JPH07308027A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH07308027A
JPH07308027A JP6097467A JP9746794A JPH07308027A JP H07308027 A JPH07308027 A JP H07308027A JP 6097467 A JP6097467 A JP 6097467A JP 9746794 A JP9746794 A JP 9746794A JP H07308027 A JPH07308027 A JP H07308027A
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孝治 大嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じて電池活性化動作を行う電気機器
を提供する。 【構成】 電池の活性化をする電池活性化手段と電池活
性化の作動を規制する規制手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器の特に電池を
用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人による先の出願である特願平5
−90517号によれば、水銀化合物を含まない電池へ
負荷を短時間接続して該電池の寿命の可否を判定する電
池寿命判定手段内に、前記電池寿命判定動作の前に、前
記電池の使用初期的に生じている化学的性質を安定させ
るに充分な負荷条件を与える電池活性化動作を行う電池
活性化手段を設け、一時的に生じている化学的性質を安
定させ、その後に通常の電池寿命判定動作を行うように
している。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来技術では、電池寿命判定動作の度に毎回、電池活性
化動作を行うため、シーケンスの動作時間が長くなるば
かりではなく負荷条件を与えることによって消費電流が
増大し、ひいては電池寿命を縮めてしまうという問題点
がある。
【0004】このような問題点に鑑み、本発明の目的は
必要に応じて電池活性化動作を行う電気機器を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば電池の活
性化をする電池活性化手段と、電池活性化手段の作動を
規制する規制手段とを有することにより、必要に応じて
電池を活性化でき、過度の活性化による電池の消耗を防
ぐものである。
【0006】また、規制手段は電池活性化手段の作動か
ら所定時間は電池活性化手段の作動を規制することによ
り簡単な構成で必要に応じて電池を活性化でき、過度の
活性化による電池の消耗を防ぐものである。
【0007】さらに、電池活性化手段は負荷を駆動する
ことで行い、負荷を別の目的で駆動した場合には負荷の
駆動後所定時間は電池活性化手段の作動を規制すること
によって特別な電池活性化手段を設けることなく電池を
活性化できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明を実施した電気機器であるカメ
ラの概略を示すブロック図であり、図中、1はカメラの
電源であるところの水銀化合物が含まれていない電池
(以下、実施例の説明においては“水銀ゼロ電池”と記
す。)、2はカメラの各種回路を制御するCPUであ
り、内部にプログラムを内蔵したROMや各種のフラグ
の内容等を記憶したRAM等を有している。3はフィル
ムの巻き上げや巻戻しを行うフィルム給送モータ4を駆
動するフィルム駆動回路、5は公知のストロボ回路、6
は前記ストロボ回路5に制御されて閃光するキセノン
管、7は不図示のシャッタの開閉を行うシャッタ駆動回
路、8は不図示の測光センサを用いて被写体輝度を測光
するAE回路、9は不図示の測光センサを用いた被写体
距離(あるいは撮影レンズのデフォーカス状態)を検出
するAF回路、10は各種の撮影情報の表示や警告を行
う液晶等により成る表示器、11は電池活性化手段とし
ての電池活性化用負荷、12は電池活性化動作終了時
