JPH07306953A - 動画処理装置および動画処理装置の画面処理方法 - Google Patents

動画処理装置および動画処理装置の画面処理方法

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JPH07306953A
JPH07306953A JP6100992A JP10099294A JPH07306953A JP H07306953 A JPH07306953 A JP H07306953A JP 6100992 A JP6100992 A JP 6100992A JP 10099294 A JP10099294 A JP 10099294A JP H07306953 A JPH07306953 A JP H07306953A
Authority
JP
Japan
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image data
image
data
screen
moving image
Prior art date
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Pending
Application number
JP6100992A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Watanabe
和宏 渡辺
Naoto Kashiwagi
直人 柏木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画から動画へ移行する際に、動画情報量
を減少させながら、静止画による映像的リアル感を増大
させ、特徴的な静止画と変化する動画とから構成される
臨場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレーヤに
展開されるストーリと格別の一体感を与えることができ
る。 【構成】 データ格納部2に記憶された動画データ中の
静止映像データをプログラム進行制御部1が静止画デー
タとして切り出してデータ格納部2に登録し、プログラ
ム進行制御部1がCG生成部5により生成された静止画
の画面データに続いてデータ格納部2に記憶されたファ
ーストシーンの動画データを連続させた合成画面を表示
部6に表示する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメデイアソフトウ
ェアを処理する動画処理装置および動画処理装置の画面
処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のマルチメデイアは、撮影機やビデ
オカメラで撮影されたり、それが編集されたような動画
像を、コンピュータソフトウェアの画面上に映し出し、
その展開にプレイヤ(操作者)がインタラクティブ(双
方向対話的)に関わることができる点に特徴がある。
【0003】コンピュータの通常の画面は、主として静
止画をベースに、プログラムによりリアルタイムにジェ
ネレート(生成)されたものである。そのことによりキ
ーボードやコントローラからの入力に対して、異なった
さまざまな画面展開をさせることが可能となっている。
【0004】しかしながら、そのために画面は静止画で
あったり、アニメーションのようであったり、全体のご
く一部が動くような部分動画であるなど、画面のリアリ
ティは損なわれている。以下これを通常画面と呼ぶ。
【0005】これに対して動画像はあらかじめ動画とし
て記録されたものであり、また実写を使用することなど
により、動きが滑らかであったり、画面の全体にわたっ
てそれぞれに動く部分があるなどして、画面のリアリテ
ィは保たれる。
【0006】しかし、あらかじめ記録されたものを再生
したものであるから、再生速度を変えたり、逆行再生さ
せる、あるいは別の動画に乗り換えるといった以外の、
入力に応じた展開をさせる柔軟性に乏しい。
【0007】ソフトウェアの動作の次の展開をインタラ
クティブ(双方向対話的)に決定させるためには、その
中に選択肢が存在し、プレイヤ(操作者)の入力を促す
ような画面が、随時、もしくは連続的に表示される必要
がある。以下これを指示待ち画面と呼ぶ。
【0008】従来は、コンピュータの通常画面で指示待
ち画面が連続的に表示され、インタラクティブ(双方向
対話的)にソフトウェアが進行した後、映像的な連続性
なく動画像が映し出されたり、もしくは、動画像が映し
出された後、その次の展開を決定するために、直前の動
画像と映像的な連続性を持たない、コンピュータの通常
画面による、指示待ち画面が表示されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ウェアの動作上、画面の進行上の構成が映像的な連続性
を保っていなかったり、動画像で一連の叙述がなされる
際に、その叙述の内容と映像的に異質のコンピュータの
通常画面を意識させることは、プレイヤ(操作者)に、
そこで展開される映像に対してあたかも主体的に関わっ
ているように感じさせる効果を十分に上げることができ
ない。
【0010】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、第1の目的は、画像記憶手段に記憶さ
れた動画データ中の静止的動画データを切出し手段が静
止画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録
し、表示制御手段が生成手段により生成された静止画の
画面データに続いて前記画像記憶手段に記憶されたファ
ーストシーンの動画データを連続させた合成画面を前記
表示手段に表示することにより、静止画から動画へ移行
する際に、動画情報量を減少させながら、静止画による
映像的リアル感を増大させ、特徴的な静止画と変化する
動画とから構成される臨場性、かつ表現力に優れた表示
画面によりプレーヤに展開されるストーリと格別の一体
感を与えることができる動画処理装置を提供することで
ある。
【0011】第2の目的は、画像記憶手段に記憶された
動画データ中の静止的動画データを切出し手段が静止画
データとして切り出して前記画像記憶手段に登録し、表
示制御手段が生成手段により生成された静止画の画面デ
ータを前記画像記憶手段に記憶されたファーストシーン
の動画データに連続させた合成画面を前記表示手段に表
示することにより、動画から静止画へ移行する際に、動
画情報量を減少させながら、静止画による映像的リアル
感を増大させ、特徴的な静止画と変化する動画とから構
成される臨場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプ
レーヤに展開されるストーリと格別の一体感を与えるこ
とができる動画処理装置を提供することである。
【0012】第3の目的は、画像記憶手段に記憶された
動画データ中の静止映像データを切出し手段が静止画デ
ータとして切り出して前記画像記憶手段に登録し、表示
制御手段が生成手段により生成された静止画の画面デー
タに続いて前記画像記憶手段に記憶されたファーストシ
ーンの動画データを連続させた合成画面を前記表示手段
に表示することにより、静止画から動画へ移行する際
に、動画情報量を減少させながら、静止画による映像的
リアル感を増大させ、特徴的な静止画と変化する動画と
から構成される臨場性、かつ表現力に優れた表示画面に
よりプレーヤに展開されるストーリと格別の一体感を与
えることができる動画処理装置を提供することである。
【0013】第4の目的は、記憶手段に記憶された静止
画データを前記表示手段に表示する際に、枠生成手段が
前記静止画データを表示する画面中に動画表示窓となる
グラフィック枠データを生成し、表示制御手段が該生成
されたグラフィック枠データ中に前記動画データを合成
した画面を表示手段に表示することにより、静止画中に
動画窓を描画して、静止画に自在に描画される該描画窓
を介して動画を自在に表示させることができる動画処理
装置を提供することである。
【0014】第5の目的は、画像記憶手段に記憶された
動画データ中の手動操作を伴う装置像データを表示制御
手段が動画データに対して前記指示手段による指示待機
画面として表示手段に表示することにより、手動操作を
伴う装置像データを活かして臨場性、かつ表現力に優れ
た表示画面を表示させて、プレーヤに展開されるストー
リと格別の一体感を与えることができる動画処理装置を
提供することである。
【0015】第6の目的は、画像記憶手段に記憶された
動画データ中の手動操作を伴う装置像データを動画デー
タのシナリオを切り換える際に、表示制御手段が前記指
示手段により切り換えるための指示待機画面として表示
手段に表示することにより、手動操作を伴う装置像デー
タを活かして臨場性、かつ表現力に優れた表示画面を表
示させて、プレーヤに展開されるストーリの展開指示操
作に格別の一体感を与えることができる動画処理装置を
提供することである。
【0016】第7の目的は、前記生成手段により生成さ
れた静止画の画面データに続いて前記画像記憶手段に記
憶されたファーストシーンの動画データを連続させて前
記表示手段に表示する合成画面として生成することによ
り、静止画から動画へ移行する際に、動画情報量を減少
させながら、静止画による映像的リアル感を増大させ、
特徴的な静止画と変化する動画とから構成される臨場
性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレーヤに展開
されるストーリと格別の一体感を与えることができる動
画処理装置の画面処理方法を提供することである。
【0017】第8の目的は、前記画像記憶手段に記憶さ
れたラストシーンの動画データに続いて前記画像記憶手
段に記憶された静止画の画面データを連続させて前記表
示手段に表示する合成画面として生成することにより、
