JPH07301458A - 即熱式貯湯型電気温水器 - Google Patents

即熱式貯湯型電気温水器

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JPH07301458A
JPH07301458A JP11424694A JP11424694A JPH07301458A JP H07301458 A JPH07301458 A JP H07301458A JP 11424694 A JP11424694 A JP 11424694A JP 11424694 A JP11424694 A JP 11424694A JP H07301458 A JPH07301458 A JP H07301458A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易かつ低コストであり、より早く高
温の熱湯を取り出すことができる即熱式貯湯型電気温水
器を提供する。 【構成】 分離板6で上下に区切り、上方を貯湯部1Aと
し、下方を加熱部1Bとした貯湯タンク1と、貯湯タンク
1の加熱部内1Bに配置されたヒーター5と、加熱部1Bか
ら加熱された熱湯を貯湯部内1Aにおける上方に送る導湯
管10と、貯湯部内1Aにおける下部と加熱部内1Bにおける
下部の間に配置した導水管7と、導湯管10に介装された
温度感知開閉弁11とを備え、温度感知開閉弁11が、加熱
部内1Bの湯が所定温度以上になったとき開き、所定温度
以下のときは閉じている。分離板6で貯湯タンク1を上
下に区切るだけで、貯湯部1Aと加熱部1Bができるので、
容易に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は即熱式貯湯型電気温水器
に関する。さらに詳しくは、急速に貯湯タンク内の水を
加熱し短時間で湯を取り出すことができる即熱式貯湯型
電気温水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気温水器は、貯湯タンクの内下
部にヒーターを備え、貯湯タンクの下方に給水管を接続
して水を補給し、貯湯タンクの上方に給湯管を接続して
熱湯を取り出すように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
電気温水器では、常に貯湯タンク内の水全体をヒーター
で加熱するので、熱湯になるまでの加熱時間が長く、一
度湯を使い切った後に、湯を沸かして取り出すまでの時
間が長いという問題があった。使用者の立場に立ってみ
れば、湯切れ後であっても短時間で熱湯を取り出す即熱
機能を有しておれば、使い勝手が良く便利なことは云う
までもない。しかし、現在、市場に出廻っている電気温
水器はほとんど即熱機能のないものである。
【0004】本出願人はかかる事情に鑑み、即熱機能を
有する即熱式貯湯型電気温水器を既に提案している(特
開平4−4325号公報)が、本発明はこれをさらに改
良発展させたもので、製造が容易かつ低コストであり、
より早く高温の熱湯を取り出すことができる即熱式貯湯
型電気温水器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明(請求項1)の
即熱式貯湯型電気温水器は、下部に給水口を設け、上部
に給湯口を設けると共に、分離板で上下に区切り、上方
を貯湯部とし、下方を加熱部とした貯湯タンクと、貯湯
タンクの加熱部内に配置されたヒーターと、前記加熱部
から加熱された熱湯を前記貯湯部内における上方に送る
導湯管と、前記貯湯部内における下部と前記加熱部内に
おける下部の間に配置した導水管と、前記導湯管に介装
された温度感知開閉弁とを備え、前記温度感知開閉弁
が、前記加熱部内の湯が所定温度以上になったとき開
き、所定温度以下のときは閉じていることを特徴とす
る。なお、「導湯管に介装された温度感知開閉弁」と
は、開閉弁を直接導湯管に取付けた態様のほか、開閉弁
を分離板に取付け該開閉弁に導湯管を結合した態様のも
のも含まれる。第2発明(請求項2)の即熱式貯湯型電
気温水器は、下部に給水口を設けた加熱用タンクと、上
