JPH0729980A - 半導体集積回路装置における集積回路素子の配置方法及び半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置における集積回路素子の配置方法及び半導体集積回路装置

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Publication number
JPH0729980A
JPH0729980A JP5153343A JP15334393A JPH0729980A JP H0729980 A JPH0729980 A JP H0729980A JP 5153343 A JP5153343 A JP 5153343A JP 15334393 A JP15334393 A JP 15334393A JP H0729980 A JPH0729980 A JP H0729980A
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JP
Japan
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integrated circuit
circuit elements
line
signal lines
cut
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Application number
JP5153343A
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English (en)
Inventor
Hideo Matsuzaki
日出夫 松崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各信号線の配線長を、装置を正常に動作可能
な長さ以内に設定し、かつ配線混雑が小さくなるように
することができる半導体集積回路装置における集積回路
素子の配置方法を得る。 【構成】 ステップS4で、予想配線長と許容上限値と
に基づき、カットラインと交差する場合に配線長が許容
上限値を上回る危険性が高くなる場合に大きくなるよう
に、各信号線の重みの値を決定する。そして、ステップ
S5で、以下の2つの条件を満たすように集積回路素子
がカットラインのいずれかの側に割付けられる。条件
(i) は、カットラインと交わる信号線の重みの和が最小
となることであり、条件(ii)は、カットライン両側の一
方領域及び他方領域それぞれに割付けられる各集積回路
素子の面積の合計それぞれが各領域の面積それぞれを越
えないことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体基板上の所定
の平面領域に複数の集積回路素子を配置し、複数の集積
回路素子間を複数の信号線で配線して構成される半導体
集積回路装置における集積回路素子の配置方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、ミニカット法による従来の半導
体集積回路装置における集積回路素子の配置方法を示す
フローチャートである。ミニカット法(文献M. A.Bre
uer:゛MIN−CUT Placement”,Proc.Journal of D
esign Automation and Fault Tolerant Computing, Oc
t.,pp343-362,1977)は、集積回路素子の配置方法の1つ
であり、半導体基板上に仮想的に設けた垂直方向および
水平方向の直線(以下、「カットライン」と称する)と
交差する集積回路素子の信号線の重みの総和であるカッ
ト数が最小となるように集積回路素子を半導体基板上に
配置する方法である。
【0003】以下、図8を参照して、ミニカット法によ
る処理について説明する。まず、ステップS11におい
て初期設定を行う。すなわち、(i) 集積回路基板を分割
するための垂直方向および水平方向の複数本のカットラ
インの設定処理、(ii)そのカットラインによる分割順序
の決定処理、(iii) 集積回路中の信号線ごとの重みの値
の設定処理が実行される。(iii) の処理において、各信
号線の重みの値は、通常1であるが、特定の信号線の配
線長を意図的に短くする必要がある場合は、その信号線
の重みを大きな値を設定する。
【0004】そして、ステップS12において、処理中