(電池活性化用負荷を切り放し後)から時間測定を開始
する計時手段としてのタイマであって、電池活性化状態
が維持できない時間に達した時にタイマフラグをたてて
時間測定も停止する。SW1は不図示のレリーズボタン
の第1ストロークによりONするスイッチ、SW2は不
図示のレリーズボタンの第2ストロークによりONする
スイッチ、RWSWはフィルムの巻戻しを強制的に行う
リワインドスイッチ、SESWはセルフタイマを作動さ
せる為のセルフスイッチである。
【0009】図2は上記CPU2の動作を示すフローチ
ャートであり、以下これにしたがって説明する。
【0010】[ステップ101]水銀ゼロ電池1がカメ
ラの電池収納室に装填されるとステップ102へ進む。
なお、これによりカメラの各種回路に電源が供給される
ことになる。
【0011】[ステップ102]各種のフラグ等を初期
化(リセット)する。
【0012】[ステップ103]フィルムが装填され、
背蓋が閉じられたか否かを判断を行う。背蓋が閉じられ
ていない時はステップに留まり、背蓋が閉じられること
によりステップ104へ進む。
【0013】[ステップ104]電池残量検出動作のサ
ブルーチンを実行する。
【0014】なお、この詳細については図3を用いて後
述するが、この結果、電池電圧が以後の動作を継続する
に充分であると判定した場合(OKの場合)はステップ
105へ進み、充分でないと判定した場合(NGの場
合)はステップ120へ進む。
【0015】[ステップ105]上記の電池残量検出動
作の結果、電池電圧が以後の動作を継続するに充分であ
ると判定されたので、フィルム駆動回路3及び、フィル
ム給送用モータ4を介してフィルムの空送り動作を行
う。
【0016】[ステップ106]ここではレリーズボタ
ンの第1ストロークでONするスイッチSW1、セルフ
スイッチSESW、リワインドスイッチRWSW等のス
イッチの入力を待つ。
【0017】次に上記スイッチSW1がONされた場合
について述べる。この様にスイッチSW1がONする
と、ステップ106からステップ107へ動作は進む。
【0018】[ステップ107]上記ステップ104と
同様、電池残量検出動作のサブルーチンを実行する。そ
して、この結果、電池電圧がOKの場合はステップ10
8へ進み、NGの場合はステップ120へ進む。
【0019】[ステップ108]AE回路8を動作させ
て被写体輝度情報を得る。
【0020】[ステップ109]上記の被写体輝度情報
によりストロボ閃光を必要とする程に暗いか否かを判別
し、暗い場合にはステップ118へ進み、明るい場合に
はステップ110へ進む。
【0021】[ステップ110]AF回路9を動作させ
て被写体距離(あいるは撮影レンズのデフォーカス状
態)を検出する。
【0022】[ステップ111]スイッチSW1の状態
を判別し、OFFされていればステップ106へ戻り、
ONの間まで有ればステップ112へ進む。
【0023】[ステップ112]レリーブボタンの第2
ストロークでONするスイッチSW2の状態を判別し、
OFFのままで有ればステップ111へ戻って同様の動
作を繰り返す。又、ONされていればステップ113へ
進む。
【0024】[ステップ113]上記ステップ110に
おいて得られた情報に基づいて不図示の焦点調節用レン
ズを合焦位置へ駆動する。
【0025】[ステップ114]上記ステップ108に
おいて得られた情報に基づいてシャッタ駆動回路7を介
して不図示のシャッタの開閉制御を行う。
【0026】[ステップ115]撮影駒の所定位置に年
月日のデータ情報などを写し込む。
【0027】[ステップ116]フィルム駆動回路3及
びフィルム給送用モータ4を介して撮影駒の巻上げを行
う。
【0028】[ステップ117]ストロボ回路5へスト
ロボ充電開始信号を出力し、ストロボ充電を次の撮影に
備えて行う。そして、該回路よりストロボ充電完了信号
が入力されると、ステップ106へ戻って各種スイッチ
の入力待ち状態に入る。
【0029】上記ステップ109において、被写体輝度
情報がストロボ閃光を必要とする程に暗いと判別した場
合には、前述したようにステップ109からステップ1
18へ進む。
【0030】[ステップ118]ストロボ回路5へスト