部に給湯口を設けた貯湯用タンクと、加熱用タンク内に
配置されたヒーターと、前記加熱用タンクから加熱され
た熱湯を前記貯湯用タンク内における上方に送る導湯管
と、前記貯湯用タンク内における下部と前記加熱用タン
ク内における下部の間に配置した導水管と、前記導湯管
に介装された温度感知開閉弁とを備え、前記温度感知開
閉弁が、前記加熱用タンク内の湯が所定温度以上になっ
たとき開き、所定温度以下のとき閉じていることを特徴
とする。なお、「導湯管に介装された温度感知開閉弁」
とは開閉弁を直接導湯管に取付けた態様のほか、開閉弁
を加熱用タンクに取付け、該開閉弁に導湯管を結合した
態様のものも含まれる。第1発明においては、前記分離
板の下面にエアー溜りを形成し、貯湯部と加熱部の間に
エアー断熱部を形成したことを特徴とすることが好まし
い。また、エアーを封入する中空部を有する箱構造のも
のや、断熱材を金属板でサンドイッチしたもの、あるい
は断熱材で分離板自体を構成するものも好ましい。上記
第1発明および第2発明においては、導湯管や導水管は
断熱しておくのが好ましい。断熱の手段はとくに制限な
く自由である。また、第1,第2発明においては、温度
感知開閉弁の冷水側に露出している感温筒部を断熱する
ことが好ましい。さらに、前記温度感知開閉弁には、加
熱部から貯湯部へのエアーの流れを許容するエアー抜き
孔と、該エアー抜き孔を常態ではその自重で塞ぎ下方か
らの圧力によってエアー抜き孔を開放する対流防止弁と
を備えることが好ましい。
【0006】
【作用】第1発明によれば、まず加熱部内の水のみがヒ
ーターで加熱されるので、ごく短時間に加熱部内の湯温
を上昇させることができる。この場合、温度感知開閉弁
が湯温が所定温度に達するまで閉じているので、湯温が
充分上昇しない間に、加熱部内の湯が導湯管内を通って
貯湯部内に移動することはない。したがって、加熱部内
の水を確実に高温の熱湯に沸き上がらせることができ
る。そして、熱湯が所定温度に達すると、前記温度感知
開閉弁が開くので、加熱部内の熱湯が導湯管を通って、
貯湯タンクの上部に導かれる。この熱湯はタンク内の水
とは温度差が大きく、密度差(比重差)があるので、水
と混じることなく分離した状態で貯湯部内上部に貯えら
れる。熱湯が導湯管内を上昇した後は、加熱部内に貯湯
部内下部の水が導水管を通って進入するので、再び温度
感知開閉弁は閉じられる。そして、加熱部内の水が熱湯
になるまでヒーターで加熱される。以後は、この繰返し
で全水量が熱湯に沸き上げられる。本発明によれば、と
もかく、最初に加熱部内の水を沸き上げれば、それで熱
湯を取り出すことができるので、ごく短時間に熱湯を出
湯させることができる。第2発明についても、加熱用タ
ンクおよび貯湯用タンクが第1発明の加熱部および貯湯
部と同様の機能を果すので、同様に短時間で高温の熱湯
を出湯させることができる。第1発明では貯湯タンクを
分離板で上下に区切るだけで、加熱部と貯湯部を形成す
ることができるので、製造が容易である。たとえば、円
筒状圧力容器の貯湯タンクの場合、鏡板と胴体部分の間
に分離板を挾んで固定するだけでよい。したがって、本
発明によれば、低コストで製造することができる。第1
発明では、分離板の下面のエアー溜りによるエアー断熱
部により、加熱部の熱が貯湯部へ逃げないようにしてい
るので、加熱部における熱湯への沸き上げをより短時間
で行うことができる。第1、第2発明において、導湯管
や導水管を断熱しておくと、導湯管内を上方に送られる
熱湯が貯湯部内の水に熱を奪われることが少ないので、
高温の湯のまま貯湯でき、また導水管が加熱部内の加熱
中の湯の中を通っているタイプでは、加熱中の湯の熱を
導水管の水に奪われることが少ないので高温の熱湯への
沸き上げをより短時間で行うことができる。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1において、1は貯湯タンクでその外周
は保温用断熱材2で覆われており、外板3の中に収容さ
れている。貯湯タンク1は円筒状の圧力容器であり、貯
湯タンク1の下部で分離板6を用いて貯湯部1Aと加熱部
