JPH07307928A - 文字放送受信装置およびその方法 - Google Patents

文字放送受信装置およびその方法

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JPH07307928A
JPH07307928A JP7033770A JP3377095A JPH07307928A JP H07307928 A JPH07307928 A JP H07307928A JP 7033770 A JP7033770 A JP 7033770A JP 3377095 A JP3377095 A JP 3377095A JP H07307928 A JPH07307928 A JP H07307928A
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Shoichi Goto
昌一 後藤
Shuhei Taniguchi
周平 谷口
Hirotoshi Uehara
宏敏 上原
Keiya Miyoshi
圭哉 三好
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字放送番組のデ−タ蓄積において、文字放
送番組のページデータを一つのファイルとしてファイル
管理することで、デ−タの蓄積/削減の管理を柔軟に行
なうことのできる、文字放送受信装置を提供することを
目的とする。 【構成】 文字放送を受信し、文字信号抜取り部3によ
り文字放送デ−タを抽出し、少なくとも一つの文字放送
番組の文字放送データを文字放送番組選別メモリにより
選別し、選別された文字放送データは、ファイル管理部
8によってメモリ管理部7が管理するデ−タ記憶部6
に、ページデータ毎に一つのファイルとして蓄積され
る。 【効果】 ファイル毎にメモリを割り当てるので、文字
放送データはリングメモリの様に強制的に削除されるこ
となく、ユ−ザが待ち時間なしに所望の文字放送番組を
視聴できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字放送等のデータ放
送番組を視聴する際に、受信中の番組データを視聴する
だけでなく、番組データを効率良く蓄積することによ
り、任意の番組を自由に選択して見ることのできる文字
放送受信装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、放送電波を利用して、文字や図形
からなるニュース、天気予報、株式市場などの文字図形
情報を、家庭のテレビジョン受像機の画面に映し出すこ
とのできる符号化伝送方式の文字放送が実用化され、こ
の符号化伝送方式の文字放送を受信する受信装置内蔵の
テレビジョン受像機も開発されている。
【0003】以下に、従来の文字放送受信機について、
図面を参照しながら説明する。図14は従来の文字放送
受信機の構成を示すものである。図14において141
はシステム全体を制御するCPU、142は動作プログ
ラムを保持する記憶部である。aはテレビの映像信号
で、143は映像信号aから垂直帰線区間に重畳されて
いる文字放送データを抜き取るための文字信号抜き取り
部、144は文字信号抜き取り部143で抜き取った文
字放送データのデコードを行ない、表示するための文字
図形の表示データに展開するデコード部である。145
は文字信号抜き取り部143で抜き取った文字放送デー
タのみを蓄積しておくデータ記憶部、146はデータ記
憶部145の文字放送データの制御コードにより文字放
送データを管理するためのメモリ管理部、147はデコ
ード部144で文字図形に展開した表示データを保持す
る表示メモリ、148は表示メモリ147から表示デー
タを取り出しすためのメモリアドレス制御を行なう表示
制御部、149は表示メモリ147から文字放送データ
を読み出して実際に表示するためのテレビモニタであ
る。
【0004】以上のように構成された文字放送受信装置
について、以下その動作について説明する。文字放送信
号抜き取り部143は入力された映像信号aから、垂直
帰線消去区間14H(277H)、15H(278
H)、16H(279H)、21H(284H)の4つ
の伝送路に重畳されている文字信号を抜き取る。
【0005】文字放送データは、4つの垂直帰線消去区
間の伝送路にそれぞれ22バイトづつ重畳されている
(この22バイトデータが1パケット)。
【0006】文字放送に関する規格の詳細は「文字放送
技術ハンドブック、放送技術開発開発協議会、兼六間出
版」に記述されている。明細書で記載している「番
組」、「ページ」の定義は、この文字放送技術ハンドブ
ックに従う。
【0007】CPU141は、抜き取った文字放送デー
タをメモリ管理部146を介してデータ記憶部145に
蓄積する。また、CPU141は、データ記憶部145
からメモリ管理部146を介して文字放送データを読み
出す。そしてデコード部144により、テレビモニタに
文字や図形を表示するための文字図形データ(表示デー
タ)に変換して、表示メモリ147に書き込む。表示制
御部148は文字図形データを表示メモリ147から読
み出してテレビモニタ149に表示する。
【0008】CPU141は、あらかじめ予約した文字
放送の番組を優先的にデータ記憶部145に蓄積する機
能を有する。さらにデータ記憶部145の残りメモリ容
量に応じて、逐次受信した文字放送データを格納する。
【0009】以下に、図15、図16、図17を用いて
メモリ管理部146によるデータ記憶部145の制御方
法について、図面を参照しながら説明する。図15は、
データ記憶部145とメモリ管理部146の内部構成
で、逐次受信した文字放送データをパケット毎に格納す
るためのN個のメモリブロックと、メモリブロックを管
理するための位置テーブルから成る。位置テーブルは、
メモリブロックと1対1に対応しており、メモリブロッ
