JPH0730926Y2 - 内燃機関のアイドルスイッチ用確認装置 - Google Patents

内燃機関のアイドルスイッチ用確認装置

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JPH0730926Y2
JPH0730926Y2 JP13550988U JP13550988U JPH0730926Y2 JP H0730926 Y2 JPH0730926 Y2 JP H0730926Y2 JP 13550988 U JP13550988 U JP 13550988U JP 13550988 U JP13550988 U JP 13550988U JP H0730926 Y2 JPH0730926 Y2 JP H0730926Y2
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JP
Japan
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idle
engine
switch
valve
internal combustion
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JP13550988U
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Inventor
純一 古屋
昭彦 荒木
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、内燃機関におけるアイドルスイッチ用確認装
置に関し、詳しくは、アイドルスイッチが如何なるアイ
ドル回転数でオン・オフされるかを確認して、アイドル
スイッチのオン・オフタイミングが適正であるか否かを
確認する装置に関する。
〈従来の技術〉 内燃機関におけるスロットルバルブ開度検出装置とし
て、実開昭59−52045号公報に示すように、機関の吸気
通路に介装されるスロットルバルブの開度に応じた連続
的な信号を出力するポテンショメータ式のスロットルセ
ンサがある。このスロットルセンサにおいては、スロッ
トルバルブの弁軸端部に取り付けたカムにより可動接点
を駆動して、固定接点と接離させることにより、スロッ
トルバルブ開度に応じたON・OFF信号を出力する接点式
のスロットルスイッチ、即ち、アイドルスイッチとフル
スイッチとを構成している。
ところで、内燃機関において、ディーラーや開発段階に
おいて、スロットルバルブと吸気通路内壁面との間に形
成される隙間部からの空気漏れのみによる機関回転数を
確認して、前記隙間部が適正であるか、異物等の影響で
適正でないかを確認することや、アイドルスイッチが如
何なるアイドル回転数でオン・オフされるかを確認し
て、アイドルスイッチのオン・オフタイミングを適正に
調整することが行われている。
この場合、前述のメカ式のアイドルスイッチを使用した
内燃機関においては、スロットルセンサからの出力信号
をなくした状態にすることにより、電磁コイルへの通電
デューティ比を固定してアイドル回転数制御をクランプ
すると共に、機関アイドル時点火時期を固定して、上述
したアイドルスイッチが如何なるアイドル回転数でオン
・オフされるかの確認を行うようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、ソフト式のアイドルスイッチを使用した
内燃機関においては、スロットルセンサからの出力でア
イドル位置を検出するようにしているため、スロットル
センサからの出力信号をなくした状態にすると、アイド
ルスイッチのオン・オフが判らず、アイドルスイッチが
如何なるアイドル回転数でオン・オフされるかの確認を
行うことができない。
従って、このようなソフト式のアイドルスイッチを使用
した内燃機関においては、ディーラーや開発段階におい
て、アイドルスイッチのオン・オフタイミングを適正に
調整することができない。
そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、ス
ロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサの出
力に基づいて機関のアイドル運転状態を検出するアイド
ルスイッチ、所謂ソフト式のアイドルスイッチを備えて
なる内燃機関において、アイドルスイッチが如何なるア
イドル回転数でオン・オフされるかの確認を行えるよう
にし、ディーラーや開発段階において、アイドルスイッ