のカットライン識別番号を示す変数iが「1」に初期化
される。カットライン識別番号iは、ステップS11の
(ii)の処理中に、優先順位の高いものから順に「1」を
起点として若い番号に設定される。
【0005】次に、ステップS13において、分割順序
i番目のカットラインiで集積回路基板を2つの領域
(一方領域,他方領域)に分割する。したがって、ステ
ップS12の直後のステップS13では、i=1のた
め、カットライン「1」により集積回路基板が2つの領
域に分割される。
【0006】そして、ステップS14において、配線時
にカットラインと交わる信号線の重みの値の和が最小と
なり(条件(i) )、かつカットラインの両側の各領域
(一方領域,他方領域)に割付けられる集積回路素子の
面積の合計が各領域の面積以下となる(条件(ii))よう
に、集積回路素子がカットラインにより分割されるいず
れかの側の領域に割付けられる。
【0007】そして、ステップS15において、変数i
とカットラインの本数との比較処理が行われ、両者が一
致した場合に処理を終了し、不一致の場合に処理を終了
する。
【0008】ステップS16において、変数iのカウン
トアップ処理を行い、ステップS13に戻る。したがっ
て、すべてのカットラインについて処理を終える(ステ
ップS15でYESとなる)まで、ステップS16、S
13及びS14の処理が繰り返されることにより、順
次、カットラインによる集積回路基板の領域分割処理、
集積回路素子の割付処理が行われる。
【0009】図9〜図14は、上記の従来のミニカット
方法による集積回路素子の配置過程を示す図であり、図
9は配置対象の集積回路素子群の一例を示す模式図であ
る。
【0010】図9に示すように、集積回路素子9a,9
bは信号線10aによって接続される。集積回路素子9
a,9cは信号線10bによって接続される。集積回路
素子9b,9dは信号線10cによって接続される。集
積回路素子9c,9dは信号線10dによって接続され
る。集積回路素子9c,9e及び9gは信号線10eに
よって接続される。集積回路素子9d,9fは信号線1
0fによって接続される。集積回路素子9e,9fは信
号線10gによって接続される。集積回路素子9f,9
hは信号線10hによって接続される。集積回路素子9
g,9hは信号線10iによって接続される。集積回路
素子9a,9hは信号線10jによって接続される。以
下では、集積回路素子9a〜9hからなる集積回路素子
群を1つの集積回路基板の領域に、ミニカット法により
配置する場合について考える。
【0011】図10は、集積回路基板を分割するカット
ライン例を示す模式図である。同図に示すように、集積
回路基板11の平面領域を分割するために4本のカット
ライン14a,14b,14c,14dが割り当てられ
ている。配置領域12a,12bは集積回路素子9a〜
9hを配置するための領域である。また、破線で示され
る配線格子13は、各集積回路素子間の配線を行なうた
めに用いられる格子である。
【0012】以下、図8及び図9〜図13を参照して、
従来のミニカット法による集積回路素子の配置方法につ
いて詳細に説明する。
【0013】まず、ステップS11の(i) の処理で、集
積回路基板11を分割するためのカットライン14a〜
14dが設定される。ここでは、図10に示すように、
カットライン14a〜14dによる分割で定められる8
つの領域A1〜A8に集積回路素子9a〜9hが、それ
ぞれ1個ずつ配置されるように設定している。
【0014】そして、ステップS11の(ii)の処理で、
カットライン14b、14d、14a、14cの順で分
割順序が設定される。つまり、変数iで識別されるカッ
トライン「1」がカットライン14b、カットライン
「2」がカットライン14d、カットライン「3」がカ
ットライン14a、カットライン「4」がカットライン
14cとなる。
【0015】さらに、ステップS11の(iii) の処理
で、信号線が10a〜10jそれぞれに対して重みの値
が設定される。ここでは、信号線10a〜10jの重み
の値がすべて1であるとする。
【0016】次に、ステップS12で変数iが「1」に
設定された後、ステップS13で、未処理のカットライ
ン14a〜14dの中から1本のカットラインを選択カ
ットラインとして選択する。最初は変数iが「1」であ
るため、カットライン「1」としてカットライン14b
が選択される。
【0017】そして、ステップS13で、選択カットラ