クに対してリングメモリを形成している。
【0010】すなわち位置テーブル1は位置テーブル
2、位置テーブル2は位置テーブル3、そして位置テー
ブルNは位置テーブル1を指している。逐次受信した文
字放送データは、リングメモリに書き込まれる。リング
メモリでは、受信した文字放送データがデータ記憶部1
45のメモリ容量を越えると、古い文字放送データが格
納されているメモリブロックから順に新しいデータに更
新される。
【0011】図16aは逐次受信したパケットデータを
実際にメモリブロックに格納する時のパケットフォーマ
ットで、番組、ページ情報とパケットデータから成る。
先にも述べたが、パケットデータは、逐次受信したもの
から格納する。この時、パケットデータは、文字放送番
組の番組の内容が連続しているわけではないので、パケ
ットフォーマットには番組、ページ情報が必要になる。
【0012】図16bはメモリブロックに逐次パケット
を格納した場合のメモリ内部図である。番組5の2ペー
ジ目をテレビモニタに表示する場合、メモリブロックの
番組とページ情報から、番組5の2ページ目を検索して
パケットデータをデコード部144によって、文字図形
に展開して表示メモリ147に転送する。
【0013】このとき、もし番組5の2ページ目がデー
タ記憶部145に存在しない時、データが送られてくる
まで待つことになる。
【0014】次に、予約した場合について図17を用い
て述べる。図17は予約を用いる場合のデータ記憶部1
45とメモリ管理部146の内部構成で、図15で示し
た内容に予約テーブルが付加されている。ユーザが文字
放送番組を予約すると、その番組が優先されてメモリに
格納される。予約テーブルは、予約した番組と優先割り
付けされたメモリブロックの番号からなる。図17で
は、番組番号100を予約する場合に、メモリブロック
1、2を確保し、メモリブロック1、2と残りのメモリ
ブロック3〜Nはそれぞれ別々のリングメモリを構成し
ていることを示している。
【0015】予約されている文字放送番組をテレビモニ
タに表示する場合、予約用に確保したメモリから、ペー
ジを検索し、デコード部144によって、文字図形に展
開して表示メモリ147に転送する。
【0016】以上のようにして、従来の文字放送受信機
では、文字放送番組を蓄積、表示していた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来装置
では、2つの問題点があった。一つは文字放送番組のメ
モリ管理が十分でないことである。これはメモリの使用
効率を上げるために、データ記憶部に対して、リングメ
モリ形式で管理し、また文字放送番組をファイルとして
管理するのではなく、文字放送番組を構成する要素であ
るパケット単位で管理していた。よって、任意の文字放
送番組のページにアクセスする場合には、そのページデ
ータのパケットを集めて表示していた。また、リングメ
モリでは、メモリが一杯になると、古いデータから順番
に消されるので、ページデータの有無の管理ができなか
った。
【0018】もう一つはメモリ容量におけるコストの問
題である。例えば、NHKの文字放送番組をすべてメモ
リに格納する場合、少なくとも約1Mバイト必要とな
る。従来装置では、文字放送番組の蓄積に200Kバイ
ト程度のメモリしか実装しておらず、1Mバイトのメモ
リを実装しようとするとコスト高となっていた。
【0019】本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたもので、文字放送番組のメモリ管理問題とメ
モリ容量の問題を解決するために、文字放送番組の複数
ページを一つのファイルとしてファイル管理する。そし
て、圧縮して格納することにより、見かけ上のメモリ容
量を増やした。また、ファイル管理を行なう場合に、メ
モリの使用効率をリングメモリ形式と同じ程度にした、
文字放送受信装置及びその方法を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の文字放送受信装置は、文字放送を受信し、文
字放送データを抽出する信号抽出手段と、前記抽出され
た文字放送データのうち、少なくとも一つの文字放送番
組の文字放送データを選別する文字放送番組選別手段
と、前記選別された文字放送データを蓄積するためのデ
ータ記憶手段と、前記データ記憶手段内を小さなブロッ
クに分割する機能と、前記選択された文字放送データ毎
にそのデータサイズに応じて未使用ブロックからブロッ
クを獲得してデータ蓄積領域を形成する機能と、不必要
なブロックが発生した場合は未使用ブロックとして解放
する機能を持つメモリ管理手段と、前記文字放送データ
の「ページ」を一つのファイルとして管理するファイル
管理手段と、前記文字放送データの「ページ」を一つの
ファイルとして管理するファイル管理手段とファイルデ
ータを圧縮するためのデータ圧縮手段と、圧縮データを
伸長するためのデータ伸長手段とを備えた構成を有して
いる。
【0021】
【作用】この構成によって、信号抽出手段によって抽出
された文字放送データに対し、ファイル管理手段では、
文字放送番組選別手段で選別された文字放送番組を、文
字放送番組の「ページ」単位を最小ファイル単位とし
て、データ記憶手段に格納する。メモリ管理手段は、デ
ータ記憶手段を小さなブロックに分割しており、ファイ
ル管理手段によってブロックに書き込む場合、ファイル
毎にデータサイズに応じてブロックを割り当て、そのブ
ロックの使用状況、リンク情報を管理する。
【0022】また、ファイルの削除におけるブロックの
解放も行なう。ファイルは、任意にデータ圧縮手段によ
り圧縮、データ伸長手段により伸長することができる。
【0023】このような特徴を有する本発明によれば、
文字放送受信装置のメモリ使用効率を最大限に高めるこ
とができる。また、ファイル管理を用いることで文字放
送番組の管理を柔軟に行なうことができる。
