JPH07296883A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH07296883A
JPH07296883A JP9009594A JP9009594A JPH07296883A JP H07296883 A JPH07296883 A JP H07296883A JP 9009594 A JP9009594 A JP 9009594A JP 9009594 A JP9009594 A JP 9009594A JP H07296883 A JPH07296883 A JP H07296883A
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JP
Japan
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housing
packing
fitting
connector
fitted
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JP9009594A
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Toshihiko Masuda
敏彦 増田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタハウジング嵌合時におけるコネクタ
相互のよりスムーズな嵌合と共に、パッキンの高シール
性が確保できる防水コネクタを提供する。 【構成】 雌型コネクタハウジング3はハウジング被嵌
挿部12を備え、雄型コネクタハウジング41は第1及
び第2ハウジング嵌挿部42,43を備えている。ま
た、パッキン21は、ハウジング被嵌挿部12と第1ハ
ウジング嵌挿部42間の間隙に配置され、第1ハウジン
グ嵌挿部42の嵌挿方向に対向する側面に可変梁収納孔
24〜27を備えている。更に、パッキン係止筒体31
は、第2ハウジング嵌挿部43の嵌挿方向に対して所定
の勾配を持ち、先端部を前記可変梁収納孔24〜27に
挿入する可変梁32〜35を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ワイヤハーネ
スの接続に好適な防水コネクタに関するもので、詳しく
はコネクタハウジング相互の嵌合時に防水性を確保する
パッキンの係止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防水コネクタの構成として、実開
昭61−197669号公報に開示されている防水コネ
クタを図7および図8に基づいて説明する。図7に示す
ように防水コネクタ71は自動車用ワイヤハーネスの接
続に使用されるもので、第1のコネクタハウジングであ
る雌型のコネクタハウジング72と、第2のコネクタハ
ウジングである雄型のコネクタハウジング81が相互に
嵌合することにより電気的接続が行われる。また、嵌合
部分からの水等の侵入を防止するために上記雄・雌型コ
ネクタハウジング72,81相互の嵌合部分の間隙にシ
ール部材であるOリング状のパッキン75が介在される
ことでコネクタハウジング相互の防水性が確保されてい
る。
【0003】雌型コネクタハウジング72本体は、雄型
コネクタハウジング81の前方部分を嵌合するハウジン
グ嵌挿部73と、接続電線79の先端部に圧着された雄
型端子78側への水等の侵入を防止する環状のパッキン
76を圧接状態で嵌挿する電線嵌挿部74とから構成さ
れている。このパッキン76は、電線嵌挿部74に弾性
的な圧接状態で嵌挿するように外周面に複数の圧接隆条
77が設けられている。
【0004】なお、パッキン75は、雄・雌型コネクタ
ハウジング72,81相互の嵌合部分に浸水が発生した
場合に直ちに吸水膨潤して自己形状を膨大させる吸水性
膨潤材料と、弾性機能を得るためのゴム、または樹脂等
をブレンドすることによって成形されている。この吸水
性膨潤材料としては、アクリル酸ビニールアルコール共
重合体等によるポリマーが使用される。また、パッキン
76もパッキン75と同様の材料から成形される。
【0005】雄型コネクタハウジング81は、嵌合時に
ハウジング嵌挿部73内で雄型端子78の先端部と電気
的接続を行うために、図示していない雌型端子を収容保
持している。
【0006】図8に示すように防水コネクタ71は、先
ず雌型コネクタハウジング72に接続電線79を挿通さ
せたパッキン76および環状のパッキン75をハウジン
グ嵌挿部73,74に嵌挿させておく。そして、ハウジ