インにより、集積回路基板上の配線領域を一方領域と他
方領域とに分割する。最初は選択カットラインがカット
ライン14bとなり、カットライン14bにより、集積
回路基板11の配線領域12a及び12bを一方領域
(A1,A2,A5,A6)と他方領域(A3,A4,
A7,A8)とに分割する。
【0018】次に、ステップS14で、配線時にカット
ライン14bと交わる信号線の重みの和が最小となる
(i) の条件を満たし、かつ、カットライン14bで分割
された一方領域と他方領域それぞれに割り付けられる集
積回路素子の面積の合計それぞれが各領域それぞれの面
積を越えない(ii)の条件を満足するように、集積回路素
子9a〜9hが割付けられる。ここでは、図11に示さ
れるように、集積回路素子9a,9b,9c,9dがの
一方領域に、集積回路素子9e,9f,9g,9hが他
方領域にそれぞれ割付けられる。
【0019】そして、ステップS15でNOとなりステ
ップS16で、変数iが「2」にカウントアップされ、
ステップS13及びS14の処理を行い、図12に示す
ように、カットライン14d及びカットライン14bに
より分割された4つの領域に、集積回路素子9a〜9h
を、(9a,9c)、(9b,9d)、(9e,9h)
及び(9f,9g)に割り付ける。
【0020】以降、ステップS15でYESと判定され
るまで、ステップS16、S13及びS14を繰り返す
ことによって、残りのカットライン14a及び14cに
ついても上記と同様の処理が行なわれる。このようにし
て、図13に示されるように、各集積回路素子9a〜9
hが配置された後、最終的に信号線10a〜10jが配
線格子13上に配線される。
【0021】また、ステップS1の(iii) の処理におい
て、信号線10a〜10iの重みの値が各々1、信号線
10jの重みの値が3と設定された場合には、上記と同
様の処理により、図14に示すように、集積回路基板1
1の配線領域12a,12bに集積回路素子9a〜9h
が配置された後、最終的に信号線10a〜10jが配線
される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ミニカット法による従
来の半導体集積回路装置における集積回路素子の配置方
法は、以上のようにカットラインによるカット数を最小
化するような配置結果を得る方法である。これは、各信
号線の重みの値がすべて1であるとすると、各分割線と
交差する信号線数を少なくすることができるため、配線
混雑の少ない配置結果が得られる。
【0023】しかし、ミニカット法は、各信号線の配線
長は直接的には考慮していない。このため、特定の信号
線の配線長が長くなるように集積回路素子が配置されて
しまい、その信号線で伝達される電気信号の伝播遅延時
間が長くなることにより、半導体集積回路装置の誤動作
が引き起こされる危険性がある。
【0024】この危険性を抑制するため特定の信号線の
重みの値を大きくすれば、その信号線に接続される集積
回路素子がカットラインに対して同じ側に割り付けられ
る可能性が高くなり、その信号線の配線長を短く形成す
る可能性を高めることができる。
【0025】しかし、特定の信号線の重みの値を大きく
すれば、配線混雑は増加するという別の問題点が生じ
る。また、重みを大きくした信号線が短くなる代わりに
他の信号線の配線長が長くなり、回路の誤動作を引き起
こす危険性もある。
【0026】すなわち、従来の集積回路素子の配置方法
は、基本的に、信号線の重みの値と配線長との間との関
係を考慮していないため、半導体集積回路装置によって
は、重みの値を変更しながら、集積回路素子の配置を何
度も繰り返し、最適な集積回路素子の配置を見いだす必
要がある。また、必要以上に特定の信号線の重みを大き
くすることは、前述したように配線混雑を増大させるた
め、望ましい方法とはいえない。
【0027】このように、従来のミニカット法で特定の
信号線の重みの値を予め大きく設定する方法では、半導
体集積回路装置の誤動作が起こらず、かつ、配線混雑の
少ない配置結果を得ることは極めて困難であるという問
題点があった。
【0028】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、各信号線の配線長を装置を正常に動作可
能な長さ以内に設定し、かつ配線混雑が小さくなるよう
にすることができる半導体集積回路装置における集積回
路素子の配置方法及び半導体集積回路装置を得ることを