【0024】
【実施例】
(実施例1)以下、図1、2、3を用いて、本発明の実
施例1について説明する。図1において、1はシステム
全体を制御するCPU、2は動作プログラムを保持する
記憶部である。3は映像信号aから垂直帰線区間に重畳
されている文字放送データを抜き取るための文字信号抜
き取り部、4は文字信号抜き取り部3で抜き取った文字
放送データから、必要なデータを選別するための文字放
送番組選別部、5は文字放送番組選別部4で選別された
文字放送データのデコードを行ない、表示するための文
字図形の表示データに展開するデコード部である。6は
文字放送番組選別部4で選別された文字放送データを蓄
積しておくデータ記憶部、7はデータ記憶部6を小さな
ブロックに分割し、そのブロックの使用状況、リンク情
報を管理するためのメモリ管理部、8は文字放送番組の
「ページ」単位を最小ファイル単位として、ファイルの
作成、削除を管理するファイル管理部、9はデコード部
5で文字図形に展開した表示データを蓄えておく表示メ
モリ、10は表示メモリ7から表示データの取り出しの
メモリアドレス制御を行なう表示制御部、11は表示メ
モリ9から読み出して実際に表示するためのテレビモニ
タである。
【0025】以上のように構成された文字放送受信装置
について、以下その動作について図2、図3を用いて説
明する。文字放送信号抜き取り部3は入力された映像信
号aから、垂直帰線消去区間14H、15H、16H、
21Hの4つの伝送路に重畳されている文字信号を抜き
取る。文字放送データは、4つの垂直帰線消去区間の伝
送路にそれぞれ22バイトづつ重畳されている(22バ
イトデータを1パケットとする)。
【0026】抜き取られた文字放送データは、文字放送
番組選別部4によって、あらかじめ指定している文字放
送番組のみ(例えば、ユーザが予約した番組)を選別す
る。選別された番組は、その番組の各ページ毎にファイ
ルを作成し、ファイル管理部8がページ単位で管理す
る。
【0027】ファイル管理部8がファイルを作成する場
合、メモリ管理部7によりデータ記憶部6のメモリブロ
ックを一つ確保する。その後、ファイル管理部8が文字
放送データ(パケットデータ)の書き込みを行ない、メ
モリブロックの容量が一杯になれば、メモリ管理部7に
よって新しいメモリブロックを確保する。
【0028】図2は、実際にメモリブロックに文字放送
データ(パケットデータ)の書き込みを行なう場合の説
明図である。メモリブロックへの書き込みはパケットデ
ータ単位で行なうので、メモリブロックの大きさはパケ
ットデータの倍数とする。
【0029】本実施例では、一つのメモリブロックは1
2個のパケットデータを格納でき、本図は、3ページ分
のデータをデータ記憶部6に蓄積している状態を示す。
1ページ目のデータは10パケット、2ページ目は6パ
ケット、3ページ目は15パケットからなる。メモリ管
理部7は1、2ページのデータに対してそれぞれ1ブロ
ック獲得し、3ページのデータに対して2ブロック獲得
している。
【0030】図3は、選別された文字放送データに対し
て、新規ファイルを作成してデータの書き込みを行なう
場合の説明図である。図3において、ファイル管理部8
のファイルテーブル7は、ファイル管理部8が作成した
ファイル名と、そのファイルを蓄積しているデータ記憶
部6の先頭メモリブロックを示すメモリブロックの番号
(メモリ管理テーブルの番号)から構成される。メモリ
管理部7のメモリ管理テーブルは、データ記憶部6のメ
モリブロックと1対1対応しており、メモリブロックの
使用状況とブロック間のリンク情報を格納する。メモリ
ブロックが未使用であれば「0」を格納すし、また使用
中のブロックであれば、リンクした次のブロック番号、
または最終のブロックであれば「−1」を格納する。
【0031】図3(a)の場合、ファイル管理部8で
「name1」というページファイルを作成して、デー
タ記憶部6のメモリブロック1から蓄積している。図3
(b)では、メモリブロック1のメモリ容量が一杯にな
ったので、新たに未使用のメモリブロック2を獲得す
る。そしてメモリ管理テーブルにはメモリブロックのリ
ンク情報として、メモリ管理テーブル1に次のブロック
を示す「2」を格納し、メモリ管理テーブル2にファイ
ルの最終ブロックを示す「−1」を格納する。他のペー
ジファイル「name2」、「name3」についても
同様である。
【0032】以上により、すべての文字放送の番組デー
タをファイル単位で管理できるので、任意のファイルを
表示メモリ9に展開する際、所定の番組データへのアク
セスが、従来例のリングメモリ形式に比べて速くなる。
【0033】さらに、文字放送データをファイル単位で
管理するので、データ記憶部6の容量が一杯になって
も、従来例で示したリングメモリ形式のように、強制的
に古い文字放送データから順番に削除されることがな
い。すなわちCPU1はファイル管理部8を用いて、文
字放送データの蓄積/管理ができる。ファイルの削除の
方法としては、現在ユーザが視聴していない文字放送番
組ファイルから削除する方法等が考えられる。
【0034】(実施例2)以下、図4、図5、図6を用
いて、本発明の実施例2について説明する。図4は本実
施例2における全体のシステム構成図で、1〜7および
9〜11は図1の構成と同様のものである。図1の構成
と異なるのは、ファイル管理部8にページ検索機能8a
が付加された点である。図5は本実施例2における、デ
ータ記憶部6のメモリ内部構成図である。以下その動作
について説明する。
【0035】本実施例では、ファイル単位を文字放送の
「番組」とした場合について、図5を用いて説明する。
文字放送番組が、図3と同様に3ページから構成される
場合、メモリ管理部7は1ページ目を書き込む時、メモ
リブロックを1つ獲得する。そしてファイル管理部8に
よって実際にメモリに書き込む。2ページ目を書き込む
