出を補正する補正手段とを備えたことを特徴
としている。
【0008】請求項2に記載の発明においては、ディー
ゼルエンジンの排気路に設けられパティキュレートを捕
集するフィルタと、前記排気路における前記フィルタの
前後の圧力差を検出するフィルタ前後差圧検出手段と、
前記検出されたフィルタ前後の圧力差に基づいて前記フ
ィルタの目詰まり量を検出する目詰まり量検出手段と、
前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態
検出手段と、この運転状態検出手段にて検出された運転
状態の履歴に基づき、前記パティキュレートの組成成分
に応じた成分補正係数を算出する成分補正係数算出手段
と、前記検出されたフィルタの目詰まり量および前記算
出された成分補正係数に基づいて、前記フィルタのパテ
ィキュレート捕集量を検出する捕集量検出手段とを備え
たことを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記成分補正係数算出手段は、前記
運転状態検出手段にて検出された運転状態に基づいて目
詰まり量対捕集量換算係数を算出し、この目詰まり量対
捕集量換算係数を平均化処理して前記成分補正係数を算
出することを特徴としている。請求項4に記載の発明で
は、請求項3に記載の発明において、前記成分補正係数
算出手段は、前記運転状態検出手段にて検出された運転
状態に基づいて目詰まり量上昇速度を算出し、この目詰
まり量上昇速度を用いて前記平均化処理を行うことを特
徴としている。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明において、前記運転状態検出
手段は、前記ディーゼルエンジンの回転数と負荷を検出
するものであることを特徴としている。また、上記第2
の目的を達成するため、請求項6に記載の発明において
は、ディーゼルエンジンの排気路に設けられパティキュ
レートを捕集するフィルタと、この検出されたパティキ
ュレート捕集量に基づいて前記フィルタの再生時期を判
定するようにしたディーゼルパティキュレートフィルタ
再生時期判定装置において、前記ディーゼルエンジンの
運転状態を検出する運転状態検出手段と、この運転状態
検出手段にて検出された運転状態の履歴から発熱量換算
係数を算出する発熱量換算係数算出手段と、前記検出さ
れたパティキュレート捕集量と前記算出された発熱量換
算係数に基づき前記パティキュレートの発熱量を算出す
る発熱量算出手段とを備え、この算出された発熱量に基
づいて前記フィルタの再生時期の判定を行うことを特徴
としている。
【0011】
【発明の作用効果】請求項1乃至5に記載の発明におい
ては、 ディーゼルエンジンの排気路に設けられたフィ
ルタによりパティキュレートが捕集される。また、排気
路におけるフィルタの前後の圧力差がフィルタ前後差圧
検出手段にて検出され、この検出されたフィルタ前後の
圧力差に基づいて、フィルタのパティキュレート捕集量
が検出される。ここで、ディーゼルエンジンの運転状態
が運転状態検出手段にて検出され、この検出された運転
状態に基づいてパティキュレート捕集量の検出が補正さ
れる。
【0012】従って、運転状態によりパティキュレート
の組成成分が異なったとしても、その運転状態に応じた
補正にて、より正確なパティキュレートの捕集量検出を
行うことができる。また、請求項6に記載の発明におい
ては、運転状態検出手段にて検出された運転状態の履歴
から発熱量換算係数が算出され、さらに検出されたパテ
ィキュレート捕集量と算出された発熱量換算係数に基づ
きパティキュレートの発熱量が算出される。そして、こ
の算出された発熱量に基づいてフィルタの再生時期の判
定が行われる。
【0013】従って、燃焼の際最も最終的な因子であ
る、パティキュレートの発熱量でフィルタの再生時期の
判定を行うことができ、その際、運転状態の履歴から算
出される発熱量換算係数を用いているため、運転状態に
より異なるパティキュレートの組成成分を考慮した、よ
り精度の高いフィルタの再生時期の判定を行うことがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1に、本発明をデュアルDPFシステムに応用
