JPH07310100A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH07310100A JPH07310100A JP10561094A JP10561094A JPH07310100A JP H07310100 A JPH07310100 A JP H07310100A JP 10561094 A JP10561094 A JP 10561094A JP 10561094 A JP10561094 A JP 10561094A JP H07310100 A JPH07310100 A JP H07310100A
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- Japan
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- foam
- acid
- surfactant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】泡の量及び保持並びに使用感の改善された洗浄
剤組成物を提供すること。 【構成】（Ａ）アニオン界面活性剤、（Ｂ）両性界面活
性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも一
種の界面活性剤及び（Ｃ）ポリアスパラギン酸またはそ
の塩を含有する洗浄剤組成物。
剤組成物を提供すること。 【構成】（Ａ）アニオン界面活性剤、（Ｂ）両性界面活
性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも一
種の界面活性剤及び（Ｃ）ポリアスパラギン酸またはそ
の塩を含有する洗浄剤組成物。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アニオン界面活性剤、
両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少
なくとも１種以上の界面活性剤及びポリアスパラギン酸
またはその塩を含有する洗浄剤組成物に関し、詳しくは
泡の量及び保持並びに使用感の改善された洗浄剤組成物
に関する。
両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少
なくとも１種以上の界面活性剤及びポリアスパラギン酸
またはその塩を含有する洗浄剤組成物に関し、詳しくは
泡の量及び保持並びに使用感の改善された洗浄剤組成物
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、シャンプー、洗顔石鹸、台所用洗
剤などの洗浄剤組成物は、泡立ちの点からアニオン界面
活性剤と主成分とし、さらに両性界面活性剤及び（また
は）ノニオン界面活性剤が併用されている。また増泡剤
としてアミンオキサイド等を配合することもあるが、泡
の保持及び使用感に問題があった。
剤などの洗浄剤組成物は、泡立ちの点からアニオン界面
活性剤と主成分とし、さらに両性界面活性剤及び（また
は）ノニオン界面活性剤が併用されている。また増泡剤
としてアミンオキサイド等を配合することもあるが、泡
の保持及び使用感に問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、泡の
量及び保持並びに使用感の改善された洗浄剤組成物を提
供することである。
量及び保持並びに使用感の改善された洗浄剤組成物を提
供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、ポリアスパラギン酸ま
たはその塩をアニオン界面活性剤と両性界面活性剤及び
（または）ノニオン界面活性剤とを含有する洗浄剤組成
物中に配合すことにより、上記目的が達成されることを
見いだし、本発明を完成するに至った。
情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、ポリアスパラギン酸ま
たはその塩をアニオン界面活性剤と両性界面活性剤及び
（または）ノニオン界面活性剤とを含有する洗浄剤組成
物中に配合すことにより、上記目的が達成されることを
見いだし、本発明を完成するに至った。
【０００５】すなわち本発明は、（Ａ）アニオン界面活
性剤、（Ｂ）両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤か
ら選ばれる少なくとも一種の界面活性剤及び（Ｃ）ポリ
アスパラギン酸またはその塩を含有することを特徴とす
る洗浄剤組成物に関するものである。
性剤、（Ｂ）両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤か
ら選ばれる少なくとも一種の界面活性剤及び（Ｃ）ポリ
アスパラギン酸またはその塩を含有することを特徴とす
る洗浄剤組成物に関するものである。
【０００６】本発明の洗浄剤組成物に（Ａ）成分として
用いることのできるアニオン界面活性剤としては、特に
限定されないが、例えば以下のものを挙げることができ
る。 １）硫酸エステル型アニオン界面活性剤：硫酸アルキル
エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、ポリオキシエチレン脂肪酸モノエタノールアミド硫
酸塩等。
用いることのできるアニオン界面活性剤としては、特に
限定されないが、例えば以下のものを挙げることができ
る。 １）硫酸エステル型アニオン界面活性剤：硫酸アルキル
エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、ポリオキシエチレン脂肪酸モノエタノールアミド硫
酸塩等。
【０００７】２）スルホン酸塩型アニオン界面活性剤：
アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、Ｎ−ア
シル−Ｎ−アルキルタウリン塩等のＮ−アシルスルホン
酸塩、イセチオン酸脂肪酸エステル塩等のイセチオン酸
塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシエ
チレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、脂肪酸アミ
ドスルホコハク酸塩等等のスルホコハク酸塩等。
アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、Ｎ−ア
シル−Ｎ−アルキルタウリン塩等のＮ−アシルスルホン
酸塩、イセチオン酸脂肪酸エステル塩等のイセチオン酸
塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシエ
チレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、脂肪酸アミ
ドスルホコハク酸塩等等のスルホコハク酸塩等。
【０００８】３）カルボン酸型アニオン界面活性剤：高
級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩等のエーテルカルボン酸塩、ポリグリセリルアルキル
エーテル酢酸塩、Ｎ−アシルグルタミン酸塩、Ｎ−アシ
ルアスパラギン酸塩、Ｎ−アシルグリシン塩、Ｎ−アシ
ルザルコシン塩、Ｎ−アシル−β−アラニン塩、Ｎ−ア
シル−Ｎ−メチル−β−アラニン塩等のＮ−アシルカル
ボン酸塩等。
級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩等のエーテルカルボン酸塩、ポリグリセリルアルキル
エーテル酢酸塩、Ｎ−アシルグルタミン酸塩、Ｎ−アシ
ルアスパラギン酸塩、Ｎ−アシルグリシン塩、Ｎ−アシ
ルザルコシン塩、Ｎ−アシル−β−アラニン塩、Ｎ−ア
シル−Ｎ−メチル−β−アラニン塩等のＮ−アシルカル
ボン酸塩等。
【０００９】４）リン酸エステル型アニオン界面活性
剤：モノアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレ
ンモノアルキルエーテルリン酸エステル塩等。
剤：モノアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレ
ンモノアルキルエーテルリン酸エステル塩等。
【００１０】これらアニオン界面活性剤は単独または二
種以上を組み合わせて用いることができる。また塩基成
分としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、
マグネシウムなどのアルカリ土類金属、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
２−アミノ−２−メチル−１−プロパノール、２−アミ
ノ−２−メチル−１，３−プロパンジオールなどの有機
アミン、アンモニアなどの無機アミン及びリジンオルニ
チン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸などが挙げられ
る。これら塩基成分は単独で又は二種以上を組み合わせ
て用いる。
種以上を組み合わせて用いることができる。また塩基成
分としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、
マグネシウムなどのアルカリ土類金属、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
２−アミノ−２−メチル−１−プロパノール、２−アミ
ノ−２−メチル−１，３−プロパンジオールなどの有機
アミン、アンモニアなどの無機アミン及びリジンオルニ
チン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸などが挙げられ
る。これら塩基成分は単独で又は二種以上を組み合わせ
て用いる。
【００１１】本発明の洗浄剤組成物に（Ｂ）成分として
用いることのできる両性界面活性剤としては、特に限定
されないが、例えば以下のものを挙げることができる。 １）ベタイン型両性界面活性剤：アルキルジメチルアミ
ノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢
酸ベタイン等のカルボベタイン型界面活性剤、脂肪酸ア
ミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミドベ
タイン型界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン型界面
活性剤、アミドスルホベタイン型界面活性剤、ホスホベ
タイン型界面活性剤等。
用いることのできる両性界面活性剤としては、特に限定
されないが、例えば以下のものを挙げることができる。 １）ベタイン型両性界面活性剤：アルキルジメチルアミ
ノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢
酸ベタイン等のカルボベタイン型界面活性剤、脂肪酸ア
ミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミドベ
タイン型界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン型界面
活性剤、アミドスルホベタイン型界面活性剤、ホスホベ
タイン型界面活性剤等。
【００１２】２）イミダゾリン型両性界面活性剤：２−
アルキル−Ｎ−カルボキシメチル−Ｎ−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタイン、２−アルキル−Ｎ−カル