ロボ充電開始信号を出力し、その後該回路よりストロボ
充電完了信号が入力される次のステップ119へ進む。
【0031】[ステップ119]上記ステップ104、
107と同様電池残量検出動作のサブルーチンを実行す
る。そして、この結果、電池電圧がOKの場合は先のA
F動作を行うステップ110へ進み、NGの場合はステ
ップ120へと進む。
【0032】[ステップ120] ここでは、水銀ゼロ
電池1が後述するようにしてNGであると判定された
為、その警告表示を表示器10を介して行う。
【0033】[ステップ121]カメラをホールド状態
にし、ステップ106のスイッチ入力待ち状態に入る。
【0034】次に、上記ステップ104、107、11
9において行われる電池残量検出動作のサブルーチンに
ついて、図3にしたがって、説明する。
【0035】[ステップ151]ここでは電池活性化負
荷接続が、バッテリーチェック前に行われていたかどう
かの判断を行い、この結果、接続が行われていいたなら
ば、ステップ152へ進み、そうでない場合はステップ
153へと進む。
【0036】これは、水銀ゼロ電池は活性化された後
は、しばらくは活性化しているので、バッテリーチェッ
ク前に電池活性化負荷接続されたか否かで、すでに活性
化されたかどうかを判断し、電池活性化負荷接続がされ
ていなければ活性化を行うステップ153へ行き、そう
でなければ、まだ活性化しているかどうかを判断するス
テップ152へと進む。
【0037】[ステップ152]タイマの設定時間を越
えているとセットされるタイマフラグをチェックし、フ
ラグがたっていたならば電池の活性化を行うステップ1
53へ進み、タイマフラグがたっていなければまだ電池
は活性化しているので電池の活性化は行わず、ステップ
157へと進む。
【0038】これにより電池が活性化している場合は新
たな電池活性化動作は行わず、活性化していない時だけ
電池活性化動作を行うことになるので、連続使用時のバ
ッテリーチェック時間の短縮を行うことができる。
【0039】[ステップ153]ここでは水銀ゼロ電池
1の活性化(酸化現象を取り除き、内部抵抗を通常の抵
抗値に下げること)を行うための、以下に述べる通常の
バッテリーチェック時よりも比較的大電流を消費する負
荷を、該水銀ゼロ電池1へ接続する。
【0040】本実施例では、図1の11に示す直流の電
池活性化負荷を専用に備え、これを電池活性化用の負荷
として選択している。
【0041】[ステップ154]ここでは電池活性化用
負荷11への通電時間を決定し、この時間該回路への通
電を実行する。ここで電池活性化用負荷11への通電
は、使用環境温度に応じて変えたり(低温時は高温時に
比べて通電時間を長くする)、使用回数(撮影回数)に
よって変えたり、以下のバッテリーチェックの結果に基
づいて変えたりする。この時の電池活性化用負荷への通
電時の様子を示したのが図4であり、図4(b)が電池
活性化用負荷11を接続した場合の電流波形である。
【0042】また、電池活性化用負荷への通電は、図4
に示す様に継続して行う場合のみならず、図5に示すよ
うに断続的に行うようにしてもよい。実験の結果によれ
ば、後者の方が短時間に電池活性化を行えることが明ら
かとなっている。
【0043】以下の様にして決定した所定の時間、電池
活性化用負荷への通電を終了すると、ステップ155へ
進む。
【0044】[ステップ155]上記電池活性化用負荷
11を水銀ゼロ電池1から切り放す。
【0045】[ステップ156]タイマ12、タイマフ
ラグをリセットすると共に、改めて時間測定を開始す
る。
【0046】[ステップ157]ここでは通常のバッテ
リーチェックを行う為に、例えばシャッター駆動回路7
をこの為の負荷として水銀ゼロ電池1に接続する。
【0047】[ステップ158]予め決められている一
定の時間、上記シャッタ駆動回路7への通電を行い、こ
の際の水銀ゼロ電池1の両端電圧を検知する。
【0048】[ステップ159]上記通常のバッテリー
チェック用の負荷であるシャッタ駆動回路7を水銀ゼロ
電池1から切り放す。
【0049】[ステップ160]上記ステップ158に
