JPH1039912A - 板材加工機における可動部材の位置設定方法、及び位置設定装置 - Google Patents

板材加工機における可動部材の位置設定方法、及び位置設定装置

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JPH1039912A
JPH1039912A JP8158488A JP15848896A JPH1039912A JP H1039912 A JPH1039912 A JP H1039912A JP 8158488 A JP8158488 A JP 8158488A JP 15848896 A JP15848896 A JP 15848896A JP H1039912 A JPH1039912 A JP H1039912A
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亨 稲益
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清隆 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークテーブルやレーザ加工ヘッド等の可動
部材を任意の位置に移動させるための手入力による位置
設定操作を、ディスプレイの表示画面上で容易に実現す
ることができる板材加工機における可動部材の位置設定
方法、及び位置設定装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 まず、移動対象として選択された可動部
材の現在位置が、可動部材の移動範囲を覆う相対座標
と、相対座標上に置かれた可動部材の位置を表すポイン
タ49との組み合わせの形態でディスプレイ45の表示
画面上に表示される。そして、ディスプレイ45の表示
画面上に表示された相対座標上の任意の位置にオペレー
タが触れたとき、この手入力による接触位置がタッチス
クリーン47で検出され、この検出位置が板材加工機
1、81における可動部材の移動対象設定位置とみなさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに対して切
断、孔あけ等のレーザ加工処理を施すことで所望の製品
を得るレーザ加工機などの板材加工機に係り、特に、例
えばワーク上の任意の位置に加工基準点を位置設定する
ときなど、ワークテーブルやレーザ加工ヘッド等の可動
部材を任意の位置に移動させるための手入力による位置
設定操作を、ディスプレイの表示画面上で容易に実現す
ることができる板材加工機における可動部材の位置設定
方法、及び位置設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工機としては、例えば、
ワークが載置されたワークテーブルを前後方向へ移動さ
せるとともに、レーザ加工ヘッドを左右方向へ移動さ
せ、ワークに対して切断、孔あけ等の所望の加工処理を
施す形態のものが知られている。また、従来のパンチプ
レスとしては、例えば、ワークを把持したワーククラン
プ装置を前後左右の2方向へ移動させ、ワーク上の所望
の加工位置をパンチとダイ間に位置決めし、ワークに対
して孔あけ、成形等の所望の加工処理を施す形態のもの
が知られている。これら板材加工機において、例えばワ
ーク上の任意の位置に加工基準点を位置設定するときな
ど、ワークテーブルやレーザ加工ヘッド等の可動部材を
任意の位置に移動させたいという要望がある。
【0003】この要望に答えるために、従来の板材加工
機には、そのNC制御装置の操作パネル上に、手入力に
よる位置設定操作を可能とする各種キーが設けられてい
る。この各種キーについて、板材加工機としてレーザ加
工機を例示して説明すると、各種キーとしては、手動操
作により可動部材を任意の位置に移動させるモードを選
択する「手動」モード選択キーと、操作パネル上に配置
されたテンキーやアルファベットキーなどの各種キーを
手入力操作することでNCデータを入力するとともに、
入力したNCデータに従って可動部材を所定の経路に沿
って移動させるモードを選択する「MDi」モード選択
キーと、「手動」モード選択キーが選択入力されたとき
などに用いられ、可動部材の移動方向及び移動距離を操
作指示する、例えば「+X」「+Y」「+Z」「−X」
「−Y」「−Z」などの移動キーとがあげられる。
【0004】上記「手動」モード選択キーをオペレータ
が選択入力した場合の位置設定操作としては、まず、移
動対象となる可動部材を選択しておき、オペレータが可
動部材を移動させたい方向に対応する例えば「+X」な
どの移動キーを押下する。すると、押下を継続している
時間だけX軸駆動モータが回転し、この回転時間に対応
する距離だけ可動部材を移動させることができる。
【0005】一方、「MDi」モード選択キーをオペレ
ータが操作入力した場合の位置設定操作としては、ま
ず、移動対象となる可動部材を移動させたい位置まで移
動させ得る移動プログラムを作成し、作成したプログラ
ムを手入力して実行させる。すると、対応する軸を駆動
する各軸の駆動モータがそれぞれ回転し、可動部材を移
動させたい位置まで移動させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の板材加工機における可動部材の位置設定方法に
あっては、可動部材を移動させたい位置まで移動させる
ための設定操作が煩雑であったり、また、熟練したオペ
レータでなければその設定操作を円滑に行うことが難し
いという解決すべき複数の課題を内在していた。
【0007】これについて述べると、まず、「手動」モ
ード選択キー等を手操作入力することで可動部材を直に
移動させる手法にあっては、可動部材を現在位置からあ
る位置まで移動させる際において、両位置の関係はX軸
やY軸などのある一軸上にない場合が多いために、その
軌跡が階段状になる如く、相互に異なる軸方向の移動を
司る移動キーを交互に操作しながら、可動部材を現在位
置からある位置まで移動させる必要があり、その操作は
非常に煩雑であった。また、この操作の際において、オ
ペレータは所定の移動キーを操作しながらも、視線を可
動部材に向けてその移動状態を視認していなければなら
ず、その操作を円滑に行うにはかなりの熟練を要するこ
ととなっていた。
【0008】一方、「MDi」モード選択キー等を手操
作入力し、作成した移動プログラムに従って可動部材を
移動させる手法にあっては、可動部材を現在位置からあ
る位置まで移動させ得る移動プログラムを作成するに
は、両位置の関係をある相対座標系における座標の形態
で取得する必要がある。このため、両位置間の前記相対
座標系における各軸に沿う寸法をスケール等を用いて測
定するという余計な作業が必要であり、この測定作業は
非常に煩雑であった。また、前記移動プログラムを作成
するには、該当するプログラム言語について習熟してい
なければならず、短い時間で誤りのない移動プログラム
を作成するにはかなりの熟練を要することとなってい
た。
【0009】このような実情に鑑みて、板材加工機にお
ける可動部材を任意の位置まで移動させるための設定操
作として、初心者でも直感的にわかりやすい操作形態を
採用することにより、経験の浅いオペレータでも可動部
材を任意の位置まで容易に移動させることができる新規
な技術の開発が関係者の間で久しく待ち望まれていた。