場合、メモリブロックはまだ、2パケット分書き込める
ので、2ページ目の始めの2パケットを書き込む。その
後、新たにメモリブロックを獲得して、残りの4パケッ
ト分を書き込む。3ページ目も同様である。複数のペー
ジを一つのファイルとすることにより、メモリブロック
中の未使用メモリを減らすことができる(メモリブロッ
クが1Kバイト前後の場合、ページファイル管理ではメモ
リの使用率は約70%、番組ファイル管理では約95
%)。
【0036】図6は、図5に示した番組ファイルの内部
構成である。番組ファイルの1ページ目は、次のデータ
が番組管理データであることを示す番組データヘッダ
と、番組の総ページ数、番組データ長、番組形態など
の、番組管理データからなる。2ページ目は、次のデー
タが文字放送番組の1ページ目であることを示すページ
データヘッダと1ページ目の番組データからなり、3ペ
ージ目は、次のデ−タが文字放送番組の2ページ目であ
ることを示すページデータヘッダと2ページ目の番組デ
ータからなる。
【0037】なおこの番組ファイルの1ページ目のデー
タは文字放送の番組管理情報であるので、ページデータ
として管理しなくてもよい(他の実施例における「ペー
ジ」ファイルも同様)。
【0038】図4のページ検索機能8aは、番組ファイ
ル中の番組データヘッダ、ページデータヘッダをページ
の先頭から検索することで、所定のページを検出するこ
とができる。
【0039】以上により、ファイル管理を複数の「ペー
ジ」(この場合、文字放送番組単位)で行なうことによ
り、メモリの使用効率を高めることができる。また、所
定のページをアクセスする場合は、ページ検索機能8a
を用いればよい。
【0040】(実施例3)以下、図7を用いて、本発明
の実施例3について説明する。図7は本実施例におい
て、図1のファイル管理部8が管理するファイル単位を
文字放送の「番組」とし、ファイル/ページ変換テーブ
ルを備えた場合のファイル管理を説明するための構成図
である。ファイル管理部8以外は、実施例1のシステム
構成図である図1と同じであるので省略する。以下その
動作について説明する。
【0041】図7のファイル管理部8のファイルテーブ
ルは、図3のファイルテーブルと同様、ファイル管理部
8が管理するファイルと、そのファイルを蓄積している
データ記憶部6の先頭メモリブロックの番号(メモリ管
理テーブルの番号)と、さらに追加機能としてファイル
/ページ変換テーブルのあるアドレスを示す、変換テー
ブルアドレスから構成される。
【0042】番組ファイルを作成する時、同時にそのフ
ァイルのファイル/ページ変換テーブルを作成し、ファ
イルテーブルの変換テーブルアドレスにファイル/ペー
ジ変換テーブルの先頭アドレスを格納する。そして、フ
ァイル管理部8がその番組ファイルの文字放送データを
メモリブロックに書き込む時、ページ番号とページのサ
イズを、ファイル/ページ変換テーブルに記録する。
【0043】文字放送の番組データをメモリブロックに
書き込んだ後、所定のページを検索する場合、ページの
先頭から検索せずに、ファイル/ページ変換テーブルか
ら所定のページの先頭アドレスを得ることができるの
で、高速なファイルアクセスが可能になる。
【0044】例えば、ページ番号3を検索する場合、ペ
ージ番号1とページ番号2のページサイズを加算するこ
とにより、ページ番号3のページデータの先頭アドレス
を得ることができる。
【0045】以上により、ファイル管理部8が文字放送
の番組毎にファイルを管理し、ファイル/ページ変換テ
ーブルを持つことで、所定のページデータへの高速アク
セスが可能になる。
【0046】なお、ファイル/ページ変換テーブル中の
ページサイズは、それぞれのページの先頭アドレスをあ
らかじめ計算しておいて格納しておいてもよいし、ペー
ジ番号を省略して、1ページ目からのページサイズもし
くは先頭アドレスのみを格納してもよい。
【0047】(実施例4)以下、図8を用いて、本発明
の実施例4について説明する。図8は実施例3のファイ
ル管理部8が備えているファイル/ページ変換テーブル
を、番組ファイルに組み込んだ場合の構成図である。フ
ァイル管理部8以外は、実施例1のシステム構成図であ
る図1の1〜7および9〜11と同じである。以下その
動作について説明する。
【0048】図8のデータ記憶部6のメモリブロック中
のファイル/ページ変換テーブル用の領域は、番組ファ
イルを作成する時、その番組ファイルのページ数を番組
ページヘッダで調べて、あらかじめファイル/ページ変
換テーブルで使用するメモリサイズを、メモリブロック
内のファイルの先頭から確保したものである。
【0049】そして、ファイル管理部8がその番組ファ
イルのパケットデータをメモリブロックに書き込む時、
ページデータヘッダを検出して、ページ番号とページサ
イズを、ファイル/ページ変換テーブルに記録する。
【0050】この方法を用いると、ファイル管理部8で
ファイル/ページ変換テーブルを保持するための変換テ
ーブルアドレスをファイルテーブル中に設ける必要がな
い。さらに、ファイル/ページ変換テーブル用のファイ
ルを保持する必要がない。
【0051】(実施例5)以下、図9を用いて、本発明
の実施例5について説明する。図9は本実施例5におけ
る全体のシステム構成図で、1〜11は図1の構成と同
様のものである。図1の構成と異なるのは、ファイル管
理部8で管理している番組ファイルを圧縮するデータ圧
縮部12、圧縮された番組ファイルを伸長するデータ伸
長部13が追加された点である。また、ファイル管理部
8は実施例1〜4のどの機能を持っている場合でもよい
が、本実施例では実施例4の機能を持つファイル管理部
8について説明する。以下その動作について説明する。
【0052】番組ファイルはテレビモニタに表示する場
合、デコード部5によって表示するための文字図形の表
示データに展開して、表示メモリ9に転送することによ