した際の全体構成を示す。ディーゼルエンジン1の排気
側には、排出されるパティキュレートを捕集するための
DPF6とDPF8が、排気管(排気路)の分岐下流側
に並列に設けられており、この2つに分岐した排気管は
再び合流し、マフラ19へと接続されている。排気管の
分岐部2カ所には、排気切り替え弁13、14が配設さ
れ、捕集するDPFを選択する。図1では、DPF8側
で、排気中のパティキュレートを捕集する状態となって
いる。
【0015】DPF6、DPF8の上流側には、捕集さ
れたパティキュレートに着火するための電気ヒータ7、
9が設けられており、さらにエアポンプ(A/P)2の
吐出側が、エア制御弁15、17を介して接続されてい
る。なお、A/P2の吸入側には、A/P用エアクリー
ナ21が設けられている。DPF6、DPF8の下流側
は、エア制御弁16、18を介して、大気に解放されて
いる。エア制御弁15〜18は、再生するDPFに燃焼
用のエアを供給する流路を構成するためのものであり、
図1では、DPF6側の再生のために、A/P2からエ
ア制御弁15、DPF6、エア制御弁16、そして、大
気解放というエア流路が構成されている。
【0016】ディーゼルエンジン1の吸気側には、エア
クリーナ20、吸入空気の質量流量を測定するためのG
a センサ22が設けられている。さらに、ディーゼルエ
ンジン1には、燃料噴射のための噴射ポンプ10が装着
され、図示していないアクセルペダルにリンクされた噴
射量調整レバーの開度を検出するためのアクセル開度セ
ンサ23が配設されている。
【0017】また、DPFに発生する差圧を検出するた
めの圧力センサ4、5、エンジン回転数センサ11、排
気温度を検出するための排気温センサ12、アクセル開
度センサ23などのセンサ信号がECU3に入力され、
このECU3の演算処理に基づき、後述するように、上
記A/P2、エア制御弁15〜18、電気ヒータ7、9
が制御される。
【0018】なお、デュアルDPFシステムにおいて
は、DPF6、DPF8のいずれか一方がPMの捕集を
行っている時に他方が再生を行い、他方がPMの捕集を
行っている時に一方が再生を行うというように、捕集、
再生を交互に繰り返すように構成されている。次に、本
実施例におけるPM捕集量の算出について説明する。
【0019】特開昭60−47937号公報に記載され
ている従来のものでは、DPFの目詰まり量から、運転
状態に関係なくある一定ゲインでもって、PM捕集量に
換算していた。ところが、SOFの捕集量単位重量当た
り目詰まりに及ぼす影響は、ドライスートのものより大
きいため、運転状態により、同一目詰まり量でも、低負
荷運転の場合はSOFの割合が大きく、PM捕集量とし
ては小さくなり、高負荷運転の場合はドライスートの割
合が大きく、PM捕集量としては大きくなる。すなわ
ち、図2に示すように、目詰まり量−捕集量換算係数K
a (図2のグラフの傾き)の値が、高負荷では大きく、
低負荷では小さくなる。
【0020】そこで、本実施例では、PM組成成分が運
転状態に応じて決まる点に着目し、過去の運転状態の履
歴情報から、図2のグラフの傾きを平均化し、PM成分
補正係数Kpmとして算出し、現在のDPFの目詰まり量
Rから正しいPM捕集量Qtrapを算出するようにする。
すなわち、目詰まり量−捕集量換算係数Ka (目詰まり
量Rの単位増加量△RあたりのPM捕集量PMの増加△
PMの割合)を、△R毎に平均化したものをPM成分補
正係数Kpmとし、数1により算出される。
【0021】
【数1】
【0022】ここで、添字は演算時刻を示す。そして、
PM捕集量Qtrapを、DPF目詰まり量Rと、PM成分
補正係数KpmからQtrap=Kpm×Rと算出する。しかし
ながら、目詰まり量Rは、排気ガス流によって生じるD
PF前後差圧△Pをもとに算出するが、DPF差圧の上
昇速度は、数mmHg/分と遅いため、実際、DPF差圧セ
ンサの検出能力(分解能)から考えると、目詰まり量R
の単位増加量△Rを検出するのに分オーダーの時間が必
要になってしまう。すると、この間の運転状態の変化に
対して鈍感になってしまう。