1Bに区切っている。加熱部1B内には加熱部1B内の水を加
温するヒーター5が配置されている。また、底部の給水
口17には給水用給水管13が接続されている。貯湯部1A内
の下部と加熱部1Bの下部との間には導水管7が配置され
ている。この導水管7の下端口は給水された水を整流さ
せるため裾を広げた整流器7aを設けているが、整流器7a
はなくてもよい場合もある。また、導水管7の上部には
貯湯部1Aに給水される給水流を緩やかにする整流器18が
設置されている。
【0008】さらに、分離板6には加熱部1B内の熱湯を
貯湯部1Aの上方に送湯する導湯管10が接合されており、
貯湯部1Aの天頂部近くまで延びている。貯湯部1Aの天頂
部には給湯口23が形成され、この給湯口23には給湯管15
が接続されて貯湯部1Aの湯を給湯栓16へ送湯できるよう
になっている。また、導湯管10の下端部は分離板6より
加熱部1B側に突出しており、その下端に温度感知開閉弁
11が装着されている。なお、分離板6に開閉弁11を取付
け、該開閉弁11に導湯管10を取付けてもよい。いずれに
しても開閉弁11を通って熱湯が導湯管10に送られるよう
に構成されなければならない。この温度感知開閉弁11は
加熱部1B内の湯温を感知して所定温度(例えば90度)で
開弁し、それ以下の温度で閉弁する。分離板6の下面と
温度感知開閉弁11との間の空間はエアー断熱するための
エアー溜り30となっている。さらに、図示されていない
がサーモスタットや漏電遮断器が取り付けられて温度制
御や安全性を保つように配慮されているつぎに、前記電
気温水器のさらに具体的な構成を説明する。図2は貯湯
タンク1の構成を示しており、分離板6は貯湯タンク1
の円筒形胴板1aとドーム状の鏡板1bとで挾まれて取付け
られている。かかる構成であると、円筒形胴板1aと鏡板
1bはもともと圧力容器としての構造部材であり、円板状
の分離板6のみ作製すれば足りるので、簡単に低コスト
で製造できるという利点がある。また、図3に示すよう
に、分離板6として周縁部6aに対し中央部6bを凹状に形
成した浅皿状のものを用いてもよい。図示の例では、分
離板6の中央部6bを下向きに突出させているので、分離
板6を挾む位置が同じであっても、加熱部1Bの体積を少
なくすることができる。反対に中央部6bを上向きに突出
させると、加熱部1Bの体積を増加させることができる。
このようにして、ヒーター5の容量変化にして対して常
に適正な加熱部1Bの容積を確保することができる。
【0009】図4(A)、(B)は温度感知開閉弁11と
その取付構造を示している。分離板6の孔を貫いて導湯
管10が挿入して固定され、導湯管10の下端が少し下方に
突出している。この突出量hはエアー溜り30の体積を決
める要素である。導湯管10の下端開口10aには、温度感
知開閉弁11が取付けられている。この温度感知開閉弁11
は、上部ハウジング41と下部ハウジング43の間に感温筒
44とピストン45からなる感熱駆動体46が介装されてお
り、感温筒44の径大部47の下面に弁座48が嵌められ、そ
の弁座48と下部ハウジング43との間に圧縮スプリング49
が介装されたものである。また、前記上部ハウジング41
は環状の周縁部42を有している。感温筒44が高温を感知
していないときはスプリング49の復元力により弁座48が
周縁部42の下面に密着して閉弁しているが(図(A)参
照)、感温筒44が高温を感知するとピストン45が伸長し
て、図(B)に示すように、感温筒44が下部ハウジング
43のガイド部43aで案内されて下降し、弁座48も押し下
げる。これにより周縁部42と弁座48とが離間し開弁す
る。本実施例の温度感知開閉弁11では、感温筒44で加熱
部1B内の熱湯の温度を感知するが、感温筒44の上方部分
は導湯管10の内部に露出しており、この部分は導湯管10
内の水あるいは低温の湯(特許請求の範囲にいう冷水側
である)に接触する。このため、感温筒44の下部が所定
温度(例えば90度)の熱湯に接していても上方部分が低
温のため熱を奪われて感熱駆動体の動作に遅れや不完全
動作が生じないように、感温筒44上部の径大部47の表面