【0010】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、例えばワーク上の任意の位置に加
工基準点を位置設定するときなど、ワークテーブルやレ
ーザ加工ヘッド等の可動部材を任意の位置に移動させる
ための手入力による位置設定操作を、ディスプレイの表
示画面上で容易に実現することができる板材加工機にお
ける可動部材の位置設定方法、及び位置設定装置を提供
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、板材加工機における可動部材を
任意の位置に移動させるための位置設定を行う板材加工
機における可動部材の位置設定方法であって、移動対象
となる可動部材をあらかじめ選択しておき、該選択され
た可動部材の現在位置を、該可動部材の移動範囲を覆う
相対座標と、該相対座標上に置かれた該可動部材の位置
を表す指標との組み合わせの形態で表示手段の表示画面
上に表示させ、該表示手段の表示画面上に表示された前
記相対座標上の任意の位置にオペレータが触れたとき、
この手入力による接触位置を当該可動部材の移動対象設
定位置とみなすことを要旨とする。
【0012】請求項1の発明によれば、移動対象として
選択された可動部材の現在位置が、可動部材の移動範囲
を覆う相対座標と、相対座標上に置かれた可動部材の位
置を表す指標との組み合わせの形態で表示手段の表示画
面上に表示される。そして、この表示手段の表示画面上
に表示された相対座標上の任意の位置にオペレータが触
れたとき、この手入力による接触位置が可動部材の移動
対象設定位置とみなされる。このように、表示手段にお
ける表示画面の相対座標上に可動部材の位置を表す指標
を併せて表示させ、この相対座標上でのオペレータの手
入力操作によって任意の位置を指定することにより、可
動部材を任意の移動対象位置に位置付けるための設定を
行うようにしたので、したがって、板材加工機とオペレ
ータとの接点となるマン・マシン・インターフェース
を、初心者でも直感的にわかりやすい形態で構築するこ
とができ、この結果、きわめて操作性の優れた板材加工
機における可動部材の位置設定を実現することができ
る。
【0013】また、請求項2の発明は、板材加工機にお
ける可動部材を任意の位置に移動させるための位置設定
を行う板材加工機における可動部材の位置設定方法であ
って、移動対象となる可動部材をあらかじめ選択してお
き、該選択された可動部材の現在位置を、該可動部材の
移動範囲を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれた該
可動部材の位置を表す指標との組み合わせの形態で表示
手段の表示画面上に表示させ、該表示手段の表示画面上
に表示された前記指標をオペレータが前記相対座標上の
任意の位置までドラッグ移動させたとき、この手入力に
よるドラッグ移動位置に当該指標を表示させる一方、該
ドラッグ移動位置を当該可動部材の移動対象設定位置と
みなすことを要旨とする。
【0014】請求項2の発明によれば、移動対象として
選択された可動部材の現在位置が、可動部材の移動範囲
を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれた該可動部材
の位置を表す指標との組み合わせの形態で表示手段の表
示画面上に表示される。そして、この表示手段の表示画
面上に表示された指標をオペレータが相対座標上の任意
の位置までドラッグ移動させたとき、この手入力による
ドラッグ移動位置に指標を表示させる一方、このドラッ
グ移動位置が可動部材の移動対象設定位置とみなされ
る。このように、表示手段における表示画面の相対座標
上に可動部材の位置を表す指標を併せて表示させ、この
相対座標上でのオペレータの手入力操作によって指標を
任意の位置までドラッグ移動させることにより、可動部
材を任意の移動対象位置に位置付けるための設定を行う
ようにしたので、したがって、請求項1に記載の発明と
同様に、きわめて操作性の優れた板材加工機における可
動部材の位置設定を実現することができる。
【0015】さらにまた、請求項3の発明は、ワーク上
の任意の位置に加工基準点を手入力で位置設定すること
により、板材加工機における可動部材を任意の位置に移
動させるように構成した板材加工機における可動部材の
位置設定方法であって、前記加工基準点の現在位置を、
該加工基準点の設定可能範囲を覆う相対座標と、該相対
座標上に置かれた該加工基準点の位置を表す指標との組
み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示させ、該
表示手段の表示画面上に表示された前記相対座標上の任
意の位置にオペレータが触れたとき、この手入力による
接触位置を当該加工基準点の設定対象位置とみなして、
該設定対象位置まで前記可動部材を移動させることを要
旨とする。
【0016】請求項3の発明によれば、加工基準点の現
在位置が、加工基準点の設定可能範囲を覆う相対座標
と、相対座標上に置かれた加工基準点の位置を表す指標
との組み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示さ
れる。そして、この表示手段の表示画面上に表示された
相対座標上の任意の位置にオペレータが触れたとき、こ
の手入力による接触位置が加工基準点の設定対象位置と
みなされて、この設定対象位置まで可動部材が移動され
る。このように、表示手段における表示画面の相対座標
上に加工基準点の位置を表す指標を併せて表示させ、こ
の相対座標上でのオペレータの手入力操作によって任意
の位置を指定することにより、可動部材を任意の移動対
象位置に位置付けるための設定を行い、この移動対象位
置まで可動部材を移動させるようにしたので、したがっ
て、請求項1に記載の発明と同様に、きわめて操作性の
優れた板材加工機における可動部材の位置設定を実現す
ることができる。
【0017】さらに、請求項4の発明は、ワーク上の任
意の位置に加工基準を手入力で位置設定することによ
り、板材加工機における可動部材を任意の位置に移動さ
せるように構成した板材加工機における可動部材の位置
設定方法であって、加工対象となる製品に関するNCデ
ータをあらかじめ呼び出しておき、前記加工基準の現在
位置を、該加工基準の設定可能範囲を覆う相対座標と、
該相対座標上に置かれ、前記呼び出したNCデータから
得られた前記製品と相似の製品画像との組み合わせの形
態で表示手段の表示画面上に表示させ、該表示手段の表
示画面上に表示された前記製品画像をオペレータが前記
相対座標上の任意の位置までドラッグ移動させたとき、
この手入力によるドラッグ移動位置に当該製品画像を表
示させる一方、該ドラッグ移動位置を当該加工基準の設
定対象位置とみなして、該設定対象位置まで前記可動部
材を移動させることを要旨とする。
【0018】請求項4の発明によれば、まず、加工対象
となる製品に関するNCデータが呼び出され、続いて、
加工基準の現在位置が、加工基準の設定可能範囲を覆う
相対座標と、この相対座標上に置かれ、前記呼び出した
NCデータから得られた製品と相似の製品画像との組み
合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示される。そ
して、この表示手段の表示画面上に表示された製品画像
を、オペレータが相対座標上の任意の位置までドラッグ
