JPH07295625A - ロボットのジョグ送り情報表示装置 - Google Patents

ロボットのジョグ送り情報表示装置

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JPH07295625A
JPH07295625A JP6111670A JP11167094A JPH07295625A JP H07295625 A JPH07295625 A JP H07295625A JP 6111670 A JP6111670 A JP 6111670A JP 11167094 A JP11167094 A JP 11167094A JP H07295625 A JPH07295625 A JP H07295625A
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JP
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jog
robot
mode
feed
coordinate system
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JP6111670A
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Koji Umihori
弘次 海堀
Takayuki Ito
孝幸 伊藤
Atsushi Watanabe
淳 渡辺
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39445Select between jog modes, user, robot coordinates, tool, system feed, joint feed
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
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  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジョグ送り状態の誤認の防止と教示作業効率
の向上。 【構成】 オペレータが、(1)ツール送りモード、
(2)ロボット座標系送りモード、(3)ユーザ座標系
送りモード、(4)各軸送りモードから、1つのジョグ
モードを選択すると、ディスプレイコントローラによっ
てモニタ画面上にグラフィック画像が表示される。表示
内容は、指定されたジョグモードが前記(1)〜(4)
のいずれであるかに応じて、変化する。ツール送りのモ
ード指定の場合には、、ロボットアーム先端部RA付近
をハンドHと共に簡潔に表現するグラフィック画像に、
ツール座標系の各軸像Ot −XYZを重畳表示させる。
他のジョグモードが指定された場合には、そのモードに
適合したグラフィック画像像が表示される。オペレータ
が、ジョグ送り方向選択キーを押下すると、既に表示さ
れているグラフィック画像中に、ジョグ送り方向を表わ
す点滅等の強調表示が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ティーチング・プレイ
バック方式により運転される産業用ロボット(以下、単
に「ロボット」と言う。)に対してティーチングを実行
する際に使用して有用なロボットのジョグ送り情報表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットを用いたシステムを利用して各
種作業を実行する場合には、意図する作業内容に正確に
適合した動作をロボットが行なうよう、ロボットに対し
て位置教示(「姿勢」の教示も含む。以下、同様。)を
行わなければならない。このティーチング作業に要する
オペレータの負担を軽減する為に、いわゆるオフライン
方式によるティーチングが利用されている。
【0003】このオフラインティーチング方式は、ワー
ク等の作業対象物及び作業環境に関する正確なデータが
事前に用意されており、作業内容が単純で要求されるロ
ボット位置精度がそれ程高くないようなケースにおいて
は高い有効性を発揮することが知られている。
【0004】しかし、一般には、オフラインティーチン
グ時に用意されるデータのみに基づいてロボット位置を
完全に決定することが困難であることが多い。そこで、
オフラインティーチング実行済みの場合も含めて、オペ
レータが作業現場で実際にロボットを手動操作によって
移動させながら最終的な位置教示を行なういわゆるティ
ーチング・プレイバック方式が頻繁に利用されている。
【0005】主としてこのような要求に応える為に、ロ
ボット制御装置はロボットの位置を手動操作によって徐