おいて得られた水銀ゼロ電池1の両端電圧は電池寿命判
定レベルとを比較し、以後の動作を継続することが可能
な電池電圧であるか否かの判定を行う。この結果、電池
電圧がOKの場合は、図2において説明した様に、それ
ぞれ次のステップへ進み、NGの場合は何れの場合も警
告表示を行うステップ120へと進む。
【0050】また、本実施例では水銀ゼロ電池1の両端
電圧を検出しているが、電池によって駆動される部材の
速度を検出して電池の状態を判定するバッテリーチェッ
クを含む。
【0051】以上の様に、電池寿命判定動作において電
池寿命判定動作の前に、重い負荷が水銀ゼロ電池に接続
されて、その負荷の駆動が終了した時点からカウントを
開始するタイマの経過時間が所定時間内であれば電池活
性化は行わずに電池寿命判定動作を行い、所定時間を越
えている時だけ電池活性化動作を行うことによって、今
まで電池寿命判定動作の度に、毎回電池活性化動作を行
っていたものが、1回の撮影後から次回撮影までの間隔
が長い時だけ、電池活性化動作を行うので、連続の撮影
をする場合等においてシーケンスの動作時間(レリーズ
からシャッタがきれる迄)が長くなったり、負荷条件を
与えることによって消費電流が増大し、その結果の電池
寿命を縮めてしまうことを防止している。
【0052】図6は本発明を実施した第2の実施例であ
るカメラの概略を示すブロック図であり、図中、1はカ
メラの電源であるところの水銀化合物が含まれていない
電池(以下、実施例の説明においては“水銀ゼロ電池”
と記す。)、2はカメラの各種回路を制御するCPUで
あり、内部にプログラムを内蔵したROMや各種のフラ
グの内容等を記憶したRAM等を有している。3はフィ
ルムの巻上げや巻き戻しを行うフィルム給送モータ4を
駆動するフィルム駆動回路、5は公知のストロボ回路、
6は前記ストロボ回路5に制御されて閃光発行するキセ
ノン管、7は不図示のシャッタの開閉を行うシャッタ駆
動回路、8は不図示の測光センサを用いて被写体輝度を
測光するAE回路、9は不図示の測光センサを用いた被
写体距離(あるいは撮影レンズのデフォーカス状態)を
検出するAF回路、10は各種の撮影情報の表示や警告
を行う液晶等により成る表示器、12はストロボ回路5
を接続し、不図示のコンデンサへの充電を行う動作終了
時から時間測定を開始するタイマであって、電池活性化
状態が維持できない時間に達した時にタイマフラグをた
てて、時間測定も停止する。
【0053】SW1は不図示のレリーズボタンの第1ス
トロークによりONするスイッチ、SW2は不図示のレ
リーズボタンの第2ストロークによりONするスイッ
チ、RWSWはフィルムの巻戻しを強制的に行うリワイ
ンドスイッチ、SESWはセルフタイマを作動させる為
のセルフスイッチである。
【0054】図7は上記CPU2の動作を示すフローチ
ャートであり、以下これにしたがって説明する。
【0055】[ステップ101]水銀ゼロ電池1がカメ
ラの電池収納室に装填されるとステップ102へ進む。
なお、これによりカメラの各種回路に電源が供給される
ことになる。
【0056】[ステップ102]各種のフラグ等を初期
化(リセット)する。
【0057】[ステップ103]フィルムが装填され、
背蓋が閉じられたか否かを判断を行う。背蓋が閉じられ
ていない時はステップに留まり、背蓋が閉じられること
によりステップ104へ進む。
【0058】[ステップ104]電池残量検出動作のサ
ブルーチンを実行する。
【0059】なお、この詳細については図8を用いて後
述するが、この結果、電池電圧が以後の動作を継続する
に充分であると判定した場合(OKの場合)はステップ
105へ進み、充分でないと判定した場合(NGの場
合)はステップ120へ進む。
【0060】[ステップ105]上記の電池残量検出動
作の結果、電池電圧が以後の動作を継続するに充分であ
ると判定されたので、フィルム駆動回路3及び、フィル
ム給送用モータ4を介してフィルムの空送り動作を行
う。
【0061】[ステップ106]ここではレリーズボタ
ンの第1ストロークでONするスイッチSW1、セルフ
スイッチSESW、リワインドスイッチRWSW等のス
イッチの入力を待つ。
