JPH073046A - 止水シート - Google Patents

止水シート

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JPH073046A
JPH073046A JP4245268A JP24526892A JPH073046A JP H073046 A JPH073046 A JP H073046A JP 4245268 A JP4245268 A JP 4245268A JP 24526892 A JP24526892 A JP 24526892A JP H073046 A JPH073046 A JP H073046A
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water
resin
sheet
swellable
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JP4245268A
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Isamu Ichizuka
勇 市塚
Hideyasu Takahashi
秀逸 高橋
Koji Hara
康二 原
Hiroshi Waki
弘史 脇
Shinji Anibe
真二 兄部
Tadayuki Sakurada
忠幸 桜田
Yoshitaka Okochi
義孝 大河内
Ken Okubo
謙 大久保
Hiroshi Shimizu
浩 清水
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Adeka Corp
Riken Technos Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Riken Vinyl Industry Co Ltd
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    • C09K3/10Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers
    • C09K3/1006Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers characterised by the chemical nature of one of its constituents
    • C09K3/1021Polyurethanes or derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引っ掻き傷等による裂け目やピンホールによ
る漏水を防止することができ、且つ地盤変動に対しても
充分に追従し得る止水シートの提供。 【構成】 本発明の止水シートは、非水膨張性熱可塑性
樹脂(A)に水膨張性物質(B)を混練してなる水膨張
性樹脂(C)からなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の土木建築工事等
において使用される止水シートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、各種の土木建築工事において、 シールドトンネルのセグメントと二次覆工の間 鋼矢板等の止水板とコンクリートの間 地下連続壁とコンクリートの間 ボックスカルバート接合部と外周部の間 等に漏水防止のため止水シートが使用されている。
【0003】上記止水シートとしては、弾性に優れ地盤
変動へ追従する伸度を有する軟質PVCシート、超軟質
PVCシート等のポリ塩化ビニル系シート等が使用され
ているが、これらのポリ塩化ビニル系止水シート等は、
その引張強さが140kgf/cm 2 以上あるにもかかわら
ず、施工の際に、引っ掻き傷等による裂け目やピンホー
ルができやすく、漏水を充分に防止できなかった。
【0004】また一方、水膨張性ウレタン樹脂からなる
止水材も各種の土木建築工事において使用されている
が、この種の止水材は、耐久性はあるものの、弾性が充
分とは言えず、地盤変動への追従性という点で充分では
なかった。
【0005】従って、本発明の目的は、従来の止水シー
トが有する上記欠点が解消された止水シート、即ち引っ
掻き傷等による裂け目やピンホールによる漏水を防止す
ることができ、且つ地盤変動に対しても充分に追従し得
る止水シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を、
非水膨張性熱可塑性樹脂(A)に水膨張性物質(B)を
混練してなる水膨張性樹脂(C)からなる止水シートを
提供することにより達成したものである。
【0007】以下、本発明の止水シートについて詳述す
る。
【0008】本発明の止水シートに使用される非水膨張
性熱可塑性樹脂(A)としては、ポリ塩化ビニル及びそ
の共重合体等の塩化ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン及びそれら
の共重合体、EPDM、シリコン樹脂等が挙げられ、こ
れらの中でも塩化ビニル系樹脂が好ましい。尚、塩化ビ
ニル系樹脂を用いる場合は、可塑剤を併用することが好
ましい。
【0009】また、上記非水膨張性熱可塑性樹脂(A)
と混練する水膨張性物質(B)としては、水膨張性ウレ
タン樹脂、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、デンプン−アクリル酸
共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体及びこれ
