JPH0729475A - ロック装置付き可逆接触器装置 - Google Patents

ロック装置付き可逆接触器装置

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JPH0729475A
JPH0729475A JP3193756A JP19375691A JPH0729475A JP H0729475 A JPH0729475 A JP H0729475A JP 3193756 A JP3193756 A JP 3193756A JP 19375691 A JP19375691 A JP 19375691A JP H0729475 A JPH0729475 A JP H0729475A
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JP
Japan
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housing
movable
contactor device
reversible contactor
reversible
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JP3193756A
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Morinaud Patrick
モリノ パトリック
Jacques Olifant
オリファン ジャック
Plumeret Raymond
プルメレ レイモン
Andre Vergez
ヴェルジュ アンドレ
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Telemecanique SA
Original Assignee
La Telemecanique Electrique SA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/32Latching movable parts mechanically
    • H01H50/323Latching movable parts mechanically for interlocking two or more relays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
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    • H01H50/32Latching movable parts mechanically
    • H01H50/323Latching movable parts mechanically for interlocking two or more relays
    • H01H2050/325Combined electrical and mechanical interlocking, e.g. usually for auxiliary contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/005Inversing contactors

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  • Electromagnetism (AREA)
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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電気、機械式ロック手段を具備した可逆接触
器において、取付手段を簡略化する。 【構成】 電気機械式ロック手段を具備した可逆接触器
装置1であって、その電気機械式ロック手段がロック式
スイッチを作動させる表面を有する機械式可動ロック片
30よりなり、この電気機械式ロック手段をほぼ中央隔
壁の平面内に配置し、装置の2つの接触器を中央隔壁3
6の両側にそれぞれ配置すると共に、接続導体により上
記ロック式スイッチを各接触器のコイル11と接続端子
へ直列に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通の筐体に収納され
た2系統の電磁石と2系統の電源スイッチを有する可逆
接触器装置に関し、特に上記筐体中にこれら2系統の可
動アーマチュア片の同時動作を防止する機械式ロック装
置を設けると共に、これらの電磁石に電源を供給する回
路中に、2つの電磁石の中で所期の動作に関与しない方
の電磁石が励磁されるのを防止するための逆ロック機能
を有するスイッチを設けた可逆接触器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの運転方向を有する多相モータに電
源を供給するために用いられる、あるいはスターデルタ
始動器用として用いられることが非常に多いこの種の可
逆接触器においては、アーマチュアの同時動作を防止す
る機械式ロック装置と組み合せて、2つの電磁石のコイ
ルが同時に励磁されるのを防ぐための電気式ロック装置
を設けることが望ましいことが度々ある。
【0003】通常、このようなロック機能は、接点をコ
イルに直列に接続した補助スイッチによって得られる
が、それらの補助スイッチは、上記の共通の筐体の外側
に設けるか、あるいは1つにまとめた装置がないため2
つの別個の接触器装置をその間に機械式ロック装置を入
れて結合しなければならない場合は、隣接する2つの接
触器の各々に設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気式