動画から静止画へ移行する際に、動画情報量を減少させ
ながら、静止画による映像的リアル感を増大させ、特徴
的な静止画と変化する動画とから構成される臨場性、か
つ表現力に優れた表示画面によりプレーヤに展開される
ストーリと格別の一体感を与えることができる動画処理
装置の画面処理方法を提供することである。
【0018】第9の目的は、画像記憶手段に記憶された
ラストシーンの動画データをに続いて前記画像記憶手段
に記憶された静止画の画面データを連続させて前記表示
手段に表示する合成画面を前記指示手段による指示待機
画面として生成することにより、静止画から動画へ移行
する際に、動画情報量を減少させながら、静止画による
映像的リアル感を増大させ、特徴的な静止画と変化する
動画とから構成される臨場性、かつ表現力に優れた表示
画面によりプレーヤに展開されるストーリと格別の一体
感を与えることができる動画処理装置の画面処理方法を
提供することである。
【0019】第10の目的は、枠生成手段により生成さ
れたグラフィック枠データ中に前記動画データを合成表
示して画面として生成するので、静止画中に動画窓を描
画することにより、静止画に自在に描画される該描画窓
を介して動画を自在に表示させることができる動画処理
装置の画面処理方法を提供することである。
【0020】第11の目的は、画像記憶手段に記憶され
た動画データ中の手動操作を伴う装置像データを前記表
示手段に表示する動画データに対する前記指示手段によ
る指示待機画面として生成することにより、手動操作を
伴う装置像データを活かして臨場性、かつ表現力に優れ
た表示画面を表示させて、プレーヤに展開されるストー
リと格別の一体感を与えることができる動画処理装置の
画面処理方法を提供することである。
【0021】第12の目的は、画像記憶手段に記憶され
た動画データ中の手動操作を伴う装置像データを前記表
示手段に表示する動画データのシナリオを前記指示手段
により切り換えるための指示待機画面として生成するこ
とにより、手動操作を伴う装置像データを活かして臨場
性、かつ表現力に優れた表示画面を表示させて、プレー
ヤに展開されるストーリの展開指示操作に格別の一体感
を与えることができる動画処理装置の画面処理方法を提
供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像情報を表示する表示手段と、動画データおよび
静止画データを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶
手段に記憶された動画データ中の静止的動画データを静
止画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録す
る切出し手段と、前記動画データと前記切出し手段によ
り切り出された静止画データとを重ね合わせた画面デー
タを生成する生成手段と、前記生成手段により生成され
た静止画の画面データに続いて前記画像記憶手段に記憶
されたファーストシーンの動画データを連続させて前記
表示手段に合成画面として表示する表示制御手段とを有
するものである。
【0023】本発明に係る第2の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、動画データおよび静止画データを記
憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された
動画データ中の静止的動画データを静止画データとして
切り出して前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、
前記動画データと前記切出し手段により切り出された静
止画データとを重ね合わせた画面データを生成する生成
手段と、前記画像記憶手段に記憶されたラストシーンの
動画データに続いて前記画像記憶手段に記憶された静止
画の画面データを連続させて前記表示手段に合成画面と
して表示する表示制御手段とを有するものである。
【0024】本発明に係る第3の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示す
る指示手段と、動画データおよび静止画データを記憶す
る画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された動画
データ中の静止的動画データを静止画データとして切り
出して前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、前記
動画データと前記切出し手段により切り出された静止画
データとを重ね合わせた画面データを生成する生成手段
と、前記画像記憶手段に記憶されたラストシーンの動画
データをに続いて前記画像記憶手段に記憶された静止画
の画面データを連続させて前記表示手段に表示する合成
画面を前記指示手段による指示待機画面として表示する
表示制御手段とを有するものである。
【0025】本発明に係る第4の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、静止画データおよび動画データを記
憶する画像記憶手段と、この記憶手段に記憶された静止
画データを前記表示手段に表示する際に、前記静止画デ
ータを表示する画面中に動画表示窓となるグラフィック
枠データを生成する枠生成手段と、この枠生成手段によ
り生成されたグラフィック枠データ中に前記動画データ
を合成表示する表示制御手段とを有するものである。
【0026】本発明に係る第5の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示す
る指示手段と、手動操作を伴う装置像データを含む動画
データおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された装置像データを前記表示
手段に表示する動画データに対する前記指示手段による
指示待機画面として表示させる表示制御手段とを有する
ものである。
【0027】本発明に係る第6の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示す
る指示手段と、手動操作を伴う装置像データを含む動画
データおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された動画データ中の装置像デ
ータを前記表示手段に表示する動画データのシナリオを
前記指示手段により切り換えるための指示待機画面とし
て表示させる表示制御手段とを有するものである。
【0028】本発明に係る第7の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、動画データおよび静止画データを記
憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された
動画データ中の静止的動画データを静止画データとして
切り出して前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、
前記動画データと前記切出し手段により切り出された静
止画データとを重ね合わせた画面データを生成する生成
手段を有する動画処理装置の画面処理方法において、前
記生成手段により生成された静止画の画面データに続い
て前記画像記憶手段に記憶されたファーストシーンの動
画データを連続させて前記表示手段に表示する合成画面
として生成する生成工程を有するものである。
【0029】本発明に係る第8の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、動画データおよび静止画データを記
憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された
動画データ中の静止的動画データを静止画データとして
切り出して前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、
前記動画データと前記切出し手段により切り出された静
止画データとを重ね合わせた画面データを生成する生成
手段とを有する動画処理装置の画面処理方法において、
前記画像記憶手段に記憶されたラストシーンの動画デー
タに続いて前記画像記憶手段に記憶された静止画の画面
データを連続させて前記表示手段に表示する合成画面と
して生成する生成工程を有するものである。
【0030】本発明に係る第9の発明は、画像情報を表
示する表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示す
る指示手段と、動画データおよび静止画データを記憶す
る画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された動画
データ中の静止的動画データを静止画データとして切り
出して前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、前記
動画データと前記切出し手段により切り出された静止画
データとを重ね合わせた画面データを生成する生成手段
とを有する動画処理装置の画面処理方法において、前記
画像記憶手段に記憶されたラストシーンの動画データを
に続いて前記画像記憶手段に記憶された静止画の画面デ
ータを連続させて前記表示手段に表示する合成画面を前
記指示手段による指示待機画面として生成する生成工程
を有するものである。
【0031】本発明に係る第10の発明は、画像情報を
表示する表示手段と、静止画データおよび動画データを
記憶する画像記憶手段と、この記憶手段に記憶された静
止画データを前記表示手段に表示する際に、前記静止画
データを表示する画面中に動画表示窓となるグラフィッ
ク枠データを生成する枠生成手段とを有する動画処理装
置の画面処理方法において、この枠生成手段により生成
されたグラフィック枠データ中に前記動画データを合成