【0023】このため、本発明の第1実施例において
は、PM成分補正係数Kpm算出の際の平均化処理を、目
詰まり量Rの単位増加量△R毎ではなく、一定時間(△
t)毎に行うようにしている。具体的には、目詰まり量
上昇速度Kb という変数を用いて、目詰まり量増加△R
の代わりに、△t×Kb を用い、数2によりPM成分補
正係数Kpmを算出するようにしている。
【0024】
【数2】
【0025】ここで、添字は演算時刻を示す。以下、こ
の第1実施例について詳細に説明する。まず、DPFの
目詰まり量Rの算出方法について説明する。DPFの目
詰まり量Rは、DPF6(あるいは8)の両端に発生す
る差圧を、ディーゼルエンジン1から排出される排気ガ
スの体積流量で規格化して算出される。
【0026】具体的には、ディーゼルエンジン1の排ガ
ス流量Qexは、Ga センサ22からの吸入空気質量流量
G、排気温センサ12からの排気温Tex、DPFの上流
側圧力センサ4からの圧力値P1から、Qex=f(G、
Tex、P1)として求められる。関数fは、吸入質量流
量を排気ガスの温度、圧力により体積流量換算するため
の関数である。
【0027】関数fの具体例としては、気体の状態方程
式から、Qex=K×G×Tex/P1とすることができ
る。ここで、Kは、物理的に決まる固有の定数である。
すなわち、その関数fは、吸入質量流量G(単位は例え
ばg/s )をモル換算(mol/s )し、さらに、標準状態
(0℃、1atm )での体積流量(L/s )に換算し、温度
(0°C)、圧力(1atm )で規格化するようにしたも
のである。
【0028】また、DPF差圧△Pを、DPF上流側圧
力センサ4からの圧力値P1と下流側圧力センサ5から
の圧力値P2から、△P=P1−P2として求める。そ
して、このDPF差圧△Pを、排ガス流量Qexで規格化
し、DPF目詰まり量Rとして算出する。これは、同じ
DPF差圧△Pでも、DPFに流れる排ガス流量Qexに
より、DPFの目詰まり具合が異なるからである。この
場合、関数gを用い、DPF目詰まり量Rを、R=g
(△P、Qex)として算出する。但し、関数gは、DP
Fの体積流量−発生差圧特性であり、具体的には、図3
に示すようなものでり、この特性はECU3内に2次元
マップとして記憶されている。
【0029】次に、PM成分補正係数Kpmの算出方法に
ついて説明する。PM成分補正係数Kpmは、各運転状態
における、目詰まり量−捕集量換算係数Ka (図2のグ
ラフの傾き)と、DPF目詰まり量上昇速度Kb から、
数2を用いて算出する。ここで、目詰まり量−捕集量換
算係数Ka とは、その時の運転状態において発生するP
Mの組成成分を考慮した上での単位目詰まり量当たりの
PM捕集量を表すものである。例えば、SOFの捕集量
単位重量当たりの目詰まりへの寄与度は、ドライスート
のものより小さいため、SOFの多い低負荷では目詰ま
り量−捕集量換算係数Ka は小さく、ドライスートの多
い高負荷では目詰まり量−捕集量換算係数Ka は大き
い。
【0030】また、目詰まり量上昇速度Kb とは、その
運転状態において発生するPMの組成成分を考慮した上
での単位時間当たりの目詰まり量Rの上昇速度である。
例えば、高回転ではPM発生速度が大きいため目詰まり
量上昇速度Kb は大きく、低回転ではPM発生速度が小
さいため目詰まり量上昇速度Kb は小さい。また、目詰
まり量−捕集量換算係数Ka 、DPF目詰まり量上昇速
度Kb は、それぞれ、その時の運転状態、即ち、エンジ
ン回転数と負荷に応じて算出される。
【0031】以上の結果により、PM捕集量Qtrapは、
DPF目詰まり量Rと、PM成分補正係数KpmからQtr
ap=Kpm×Rとして算出される。上記のことを具体例を
用いて説明する。今、高負荷運転でt1 分、低負荷運転
でt2 分運転した場合を想定する。図4に示すように、
捕集時間の経過と共に、それぞれの時間領域で、上昇速
度Kb1、Kb2で、DPFの目詰まり量Rは上昇すると想
定する。また、目詰まり量Rに対してのPM捕集量Qtr
apの関係は、図5に示すように、高負荷では目詰まり量
−捕集量換算係数Ka1=0.1 、低負荷では目詰まり量−