移動させたとき、この手入力によるドラッグ移動位置に
製品画像が表示される一方、このドラッグ移動位置が加
工基準の設定対象位置とみなされて、この設定対象位置
まで可動部材が移動される。このように、表示手段にお
ける表示画面の相対座標上に製品画像を併せて表示さ
せ、この相対座標上でのオペレータの手入力操作によっ
て製品画像を任意の位置までドラッグ移動させることに
より、加工基準を任意の移動対象位置に位置付ける設定
を行い、この移動対象位置まで可動部材を移動させるよ
うにしたので、したがって、請求項1に記載の発明と同
様に、きわめて操作性の優れた板材加工機における可動
部材の位置設定を実現することができる。
【0019】しかも、請求項5の発明は、前記ドラッグ
移動位置に表示された前記製品画像は、該製品画像に関
する加工が終了した場合でも、前記ワークを把持するワ
ーククランプ装置が該ワークを解放するまで、前記表示
手段の表示画面上に継続表示されることを要旨とする。
【0020】請求項5の発明によれば、ドラッグ移動位
置に表示された製品画像は、この製品画像に関する加工
が終了した場合でも、ワークを把持するワーククランプ
装置がワークを解放するまで、表示手段の表示画面上に
継続表示されるので、したがって、すでにワークから製
品を切り出し済みの位置に加工基準位置を再設定する誤
りは未然に防止される。
【0021】また、請求項6の発明は、板材加工機にお
ける可動部材を任意の位置に移動させるための位置設定
を行う板材加工機における可動部材の位置設定装置であ
って、移動対象となる可動部材を選択する移動対象選択
手段と、該移動対象選択手段で選択された可動部材の現
在位置を、該可動部材の移動範囲を覆う相対座標と、該
相対座標上に置かれた該可動部材の位置を表す指標との
組み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示させる
制御を行う表示制御手段と、該表示制御手段により前記
表示手段の表示画面上に表示された前記相対座標上の任
意の位置にオペレータが触れたとき、この手入力による
接触位置を当該可動部材の移動対象設定位置として取り
込む位置取込手段と、を備えてなることを要旨とする。
【0022】請求項6の発明によれば、まず、移動対象
選択手段において、移動対象となる可動部材が選択され
る。ここで選択された可動部材の現在位置は、表示制御
手段により、可動部材の移動範囲を覆う相対座標と、こ
の相対座標上に置かれた可動部材の位置を表す指標との
組み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示され
る。そして、この表示手段の表示画面上に表示された相
対座標上の任意の位置にオペレータが触れたとき、この
手入力による接触位置が可動部材の移動対象設定位置と
して位置取込手段に取り込まれる。このように、表示手
段における表示画面の相対座標上に可動部材の位置を表
す指標を併せて表示させ、この相対座標上でのオペレー
タの手入力操作によって任意の位置を指定することによ
り、可動部材を任意の移動対象位置に位置付けるための
設定を行うようにしたので、したがって、板材加工機と
オペレータとの接点となるマン・マシン・インターフェ
ースを、初心者でも直感的にわかりやすい形態で構築す
ることができ、この結果、きわめて操作性の優れた板材
加工機における可動部材の位置設定を実現することがで
きる。
【0023】さらにまた、請求項7の発明は、板材加工
機における可動部材を任意の位置に移動させるための位
置設定を行う板材加工機における可動部材の位置設定装
置であって、移動対象となる可動部材を選択する移動対
象選択手段と、該移動対象選択手段で選択された可動部
材の現在位置を、該可動部材の移動範囲を覆う相対座標
と、該相対座標上に置かれた該可動部材の位置を表す指
標との組み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示
させる一方、該表示手段の表示画面上に表示された前記
指標をオペレータが前記相対座標上の任意の位置までド
ラッグ移動させたとき、この手入力によるドラッグ移動
位置に当該指標を表示させる制御を行う表示制御手段
と、該表示制御手段により前記表示手段の表示画面上に
表示された前記相対座標上の任意の位置にオペレータが
触れたとき、この手入力による接触位置を当該可動部材
の移動対象設定位置として取り込む位置取込手段と、を
備えてなることを要旨とする。
【0024】請求項7の発明によれば、まず、移動対象
選択手段において、移動対象となる可動部材が選択され
る。表示制御手段は、移動対象選択手段で選択された可
動部材の現在位置を、可動部材の移動範囲を覆う相対座
標と、この相対座標上に置かれた可動部材の位置を表す
指標との組み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表
示させる一方、表示手段の表示画面上に表示された指標
をオペレータが相対座標上の任意の位置までドラッグ移
動させたとき、この手入力によるドラッグ移動位置に指
標を表示させる。そして、位置取込手段は、表示制御手
段により表示手段の表示画面上に表示された相対座標上
の任意の位置にオペレータが触れたとき、この手入力に
よる接触位置を可動部材の移動対象設定位置として取り
込む。このように、表示手段における表示画面の相対座
標上に可動部材の位置を表す指標を併せて表示させ、こ
の相対座標上でのオペレータの手入力操作によって指標
を任意の位置までドラッグ移動させることにより、可動
部材を任意の移動対象位置に位置付けるための設定を行
うようにしたので、したがって、請求項6に記載の発明
と同様に、きわめて操作性の優れた板材加工機における
可動部材の位置設定を実現することができる。
【0025】さらに、請求項8の発明は、ワーク上の任
意の位置に加工基準点を手入力で位置設定することによ
り、板材加工機における可動部材を任意の位置に移動さ
せるように構成した板材加工機における可動部材の位置
設定装置であって、前記加工基準点の現在位置を、該加
工基準点の設定可能範囲を覆う相対座標と、該相対座標
上に置かれた該加工基準点の位置を表す指標との組み合
わせの形態で表示手段の表示画面上に表示させる制御を
行う表示制御手段と、該表示制御手段により表示手段の
表示画面上に表示された前記相対座標上の任意の位置に
オペレータが触れたとき、この手入力による接触位置を
当該加工基準点の設定対象位置として取り込む位置取込
手段と、該位置取込手段で取り込まれた設定対象位置ま
で前記可動部材を移動させる移動制御手段と、を備えて
なることを要旨とする。
【0026】請求項8の発明によれば、まず、表示制御
手段は、加工基準点の現在位置を、加工基準点の設定可
能範囲を覆う相対座標と、この相対座標上に置かれた加
工基準点の位置を表す指標との組み合わせの形態で表示
手段の表示画面上に表示させる。そして、この表示手段
の表示画面上に表示された相対座標上の任意の位置にオ
ペレータが触れたとき、位置取込手段は、この手入力に
よる接触位置を加工基準点の設定対象位置として取り込
み、これを受けて移動制御手段は、位置取込手段で取り
込まれた設定対象位置まで可動部材を移動させる。この
ように、表示手段における表示画面の相対座標上に加工
基準点の位置を表す指標を併せて表示させ、この相対座