表示して画面として生成する生成工程を有するものであ
る。
【0032】本発明に係る第11の発明は、画像情報を
表示する表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示
する指示手段と、手動操作を伴う装置像データを含む動
画データおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と
を有する動画処理装置の画面処理方法において、この画
像記憶手段に記憶された動画データ中のデータを前記表
示手段に表示する動画データに対する前記指示手段によ
る指示待機画面として生成する生成工程を有するもので
ある。
【0033】本発明に係る第12の発明は、画像情報を
表示する表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示
する指示手段と、手動操作を伴う装置像データを含む動
画データおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と
を有する動画処理装置の画面処理方法において、この画
像記憶手段に記憶された動画データ中の装置像データを
前記表示手段に表示する動画データのシナリオを前記指
示手段により切り換えるための指示待機画面として生成
する生成工程を有するものである。
【0034】
【作用】第1の発明において、画像記憶手段に記憶され
た動画データ中の静止的動画データを切出し手段が静止
画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録し、
表示制御手段が生成手段により生成された静止画の画面
データに続いて前記画像記憶手段に記憶されたファース
トシーンの動画データを連続させた合成画面を前記表示
手段に表示して、静止画から動画へ移行する際に、動画
情報量を減少させながら、静止画による映像的リアル感
を増大させ、特徴的な静止画と変化する動画とから構成
される臨場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレ
ーヤに展開されるストーリと格別の一体感を与えるもの
である。
【0035】第2の発明において、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の静止的動画データを切出し手段が
静止画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録
し、表示制御手段が生成手段により生成された静止画の
画面データを前記画像記憶手段に記憶されたファースト
シーンの動画データに連続させた合成画面を前記表示手
段に表示して、動画から静止画へ移行する際に、動画情
報量を減少させながら、静止画による映像的リアル感を
増大させ、特徴的な静止画と変化する動画とから構成さ
れる臨場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレー
ヤに展開されるストーリと格別の一体感を与えるもので
ある。
【0036】第3の発明において、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の静止的動画データを切出し手段が
静止画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録
し、表示制御手段が生成手段により生成された静止画の
画面データに続いて前記画像記憶手段に記憶されたファ
ーストシーンの動画データを連続させた合成画面を前記
表示手段に指示手段による指示待機画面として表示し
て、動画データから映像的リアル感を増大させ、特徴的
な指示待機画面構成して、臨場性、かつ表現力に優れた
表示画面によりプレーヤに展開されるストーリと格別の
一体感を持ちながら所望の指示を行うものである。
【0037】第4の発明において、記憶手段に記憶され
た静止画データを前記表示手段に表示する際に、枠生成
手段が前記静止画データを表示する画面中に動画表示窓
となるグラフィック枠データを生成し、表示制御手段が
該生成されたグラフィック枠データ中に前記動画データ
を合成した画面を表示手段に表示して、静止画中に動画
窓を描画して、静止画に自在に描画される該描画窓を介
して動画を自在に表示させるものである。
【0038】第5の発明において、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の手動操作を伴う装置像データを表
示制御手段が動画データに対して前記指示手段による指
示待機画面として表示手段に表示して、手動操作を伴う
装置像データを活かして臨場性、かつ表現力に優れた表
示画面を表示させて、プレーヤに展開されるストーリと
格別の一体感を与えるものである。
【0039】第6の発明において、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の手動操作を伴う装置像データを動
画データのシナリオを切り換える際に、表示制御手段が
前記指示手段により切り換えるための指示待機画面とし
て表示手段に表示して、手動操作を伴う装置像データを
活かして臨場性、かつ表現力に優れた表示画面を表示さ
せて、プレーヤに展開されるストーリの展開指示操作に
格別の一体感を与えるものである。
【0040】第7の発明において、画像情報を表示する
表示手段と、動画データおよび静止画データを記憶する
画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された動画デ
ータ中の静止的動画データを静止画データとして切り出
して前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、前記動
画データと前記切出し手段により切り出された静止画デ
ータとを重ね合わせた画面データを生成する生成手段を
有する動画処理装置の画面処理方法において、前記生成
手段により生成された静止画の画面データに続いて前記
画像記憶手段に記憶されたファーストシーンの動画デー
タを連続させて前記表示手段に表示する合成画面として
生成し、静止画から動画へ移行する際に、動画情報量を
減少させながら、静止画による映像的リアル感を増大さ
せ、特徴的な静止画と変化する動画とから構成される臨
場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレーヤに展
開されるストーリと格別の一体感を与えるものである。
【0041】第8の発明において、画像情報を表示する
表示手段と、動画データおよび静止画データを記憶する
画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された動画デ
ータ中の静止的動画データを静止画データとして切り出
して前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、前記動
画データと前記切出し手段により切り出された静止画デ
ータとを重ね合わせた画面データを生成する生成手段と
を有する動画処理装置の画面処理方法において、前記画
像記憶手段に記憶されたラストシーンの動画データに続
いて前記画像記憶手段に記憶された静止画の画面データ
を連続させて前記表示手段に表示する合成画面として生
成し、動画から静止画へ移行する際に、動画情報量を減
少させながら、静止画による映像的リアル感を増大さ
せ、特徴的な静止画と変化する動画とから構成される臨
場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレーヤに展
開されるストーリと格別の一体感を与えるものである。
【0042】第9の発明においては、画像情報を表示す
る表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示する指
示手段と、動画データおよび静止画データを記憶する画
像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された動画デー
タ中の静止的動画データを静止画データとして切り出し
て前記画像記憶手段に登録する切出し手段と、前記動画
データと前記切出し手段により切り出された静止画デー
タとを重ね合わせた画面データを生成する生成手段とを
有する動画処理装置の画面処理方法において、前記画像
記憶手段に記憶されたラストシーンの動画データをに続
いて前記画像記憶手段に記憶された静止画の画面データ
を連続させて前記表示手段に表示する合成画面を前記指
示手段による指示待機画面として生成し、静止画から動
画へ移行する際に、動画情報量を減少させながら、静止
画による映像的リアル感を増大させ、特徴的な静止画と
変化する動画とから構成される臨場性、かつ表現力に優
れた表示画面によりプレーヤに展開されるストーリと格
別の一体感を与えるものである。
【0043】第10の発明において、画像情報を表示す
る表示手段と、静止画データおよび動画データを記憶す
る画像記憶手段と、この記憶手段に記憶された静止画デ
ータを前記表示手段に表示する際に、前記静止画データ
を表示する画面中に動画表示窓となるグラフィック枠デ
ータを生成する枠生成手段とを有する動画処理装置の画
面処理方法において、この枠生成手段により生成された
グラフィック枠データ中に前記動画データを合成表示し
て画面として生成し、静止画中に動画窓を描画して、静
止画に自在に描画される該描画窓を介して動画を自在に
表示させるものである。
【0044】第11の発明において、画像情報を表示す
る表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示する指
示手段と、手動操作を伴う装置像データを含む動画デー
タおよび静止画データを記憶する画像記憶手段とを有す
る動画処理装置の画面処理方法において、この画像記憶