捕集量換算係数Ka2=0.05と仮定する。
【0032】図4、5により、実際には、t1 分の間に
目詰まり量RがR1 だけ増加することによりQt1だけP
M捕集量が増加し、その後のt2 分の間に目詰まり量R
がR1 からR2 へ(R2 −R1 )だけ増加することによ
りQt2だけPM捕集量が増加する。想定した値を代入す
るとQt1=10g/L 、Qt2=1g/Lとなる。従って、PM捕
集量QtrapはQtrap=Qt1+Qt2=10+1 =11 g/Lとな
るはずである。
【0033】ところが、従来の方法では、目詰まり量−
捕集量換算係数Ka は運転状態に関係なく一定値であっ
た。ここでは、中間値としてKa=0.075 と仮定する。す
ると、PM捕集量Qtrapは、Qtrap=Ka ×R=0.075
×120 =9 g/L と算出され、実際の値と異なってしま
う。これに対し、本実施例によれば、PM成分補正係数
Kpmは、
【0034】
【数3】
【0035】となり、Qtrap=Kpm×R=0.0916×120
≒11 g/Lと実際の値にほぼ一致する。次に、DPF6側
で捕集し、捕集後、そのDPF6を再生させるECU3
の制御について説明する。まず、DPF6捕集中のEC
U3の作動を図6のフローチャートに従って説明する。
本ルーチンは、例えば、1秒毎に実行されるものであ
る。
【0036】ステップ600では、再生中かどうかの判
定を行い、再生中の場合は処理を終え、再生中でない場
合はステップ601以降に進む。ステップ601ではバ
ルブ類の駆動を行う。排気切り替え弁13、14を、D
PF6で捕集するため図1の下側へ駆動し、エア制御弁
15、16、17、18を、すべて閉弁状態に駆動し、
排気圧力がA/P2へ加わらないようにする。
【0037】次に、ステップ602からステップ609
でパティキュレート捕集量の検出を行う。まず、ステッ
プ602で、Ga センサ22からの吸入空気質量流量
G、排気温センサ12からの排気温Tex、DPFの上流
側圧力センサ4からの圧力値P1から、Qex=f(G、
Tex、P1)のように、排気ガスの体積流量Qexを算出
する。
【0038】次に、ステップ603で、DPF差圧△P
を、DPF上流側圧力センサ4からの圧力値P1と下流
側圧力センサ5からの圧力値P2から、△P=P1−P
2と算出する。そして、ステップ604で、DPF差圧
△Pを、排ガス流量Qexで規格化し、R=g(△P、Q
ex)のようにDPF目詰まり量Rとして算出する。
【0039】ステップ605で、現時点での、目詰まり
量−捕集量換算係数Ka 、DPF目詰まり量上昇速度K
b を、各々、エンジン回転数センサ11からのエンジン
回転数Ne と、負荷としてアクセル開度センサ23から
のアクセル開度Accp から、例えば、ECU3に記憶さ
れた2次元マップの補間演算により算出する。次に、ス
テップ606で、数2に示すPM成分補正係数Kpmの計
算式の分子の積算計算を行う。SUMKa という変数を
用意し、SUMKa(i)=SUMKa(i-1)+Ka ×Kb と
する。
【0040】次に、ステップ607で、数2に示すPM
成分補正係数Kpmの計算式の分母の積算計算を行う。S
UMKb という変数を用意し、SUMKb(i)=SUMK
b(i-1)+Kb とする。ステップ608で、Kpm=SUM
Ka /SUMKb とPM成分補正係数Kpmを算出する。
【0041】そして、ステップ609で、算出した目詰
まり量RとPM成分補正係数KからQtrap=Kpm×Rと
PM捕集量Qtrapを算出する。次に、ステップ610
で、PM捕集量Qtrapが設定値に達したかどうかの判定
を行い、設定値に達した場合はステップ611で再生要
求フラグをセットし、また、設定値に達していない場合
はステップ612で再生要求フラグをクリアし本処理を
終える。
【0042】次に、再生中のECU3の動作を図7のフ
ローチャートに従って説明する。本ルーチンは、例え
ば、1秒毎といった定時毎に実行されるルーチンであ
る。まず、ステップ700で、再生要求フラグの状態か
ら再生時期かどうかの判定を行い、まだ再生時期でない
場合は、本ルーチンを終了する。再生時期である場合
は、ステップ701で、再生開始後の経過時間tが再生