を被覆するように断熱材料製のキャップ40を取付けてい
る。したがって、本実施例の温度感知開閉弁11では、加
熱部1B内が所定温度の熱湯に沸き上げられると、確実に
設定温度に反応して開弁することができる。
【0010】図5は前記温度感知開閉弁11の平面図、図
6は図5のVI線断面拡大図である。温度感知開閉弁11の
上部ハウジング41の周縁部42には、1個、要すれば数個
のエアー抜き孔50が穿孔されている。そして、このエア
ー抜き孔50には図6に示すように対流防止弁51が挿入さ
れている。対流防止弁51は、頭部52、首部53および重錘
部54からなり、頭部52の外径はエアー抜き孔50の内径よ
り大きく、下方に抜け落ちないようになっているが、首
部53は細く下方からのエアー圧により対流防止弁51が少
しでも押し上げられると、エアーがエアー抜き孔50を通
って上方に抜けるようになっている。また、加熱部1B内
で水を加温し熱湯にすると、温度感知開閉弁11の上方に
結合している導湯管10内の水(湯)との温度差が大きく
なり密度差(比重差)が生じ、導湯管内の水(湯)は加
熱部1B内の熱湯とエアー抜き孔50(図5参照)を通して
対流しようとする。しかし、対流防止弁51は、その自重
によってエアー抜き孔50を塞いでいるので、導湯管10内
の水(湯)との対流は生じず、したがって、加熱部1B内
の水のみを短時間で熱湯に沸き上げることができる。
【0011】つぎに、上記実施例の作用を図4および図
7に基づき説明する。まず、給水管13を通じ給水口17よ
り給水された水は、加熱部1B内に入り、空のときにあっ
たエアーはエアー抜き孔50の対流防止弁51を押し上げ
て、上方へ抜けていき、符号Waの位置まで水面が上ると
満水となる。水面Waと分離板6との間はエアー溜り30と
なって加熱部1Bと貯湯部1A間のエアー断熱層となる。ま
た加熱部1Bに、給水すると同時に、水は導水管7を通り
整流器18によって給水流を緩やかにされ、貯湯部1Aに入
水し、空のときにあったエアーは給湯管15より抜け、や
がて貯湯部1Aが満水され、加熱部1Bと貯湯部1A、すなわ
ち貯湯タンク1全体が満水する。その後、通電すると、
ヒーター5は加熱部1Bの中の水を加温する。加熱部1Bは
周囲を保温材2で保温され、貯湯部1Aとは分離板6と水
面Waとの間のエアー溜り30で保温されているため、効率
良くごく短時間で加熱部1B内の水は熱湯に沸き上げられ
る。このときの加熱作用は後に詳述する。導湯管10の下
端部、加熱部1Bの天頂近くに設けられている温度感知開
閉弁11は加熱部1B内が満水された時は水温の低温を感知
して閉じているが、加熱部1B内の水がヒーター5で加温
され沸き上げられると、正確に高温を感知して開弁し、
加熱部1B内の熱湯は貯湯タンク1内の水との比重差によ
って導湯管10内を上昇して、貯湯部1Aの上部に貯えられ
る。
【0012】この熱湯は貯湯部1A内の水とは温度差が大
きく、密度差(比重差)があるので、水と混じることな
く分離した状態で貯湯部1Aの上部に貯められる。この状
態を図7に符号aで示す。加熱部1B内の熱湯が導湯管10
内を通り貯湯部1Aの天頂部へ上昇すると共に、貯湯部1A
下部の水が導水管7を通り、加熱部1Bの下部より進入し
てくる。進入した水の低温を感知して温度感知開閉弁11
は閉じヒーター5によって加熱部1B内の水は再度加温さ
れる。そして、熱湯に沸き上げられると高温を感知して
温度感知開閉弁11が開き、加熱部1B内の熱湯は導湯管10
内を通り貯湯部1A上部に送湯され貯えられる。以後はこ
の現象を繰返して貯湯部1A内に熱湯が貯えられていく。
このようにして、貯湯部1A内に熱湯が間欠的に貯えられ
ていく状態を符号A,B,C,Dで示す。なお、符号A
は最初、最上部に貯えられた熱湯aが熱湯B,C,Dに
よって、順次下方に押し下げられた状態を示している。
【0013】つぎに、加熱部1B内での加熱作用を図4〜
7を参照しながらさらに詳細に説明する。温度感知開閉
弁11に設けられているエアー抜き孔50は対流防止弁51の
自重にて塞がれている。給水管Bより給水が始まり、給