ボキシエチル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン、２−アルキル−Ｎ−ソジウムカルボキシメチ
ル−Ｎ−カルボキシメチルオキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン等。
アルキル−Ｎ−カルボキシメチル−Ｎ−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタイン、２−アルキル−Ｎ−カル
ボキシエチル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン、２−アルキル−Ｎ−ソジウムカルボキシメチ
ル−Ｎ−カルボキシメチルオキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン等。
【００１３】本発明の洗浄剤組成物に（Ｂ）成分として
用いることのできるノニオン界面活性剤としては、特に
限定されないが、例えば以下のものを挙げることができ
る。脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノール
アミド等の脂肪酸アルカノールアミド、ショ糖脂肪酸エ
ステル、アルキルポリグリコシド等の糖系活性剤等。
用いることのできるノニオン界面活性剤としては、特に
限定されないが、例えば以下のものを挙げることができ
る。脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノール
アミド等の脂肪酸アルカノールアミド、ショ糖脂肪酸エ
ステル、アルキルポリグリコシド等の糖系活性剤等。
【００１４】本発明の洗浄剤組成物に（Ｃ）成分として
用いられるポリアスパラギン酸の分子量は、５００〜５
００００未満であって、泡立ち及び使用感の点からは１
０００〜３００００、特に１０００〜１００００が好ま
しい。ポリアスパラギン酸の分子量は、レーザーイオン
化飛行時間型質量分析装置によって簡便に測定すること
ができる。また、分子ふるいクロマトグラフィー、光散
乱、固有粘度などによっても測定することができる。こ
のようなポリアスパラギン酸は、例えばホスゲンを使用
する方法（J. Am. Chem. Soc., 82, 2268 (1960)）、ア
スパラギン酸の加熱重合する方法（J. Org. Chem., 26,
2084 (1961)）等の公知の方法により容易に得ることが
できる。ポリアスパラギン酸の中和塩基としては、ナト
リウム、カリウム等のアルカリ金属、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の有機アミン、又は塩基性
アミノ酸が利用できる。
用いられるポリアスパラギン酸の分子量は、５００〜５
００００未満であって、泡立ち及び使用感の点からは１
０００〜３００００、特に１０００〜１００００が好ま
しい。ポリアスパラギン酸の分子量は、レーザーイオン
化飛行時間型質量分析装置によって簡便に測定すること
ができる。また、分子ふるいクロマトグラフィー、光散
乱、固有粘度などによっても測定することができる。こ
のようなポリアスパラギン酸は、例えばホスゲンを使用
する方法（J. Am. Chem. Soc., 82, 2268 (1960)）、ア
スパラギン酸の加熱重合する方法（J. Org. Chem., 26,
2084 (1961)）等の公知の方法により容易に得ることが
できる。ポリアスパラギン酸の中和塩基としては、ナト
リウム、カリウム等のアルカリ金属、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の有機アミン、又は塩基性
アミノ酸が利用できる。
【００１５】類似構造を有するポリグルタミン酸にも類
似の効果は見られるものの、酸性領域での溶解性がポリ
アスパラギン酸より劣るため好ましくない。
似の効果は見られるものの、酸性領域での溶解性がポリ
アスパラギン酸より劣るため好ましくない。
【００１６】本発明の洗浄剤組成物への（Ａ）成分と
（Ｂ）成分の合計の配合量は、１〜８０重量％、好まし
くは５〜６０重量％である。また（Ｃ）成分の配合量
は、組成物中０．１〜１０重量％であり、好ましくは
０．３〜５重量％である。
（Ｂ）成分の合計の配合量は、１〜８０重量％、好まし
くは５〜６０重量％である。また（Ｃ）成分の配合量
は、組成物中０．１〜１０重量％であり、好ましくは
０．３〜５重量％である。
【００１７】本発明の洗浄剤組成物の洗浄剤としての剤
型は特に制限されず、液体状、ペースト状、ゲル状、固
体状、粉末状等任意の剤型とすることができる。
型は特に制限されず、液体状、ペースト状、ゲル状、固
体状、粉末状等任意の剤型とすることができる。
【００１８】また、本発明の洗浄剤組成物には、上記必
須成分のほかに、その他の常用成分を本発明の洗浄剤組
成物に本発明の効果を阻害しない範囲で添加することが
できる。このようなものとして、例えばカチオン界面活
性剤、エチレングリコール、プロピレングリコール、
１，３−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトー
ル等の保湿剤、グリセリルモノステアレート、ソルビタ
ンモノパルミテート、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリン酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート、ジグリセリン
モノステアリン酸エステル等の乳化剤、流動パラフィ
ン、ワセリン、固形パラフィン、スクワラン、オレフィ
ンオリゴマー等の炭化水素、ステアリルアルコール等の
高級アルコール、イソプロピルミリステート、イソプロ
ピルパルミテート、ステアリルステアレート、ミリスチ