終了時間TB に達したかどうかの判定を行い、再生終了
時間に達した場合は、本ルーチンを終了する。
【0043】再生終了時間に達してない場合(再生中の
場合は)は、ステップ702で、バルブ類を駆動する。
排気切り替え弁13、14を捕集DPF6側に切り替え
るため図1の上側に駆動し、エア制御弁15、16を開
弁、エア制御弁17、18を閉弁状態に駆動し、A/P
2からDPF6にエア(酸素)が供給できるようにす
る。
【0044】次に、ステップ703で、再生開始後経過
時間tがヒータ通電時間TA (TA<TB )に達したか
どうかの判定を行い、再生開始後TA までの間はステッ
プ704で電気ヒータ7の駆動を行う。ステップ703
で、再生開始後経過時間がTA を越えた場合は、ステッ
プ704を飛ばし、電気ヒータ7の駆動をオフする。そ
して、ステップ705でA/P2を駆動し、パティキュ
レート燃焼のためのエアを供給する。
【0045】なお、図6、図7に示す上記各ステップ
は、それぞれの機能を実現するための手段として構成さ
れている。以上の実施例では、目詰まり量−捕集量係数
Ka 、DPF目詰まり量上昇速度Kb 算出の際の運転状
態のうちの負荷の検出として、アクセル開度センサ23
を用いたが、噴射量そのもの、あるいは、噴射ポンプ1
0の燃料調節部材(列型噴射ポンプではラック)の位置
とするようにしてもよい。この場合、、噴射燃料をより
直接的にモニタできるため、補正の精度が向上する。
【0046】また、電子制御方式噴射ポンプを搭載する
場合には、負荷の検出として、噴射ポンプ制御ECU内
の噴射量演算値を用いることも可能である。さらに、負
荷の検出として、排気温センサ12からの排気温Texと
するようにしてもよい。この場合、アクセル開度センサ
23の検出バラツキ、噴射ポンプ10の噴射特性バラツ
キに左右されず、負荷を検出可能である。これは、高負
荷時は排気温が高く低負荷時は排気温が低いといったよ
うに負荷と排気温に相関関係があるためである。この負
荷検出では、センサの追加無く、補正精度の向上が可能
である。
【0047】以上のように、本実施例では、運転状態に
応じてPMの組成が決まる点に着目して、運転状態履歴
から求めた係数でもって、DPF差圧から求めたDPF
目詰まり量を補正することにより、従来DPF差圧検出
方式の問題であった、運転状態によるPM捕集量のバラ
ツキが改善される。さらに、運転状態の検出としては、
エンジン回転数と負荷というのが基本であるが、このう
ち負荷の検出としては、燃料噴射量、または、燃料調節
部材位置、または、アクセル開度、または、排気温、ま
たは、噴射量演算値等を用いることができる。
【0048】従って、運転状態の変化に係わらず、か
つ、ディーゼルエンジンの機差、経年変化等を吸収した
高精度なPM捕集量検出が達成される。その結果、DP
Fの割れ、溶損、PMの燃え残りのない安定した再生が
実現される。また、上記第1実施例を簡略化したものと
して以下のような実施例を用いることができる。
【0049】第1実施例では、目詰まり量−捕集量換算
係数Ka 、目詰まり量上昇速度Kbそれぞれを、エンジ
ン回転数と負荷の関数として求めるようにしたが、この
うち、目詰まり量−捕集量換算係数Ka については主に
負荷で大きく変化するため、負荷のみの関数とするよう
にしてもよい。また、目詰まり量上昇速度Kb について
は、主にエンジン回転数で大きく変化するため、エンジ
ン回転数のみの関数とするようにしてもよい。この場
合、目詰まり量上昇速度Kb は概ねエンジン回転数に比
例すると考えれば、目詰まり量上昇速度Kb という概念
自体も省略可能であり、数2の代わりに下記数4を用い
てPM成分補正係数Kpmを算出することができる。
【0050】
【数4】
【0051】さらに、数4の計算を一定時間毎に行うの
ではなく、エンジン回転と同期して、例えばエンジン1
0回転毎に行い、数5のようにしてPM成分補正係数K
pmを算出するようにしてもよい。
【0052】
【数5】
【0053】次に、、PM捕集量を算出後、さらにPM
発熱量を算出し、これに基づいてDPFの再生時期判定
を行う実施例について説明する。この実施例は、捕集量