々に変化させるジョグ送り機能を備えていることが殆ど
である。ジョグ送りは、ロボットを指定された座標系の
指定された座標軸(X軸、Y軸、Z軸あるいは第1軸、
第2軸、第3軸等で指定)に沿って指定された向き(±
方向)にロボットを並進移動させるか、あるいは、指定
された座標系の指定された座標軸の周りで指定された向
き(W,P,Rの±方向)にロボットを回転させる形で
実行されることが通常である。
【0006】ジョグ送り実行時には、オペレータはロボ
ット制御装置の教示操作盤に装備されたキーボードを操
作して、作業内容に最も適合していると思われる準拠座
標系(ワールド座標系、ユーザ座標系など)の選択・指
定を行なうか、あるいは、既に指定されている内容の確
認を行なう。これをジョグモードの指定と呼んでおり、
このジョグモードが指定された状態でオペレータが、X
+,X−,Y+,Y−,Z+,Z−,α+,α−,β
+,β−,γ+,γ−等で表示されたジョグキーを選択
的に押下すると、ロボットはそれに応じた並進移動ある
いは回転を開始する。並進移動量あるいは回転量は、ジ
ョグキーの押下継続時間あるいは押下繰り返し回数で調
節される。なお、このようなジョグキーを用いた方式の
他にジョイスティックを用いた方式もある。
【0007】ジョグ送り時の準拠座標系の選択は、一般
にジョグモードの指定と呼ばれている。ジョグモードの
切換忘れ等の為に、オペレータが実際に指定されている
ジョグモードを誤認してジョグ送りを実行すると、予期
せぬ方向にロボットが移動して、作業効率が低下するば
かりか、場合によっては干渉事故や人身事故の原因にも
なりかねない。
【0008】従来、これから実行しようとするかあるい
は実行中(以下、単に「実行中」と言う。)のジョグモ
ードの表示は、字表示等の簡素な形でしか行なわれてい
なかった。従って、オペレータがジョグモードの切換忘
れ、誤指定等に気付かずにジョグ送りを継続的に実行し
てしまうことが起こり易かった。また、ジョグモードが
正しく指定されている場合も含めて、ジョグ送り可能な
方向あるいはジョグ送りされている方向をオペレータが
イメージで把握することが困難で、不安なく作業を進め
る上で障害となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明の目
的は、オペレータによるジョグ送り可能な方向あるいは
ジョグ送り中の方向をオペレータがイメージで把握出来
るロボットのジョグ送り情報表示装置を提供することに
より、ジョグ送り動作を不安なく実行出来るようにし、
ジョグモードを誤認したままジョグ送りが実行乃至続行
されることを防止することにある。また、本願発明は、
このことを通して教示作業の効率化を図ろうとするもの
である。
【0010】
【課題を解決する手段】本願発明は、上記目的を達成す
る為に、「グラフィック画像を表示する機能を備えたデ
ィスプレイ手段と、前記ディスプレイ手段の画面上に、
ロボットを表現する画像と共にロボット制御手段上で指
定されたジョグモードの内容を表現する画像をグラフィ
ック表示させる手段を備えたことを特徴とするロボット
のジョグ送り情報表示装置」(請求項1に記載された構
成)を提案したものである。
【0011】また、本願発明は更に、オペレータが実行
中のジョグ送り方向をより明確に認識出来るようにする
為の構成として、「グラフィック画像を表示する機能を
備えたディスプレイ手段と、前記ディスプレイ手段の画
面上に、ロボットを表現する画像と共にロボット制御手
段上で指定されたジョグモードの内容を表現する画像を
グラフィック表示させる手段と、実行中のジョグ送り方
向を前記グラフィック表示中に強調表現する手段を備え
たことを特徴とするロボットのジョグ送り情報表示装
置」(請求項2に記載された構成)を提案したものであ
る。
【0012】
【作用】オペレータがロボット制御装置の教示操作盤に
装備されたキーボードを操作して、ジョグモードの指定
(切換または確認)を行なうと、ジョグ送り情報表示装
置の画面上にロボットを表現する画像と共にジョグモー
ド指定内容がグラフィック表示される。ロボットを表現
する画像は、ジョグモードの指定で選択された準拠座標
系の各座標軸がロボットとどのような姿勢関係にあるか
をオペレータが即座にイメージで視認出来るようにする
為のものである。従って、ロボット像を忠実に再現する
ものである必要は全く無い。
【0013】一般に、指定されたジョグモードによって
オペレータが意識する方向感覚は異なるから、オペレー
タにとって便利なロボット表現画像の形態も変化すると
考えられる。
【0014】例えば、ツール座標系に準拠したツール送
りモードでは、オペレータの意識の中心はロボットアー
ム先端部付近にあると考えて良いから、表示するロボッ
ト表現像もロボットアーム先端部付近を簡潔に表現する