チのオン・オフタイミングを適正に調整可能にすること
を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、機関の吸気通路に、該吸気通路に
介装されたスロットルバルブをバイパスするバイパス通
路を設け、該バイパス通路に、電磁コイルへの通電によ
る開弁力とスプリングによる閉弁力との釣合いで作動さ
れて開度が制御されるアイドル回転数制御用の補助空気
弁を介装する一方、前記スロットルバルブの開度を検出
するスロットルセンサの出力に基づいて機関のアイドル
運転状態を検出するアイドルスイッチを備えてなる内燃
機関において、自己診断装置と、該自己診断装置のモニ
タ制御時に前記電磁コイルへの通電デューティ比を固定
してアイドル回転数制御をクランプするアイドル回転数
制御クランプ手段と、前記モニタ制御時に機関アイドル
時点火時期を固定するアイドル時点火時期固定手段とを
設け、前記アイドルスイッチが如何なるアイドル回転数
でオン・オフされるかを確認し得るように構成した。
〈作用〉 かかる構成において、自己診断装置のモニタ制御時に、
電磁コイルへの通電デューティ比が固定されてアイドル
回転数制御がクランプされると共に、機関アイドル時点
火時期が固定される。
従って、アイドルスイッチが如何なるアイドル回転数で
オン・オフされるかの確認を行うことができ、ディーラ
ーや開発段階において、アイドルスイッチのオン・オフ
タイミングを適正に調整することができる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、機関1には、エアクリーナ2、吸気通
路を構成するスロットルボディ3及び吸気マニホールド
4を介して空気が吸入される。スロットルボディ3内に
は、図示しないアクセルペダルと連動するスロットルバ
ルブ5が設けられていると共に、その上流に燃料噴射弁
6が設けられている。この燃料噴射弁6は後述するコン
トロールユニット13からの駆動パルス信号により通電さ
れて開弁し、所定圧力に調整された燃料を噴射供給す
る。又、スロットルボディ3にはスロットルバルブ5を
バイパスしてバイパス通路7が設けられ、このバイパス
通路7にはアイドル回転数制御用の補助空気弁8が介装
されている。この補助空気弁8は、電磁コイル8aへの通
電による開弁力と図示しないリターンスプリングによる
閉弁力との釣り合いで作動し、通電電流に応じた開度に
制御されて、スロットルバルブ5をバイパスして補助空
気を供給する。
機関1の燃焼室には点火栓9が設けられている。
この点火栓9はコントロールユニット13からの点火信号
に基づいて点火コイル10にて発生する高電圧がディスト
リビュータ11を介して印加され、これにより火花点火し
て混合気を着火燃焼させる。機関1からは、排気マニホ
ールド12を介して排気が排出される。
コントロールユニット13は、CPU,ROM,RAM及び入出力イ
ンタフェースを含んで構成されるマイクロコンピュータ
14を備え、各種のセンサからの入力信号を受け、後述の
如く演算処理して、燃料噴射弁6及び補助空気弁8の作
動を制御する。
前記各種のセンサとしては、スロットルバルブ5にスロ
ットルセンサ15が設けられていて、該スロットルバルブ
5の開度αに応じた電圧信号を出力すると共に、スロッ
トルバルブ5の全閉位置信号を出力するアイドルスイッ
チの機能を奏する。
前記ディストリビュータ11に内蔵されてクランク角セン
サ17が設けられていて、クランク角2°毎にポジション
信号と、クランク角180°毎のリファレンス信号とを出
力し、これらの信号に基づいて機関回転数Nが算出され
る。
排気マニホールド12には、O2センサ18が設けられてい
る。このO2センサ18は混合気を理論空燃比で燃焼させた
時を境として起電力が急変する空燃比フィードバック制
御用の公知のセンサである。
この他、機関冷却水温Twを検出する水温センサ19,トラ
ンスミッションのニュートラル位置でONとなるニュート
ラルスイッチ20,車速VSPを検出する車速センサ21等が設
けられている。
ここで、コントロールユニットに内蔵されたマイクロコ
ンピュータのCPUはROM上のプログラム(アイドル回転数
制御ルーチン,燃料噴射量制御ルーチン)に従って演算
処理を行い、アイドル回転数及び燃料噴射量を制御す
る。
又、コントロールユニットに内蔵されたマイクロコンピ
ュータは、自己診断装置と、該自己診断装置のモニタ制
御時に前記電磁コイル8aへの通電デューティ比を固定し
てアイドル回転数制御をクランプするアイドル回転数制
御クランプ手段と、前記モニタ制御時に機関アイドル時
