JPH0730572A - ネットワークの監視情報の通信回路 - Google Patents
ネットワークの監視情報の通信回路Info
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- JPH0730572A JPH0730572A JP5174595A JP17459593A JPH0730572A JP H0730572 A JPH0730572 A JP H0730572A JP 5174595 A JP5174595 A JP 5174595A JP 17459593 A JP17459593 A JP 17459593A JP H0730572 A JPH0730572 A JP H0730572A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はネットワークの監視情報の通信に関
し、回線障害が発生した場合でも、障害情報の通信が可
能なネットワークの監視情報の通信回路を実現すること
を目的とする。 【構成】トリビュタリ西局ＴＷ、トリビュタリ東局ＴＥ
は、入力したオーバヘッドバイトを音声用のオーダワイ
ヤ回線の信号と監視信号に分離する分離部１Ｗ、１Ｅ
と、分離部１Ｗ、１Ｅで分離した音声用のオーダワイヤ
回線の信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換部２Ｗ、２Ｅ
と、分離部１Ｗ、１Ｅで分離した監視信号を折り返す折
返部３Ｗ、３Ｅと、音声用のオーダワイヤ回線の信号を
Ａ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換部４Ｗ、４Ｅと、折返部３
Ｗ、３Ｅで折り返した監視信号と、Ａ／Ｄ変換部４Ｗ、
４Ｅの出力を多重してオーバヘッドバイトとして西側回
線ＷＬ、東側回線ＥＬに出力する多重部５Ｗ、５Ｅを備
え構成する。
し、回線障害が発生した場合でも、障害情報の通信が可
能なネットワークの監視情報の通信回路を実現すること
を目的とする。 【構成】トリビュタリ西局ＴＷ、トリビュタリ東局ＴＥ
は、入力したオーバヘッドバイトを音声用のオーダワイ
ヤ回線の信号と監視信号に分離する分離部１Ｗ、１Ｅ
と、分離部１Ｗ、１Ｅで分離した音声用のオーダワイヤ
回線の信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換部２Ｗ、２Ｅ
と、分離部１Ｗ、１Ｅで分離した監視信号を折り返す折
返部３Ｗ、３Ｅと、音声用のオーダワイヤ回線の信号を
Ａ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換部４Ｗ、４Ｅと、折返部３
Ｗ、３Ｅで折り返した監視信号と、Ａ／Ｄ変換部４Ｗ、
４Ｅの出力を多重してオーバヘッドバイトとして西側回
線ＷＬ、東側回線ＥＬに出力する多重部５Ｗ、５Ｅを備
え構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークにおける監
視情報の通信回路に関する。例えば、リングネットワー
クは分散した複数の局間を二重化されたリング状の伝送
路で接続して通信を行うシステムである。各ノード装置
は、二重化された右回りと左回りの伝送路の中で、正常
な方の伝送路より送られてくるデータを選択して通信を
行うことにより、高信頼性のネットワークを構築するこ
とができる。
視情報の通信回路に関する。例えば、リングネットワー
クは分散した複数の局間を二重化されたリング状の伝送
路で接続して通信を行うシステムである。各ノード装置
は、二重化された右回りと左回りの伝送路の中で、正常
な方の伝送路より送られてくるデータを選択して通信を
行うことにより、高信頼性のネットワークを構築するこ
とができる。
【０００２】このような、ディジタルネットワークにお
いは、ネットワークの保守者が打合せ回線として使用す
るために、オーバヘッドバイトの一部を使用してオーダ
ワイヤ回線を構成するのが一般的であり、さらにオーバ
ヘッドバイトの中の他の一部を監視信号の送受信に使用
している。
いは、ネットワークの保守者が打合せ回線として使用す
るために、オーバヘッドバイトの一部を使用してオーダ
ワイヤ回線を構成するのが一般的であり、さらにオーバ
ヘッドバイトの中の他の一部を監視信号の送受信に使用
している。
【０００３】図６はリングネットワークのオーダワイヤ