グラフィック画像であることが好ましい。より具体的に
は、方向感覚を明確にする為に、ロボットアーム先端に
ハンドを装着した状態を表示させ、それに重ねるように
ツール座標系の各軸像を表示させることが好ましい。
【0015】また、ロボットのベース座標系に準拠した
ロボット座標系送りモードでは、オペレータの意識はロ
ボット基部を中心としたロボット全体にあると考えられ
るから、表示するロボット表現像もロボット全体を簡潔
に表現するグラフィック画像であることが好ましく、ベ
ース座標系の各軸像をロボット基部(ベース座標系の原
点付近)に重畳表示させることが好ましい。
【0016】同様に、ユーザ座標系送りでは、ロボット
全体を簡潔に表現するグラフィック画像とユーザ座標系
の設定位置に合致させた各軸像を重畳表示させることが
好ましい。
【0017】更に、各軸送りでは、各軸の位置及び運動
方向(回転、並進)を指示する画像をロボット全体に重
畳表示させることが好ましい。
【0018】また、ジョグモードが指定された状態でオ
ペレータが、X+,X−,Y+,Y−,Z+,Z−,α
+,α−,β+,β−,γ+,γ−等で表示されたジョ
グキーを選択的に押下した場合に、それに応じた付加表
示を同時に行なうようにすれば、オペレータにとって更
に便利である。例えば、X+のキー押下時には、X軸表
示要素が点滅あるいは異色表示され、β−のキー押下時
には、Y軸−周りの表示要素が点滅あるいは異色表示さ
れるような構成とすれば、ジョグ送りの状態を実際に選
択されているジョグ送りの方向のレベルで視認・把握す
ることが出来るようになる。
【0019】
【実施例】図1には、本願発明に従ったジョグ送り情報
表示装置を組み込んだロボット制御システムが要部ブロ
ック図で示されている。
【0020】図2〜図5は、ティーチング作業時にCR
Tモニタ画面上に映し出されるグラフィック画像の幾つ
かの例を模式的に示した図である。更に、図6は、CR
Tモニタ画面上にグラフィック画像の表示を行なう為の
処理の概要を説明するフローチャートである。これら図
1〜図6を参照して、本願発明の実施例について説明す
る。
【0021】先ず図1を参照すると、システム全体は、
ディスプレイコントローラ10、ロボットコントローラ
20、該ロボットコントローラ20によって制御される
ロボット本体30及びジョグ送り情報を表示するディス
プレイ装置としてのCRTモニタ40(一般に、ディス
プレイ装置の種類は任意)から構成されている。
【0022】ディスプレイコントローラ10は中央演算
処理装置(以下,CPUという。)11を有し、該CP
U11には、ROMからなるメモリ12、RAMからな
るメモリ13、キーボード14、グラフィック画像を表
示するCRT40に接続されたモニタインターフェイス
15及びロボットコントローラ10とのジョグ送り関連
信号の送受信に使用される通信インターフェイス16が
バス17を介して接続されている。
【0023】ROM12及びRAM13には、システム
全体を制御する為のプログラムと共に、ロボットコント
ローラ20から送られるジョグ関連信号に従ってジョグ
送り情報表示処理(後述する図6のフローチャート参
照。)を実行する為のプログラム及び関連画像データ、
設定データ等が予め格納される。
【0024】なお、ロボットコントローラ20は通常使
用されるものと同型のもので良く、CPUにROM及び
RAMからなるメモリ、教示操作盤、サーボ回路を介し
てロボット本体30に接続される軸制御器及び通信イン
ターフェイスをバス結合したものが使用されている。教
示操作盤には、ジョグ送り開始指令キー、ジョグモード
選択キー、ジョグ送り方向選択キー(X+,X−,Y
+,Y−,Z+,Z−,α+,α−,β+,β−,γ
+,γ−、θ1 〜θ6 等の選択キー)が備わっている。
ジョグ送り量(並進移動量あるいは回転量)は、ジョグ
キーの押下継続時間あるいは押下繰り返し回数で調節さ
れる。なお、このようなジョグキーを用いた方式に代え
て、ジョイスティックにジョグ送り方式を採用したロボ
ットコントローラを用いても良い。
【0025】ディスプレイコントローラ10のCPU1
1が行なうジョグ表示の為の処理の概要の一例を記せ
ば、図6のようになる。必要なプログラムの入力、各種
座標系の設定、画像データの入力等の準備作業はすべて
完了しているものとしてこれを説明する。なお、ここで
は、指定可能なジョグモードとして、ツール座標系に準
拠した(1)ツール送りモード、(2)ロボットのベー
ス座標系に準拠したロボット座標系送りモード、(3)
作業対象ワーク上に設定されたユーザ座標系に準拠した
ユーザ座標系送りモード、及び(4)ロボットの各軸に
ついて回転、あるいは並進のジョグ送りを許容する各軸
送りモードを想定する。