ン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、
２−エチルヘキサン酸トリグリセリド等のエステル、感
触向上剤、過脂剤、生薬等の薬剤、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、カチオン化セルロース等のセルロース誘導体、
天然高分子、ポリオキシエチレングリコールジステアリ
ン酸エステル、エタノール、カルボキシビニルポリマー
等の粘度調整剤、パラベン誘導体等の防腐防カビ剤、パ
ール化剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤、ｐＨ調整剤、香
料、色素等を挙げることができる。
須成分のほかに、その他の常用成分を本発明の洗浄剤組
成物に本発明の効果を阻害しない範囲で添加することが
できる。このようなものとして、例えばカチオン界面活
性剤、エチレングリコール、プロピレングリコール、
１，３−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトー
ル等の保湿剤、グリセリルモノステアレート、ソルビタ
ンモノパルミテート、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリン酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート、ジグリセリン
モノステアリン酸エステル等の乳化剤、流動パラフィ
ン、ワセリン、固形パラフィン、スクワラン、オレフィ
ンオリゴマー等の炭化水素、ステアリルアルコール等の
高級アルコール、イソプロピルミリステート、イソプロ
ピルパルミテート、ステアリルステアレート、ミリスチ
ン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、
２−エチルヘキサン酸トリグリセリド等のエステル、感
触向上剤、過脂剤、生薬等の薬剤、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、カチオン化セルロース等のセルロース誘導体、
天然高分子、ポリオキシエチレングリコールジステアリ
ン酸エステル、エタノール、カルボキシビニルポリマー
等の粘度調整剤、パラベン誘導体等の防腐防カビ剤、パ
ール化剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤、ｐＨ調整剤、香
料、色素等を挙げることができる。
【００１９】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらによってなんら限定されるもの
ではない。尚、本実施例中の配合量は重量％で表わし
た。
するが、本発明はこれらによってなんら限定されるもの
ではない。尚、本実施例中の配合量は重量％で表わし
た。
【００２０】製造例 ２Ｌの三口フラスコにＬ−アスパラギン酸２６６ｇとｎ
−パラフィン４００ｇを入れ、オイルバス中で２２０
℃、３時間加熱した。この時窒素ガスを吹き込むことに
より、反応により発生する水蒸気を系外に除去した。反
応終了後、濾過によりｎ−パラフィンを除去した後、１
５％水酸化ナトリウム水溶液５３０ｇを加え、室温で１
時間攪拌した。この水溶液を陽イオン交換樹脂（「ダイ
ヤイオン」）２０００ｍｌに通して、２１５ｇのポリア
スパラギン酸を得た。このポリアスパラギン酸塩５ｍｇ
と２，５−ジヒドロキシ安息香酸５０ｍｇを酢酸１ｍ
ｌ、アセトン１ｍｌ及び純水１ｍｌの混合液に溶解し、
レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置（正イオン／
リニア）により分子量を測定したところ、１０００〜５
０００であった。
−パラフィン４００ｇを入れ、オイルバス中で２２０
℃、３時間加熱した。この時窒素ガスを吹き込むことに
より、反応により発生する水蒸気を系外に除去した。反
応終了後、濾過によりｎ−パラフィンを除去した後、１
５％水酸化ナトリウム水溶液５３０ｇを加え、室温で１
時間攪拌した。この水溶液を陽イオン交換樹脂（「ダイ
ヤイオン」）２０００ｍｌに通して、２１５ｇのポリア
スパラギン酸を得た。このポリアスパラギン酸塩５ｍｇ
と２，５−ジヒドロキシ安息香酸５０ｍｇを酢酸１ｍ
ｌ、アセトン１ｍｌ及び純水１ｍｌの混合液に溶解し、
レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置（正イオン／
リニア）により分子量を測定したところ、１０００〜５
０００であった。
【００２１】実施例１〜７及び比較例１〜７ 泡量及び
泡の保持性評価 表１に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、それを水で３
０倍に希釈した。各希釈液について、その５０ｇを採
り、３５０ｍｌ容の家庭用ミキサー（岩谷産業（株）
製）により攪拌し、１分後及び５分後の泡の体積を測定
することにより、泡量及び泡の保持を評価した。泡の保
持率は（５分後の泡の体積）／（１分後の泡の体積）×
１００で表わした。
泡の保持性評価 表１に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、それを水で３
０倍に希釈した。各希釈液について、その５０ｇを採
り、３５０ｍｌ容の家庭用ミキサー（岩谷産業（株）
製）により攪拌し、１分後及び５分後の泡の体積を測定
することにより、泡量及び泡の保持を評価した。泡の保
持率は（５分後の泡の体積）／（１分後の泡の体積）×
１００で表わした。
【００２２】
【表１】
【００２３】表１より明らかなようにポリアスパラギン
酸を添加することにより、泡量及び泡の保持が向上した
ことが分かる。
酸を添加することにより、泡量及び泡の保持が向上した