回線を説明する図である。図は１つのマスタ局Ｍと３つ
のスレーブ局Ｓ１〜Ｓ３より構成したリングネットワー
クの例であり、マスタ局Ｍについてのみ、その構成を示
している。
回線を説明する図である。図は１つのマスタ局Ｍと３つ
のスレーブ局Ｓ１〜Ｓ３より構成したリングネットワー
クの例であり、マスタ局Ｍについてのみ、その構成を示
している。
【０００４】図の構成において、西側回線ＷＬに接続さ
れるものをＷで、東側回線ＥＬに接続されるものをＥを
付して示しており、ＷとＥは対称の構成をとっている。
また、ここでは、本発明の対象となるオーバヘッドバイ
トに関する回路のみを示しており、主信号に関する回線
については省略している。
れるものをＷで、東側回線ＥＬに接続されるものをＥを
付して示しており、ＷとＥは対称の構成をとっている。
また、ここでは、本発明の対象となるオーバヘッドバイ
トに関する回路のみを示しており、主信号に関する回線
については省略している。
【０００５】図中の１Ｗ、１Ｅは分離部（図中ＯＨＢＤ
ＭＵＸと示す）、２Ｗ、２Ｅはディジタル／アナログ
（以下Ｄ／Ａと称する）変換部、４Ｗ、４Ｅはアナログ
／ディジタル（以下Ａ／Ｄと称する）変換部、５Ｗ、５
Ｅは多重部（図中ＯＨＢＭＵＸと示す）、Ａ１〜Ａ３は
加算器、Ｈ１はハイブリッドコイル（図中ＨＹＢと示
す）、Ｔelは電話機である。
ＭＵＸと示す）、２Ｗ、２Ｅはディジタル／アナログ
（以下Ｄ／Ａと称する）変換部、４Ｗ、４Ｅはアナログ
／ディジタル（以下Ａ／Ｄと称する）変換部、５Ｗ、５
Ｅは多重部（図中ＯＨＢＭＵＸと示す）、Ａ１〜Ａ３は
加算器、Ｈ１はハイブリッドコイル（図中ＨＹＢと示
す）、Ｔelは電話機である。
【０００６】スレーブ局Ｓ１から入力したオーバヘッド
バイトを分離部１Ｗでオーダワイヤ回線用のディジタル
信号を取り出し、Ｄ／Ａ変換部２Ｗでアナログ信号に変
換し、変換したアナログ信号には加算器Ａ１によりマス
タ局Ｍの電話機Ｔelからの音声信号が加算され、Ａ／Ｄ
変換部４Ｅ、多重部５Ｅをとおしてスレーブ局Ｓ３に送
出される。
バイトを分離部１Ｗでオーダワイヤ回線用のディジタル
信号を取り出し、Ｄ／Ａ変換部２Ｗでアナログ信号に変
換し、変換したアナログ信号には加算器Ａ１によりマス
タ局Ｍの電話機Ｔelからの音声信号が加算され、Ａ／Ｄ
変換部４Ｅ、多重部５Ｅをとおしてスレーブ局Ｓ３に送
出される。
【０００７】逆向きの信号には加算器Ａ２によりマスタ
局Ｍの電話機Ｔelからの音声信号が加算されスレーブ局
Ｓ１に送出される。また、スレーブ局Ｓ１から入力した
オーダワイヤ回線のディジタル信号をアナログ信号にＡ
／Ｄ変換した信号と、スレーブ局Ｓ３から入力したオー
ダワイヤ回線のディジタル信号をアナログ信号にＡ／Ｄ
変換した信号を加算器Ａ３で加算したあと、ハイブリッ
ドコイルＨ１をとおして電話機Ｔelに送出する。
局Ｍの電話機Ｔelからの音声信号が加算されスレーブ局
Ｓ１に送出される。また、スレーブ局Ｓ１から入力した
オーダワイヤ回線のディジタル信号をアナログ信号にＡ
／Ｄ変換した信号と、スレーブ局Ｓ３から入力したオー
ダワイヤ回線のディジタル信号をアナログ信号にＡ／Ｄ
変換した信号を加算器Ａ３で加算したあと、ハイブリッ
ドコイルＨ１をとおして電話機Ｔelに送出する。
【０００８】上述の説明はマスタ局Ｍにおける、オーダ
ワイヤ回線の音声信号の送受信を説明したものである
が、スレーブ局Ｓ１〜Ｓ３でも同様な処理が行われ、各
局の電話機Ｔel相互間で通話を行っている。
ワイヤ回線の音声信号の送受信を説明したものである
が、スレーブ局Ｓ１〜Ｓ３でも同様な処理が行われ、各
局の電話機Ｔel相互間で通話を行っている。
【０００９】
【従来の技術】図７は従来例のリングネットワークを説
明するブロック図を示す。図の構成は図６で説明した基
本構成に、オーダワイヤ回線を切断するためのスイッチ
ＳＷ１、ＳＷ２を設けたものである。これは、図６の基
本構成の回路においては、オーダワイヤ回線がマスタ局
Ｍ、スレーブ局Ｓ１〜Ｓ３をとおしてループを形成して
いるため、ループのゲインが「１」以上になると、発振
を起こす場合がある。このような発振を防止するために
ＷＥＳＴ側に接続する回線をスイッチＳＷ１、ＳＷ２で
カットし、オーダワイヤ回線がループを形成するのを防
止している。これをリングプロテクション機能と称して
いる。
明するブロック図を示す。図の構成は図６で説明した基
本構成に、オーダワイヤ回線を切断するためのスイッチ