ング嵌挿部73に雄型コネクタハウジング81の前方部
分を嵌挿させて電気的接続が行われるものであり、この
とき生じるクリアランスがパッキン75によってシール
されるものである。
【0007】なお、上記防水コネクタ71とは別構成の
防水コネクタとして、実開昭63−162470号公報
に開示されているものがある。この防水コネクタは、雄
・雌型コネクタハウジングの嵌合部位の間隙に、外周お
よび内周の両面に係止突起を設けた環状のパッキンが開
示されている。また更には、実開平1−117078号
公報には、雄・雌型コネクタハウジングの嵌合部位の間
隙に、外周および内周の両面に係止突起を設けた環状の
パッキンを係止ロックする機構が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の防水コネク
タ71は、パッキン75,76に高価な特殊材料である
吸水性膨潤材料が使用されることになり、全体のコスト
アップにつながるという問題がある。
【0009】また、電線嵌挿部74やハウジング嵌挿部
73に例えば水等が侵入して、パッキン75,76が吸
水状態で圧縮されると、逆に排水が生じて嵌挿部内部ま
で侵入することになる。したがって、防水機能が低下し
て雄型端子78に水分が接触して、接続部分のショート
や接続不良等を発生させてしまうという問題がある。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解決すること
にあり、コネクタハウジング嵌合時におけるコネクタ相
互のよりスムーズな嵌合と共に、パッキンの高シール性
が確保できる防水コネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、雄
型端子を露呈し、相手コネクタハウジングを嵌挿する筒
状のハウジング被嵌挿部を備えた第1のコネクタハウジ
ングと、雄型端子と電気的接続を行う雌型端子を収納し
た筒状のハウジング嵌挿部を備えた第2のコネクタハウ
ジングと、ハウジング被嵌挿部とハウジング嵌挿部の間
隙に配置されたパッキンとを備えた防水コネクタにおい
て、ハウジング嵌挿部の嵌挿方向に対向するパッキンの
側面に複数の凹部が設けられると共に、凹部内に先端部
を嵌挿する可変梁がハウジング被嵌挿部に内方向に勾配
を持たせて延設されていることを特徴とする防水コネク
タにより達成することができる。
【0012】また、本発明の上記目的は、雄型端子を露
呈し、相手コネクタハウジングを嵌挿する筒状のハウジ
ング被嵌挿部を備えた第1のコネクタハウジングと、雄
型端子と電気的接続を行う雌型端子を収納した筒状のハ
ウジング嵌挿部を備えた第2のコネクタハウジングと、
ハウジング被嵌挿部とハウジング嵌挿部の間隙に配置さ
れたパッキンとを備えた防水コネクタにおいて、ハウジ
ング嵌挿部の嵌挿方向に対向する側面に複数の凹部を備
えたパッキンと、凹部内に先端部を嵌挿する可変梁が内
方向に勾配を持たせて延設されているパッキン係止筒体
を備えていることを特徴とする防水コネクタにより達成
することができる。
【0013】上記目的は、ハウジング嵌挿部がパッキン
の中心に備えたハウジング嵌挿孔に嵌挿する小径の第1
ハウジング嵌挿部と、該第1ハウジング嵌挿部の後部に
段差を設け可変梁を放射状に拡開する大径の第2ハウジ
ング嵌挿部から構成されていることにより達成される。
【0014】また上記目的は、パッキンが可変梁の拡開
動作に追従して内径を伸張する伸縮性の樹脂材で構成さ
れていることにより達成される。
【0015】また上記目的は、第1ハウジング嵌挿部の
外径がパッキンのハウジング嵌挿孔径より大きいことに
より達成される。
【0016】
【作用】本発明に係る上記構成の防水コネクタにおいて
は、ハウジング嵌挿部の嵌挿方向に対向するパッキンの
側面に複数の凹部が設けられると共に、凹部内に先端部
を嵌挿する可変梁がハウジング被嵌挿部に内方向に勾配
を持たせて延設されている。即ち、ハウジング被嵌挿部
の可変梁がハウジング嵌挿部の挿入方向に延設し、可変
梁の先端部をパッキンの凹所に挿入する構成である。
【0017】したがって、コネクタ嵌合時にハウジング
嵌挿部がハウジング被嵌挿部内で可変梁に到達すると、
可変梁を放射状に拡開させ、同時にパッキンの内径は拡
張され、ハウジング嵌挿部が嵌挿可能な内径が形成され
る。このため、ハウジング嵌挿部は低挿入力でパッキン
に嵌挿されると共に、パッキンの外径が内径の拡張に追
従して拡張されるため、ハウジング被嵌挿部の内周面と
の接圧を増大させることができる。