【0026】オペレータがロボットコントローラ20の
教示操作盤を操作して、ジョグ送り開始キーを押下する
と、ディスプレイコントローラ10のCPU11はジョ
グ送り情報表示処理のプログラムを起動させて処理を開
始し(スタート)、直ちにジョグモード信号受信待ち状
態に入る(ステップS1)。
【0027】オペレータが更に、上記(1)〜(4)の
ジョグモードの中から作業内容に即したジョグモードを
選択して対応するジョグモード選択キー(または確認キ
ー)を押下すると、ロボットコントローラ20はジョグ
送り態勢に入ると共に選択されたジョグモードを表わす
信号をディスプレイコントローラ10へ送信する。
【0028】ディスプレイコントローラ10のCPU1
1はこのジョグモード信号を受信し(ステップS1でイ
エス)、直ちにジョグモード指定内容に即したグラフィ
ック画像データをメモリから読み出し、モニタインター
フェイス15を介してCRT40の画面上にグラフィッ
ク画像を表示させる(ステップS2)。
【0029】表示内容は、指定されたジョグモードが前
記(1)〜(4)のいずれであるかに応じて、次のよう
に変化する。 (1)ツール送りのモード指定の場合;このモードはツ
ール座標系に準拠してロボットのツール先端点を移動さ
せるモードであるから、図3に示されているように、ロ
ボットアーム先端部RA付近をハンドHと共に簡潔に表
現するグラフィック画像に、ツール座標系の各軸像Ot
−XYZを重畳表示させる。
【0030】(2)ロボット座標系送りモード指定の場
合;このモードは、ロボットベースRBに固定されたベ
ース座標系に準拠してロボットのツール先端点を移動さ
せるモードであるから、ロボットベースRBを含むロボ
ット全体像RWを簡潔に表現するグラフィック画像に、
ベース座標系の各軸像Ob −XYZを表示させる。
【0031】(3)ユーザ座標系送りモード指定の場
合;このモードは、ロボットとは別の位置(例えば、ワ
ーク上)に設定される座標系に準拠してロボットのツー
ル先端点を移動させるモードであるから、ロボット全体
像RWを簡潔に表現するグラフィック画像に、ユーザ座
標系の各軸像Ou −XYZを表示させる。
【0032】(4)各軸送りモード;このモードは、ロ
ボットの各軸を正方向/負方向に回転あるいは並進させ
るモードであるから、ロボット全体像RWに各軸の位置
及び運動方向(回転、並進)を指示する画像を重畳表示
させる。
【0033】ステップS2に続くステップS3では、ジ
ョグ送り方向選択キー(X+,X−,Y+,Y−,Z
+,Z−,α+,α−,β+,β−,γ+,γ−,J1
+,J1-,・・・・・J+6J-6等)の押下(あるいは、
ジョイスティックによる指定)を表わす信号の受信態勢
に入る。
【0034】オペレータが、ジョグ送り方向選択キーを
押下するとロボットコントローラ20は、ロボット本体
30をジョグ送りする一方、ディスプレイコントローラ
10に、いずれのジョグキーが押下されたか(あるい
は、ジョイスティックによりいずれの方向のジョグ送り
が指定されたか)を表わす信号が送信させる。
【0035】ディスプレイコントローラ10のCPU1
1はこのジョグ送り方向指定信号を受信し(ステップS
3でイエス)、モニタインターフェイス15を介してC
RT40の画面上に既に表示されているグラフィック画
像中に、ジョグ送り方向指定内容を表わす強調表示を開
始する(ステップS4)。強調表示としては、例えば
「該当座標軸を点滅させる」、「該当座標軸の表示色を
変える」等種々の方法がある。各軸送りの場合などに
は、正負方向を表わす矢印の強調表示を併せて実行すれ
ば、より効果的である。
【0036】この状態は、その方向へのジョグ送りが中
止(例えば、当該ジョグキー押下の中止)されてたこと
を表わす信号がロボットコントローラ20から送れるま
で持続される(ステップS5)。その方向へのジョグ送
りが中止されてたことを表わす信号がロボットコントロ
ーラ20から送信されると、強調表示が中止される(ス
テップS9)。
【0037】そして、ロボットコントローラ20からの
次信号を待つ態勢に入る(ステップS7)。ディスプレ
イコントローラ10が受信した信号が、ジョグ送り自体
の終了を表わしている場合(ステップS8でイエス)に
は、ジョグ送り情報表示処理を終了する(エンド)。ま
た、ジョグモード変更(再指定)を表わしている場合
(ステップS9でイエス)には、ステップS2へ戻って
指定されたジョグモードに対応したグラフィック画像の
表示する。その後の処理は上記した通りである。
【0038】もし、ジョグモード続行を表わしている場
合、即ち、ジョグモード変更(再指定)なしにジョグ送
り方向を指定する信号(例えば、ジョグ送り方向選択キ
ー押下の信号)を受信した場合には、その旨をステップ