りテレビモニタ11に表示するという動作は実施例1と
同じである。
【0053】しかしながら、ファイル管理部8の番組フ
ァイルは、テレビモニタに表示する場合と番組更新が発
生した時以外に使用されない。そこで、番組ファイルは
番組ファイルの作成が終了した後、圧縮してデータ記憶
部6に格納することにより、メモリの使用効率を高める
ことができる。番組更新が発生した時は、再度番組ファ
イルを作成して圧縮する。
【0054】受信した番組ファイル(非圧縮ファイル)
の蓄積が完了すると、データ圧縮部12は番組ファイル
を圧縮し、圧縮ファイルとして蓄積して非圧縮ファイル
は削除する。
【0055】圧縮ファイルとなっている番組ファイルを
参照する場合は、データ伸長部13が圧縮データを伸長
した後、デコード部5によって表示するための文字図形
の表示データに展開して、表示メモリ9に転送すること
によりテレビモニタ11に表示する。
【0056】以上のように、番組ファイルを圧縮アルゴ
リズムを用いて圧縮して蓄積し、必要なファイルだけ伸
長することにより、文字放送データを蓄積する場合、メ
モリの使用効率を約40%上げることができる。
【0057】文字データ用の圧縮方式としては、ハフマ
ン符号化や”Lempel―Ziv(LZ)符号化”な
どがある。データ圧縮方式に関しては、「データ圧縮技
術がパソコンと大型機に定着へ(日経エレクトロニクス
/1993.5.10)」などに記述されている。本実
施例では、圧縮方式としてLZ符号化を使用している。
LZ符号化は、最近では圧縮率の高い圧縮方式として利
用されることが多い。アルゴリズムとしては、過去の文
字列を辞書として登録し、この辞書内の文字列と現在の
文字列とを比較して、一致する文字列を見つけることに
より、圧縮を実現する。この方式は、辞書サイズが少な
くとも1Kバイト程度必要となる。
【0058】文字放送番組の各「ページ」は、平均長が
1Kバイト程度なので、「ページ」単位で圧縮しても圧
縮率が良くない。番組単位の場合は平均10Kバイト程
度なので圧縮率が向上する。
【0059】(実施例6)以下、図10、図11を用い
て、本発明の実施例6について説明する。図10は本実
施例6における全体のシステム構成図で、1〜13は図
9の構成と同様のものである。図9と異なるのは、ファ
イル管理部8で管理しているファイルをまとめるファイ
ルアーカイブ部14が付加された点である。以下その動
作について説明する。
【0060】図11は本実施例における複数のファイル
をまとめて圧縮してアーカイブ圧縮ファイルとし、また
アーカイブ圧縮ファイルから所定のファイルを伸長する
動作を説明するための図である。
【0061】受信した文字放送データが予め定めるペー
ジファイルの蓄積が完了すると、ファイルアーカイブ部
14はページファイルをまとめる。
【0062】この時のアーカイブ方法は、ページ番号の
小さいページファイルから順に5ファイル揃った時点で
まとめる。まとめるファイル数は、文字放送番組の平均
ページ数(約10ページ)、圧縮時の処理時間等から考
慮して5ファイルとする。なお、このファイル数は文字
放送番組毎に設定可能としてもよい。
【0063】例えば、文字放送番組が8ページからなる
場合は、ファイルアーカイブ部14は1〜5ページと6
〜8ページをそれぞれまとめて、一つのファイルとす
る。
【0064】アーカイブファイルを圧縮する場合を、図
11(a)、(b)を用いて説明する。
【0065】図11(a)は文字放送番組が3ページか
らなる場合、ファイルアーカイブ部14は、1〜3ペー
ジをまとめる。この時、ファイルアーカイブ部14は、
まとめたファイル数とファイル名(例えば、ページ番号
名をページファイル名とする)と、それぞれの伸長時の
ファイルの大きさを、圧縮ファイル/ファイル変換テー
ブル14aに書き込む。そしてアーカイブファイルは、
データ圧縮部12によってアーカイブ圧縮ファイルとし
て格納される。
【0066】図11(b)は圧縮ファイル/ファイル変
換テーブル14aをファイル毎にアーカイブ圧縮ファイ
ル内に持つ場合である。この場合、データ圧縮部12が
アーカイブファイルの圧縮開始時に、圧縮ファイル/フ
ァイル変換テーブル14bをアーカイブ圧縮ファイル内
に書き込む。
【0067】ファイルをまとめて圧縮するのは、実施例
5で述べたように、LZ圧縮アルゴリズムの性質によ
る。すなわち文字放送番組の各「ページ」は、平均長が
1Kバイト程度なので、ファイル単位が「ページ」の場
合、一つのファイルだけを圧縮しても圧縮率が良くな
い。まとめて圧縮することにより、LZ法での圧縮率が
「ページ」単位の場合より向上する。
【0068】次にアーカイブ圧縮ファイルから、所定の
ファイルを伸長する場合を、図11(c)を用いて説明
する。図11(c)は図11(b)で説明したアーカイ
ブ圧縮ファイルから、3ページ目のファイルのみを伸長
した時の図である。
【0069】圧縮ファイル/ファイル変換テーブル14
bは、アーカイブ圧縮ファイル中の特定の圧縮ファイル
だけを伸長するために使用する。データ伸長部13は、
LZ圧縮アルゴリズムの性質上、伸長時はファイルの先
頭からしか伸長処理できない。
【0070】よって特定のファイルを伸長する場合、逐
次伸長したデータサイズとの圧縮ファイル/ファイル変
換テーブル14b中の各ファイルサイズを比較しながら
伸長を行ない、特定ファイルのみの伸長データを保持
し、それ以外の伸長データは捨てる。
【0071】まとめ中のある特定ファイルのみが必要に
なった場合は、他のファイルまでメモリ上に伸長する必
要がない。
【0072】以上により、「ページ」単位のファイルを
まとめて圧縮/伸長を行なうことにより、圧縮率が高く
なる。また、文字放送の更新に伴う「ページ」毎のペー
ジデータの変更が番組単位のファイルと比較して容易に
なる。
【0073】なお、圧縮ファイル名を工夫することによ