らの共重合体の塩、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニル
アルコール−無水マレイン酸共重合体及びこれらの架橋
物、ビニルエステル−エチレン系不飽和カルボン酸及び
そのケン化物等が挙げられ、これらの中でも強度と水膨
張性を兼備した水膨張性ウレタン樹脂が好ましい。
【0010】かかる水膨張性ウレタン樹脂の代表的な例
としては、一般式、R〔(OR1 )nOH〕p〔式中、
Rは多価アルコール残基:(OR1)nはオキシエチレン
基と炭素数3〜4のアルキレン基を有するオキシアルキ
レン基とからなるポリオキシアルキレン鎖、但しオキシ
エチレン基の割合は分子量の20〜100%を占め
る。:nはオキシアルキレン基の重合度を示す数で水酸
基当量が200〜2500となるに相当する数:pは2
〜8、好ましくは2〜4の数〕で示されるポリエーテル
ポリオールの一種又は二種以上の混合物と、ポリイソシ
アネートとを反応せしめて得られる末端NCO基含量1
〜12%、好ましくは2〜7%のイソシアネート基含有
プレポリマーが挙げられる。
【0011】上記一般式中R(多価アルコール残基)に
いう多価アルコールの好ましい例としては、例えば、脂
肪酸二価アルコール(例:エチレングリコール、プロピ
レングリコール、1,4−ブチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール等)、三価アルコール(例:グリセリ
ン、トリオキシイソブタン、1,2,3−ブタントリオ
ール、1,2,3−ペンタントリオール、2−メチル−
1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−2,
3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3−
ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、
2,3,4−ヘキサントリオール、4−プロピル−3,
4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,
3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリ
ン、ペンタグリセリン、1,2,4−ブタントリオー
ル、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロール
プロパン等)、四価アルコール(例:エリトリット、ペ
ンタエリトリット、1,2,3,4−ペンタンテトロー
ル、2,3,4,5−ヘキサンテトロール、1,2,
3,5−ペンタンテトロール、1,3,4,5−ヘキサ
ンテトロール等)、五価アルコール(例:アドニット、
アラビット、キシリット等)、六価アルコール(例:ソ
ルビット、マンニット、イジット等)等が挙げられる。
【0012】また、上記一般式で示されるポリエーテル
ポリオールは、かかる多価アルコールに常法により炭素
数3〜4のアルキレンオキサイドとエチレンオキサイド
を所望の分子量となるように且つエチレンオキサイド基
含量が所望の含量となるように付加せしめることによっ
て製造することができる。また、炭素数3〜4のアルキ
レンオキサイドとエチレンオキサイドとはランダム状又
はブロック状に付加せしめることができる。また、上記
ポリエーテルポリオールの分子量に対するオキシエチレ
ン基の割合は、上記の通り20〜100%(重量)の範
囲にある。この割合が20%未満だと、イソシアネート
を反応せしめて得られるイソシアネート基含有プレポリ
マーの膨潤率が小さく防水性を十分に果たせない。
【0013】また、上記ポリイソシアネートとしては、
任意の種類のもの例えば、1,4−ブタンジイソシアネ
ート、1,6−ヘキサンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソ
シアネート、1,5−ビス−イソシアナト−1,3,5
−トリメチルシクロヘキサン、1,3−ビス−(イソシ
アナトメチル)−ベンゼン及びメチルシクロヘキサンジ
イソシアネートが挙げられる。脂肪酸トリイソシアネー
トは部分的に併用し得る。芳香族ポリイソシアネートと
しては任意の芳香族ジイソシアネート、例えば2,4−
又は2,6−トリレンジイソシアネート又はそれらの異
性体混合物、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、3,3′−ジメチルジフェニルメタン−4,4′
−ジイソシアネート、m−又はp−フェニレンジイソシ
アネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート及びそ
れらの異性体が適するカルボジイミド−、ウレトジオン
−、ウレタン−、ウレトイミン−、ビウレット−基又は
イソシアヌレート環を含有する芳香族ポリイソシアネー
トが使用又は併用できる。
【0014】かくして得られたコーキング材であるイソ
シアネート基含有プレポリマーは、単独で使用すること
も可能であり、また活性水素化合物と混合、硬化させて
使用することも可能である。
【0015】かかる活性水素化合物とは、1分子当り2
〜6個の活性水素基を有し、且つ活性水素基当りの平均
分子量が30〜15,000なるポリオール、ポリアミ
ン又はそれらの混合物であって例えばエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン等の低分子量ジ又はトリオール、ポリプロ
ピレングリコール、エチレンオキサイド−プロピレンオ