S3で確認した上で、ステップS4へ進み、強調表示を
行なう。その後の処理は上記した通りである。
【0039】以上説明したように、本実施例では、グラ
フィック画像を表示する機能を備えたディスプレイ手段
の画面上に、ロボットを表現する画像と共にロボット制
御手段上で指定されたジョグモードの内容を表現する画
像が表現されると共に、オペレータが実際にジョグ送り
によるロボット移動を開始した時には、その移動方向が
強調表示されるから、教示作業時等におけるオペレータ
の作業負担は著しく軽減される。
【0040】
【発明の効果】本願発明によれば、オペレータは、ジョ
グ送り実行前あるいは実行中にジョグモードをイメージ
で容易に把握することが出来るから、従来のようにジョ
グモードを誤認したままジョグ送りを開始あるいは続行
することが防止される。
【0041】そして、ジョグ送り可能な方向あるいはジ
ョグ送り中の方向がイメージで把握されるので、ジョグ
送り動作を不安なく実行出来るようになり、ジョグ送り
による教示作業の効率化が図られる。
【0042】特に、実行中のジョグ送り方向をグラフィ
ック表示中に強調表現することによて、より明確にオペ
レータにジョグ送り方向を把握させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に従ったジョグ送り情報表示装置を組
み込んだロボット制御システムを要部ブロック図で示さ
れたものである。
【図2】ディスプレイコントローラのCPUによって実
行されるジョグ送り情報表示処理の概要を表わしたフロ
ーチャートである。
【図3】ツール送りモードによるジョグ送り時にCRT
モニタ画面上に映し出されるグラフィック画像の一例を
示した図である。
【図4】ロボット座標系送りモードによるジョグ送り時
にCRTモニタ画面上に映し出されるグラフィック画像
の一例を示した図である。
【図5】ユーザ座標系送りモードによるジョグ送り時に
CRTモニタ画面上に映し出されるグラフィック画像の
一例を示した図である。
【図6】各軸送りモードによるジョグ送り時にCRTモ
ニタ画面上に映し出されるグラフィック画像の一例を示
した図である。
【符号の説明】
10 ディスプレイコントローラ 11 中央演算処理装置(CPU) 12 ROM 13 RAM 14 キーボード 15 モニタインターフェイス 16 通信インターフェイス 17 バス 20 ロボットコントローラ 30 ロボット本体 40 CRT H ハンドのグラフィック画像 RA ロボットアーム先端部のグラフィック画像 RB ロボットベースのグラフィック画像 RW ロボット全体のグラフィック画像 WK ワークのグラフィック画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィック画像を表示する機能を備え
    たディスプレイ手段と、前記ディスプレイ手段の画面上
    に、ロボットを表現する画像と共にロボット制御手段上
    で指定されたジョグモードの内容を表現する画像をグラ
    フィック表示させる手段を備えたことを特徴とするロボ
    ットのジョグ送り情報表示装置。
  2. 【請求項2】 グラフィック画像を表示する機能を備え
    たディスプレイ手段と、前記ディスプレイ手段の画面上
    に、ロボットを表現する画像と共にロボット制御手段上
    で指定されたジョグモードの内容を表現する画像をグラ
    フィック表示させる手段と、実行中のジョグ送り方向を
    前記グラフィック表示中に強調表現する手段を備えたこ
    とを特徴とするロボットのジョグ送り情報表示装置。
JP6111670A 1994-04-28 1994-04-28 ロボットのジョグ送り情報表示装置 Pending JPH07295625A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6111670A JPH07295625A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ロボットのジョグ送り情報表示装置
US08/426,114 US5687295A (en) 1994-04-28 1995-04-20 Jog feed information display apparatus for a robot

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JP6111670A JPH07295625A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 ロボットのジョグ送り情報表示装置

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