ＳＷ１、ＳＷ２を設けたものである。これは、図６の基
本構成の回路においては、オーダワイヤ回線がマスタ局
Ｍ、スレーブ局Ｓ１〜Ｓ３をとおしてループを形成して
いるため、ループのゲインが「１」以上になると、発振
を起こす場合がある。このような発振を防止するために
ＷＥＳＴ側に接続する回線をスイッチＳＷ１、ＳＷ２で
カットし、オーダワイヤ回線がループを形成するのを防
止している。これをリングプロテクション機能と称して
いる。
【００１０】さらに、通信ネットワークの高度化、広域
化に伴い処理するデータ量も増加してきており、このよ
うなリングネットワークを多重構成で使用するようにな
ってきている。
化に伴い処理するデータ量も増加してきており、このよ
うなリングネットワークを多重構成で使用するようにな
ってきている。
【００１１】図８は従来例の多重リングネットワークを
説明する図であり、（Ａ）は２つのリングから構成した
多重リングの例であり、図中のＬ１は上位リング回線、
Ｍはマスタ局、Ｓ１、Ｓ２はスレーブ局、Ｌ２は下位リ
ング回線、ｍはマスタ局、ｓ１、ｓ２はスレーブ局、Ｔ
はトリビュタリ局である。
説明する図であり、（Ａ）は２つのリングから構成した
多重リングの例であり、図中のＬ１は上位リング回線、
Ｍはマスタ局、Ｓ１、Ｓ２はスレーブ局、Ｌ２は下位リ
ング回線、ｍはマスタ局、ｓ１、ｓ２はスレーブ局、Ｔ
はトリビュタリ局である。
【００１２】例えば、上位リング回線Ｌ１は１．５ＭＨ
ｚ×４本の構成とし、この中の１．５ＭＨｚ×１本を下
位リング回線Ｌ２に接続することより、それぞれの局が
上位リング回線Ｌ１、下位リング回線Ｌ２内で通信を行
うとともに、相互間でも通信が可能な構成としている。
ｚ×４本の構成とし、この中の１．５ＭＨｚ×１本を下
位リング回線Ｌ２に接続することより、それぞれの局が
上位リング回線Ｌ１、下位リング回線Ｌ２内で通信を行
うとともに、相互間でも通信が可能な構成としている。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】図８の（Ｂ）は図８の
（Ａ）の構成において、障害が発生した場合の問題を説
明する図である。
（Ａ）の構成において、障害が発生した場合の問題を説
明する図である。
【００１４】例えば、スレーブ局ｓ１とスレーブ局ｓ２
間の下位リング回線Ｌ２のＰ点で回線障害が発生したと
する。このとき、マスタ局ｍのリング回線Ｌ２の西側回
線はオーダワイヤ回線がカットされており、さらに、ス
レーブ局ｓ１で障害を検出し、スレーブ局ｓ１の東側回
線ＥＬをカットするのでスレーブ局ｓ２とその他の局間
のオーダワイヤ回線による通話が不能となる。
間の下位リング回線Ｌ２のＰ点で回線障害が発生したと
する。このとき、マスタ局ｍのリング回線Ｌ２の西側回
線はオーダワイヤ回線がカットされており、さらに、ス
レーブ局ｓ１で障害を検出し、スレーブ局ｓ１の東側回
線ＥＬをカットするのでスレーブ局ｓ２とその他の局間
のオーダワイヤ回線による通話が不能となる。
【００１５】また、障害情報はトリビュタリ西局ＴＷに
おいて終端されているので、トリビュタリ西局ＴＷで途
切れてしまい、障害情報を通知することができなくな
る。本発明は通信ネットワークにおいて、回線障害が発
生した場合でも、障害情報の通知が可能で、且つオーダ
ワイヤ回線による通話も可能なネットワークの監視情報
の通信回路を実現しようとする。
おいて終端されているので、トリビュタリ西局ＴＷで途
切れてしまい、障害情報を通知することができなくな
る。本発明は通信ネットワークにおいて、回線障害が発
生した場合でも、障害情報の通知が可能で、且つオーダ
ワイヤ回線による通話も可能なネットワークの監視情報
の通信回路を実現しようとする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中のＬ１は上位リング回
線、Ｌ２は下位リング回線、Ａは下位リング回線Ｌ２の
情報を上位リング回線Ｌ１に送出するための加算部、ａ
は上位リング回線Ｌ１の情報を下位リング回線Ｌ２に送
出するための加算部である。
明するブロック図である。図中のＬ１は上位リング回
線、Ｌ２は下位リング回線、Ａは下位リング回線Ｌ２の
情報を上位リング回線Ｌ１に送出するための加算部、ａ
は上位リング回線Ｌ１の情報を下位リング回線Ｌ２に送
出するための加算部である。
【００１７】また、Ｔは上位リング回線Ｌ１と下位リン
グ回線Ｌ２を接続するトリビュタリ局であり、トリビュ