手段に記憶された動画データ中の装置像データを前記表
示手段に表示する動画データに対する前記指示手段によ
る指示待機画面として生成し、手動操作を伴う装置像デ
ータを活かして臨場性、かつ表現力に優れた表示画面を
表示させて、プレーヤに展開されるストーリと格別の一
体感を与えるものである。
【0045】第12の発明において、画像情報を表示す
る表示手段と、この表示手段の所望の位置を指示する指
示手段と、手動操作を伴う装置像データを含む動画デー
タおよび静止画データを記憶する画像記憶手段とを有す
る動画処理装置の画面処理方法において、この画像記憶
手段に記憶された動画データ中の手動操作を伴う装置像
データを前記表示手段に表示する動画データのシナリオ
を前記指示手段により切り換えるための指示待機画面と
して生成し、手動操作を伴う装置像データを活かして臨
場性、かつ表現力に優れた表示画面を表示させて、プレ
ーヤに展開されるストーリの展開指示操作に格別の一体
感を与えるものである。
【0046】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す動画処
理装置の要部構成を説明するブロック図であり、マルチ
メデイアソフトウェアを起動可能なコンピュータシステ
ム内に構築される場合に対応する。なお、マルチメディ
アソフトウェアは、プレイヤ(操作者)が画面表示に対
応して対話的にソフトウェアを操作する点に特徴を持
ち、いかなるタイミングにどのような画面を表示するか
がソフトウェア製作上の重要なポイントとなる。本発明
はこのような画面の構成方法について、主に動画データ
を呼び出すタイミングとその表示方法、および、そのグ
ラフィック(絵画的)な内容の組み合わせ等にかかるも
のである。
【0047】図において、1はプログラム進行制御部
で、図示しない主メモリに取り込まれる市販のマルチメ
ディアソフトウェア(特に、インタラクティブなマルチ
メディアソフトウェア)に基づいてデータ格納部2の静
止画データ/テキストデータ部3および動画データ部4
に対する読出しアドレス等を制御し、コンピュータグラ
フィック生成部(CG生成部)5に静止画または動画を
出力する。6は画像情報をカラー表示可能な表示部で、
コンピュータグラフィック生成部5で合成された画像を
表示する。7はポインティングデバイスで、表示部6に
表示されるカーソルKを操作指示して、表示される動画
または静止画中の注目画素を指示し、画像情報に関連す
る前後、あるいは他のストーリへの展開画面への指示を
行う。8はCDROMドライブで、インタラクティブな
マルチメディアソフトウェアが記憶されたコンパクトデ
ィスクROM(CDROM)9へのアクセスを行う。
【0048】図2〜図6は本発明の第1実施例を示す動
画処理装置における静止画/動画表示画面状態を説明す
る図であり、動画像の中の静止画的なシーンを静止画と
して切り出し、前記静止画をベースにコンピュータの通
常画面を作成し、通常画面の直後に動画像を連続させる
場合に相当する。
【0049】特に、図2〜図4は、図1に示した表示部
6の通常画面による静止画表示状態に対応し、これらは
図1に示した静止画データ/テキストデータ部3に対し
て静止画データとして格納される。図5は、図1に示し
た表示部6の動画像表示状態に対応し、特に、図2〜図
4に示す静止画に続く動画像の最初のシーンに対応す
る。
【0050】図6は、図2〜図4に示す静止画から動画
への移行状態に示し、図5に示した動画データと図4に
示した静止画データとをオーバーラップ表示している状
態に対応する。
【0051】以下、本実施例と第1発明の各手段との対
応及びその作用について説明する。
【0052】第1の発明は、例えば固定記憶媒体(CD
ROM,MOディスク等)から読み出されて画像記憶手
段(本実施例ではRAM,ハードディスク(HD)等で
構成されるデータ格納部2)に記憶された動画データ中
の静止的動画データを切出し手段(本実施例ではプログ
ラム進行制御部1の図示しないプロセッサ等で構成され
る)が静止画データとして切り出して前記画像記憶手段
に登録し、表示制御手段(プログラム進行制御部1)が
生成手段(本実施例ではCG生成部5)により生成され
た静止画の画面データに続いて前記画像記憶手段に記憶
されたファーストシーンの動画データを連続させた合成
画面を前記表示手段(表示部6)に表示して、静止画か
ら動画へ移行する際に、動画情報量を減少させながら、
静止画による映像的リアル感を増大させ、特徴的な静止
画と変化する動画とから構成される臨場性、かつ表現力
に優れた表示画面によりプレーヤに展開されるストーリ
と格別の一体感を与えるものである。具体的には、後述
する第1の動画処理に対応する。 〔第1の動画処理〕先ず、操作者がカーソルK等をポイ
ンティングデバイス7を操作して、図2に示す画面の窓
を指示して、図示しないクリックボタンを押下すると、
表示画面が図3〜図4に示す画面に切り換わり、さらに
静止画データ/テキストデータ部3に格納された静止画
データ(例えば回廊)が表示され、図4に示した静止画
データに続く動画像の最初のシーンが動画データ部4か
ら読み出され、CG生成部5が図6の静止画の画面と図
5に示す動画の画面とを図6に示すようにオーバーラッ
プ表示する。
【0053】すなわち、第1の動画処理は、動画像の中
にある静止画的なシーン(例えば風景,静物等)を、静
止画として切り出し、それをベースに動画像を呼び出し
直前の通常画面(コンピュータで処理される画面)を構
成し、その最終のシーンが、直後に呼び出される動画像
の最初のシーンと一致するようにすることを特徴として
いる。
【0054】これにより、静止画から動画への移行時に
おいて、動画中で変化しない動画部分は、静止画で代用
することができ、動画情報を減らすことができるととも
に、静止画から動画への移行時における、画面の表示変
化を最小限にしつつ、画面を見ている操作者に違和感を
与えることなく、動画表示へ移行させることができる。 〔第2実施例〕図7〜図10は本発明の第2実施例を示
す動画処理装置における静止画/動画表示画面状態を説
明する図であり、図7は、図1に示した動画データ部4
に展開される動画データで構成された動画像の最後のシ
ーン(画面)を示し、図8は、図7に示した動画画面の
直後に、図9に示した静止画データをオーバラップ表示
した画面を示し、図10は、図1に示した静止画データ
/テキストデータ部3に対して静止画データの表示画面
を示す。以下、本実施例と第2の発明の各手段との対応
及びその作用について説明する。
【0055】第2の発明において、例えば固定記憶媒体
(CDROM,MOディスク等)から読み出されて画像
記憶手段(本実施例ではRAM,ハードディスク(H
D)等で構成されるデータ格納部2)に記憶された動画
データ中の静止的動画データを切出し手段(本実施例で
はプログラム進行制御部1の図示しないプロセッサ等で
構成される)が静止画データとして切り出して前記画像
記憶手段に登録し、表示制御手段(本実施例では本実施
例ではプログラム進行制御部1の図示しないプロセッサ
等で構成される)が生成手段(本実施例ではCG生成部
5に相当する)により生成された静止画の画面データを
前記画像記憶手段に記憶されたファーストシーンの動画
データに連続させた合成画面を前記表示手段(表示部
6)に表示して、動画から静止画へ移行する際に、動画
情報量を減少させながら、静止画による映像的リアル感
を増大させ、特徴的な静止画と変化する動画とから構成
される臨場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレ
ーヤに展開されるストーリと格別の一体感を与えるもの
である。具体的には、後述する第2の動画処理に対応す
る。 〔第2の動画処理〕先ず、図1に示した動画データ部4
からの動画データを図7に示すように表示している状態
で、すなわち、動画データ終了画面状態時に、動画デー
タのラストシーンと静止画データ/テキストデータ部3
に格納される静止画データとをCG生成部5によりオー
バーラップさせて図8に示す画面表示状態とし、続いて
図9,図10に示す静止画データのみを表示部6に表示
する。
【0056】すなわち、第2の動画処理は、動画像から
通常画面に移行する際に、動画像の最終のシーンを、シ
ナリオとして静止画的なシーンで終了させ、それを切り
出した静止画をベースとして構成された通常画面につな
げることを特徴とする。
【0057】これにより、動画から静止画への移行時に
おいて、動画中で変化しない動画部分は、静止画でオー
バラップ表示して、動画画面から通常画面への表示変化
を最小源にしつつ、画面を見ている操作者に違和感を与
えることなく、静止画面表示へ移行させることができ
る。
【0058】なお、静止画的なシーンは、通常画面にお
いて、画面全域を占めるバックグラウンドとして使用さ
れてもいいし、通常画面の一部を構成する、絵画的な素
材として使用されてもよい。また、静止画的なシーンの
グラフィック上の一部だけを通常画面において使用して
もよい。 〔第3実施例〕なお、上記第2実施例では、動画の最終
シーンと該最終シーンの静止画とをオーバラップする場
合について説明したが、動画像の中には川の流れや人の
往来のように、ある一定の間隔をもって同じような光景
が繰り返されるシーンが存在する場合がある。以下、本
実施例と第3の発明の各手段との対応及びその作用につ
いて説明する。
【0059】第3の発明において、例えば固定記憶媒体
(CDROM,MOディスク等)から読み出されて画像
記憶手段(本実施例ではRAM,ハードディスク(H
D)等で構成されるデータ格納部2)に記憶された動画
データ中の静止的動画データを切出し手段(本実施例で
はプログラム進行制御部1に相当する)が静止画データ
として切り出して前記画像記憶手段に登録し、表示制御
手段(本実施例ではプログラム進行制御部1の図示しな