−発熱量換算係数Kc 、PM発熱量上昇速度Kd を用い
て発熱量換算係数Kcal を算出し、これに捕集量Qtrap
を乗じてPM発熱量Qcal を求め、このPM発熱量Qca
l によりDPFの再生時期判定を行うようにしたもので
ある。
【0054】ここで、捕集量−発熱量換算係数Kc と
は、その時の運転状態において発生するPMの組成成分
を考慮した上でのPM単位重量当たりの発生発熱量を表
すものである。例えば、SOFの単位重量当たりの発熱
量は、ドライスートのものより小さいため、SOFの多
い低負荷では捕集量−発熱量換算係数Kc は小さく、ド
ライスートの多い高負荷では捕集量−発熱量換算係数K
c は大きい。
【0055】また、PM発熱量上昇速度Kd とは、その
運転状態において発生するPMの組成成分を考慮した上
での単位時間当たりのPM発熱量増加の上昇速度であ
る。例えば、高回転ではPM発生速度が大きいためPM
発熱量上昇速度Kd は大きく、低回転ではPM発生速度
が小さいためPM発熱量上昇速度Kd は小さい。上記の
ことから、発熱量換算係数Kcal(i)は、数6により一定
時間毎に算出される。
【0056】
【数6】
【0057】以上の結果により、PM発熱量Qcal を、
発熱量換算係数Kcal と上述の算出法で算出した捕集量
Qtrapから、Qcal =Kcal ×Qtrapとして算出する。
そして、図6におけるステップ610の再生時期の判定
をQcal が設定値に達したか否か、すなわちQcal >設
定値であるか否かにより行う。これにより、燃焼の際最
も最終的な因子である、PMの発熱量で判定することが
できるため、より安定した再生が達成可能となる。
【0058】なお、このPMの発熱量でフィルタの再生
時期判定を行う場合には、上記第1実施例のようにフィ
ルタの前後差圧から捕集量Qtrapに求めるものに限ら
ず、他の方法で捕集量Qtrapで求めるものにも適用する
ことができる。また、捕集量−発熱量換算係数Kc 、P
M発熱量上昇速度Kd 算出の際の運転状態のうちの負荷
の検出としては、同様に、燃料噴射量、または、燃料調
節部材位置、または、アクセル開度、または、排気温、
または、噴射量演算値等を用いることができる。
【0059】なお、上述した実施例において、エンジン
回転数センサ11およびアクセル開度センサ23がディ
ーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段
を構成し、圧力センサ4、5およびステップ603がフ
ィルタの前後差圧を検出するフィルタ前後差圧検出手段
を構成している。また、ステップ602、604がフィ
ルタの目詰まり量を検出する目詰まり量検出手段を、ス
テップ606〜608がフィルタの組成成分に応じた成
分補正係数を算出する成分補正係数算出手段を、ステッ
プ609がパティキュレート捕集量を検出する捕集量検
出手段を、それぞれ構成している。
【0060】また、DPF目詰まり量RにPM成分補正
係数Kpmを乗じることにて請求項1における補正手段を
構成している。さらに、数6に示すように発熱量換算係
数Kcal を算出する部分が請求項6における発熱量換算
係数算出手段に相当し、発熱量換算係数Kcal と捕集量
QtrapからPM発熱量Qcal を算出する部分が発熱量算
出手段に相当している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す構成図で
ある。
【図2】運転負荷状態の変化に対する、目詰まり量とP
M捕集量の関係を示す特性図である。
【図3】DPFの体積流量と発生差圧の関係を示す特性
図である。
【図4】運転負荷状態により目詰まり量の時間的変化が
異なることを示す説明図である。
【図5】運転負荷状態により目詰まり量とPM捕集量の
関係が変化することを示す説明図である。
【図6】ECU3のDPF捕集量演算処理を示すフロー
チャートである。