タリ局Ｔは下位リング回線Ｌ２の西側回線ＷＬと接続す
るトリビュタリ西局ＴＷと、トリビュタリ西局ＴＷと対
称な構成をもち、下位リング回線Ｌ２の東側回線ＥＬに
接続するトリビュタリ東局ＴＥより構成されている。
グ回線Ｌ２を接続するトリビュタリ局であり、トリビュ
タリ局Ｔは下位リング回線Ｌ２の西側回線ＷＬと接続す
るトリビュタリ西局ＴＷと、トリビュタリ西局ＴＷと対
称な構成をもち、下位リング回線Ｌ２の東側回線ＥＬに
接続するトリビュタリ東局ＴＥより構成されている。
【００１８】さらに、トリビュタリ西局ＴＷ、トリビュ
タリ東局ＴＥの中の１Ｗ、１Ｅは西側回線ＷＬ、東側回
線ＥＬより入力したオーバヘッドバイトを音声用のオー
ダワイヤ回線の信号と監視信号に分離する分離部であ
り、２Ｗ、２Ｅは分離部１Ｗ、１Ｅで分離した音声用の
オーダワイヤ回線の信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換部
（図中Ｄ／Ａ部として示す）であり、３Ｗ、３Ｅは分離
部１Ｗ、１Ｅで分離した監視信号を折り返す折返部であ
る。
タリ東局ＴＥの中の１Ｗ、１Ｅは西側回線ＷＬ、東側回
線ＥＬより入力したオーバヘッドバイトを音声用のオー
ダワイヤ回線の信号と監視信号に分離する分離部であ
り、２Ｗ、２Ｅは分離部１Ｗ、１Ｅで分離した音声用の
オーダワイヤ回線の信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換部
（図中Ｄ／Ａ部として示す）であり、３Ｗ、３Ｅは分離
部１Ｗ、１Ｅで分離した監視信号を折り返す折返部であ
る。
【００１９】そして、４Ｗ、４Ｅは音声用のオーダワイ
ヤ回線の信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換部（図中Ａ／
Ｄ部として示す）であり、５Ｗ、５Ｅは折返部３Ｗ、３
Ｅで折り返した監視信号と、Ａ／Ｄ変換部４Ｗ、４Ｅの
出力を多重してオーバヘッドバイトとして西側回線Ｗ
Ｌ、東側回線ＥＬに出力する多重部であり、監視信号を
折返部３Ｗ、３Ｅで折り返すことにより、障害が発生し
た場合でも監視信号の通信を可能とする。
ヤ回線の信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換部（図中Ａ／
Ｄ部として示す）であり、５Ｗ、５Ｅは折返部３Ｗ、３
Ｅで折り返した監視信号と、Ａ／Ｄ変換部４Ｗ、４Ｅの
出力を多重してオーバヘッドバイトとして西側回線Ｗ
Ｌ、東側回線ＥＬに出力する多重部であり、監視信号を
折返部３Ｗ、３Ｅで折り返すことにより、障害が発生し
た場合でも監視信号の通信を可能とする。
【００２０】
【作用】西側回線ＷＬから入力された信号は主信号＋オ
ーバヘッドバイトから構成されており、これを図示省略
の分離装置で主信号とオーバヘッドバイトに分離する。
本発明の対象はオーバヘッドバイトの処理でについてで
あるので、主信号については説明しない。
ーバヘッドバイトから構成されており、これを図示省略
の分離装置で主信号とオーバヘッドバイトに分離する。
本発明の対象はオーバヘッドバイトの処理でについてで
あるので、主信号については説明しない。
【００２１】オーバヘッドバイトは分離部１Ｗで分離さ
れ、オーダワイヤ回線の信号、監視情報が取り出され
る。東側回線ＥＬから入力されたオーバヘッドバイトは
分離部１Ｅで分離され、オーダワイヤ回線の信号、監視
情報が取り出される。以下西側回線ＷＬから入力された
信号の処理、東側回線ＥＬから入力された信号の処理は
全く対称とでっているので、西側回線ＷＬからの入力で
代表して説明する。
れ、オーダワイヤ回線の信号、監視情報が取り出され
る。東側回線ＥＬから入力されたオーバヘッドバイトは
分離部１Ｅで分離され、オーダワイヤ回線の信号、監視
情報が取り出される。以下西側回線ＷＬから入力された
信号の処理、東側回線ＥＬから入力された信号の処理は
全く対称とでっているので、西側回線ＷＬからの入力で
代表して説明する。
【００２２】オーダワイヤ回線のディジタル信号はＤ／
Ａ変換部２ＷによりＤ／Ａ変換され加算部Ａをとおし
て、上位のリング回線Ｌ１に送出される。一方、監視情
報は折返部３Ｗにより折り返し、多重部５Ｗでオーダワ
イヤ回線のディジタル信号と多重して、西側回線ＷＬに
送出することより、監視情報は回線障害が発生した場合
でも、下位リング回線Ｌ２のマスタ局ｍに通知すること