いプロセッサ等で構成される)が生成手段(本実施例で
はCG生成部5に相当する)により生成された静止画の
画面データに続いて前記画像記憶手段に記憶されたファ
ーストシーンの動画データを連続させた合成画面を前記
表示手段(本実施例では表示部6に相当する)に指示手
段(ポインティングデバイス7)による指示待機画面と
して表示して、動画データから映像的リアル感を増大さ
せ、特徴的な指示待機画面構成して、臨場性、かつ表現
力に優れた表示画面によりプレーヤに展開されるストー
リと格別の一体感を持ちながら所望の指示を行うもので
ある。具体的には、後述する第3の動画処理に対応す
る。 〔第3の動画処理〕そこで、第3の動画処理は、動画像
の最終シーンを、ある一定間隔をもって繰り返すシーン
で終わらせ、このシーンを繰り返し映し出し、該シーン
をソフトウエアの次の動作展開を決定させる指示待ち画
面として表示させることを特徴とする。 〔第4実施例〕図11〜図13は本発明の第4実施例を
示す動画処理装置における静止画/動画表示画面状態を
説明する図であり、図11は、図1に示した表示部6に
表示される静止画の画面に対応し、図12は、図11に
示した静止画中の特定対象物、例えばフレーム要素(枠
要素)となり得る、モニタ画面を動画用の表示枠を使用
する場合に対応し、図13は、図11に示した静止画中
の特定対象物、例えばフレーム要素(枠要素)となり得
る、鏡を動画用の表画枠として使用する場合に対応す
る。
【0060】第4の発明において、例えば固定記憶媒体
(CDROM,MOディスク等)から読み出されて画像
記憶手段(本実施例ではRAM,ハードディスク(H
D)等で構成されるデータ格納部9に記憶された静止画
データを前記表示手段(表示部6)に表示する際に、枠
生成手段(プログラム進行制御部1に相当する)が前記
静止画データを表示する画面中に動画表示窓となるグラ
フィック枠データを生成し、表示制御手段(本実施例で
はプログラム進行制御部1の図示しないプロセッサ等で
構成される)が該生成されたグラフィック枠データ中に
前記動画データを合成した画面を表示手段に表示して、
静止画中に動画窓を描画して、静止画に自在に描画され
る該描画窓を介して動画を自在に表示させるものであ
る。具体的には、後述する第4の動画処理に対応する。 〔第4の動画処理〕このように、第4の動画処理は、現
実にあるTVモニタや窓,鏡等の、表示画像中では、周
囲と別の光景が展開されるようなフレーム(枠)をコン
ピュータの通常画面で描き、フレーム(枠)内に動画像
を映し出すことを特徴とする。
【0061】なお、フレーム(枠)は、現実上に存在す
るものであってもいいし、現実上に存在しない場合で
も、それまでのソフトウエア上の叙述(シナリオ)の中
で、周囲とは別の光景が映し出されることが、然るべく
説明されたものであってもよく。例えば表示された画面
上の本を開くと、その開いた各ページを枠として使用す
るものであってもよく、該ソフトウエアのストーリー上
許容される展開域ならばなんでも良い。以下、本実施例
と第4の発明の各手段との対応及びその作用について説
明する。 〔第5実施例〕図14〜図18は本発明の第5実施例を
示す動画処理装置における静止画/動画表示画面状態を
説明する図であり、図14〜図16は、図1に示した表
示部6に動画のシーンから抜き出した『絵コンテ』を示
し、特に、図16はソフトウェアの次の動作展開を決定
させる指示待ち画面を示し、図14〜図16に示した動
画像を利用して、図17または図18に示す画面を最初
のシーンとする2つの動画展開の何れかを決定する選択
肢となる表示を行う。以下、本実施例と第5の発明の各
手段との対応及びその作用について説明する。
【0062】第5の発明において、例えば固定記憶媒体
(CDROM,MOディスク等)から読み出されて画像
記憶手段(本実施例ではRAM,ハードディスク(H
D)等で構成されるデータ格納部2に記憶された動画デ
ータ中の手動操作を伴う装置像データを表示制御手段
(本実施例ではプログラム進行制御部1の図示しないプ
ロセッサ等で構成される)が動画データに対して前記指
示手段(ポインティングデバイス7に相当する)による
指示待機画面として表示手段(表示部6)に表示して、
手動操作を伴う装置像データを活かして臨場性、かつ表
現力に優れた表示画面を表示させて、プレーヤに展開さ
れるストーリと格別の一体感を与えるものである。具体
的には、後述する第5の動画処理に対応する。 〔第5の動画処理〕このように、第5の動画処理は、動
画像において、何らかの入力に対して作用があるような
装置もしくは設備を映し、当該シーンをソフトウエアの
次の動作展開を決定させる指示待ち画面とすることを特
徴とする。
【0063】これにより、マルチメディアソフトウエア
ではソフトウエアの次の展開を決定される指示待ち画面
を表示する際に、その指示待ち画面の外見が動画像でな
される叙述の内容と映像的に同質な表示として、操作者
に、あたかもそこで展開される映像に対して主体的に関
わっているような感覚を抱かせることが可能となる。
【0064】なお、こうした動画として採用する内容
は、現実に存在するものであってもよいし、現実上に存
在しなくても、それまでのソフトウエア上の叙述の中
で、何らかの作用をすることが然るべく説明されたもの
であってもよい。 〔第6実施例〕図19〜図24は本発明の第6実施例を
示す動画処理装置における静止画/動画表示画面状態を
説明する図であり、図19〜図22は動画のシーンを抜
き出した『絵コンテ』である。また、図22はこれに続
くコンピュータの通常画面の最初のシーンともなってい
る。図19〜図22の『絵コンテ』は次のような映像シ
ナリオに基づいている。すなわち、工場内で突発事故が
発生し、プレイヤ(操作者)は制御装置を操作して、こ
の事故を収拾しなければならない。その制御装置の画面
は、図22に示され、プレイヤ(操作者)はマルチメデ
ィア機器を操作することを通じて、ソフトウェアの展開
上では、一種のシミュレーションとして、ストーリ中の
制御装置を操作することになる。その結果の成否が、図
23もしくは図24に示すような最初のシーンとする2
つの動画展開の何れかを決定する選択肢となる場合に相
当する。
【0065】この種のソフトウエアでは、マルチメディ
アソフトウエアの操作者が、画面上で展開される映像に
対して、主体的に関わっているように感じさせるには、
その操作者が現実におかれている状況と同じ状況を、画
面上で展開される映像内で現出させることが有効とな
り、特に、マルチメディアソフトウエアの操作者は、そ
のソフトウエアを操作するために、常に何らかの画面を
備えた装置もしくは設備を使用する場合を想定させるこ
とが有効となる。そこで、本実施例では、第6の動画処
理を行うことを特徴とする。以下、本実施例と第6の発
明の各手段との対応及びその作用について説明する。
【0066】第6の発明において、例えば固定記憶媒体
(CDROM,MOディスク等)から読み出されて画像
記憶手段(本実施例ではRAM,ハードディスク(H
D)等で構成されるデータ格納部2に記憶された動画デ
ータ中の手動操作を伴う装置像データを動画データのシ
ナリオを切り換える際に、表示制御手段(本実施例では
プログラム進行制御部1の図示しないプロセッサ等で構
成される)が前記指示手段により切り換えるための指示
待機画面として表示手段に表示して、手動操作を伴う装
置像データを活かして臨場性、かつ表現力に優れた表示
画面を表示させて、プレーヤに展開されるストーリの展
開指示操作に格別の一体感を与えるものである。具体的
には、後述する第6の動画処理に対応する。 〔第6の動画処理〕このように、第6の動画処理は、ソ
フトウエアで展開する画面中に、そのソフトウエアを使
用する操作者が操作しているような、画面を備えた装置
もしくは設備を登場させ、当該画面を操作者自ら操作す
る装置の画面内に表示し、前記画面をソフトウエアの次
の展開を決定させる指示待ち画面とすることを特徴とす
る。
【0067】これにより、マルチメディアソフトウエア
の操作者が現実におかれている状況と同じ状況を、画面
上で展開される映像内で現出させることが可能となる。
【0068】なお、画面は実際の装置の画面と同じサイ
ズに表示されることが最も効果的ではあるが、異なるサ
イズであってもよいことはいうまでもない。
【0069】以下、図25〜図30に示すフローチャー
トを参照しながら本発明に係る動画処理装置の画面処理
方法について説明する。
【0070】図25は本発明に係る動画処理装置の第1
の画面処理方法の一実施例を示す要部フローチャートで
ある。なお、(1),(2)は各ステップを示す。
【0071】図2に示す静止画を表示部6の画面に表示
した状態で、操作者がポインティングデバイス7を操作
してカーソルKにより窓を指示し、ポインティングデバ
イス7をクリックすると、図3に示す静止画が表示部6
に画面表示されたると、次の動画画面の最初のシーンに
要部が一致する静止画をCG生成部5を介して表示部6
に表示する(1)。次いで、図4に示す静止画が静止画
データ/テキストデータ部3からCG合成部5に出力さ
れるとともに、図5に示す動画像が動画データ部4から
CG合成部5に出力されてオーバーラップ表示され
(2)、その後、動画像が表示部6に表示されて行く。
以下、本実施例と第7の発明の各手段との対応及びその
作用について説明する。
【0072】第7の発明において、図1に示す画像情報
を表示する表示手段と、動画データおよび静止画データ
を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶さ
れた動画データ中の静止的動画データを静止画データと
して切り出して前記画像記憶手段に登録する切出し手段
と、前記動画データと前記切出し手段により切り出され
た静止画データとを重ね合わせた画面データを生成する
生成手段を有する動画処理装置の画面処理方法におい