【0018】また、可変梁がハウジング嵌挿部の挿入方
向に延びた形で、所定の勾配を持つことから、ハウジン
グ嵌挿部がハウジング被嵌挿部に嵌挿される際に、ハウ
ジング嵌挿部と可変梁に生じる摩擦抵抗を低く設定でき
るので、ハウジング嵌挿部の挿入性を向上させることが
できる。
【0019】また、本発明に係る上記構成の防水コネク
タにおいては、ハウジング嵌挿部の嵌挿方向に対向する
側面に複数の凹部を備えたパッキンと、凹部内に先端部
を嵌挿する可変梁が内方向に勾配を持たせて延設されて
いるパッキン係止筒体を備えている。したがって、上記
作用に加えてパッキンのハウジング被嵌挿部内への装着
性が良好となり、さらに作業性の向上を図ることができ
る。
【0020】
【実施例】本発明に係る防水コネクタの一実施例を図1
乃至図6に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一
実施例を示す防水コネクタの分解斜視図、図2は図1に
おける部分断面図、図3は図2におけるパッキンの平面
図、図4は図1におけるパッキン係止筒体の平面図、図
5はパッキン及びパッキン支持筒体がコネクタハウジン
グ内に装着された状態を示す部分断面図、図6は雄・雌
型コネクタハウジングの嵌合状態を示す部分断面図であ
る。
【0021】図1および図2に示すように防水コネクタ
1は、第1のコネクタハウジングである雌型コネクタハ
ウジング3と、この雌型コネクタハウジング3に嵌合接
続する第2のコネクタハウジングである雄型コネクタハ
ウジング41と、コネクタハウジング相互の接続部に介
在して接続部からの水等の侵入を防止する環状のパッキ
ン21と、このパッキン21を上記接続部で支持するパ
ッキン係止筒体31とから主に構成されている。
【0022】この雌型コネクタハウジング3は、接続電
線11の先端に圧着された雄型端子9が筒状に設けたハ
ウジング本体4を挿通するように収容されている。また
雌型コネクタハウジング3には、嵌合部位を中空状に開
口したハウジング被嵌挿部12を設け、このハウジング
被嵌挿部12内の水抜きを行う排水孔5,6,7,8を
周方向に適宜間隔を保って4カ所に設けている。
【0023】この排水孔5〜8は、後述のパッキン21
がパッキン係止筒体31に支持された状態で、ハウジン
グ被嵌挿部12内の排水等をできるように配設されてい
る。ハウジング本体4は、雄型コネクタハウジング41
の外周に突出して設けた係止爪44を収納する切欠き1
0が設けられている。
【0024】この雄型コネクタハウジング41は、パッ
キン係止筒体31の内径よりも小さい外径を有する第2
ハウジング嵌挿部43と、パッキン21の内径よりも大
きい外径を有する第1ハウジング嵌挿部42とで構成さ
れている。また図示していない雄型コネクタハウジング
41内部には、嵌合時に雄型端子9との電気的接続を行
う接続電線45,46を接続した雌型端子が収容されて
いる。
【0025】図3に示したようにパッキン21は、上記
ハウジング被嵌挿部12内において、雄型コネクタハウ
ジング41との嵌合時に、雄型端子9を外部から液密状
態に遮断して水等の侵入を防止するためのものである。
この環状のパッキン21は、中心に第1ハウジング嵌挿
部42を嵌挿するハウジング嵌挿孔29が穿設されてい
る。その内周面上には2つの環状リブ22,23が設け
られており、内周径を少なくとも雄型コネクタハウジン
グ41の第1嵌挿部42の外径よりも小さく設定される
ものである。またパッキン21は、後述のパッキン係止
筒体31の可変梁32,33,34,35先端をそれぞ
れ収納する凹部である可変梁収納孔24,25,26,
27が設けられている。
【0026】図4に示したようにパッキン係止筒体31
は、一方の開口端から内方向に屈曲した4枚の可変梁3
2,33,34,35が延設されている。またパッキン
係止筒体31は、ハウジング被嵌挿部12内に嵌挿され
た状態では、各可変梁32,33,34,35をパッキ
ン21の各可変梁収納孔24,25,26,27に収納
させた状態に保持するものである。よって、雌型コネク
タハウジング3と雄型コネクタハウジング41間に介在
して、両コネクタハウジング3,41を間接的に密着嵌
合させるものである。
【0027】更に、パッキン係止筒体31は、一方の開
口部に前述の可変梁を設けたが、他方の開口部には、軸
から離間する方向に屈曲したレバー36と、このレバー
36の屈曲部位の近傍に、嵌合状態で係止爪44を収納
する係止孔37とが設けられている。この係止機構によ
り、雌型コネクタハウジング3から雄型コネクタハウジ