【0062】次に上記スイッチSW1がONされた場合
について述べる。この様にスイッチSW1がONする
と、ステップ106からステップ107へ動作は進む。
【0063】[ステップ107]上記ステップ104と
同様、電池残量検出動作のサブルーチンを実行する。そ
して、この結果、電池電圧がOKの場合はステップ10
8へ進み、NGの場合はステップ120へ進む。
【0064】[ステップ108]AE回路8を動作させ
て被写体輝度情報を得る。
【0065】[ステップ109]上記の被写体輝度情報
によりストロボ閃光を必要とする程に暗いか否かを判別
し、暗い場合にはステップ118へ進み、明るい場合に
はステップ110へ進む。
【0066】[ステップ110]AF回路9を動作させ
て被写体距離(あいるは撮影レンズのデフォーカス状
態)を検出する。
【0067】[ステップ111]スイッチSW1の状態
を判別し、OFFされていればステップ106へ戻り、
ONの間まで有ればステップ112へ進む。
【0068】[ステップ112]レリーブボタンの第2
ストロークでONするスイッチSW2の状態を判別し、
OFFのままで有ればステップ111へ戻って同様の動
作を繰り返す。又、ONされていればステップ113へ
進む。
【0069】[ステップ113]上記ステップ110に
おいて得られた情報に基づいて不図示の焦点調節用レン
ズを合焦位置へ駆動する。
【0070】[ステップ114]上記ステップ108に
おいて得られた情報に基づいてシャッタ駆動回路7を介
して不図示のシャッタの開閉制御を行う。
【0071】[ステップ115]撮影駒の所定位置に年
月日のデータ情報などを写し込む。
【0072】[ステップ116]フィルム駆動回路3及
びフィルム給送用モータ4を介して撮影駒の巻上げを行
う。
【0073】[ステップ117]ストロボ回路5へスト
ロボ充電開始信号を出力し、ストロボ充電を次の撮影に
備えて行う。そして、該回路よりストロボ充電完了信号
が入力されると、ステップ130へ進む。
【0074】[ステップ130]タイマ12、タイマフ
ラグをリセットすると共に、改めて時間測定を開始し、
ステップ106へ戻って各種スイッチの入力待ち状態に
入る。
【0075】上記ステップ109において、被写体輝度
情報がストロボ閃光を必要とする程に暗いと判別した場
合には、前述したようにステップ109からステップ1
18へ進む。
【0076】[ステップ118]ストロボ回路5へスト
ロボ充電開始信号を出力し、その後該回路よりストロボ
充電完了信号が入力される次のステップ131へ進む。
【0077】[ステップ131]タイマ12、タイマフ
ラグをリセットすると共に、改めて時間測定を開始す
る。
【0078】[ステップ119]上記ステップ104、
107と同様電池残量検出動作のサブルーチンを実行す
る。そして、この結果、電池電圧がOKの場合は先のA
F動作を行うステップ110へ進み、NGの場合はステ
ップ120へと進む。
【0079】[ステップ120]ここでは、水銀ゼロ電
池1が後述するようにしてNGであると判定された為、
その警告表示を表示器10を介して行う。
【0080】[ステップ121]カメラをホールド状態
にし、ステップ106のスイッチ入力待ち状態に入る。
【0081】次に、上記ステップ104、107、11
9において行われる電池残量検出動作のサブルーチンに
ついて、図8にしたがって、説明する。
【0082】[ステップ201]ここではバッテリーチ
ェック前に、ストロボ回路5が接続され不図示のコンデ
ンサに充電が行われていたかどうか判断を行い、この結
果、接続が行われていたならば、ステップ152へ進
み、そうでない場合はステップ202へと進む。これ
は、水銀ゼロ電池は重い負荷をかけた後は、しばらくは
活性化しているので、バッテリーチェック前にストロボ
充電されたか否かで、すでに活性化されたかどうかを判
断し、ストロボ充電がされていなければ活性化を行うス
テップ202へ行き、そうでなければ、まだ活性化して
いるかどうかを判断するステップ152へと進む。
【0083】[ステップ152]タイマの設定時間を越
えているとセットされるタイマフラグをチェックし、フ
ラグがたっていたならば電池の活性化を行うステップ2