て、前記生成手段により生成された静止画の画面データ
に続いて前記画像記憶手段に記憶されたファーストシー
ンの動画データを連続させて前記表示手段に表示する合
成画面(図6参照)として生成し(上記ステップ
(1),(2))、静止画から動画へ移行する際に、動
画情報量を減少させながら、静止画による映像的リアル
感を増大させ、特徴的な静止画と変化する動画とから構
成される臨場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプ
レーヤに展開されるストーリと格別の一体感を与えるも
のである。
【0073】図26は本発明に係る動画処理装置の第2
の画面処理方法の一実施例を示す要部フローチャートで
ある。なお、(1),(2)は各ステップを示す。
【0074】図7に示す動画像の最終シーンを表示部6
の画面に表示されたら(1)、すなわち、動画の最終シ
ーンに要部が一致する静止画をCG生成部5を介して表
示部6に表示する(2)。その後、図9,図10に示す
静止画が表示部6に表示されて行く。以下、本実施例と
第8の発明の各手段との対応及びその作用について説明
する。
【0075】第8の発明において、図1に示す画像情報
を表示する表示手段(表示部6)と、動画データおよび
静止画データを記憶する画像記憶手段(データ格納部
2)と、この画像記憶手段に記憶された動画データ中の
静止的動画データを静止画データとして切り出して前記
画像記憶手段に登録する切出し手段(プログラム進行制
御部1)と、前記動画データと前記切出し手段により切
り出された静止画データとを重ね合わせた画面データを
生成する生成手段(CG生成部5)とを有する動画処理
装置の画面処理方法において、前記画像記憶手段に記憶
されたラストシーンの動画データに続いて前記画像記憶
手段に記憶された静止画の画面データを連続させて前記
表示手段に表示する合成画面(図8参照)として生成し
(上記ステップ(1),(2))、動画から静止画へ移
行する際に、動画情報量を減少させながら、静止画によ
る映像的リアル感を増大させ、特徴的な静止画と変化す
る動画とから構成される臨場性、かつ表現力に優れた表
示画面によりプレーヤに展開されるストーリと格別の一
体感を与えるものである。
【0076】図27は本発明に係る動画処理装置の第3
の画面処理方法の一実施例を示す要部フローチャートで
ある。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0077】表示部6に川の流や人の往来のように、あ
る一定の間隔をもって同じような光景(動画像)を繰り
返し表示し(1)、画面上にポインティングデバイス7
が選択し得るボタンを設定し(2)、該ボタンがポイン
ティングデバイス7によりクリックされるのを待機し
(3)、押下されたら、次のシーン(動画または静止画
で構成される)の表示に移行する。以下、本実施例と第
9の発明の各手段との対応及びその作用について説明す
る。
【0078】本発明に係る第9の発明は、図1に示す画
像情報を表示する表示手段(表示部6)と、この表示手
段の所望の位置を指示する指示手段(ポインティングデ
バイス7)と、動画データおよび静止画データを記憶す
る画像記憶手段(データ格納部2)と、この画像記憶手
段に記憶された動画データ中の静止的動画データを静止
画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録する
切出し手段(プログラム進行制御部1)と、前記動画デ
ータと前記切出し手段により切り出された静止画データ
とを重ね合わせた画面データを生成する生成手段(CG
生成部5)とを有する動画処理装置の画面処理方法にお
いて、前記画像記憶手段に記憶されたラストシーンの動
画データをに続いて前記画像記憶手段に記憶された静止
画の画面データを連続させて前記表示手段に表示する合
成画面を前記指示手段による指示待機画面として生成し
(上記ステップ(1)〜(3))、静止画から動画へ移
行する際に、動画情報量を減少させながら、静止画によ
る映像的リアル感を増大させ、特徴的な静止画と変化す
る動画とから構成される臨場性、かつ表現力に優れた表
示画面によりプレーヤに展開されるストーリと格別の一
体感を与えるものである。
【0079】図28は本発明に係る動画処理装置の第4
の画面処理方法の一実施例を示す要部フローチャートで
ある。なお、(1),(2)は各ステップを示す。
【0080】図11に示す静止画をCG生成部5を介し
て表示部6に通常画面として表示し(1)、その静止画
中のフレーム、例えばモニタの画面または鏡に、動画デ
ータ部4からの動画データをCG生成部5を介して、図
12または図13に示すように表示する(2)。以下、
本実施例と第10の発明の各手段との対応及びその作用
について説明する。
【0081】本発明に係る第10の発明は、図1に示す
画像情報を表示する表示手段(表示部6)と、静止画デ
ータおよび動画データを記憶する画像記憶手段(データ
格納部2)と、この記憶手段に記憶された静止画データ
を前記表示手段に表示する際に、前記静止画データを表
示する画面中に動画表示窓となるグラフィック枠データ
を生成する枠生成手段(プログラム進行制御部1)とを
有する動画処理装置の画面処理方法において、この枠生
成手段により生成されたグラフィック枠データ中に前記
動画データを合成表示して画面(図12,図13参照)
として生成し(上記ステップ(1),(2))、静止画
中に動画窓を描画して、静止画に自在に描画される該描
画窓を介して動画を自在に表示させるものである。
【0082】図29は本発明に係る動画処理装置の第5
の画面処理方法の一実施例を示す要部フローチャートで
ある。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0083】図16図に示すように、操作パネルを持つ
装置を撮影した動画像を表示し(1)、画面上の操作パ
ネルの位置にポインティングデバイス7が選択し得るボ
タンを設定し(2)、ポインティングデバイス7による
ボタン入力を待機し(3)、入力されたボタンに応じ
て、すなわち、選択した操作に対応した、例えば扉を開
くためのボタンを押下した場合には、図17に示す動画
像を表示部6に表示させたり、あるいは操作パネル上の
行き先ボタンが押下された場合には、図18に示すよう
に別の階に移る動画像等表示するように、入力に応じて
表示部6に表示する動画を切り換える。以下、本実施例
と第11の発明の各手段との対応及びその作用について
説明する。
【0084】本発明に係る第11の発明は、図1に示す
画像情報を表示する表示手段(表示部6)と、この表示
手段の所望の位置を指示する指示手段(ポインティング
デバイス7)と、手動操作を伴う装置像データを含む動
画データおよび静止画データを記憶する画像記憶手段
(データ格納部2)とを有する動画処理装置の画面処理
方法において、この画像記憶手段に記憶された動画デー
タ中の手動操作を伴う装置像データを前記表示手段に表
示する動画データに対する前記指示手段による指示待機
画面(図16参照)として生成し(上記ステップ(1)
〜(3))、手動操作を伴う装置像データを活かして臨
場性、かつ表現力に優れた表示画面を表示させて、プレ
ーヤに展開されるストーリと格別の一体感を与えるもの
である。
【0085】図30は本発明に係る動画処理装置の第6
の画面処理方法の一実施例を示す要部フローチャートで
ある。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0086】図21図に示すように、画面表示部を持つ
装置を撮影した動画像を表示し(1)、画面上にポイン
ティングデバイス7が選択し得るボタンを設定し
(2)、ポインティングデバイス7によるボタン入力を
待機し(3)、入力されたボタンに応じて、すなわち、
選択したボタンがストーリーの中で有効な選択であれ
ば、図23に示す動画像を表示部6に表示させ、選択し
たボタンがストーリーの中で無効または危険な選択であ
れば、図24に示すように主人公が事故に遭遇する動画
像等を表示して、入力に応じて表示部6に表示する動画
を切り換える。以下、本実施例と第12の発明の各手段
との対応及びその作用について説明する。
【0087】本発明に係る第12の発明は、図1に示す
画像情報を表示する表示手段(表示部6)と、この表示
手段の所望の位置を指示する指示手段(ポインティング
デバイス7)と、手動操作を伴う装置像データを含む動
画データおよび静止画データを記憶する画像記憶手段
(データ格納部2)とを有する動画処理装置の画面処理
方法において、この画像記憶手段に記憶された動画デー
タ中の手動操作を伴う装置像データを前記表示手段に表
示する動画データのシナリオを前記指示手段により切り
換えるための指示待機画面(図21参照)として生成し
(上記ステップ(1)〜(3))、手動操作を伴う装置
像データを活かして臨場性、かつ表現力に優れた表示画
面を表示させて、プレーヤに展開されるストーリの展開
指示操作に格別の一体感を与えるものである。
【0088】なお、上記動画処理装置は、コンピュータ
システム上に組み込まれる場合について説明したが、C
DROMドライブと表示装置とジョイステッィク等の組
合せで構成されていてもよい。また、動画を記憶する媒
体は、CDROM,光磁気ディスク等の記憶媒体であっ
ても、本発明を適用することができる。
【0089】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、画像記憶手段に記憶された動画データ
中の静止的動画データを切出し手段が静止画データとし
て切り出して前記画像記憶手段に登録し、表示制御手段
が生成手段により生成された静止画の画面データに続い
て前記画像記憶手段に記憶されたファーストシーンの動
画データを連続させた合成画面として前記表示手段に表
示するので、静止画から動画へ移行する際に、動画情報