ング41が抜け落ちるといった不都合の発生が回避され
る。なお、パッキン係止筒体31の材質としては、可変
梁32〜35が弾性変形できる合成樹脂等の部材が好適
である。
【0028】コネクタの嵌合作用について図5及び図6
で説明する。図5に示したように雌型コネクタハウジン
グ3のハウジング被嵌挿部12内の底部にパッキン21
が先ず嵌挿され、次にパッキン係止筒体31が嵌挿され
る。この時、パッキン係止筒体31先端の可変梁32,
33,34,35がパッキン21の各可変梁収納孔2
4,25,26,27に収納されると共に、レバー36
が切欠き10に嵌挿される。
【0029】次に、図6に示したように雌型コネクタハ
ウジング3に対して、矢印I方向から雄型コネクタハウ
ジング41を嵌挿していくと、第2ハウジング嵌挿部4
3がパッキン係止筒体31内を前進する。この前進の
際、各可変梁32〜35の屈曲部位より先については、
第2ハウジング嵌挿部43の肩部が、各可変梁32〜3
5の先端部に接近して行く。この移動に伴って各可変梁
32〜35は放射状に拡開して行くことになる。
【0030】この拡開動作に追動してパッキン21のハ
ウジング嵌挿孔29が、第1ハウジング嵌挿部42を嵌
挿可能な径まで放射状に拡開される。これにより、第1
ハウジング嵌挿部42のパッキン21への挿入性が著し
く向上されると共に、パッキン21による第1ハウジン
グ嵌挿部42の高シール性が確保される。この時、パッ
キン21は、各可変梁32〜35先端部に係止されつ
つ、ハウジング被嵌挿部12の底部に圧接されている。
【0031】よって、嵌合動作が完了することによりハ
ウジング被嵌挿部12において、パッキン21の外周面
側及びハウジング嵌挿孔29側からも水等の侵入が完全
に阻止されることになる。
【0032】以上説明したように本実施例の防水コネク
タは、ハウジング被嵌挿部12の可変梁32〜35を第
2ハウジング嵌挿部43の挿入方向に沿って延設し、可
変梁32〜35の各先端部をパッキン21の可変梁収納
孔24〜27に挿入する構成としている。したがって、
第2ハウジング嵌挿部43は、嵌挿の際にハウジング被
嵌挿部12内で可変梁32〜25に接触して、可変梁3
2〜35を次第に拡開させることになる。この時、パッ
キン21のハウジング嵌挿孔29の径も拡張して、第1
ハウジング嵌挿部42をハウジング嵌挿孔29内に挿入
可能な径まで拡径する。
【0033】また、パッキン21の外径は、ハウジング
嵌挿孔29の拡張に追従して拡張されることになり、ハ
ウジング被嵌挿部12との接圧を増大させることができ
ると共に、ハウジング嵌挿孔29と第1ハウジング嵌挿
部42との間も防水機能を十分に得るだけの接圧を得る
ことができる。したがって、嵌合状態での高シール性を
特殊材料を使用することなく、低コストで確保すること
ができる。
【0034】また、ハウジング被嵌挿部12の可変梁3
2〜35が第2ハウジング嵌挿部43の挿入方向に沿っ
て延設された構成により所定の勾配を持つことから、第
2ハウジング嵌挿部43をハウジング被嵌挿部12に嵌
挿させる際に、第2ハウジング嵌挿部43と可変梁32
〜35間の摺動によって生じる摩擦抵抗を低く設定でき
る。これにより、さらに第1ハウジング嵌挿部42の挿
入性を向上させることができる。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本実施例では可変梁を4枚設けたが、パッ
キン21を放射状に均等な力で広げることができれば3
枚構成や5枚以上の構成であっても可能である。また、
各可変梁間を周方向に広くとった形状では無く、ストラ
イプ状の切れ目を入れてほとんど間隙の無い状態で可変
梁を設けることも可能である。
【0036】更に、本実施例ではパッキン21をパッキ
ン係止筒体31の各可変梁32〜35で係止する構成と
したが、パッキン21とパッキン係止筒体31を製造過
程では別々に製造して、装着する際に各可変梁32〜3
5をパッキン21の各可変梁収納孔24〜27に固着し
て一体化することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の防水コネク
タにおいては、ハウジング嵌挿部の可変梁をハウジング
嵌挿部の挿入方向に沿って延設し、可変梁の先端部をパ
ッキンの凹部に挿入する構成とした。したがって、ハウ
ジング嵌挿部がハウジング被嵌挿部内で可変梁に到達す
ると、可変梁を徐々に拡開させると共に、パッキンが拡
張されることでハウジング嵌挿部を嵌挿可能な内径まで