標上でのオペレータの手入力操作によって任意の位置を
指定することにより、可動部材を任意の移動対象位置に
位置付けるための設定を行い、この移動対象位置まで可
動部材を移動させるようにしたので、したがって、請求
項6に記載の発明と同様に、きわめて操作性の優れた板
材加工機における可動部材の位置設定を実現することが
できる。
【0027】しかも、請求項9の発明は、ワーク上の任
意の位置に加工基準を手入力で位置設定することによ
り、板材加工機における可動部材を任意の位置に移動さ
せるように構成した板材加工機における可動部材の位置
設定装置であって、加工対象となる製品に関するNCデ
ータを呼び出すNCデータ呼出手段と、前記加工基準の
現在位置を、該加工基準の設定可能範囲を覆う相対座標
と、該相対座標上に置かれ、前記NCデータ呼出手段で
呼び出したNCデータから得られた前記製品と相似の製
品画像との組み合わせの形態で表示手段の表示画面上に
表示させる一方、該表示手段の表示画面上に表示された
前記製品画像をオペレータが前記相対座標上の任意の位
置までドラッグ移動させたとき、この手入力によるドラ
ッグ移動位置に当該製品画像を表示させる制御を行う表
示制御手段と、該表示制御手段により表示手段の表示画
面上に表示された前記製品画像をオペレータが前記相対
座標上の任意の位置までドラッグ移動させたとき、この
手入力によるドラッグ移動位置を当該加工基準の設定対
象位置として取り込む位置取込手段と、該位置取込手段
で取り込まれた設定対象位置まで前記可動部材を移動さ
せる移動制御手段と、を備えてなることを要旨とする。
【0028】請求項9の発明によれば、まず、加工対象
となる製品に関するNCデータがNCデータ呼出手段に
より呼び出される。表示制御手段は、加工基準の現在位
置を、加工基準の設定可能範囲を覆う相対座標と、この
相対座標上に置かれ、NCデータ呼出手段で呼び出され
たNCデータから得られた製品と相似の製品画像との組
み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示させる一
方、この表示手段の表示画面上に表示された製品画像を
オペレータが相対座標上の任意の位置までドラッグ移動
させたとき、この手入力によるドラッグ移動位置に製品
画像を表示させる。一方、位置取込手段は、表示手段の
表示画面上に表示された製品画像をオペレータが相対座
標上の任意の位置までドラッグ移動させたとき、この手
入力によるドラッグ移動位置を加工基準の設定対象位置
として取り込み、これを受けて移動制御手段は、位置取
込手段で取り込まれた設定対象位置まで可動部材を移動
させる。このように、表示手段における表示画面の相対
座標上に製品画像を併せて表示させ、この相対座標上で
のオペレータの手入力操作によって製品画像を任意の位
置までドラッグ移動させることにより、加工基準を任意
の移動対象位置に位置付ける設定を行い、この移動対象
位置まで可動部材を移動させるようにしたので、したが
って、請求項6に記載の発明と同様に、きわめて操作性
の優れた板材加工機における可動部材の位置設定を実現
することができる。
【0029】そして、請求項10の発明は、前記表示制
御手段は、前記ドラッグ移動位置に表示された前記製品
画像を、該製品画像に関する加工が終了したとき、前記
ワークを把持するワーククランプ装置が該ワークを把持
から解放するまで、前記表示手段の表示画面上に継続表
示させることを要旨とする。
【0030】請求項10の発明によれば、表示制御手段
は、ドラッグ移動位置に表示された製品画像を、この製
品画像に関する加工が終了したとき、ワークを把持する
ワーククランプ装置がワークを解放するまで、表示手段
の表示画面上に継続表示させるので、したがって、すで
にワークから製品を切り出し済みの位置に加工基準位置
を再設定する誤りは未然に防止される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る板材加工機
における可動部材の位置設定方法、及び位置設定装置の
複数の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0032】図1は、本発明の要部周辺を示すブロック
構成図、図2は、本発明の動作フローチャート図、図3
乃至図4は、本発明に係る可動部材の位置設定手順の説
明に供する図、図5は、本発明の第3実施形態に係る可
動部材の位置設定手順の説明に供する図、図6は、本発
明の第1実施形態に係る板材加工機としてのレーザ加工
機の全体構成を示す斜視図、図7は、本発明の第2実施
形態に係る板材加工機としてのパンチプレスの全体構成
を示す斜視図である。なお、本実施形態中、同一機能を
有する部材間には共通の符号を付してある。
【0033】まず、本発明の第1実施形態として、本発
明を板材加工機としてのレーザ加工機に適用した形態を
例示して説明すると、図6に示すように、レーザ加工機
1は、前後方向(X軸方向)へ延伸した例えば箱形状の
ベッド3を備えており、このベッド3上には、X軸方向
へ延伸した複数のガイドレール5が相互に平行に敷設さ
れている。このガイドレール5上には、図1に示すX軸
駆動モータ25、及び図示省略のボールねじ、ナット部
材などの駆動部材を介して、X軸方向へ移動自在なワー
クテーブル7が設けられている。このワークテーブル7
上には、加工対象となる平板状のワークWが載置され
る。このワークテーブル7の一側、図5において右側の
X軸方向には、ワーククランプ装置9が適宜の間隔をお
いて複数設けられており、このワーククランプ装置9に
より、ワークWを所定のクランプ力をもって把持し得る
ように構成されている。
【0034】前記ベッド3に跨がって門型フレーム11
が立設されている。この門型フレーム11は、上部フレ
ーム11Uと一対のサイドフレーム11R、11Lとで
構成されている。この門型フレーム11における上部フ
レーム11Uの前側には、左右方向(Y軸方向)へ延伸
した複数のガイドレール13が相互に平行に敷設されて
おり、このガイドレール13には、図1に示すY軸駆動
モータ27、及び図示省略のボールねじ、ナット部材な
どの駆動部材を介して、Y軸方向へ移動自在なY軸キャ
レッジ15が設けられている。
【0035】このY軸キャレッジ15には、Y軸方向へ
初期放射されるレーザビームを加工点へ導くためのベン
ドミラーが設けられており、その直下には、図示省略の
例えば流体シリンダなどによって上下方向(Z軸方向)
へ移動自在とされたレーザ加工ヘッド17が設けられて
いる。このレーザ加工ヘッド17内には、ベンドミラ
ー、及び集光レンズが備えられており、しかも、レーザ
加工ヘッド17の先端には、レーザノズル19がヘッド
17と一体に設けられている。また、前記門型フレーム
11におけるサイドフレーム11Rの上部には、ブラケ
ット23を介して、レーザ加工機1における可動部材の
動作を統括的に制御するNC制御装置21が取付けられ
ている。
【0036】上記構成により、NC制御装置21から送
出されるNCデータに従って、ワークテーブル7をX軸
方向へ移動させるとともに、Y軸キャレッジ15をY軸
方向へ移動させることにより、図示省略のレーザ発振器
から発振されたレーザビームは、ベンドミラー、集光レ
ンズを経てレーザノズル19を介してワークWへ向けて
照射されて、ワークWに対して切断、孔あけ等の所望の
レーザ加工処理が施されることになる。