【図7】ECU3のDPF再生処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン 3 ECU 4、5 圧力センサ 6、8 DPF 11 エンジン回転数センサ 12 排気温センサ 23 アクセル開度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 秀治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの排気路に設けられ
    パティキュレートを捕集するフィルタと、前記排気路に
    おける前記フィルタの前後の圧力差を検出するフィルタ
    前後差圧検出手段とを備え、前記検出されたフィルタ前
    後の圧力差に基づいて、前記フィルタのパティキュレー
    ト捕集量を検出するようにしたディーゼルパティキュレ
    ート捕集量検出装置において、 前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、 この運転状態検出手段にて検出された運転状態の履歴情
    報に基づいて前記パティキュレート捕集量の検出を補正
    する補正手段とを備えたことを特徴とするディーゼルパ
    ティキュレート捕集量検出装置。
  2. 【請求項2】 ディーゼルエンジンの排気路に設けられ
    パティキュレートを捕集するフィルタと、 前記排気路における前記フィルタの前後の圧力差を検出
    するフィルタ前後差圧検出手段と、 前記検出されたフィルタ前後の圧力差に基づいて前記フ
    ィルタの目詰まり量を検出する目詰まり量検出手段と、 前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、 この運転状態検出手段にて検出された運転状態の履歴か
    ら前記パティキュレートの組成成分に応じた成分補正係
    数を算出する成分補正係数算出手段と、 前記検出されたフィルタの目詰まり量および前記算出さ
    れた成分補正係数に基づいて、前記フィルタのパティキ
    ュレート捕集量を検出する捕集量検出手段とを備えたこ
    とを特徴とするディーゼルパティキュレート捕集量検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記成分補正係数算出手段は、前記運転
    状態検出手段にて検出された運転状態に基づいて目詰ま
    り量対捕集量換算係数を算出し、この目詰まり量対捕集
    量換算係数を平均化処理して前記成分補正係数を算出す
    ることを特徴とする請求項2に記載のディーゼルパティ
    キュレート捕集量検出装置。
  4. 【請求項4】 前記成分補正係数算出手段は、前記運転
    状態検出手段にて検出された運転状態に基づいて目詰ま
    り量上昇速度を算出し、この目詰まり量上昇速度を用い
    て前記平均化処理を行うことを特徴とする請求項3に記
    載のディーゼルパティキュレート捕集量検出装置。
  5. 【請求項5】 前記運転状態検出手段は、前記ディーゼ
    ルエンジンの回転数と負荷を検出するものであることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のディーゼ
    ルパティキュレート捕集量検出装置。
  6. 【請求項6】 ディーゼルエンジンの排気路に設けられ
    パティキュレートを捕集するフィルタと、この検出され
    たパティキュレート捕集量に基づいて前記フィルタの再
    生時期を判定するようにしたディーゼルパティキュレー
    トフィルタ再生時期判定装置において、 前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、 この運転状態検出手段にて検出された運転状態の履歴か
    ら発熱量換算係数を算出する発熱量換算係数算出手段
    と、 前記検出されたパティキュレート捕集量と前記算出され
    た発熱量換算係数に基づき前記パティキュレートの発熱
    量を算出する発熱量算出手段とを備え、 この算出された発熱量に基づいて前記フィルタの再生時
    期の判定を行うことを特徴とするディーゼルパティキュ
    レートフィルタ再生時期判定装置。
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