目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体集積回路装置における集積回路素子の配
置方法は、半導体基板上の所定の平面領域に複数の集積
回路素子を配置し、前記複数の集積回路素子間を複数の
信号線で配線して構成される半導体集積回路装置対して
行い、(a) 前記平面領域を仮想的に分割する複数の分割
線を、分割順序とともに設定するステップと、(b) 前記
複数の信号線それぞれの配線長の許容上限値を設定する
ステップと、(c) 前記分割順序に基づき、前記複数の分
割線のうちの一の分割線を選択分割線として順次選択す
るステップと、(d) 前記選択分割線で分割された前記平
面領域の一方領域と他方領域とに前記複数の集積回路素
子を割り当てるステップとを備え、前記ステップ(d)
は、(d-1) 前記選択分割線と交差する場合と交差しない
場合とに対して、それぞれ見積もられる前記複数の信号
線各々の予想配線長と前記許容上限値との比較に基づ
き、交差する場合に配線長が許容上限値を上回る危険性
が高くなる信号線の重みの値が大きくなるように、前記
複数の信号線各々に対して重みの値を設定するステップ
と、(d- 2) 前記複数の信号線のうち、前記選択分割線
と交差する信号線の前記重みの値の和が最小となり、か
つ前記一方領域及び前記他方領域それぞれに割り当てら
れる前記集積回路素子の面積の合計それぞれが、前記一
方領域及び前記他方領域それぞれの面積を越えないよう
に、前記複数の集積回路素子を配置するステップとを備
える。
【0030】また、請求項2記載の半導体集積回路装置
は、請求項1記載の配置方法によって、半導体基板上の
所定の平面領域に複数の集積回路素子が配置され、前記
複数の集積回路素子間を複数の信号線で配線して構成さ
れる。
【0031】
【作用】この発明における請求項1記載の半導体集積回
路装置における集積回路素子の配置方法のステップ(d)
は、ステップ(c) で選択分割線が選択される度に行わ
れ、以下のステップを備えている。
【0032】(d-1) 選択分割線と交差する場合と交差し
ない場合とに対して、それぞれ見積もられる複数の信号
線各々の予想配線長と許容上限値との比較に基づき、交
差する場合に配線長が許容上限値を上回る危険性が高く
なる信号線の重みの値が大きくなるように、複数の信号
線各々に対して重みの値を設定するステップ。
【0033】(d- 2) 複数の信号線のうち、選択分割線
と交差する信号線の重みの値の和が最小となり、かつ一
方領域及び他方領域それぞれに割り当てられる集積回路
素子の面積の合計それぞれが、一方領域及び他方領域そ
れぞれの面積を越えないように、複数の集積回路素子を
配置するステップ。
【0034】したがって、選択分割線を交差する場合に
配線長が許容上限値を上回る危険性が高くなる信号線を
選択分割線で分割されにくくしながら、信号線の配線効
率を高めて各集積回路素子を配置することができる。
【0035】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である半導体集
積回路装置における集積回路素子の配置方法を示すフロ
ーチャートである。以下、図1を参照してその動作説明
を行う。
【0036】まず、ステップS1において初期設定を行
う。すなわち、(i) 集積回路基板を分割するための垂直
方向および水平方向の複数本のカットラインの設定処
理、(ii)そのカットラインによる分割順序の決定処理、
(iii) 集積回路中の信号線ごとの配線長の許容上限値の
設定処理が実行される。なお、カットラインとは、半導
体基板上に仮想的に設けた垂直方向および水平方向の直
線を意味する。
【0037】ステップS2において、処理中のカットラ
インを示す変数iが「1」に初期化される。カットライ
ン識別番号iは、ステップS1の(ii)の処理中に、優先
順位の高いものから「1」と起点として若い番号順に設
定される。
【0038】ステップS3において、分割順序のi番目
のカットラインで集積回路基板が2つの領域(一方領
域,他方領域)に分割される。ステップS2直後のステ
ップ3では、変数i=1のため、カットライン「1」に
より集積回路基板が一方領域と他方領域とに分割され
る。
【0039】そして、ステップS4において、予想配線
長と許容上限値とに基づき、各信号線の重みの値を決定
する。以下、その内容を詳述する。
【0040】まず、各信号線の予想配線長を、各信号線
に接続するすべての端子を囲む最小矩形の大きさをもと