ができる。
Ａ変換部２ＷによりＤ／Ａ変換され加算部Ａをとおし
て、上位のリング回線Ｌ１に送出される。一方、監視情
報は折返部３Ｗにより折り返し、多重部５Ｗでオーダワ
イヤ回線のディジタル信号と多重して、西側回線ＷＬに
送出することより、監視情報は回線障害が発生した場合
でも、下位リング回線Ｌ２のマスタ局ｍに通知すること
ができる。
【００２３】
【実施例】図２は本発明の実施例を説明するブロック図
（１）である。図中のＴはトリビュタリ局、トリビュタ
リ局Ｔの中のＴＷは西側回線ＷＬと接続するトリビュタ
リ西局、ＴＥはトリビュタリ西局ＴＷと対称な構成をも
ち、東側回線ＥＬに接続するトリビュタリ東局である。
トリビュタリ東局ＴＥはトリビュタリ西局ＴＷと対称な
構成をとっているので図ではその構成を省略している。
（１）である。図中のＴはトリビュタリ局、トリビュタ
リ局Ｔの中のＴＷは西側回線ＷＬと接続するトリビュタ
リ西局、ＴＥはトリビュタリ西局ＴＷと対称な構成をも
ち、東側回線ＥＬに接続するトリビュタリ東局である。
トリビュタリ東局ＴＥはトリビュタリ西局ＴＷと対称な
構成をとっているので図ではその構成を省略している。
【００２４】ここで、動作はトリビュタリ西局ＴＷ、ト
リビュタリ東局ＴＥ同様であるので、例としてトリビュ
タリ西局ＴＷで説明する。トリビュタリ西局ＴＷでは、
オーバヘッドバイトを分離部１Ｗで分離し、オーダワイ
ヤ回線の信号と監視情報とを取り出す。この監視情報を
折り返した上で、多重部５Ｗをとおして西側回線ＷＬに
送出する。このとき、原理図で説明した折返部３Ｗを論
理和回路（以下ＯＲ回路と称する）３１Ｗで構成する。
リビュタリ東局ＴＥ同様であるので、例としてトリビュ
タリ西局ＴＷで説明する。トリビュタリ西局ＴＷでは、
オーバヘッドバイトを分離部１Ｗで分離し、オーダワイ
ヤ回線の信号と監視情報とを取り出す。この監視情報を
折り返した上で、多重部５Ｗをとおして西側回線ＷＬに
送出する。このとき、原理図で説明した折返部３Ｗを論
理和回路（以下ＯＲ回路と称する）３１Ｗで構成する。
【００２５】トリビュタリ西局ＴＷには、回線監視、自
装置を監視する監視制御部６Ｗを備えており、監視制御
部６Ｗで障害検出した場合には、その障害検出情報をＯ
Ｒ回路３１Ｗで、入力した監視情報に加えた情報として
折り返し送出することができる。この場合、監視情報は
障害検出で「ハイ」レベルを検出するように極性を定め
る。
装置を監視する監視制御部６Ｗを備えており、監視制御
部６Ｗで障害検出した場合には、その障害検出情報をＯ
Ｒ回路３１Ｗで、入力した監視情報に加えた情報として
折り返し送出することができる。この場合、監視情報は
障害検出で「ハイ」レベルを検出するように極性を定め
る。
【００２６】このように構成することにより、図８の
（Ｂ）のＰで発生した回線障害がスレーブ局ｓ１で検出
され、その障害検出情報はトリビュタリ西局ＴＷで折り
返され、スレーブ局ｓ１をとおしてマスタ局ｍに通知す
ることが可能となる。
（Ｂ）のＰで発生した回線障害がスレーブ局ｓ１で検出
され、その障害検出情報はトリビュタリ西局ＴＷで折り
返され、スレーブ局ｓ１をとおしてマスタ局ｍに通知す
ることが可能となる。
【００２７】図３は本発明の実施例を説明するブロック
図（２）である。スレーブ局ｓ１〜ｓｎの構成はすべて
同じであるので、スレーブ局ｓ１で代表して説明する。
図８の（Ｂ）のＰで回線障害が発生した場合、マスタ局
ｍではリングプロテクション機能により、オーダワイヤ
回線を西側でカットしており、マスタ局ｍとスレーブ局
ｓ１間の通話が不可能となる。そこで、回線障害が発生
したことを監視信号から検出したマスタ局ｍでは、スイ
ッチＳＷ１、ＳＷ２をオンとして、オーダワイヤ回線を
接続する。逆に、回線障害を検出した局、ここでは、ス
レーブ局ｓ１ではスイッチをオフとしてオーダワイヤ回
線をカットする。このように構成することにより、トリ
ビュタリ東局ＴＥをとおして、オーダワイヤ回線が接続
されることになり、障害が発生した場合でも、マスタ局
ｍとスレーブ局ｓ１間のオーダワイヤによる通話が可能
となる。
図（２）である。スレーブ局ｓ１〜ｓｎの構成はすべて
同じであるので、スレーブ局ｓ１で代表して説明する。
図８の（Ｂ）のＰで回線障害が発生した場合、マスタ局
ｍではリングプロテクション機能により、オーダワイヤ
回線を西側でカットしており、マスタ局ｍとスレーブ局
ｓ１間の通話が不可能となる。そこで、回線障害が発生