量を減少させながら、静止画による映像的リアル感を増
大させ、特徴的な静止画と変化する動画とから構成され
る臨場性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレーヤ
に展開されるストーリと格別の一体感を与えることがで
きる。
【0091】第2の発明によれば、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の静止的動画データを切出し手段が
静止画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録
し、表示制御手段が生成手段により生成された静止画の
画面データを前記画像記憶手段に記憶されたファースト
シーンの動画データに連続させた合成画面として前記表
示手段に表示するので、動画から静止画へ移行する際
に、動画情報量を減少させながら、静止画による映像的
リアル感を増大させ、特徴的な静止画と変化する動画と
から構成される臨場性、かつ表現力に優れた表示画面に
よりプレーヤに展開されるストーリと格別の一体感を与
えることができる。
【0092】第3の発明によれば、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の静止的動画データを切出し手段が
静止画データとして切り出して前記画像記憶手段に登録
し、表示制御手段が生成手段により生成された静止画の
画面データに続いて前記画像記憶手段に記憶されたファ
ーストシーンの動画データを連続させた合成画面を表示
手段に指示手段による指示待機画面として表示するの
で、動画データから映像的リアル感を増大させ、特徴的
な指示待機画面構成して、臨場性、かつ表現力に優れた
表示画面によりプレーヤに展開されるストーリと格別の
一体感を持ちながら所望の指示を行うことができる。
【0093】第4の発明によれば、記憶手段に記憶され
た静止画データを前記表示手段に表示する際に、枠生成
手段が前記静止画データを表示する画面中に動画表示窓
となるグラフィック枠データを生成し、表示制御手段が
該生成されたグラフィック枠データ中に前記動画データ
を合成した画面を表示手段に表示するので、静止画中に
動画窓を描画して、静止画に自在に描画される該描画窓
を介して動画を自在に表示させることができる。
【0094】第5の発明によれば、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の手動操作を伴う装置像データを表
示制御手段が動画データに対して前記指示手段による指
示待機画面として表示手段に表示するので、手動操作を
伴う装置像データを活かして臨場性、かつ表現力に優れ
た表示画面を表示させて、プレーヤに展開されるストー
リと格別の一体感を与えることができる。
【0095】第6の発明によれば、画像記憶手段に記憶
された動画データ中の手動操作を伴う装置像データを動
画データのシナリオを切り換える際に、表示制御手段が
前記指示手段により切り換えるための指示待機画面とし
て表示手段に表示するので、手動操作を伴う装置像デー
タを活かして臨場性、かつ表現力に優れた表示画面を表
示させて、プレーヤに展開されるストーリの展開指示操
作に格別の一体感を与えることができる。
【0096】第7の発明によれば、前記生成手段により
生成された静止画の画面データに続いて前記画像記憶手
段に記憶されたファーストシーンの動画データを連続さ
せて前記表示手段に表示する合成画面として生成するの
で、静止画から動画へ移行する際に、動画情報量を減少
させながら、静止画による映像的リアル感を増大させ、
特徴的な静止画と変化する動画とから構成される臨場
性、かつ表現力に優れた表示画面によりプレーヤに展開
されるストーリと格別の一体感を与えることができる。
【0097】第8の発明によれば、前記画像記憶手段に
記憶されたラストシーンの動画データに続いて前記画像
記憶手段に記憶された静止画の画面データを連続させて
前記表示手段に表示する合成画面として生成するので、
動画から静止画へ移行する際に、動画情報量を減少させ
ながら、静止画による映像的リアル感を増大させ、特徴
的な静止画と変化する動画とから構成される臨場性、か
つ表現力に優れた表示画面によりプレーヤに展開される
ストーリと格別の一体感を与えることができる。
【0098】第9の発明によれば、画像記憶手段に記憶
されたラストシーンの動画データをに続いて前記画像記
憶手段に記憶された静止画の画面データを連続させて前
記表示手段に表示する合成画面を前記指示手段による指
示待機画面として生成するので、静止画から動画へ移行
する際に、動画情報量を減少させながら、静止画による
映像的リアル感を増大させ、特徴的な静止画と変化する
動画とから構成される臨場性、かつ表現力に優れた表示
画面によりプレーヤに展開されるストーリと格別の一体
感を与えることができる。
【0099】第10の発明によれば、枠生成手段により
生成されたグラフィック枠データ中に前記動画データを
合成表示して画面として生成するので、静止画中に動画
窓を描画して、静止画に自在に描画される該描画窓を介
して動画を自在に表示させることができる。
【0100】第11の発明によれば、画像記憶手段に記
憶された動画データ中の手動操作を伴う装置像データを
前記表示手段に表示する動画データに対する前記指示手
段による指示待機画面として生成するので、手動操作を
伴う装置像データを活かして臨場性、かつ表現力に優れ
た表示画面を表示させて、プレーヤに展開されるストー
リと格別の一体感を与えることができる。
【0101】第12の発明によれば、画像記憶手段に記
憶された動画データ中の手動操作を伴う装置像データを
前記表示手段に表示する動画データのシナリオを前記指
示手段により切り換えるための指示待機画面として生成
するので、手動操作を伴う装置像データを活かして臨場
性、かつ表現力に優れた表示画面を表示させて、プレー
ヤに展開されるストーリの展開指示操作に格別の一体感
を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す動画処理装置の要部
構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す動画処理装置におけ
る静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図11】本発明の第4実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図12】本発明の第4実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図13】本発明の第4実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図14】本発明の第5実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図15】本発明の第5実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図16】本発明の第5実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図17】本発明の第5実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図18】本発明の第5実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図19】本発明の第6実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図20】本発明の第6実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図21】本発明の第6実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図22】本発明の第6実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図23】本発明の第6実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図24】本発明の第6実施例を示す動画処理装置にお
ける静止画/動画表示画面状態を説明する図である。
【図25】本発明に係る動画処理装置の第1の画面処理
方法の一実施例を示す要部フローチャートである。
【図26】本発明に係る動画処理装置の第2の画面処理
方法の一実施例を示す要部フローチャートである。
【図27】本発明に係る動画処理装置の第3の画面処理
方法の一実施例を示す要部フローチャートである。
【図28】本発明に係る動画処理装置の第4の画面処理
方法の一実施例を示す要部フローチャートである。
【図29】本発明に係る動画処理装置の第5の画面処理
方法の一実施例を示す要部フローチャートである。
【図30】本発明に係る動画処理装置の第6の画面処理
方法の一実施例を示す要部フローチャートである。
【符号の説明】
1 プログラム進行制御部 2 データ格納部 3 静止画データ/テキストデータ部 4 動画データ部 5 CG生成部 6 表示部 7 ポインティングデバイス 8 CDROMドライブ 9 CDROM

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を表示する表示手段と、動画デ
    ータおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と、こ
    の画像記憶手段に記憶された動画データ中の静止的動画
    データを静止画データとして切り出して前記画像記憶手
    段に登録する切出し手段と、前記動画データと前記切出
    し手段により切り出された静止画データとを重ね合わせ