に見積もる。すなわち、信号線nに接続する全ての集積
回路素子の端子を囲む最小矩形の水平、垂直方向の辺の
長さを、隣接端子間距離を1単位として求めた値を、各
々、hn、vnとし、信号線nに接続する集積回路素子
数をmnとして、信号線nの予想配線長Lnを、Ln=
f(hn、vn、mn)で計算することにより見積も
る。ここで、f(hn、vn、mn)は、予め統計的に
決められた関数である。各集積回路素子は、全ての分割
が終了するまでは、配置位置が確定しないため、水平方
向辺長hn、垂直方向辺長vnの値としてそれぞれ最小
値と最大値とを考える。
【0041】hn、vnの最小値を各々hnmin 、vn
min 、最大値を各々hnmax 、vnmax として、予想最
小配線長Lnmin 及び予想最大配線長Lnmax をそれぞ
れLnmin =f(hnmin 、vnmin 、mn)、Lnma
x =f(hnmax 、vnmax、mn)とすると、Lnmin
≦Ln≦Lnmax となる。ここで、信号線nの配線長
の許容上限値をLnlim とすると、Lnlim −Lnmin
が小さくなるほど、信号線nが許容上限値以下の配線長
で配線できる可能性は小さくなる。またLnmax ≦Ln
lim になれば、信号線nが100%の確率で許容上限値
以下の配線長で配線できる。
【0042】そこで、rn=Lnlim −Lnmin を配線
長マージンとする。集積回路素子間の配線時に信号線n
がカットラインと交差する場合と交差しない場合の配線
長マージンをそれぞれ、r’n、r”n(r’n≦r”
n)とする。
【0043】信号線nの重みwnは、信号線nがカット
ラインと必ず交差する場合、信号線nがカットライン必
ず交差しない場合及び交差しても交差しなくてもLnma
x ≦Lnlim の場合にはすべて1とし、それ以外の場合
には、次の(I) 式で決定する。
【0044】 wn=1+kn×(r”n−rn’)/r”n…(I) ここで共有信号線数knは、信号線nが接続する集積回
路素子の共有するすべての信号線数である。
【0045】したがって、(I) 式で決定する重みwn
は、カットラインと交差する場合に配線長が許容上限値
を上回る危険性が高くなる場合に大きくなる性質を有す
る。
【0046】ステップS5において、以下の2つの条件
を満たすように集積回路素子がカットラインのいずれか
の側に割付けられる。
【0047】(i) カットラインと交わる信号線の重みの
和が最小となること (ii)カットライン両側の一方領域及び他方領域それぞれ
に割付けられる各集積回路素子の面積の合計それぞれが
各領域の面積それぞれを越えないこと ステップS6において、変数iの示す値がステップS1
で設定したカットラインの本数と等しくなったかどうか
を判定し、等しくない場合(NO)は、ステップS7に
おいて変数iの値を1だけ増加しステップS3に戻り、
等しい場合(YES)は、終了する。
【0048】以降、ステップS6でYESと判定される
まで、ステップS7、S3〜S5の処理を繰り返えす。
【0049】図2〜図7は、上記実施例の方法による集
積回路素子の配置課程を示す模式図であり、図2は配置
対象の集積回路素子群の一例を示す模式図である。
【0050】図2で示す集積回路素子群は、従来例の図
9で示した構成と全く同様に、集積回路素子9a〜9h
間が信号線10a〜10jのいずれかによって接続され
る。
【0051】以下、図1及び図2〜図7を用いて、本実
施例の半導体集積回路装置における集積回路素子の配置
方法について詳細に説明する。従来例と同様に、図2に
示された集積回路素子9a〜9hが信号線10a〜10
jによって接続されるものとする。これらの集積回路素
子9a〜9hは、図3における集積回路基板11上の配
置領域12a、12bの領域A1〜A8のいずれかに配
置されるものとする。ここで、領域A1〜A4は下方に
向かって、水平方向に沿って最大で3端子設けることが
でき、領域A5〜A8は上方に向かって、水平方向に沿
って最大で3端子設けることができる。例えば、領域A
1に集積回路素子を配置した場合、P1〜P3に端子を
設けることができ、領域A5に集積回路素子を配置した
場合、P4〜P6に端子を設けることができる。また、
配線領域12aと12bとの垂直方向の距離は6単位で
ある。
【0052】まず、ステップS1の(i) の処理で、集積
回路基板11を分割するためのカットライン14a〜1
4dが設定される。 そして、ステップS1の(ii)の処
