JPH0730127U - 車両用燃料タンク - Google Patents

車両用燃料タンク

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Publication number
JPH0730127U
JPH0730127U JP6549893U JP6549893U JPH0730127U JP H0730127 U JPH0730127 U JP H0730127U JP 6549893 U JP6549893 U JP 6549893U JP 6549893 U JP6549893 U JP 6549893U JP H0730127 U JPH0730127 U JP H0730127U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
air vent
vent hole
fuel
supply port
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6549893U
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 古沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP6549893U priority Critical patent/JPH0730127U/ja
Publication of JPH0730127U publication Critical patent/JPH0730127U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単でアルミダイキャスト加工等によ
っても容易に成形でき、而も走行中の振動等によっても
油漏れが生じることのない特にアルミタンクにおいて極
めて実用性が高い。 【構成】 図1に示すように、前記キャップ20に給油
口11内径側に嵌入される筒部21を設け、該筒部21
先側に前記筒部21と給油口11内径間を液密的にシー
ルするシールリング23を環設すると共に、該リング環
設位置上方の筒部21根元付近にエア抜き孔22を穿孔
し、更に前記キャップ20を給油口11に締め付けた際
に、キャップ20側エア抜き孔22と一致しない位置
に、給油口11側のエア抜き孔12を穿孔した事を特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用燃料タンクに係わり、特にタンクをアルミ材で形成し、軽量 化を図った車両用燃料タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より車両用燃料タンクは、ガソリンスタンド等での給油が容易なように給 油口を車外に向け所定角度傾斜させてタンク本体より突設すると共に、該給油口 を螺合閉塞するキャップ部にエア抜き孔を設け、給油面上部のタンク内空間が直 射日光若しくは油温等の熱変動により膨張収縮した際のタンク変形若しくは給油 口開放時の油吹き出しを防止しているが、かかるキャップには走行中の振動等に よってタンク内の燃料油が外部に漏れないように工夫を懲らしている。この種の 車両用燃料タンクとして、燃料タンクの給油面に従って昇降するフロートと、該 フロートに連結されその上昇位置で前記エア抜き孔を閉止する弁とを設け、前記 フロート及び弁をキャップ側に組込んだ技術が提案されている(実開平3ー40 977)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる技術は前記弁等をキャップ内に組み込むために、形状が 複雑化し、この為鋼板等を用いたプレス成形以外使用する事は不可能である。一 方近年車両の軽量化を図るために、アルミ材で形成された燃料タンクが用いられ ているが、かかるアルミタンクに前記鋼板で形成したキャップを用いると両材質 の違いにより電食が生じてしまうという問題が生じる。
【0004】 この為タンク材質に合わせ、前記キャップもアルミ材の例えばダイキャスト成 形により形成する必要があるが、ダイキャスト成形は鋼板に比してその形状を複 雑化することが出来ず前記の従来技術を採用する事は困難である。しかも前記従 来技術は、弁やフロート等を必要とするために、製造コストアップと共に構造が 複雑化する。
【0005】 本考案の目的はかかる従来技術の欠点に鑑み、構造が簡単でアルミダイキャス ト加工等によっても容易に成形でき、而も走行中の振動等によっても油漏れが生 じることのない車両用燃料タンクを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、例えば車外に向け所定角度傾斜させてタンク本体10より給油口1 1を突設すると共に、該給油口11にエア抜き孔22を有するキャップ20を螺 合してなる車両用燃料タンクに関するもので、前記キャップ20に給油口11内 径側に嵌入される筒部21を設け、該筒部21先側に前記筒部21と給油口11 内径間を液密的にシールするシールリング23を環設すると共に、該リング環設 位置上方の筒部21根元付近にエア抜き孔22を穿孔した事を第1の特徴とする 。第2の特徴は前記キャップ20を給油口11に締め付けた際に、キャップ20 側エア抜き孔22と一致しない位置に、給油口11側のエア抜き孔12を穿孔し た事を特徴とする。
【0007】
【作用】