キサイド共重合体等のポリアルキレングリコール、エチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイドの如きアルキレ
ンオキサイドとグリセリン、トリメチロールプロパン、
1,2,6−ヘキサントリオールの如き低分子量トリオ
ール又はペンタエリスリトールの如き低分子量テトラオ
ール又はソルビトールの如き低分子量ヘキサオールとの
重合物、エチレンジアミン、4,4′−メチレンビス−
1−クロロアニリン等のポリアミン又はそれらと上記ア
ルキレンオキサイドとの重合物が挙げられる。
【0016】イソシアネート基含有プレポリマーと活性
水素化合物との反応に際しては、一般にイソシアネート
基と活性水素化合物との反応を促進させる従来公知の触
媒、例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミ
ン、N−モルホリン、スタナスオクトエート、ジブチル
ジラウレート等を添加することができる。上記イソシア
ネート基含有プレポリマーにおける上記ポリイソシアネ
ートと上記活性水素化合物の使用割合は、〔NCO〕/
〔H+ 〕比が好ましくは0.8〜1.4、より好ましく
は1.0〜1.2の範囲である。
【0017】さらに、上記の水膨張性ウレタン樹脂に
は、必要に応じて、他のウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
アクリル樹脂等の高分子物質及びこれらの添加剤、例え
ば炭酸カルシウム、粘土、ケイ酸アルミニウム、タル
ク、又は二酸化チタン等を添加できる。また、発色剤や
抗酸化剤の適当量を含有してもよい。
【0018】而して、本発明の止水シートの成形材料で
ある水膨張性樹脂(C)としては、上記非水膨張性熱可
塑性樹脂(A)10〜97重量%及び上記水膨張性物質
(B)3〜90重量%〔(A)+(B)=100重量
%〕を配合して混練したものが好ましい。
【0019】以下に非水膨張性熱可塑性樹脂(A)とし
て塩化ビニル系樹脂、水膨張性物質(B)として水膨張
性ウレタン樹脂を使用する場合の水膨張性樹脂(C)に
ついて詳しく説明する。
【0020】上記塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニ
ルの単独重合体、塩化ビニルと他のモノマーとの共重合
体及び塩化ビニルと他のモノマーとのグラフト重合体、
これらの単独重合体、共重合体又はグラフト重合体の塩
素化物であり、且つ平均重合度が400〜4000の樹
脂が好ましい。好ましい平均重合度は500〜300
0、さらに好ましくは700〜2000である。平均重
合度が400未満では、水膨張性樹脂(C)の強度が低
下し、4000を越えると加工性が低下する。
【0021】上記塩化ビニル系樹脂の使用量は、塩化ビ
ニル系樹脂と水膨張性ウレタン樹脂の混合物に対して1
0〜97重量%がよく、好ましくは20〜95重量%、
さらに好ましくは30〜90重量%がよい。10重量%
未満では、塩化ビニル系樹脂のもつ施工性等が失われ、
また可塑剤による硬度調整が難しくなる。逆に97重量
%を越えると水膨張性が劣る。
【0022】非水膨張性熱可塑性樹脂(A)として塩化
ビニル系樹脂を用いる場合は可塑剤を併用することが好
ましく、かかる可塑剤としては、特に限定されるもので
はなく、例えば、塩化ビニル系樹脂を製造する際によく
用いられる可塑剤である、フタル酸ジオクチル、フタル
酸ジトリデシルのようなフタル酸系エステル、トリメリ
ット酸トリオクチルのようなトリメリット酸系エステ
ル、ピロメリット酸テトラ2−エチルヘキシルのような
ピロメリット酸系エステル及びアジピン酸と1,2−プ
ロピレングリコール、トリエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール等のジオールとの縮合物であるアジピ
ン酸系エステル等を例示することができる。
【0023】この可塑剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対して0〜200重量部、好ましくは1
5〜150重量部がよい。200重量部を越えると、ブ
リード等を生じ、防水性が低下する。
【0024】さらに上記水膨張性樹脂(C)には、ジア
ルキルスズメルカプタイド、ジアルキルスズマレート、
ジアルキルスズラウレート等の有機錫系熱安定剤、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カドミウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸鉛等
の金属セッケン、三塩基性硫酸鉛、二塩基性ステアリン
酸鉛、水酸化カルシウム、ケイ酸カルシウム等の無機安
定剤、トリスノニルフェニルホスファイト、アルキルモ
ノアリルホスファイト等のキレート剤、エステル系ワッ
クス、炭化水素系ワックス等のワックス類、エポキシ化
大豆油、エポキシ化アマニ油、ビスフェノールエポキシ
等のエポキシ化合物、炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、マイカ等の充填剤等の一般に塩化ビニル系樹脂に配
合されている配合剤を添加することができ、さらに顔
料、帯電防止剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤等も必要に応
じて添加することもできる。
【0025】本発明の止水シートは、上記水膨張性樹脂
(C)を通常の方法によってシートの形状に成形するこ
とにより製造される。シートの形状に限定はないが、通
常のシートとしては厚さ0.5〜2mm、幅60cm〜1.