理で、カットライン14b、14d、14a、14cの
順で分割順序が設定される。つまり、変数iで識別され
るカットライン「1」がカットライン14b、カットラ
イン「2」がカットライン14d、カットライン「3」
がカットライン14a、カットライン「4」がカットラ
イン14cとなる。
【0053】さらに、ステップS1の(iii) の処理で、
信号線10a〜10jそれぞれの許容上限値Lnlim を
すべて14単位に設定する。
【0054】次に、ステップS2で変数iが「1」に設
定された後、ステップS3で、未処理のカットライン1
4a〜14dの中から1本のカットラインを選択する。
最初は変数iが「1」であるため、カットライン「1」
としてカットライン14bが選択される。
【0055】そして、ステップS4で、予想配線長Ln
と許容上限値Lnlim とに基づき、信号線10a〜10
jそれぞれの重みの値を設定する。信号線10a〜10
jに接続する素子数は2また3であり、ここでは、f
(hn、vn、2)=hn+vn、f(hn、vn、
3)=hn+vnとして、予想配線長Lnを求める。
【0056】カットライン14bによる分割で信号線1
0aがカットされない場合、信号線10aにおける予想
最小配線長Lnmin 及び予想最大配線長Lnmax はそれ
ぞれLnmin =3+0=3(領域A1,A2の位置関係
等)、Lnmax =5+6=11(領域A1,A6の位置
関係等)となる。なお、予想最小配線長Lnmin の水平
方向辺長hnは、各集積回路素子の中央部の端子(領域
A1の場合はP2の位置に形成される端子)に信号線が
接続されると仮定して求められる。
【0057】また、カットライン14bによる分割で信
号線10aがカットされる場合、信号線10aにおける
予想最小配線長Lnmin 及び予想最大配線長Lnmax は
それぞれLnmin =3+0=3(領域A2,A3の位置
関係等)、Lnmax =11+6=17(領域A1,A8
の位置関係等)である。どちらの場合もLnmin は同一
なので、(I) 式より信号線10aの重みがlとなる。同
様に信号線10b〜10jの重みもlとなる。
【0058】次にステップS5で、カットライン14b
により分割された領域への集積回路素子の割付処理が行
なわる。すなわち、図4に示すように、この分割によっ
て生じた2つの領域(一方領域及び他方領域)のうち、
カットライン14bの左側の一方領域には集積回路素子
9a、9b、9c、9dが割り付けられ、カットライン
14bの右側の他方領域には集積回路素子9e、9f、
9g、9hが割り付けられる。このとき、カットライン
14bでカットされる信号線は信号線10e、10f及
び10jであり、信号線10e、10f及び10jの重
みは1であるため、カット数は3となる。
【0059】次にステップS6でNOと判定され、ステ
ップS6の処理により、変数iは「2」となり、ステッ
プS3に戻り、2番目のカットライン14dによる分割
が行なわれる。
【0060】再び、ステップS4で、カットライン14
dによる分割に対して、信号線10a〜10jの重みの
値が設定される。ここで、既に10a、10b、10
c、10d、10g、10h、10iに関しては、カッ
トライン14bによる分割の結果、Lnmax =5+6=
11≦Lnlim となり、許容上限値Lnlim 以下の配線
長で100%配線可能であるので、以降の分割で重みを
1とする。
【0061】信号線10eに関しては、カットライン1
4dによる分割でカットされない場合、Lnmin =6+
0=6、Lnmax =11+0=11、カットされる場
合、Lnmin =3+6=9、Lnmax =11+6=17
である。したがって、r’n=14−9=5、r”n=
14−6=8である。また、信号線10eに対する共有
信号線knの値は4であるので、信号線10eに対する
重みの値は、w=1+4×(8−5)/8=2.5とな
る。
【0062】さらに、残りの信号線10f及び10jに
関しては、カットライン14dによる分割でカットされ
ない場合、Lnmin =3+0=3、Lnmax =11+0
=11、カットされる場合、Lnmin =0+6=6、L
nmax =11+6=17である。したがって、r’n=
14−6=8、r”n=14−3=11である。信号線
10f、10jに対するknの値はともに4であるの
で、信号線10f、10jに対する重みの値は、w=1
+4×(11−8)/11=2.1より、それぞれ2.