02へ進み、タイマフラグがたっていなければまだ電池
は活性化しているので電池の活性化は行わず、ステップ
157へと進む。
【0084】これにより電池が活性化している場合には
新たな電池活性化動作は行わず、活性化していない時だ
け電池活性化動作を行うことになるので、連続使用時の
バッテリーチェック時間の短縮を行うことができる。
【0085】[ステップ202]ここでは水銀ゼロ電池
1の活性化(酸化現象を取り除き、内部抵抗を通常の抵
抗値に下げること)を行うための、以下に述べる通常の
バッテリーチェック時よりも比較的大電流を消費する負
荷を、該水銀ゼロ電池1へ接続する。
【0086】実施例2では、交流の負荷であるストロボ
回路5を電池活性化用の負荷として選択するようにして
いる。
【0087】[ステップ154]ここでは電池活性化用
の負荷である前記ストロボ回路5へのの通電時間を決定
し、この時間該回路への通電を実行する。
【0088】ここでストロボ回路5への通電は、使用環
境温度に応じて変えたり(低温時は高温時に比べて通電
時間を長くする)、使用回数(撮影回数)によって変え
たり、以下のバッテリーチェックの結果に基づいて変え
たりする。この時の電池活性化用負荷への通電時の様子
を示したのが図4であり、図4(a)がストロボ回路5
を選択した場合の電流波形である。
【0089】また、ストロボ回路5への通電は、図4に
示す様に継続して行う場合のみならず、図5に示すよう
に断続的に行うようにしてもよい。実験の結果によれ
ば、後者の方が短時間に電池活性化を行えることが明ら
かとなっている。
【0090】[ステップ155]上記電池活性化用負
荷、つまりストロボ回路5を水銀ゼロ電池1から切り放
す。
【0091】[ステップ156]タイマ12、タイマフ
ラグをリセットすると共に時間測定を開始する。
【0092】[ステップ157]ここでは通常のバッテ
リーチェックを行う為に、例えばシャッター駆動回路7
をこの為の負荷として水銀ゼロ電池1に接続する。
【0093】[ステップ158]予め決められている一
定の時間、上記シャッタ駆動回路7への通電を行い、こ
の際の水銀ゼロ電池1の両端電圧を検知する。
【0094】[ステップ159]上記通常のバッテリー
チェック用の負荷であるシャッタ駆動回路7を水銀ゼロ
電池1から切り放す。
【0095】[ステップ160]上記ステップ158に
おいて得られた水銀ゼロ電池1の両端電圧は電池寿命判
定レベルとを比較し、以後の動作を継続することが可能
な電池電圧であるか否かの判定を行う。この結果、電池
電圧がOKの場合は、図7において説明した様に、それ
ぞれ次のステップへ進み、NGの場合は何れの場合も警
告表示を行うステップ120へと進む。
【0096】以上の様に、電池寿命判定動作において電
池寿命判定動作の前に、ストロボ回路を水銀ゼロ電池に
接続し、その負荷の駆動が終了した時点からカウントを
開始するタイマの経過時間が所定時間内であれば、電池
活性化は行わずに電池寿命判定動作を行い、所定時間を
越えている時だけ電池活性化動作を行うことによって、
今まで電池寿命判定動作の度に、毎回電池活性化動作を
行っていたものが、1回の撮影後から次回撮影までの間
隔が長い時だけ、電池活性化動作を行うので、連続の撮
影をする場合等においてシーケンスの動作時間(レリー
ズからシャッタがきれる迄)が長くなったり、負荷条件
を与えることによって消費電流が増大し、その結果の電
池寿命を縮めてしまうことを防止している。
【0097】なお、本実施例2では、交流の負荷である
ストロボ回路5を電池活性化用の負荷として選択するよ
うにしている。しかしこれに限定されるものではなく、
重い負荷(フィルム駆動回路による給送モータ駆動、
又、不図示であるがカメラ内での使用されているモータ
の駆動等)を電池活性化用の負荷として選択するように
してもよい。
【0098】さらにバッテリーチェックは電池によって
駆動される部材の速度に基づいて、電池の状態を判断す
る方法も含まれる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、電池の活性化をす