り、アーカイブ圧縮ファイル中のファイル名を圧縮ファ
イル/ファイル変換テーブルに記憶しなくても済む。
【0074】例えば、文字放送の番組を小さいページ番
号のファイルから順にまとめる場合、図11(d)のよ
うにページ1から5までをアーカイブ圧縮したファイル
を「05.Z」、ページ6〜8までをアーカイブ圧縮したフ
ァイルを「08.Z」とする。この時まとめるファイル数は
最大5ファイルとする。それぞれのアーカイブ圧縮ファ
イル中の圧縮ファイル/ファイル変換テーブル14c、
dは、はじめにまとめたファイル数、そして小さいペー
ジからのファイルサイズを格納することにより、ファイ
ル名を格納しなくてもどのページのファイルサイズかが
分かる。「08.Z」の場合、ファイル名からこのまとめに
はページ6からページ8までが格納されていることが分
かる。そして「05.Z」と同様にページに対応したページ
ファイルのサイズが分かる。
【0075】(実施例7)以下、図12、図13を用い
て、本発明の実施例7について説明する。本実施例では
実施例1〜6のファイル管理部8がディレクトリ構造を
持つ場合のファイル管理について述べる。この場合、フ
ァイル単位は文字放送番組の「ページ」とした。
【0076】図12(b)はファイル管理部がディレク
トリ構造を持った場合の説明図である。ルートディレク
トリには、チャンネルディレクトリ層を設ける。チャン
ネル数が6個の場合、チャンネルディレクトリが6個存
在する。各チャンネルディレクトリには番組ディレクト
リ層を設ける。番組数が50番組の場合、番組ディレク
トリが50個存在する。さらに各番組ディレクトリには
ページファイルを作成する。
【0077】また、番組ディレクトリ中には、ページフ
ァイルを図10のファイルアーカイブ部14でまとめて
データ圧縮部12で圧縮した、アーカイブ圧縮ファイル
も入れる。
【0078】図12(a)はディレクトリ構造を持たな
い場合のファイル管理を示す。ディレクトリ構造を持た
ない場合、ルートディレクトリにすべてのファイルが存
在することになる。例えば、文字放送のチャンネル数が
6個、それぞれのチャンネルが番組数が50番組持ち、
それぞれの番組が10ページから構成されている場合、
6×50×10=3000個のファイルが存在する。こ
れらのファイルから一つのファイルを検索するにはかな
りの時間を要し、またファイル管理も複雑になる。
【0079】以上により、各ページファイルは、ルート
ディレクトリ、チャンネルディレクトリ、番組ディレク
トリの3層ディレクトリ構造を設けることで、ページフ
ァイルの検索、すなわちチャンネル、番組番号、ページ
番号を指定する検索の高速化が図れ、ファイルの管理が
容易になる。
【0080】また、ディレクトリ構造を持つことによ
り、メモリが一杯になった時など、ファイル管理部8で
管理しているファイルを削除する場合に、各番組ディレ
クトリ内のファイルを一つ以上残して、他のファイルを
削除することが容易にできる。
【0081】図12(b)の場合では、チャンネル[1]
の番組[1]のページ[2]、チャンネル[n]の番組[4]のペー
ジ[5]から削除する。
【0082】これにより、各番組ディレクトリが1ペー
ジファイル以上は存在する可能性が高くなり、ユーザが
見たい番組は待ち時間なしに少なくとも1ページ分は検
索して表示することができる。
【0083】(実施例8)以下、図10、図13を用い
て、本発明の実施例8について説明する。本実施例で
は、図10のシステムにおいて、マルチタスクOS上で
ファイルの読み書きを行なう時のファイル管理部8、ア
ーカイブファイル管理部14におけるファイルアクセス
に関して説明する。
【0084】図13において、131は文字放送番組選
別部4を介して得た文字放送データを、ファイル管理部
8によりページファイルを作成してデータを蓄積、およ
びデータの更新を行なうための蓄積タスク、132はフ
ァイルをファイルアーカイブ部14でアーカイブした後
圧縮し、アーカイブ圧縮ファイルを作成する圧縮タス
ク、133はアーカイブ圧縮ファイルから一つ以上のフ
ァイルを伸長する伸長タスク、134はファイル管理部
8で管理しているファイルから、所定のファイルを検索
してデコード部5を介して表示メモリ9に展開するため
の検索タスクである。
【0085】実施例6のデータ圧縮部12と同様、蓄積
タスクはページファイル1〜5の蓄積が完了すると圧縮
タスク132にページファイル1〜5をまとめて圧縮す
るように依頼する。
【0086】蓄積タスク131が依頼した圧縮タスク1
32は、ページファイル1〜5をまとめて圧縮し、アー
カイブ圧縮ファイルを作成する。この時、ファイルアー
カイブ部14を用いてまとめるのは、蓄積タスクでも圧
縮タスクのどちらでもよい。圧縮タスクは、圧縮完了と
同時にページファイル1〜5は削除する。圧縮に要する
時間は約0.5秒(4MIPSのCPUでの実測による)である。
【0087】文字放送は、同一番組のページデータは約
20秒に1ページづつ伝送している。
【0088】この性質から、圧縮タスクがページファイ
ルをリードして圧縮ファイルを作成中に、蓄積タスクが
そのページファイルに対しての書き込み処理が不要とな
り、ファイル制御が容易になる。
【0089】テレビモニタに文字放送を表示する場合、
検索タスク134ファイルは管理部8で管理している伸
長ファイルを検索する。伸長ファイルが存在しない場合
は、アーカイブ圧縮ファイルを検索する。アーカイブ圧
縮ファイルとして存在する場合は、そのファイルを伸長
タスク133により伸長してページファイルとして読み
出す。そしてデコード部5を介して表示メモリに書き込
む。
【0090】次に、ページ更新が発生した場合、まず、
蓄積タスクは伸長ページファイルを検索する。ファイル
が存在しない場合は、新しくページファイルを作成して
ページデータを蓄積する。この時、アーカイブ圧縮ファ