1となる。
【0063】そして、ステップS5の条件(i) 及び条件
(ii)に基づく割り付け処理により、カットライン14d
で分割された一方領域(A1〜A4)に集積回路素子9
a,9c,9g及び9hが割り付けれられ、他方領域
(A5〜A8)に集積回路素子9b,9d,9e及び9
fが割り付けられる。このとき、カットライン14dに
よりカットされる信号線は10a,10d,10e及び
10hとなり、信号線は10a,10d,10e及び1
0hそれぞれの重みは、1,1,2.5及び1であり、
カット数は5.5となる。
【0064】その結果、図5に示すように、カットライ
ン14b及び14dにより分割された領域に、集積回路
素子10a〜10hがそれぞれ割付けられる。
【0065】その後、ステップS6及びステップS7を
経由して、変数iが「3」になり、次のステップS3
で、3番目のカットライン14aに対する分割が行なわ
れる。信号線10f、10jはカットライン14dに対
する分割結果により、Lnmax=11+0=11とな
り、Lnlim 以下の配線長で配線可能となったため、重
みを1とする。
【0066】また、信号線10eに対しては、カットラ
イン14aによる分割でカットされない場合、Lnmin
=3+6=9、Lnmax =8+6=14、カットされる
場合、Lnmin =6+6=12、Lnmax =11+6=
17である。したがって、r’n=14−12=2、
r”n=14−9=4となり、信号10eの重みの値は
w=1+4×(4−2)/4=3となる。
【0067】そして、ステップS5で、カットライン1
4aに対する割付処理の結果、図6に示すように、集積
回路素子が割付けられる。このとき、カットライン14
aによりカットされる信号線は10b,10c及び10
jとなり、信号線10b,10c及び10jの重みはそ
れぞれ1であるため、カット数は3となる。
【0068】その後、ステップS6及びステップS7を
経由して、変数iが「4」になり、次のステップS3
で、4番目(最後)に、カットライン14cによる分割
が行われる。このとき、信号10eに対してLnmax =
14であるので、信号10eの重みも1となる。したが
って、ステップS5での分割配置の結果、図7に示すよ
うな配置結果が得られる。そして、ステップS6でYE
Sとなり。処理が終了する。
【0069】このように、カットライン14a〜14d
のうちのいずれかで集積回路基板11の配線領域12a
及び12bが分割される度に、主として(I) 式に基づ
き、カットラインを交差する場合に配線長が許容上限値
Lnlim を上回る危険性が高くなる信号線の重みが大き
くなるように、各信号線10a〜10jの重みを決定
し、カットラインと交差する信号線の前記重みの値の和
が最小となるように、集積回路素子を配置するため、各
信号線の配線長が、回路を正常に動作可能な長さ以内に
設定し、かつ配線混雑が小さくなるように集積回路素子
を配置することができる。
【0070】したがって、上記実施例の配置方法で集積
回路素子が配置された後、信号線が配線されることによ
り得られる半導体集積回路装置に誤動作は生じない。
【0071】
【発明の効果】この発明における請求項1記載の半導体
集積回路装置における集積回路素子の配置方法のステッ
プ(d) は、ステップ(c) で選択分割線が選択される度に
行われ、(d-1) 選択分割線と交差する場合と交差しない
場合とに対して、それぞれ見積もられる複数の信号線各
々の予想配線長と許容上限値との比較に基づき、交差す
る場合に配線長が許容上限値を上回る危険性が高くなる
信号線の重みの値が大きくなるように、複数の信号線各
々に対して重みの値を設定するステップと、(d-2) 複
数の信号線のうち、選択分割線と交差する信号線の重み
の値の和が最小となるように、複数の集積回路素子を配
置するステップを備えている。
【0072】したがって、選択分割線を交差する場合に
配線長が許容上限値を上回る危険性が高くなる信号線を
選択分割線で分割されにくくしながら、信号線の配線効
率を高めて各集積回路素子を配置することができる。
【0073】その結果、各信号線の配線長を装置が正常
に動作可能な長さ以内に設定し、かつ配線混雑を小さく
して、集積回路素子を配置することができる。
【0074】また、請求項2記載の半導体集積回路装置
は、請求項1記載の方法によって半導体基板上の所定の
平面領域に複数の集積回路素子が配置され、前記複数の
集積回路素子間を複数の信号線で配線して構成されてお
り、信号線の配線長が正常に動作可能な長さ以内に設定
されているため、誤動作が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である集積回路素子の配置
方法を示す流れ図である。
【図2】この発明の一実施例による集積回路素子の配置
過程を示す模式図である。
【図3】この発明の一実施例による集積回路素子の配置
過程を示す模式図である。
【図4】この発明の一実施例による集積回路素子の配置
過程を示す模式図である。
【図5】この発明の一実施例による集積回路素子の配置
過程を示す模式図である。
【図6】この発明の一実施例による集積回路素子の配置
過程を示す模式図である。
【図7】この発明の一実施例による集積回路素子の配置
過程を示す模式図である。
【図8】従来の集積回路素子の配置方法を示す流れ図で
ある。
【図9】従来の集積回路素子の配置過程を示す模式図で
ある。
【図10】従来の集積回路素子の配置過程を示す模式図
である。
【図11】従来の集積回路素子の配置過程を示す模式図
である。
【図12】従来の集積回路素子の配置過程を示す模式図
である。
【図13】従来の集積回路素子の配置過程を示す模式図
である。
【図14】従来の集積回路素子の配置過程を示す模式図