水口17より加熱部1B内に水が進入し、水面Waが上昇する
に従って加熱部1B内の圧力が上昇して、その圧力によっ
て対流防止弁51が押し上げられ、エアー抜き孔50より空
気が排出される。さらに給水が続けられ、やがて加熱部
1B内が満水したとき、水面Waは導く湯管10の温度感知開
閉弁11の取付座面まで達成する。取付座面より上部はエ
アーの抜け出る孔がない為、水面Waと分離板6の間の空
気溜り30にエアーが封じ込められる。加熱部1B内が満水
し、続いて貯湯部1A内が満水すると、給湯栓16が閉めら
れる。給湯栓16が閉められると貯湯タンク1内は減圧弁
14の設定圧力(通常0.8kg /cm2 :ゲージ圧)まで圧力
が加わり、その為、水面Waと分離板6間のエアー溜り30
に封じ込められたエアーは、ほぼ半分近くの体積に圧縮
され、当初、温度感知開閉弁11の取付座面にあった水面
Waは分離板間の距離のほぼ半分位置まで上昇する。その
状態を符号Wbで示す。この水面Wbと分離板6間のエアー
溜り30が初期加熱部の加温状態に於ける貯湯部1Aと加熱
部1Bとのエアー断熱層となる。この状態でヒーター5に
通電され、加熱部1B内の水温が上昇すると、水温の上昇
と共に水に溶存していたエアーが分離して上昇し、分離
板6と水面Wb間のエアー溜り30に蓄積加算され、エアー
溜り30はしだいに体積が増えていく。
【0014】また、ヒーター5に通電され加熱部1B内の
水温が上昇するに従い、水面Wbと分離板6間のエアー溜
り30内のエアーも温度が上昇して体積が増える。これ等
の現象によって水面Wbは徐々に押し下げられ、やがて当
初の温度感知開閉弁11の取付座面の水面Waまで達する。
更にこの現象が続くと、水面Waは温度感知開閉弁11の取
付座面より下の位置まで来るとエアーが対流防止弁51を
押し上げ、エアー抜き孔50より導湯管10内へ抜け出し、
貯湯部1Aの上部に蓄積され、貯湯タンク1内の圧力上昇
と共に貯湯タンク1内を一定圧力以内に保持する機能を
持つ逃し弁より、湯と共に排出される。このように空気
溜り30は分離板6と温度感知開閉弁11の取付座面間の一
定容積分だけ溜められるようになっている。その後、順
次増加するエアー溜り30の余分のエアーはエアー抜き孔
50により対流防止弁51を押し上げ排出されたり、温度感
知開閉弁11が開弁した時、熱湯と共に導湯管10内を上昇
して貯湯部1Aの上部に排出される。以後、多少は変動す
るものの、この水面Waと分離板6間のエアー溜り30が加
熱部ま1Bと貯湯部1A間のエアー断熱を行うことができ
る。
【0015】このようにして、余分な空気が抜け出た後
は、エアー抜き孔50は対流防止弁51の自重によって塞が
れる。もし対流防止弁51がなければ加熱部1B内の湯が温
度上昇とともに温度感知開閉弁11が閉じているにも関わ
らず、エアー抜き孔50より抜け出し、抜け出した分だけ
貯湯部1Aの水が導水管7を通り、加熱部1B内に入ってく
る。これで対流作用が行なわれる事になり、加熱部1B内
の温度上昇速度を遅らせる原因となる。また、エアー抜
き孔50がなければ、給水前の加熱部1B内に存在する空気
は抜けることができなくなり、加熱部1B内が満水されな
くなって、空焚き事故を起すことになる。本発明では、
上記エアー抜き孔50と対流防止弁51により、熱湯への沸
き上げ時間の短縮と空焚き事故の防止を達成しているの
である。したがって、エアー抜き孔50はどうしても必要
なものであり、対流防止弁51は短時間に加熱部1B内の水
を熱湯に加温するために必要なものである。
【0016】エアー抜き孔50は常時は対流防止弁51の自
重にて塞がれているが、空気放出のときは下方からの圧
力によって持ち上がり、細い首部53とエアー抜き孔50と
の隙間から空気が抜ける構造となっているため、加熱部
1B内の湯の対流を防止でき、非常に効率的な加温ができ
るようになっている。また、加熱部1B内と貯湯部1A内が
満水され、ヒーター5に通電されると、加熱部1B内はヒ
ーター5にて加温され、温度上昇して温度感知開閉弁11
が高温を感知するわけであるが、導湯管10内の冷水に温
度感知開閉弁11の感温筒部47を浸しているため、高温反