したことを監視信号から検出したマスタ局ｍでは、スイ
ッチＳＷ１、ＳＷ２をオンとして、オーダワイヤ回線を
接続する。逆に、回線障害を検出した局、ここでは、ス
レーブ局ｓ１ではスイッチをオフとしてオーダワイヤ回
線をカットする。このように構成することにより、トリ
ビュタリ東局ＴＥをとおして、オーダワイヤ回線が接続
されることになり、障害が発生した場合でも、マスタ局
ｍとスレーブ局ｓ１間のオーダワイヤによる通話が可能
となる。
【００２８】図４は本発明の実施例を説明するブロック
図（３）である。図は複数のネットワーク回線Ｌ１１〜
Ｌ１ｎを接続する接続部１１〜１ｎを備える接続局１０
０におけるネットワークの監視情報の通信回路であり、
１１〜１ｎは接続部、Ｄ１〜Ｄｎは抽出部、Ｒ１〜Ｒｎ
は折返部、Ｉ１〜Ｉｎは挿入部である。
図（３）である。図は複数のネットワーク回線Ｌ１１〜
Ｌ１ｎを接続する接続部１１〜１ｎを備える接続局１０
０におけるネットワークの監視情報の通信回路であり、
１１〜１ｎは接続部、Ｄ１〜Ｄｎは抽出部、Ｒ１〜Ｒｎ
は折返部、Ｉ１〜Ｉｎは挿入部である。
【００２９】ネットワーク回線Ｌ１１〜Ｌ１ｎには図示
省略のマスタ局、および複数のスレーブ局が接続されて
いる。この接続で監視情報は抽出部Ｄ１〜Ｄｎで抽出
し、折返部Ｒ１〜Ｒｎで折り返し、挿入部Ｉ１〜Ｉｎで
オーバヘッドバイトに挿入して接続されたネットワーク
回線Ｌ１１〜Ｌ１ｎに出力するので、回線障害発生時で
も、監視情報の通信を行うことが可能となる。
省略のマスタ局、および複数のスレーブ局が接続されて
いる。この接続で監視情報は抽出部Ｄ１〜Ｄｎで抽出
し、折返部Ｒ１〜Ｒｎで折り返し、挿入部Ｉ１〜Ｉｎで
オーバヘッドバイトに挿入して接続されたネットワーク
回線Ｌ１１〜Ｌ１ｎに出力するので、回線障害発生時で
も、監視情報の通信を行うことが可能となる。
【００３０】図５は本発明の実施例を説明するブロック
図（４）である。図は１本のネットワーク回線Ｌ１０に
収容される１つのマスタ局Ｍと複数の中継局ｒ１〜ｒｎ
と、ネットワーク回線Ｌ１０の両端に接続される終端局
Ｔ１、Ｔ２よりなるネットワークの監視情報の通信回路
であり、終端局Ｔ１、Ｔ２は、抽出部Ｄ１、Ｄ２、折返
部Ｒ１、Ｒ２および挿入部Ｉ１、Ｉ２を備えている。
図（４）である。図は１本のネットワーク回線Ｌ１０に
収容される１つのマスタ局Ｍと複数の中継局ｒ１〜ｒｎ
と、ネットワーク回線Ｌ１０の両端に接続される終端局
Ｔ１、Ｔ２よりなるネットワークの監視情報の通信回路
であり、終端局Ｔ１、Ｔ２は、抽出部Ｄ１、Ｄ２、折返
部Ｒ１、Ｒ２および挿入部Ｉ１、Ｉ２を備えている。
【００３１】この接続で監視情報は抽出部Ｄ１、Ｄ２で
抽出し、折返部Ｒ１、Ｒ２で折り返し、挿入部Ｉ１、Ｉ
２でオーバヘッドバイトに挿入して接続されたネットワ
ーク回線Ｌ１０に出力するので、回線障害発生時でも、
監視情報の通信を行うことが可能となる。
抽出し、折返部Ｒ１、Ｒ２で折り返し、挿入部Ｉ１、Ｉ
２でオーバヘッドバイトに挿入して接続されたネットワ
ーク回線Ｌ１０に出力するので、回線障害発生時でも、
監視情報の通信を行うことが可能となる。
【００３２】
【発明の効果】本発明によれば、多重リングネットワー
クにおいて、下位リング回線の障害情報をトリビュタリ
局で折り返すことにより、障害発生局ではオーダワイヤ
回線をカットし、マスタ局ではオーダワイヤ回線のカッ
トを解除することにより、障害発生の場合でも障害情報
の通知が可能となり、さらにオーダワイヤ回線による通
話も可能となる。
クにおいて、下位リング回線の障害情報をトリビュタリ
局で折り返すことにより、障害発生局ではオーダワイヤ
回線をカットし、マスタ局ではオーダワイヤ回線のカッ
トを解除することにより、障害発生の場合でも障害情報
の通知が可能となり、さらにオーダワイヤ回線による通
話も可能となる。
【図１】 本発明の原理を説明するブロック図
【図２】 本発明の実施例を説明するブロック図（１）
【図３】 本発明の実施例を説明するブロック図（２）
【図４】 本発明の実施例を説明するブロック図（３）
【図５】 本発明の実施例を説明するブロック図（４）
【図６】 リングネットワークのオーダワイヤ回線を説
明する図
明する図
【図７】 従来例を説明するブロック図
【図８】 従来例の多重リング構成のネットワークの例