ことが分かる。
【００２４】実施例８ 表２に示す組成のヘアシャンプーを調製し、泡量及び泡
の保持についての官能評価を行った。評価は男女１０人
のパネラーによる洗浄試験を行ない、下記の基準により
評価し、平均値を算出し、平均値が４以上を◎、３以上
４未満を○、２以上３未満を△、２未満を×として判定
し結果を表２に示した。
の保持についての官能評価を行った。評価は男女１０人
のパネラーによる洗浄試験を行ない、下記の基準により
評価し、平均値を算出し、平均値が４以上を◎、３以上
４未満を○、２以上３未満を△、２未満を×として判定
し結果を表２に示した。
【００２５】泡量 ５：多い ４：やや多い ３：普通 ２：やや少ない １：少ない
【００２６】泡保持 ５：良好 ４：やや良好 ３：普通 ２：やや不良 １：不良
【００２７】
【表２】
【００２８】表２より明らかなようにポリアスパラギン
酸塩を添加することにより、官能に老いても泡量及び泡
の保持が改善された。
酸塩を添加することにより、官能に老いても泡量及び泡
の保持が改善された。
【００２９】実施例９ ヘアシャンプー 表３に示すヘアシャンプーを製造した。このヘアシャン
プーは豊かな泡立ちと泡の保持を示した。またすすぎ時
のきしみは少なかった。
プーは豊かな泡立ちと泡の保持を示した。またすすぎ時
のきしみは少なかった。
【００３０】
【表３】
【００３１】実施例１０ ボディーシャンプー 表４に示すボディーシャンプーを製造した。このボディ
ーシャンプーは豊かな泡立ちと泡の保持を示した。また
すすぎ時のきしみ、ぬめり感はなかった。
ーシャンプーは豊かな泡立ちと泡の保持を示した。また
すすぎ時のきしみ、ぬめり感はなかった。
【００３２】
【表４】
【００３３】実施例１１ 洗顔クリーム 表５に示す洗顔クリームを製造した。この洗顔クリーム
は泡立ちが早く、豊かな泡立ちと泡の保持を示した。ま
たすすぎ時のきしみ感はなかった。
は泡立ちが早く、豊かな泡立ちと泡の保持を示した。ま
たすすぎ時のきしみ感はなかった。
【００３４】
【表５】
【００３５】実施例１２ 石鹸 表６に示す石鹸を製造した。この石鹸は泡立ちが早く、
豊かな泡立ちと泡の保持を示した。またすすぎ時のぬめ
り感は少なかった。
豊かな泡立ちと泡の保持を示した。またすすぎ時のぬめ
り感は少なかった。
【００３６】
【表６】
【００３７】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、洗浄に際し
て、泡の量及び保持に優れるものである。また、すすぎ
時のきしみ感も少なく使用感に優れたものである。
て、泡の量及び保持に優れるものである。また、すすぎ
時のきしみ感も少なく使用感に優れたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１１Ｄ 1:88 3:37）
Claims (1)
- 【請求項１】（Ａ）アニオン界面活性剤、（Ｂ）両性界
面活性剤及びノニオン界面活性剤から選ばれる少なくと
も一種の界面活性剤及び（Ｃ）ポリアスパラギン酸また
はその塩を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10561094A JPH07310100A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10561094A JPH07310100A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07310100A true JPH07310100A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14412278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10561094A Pending JPH07310100A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07310100A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000058430A1 (en) * | 1999-03-26 | 2000-10-05 | Colgate-Palmolive Company | All purpose liquid bathroom cleaning compositions |
| WO2002036501A1 (de) * | 2000-11-01 | 2002-05-10 | Henkel Aware Technologies Gmbh | Verfahren zum aufbereiten von umlaufwasser aus einer lackieranlage und mittel hierfür |
| EP1417251A1 (en) * | 2001-08-03 | 2004-05-12 | The Procter & Gamble Company | Polyaspartate derivatives for use in detergent compositions |
| JP2013082844A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-09 | Kao Corp | 手洗い用食器洗浄剤組成物 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10561094A patent/JPH07310100A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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