応が遅れる結果となり熱湯温度にバラツキが生じる。ま
た導湯管10内の水温が極めて低い初期の場合には温度感
知開閉弁11が作動しないで、加熱部1B内の熱湯が沸騰す
ることにもなる。この問題を解決するため温度感知開閉
弁11の冷水側に位置する感温筒部47に保温キャップを設
け、これにより断熱することにより前述した問題点を解
決した。
【0017】以上の処置を施してあるため、加熱部1B内
の水はヒーター5によって極めて短時間により効果的に
熱湯に加温される。
【0018】つぎに上記以外の他の実施例について説明
する。給水管13は前記実施例では加熱部1Bの底部に接続
したが、底部以外に接続しても、給水口17が加熱部1Bの
底部にあればよく、たとえば、図8に示すように、加熱
部1Bの上部から給水管13を挿入して底部にまで給水管13
の先端を延ばすようにしてもよい。この場合、給水管13
は単管でもよいが、加熱部1B内を通過する部分は二重管
あるいは断熱材を被覆する等断熱を施した方が効果的で
ある。
【0019】また、図9のごとく給水管13を貯湯部1Aの
下方、すなわち分離板6の上方に位置させてもよい。こ
の場合、給水管13より給水される水の給水口17には整流
器18が必要となる。同様に給水口17が貯湯部1Aの底部で
あればどこでもよく、図10に示すように給水管13を貯湯
タンク1の上方から下方に向けて差し込んでもよい。こ
の場合、貯湯部1A内を通過する部分は二重管あるいは断
熱材を被覆する等断熱を施した方が効果的である。
【0020】また、図11に示すように、給水管13の取付
位置が加熱部1Bの底面ではあるが、給水口17が貯湯部1A
の下方にあってもよい。この場合、給水管13は導水管7
内を通す構成が考えられる。さらに、図12のように、導
水管7を貯湯部1Aの下方と加熱部1Bの下方を外側で連結
した構造も考えられる。図示の例では貯湯部1Aの下方に
接続した導水管7を給水管13に接続している。要する
に、給水管13の取付位置は加熱部1B、貯湯部1Aのいずれ
の位置でも良いが、給水口17は貯湯部1Aの底部か加熱部
1Bの底部または両方に位置しておればよいのである。た
だし、いずれの場合でも貯湯部1Aの下部と加熱部1Bの下
部は短い距離で連結することが好ましい。
【0021】ヒーター5については、形状にはこだわら
ないが、加熱部1Bの底部に位置することが望ましい。導
水管7については、導水管7と給水管13は必ずしも同心
位置でなくても良いが、位置がずれたときは、給水管13
の給水口17に給水流を緩やかにする性能の高い整流器が
必要である。加熱部1B内の高温湯内を通過する導水管7
は、単管で構成するよりも断熱構造とするのが好まし
い。図13の例は、同心状の内筒7aと外筒7bとからなる二
重筒で導水管7を構成したもので、内部をエアー溜りと
したものである。導水管7の下端は開放されており、空
気は下端開口から進入し、その空気によってエアー断熱
することができる。図14の例は、二重管の外筒7bの外周
にさらに最外筒7cを取付けた三重管で導水管7を構成し
たものである。この場合も下端は開放されており、下端
開口から空気が進入し、その空気によってエアー断熱す
るようになっている。なお、最外筒7cは外筒7bの中間か
ら下方に形成されている。この場合、内部のエアーが加
熱部1B内の圧力によって上方に圧縮されたとしても、溜
められたエアーの下端は内層ではその中間位の符号bの
位置となるが、外層では最外筒7cの中間位である符号c
の位置となるので、導水管7をより多くの部分に断熱で
きるという利点がある。図15の例は、内筒7aおよび外筒
7bの上下端を密閉したもので、閉じ込められたエアーに
より断熱するものである。図16の例は、内筒7aと外筒7b
の間に、熱伝導性の悪い部材(シリコン、ウレタン等)
を圧入、封入、発泡させたサンドイッチ構造である。な
お、熱伝導性の悪い材料自体で導水管7を構成してもよ
い。
【0022】分離板6についても単なる板ではなく、図
17のように、中空の箱構造とし、内部にエアーを密封し
たエアー溜り30を設けた構造のものや、図18のように金