Ｍ、ｍ マスタ局 Ｓ１〜Ｓｎ、ｓ１〜ｓｎ スレーブ局 Ｔ トリビュタリ局 ＴＷ トリビュタリ西局 ＴＥ トリビュタリ東局 １Ｗ、１Ｅ 分離部 ２Ｗ、２Ｅ Ｄ／Ａ変換部 ３Ｗ、３Ｅ、Ｒ１〜Ｒｎ 折返部 ３１Ｗ、３１Ｅ ＯＲ回路 ４Ｗ、４Ｅ Ａ／Ｄ変換部 ５Ｗ、５Ｅ 多重部 ６Ｗ、６Ｅ 監視制御部 ＳＷ１、ＳＷ２ スイッチ Ｌ１ 上位リング回線 Ｌ２ 下位リング回線 Ｌ１０〜Ｌ１ｎ ネットワーク回線 ＷＬ 西側回線 ＥＬ 東側回線 Ａ、ａ 加算部 Ａ１〜Ａ３ 加算器 Ｈ１ ハイブリッドコイル Ｔel 電話機 １００ 接続局 ｒ１〜ｒｎ 中継局 Ｔ１、Ｔ２ 終端局 １１〜１ｎ 接続部 Ｄ１〜Ｄｎ 抽出部 Ｉ１〜Ｉｎ 挿入部
Claims (4)
- 【請求項１】 上位リング回線（Ｌ１）に収容される１
つのマスタ局（Ｍ）と複数のスレーブ局（Ｓ１〜Ｓｎ）
と、下位リング回線（Ｌ２）に収容される１つのマスタ
局（ｍ）と複数のスレーブ局（ｓ１〜ｓｎ）と、上位リ
ング回線（Ｌ１）と下位リング回線（Ｌ２）を接続する
トリビュタリ局（Ｔ）よりなるネットワークの監視情報
の通信回路であって、 前記トリビュタリ局（Ｔ）は下位リング回線（Ｌ２）の
西側回線（ＷＬ）と接続するトリビュタリ西局（ＴＷ）
と、前記トリビュタリ西局（ＴＷ）と対称な構成をも
ち、下位リング回線（Ｌ２）の東側回線（ＥＬ）に接続
するトリビュタリ東局（ＴＥ）を備え、 前記トリビュタリ西局（ＴＷ）、トリビュタリ東局（Ｔ
Ｅ）は、 西側回線（ＷＬ）、東側回線（ＥＬ）より入力したオー
バヘッドバイトを音声用のオーダワイヤ回線の信号と監
視信号に分離する分離部（１Ｗ、１Ｅ）と、 前記分離部（１Ｗ、１Ｅ）で分離した音声用のオーダワ
イヤ回線の信号をディジタル／アナログ変換するディジ
タル／アナログ変換部（２Ｗ、２Ｅ）と、 前記分離部（１Ｗ、１Ｅ）で分離した監視信号を折り返
す折返部（３Ｗ、３Ｅ）と、 音声用のオーダワイヤ回線の信号をアナログ／ディジタ
ル変換するアナログ／ディジタル変換部（４Ｗ、４Ｅ）
と、 前記折返部（３Ｗ、３Ｅ）で折り返した監視信号と、前
記アナログ／ディジタル変換部（４Ｗ、４Ｅ）の出力を
多重してオーバヘッドバイトとして西側回線（ＷＬ）、
東側回線（ＥＬ）に出力する多重部（５Ｗ、５Ｅ）を備
え、 監視信号を前記折返部（３Ｗ、３Ｅ）で折り返すことを
特徴とするネットワークの監視情報の通信回路。 - 【請求項２】 前項記載のネットワークの監視情報の通
信回路において、 前記折返部（３Ｗ、３Ｅ）を論理和回路（３１Ｗ、３１
Ｅ）で構成し、 前記論理和回路（３１Ｗ、３１Ｅ）で、監視制御部（６
Ｗ、６Ｅ）による回線および自装置の監視結果を前記分
離部（１Ｗ、１Ｅ）で分離した監視信号に加えて前記論
理和回路（３１Ｗ、３１Ｅ）で折り返し送出することを
特徴とする請求項１記載のネットワークの監視情報の通
信回路。 - 【請求項３】 複数のネットワーク回線（Ｌ１１〜Ｌ１
ｎ）と、 複数の前記ネットワーク回線（Ｌ１１〜Ｌ１ｎ）を接続
する接続部（１１〜１ｎ）を備える接続局（１００）よ
りなるネットワークの監視情報の通信回路であって、 前記接続部（１１〜１ｎ）は、 接続された前記ネットワーク回線（Ｌ１１〜Ｌ１ｎ）よ
り入力したオーバヘッドバイトの中から、監視信号を抽
出する抽出部（Ｄ１〜Ｄｎ）と、 前記抽出部（Ｄ１〜Ｄｎ）で抽出した監視信号を折り返
す折返部（Ｒ１〜Ｒｎ）と、 前記折返部（Ｒ１〜Ｒｎ）で折り返した監視信号をオー
バヘッドバイトに挿入して接続された前記ネットワーク
回線（Ｌ１１〜Ｌ１ｎ）に出力する挿入部（Ｉ１〜Ｉ
ｎ）を備え、 ネットワークの監視信号を前記折返部（Ｒ１〜Ｒｎ）で
折り返すことを特徴とするネットワークの監視情報の通
信回路。 - 【請求項４】 ネットワーク回線（Ｌ１０）に収容され
る１つのマスタ局（Ｍ）と複数の中継局（ｒ１〜ｒｎ）
と、前記ネットワーク回線（Ｌ１０）の両端に接続され
る終端局（Ｔ１、Ｔ２）よりなるネットワークの監視情
報の通信回路であって、 前記終端局（Ｔ１〜Ｔ２）は、 接続された前記ネットワーク回線（Ｌ１０）より入力し
たオーバヘッドバイトの中から、監視信号を抽出する抽
出部（Ｄ１、Ｄ２）と、 前記抽出部（Ｄ１、Ｄ２）で抽出した監視信号を折り返
す折返部（Ｒ１、Ｒ２）と、 前記折返部（Ｒ１、Ｒ２）で折り返した監視信号をオー
バヘッドバイトに挿入して接続された前記ネットワーク
回線（Ｌ１０）に出力する挿入部（Ｉ１、Ｉ２）を備
え、 ネットワークの監視信号を前記折返部（Ｒ１〜Ｒｎ）で
折り返すことを特徴とするネットワークの監視情報の通