2m、長さ数m〜数十mのものが適当である。
【0026】また、本発明の止水シートは、その引張強
さが75〜120kgf/cm2 であるものが柔軟性もあって
好ましい。
【0027】
【実施例】以下に実施例及び試験例を挙げ、本発明を更
に詳しく説明するが、本発明は下記実施例に制限される
ものではない。
【0028】実施例1 平均重合度1450のポリ塩化ビニル100重量部、可
塑剤DOP80重量部、塩ビ用安定剤2.6重量部及び
水膨張性ウレタン樹脂40重量部を混練し、水膨張性樹
脂(水膨張性ポリ塩化ビニル樹脂コンパウンド)を製造
した。
【0029】次に、Tダイ押出成形機で、このコンパウ
ンドを押し出し成形して、厚さ1.3mmの止水シートを
製造した。この止水シートの引張強さは88kgf/cm2
あった。
【0030】試験例1 上記実施例1で製造した本発明の止水シートと、軟質ポ
リ塩化ビニル(平均重合度2250)製シートの止水性
を、図1に示す試験装置により次のように比較した。図
1に示す如く、2枚の透明なポリ塩化ビニル板1,1′
(250×250×20mm)の間に、ステンレス製スペ
ーサー2(厚さ1.5mm)を周囲に配して試験シート3
(厚さ1.3mm)を挟み、ボルト(図示せず)で上下の
透明ポリ塩化ビニル板を締めた。試験シート3及び上の
透明ポリ塩化ビニル板1の中央には、通水孔4が開けら
れ、パイプ5を通して加圧水が通水される。尚、図中、
6は圧力ゲージである。
【0031】試験シートとして、実施例1で製造した
止水シート、実施例1で製造した止水シートに、図2
に示すように4方向に長さ20mmのカット7を4本入れ
たもの、ブランクとして軟質ポリ塩化ビニル製シート
の3種類を用いた。試験装置に通水し、水圧0kgf/cm2
では、シート〜の何れも透明なポリ塩化ビニル板2
枚の間から漏水することを確認した。
【0032】次に、試験装置全体を水槽中に浸漬し、一
定時間後に取り出して再び試験装置に通水し、漏水の起
こる圧力(耐水圧)を測定すると次の結果が得られた。
【0033】
【0034】
【発明の効果】本発明の止水シートは、従来のポリ塩化
ビニル系止水シートの欠点であった引っ掻き傷等による
裂け目やピンホールによる漏水を防止することができ、
且つ地盤変動に対しても充分に追従し得るものである。
【0035】よって、本発明の止水シートは、 シールドトンネルのセグメントと二次覆工の間 鋼矢板等の止水板とコンクリートの間 地下連続壁とコンクリートの間 ボックスカルバート接合部と外周部の間 等に漏水防止のため効果的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】止水シートの止水試験を行う試験装置の側面図
である。
【図2】図1に示す試験装置の平面図である。
【符号の説明】
1,1′透明ポリ塩化ビニル板 2 ステンレス製スペーサー 3 試験シート 4 通水孔 5 パイプ 6 圧力ゲージ 7 カット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】かくして得られたイソシアネート基含有プ
レポリマーは、単独で使用することも可能であり、また
活性水素化合物と混合、硬化させて使用することも可能
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】イソシアネート基含有プレポリマーと活性
水素化合物との反応に際しては、一般にイソシアネート
基と活性水素化合物との反応を促進させる従来公知の触
媒、例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミ
ン、N−モルホリン、スタナスオクトエート、ジブチル
ジラウレート等を添加することができる。上記イソシア
ネート基含有プレポリマーにおける上記ポリイソシアネ
ートと上記活性水素化合物の使用割合は、〔NCO〕/
〔H+ 〕比が好ましくは0.8〜2.0、より好ましく
1.1〜1.7の範囲である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 康二 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 脇 弘史 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 兄部 真二 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 桜田 忠幸 東京都中央区日本橋本町3丁目11番5号 理研ビニル工業株式会社内 (72)発明者 大河内 義孝 東京都中央区日本橋本町3丁目11番5号 理研ビニル工業株式会社内 (72)発明者 大久保 謙 東京都中央区日本橋本町3丁目11番5号 理研ビニル工業株式会社内 (72)発明者 清水 浩 東京都中央区日本橋本町3丁目11番5号 理研ビニル工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非水膨張性熱可塑性樹脂(A)に水膨張
    性物質(B)を混練してなる水膨張性樹脂(C)からな
    る止水シート。
  2. 【請求項2】 非水膨張性熱可塑性樹脂(A)が塩化ビ
    ニル系樹脂であり、水膨張性物質(B)が水膨張性ウレ
    タン樹脂である請求項1記載の止水シート。
JP4245268A 1992-09-14 1992-09-14 止水シート Pending JPH073046A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4245268A JPH073046A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 止水シート
DE69307636T DE69307636T2 (de) 1992-09-14 1993-09-13 Wasserabdichtungsbahn
EP93114695A EP0588288B1 (en) 1992-09-14 1993-09-13 Water-sealing sheet
US08/120,538 US5444128A (en) 1992-09-14 1993-09-14 Water-sealing sheet

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DE (1) DE69307636T2 (ja)

Cited By (1)

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