属板と金属板の中空部に熱伝導性の悪い部材35(シリコ
ン、ウレタン等)を圧入、封入、発泡させたサンドイッ
チ構造としてもよく、さらに、その内部にエアー溜り30
を形成してもよく、また、熱伝導性の悪い材料自体で分
離板6を構成してもよい。図19に示す例は、分離板6に
数枚の仕切板61,62を設け、かつ仕切板62は仕切板61よ
り下方に突出させ、エアーを溜める体積が順に大きくな
るようにして断熱性能を増加させ、また加熱部1B内の加
熱する水の量を少なくし、加熱に要する時間を短縮させ
た例である。この場合、加熱部1B内の水の圧力によっ
て、水面Wa,Wa′,Wa″が上昇したとしても、その上面
に溜められているエアーの量が十分多いので、高い断熱
効果と、加熱部1B内の水の量を少なくする効果とが得ら
れる。
【0023】導湯管10についても、単管で構成するより
も、図20のように、内筒10aと外筒10bによって、二重
管に構成し、内部にエアー溜り30を形成した構造でもよ
く、図21のごとく、内筒10aと外筒10bの上下両端を閉
じ、密閉された内部をエアー溜り30とした断熱構造でも
良く、図22に示すように、内筒10aと外筒10bの間に熱
伝導性の悪い部材35を圧入、封入、発泡させたサンドイ
ッチ構造部材で断熱する方法でも良い。あるいは、導湯
管10を熱伝導性の悪い材料自体で構成してもよい。 貯
湯タンク1の上部に設けられている給湯管12は前記実施
例では最頂部に位置していたが、図23のごとく、給湯口
12a部のみを貯湯タンク1の最頂部に位置させ、給湯管
12を貯湯タンク1の側壁から出す構成であってもよい。
【0024】つぎに、第2発明の電気温水器の実施例を
説明する。前記実施例では、貯湯部1Aと加熱部1Bは一体
型であったが、図24,図25のごとき分離型でも良い。か
かる実施例では、貯湯用タンク8と加熱用タンク9が別
体の圧力容器として作られ、それらを組合せて、特許請
求の範囲にいう貯湯タンク1とするものである。その余
の構成については前記実施例と実質的に同一であるの
で、同一部品に同一符号を付して説明を省略する。な
お、図24は導水管7を加熱用タンク9内に通した例で、
図25は導水管7を加熱用タンク9の外部に配置した例で
ある。温度感知開閉弁11は導湯管10に直接取付けてもよ
く、温度感知開閉弁11をを加熱用タンク9の上部に取付
け、その開閉弁11に導湯管10をを結合してもよい。図2
4、25の分離型電気温水器においては、導湯管10を貯湯
部1Aの内部に設けることで加熱部1Bから貯湯部1Aへ送湯
する際の放散熱を再利用できるという効果がある。
【0025】
【発明の効果】第1発明によれば、製造が容易かつ低コ
ストであり、より早く高温の熱湯を取り出すことができ
る即熱式貯湯型電気温水器を提供することができる。第
2発明によれば、より早く高温の熱湯を取り出すことが
できる即熱式貯湯型電気温水器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の一実施例に係る即熱式貯湯型電気温
水器の断面図である。
【図2】図1の電気温水器における分離板6の接合構造
の断面図である。
【図3】図1の電気温水器における分離板6の他の接合
構造の断面図である。
【図4】温度感知開閉弁11とエアー溜り30の説明図であ
る。
【図5】温度感知開閉弁11の平面図である。
【図6】図5のVI線断面図で、エアー抜き孔50と対流防
止弁51の説明図である。
【図7】図1の電気温水器における加熱作用の説明図で
ある。
【図8】給水管13の他の例の説明図である。
【図9】給水管13のさらに他の例の説明図である。
【図10】給水管13のさらに他の例の説明図である。
【図11】給水管13のさらに他の例の説明図である。
【図12】導水管7の他の例の説明図である。
【図13】導水管7の断熱構造の説明図である。
【図14】導水管7の断熱構造の他の例の説明図であ
る。
【図15】導水管7の断熱構造のさらに他の例の説明図
である。
【図16】導水管7の断熱構造のさらに他の例の説明図
である。
【図17】分離板6の断熱構造の説明図である。
【図18】分離板6の断熱構造の他の例の説明図であ