【0037】図1を参照してさらに説明を続けると、前
述したX軸駆動モータ25、及びY軸駆動モータ27の
それぞれは、I/O29に接続されており、このI/O
29には、パラレル伝送ケーブル31を介して、X軸、
Y軸駆動モータ25、27の回転位置情報などの可動部
材の動作状態を表すデータを入力する一方、入力した動
作状態を表すデータを参照して、レーザ加工機1におけ
る可動部材の動作をシーケンス的に制御するプログラマ
ブル・ロジック・コントローラ((以下、PLCと言
う。)33が接続されている。このPLC33は、例え
ばRS232Cなどの双方向通信インターフェース35
を介して、例えばパーソナルコンピュータなどの端末装
置に内蔵されたCPU37に接続されている。
【0038】この端末装置は、前述したNC制御装置2
1としての手入力による可動部材の位置設定機能を有す
るものであり、従来型のNC制御装置にパソコンボード
を追加するか、又は従来型のNC制御装置に代えて、パ
ーソナルコンピュータにNC機能をもつNCボードを追
加することで構成することができる。いずれの場合にお
いても、レーザ加工機1とオペレータとの接点となるマ
ン・マシン・インターフェース機能を、例えばマイクロ
ソフト株式会社製のウィンドウズなどの操作性に優れた
オペレーティング・システム((以下、OSと言う。)
を装備したパーソナルコンピュータで構築することによ
り、本願発明の如き優れた操作性を備える板材加工機に
おける可動部材の位置設定機能を達成するようにしてい
る。
【0039】前記CPU37には、各種処理プログラム
を格納するROM39と、各種処理データを格納するR
AM41と、このRAM41などの記憶媒体にあらかじ
め格納された複数の画像データのなかから、CPU37
からの命令を受けて、この命令に該当する画像データを
その記憶領域に描画するビデオRAM((以下、VRA
Mと言う。)43と、このVRAM43から読み出され
た画像データをその表示画面上に表示するディスプレイ
45とが接続されている。このディスプレイ45には、
その表示画面の表面を覆うように設けられ、表示画面上
の任意の位置を指又はライトペンで触れたとき、この位
置座標を検出して位置座標データをCPU37へ出力す
るタッチスクリーン47が接続されている。
【0040】次に、上述した本発明の一実施形態に係る
レーザ加工機における可動部材の位置設定装置の動作に
ついて、ディスプレイ45の表示画面上に表示されたワ
ーク座標系の2次元座標において、ワークW上の加工基
準点を手入力により位置設定することで、可動部材とし
てのワークテーブル7及びレーザ加工ヘッド17を所望
の位置に移動させる形態を例示して、図2に示す動作フ
ローチャートに沿って詳細に説明する。
【0041】まず、CPU37は、各種レジスタに格納
された後述する判定処理の際に参照される変数の値をそ
れぞれ初期値に設定するとともに、ワーク座標系の2次
元座標の座標軸と、加工基準点が現在置かれている位置
を表す指標となるポインタ49と、このポインタ49の
座標値とをディスプレイ45の表示画面上に表示させる
(ステップS1)。なお、本実施形態では、位置設定装
置の立ち上げ時において、ポインタ49はワーク座標系
の2次元座標の原点O(0,0)上に置かれており、レ
ーザ加工ヘッド17は、ワーク座標系の2次元座標上の
原点Oの真上に位置している。 次に、CPU37は、
タッチスクリーン47から位置座標データが出力されて
いるか否か、すなわちディスプレイ45の表示画面がタ
ッチされたか否かを判定する(ステップS3)。この判
定の結果、CPU37は、表示画面がタッチされていな
ければステップS3の判定処理を繰り返し実行する一
方、表示画面がタッチされたと判定されると、ディスプ
レイ45の表示画面から指が離れたか否かの判定処理を
実行する(ステップS5)。この判定の結果、表示画面
から指が離れていないと判定されると、CPU37は、
現在表示されているポインタ49を表示画面上から消去
し、タッチスクリーン47から表示画面上の指の位置座
標データを読み込み、読み込んだ表示画面上の位置にポ
インタ49を表示させる(ステップS7乃至S11)。
さらに、CPU37は、タッチスクリーン47から読み
込んだ表示画面上の指の位置座標データに基づいて、現
在ポインタ49が位置しているワーク座標系の2次元座
標値を算出し、算出された2次元座標値を表示画面上に
表示させて、処理ステップをステップS5の判定処理に
戻す(ステップS13乃至S15)。
【0042】一方、ステップS5の判定の結果、表示画
面から指が離れたと判定されると、CPU37は、最後
に指が置かれていた表示画面上の位置座標データをタッ
チスクリーン47から読み込み、読み込んだ位置座標デ
ータから算出される座標値を加工基準点としてRAM4
1などのメモリに記憶させ(ステップS17)、全ての
処理を終了させる。
【0043】次に、オペレータ側から見たレーザ加工機
における可動部材の位置設定手順について、図3乃至図
4に示すフローチャートに沿って説明する。
【0044】まず、オペレータは、加工基準点を手入力
操作により位置設定するための機能モードを選択入力す
る(ステップS21)。すると、ディスプレイ45の表
示画面上には、画面1に示すように、ワーク座標系の2
次元座標のXY座標軸と、加工基準点が現在置かれてい
る位置を表すポインタ49と、ポインタ49の座標値と
が表示される(ステップS23)。このとき、オペレー
タが、画面2に示される表示画面の原点O上に位置する
ポインタ49近辺を指でタッチし(ステップS25)、
画面3に示すように、表示画面にタッチしたまま指を加
工位置へ移動させる、いわゆるドラッグ移動を行うと
(ステップS27)、ポインタ49は指の移動に追従し
てその位置を移動させる一方、表示画面の座標値は移動
後のポインタ49の座標値に更新される。
【0045】このとき、オペレータが表示画面のポイン
タ49から指を離すと(ステップS29)、画面4に示
すように、指を離したときのポインタ49の位置座標が
新しい加工基準点の位置座標としてメモリに登録される
(ステップS31)。なお、上述したステップS25乃
至S27の手順に代えて、ワーク座標系の2次元座標上
の任意の位置を指でタッチし、このタッチ位置を加工基
準点として登録するように構成することもできる。
【0046】このように、本発明の一実施形態に係るレ
ーザ加工機における可動部材の位置設定装置によれば、
ディスプレイ45の表示画面上に、ワーク座標系の2次
元座標と加工基準点が現在置かれている位置を表すポイ
ンタ49とを併せて表示させ、この2次元座標上でのオ
ペレータの手入力操作によりポインタ49を任意の位置
に移動させることにより、加工基準点を任意の位置に設
定し得るように構成したので、したがって、レーザ加工
機1とオペレータとの接点となるマン・マシン・インタ
ーフェースを、初心者でも直感的にわかりやすい形態で
構築することができ、この結果、きわめて操作性の優れ
たレーザ加工機における可動部材の位置設定を実現する
ことができる。
【0047】次に、本発明の第2実施形態として、本発
明を板材加工機としてのパンチプレスに適用した形態を
例示して説明すると、図7に示すように、パンチプレス
81は、レーザ加工機1と同様に、ワーククランプ装置
9と位置決め部材10とを備えており、ワークWを所定