拡径される。また、内径の拡張に追従して外径を拡張さ
せることになり、ハウジング被嵌挿部との接圧を増大さ
せることができる。よって、コネクタ相互の嵌合状態で
の高シール性を低コストで確保することができる。
【0038】また、可変梁がハウジング嵌挿部の挿入方
向に延びた構成であるため、ハウジング嵌挿部をハウジ
ング被嵌挿部内に嵌挿させる際に、ハウジング嵌挿部と
可変梁に生じる摩擦抵抗を低く設定できる。よって、ハ
ウジング嵌挿部の挿入性が良好となり作業性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水コネクタの一実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】図1における部分断面図である。
【図3】図1におけるパッキンの平面図である。
【図4】図1におけるパッキン係止筒体の平面図であ
る。
【図5】図1におけるパッキンおよびパッキン支持筒体
が雌型コネクタハウジング内に装着された状態を示す部
分断面図である。
【図6】図5における雄・雌型コネクタハウジングの嵌
合状態を示す部分断面図である。
【図7】従来の防水コネクタを示す部分断面図である。
【図8】図7における雄・雌型コネクタハウジングの嵌
合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 防水コネクタ 3 雌型コネクタハウジング(第1コネクタハウジン
グ) 9 雄型端子 12 ハウジング被嵌挿部 21 パッキン 24,25,26,27 可変梁収納孔 29 ハウジング嵌挿孔 31 パッキン係止筒体 32,33,34,35 可変梁 41 雄型コネクタハウジング(第2コネクタハウジ
ング) 42 第1ハウジング嵌挿部 43 第2ハウジング嵌挿部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄型端子を露呈し、相手コネクタハウジ
    ングを嵌挿する筒状のハウジング被嵌挿部を備えた第1
    のコネクタハウジングと、前記雄型端子と電気的接続を
    行う雌型端子を収納した筒状のハウジング嵌挿部を備え
    た第2のコネクタハウジングと、前記ハウジング被嵌挿
    部とハウジング嵌挿部の間隙に配置されたパッキンとを
    備えた防水コネクタにおいて、 前記ハウジング嵌挿部の嵌挿方向に対向する前記パッキ
    ンの側面に複数の凹部が設けられると共に、前記凹部内
    に先端部を嵌挿する可変梁が前記ハウジング被嵌挿部の
    内方向に勾配を持たせて延設されていることを特徴とす
    る防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 雄型端子を露呈し、相手コネクタハウジ
    ングを嵌挿する筒状のハウジング被嵌挿部を備えた第1
    のコネクタハウジングと、前記雄型端子と電気的接続を
    行う雌型端子を収納した筒状のハウジング嵌挿部を備え
    た第2のコネクタハウジングと、前記ハウジング被嵌挿
    部とハウジング嵌挿部の間隙に配置されたパッキンとを
    備えた防水コネクタにおいて、 前記ハウジング嵌挿部の嵌挿方向に対向する側面に複数
    の凹部を備えたパッキンと、前記凹部内に先端部を嵌挿
    する可変梁が内方向に勾配を持たせて延設されているパ
    ッキン係止筒体を備えていることを特徴とする防水コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジング嵌挿部が、前記パッキン
    の中心に備えたハウジング嵌挿孔に嵌挿する小径の第1
    ハウジング嵌挿部と、該第1ハウジング嵌挿部の後部に
    段差を設け前記可変梁を放射状に拡開する大径の第2ハ
    ウジング嵌挿部から構成されている請求項1又は2記載
    の防水コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記パッキンが、前記可変梁の拡開動作
    に追従して内径を伸張する伸縮性の樹脂材で構成されて
    いる請求項1乃至3記載の防水コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記第1ハウジング嵌挿部の外径が、前
    記パッキンのハウジング嵌挿孔径より大きい請求項1乃
    至4記載の防水コネクタ。
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