る電池活性化手段と、電池活性化手段の作動を規制する
規制手段とを有することで、頻繁に電池を活性化させる
ことが原因で生じる処理速度の低下および電池の消耗を
少なくすることができる。
【0100】また、規制手段は電池活性化手段の作動か
ら所定時間は電池活性化手段の作動を規制することによ
り、簡単な構成で必要に応じて電池を活性化でき、過度
の活性化による電池の消耗を防ぎ、電池寿命を延ばすこ
とができる。
【0101】さらに、電池活性化手段は負荷を駆動する
ことで行い、負荷を別の目的で駆動した場合には該負荷
の駆動後所定時間は該電池活性化手段の作動を規制する
ことによって、特別な電池活性化手段を設けることなく
とも電池活性化手段の必要なときを正確に把握でき、よ
り一層過度の活性化による電池の消耗を防ぎ、電池寿命
を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である電気機器としての
カメラの要部構成を示すブロック図。
【図2】図1のCPUの動作を示すフローチャート。
【図3】図2の「バッテリーチェック動作」を示すフロ
ーチャート。
【図4】(a)図8のステップ154における電池活性
化時における負荷への通電状態の一例を示すタイミング
チャートであり、ストロボ回路に連続的に電流を流した
状態を示した図。 (b)図3のステップ154における電池活性化時にお
ける負荷への通電状態の一例を示すタイミングチャート
であり、直流負荷に連続的に電流を流した状態を示した
図。
【図5】(a)図8のステップ154における電池活性
化時における負荷への通電状態の一例を示すタイミング
チャートであり、ストロボ回路に断続的に電流を流した
状態を示した図。 (b)図3のステップ154における電池活性化時にお
ける負荷への通電状態の一例を示すタイミングチャート
であり、直流負荷に断続的に電流を流した状態を示した
図。
【図6】本発明の第2の実施例である電気機器としての
カメラの要部構成を示すブロック図。
【図7】図6のCPUの動作を示すフローチャート。
【図8】図7の「バッテリーチェック動作」を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 水銀化合物を含まない電池 2 CPU 3 フィルム駆動回路 4 フィルム給送用モータ 5 ストロボ回路 6 キセノン管 7 シャッタ駆動回路 8 AE回路 9 AF回路 10 表示器 11 電池活性化用負荷 12 タイマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池の活性化をする電池活性化手段と、 該電池活性化手段の作動を規制する規制手段とを有する
    電気機器。
  2. 【請求項2】 前記規制手段は前記電池活性化手段の作
    動から所定時間は該電池活性化手段の作動を規制するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 電池の状態を検出する検出手段と、 電池の活性化をする電池活性化手段と、 該電池活性化手段の作動の許可もしくは禁止を判断する
    判断手段とを有し、 該判断手段は該検出手段および該電池活性化手段よりも
    前に作動し、該電池活性化手段の作動が許可されたとき
    は該電池活性化手段を作動させた後、該検出手段が作動
    し、 該電池活性化手段の作動が禁止されたときは該電池活性
    化手段を作動させずに、該検出手段が作動することを特
    徴とする電気機器。
  4. 【請求項4】 前記電池活性化手段は負荷を駆動するこ
    とで行い、該負荷を別の目的で駆動した場合には該負荷
    の駆動後所定時間は該電池活性化手段の作動を規制する
    ことを特徴とする請求項2記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 前記電池活性化手段は充電手段を充電す
    ることによって電池の活性化を行うことを特徴とする請
    求項1、2、3または4記載の電気機器。
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