点火時期を固定するアイドル時点火時期固定手段とを兼
ねている。
次に、これらの手段によるアイドルスイッチ用確認ルー
チンを第3図のフローチャートに従って説明する。
ステップ(以下、図と同様にSと略称する)1では、自
己診断装置のモニタ制御状態を判定し、モニタ制御時
(ON時)には、S2に進んで、アイドル回転数制御におけ
る補助空気弁8の電磁コイル8aへの通電デューティ比IS
Cdutyをアイドル回転数制御ソフトクランプ値SOFCLに固
定して、アイドル回転数制御をクランプすると共に機関
アイドル時点火時期制御をオープンにして、該点火時期
を固定する。S1でモニタの非制御時(OFF時)には、S3
に進んで通常のアイドル回転数と機関アイドル時点火時
期制御を実行する。
かかる構成によると、自己診断装置のモニタ制御時に、
電磁コイル8aへの通電デューティ比を固定してアイドル
回転数制御をクランプすると共に機関アイドル時点火時
期制御を固定するようにした結果、スロットルセンサの
出力に基づいて機関のアイドル運転状態を検出するアイ
ドルスイッチを備えたシステムにおいても、アイドルス
イッチが如何なるアイドル回転数でオン・オフされるか
の確認が行え、ディーラーや開発段階において、アイド
ルスイッチのオン・オフタイミングを適正に調整するこ
とが可能となる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、スロットルバル
ブの開度を検出するスロットルセンサの出力に基づいて
機関のアイドル運転状態を検出する所謂ソフト的なアイ
ドルスイッチを使用している内燃機関において、アイド
ルスイッチが如何なるアイドル回転数でオン・オフされ
るかの確認が容易にかつ確実に行え、ディーラーや開発
段階において、アイドルスイッチのオン・オフタイミン
グを適正に調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る内燃機関のアイドルスイッチ用確
認装置のブロック図、第2図は本考案の一実施例を示す
システム図、第3図はアイドルスイッチ用確認ルーチン
のフローチャートである。 1…機関、5…スロットルバルブ、6…燃料噴射弁、7
…バイパス通路、8…補助空気弁、8a…電磁コイル、9
…点火栓、13…コントロールユニット、14…マイクロコ
ンピュータ、15…スロットルセンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関の吸気通路に、該吸気通路に介装され
    たスロットルバルブをバイパスするバイパス通路を設
    け、該バイパス通路に、電磁コイルへの通電による開弁
    力とスプリングによる閉弁力との釣合いで作動されて開
    度が制御されるアイドル回転数制御用の補助空気弁を介
    装する一方、前記スロットルバルブの開度を検出するス
    ロットルセンサの出力に基づいて機関のアイドル運転状
    態を検出するアイドルスイッチを備えてなる内燃機関に
    おいて、自己診断装置と、該自己診断装置のモニタ制御
    時に前記電磁コイルへの通電デューティ比を固定してア
    イドル回転数制御をクランプするアイドル回転数制御ク
    ランプ手段と、前記モニタ制御時に機関アイドル時点火
    時期を固定するアイドル時点火時期固定手段とを設け、
    前記アイドルスイッチが如何なるアイドル回転数でオン
    ・オフされるかを確認し得るように構成したことを特徴
    とする内燃機関におけるアイドルスイッチ用確認装置。
JP13550988U 1988-10-19 1988-10-19 内燃機関のアイドルスイッチ用確認装置 Expired - Lifetime JPH0730926Y2 (ja)

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JP13550988U JPH0730926Y2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19 内燃機関のアイドルスイッチ用確認装置

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JPH0256836U JPH0256836U (ja) 1990-04-24
JPH0730926Y2 true JPH0730926Y2 (ja) 1995-07-19

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