る。
【図19】分離板6の断熱構造のさらに他の例の説明図
である。
【図20】導湯管10の断熱構造の説明図である。
【図21】導湯管10の断熱構造の他の例の説明図であ
る。
【図22】導湯管10の断熱構造のさらに他の例の説明図
である。
【図23】採湯管の他の取付例の説明図である。
【図24】第2発明の一実施例に係る即熱式貯湯型電気
温水器の説明図である。
【図25】第2発明の他の実施例に係る即熱式貯湯型電
気温水器の説明図である。
【符号の説明】
1 貯湯タンク 1A 貯湯部 1B
加熱部 4 加熱缶 5 ヒーター 6
分離板 7 導水管 8 貯湯用タンク 9
加熱用タンク 10 導湯管 11 温度感知開閉弁 30
エアー溜り 40 保護キャップ 41 天板 42
側壁 50 エアー抜き孔 51 対流防止弁

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に給水口を設け、上部に給湯口を設け
    ると共に、分離板で上下に区切り、上方を貯湯部とし、
    下方を加熱部とした貯湯タンクと、貯湯タンクの加熱部
    内に配置されたヒーターと、前記加熱部から加熱された
    熱湯を前記貯湯部内における上方に送る導湯管と、前記
    貯湯部内における下部と加熱部内における下部の間に配
    置した導水管と、前記導湯管に介装された温度感知開閉
    弁とを備え、前記温度感知開閉弁が、前記加熱部内の湯
    が所定温度以上になったとき開き、所定温度以下のとき
    は閉じていることを特徴とする即熱式貯湯型電気温水
    器。
  2. 【請求項2】下部に給水口を設けた加熱用タンクと、上
    部に給湯口を設けた貯湯用タンクと、該加熱用タンク内
    に配置されたヒーターと、前記加熱用タンクから加熱さ
    れた熱湯を前記貯湯用タンク内における上方に送る導湯
    管と、前記貯湯用タンク内における下部と前記加熱用タ
    ンク内における下部の間に配置した導水管と、前記導湯
    管に介装された温度感知開閉弁とを備え、前記温度感知
    開閉弁が、前記加熱用タンク内の湯が所定温度以上にな
    ったとき開き、所定温度以下のとき閉じていることを特
    徴とする即熱式貯湯型電気温水器。
  3. 【請求項3】前記分離板の下面にエアー溜りを形成し、
    貯湯部と加熱部の間にエアー断熱部を形成したことを特
    徴とする請求項1記載の即熱式貯湯型電気温水器。
  4. 【請求項4】前記分離板が、中空部を有する箱構造と
    し、中空部内のエアーによりエアー断熱するものである
    請求項1記載の即熱式貯湯型電気温水器。
  5. 【請求項5】前記分離板が、熱伝導性の劣る断熱材を金
    属板の間に挾んだサンドイッチ構造である請求項1記載
    の即熱式貯湯型電気温水器。
  6. 【請求項6】前記分離板自体が、熱伝導性の劣る断熱材
    で作られたものである請求項1記載の即熱式貯湯型電気
    温水器。
  7. 【請求項7】前記導湯管が、断熱されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の即熱式貯湯型電気温水
    器。
  8. 【請求項8】前記導水管が、断熱されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の即熱式貯湯型電気温水
    器。
  9. 【請求項9】前記温度感知開閉弁の冷水側に露出してい
    る感温筒部を断熱したことを特徴とする請求項1または
    2記載の即熱式貯湯型電気温水器。
  10. 【請求項10】前記温度感知開閉弁が、加熱部から貯湯
    部へのエアーの流れを許容するエアー抜き孔と、該エア
    ー抜き孔を常態ではその自重で塞ぎ下方からの圧力によ
    ってエアー抜き孔を開放する対流防止弁とを備えている
    ことを特徴とする請求項9記載の即熱式貯湯型電気温水
    器。
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