かかる技術手段によれば前記筒部21とキャップ20内径間にはシールリング 23が存在するために、走行中の車の振動等によって前記筒部21とキャップ2 0内径間に油が侵入しても前記シールリング23で阻止できる。そして給油口1 1側のエア抜き孔12もシールリング23の上方に位置しているために、タンク 内燃料が直接を給油口11側のエア抜き孔12に侵入することがない。又エア抜 き孔22は前記シールリング23の上方の筒部21根元部に穿孔されているため に、タンク燃料がそこまで達することはなく、例え僅かに侵入したとしても、前 記キャップ20を給油口11に締め付けた際に、キャップ20側エア抜き孔22 と一致しない位置に、給油口11側のエア抜き孔12を穿孔した為に、外部に漏 洩する恐れは完全に解消される。尚、前記技術はアルミタンクに好適に用いられ るものであるが、それのみに限定されないが、アルミタンクを用いる場合は電食 を阻止するために、少なくとも前記給油口11と共にキャップ20をアルミ材で 形成するのが良い。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただ しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など は特に特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨で はなく、単なる説明例に過ぎない。図1は、本考案の実施例に係わるアルミ材か らなる燃料タンクを示す要部断面図で、ガソリンスタンド等での給油が容易なよ うに給油口11を車外に向け所定角度傾斜させてタンク本体10より突設すると ともに該給油口11外周にネジ部14を螺刻する。
【0009】 キャップ20はアルミ材で形成され、その内周側を給油口11に螺着可能に、 ネジ部24を刻設すると共に、前記キャップ20に給油口11内径側に嵌入され る筒部21を同心状に設け、該筒部21先側にリング溝13を形成してOリング 、弗素リング若しくはナイロンリング等の耐油性リング23を嵌設する。そして リング環設位置上方の筒部21根元付近にエア抜き孔22を穿孔し、又給油口1 1においても前記リング23シール位置の上方の、該ネジ部14の途中位置にエ ア抜き孔12を設ける。そして前記夫々のエア抜き孔12、22は、前記キャッ プ20を給油口11に締め付けた際に、キャップ20側エア抜き孔22と一致し ないように軸方向又は/及び周方向に位置をずらせて形成する。
【0010】 かかる実施例によれば前記した本考案の作用が円滑に達成されるが、必要に応 じ前記エア抜き孔12、22には必要に応じ中央に十字すり割15を入れたゴム ブッシュ15等を嵌入し一層の油漏れを阻止するように構成しても良い。
【0011】
【考案の効果】
以上記載したごとく本考案によれば、構造が簡単でアルミダイキャスト加工等 によっても容易に成形でき、而も走行中の振動等によっても油漏れが生じること がなく、特にアルミタンクにおいて極めて実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係わる燃料タンクの給油口を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 タンク本体 11 給油 12 エア抜き孔 20 キャップ 21 筒部 23 シールリング 22 エア抜き孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体より給油口を突設すると共
    に、該給油口にエア抜き孔を有するキャップを螺合して
    なる車両用燃料タンクにおいて、前記キャップに給油口
    内径側に嵌入される筒部を設け、該筒部先側に、前記筒
    部と給油口内径間を液密的にシールするシールリングを
    環設すると共に、該リング環設位置上方の筒部根元付近
    にエア抜き孔を穿孔し、更に前記キャップを給油口に締
    め付けた際に、キャップ側エア抜き孔と一致しない位置
    に、給油口側のエア抜き孔を穿孔した事を特徴とする車
    両用燃料タンク
  2. 【請求項2】少なくとも前記給油口と共にキャップをア
    ルミ材で形成した請求項1記載の車両用燃料タンク
JP6549893U 1993-11-12 1993-11-12 車両用燃料タンク Withdrawn JPH0730127U (ja)

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JP6549893U JPH0730127U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 車両用燃料タンク

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JPH0730127U true JPH0730127U (ja) 1995-06-06

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ID=13288820

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JP6549893U Withdrawn JPH0730127U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 車両用燃料タンク

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JP (1) JPH0730127U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR980001751A (ko) * 1996-06-28 1998-03-30 이정민 가스제거부가 있는 용기의 목구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR980001751A (ko) * 1996-06-28 1998-03-30 이정민 가스제거부가 있는 용기의 목구조

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Effective date: 19980305