である。
【符号の説明】
9a〜9h 集積回路素子 10a〜10j 信号線 11 集積回路基板 12a,12b 配置領域 13 配線格子 14a〜14d カットライン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そして、ステップS13で、選択カットラ
インにより、集積回路基板上の配置領域を一方領域と他
方領域とに分割する。最初は選択カットラインがカット
ライン14bとなり、カットライン14bにより、集積
回路基板11の配置領域12a及び12bを一方領域
(A1,A2,A5,A6)と他方領域(A3,A4,
A7,A8)とに分割する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体集積回路装置における集積回路素子の配
置方法は、半導体基板上の所定の平面領域に複数の集積
回路素子を配置し、前記複数の集積回路素子間を複数の
信号線で配線して構成される半導体集積回路装置に対し
行い、(a) 前記平面領域を仮想的に分割する複数の分
割線を、分割順序とともに設定するステップと、(b) 前
記複数の信号線それぞれの配線長の許容上限値を設定す
るステップと、(c) 前記分割順序に基づき、前記複数の
分割線のうちの一の分割線を選択分割線として順次選択
するステップと、(d) 前記選択分割線で分割された前記
平面領域の一方領域と他方領域とに前記複数の集積回路
素子を割り当てるステップとを備え、前記ステップ(d)
は、(d-1) 前記選択分割線と交差する場合と交差しない
場合とに対して、それぞれ見積もられる前記複数の信号
線各々の予想配線長と前記許容上限値との比較に基づ
き、交差する場合に配線長が許容上限値を上回る危険性
が高くなる信号線の重みの値が大きくなるように、前記
複数の信号線各々に対して重みの値を設定するステップ
と、(d- 2) 前記複数の信号線のうち、前記選択分割線
と交差する信号線の前記重みの値の和が最小となり、か
つ前記一方領域及び前記他方領域それぞれに割り当てら
れる前記集積回路素子の面積の合計それぞれが、前記一
方領域及び前記他方領域それぞれの面積を越えないよう
に、前記複数の集積回路素子を配置するステップとを備
える。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の所定の平面領域に複数の
    集積回路素子を配置し、前記複数の集積回路素子間を複
    数の信号線で配線して構成される半導体集積回路装置に
    おける集積回路素子の配置方法であって、 (a) 前記平面領域を仮想的に分割する複数の分割線を、
    分割順序とともに設定するステップと、 (b) 前記複数の信号線それぞれの配線長の許容上限値を
    設定するステップと、 (c) 前記分割順序に基づき、前記複数の分割線のうち一
    の分割線を選択分割線として順次選択するステップと、 (d) 前記選択分割線で分割された前記平面領域の一方領
    域と他方領域とに前記複数の集積回路素子を割り当てる
    ステップとを備え、 前記ステップ(d) は、 (d-1) 前記選択分割線と交差する場合と交差しない場合
    とに対して、それぞれ見積もられる前記複数の信号線各
    々の予想配線長と前記許容上限値との比較に基づき、交
    差する場合に配線長が許容上限値を上回る危険性が高く
    なる信号線の重みの値が大きくなるように、前記複数の
    信号線各々に対して重みの値を設定するステップと、 (d- 2) 前記複数の信号線のうち、前記選択分割線と交
    差する信号線の前記重みの値の和が最小となり、かつ前
    記一方領域及び前記他方領域それぞれに割り当てられる
    前記集積回路素子の面積の合計それぞれが、前記一方領
    域及び前記他方領域それぞれの面積を越えないように、
    前記複数の集積回路素子を配置するステップとを備え
    る、半導体集積回路装置における集積回路素子の配置方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配置方法によって、半導
    体基板上の所定の平面領域に複数の集積回路素子が配置
    され、前記複数の集積回路素子間を複数の信号線で配線
    して構成される半導体集積回路装置。
JP5153343A 1993-06-24 1993-06-24 半導体集積回路装置における集積回路素子の配置方法及び半導体集積回路装置 Pending JPH0729980A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6378121B2 (en) 1997-03-27 2002-04-23 Nec Corporation Automatic global routing device for efficiently determining optimum wiring route on integrated circuit and global routing method therefor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6378121B2 (en) 1997-03-27 2002-04-23 Nec Corporation Automatic global routing device for efficiently determining optimum wiring route on integrated circuit and global routing method therefor

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