イル中にそのファイルが存在しても新たにページファイ
ルを作成する。また、伸長ページファイルが存在する場
合は、上書きして書く。
【0091】テレビモニタに文字放送を表示する場合、
検索タスクが伸長タスクにデータ伸長を依頼して、アー
カイブ圧縮ファイルからページファイルを伸長するとい
うことは先にも述べたが、ページファイルを伸長中に同
一ページファイルの更新が発生した場合について説明す
る。
【0092】この場合、蓄積タスクは強制的にデータ伸
長中のページファイルを削除して、新しく更新ページフ
ァイルを作成する。伸長タスクはファイルにデータが書
けなくなるので、依頼元の検索タスクに伸長エラーを通
知する。検索タスクは、伸長タスクからエラーを通知さ
れると、更新データファイルの蓄積完了を待って、ファ
イルからデータを取り出す。
【0093】以上により、上記のファイルアクセス制御
を用いることで、マルチタスクOS上で一つファイルに
対して、複数のタスクからの同時書き込みまたは、読み
出し中のファイルへの書き込みが発生した場合の処理を
行なうことができる。
【0094】これより、ファイルアクセス制御のために
ファイル編集用の一時ファイルを作成する必要がなくな
るので、文字放送データの蓄積のためのメモリ容量を減
少させることがなくなる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、小さな
メモリブロックに分割されたデータ記憶手段とメモリブ
ロックを管理するメモリ管理手段と、文字放送番組の複
数の「ページ」を一つのファイルとして管理するファイ
ル管理手段とデータ圧縮部、データ伸長部を設けること
により、ファイルアクセスに柔軟性ができ、自由に圧縮
ファイルを作成、および伸長ファイルの削除ができる。
またメモリの使用効率が大幅に向上するので、従来の約
70%のメモリで廉価な文字放送受信装置及びその方法
を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における文字放送受信装
置の全体構成を示すブロック図
【図2】同実施例のデータ記憶部のデータ格納状態を示
すメモリ構成図
【図3】同実施例のデータ記憶部へのデータ格納手順を
示すメモリ構成図
【図4】本発明の第2の実施例における文字放送受信装
置の全体構成を示すブロック図
【図5】同実施例のデータ記憶部のデータ格納状態を示
すメモリ構成図
【図6】同実施例のデータ記憶部のデータ格納状態を示
すメモリ構成図
【図7】本発明の第3の実施例のデータ記憶部へのデー
タ格納手順を示すメモリ構成図
【図8】本発明の第4の実施例のデータ記憶部へのデー
タ格納手順を示すメモリ構成図
【図9】本発明の第5の実施例における文字放送受信装
置の全体構成を示すブロック図
【図10】本発明の第6、7、8の実施例における文字
放送受信装置の全体構成を示すブロック図
【図11】本発明の第6の実施例におけるアーカイブフ
ァイル管理を示すブロック図
【図12】本発明の第7の実施例におけるファイル管理
におけるディレクトリ層を示すブロック図
【図13】本発明の第8の実施例における文字放送受信
装置のソフトウェア構成を示すブロック図
【図14】従来の文字放送受信装置の一例の全体構成図
【図15】従来の文字放送受信装置のデータ記憶部の構
成図
【図16】従来の文字放送受信装置のデータフォーマッ
ト図
【図17】従来の文字放送受信装置のデータ記憶部の構
成図
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶部 3 文字信号抜き取り部 4 文字放送番組選別部 5 デコード部 6 データ記憶部 7 メモリ管理部 8 ファイル管理部 9 表示メモリ 10 表示制御部 11 テレビモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 圭哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字放送を受信し、文字放送データを抽出
    する信号抽出手段と、 前記抽出された文字放送データのうち、少なくとも一つ
    の文字放送番組の文字放送データを選別する文字放送番
    組選別手段と、前記選別された文字放送データを蓄積す
    るためのデータ記憶手段と、前記データ記憶手段内を小
    さなブロックに分割する機能と、前記選択された文字放
    送データ毎にそのデータサイズに応じて未使用ブロック
    からブロックを獲得してデータ蓄積領域を形成する機能
    と、不必要なブロックは未使用ブロックとして解放する
    機能を持つメモリ管理手段と、前記文字放送データのペ
    ージを一つのファイルとして管理するファイル管理手段
    とを備えることを特徴とする文字放送受信装置。
  2. 【請求項2】前記ファイル管理手段が階層ディレクトリ
    構造を持ち、ルートディレクトリはチャンネルディレク
    トリ、前記チャンネルディレクトリは番組ディレクト
    リ、前記番組ディレクトリはページファイルを持つこと
    を特徴とする請求項1記載の文字放送受信装置。
  3. 【請求項3】前記ファイル管理手段が、所定のサイズだ
    けファイル削除する場合、複数のページファイルを持つ
    番組ディレクトリから優先してファイルを削除し、前記
    番組ディレクトリ中の少なくとも一つの前記ファイルは
    残すファイル削除手段を持つことを特徴とする請求項2
    記載の文字放送受信装置。
  4. 【請求項4】前記データ記憶手段内の文字放送データの
    蓄積に際し、前記ファイル管理手段が、さらに文字放送
    番組のページデータを一つ以上組み合わせることにより
    一つのファイルとして管理する機能と、前記ファイルか
    ら所定のページデータを検索する機能を備えることを特