位置に位置決め後、ワーククランプ装置9が取り付けら
れたキャリッジ83をX軸方向へ移動させるとともに、
キャリッジベース85をY軸方向へ移動させることによ
り、ワークWにおける所望の加工位置を上下タレット8
7、89にそれぞれ設けられたパンチ91、ダイ93間
へ位置決めし、ラム95でパンチ91を打圧することで
ワークWに対して打ち抜き、成形などの加工処理を施す
ものである。
【0048】上述した本発明の第2実施形態によって
も、前述した第1実施形態に係るレーザ加工機1への適
用例と同様に、ディスプレイ45の表示画面上に、ワー
ク座標系の2次元座標と加工基準点が現在置かれている
位置を表すポインタ49とを併せて表示させ、この2次
元座標上でのオペレータの手入力操作によりポインタ4
9を任意の位置に移動させることにより、加工基準点を
任意の位置に設定し得るように構成すれば、パンチプレ
ス81とオペレータとの接点となるマン・マシン・イン
ターフェースを、初心者でも直感的にわかりやすい形態
で構築することができ、この結果、きわめて操作性の優
れたパンチプレスにおける可動部材の位置設定を実現す
ることができる。
【0049】次に、本発明の第3実施形態について、図
5を参照して説明すると、この第3実施形態は、前述し
た第1、又は第2実施形態において、ディスプレイ45
の表示画面上に、ワーク座標系の2次元座標と加工基準
点が現在置かれている位置を表すポインタ49とを併せ
て表示するのに代えて、ワーク座標系の2次元座標上
に、加工対象となる製品と相似の画像を描画してなる製
品画像51を呼び出して、2次元座標と製品画像51と
を併せて表示するように構成したものである。
【0050】この第3実施形態に係る板材加工機におけ
る可動部材の位置設定手順について、板材加工機として
レーザ加工機を例示して、図5に示すフローチャートに
沿って説明すると、まず、オペレータが、加工基準とな
る位置を手入力操作により設定するための機能モードを
選択入力すると、ディスプレイ45の表示画面上には、
画面5に示すように、ワーク座標系の2次元座標と製品
画像51とが併せて表示される。これにより、ワークW
上におけるどの位置からどのような形態の製品が切り出
されるかを、視覚を通して事前に確認することができ
る。このとき、オペレータが、画面6に示すように、表
示画面の製品画像51上を指でタッチし、この状態で製
品画像を加工位置へドラッグ移動させると、画面7に示
すように、製品画像51は指の移動に追従してその位置
を移動させる。このとき、オペレータが表示画面の製品
画像51から指を離すと、指を離したときの製品画像5
1の位置が加工基準位置として登録される。なお、過去
に登録履歴のある製品画像51は、レーザ加工が施され
る以前に限って、その登録を取り消すことにより、その
画像を表示画面上から消去することができる。しかし、
レーザ加工が終了後にあっては、過去に登録履歴のある
製品画像51は、ワーククランプ装置9が当該ワークW
の把持を解除するまで、表示画面上から消去されること
なく継続して表示される。これにより、すでにワークW
から製品を切り出し済みの位置に加工基準位置を再設定
する誤りは未然に防止される。なお、すでにワークWか
ら製品を切り出し済みの位置に近接させて新たな製品画
像51を順次位置設定する際に、すでに切り出し済みの
製品画像51に対し、画面7に示すように、パラメータ
により予め設定される所定の間隔P1,P2を置いて、
新たな製品画像51をその上下左右などに自動的に整列
させて表示させることもできる。このようにすれば、新
たな製品画像51を順次位置設定する際における操作性
が格段に向上する。
【0051】なお、この第3実施形態に係る板材加工機
における可動部材の位置設定手順について、板材加工機
としてレーザ加工機を例示して説明したが、本第3実施
形態を板材加工機としてのパンチプレス81に適用する
ことができることは言うまでもない。
【0052】このように、ワーク座標系の2次元座標上
に、加工対象となる製品を描画した製品画像51を呼び
出して、2次元座標と製品画像51とを併せて表示さ
せ、この2次元座標上でのオペレータの手入力操作によ
り製品画像51を任意の位置に移動させることにより、
加工基準位置を任意の位置に設定し得るように構成した
ので、したがって、板材加工機1、81とオペレータと
の接点となるマン・マシン・インターフェースを、初心
者でも直感的にわかりやすい形態で構築することがで
き、この結果、きわめて操作性の優れた板材加工機にお
ける可動部材の位置設定を実現することができる。
【0053】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施することができる。
【0054】すなわち、例えば、ディスプレイの表示画
面上で位置設定される対象としては、レーザ加工ヘッド
のZ軸方向における昇降位置などを採用することができ
る。
【0055】また、PLCに接続される端末装置を、集
中監視室などの板材加工機から遠く離れた場所に置いた
場合であっても、施設内のLANなどのネットワーク、
又は公衆電話回線等を媒介して、端末装置のディスプレ
イの表示画面上に表示された画像を視認しながら、板材
加工機における可動部材の位置を遠隔操作により設定す
ることができる。
【0056】最後に、本発明に係る位置設定方法、又は
位置設定装置を用いて位置設定された板材加工機におけ
る可動部材について、位置設定中においてその設定位置
に追従するように移動する如く構成するか、又は位置設
定後にスタートキーなどの可動部材の移動開始を指令す
るキーの入力を待って移動する如く構成するかは、使用
者側の使い勝手に応じて適宜の構成を選択することがで
きる。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、表示手段における表示画面の相対座標上
に可動部材の位置を表す指標を併せて表示させ、この相
対座標上でのオペレータの手入力操作によって任意の位
置を指定することにより、可動部材を任意の移動対象位
置に位置付けるための設定を行うようにしたので、した
がって、板材加工機とオペレータとの接点となるマン・
マシン・インターフェースを、初心者でも直感的にわか
りやすい形態で構築することができ、この結果、きわめ
て操作性の優れた板材加工機における可動部材の位置設
定を実現することができる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、表示手段
における表示画面の相対座標上に可動部材の位置を表す
指標を併せて表示させ、この相対座標上でのオペレータ
の手入力操作によって指標を任意の位置までドラッグ移
動させることにより、可動部材を任意の移動対象位置に
位置付けるための設定を行うようにしたので、したがっ
て、請求項1に記載の発明と同様に、きわめて操作性の
優れた板材加工機における可動部材の位置設定を実現す
ることができる。
【0059】さらにまた、請求項3の発明によれば、表
示手段における表示画面の相対座標上に加工基準点の位
置を表す指標を併せて表示させ、この相対座標上でのオ
ペレータの手入力操作によって任意の位置を指定するこ
とにより、可動部材を任意の移動対象位置に位置付ける
ための設定を行い、この移動対象位置まで可動部材を移
動させるようにしたので、したがって、請求項1に記載
の発明と同様に、きわめて操作性の優れた板材加工機に