信回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5174595A JPH0730572A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ネットワークの監視情報の通信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5174595A JPH0730572A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ネットワークの監視情報の通信回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730572A true JPH0730572A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15981323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5174595A Withdrawn JPH0730572A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ネットワークの監視情報の通信回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730572A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6394191B1 (en) | 1999-05-24 | 2002-05-28 | Makita Corporation | Structure for accommodating a motor |
| US6603235B1 (en) | 1999-11-02 | 2003-08-05 | Mabuchi Motor Co. | Small-sized motor having a brush unit with an improved brush arm and terminal connections |
| US6785473B1 (en) | 1999-04-22 | 2004-08-31 | Nec Corp. | WDM network and WDM network device |
| US7372804B2 (en) | 2002-01-11 | 2008-05-13 | Nec Corporation | Multiplex communication system and method |
| KR101104072B1 (ko) * | 2009-12-29 | 2012-01-12 | 우리산업 주식회사 | 모터 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP5174595A patent/JPH0730572A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6785473B1 (en) | 1999-04-22 | 2004-08-31 | Nec Corp. | WDM network and WDM network device |
| US6394191B1 (en) | 1999-05-24 | 2002-05-28 | Makita Corporation | Structure for accommodating a motor |
| US6603235B1 (en) | 1999-11-02 | 2003-08-05 | Mabuchi Motor Co. | Small-sized motor having a brush unit with an improved brush arm and terminal connections |
| US7372804B2 (en) | 2002-01-11 | 2008-05-13 | Nec Corporation | Multiplex communication system and method |
| KR101104072B1 (ko) * | 2009-12-29 | 2012-01-12 | 우리산업 주식회사 | 모터 |
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