    た画面データを生成する生成手段と、前記生成手段によ
    り生成された静止画の画面データに続いて前記画像記憶
    手段に記憶されたファーストシーンの動画データを連続
    させて前記表示手段に合成画面として表示する表示制御
    手段とを有することを特徴とする動画処理装置。
  2. 【請求項2】 画像情報を表示する表示手段と、動画デ
    ータおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と、こ
    の画像記憶手段に記憶された動画データ中の静止的動画
    データを静止画データとして切り出して前記画像記憶手
    段に登録する切出し手段と、前記動画データと前記切出
    し手段により切り出された静止画データとを重ね合わせ
    た画面データを生成する生成手段と、前記画像記憶手段
    に記憶されたラストシーンの動画データに続いて前記画
    像記憶手段に記憶された静止画の画面データを連続させ
    て前記表示手段に合成画面として表示する表示制御手段
    とを有することを特徴とする動画処理装置。
  3. 【請求項3】 画像情報を表示する表示手段と、この表
    示手段の所望の位置を指示する指示手段と、動画データ
    および静止画データを記憶する画像記憶手段と、この画
    像記憶手段に記憶された動画データ中の静止的動画デー
    タを静止画データとして切り出して前記画像記憶手段に
    登録する切出し手段と、前記動画データと前記切出し手
    段により切り出された静止画データとを重ね合わせた画
    面データを生成する生成手段と、前記画像記憶手段に記
    憶されたラストシーンの動画データをに続いて前記画像
    記憶手段に記憶された静止画の画面データを連続させて
    前記表示手段に表示する合成画面を前記指示手段による
    指示待機画面として表示する表示制御手段とを有するこ
    とを特徴とする動画処理装置。
  4. 【請求項4】 画像情報を表示する表示手段と、静止画
    データおよび動画データを記憶する画像記憶手段と、こ
    の記憶手段に記憶された静止画データを前記表示手段に
    表示する際に、前記静止画データを表示する画面中に動
    画表示窓となるグラフィック枠データを生成する枠生成
    手段と、この枠生成手段により生成されたグラフィック
    枠データ中に前記動画データを合成表示する表示制御手
    段とを有することを特徴とする動画処理装置。
  5. 【請求項5】 画像情報を表示する表示手段と、この表
    示手段の所望の位置を指示する指示手段と、手動操作を
    伴う装置像データを含むデータおよび静止画データを記
    憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された
    前記装置像データを前記表示手段に表示する動画データ
    に対する前記指示手段による指示待機画面として表示さ
    せる表示制御手段とを有することを特徴とする動画処理
    装置。
  6. 【請求項6】 画像情報を表示する表示手段と、この表
    示手段の所望の位置を指示する指示手段と、手動操作を
    伴う装置像データを含む動画データおよび静止画データ
    を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶さ
    れた前記装置像データを前記表示手段に表示する動画デ
    ータのシナリオを前記指示手段により切り換えるための
    指示待機画面として表示させる表示制御手段とを有する
    ことを特徴とする動画処理装置。
  7. 【請求項7】 画像情報を表示する表示手段と、動画デ
    ータおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と、こ
    の画像記憶手段に記憶された動画データ中の静止的動画
    データを静止画データとして切り出して前記画像記憶手
    段に登録する切出し手段と、前記動画データと前記切出
    し手段により切り出された静止画データとを重ね合わせ
    た画面データを生成する生成手段を有する動画処理装置
    の画面処理方法において、前記生成手段により生成され
    た静止画の画面データに続いて前記画像記憶手段に記憶
    されたファーストシーンの動画データを連続させて前記
    表示手段に表示する合成画面として生成する生成工程を
    有することを特徴とする動画処理装置の画面処理方法。
  8. 【請求項8】 画像情報を表示する表示手段と、動画デ
    ータおよび静止画データを記憶する画像記憶手段と、こ
    の画像記憶手段に記憶された動画データ中の静止的動画
    データを静止画データとして切り出して前記画像記憶手
    段に登録する切出し手段と、前記動画データと前記切出
    し手段により切り出された静止画データとを重ね合わせ
    た画面データを生成する生成手段とを有する動画処理装
    置の画面処理方法において、前記画像記憶手段に記憶さ
    れたラストシーンの動画データに続いて前記画像記憶手
    段に記憶された静止画の画面データを連続させて前記表
    示手段に表示する合成画面として生成する生成工程を有
    することを特徴とする動画処理装置の画面処理方法。
  9. 【請求項9】 画像情報を表示する表示手段と、この表
    示手段の所望の位置を指示する指示手段と、動画データ
    および静止画データを記憶する画像記憶手段と、この画
    像記憶手段に記憶された動画データ中の静止的動画デー
    タを静止画データとして切り出して前記画像記憶手段に
    登録する切出し手段と、前記動画データと前記切出し手
    段により切り出された静止画データとを重ね合わせた画
    面データを生成する生成手段とを有する動画処理装置の
    画面処理方法において、前記画像記憶手段に記憶された
    ラストシーンの動画データをに続いて前記画像記憶手段
    に記憶された静止画の画面データを連続させて前記表示
    手段に表示する合成画面を前記指示手段による指示待機
    画面として生成する生成工程を有することを特徴とする
    動画処理装置の画面処理方法。
  10. 【請求項10】 画像情報を表示する表示手段と、静止
    画データおよび動画データを記憶する画像記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された静止画データを前記表示手段
    に表示する際に、前記静止画データを表示する画面中に
    動画表示窓となるグラフィック枠データを生成する枠生
    成手段とを有する動画処理装置の画面処理方法におい
    て、この枠生成手段により生成されたグラフィック枠デ
    ータ中に前記動画データを合成表示して画面として生成
    する生成工程を有することを特徴とする動画処理装置の
    画面処理方法。
  11. 【請求項11】 画像情報を表示する表示手段と、この
    表示手段の所望の位置を指示する指示手段と、手動操作
    を伴う装置像データを含む動画データおよび静止画デー
    タを記憶する画像記憶手段とを有する動画処理装置の画
    面処理方法において、この画像記憶手段に記憶された動
    画データ中の手動操作を伴う装置像データを前記表示手
    段に表示する動画データに対する前記指示手段による指
    示待機画面として生成する生成工程を有することを特徴
    とする動画処理装置の画面処理方法。
  12. 【請求項12】 画像情報を表示する表示手段と、この
    表示手段の所望の位置を指示する指示手段と、手動操作
    を伴う装置像データを含む動画データおよび静止画デー
    タを記憶する画像記憶手段とを有する動画処理装置の画
    面処理方法において、この画像記憶手段に記憶された動
    画データ中の手動操作を伴う装置像データを前記表示手
    段に表示する動画データのシナリオを前記指示手段によ
    り切り換えるための指示待機画面として生成する生成工
    程を有することを特徴とする動画処理装置の画面処理方
    法。
JP6100992A 1994-05-16 1994-05-16 動画処理装置および動画処理装置の画面処理方法 Pending JPH07306953A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000007364A1 (fr) * 1998-07-30 2000-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Synthetiseur d'images mobiles
JP2007180881A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kyocera Corp 携帯端末装置及び画像表示方法

Cited By (3)

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US6657637B1 (en) 1998-07-30 2003-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Moving image combining apparatus combining computer graphic image and at least one video sequence composed of a plurality of video frames
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