おける可動部材の位置設定を実現することができる。
【0060】さらに、請求項4の発明によれば、表示手
段における表示画面の相対座標上に製品画像を併せて表
示させ、この相対座標上でのオペレータの手入力操作に
よって製品画像を任意の位置までドラッグ移動させるこ
とにより、加工基準を任意の移動対象位置に位置付ける
設定を行い、この移動対象位置まで可動部材を移動させ
るようにしたので、したがって、請求項1に記載の発明
と同様に、きわめて操作性の優れた板材加工機における
可動部材の位置設定を実現することができる。しかも、
請求項5の発明によれば、ドラッグ移動位置に表示され
た製品画像は、この製品画像に関する加工が終了した場
合でも、ワークを把持するワーククランプ装置がワーク
を解放するまで、表示手段の表示画面上に継続表示され
るので、したがって、すでにワークから製品を切り出し
済みの位置に加工基準位置を再設定する誤りは未然に防
止される。
【0061】また、請求項6の発明によれば、表示手段
における表示画面の相対座標上に可動部材の位置を表す
指標を併せて表示させ、この相対座標上でのオペレータ
の手入力操作によって任意の位置を指定することによ
り、可動部材を任意の移動対象位置に位置付けるための
設定を行うようにしたので、したがって、板材加工機と
オペレータとの接点となるマン・マシン・インターフェ
ースを、初心者でも直感的にわかりやすい形態で構築す
ることができ、この結果、きわめて操作性の優れた板材
加工機における可動部材の位置設定を実現することがで
きる。
【0062】さらにまた、請求項7の発明によれば、表
示手段における表示画面の相対座標上に可動部材の位置
を表す指標を併せて表示させ、この相対座標上でのオペ
レータの手入力操作によって指標を任意の位置までドラ
ッグ移動させることにより、可動部材を任意の移動対象
位置に位置付けるための設定を行うようにしたので、し
たがって、請求項6に記載の発明と同様に、きわめて操
作性の優れた板材加工機における可動部材の位置設定を
実現することができる。
【0063】さらに、請求項8の発明によれば、表示手
段における表示画面の相対座標上に加工基準点の位置を
表す指標を併せて表示させ、この相対座標上でのオペレ
ータの手入力操作によって任意の位置を指定することに
より、可動部材を任意の移動対象位置に位置付けるため
の設定を行い、この移動対象位置まで可動部材を移動さ
せるようにしたので、したがって、請求項6に記載の発
明と同様に、きわめて操作性の優れた板材加工機におけ
る可動部材の位置設定を実現することができる。
【0064】しかも、請求項9の発明によれば、表示手
段における表示画面の相対座標上に製品画像を併せて表
示させ、この相対座標上でのオペレータの手入力操作に
よって製品画像を任意の位置までドラッグ移動させるこ
とにより、加工基準を任意の移動対象位置に位置付ける
設定を行い、この移動対象位置まで可動部材を移動させ
るようにしたので、したがって、請求項6に記載の発明
と同様に、きわめて操作性の優れた板材加工機における
可動部材の位置設定を実現することができる。そして、
請求項10の発明によれば、表示制御手段は、ドラッグ
移動位置に表示された製品画像を、この製品画像に関す
る加工が終了したとき、ワークを把持するワーククラン
プ装置がワークを解放するまで、表示手段の表示画面上
に継続表示させるので、したがって、すでにワークから
製品を切り出し済みの位置に加工基準位置を再設定する
誤りは未然に防止されるというきわめて優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の要部周辺を示すブロック構成
図である。
【図2】図2は、本発明の動作フローチャート図であ
る。
【図3】図3は、本発明に係る可動部材の位置設定手順
の説明に供する図である。
【図4】図4は、本発明に係る可動部材の位置設定手順
の説明に供する図である。
【図5】図5は、本発明の第3実施形態に係る可動部材
の位置設定手順の説明に供する図である。
【図6】図6は、本発明の第1実施形態に係る板材加工
機としてのレーザ加工機の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図7】図7は、本発明の第2実施形態に係る板材加工
機としてのパンチプレスの全体構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 3 ベッド 5 ガイドレール 7 ワークテーブル 9 ワーククランプ装置 11 門型フレーム 13 ガイドレール 15 Y軸キャレッジ 17 レーザ加工ヘッド 19 レーザノズル 21 NC制御装置 23 ブラケット 25 X軸駆動モータ 27 Y軸駆動モータ 29 I/O 31 パラレル伝送ケーブル 33 プログラマブル・ロジック・コントローラ(PL
C) 35 双方向通信インターフェース 37 CPU 39 ROM 41 RAM 43 VRAM 45 ディスプレイ 47 タッチスクリーン 49 ポインタ 51 製品画像 81 パンチプレス 83 キャリッジ 85 キャリッジベース 87 上タレット 89 下タレット 91 パンチ 93 ダイ 95 ラム W ワーク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機における可動部材を任意の位
    置に移動させるための位置設定を行う板材加工機におけ
    る可動部材の位置設定方法であって、 移動対象となる可動部材をあらかじめ選択しておき、 該選択された可動部材の現在位置を、該可動部材の移動
    範囲を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれた該可動
    部材の位置を表す指標との組み合わせの形態で表示手段
    の表示画面上に表示させ、 該表示手段の表示画面上に表示された前記相対座標上の
    任意の位置にオペレータが触れたとき、この手入力によ
    る接触位置を当該可動部材の移動対象設定位置とみなす
    ことを特徴とする板材加工機における可動部材の位置設
    定方法。
  2. 【請求項2】 板材加工機における可動部材を任意の位
    置に移動させるための位置設定を行う板材加工機におけ
    る可動部材の位置設定方法であって、 移動対象となる可動部材をあらかじめ選択しておき、 該選択された可動部材の現在位置を、該可動部材の移動
    範囲を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれた該可動
    部材の位置を表す指標との組み合わせの形態で表示手段
    の表示画面上に表示させ、 該表示手段の表示画面上に表示された前記指標をオペレ
    ータが前記相対座標上の任意の位置までドラッグ移動さ
    せたとき、この手入力によるドラッグ移動位置に当該指
    標を表示させる一方、該ドラッグ移動位置を当該可動部
    材の移動対象設定位置とみなすことを特徴とする板材加
    工機における可動部材の位置設定方法。
  3. 【請求項3】 ワーク上の任意の位置に加工基準点を手
    入力で位置設定することにより、板材加工機における可
    動部材を任意の位置に移動させるように構成した板材加
    工機における可動部材の位置設定方法であって、 前記加工基準点の現在位置を、該加工基準点の設定可能