    徴とする請求項1、2または請求項3記載の文字放送受
    信装置。
  5. 【請求項5】前記ファイル管理手段が、ファイル内の所
    定のページデータを検索する代りに、ファイル内のペー
    ジ開始位置情報を持つ、ファイルからページに変換する
    管理テーブルを備えることを特徴とする請求項4記載の
    文字放送受信装置。
  6. 【請求項6】前記ファイル管理手段が、ファイルと前記
    ファイルからページに変換する管理テーブルとを一つの
    ファイルとして蓄積、管理することを特徴とする請求項
    5記載の文字放送受信装置。
  7. 【請求項7】ファイルを圧縮して圧縮ファイルを作成す
    るデータ圧縮手段と、圧縮されたファイルを伸長して伸
    長ファイルを作成するデータ伸長手段とを備えることを
    特徴とする請求項1〜6のいづれかに記載の文字放送受
    信装置。
  8. 【請求項8】前記データ圧縮手段がファイルデータの圧
    縮完了と同時に前記ファイルデータを消去し、データ伸
    長手段が圧縮ファイルデータを伸長完了と同時に前記圧
    縮ファイルデータを消去することを特徴とする請求項7
    記載の文字放送受信装置。
  9. 【請求項9】前記ファイル管理手段が、文字放送の番組
    を一つのファイルとして管理する機能を備えることを特
    徴とする請求項4、5、6、7または請求項8記載の文
    字放送受信装置。
  10. 【請求項10】前記ファイル管理手段で管理される一つ
    以上のファイルを、まとめるファイルアーカイブ手段を
    備え、前記ファイルアーカイブ手段でまとめたアーカイ
    ブファイルを前記データ圧縮手段により圧縮することを
    特徴とする請求項7、8または請求項9記載の文字放送
    受信装置。
  11. 【請求項11】前記ファイルアーカイブ手段が、アーカ
    イブファイルを圧縮した圧縮ファイル内の各ファイルの
    開始位置情報を管理する、圧縮ファイルと圧縮前ファイ
    ルを対応づける管理テーブルを持つことを特徴とする請
    求項10記載の文字放送受信装置。
  12. 【請求項12】前記データ圧縮部がアーカイブファイル
    を圧縮する時、前記圧縮ファイルと圧縮前ファイルを対
    応づける管理テーブルと前記アーカイブファイルの圧縮
    データを一つのファイルとして蓄積、管理することを特
    徴とする請求項10記載の文字放送受信装置。
  13. 【請求項13】前記データ伸長手段が、アーカイブファ
    イルを圧縮した圧縮ファイルから、前記ファイルアーカ
    イブ手段内もしくは圧縮ファイル内に存在する、圧縮フ
    ァイルと圧縮前ファイルを対応づける管理テーブルを用
    いて指定した少なくとも一つのファイルを伸長すること
    を特徴とする請求項11または12記載の文字放送受信
    装置。
  14. 【請求項14】文字放送を受信し、文字放送データを抽
    出し、前記抽出された前記文字放送データのうち、少な
    くとも一つの文字放送番組の文字放送データを選別し、
    前記選別された文字放送データを少なくとも1つ以上の
    ブロックに蓄積し、前記蓄積された文字放送データのペ
    ージを一つのファイルとして管理することを特徴とする
    文字放送受信方法。
  15. 【請求項15】前記選択された文字放送デ−タを少なく
    とも1つ以上のブロックに蓄積する際に、前記選択され
    た文字放送データ毎にそのデータサイズに応じて未使用
    ブロックからブロックを獲得してデータ蓄積領域を形成
    し、不必要なブロックは未使用ブロックとして解放する
    ことを特徴とする請求項14記載の文字放送受信方法。
  16. 【請求項16】ファイルを管理する際に階層ディレクト
    リ構造を持たせ、ルートディレクトリにはチャンネルデ
    ィレクトリ、前記チャンネルディレクトリには番組ディ
    レクトリ、前記番組ディレクトリにはページファイルを
    持たせることを特徴とする請求項14記載の文字放送受
    信方法。
  17. 【請求項17】所定のサイズだけファイル削除する場
    合、複数のページファイルを持つ番組ディレクトリから
    優先してファイルを削除し、前記番組ディレクトリ中の
    少なくとも一つのファイルを残すことを特徴とする請求
    項16記載の文字放送受信方法。
  18. 【請求項18】ファイルを圧縮、伸長することを特徴と
    する請求項14、15、16または請求項17記載の文
    字放送受信方法。
  19. 【請求項19】マルチタスク動作が可能なオペレーティ
    ングシステムを用いて、文字放送データをファイルとし
    て蓄積、更新する蓄積タスクと、前記ファイルを検索し
    て読み出す検索タスクと、一つ以上の前記ファイルをま
    とめて圧縮して圧縮ファイルをつくる圧縮タスクと、前
    記圧縮ファイルを伸長して一つ以上の前記ファイルを作
    る伸長タスクとを備えて文字放送データを前記ファイル
    に読み書きする場合、前記圧縮タスクの起動権を前記蓄
    積タスクに限定し、前記伸長タスクの起動権を前記検索
    タスクに限定して文字放送データファイルを蓄積、検索
    することを特徴とする請求項18記載の文字放送受信方
    法。
  20. 【請求項20】伸長タスクが圧縮ファイルから圧縮デー
    タを伸長中、蓄積タスクによる更新が発生して、伸長中
    の同一ファイルに書き込みが生じた場合、前者の書き込
    みはエラーとすることを特徴とする請求項19記載の文
    字放送受信方法。
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