    範囲を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれた該加工
    基準点の位置を表す指標との組み合わせの形態で表示手
    段の表示画面上に表示させ、 該表示手段の表示画面上に表示された前記相対座標上の
    任意の位置にオペレータが触れたとき、この手入力によ
    る接触位置を当該加工基準点の設定対象位置とみなし
    て、該設定対象位置まで前記可動部材を移動させること
    を特徴とする板材加工機における可動部材の位置設定方
    法。
  4. 【請求項4】 ワーク上の任意の位置に加工基準を手入
    力で位置設定することにより、板材加工機における可動
    部材を任意の位置に移動させるように構成した板材加工
    機における可動部材の位置設定方法であって、 加工対象となる製品に関するNCデータをあらかじめ呼
    び出しておき、 前記加工基準の現在位置を、該加工基準の設定可能範囲
    を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれ、前記呼び出
    したNCデータから得られた前記製品と相似の製品画像
    との組み合わせの形態で表示手段の表示画面上に表示さ
    せ、 該表示手段の表示画面上に表示された前記製品画像をオ
    ペレータが前記相対座標上の任意の位置までドラッグ移
    動させたとき、この手入力によるドラッグ移動位置に当
    該製品画像を表示させる一方、該ドラッグ移動位置を当
    該加工基準の設定対象位置とみなして、該設定対象位置
    まで前記可動部材を移動させることを特徴とする板材加
    工機における可動部材の位置設定方法。
  5. 【請求項5】 前記ドラッグ移動位置に表示された前記
    製品画像は、該製品画像に関する加工が終了した場合で
    も、前記ワークを把持するワーククランプ装置が該ワー
    クを解放するまで、前記表示手段の表示画面上に継続表
    示されることを特徴とする請求項4に記載の板材加工機
    における可動部材の位置設定方法。
  6. 【請求項6】 板材加工機における可動部材を任意の位
    置に移動させるための位置設定を行う板材加工機におけ
    る可動部材の位置設定装置であって、 移動対象となる可動部材を選択する移動対象選択手段
    と、 該移動対象選択手段で選択された可動部材の現在位置
    を、該可動部材の移動範囲を覆う相対座標と、該相対座
    標上に置かれた該可動部材の位置を表す指標との組み合
    わせの形態で表示手段の表示画面上に表示させる制御を
    行う表示制御手段と、 該表示制御手段により前記表示手段の表示画面上に表示
    された前記相対座標上の任意の位置にオペレータが触れ
    たとき、この手入力による接触位置を当該可動部材の移
    動対象設定位置として取り込む位置取込手段と、 を備えてなることを特徴とする板材加工機における可動
    部材の位置設定装置。
  7. 【請求項7】 板材加工機における可動部材を任意の位
    置に移動させるための位置設定を行う板材加工機におけ
    る可動部材の位置設定装置であって、 移動対象となる可動部材を選択する移動対象選択手段
    と、 該移動対象選択手段で選択された可動部材の現在位置
    を、該可動部材の移動範囲を覆う相対座標と、該相対座
    標上に置かれた該可動部材の位置を表す指標との組み合
    わせの形態で表示手段の表示画面上に表示させる一方、
    該表示手段の表示画面上に表示された前記指標をオペレ
    ータが前記相対座標上の任意の位置までドラッグ移動さ
    せたとき、この手入力によるドラッグ移動位置に当該指
    標を表示させる制御を行う表示制御手段と、 該表示制御手段により前記表示手段の表示画面上に表示
    された前記相対座標上の任意の位置にオペレータが触れ
    たとき、この手入力による接触位置を当該可動部材の移
    動対象設定位置として取り込む位置取込手段と、 を備えてなることを特徴とする板材加工機における可動
    部材の位置設定装置。
  8. 【請求項8】 ワーク上の任意の位置に加工基準点を手
    入力で位置設定することにより、板材加工機における可
    動部材を任意の位置に移動させるように構成した板材加
    工機における可動部材の位置設定装置であって、 前記加工基準点の現在位置を、該加工基準点の設定可能
    範囲を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれた該加工
    基準点の位置を表す指標との組み合わせの形態で表示手
    段の表示画面上に表示させる制御を行う表示制御手段
    と、 該表示制御手段により表示手段の表示画面上に表示され
    た前記相対座標上の任意の位置にオペレータが触れたと
    き、この手入力による接触位置を当該加工基準点の設定
    対象位置として取り込む位置取込手段と、 該位置取込手段で取り込まれた設定対象位置まで前記可
    動部材を移動させる移動制御手段と、 を備えてなることを特徴とする板材加工機における可動
    部材の位置設定装置。
  9. 【請求項9】 ワーク上の任意の位置に加工基準を手入
    力で位置設定することにより、板材加工機における可動
    部材を任意の位置に移動させるように構成した板材加工
    機における可動部材の位置設定装置であって、 加工対象となる製品に関するNCデータを呼び出すNC
    データ呼出手段と、 前記加工基準の現在位置を、該加工基準の設定可能範囲
    を覆う相対座標と、該相対座標上に置かれ、前記NCデ
    ータ呼出手段で呼び出したNCデータから得られた前記
    製品と相似の製品画像との組み合わせの形態で表示手段
    の表示画面上に表示させる一方、該表示手段の表示画面
    上に表示された前記製品画像をオペレータが前記相対座
    標上の任意の位置までドラッグ移動させたとき、この手
    入力によるドラッグ移動位置に当該製品画像を表示させ
    る制御を行う表示制御手段と、 該表示制御手段により表示手段の表示画面上に表示され
    た前記製品画像をオペレータが前記相対座標上の任意の
    位置までドラッグ移動させたとき、この手入力によるド
    ラッグ移動位置を当該加工基準の設定対象位置として取
    り込む位置取込手段と、 該位置取込手段で取り込まれた設定対象位置まで前記可
    動部材を移動させる移動制御手段と、 を備えてなることを特徴とする板材加工機における可動
    部材の位置設定装置。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、前記ドラッグ移
    動位置に表示された前記製品画像を、該製品画像に関す
    る加工が終了したとき、前記ワークを把持するワークク
    ランプ装置が該ワークを解放するまで、前記表示手段の
    表示画面上に継続表示させることを特徴とする請求項9
    に記載の板材加工機における可動部材の位置設定装置。
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