ロックのために各接触器毎に補助接点ケース中にあるス
イッチの1つを用いることは、利用者から他の自動制御
/信号機能プログラムを実行するのに使用可能な2つの
スイッチを奪うことになり、他方、外部配線作業を系統
的に行なわねばならないという問題がある。
【0005】機械式ロック装置は2つの可動部よりな
り、その各々の運動(動作)と各アーマチュアの運動と
の共役関係は、比較的厳格な製造公差が守られている場
合は充分満足が得られるとしても、特に大量生産におい
て寸法が少しずつ集成されるような場合を考えると、故
障や機能不全の可能性は決してなくならず、さらに使用
に起因する必然的な摩耗をも十分考慮しなければならな
い。
【0006】最近、当技術分野においては、たとえ2つ
の接触器の片方しか損傷していない場合に装置全体をそ
っくり交換することになっても、取り付け易くかつ接続
し易い装置が欲しいという多くの多相モータのユーザか
らの要望に応じて様々な開発がなされている。従って、
本発明の目的は、上に述べたような一般的構成を有する
可逆接触器装置において、電気式ロック手段及び機械式
ロック手段を、取り付け作業者、ケーブル配線作業者あ
るいは保守要員の作業を簡略化するよう、完全に統合し
て組み込み、装置の総合的信頼性を改善すると共に、各
接触器に接続するのに必要なこともある補助接点ケース
の一対のスイッチをユーザーから奪わなくても済むよう
にした可逆接触器装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の可逆接触器装置は、筐体の両側に配置した2つの
電磁石の各可動アセンブリによって作動せしめられる可
動ロック片であって、この可動ロック片により作動せし
められる上記筐体に収容された2つの開放ロック式スイ
ッチと共働する可動ロック片を設け、これらの開放ロッ
ク式スイッチの端子の1つをそれら各スイッチにより制
御されるコイルの入力へ特定導体によって内部接続した
ロック装置を具備したものである。
【0008】本発明によれば、装置の横幅を小さくす
る、工場における取り付け作業を容易にする、あるいは
操作し易くする等の付帯的目的も、適宜達成することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明をその実施例により図面を参照
しつつ詳細に説明する。図1及び図2に示す可逆接触器
装置1は、成形された筐体2を具備し、この筐体2はそ
の中心平面RR′が通る中央ハウジング3の両側に2つ
のキャビティ4、5を有し、これらの各キャビティ4,
5には、各々の電磁石制御6及び7を有する電源スイッ
チのシステムが取り付けられるようになっている。
【0010】これらの各システムは、固定ヨーク9、励
磁コイル11及び可動アーマチュア12を有する電磁石
を具備し、可動アーマチュア12は電源スイッチ14の
可動接点を受支する接点ホルダ13に結合されている。
各アーマチュアは、戻しばね(図示せず)によって各ヨ
ークから離間した休止位置へ押しやられる。図3に示す
ように、電源スイッチの端子15,16,17;18,
19,21;及び22,23,24;25,26,27
は、装置の前面部31の2つの領域28及び29に配置
されており、中間の領域20には中央ハウジング部3が
開口している。
【0011】符号13a,13bで示すような個々の接
点ホルダ(図1参照)は、それぞれ中央ハウジング3に
指向する中央溝32a,32bを有する。中央ハウジン
グ3は、概ね2つの平行な壁33,34及びこれらの壁
33,34に平行な中心平面RR′内にある中央隔壁3
6へ連なる補助壁35により画定される。この中央隔壁
36は、装置の前面部31に向けて開口する図4に示す
ような陥凹部37を有し、この陥凹部は2つの平行な対
向側縁部38,39と底部41を有し、底部41の中央
には、2つの電磁石の2つの可動アセンブリと共通で中
心平面RR′と直交する中間平面PP′内に突起部42
が形成されている。
【0012】この突起部42は、中央隔壁36の平面内
において各々突起部42の両側に広がる互いに対称な凹
曲面43,44により画定される。やはり図4に示すよ
うに、陥凹部37の空間内には、隔壁36のある平面R
R′内に急峻な頂点47を形成するように交わる2つの
曲面45,46により画定されるハート形のカム面40
を有する可動ロック片30が配置されている。さらに、
この可動ロック片30は、カムの平面の両側に互いに平
行に横方向に突出する2つの円形の横フランジ48,4
9を有し、これらのフランジは陥凹部37に終端する隔
壁36の両側面51,52に当接し(図1,2及び5参
照)、これによって可動ロック片30はその平面内で振
動することができるようになっている。この可動ロック
片30の運動は、一方ではこれらのフランジにより案内
され、他方ではカムの横案内面53,54が開口部(陥
凹部37)の側縁部38,39に接することにより案内
される。このような運動は、例えば対称平面RR′とP
P′に共通な直線Δに関して対称に反対向きに突出する
2本の植込み横ボルト55a,55bによって可動ロッ
ク片30に与えられる。これらの各植込み横ボルト55
a,55bは、それぞれ溝32a,32bに貫入して、
各々対応する接点ホルダ13a,13bと結合されてい
る。これらの植込み横ボルト55a,55bは互いに平
行な軸を有し、これらの軸はほぼ凸曲面45,46の曲
率中心を通り、これらの曲面から最遠点にある。
【0013】最後に、可動ロック片30は上記の直線Δ
に関して対称に配置された2つのボス56a,56bを
有し、これらのボス56a,56bは、その角度位置に
より、端部に可撓接点57a,57bが配置された2本
の可撓性ブレード59a,59bを弾性変型させること
によって(図6及び図7参照)、可動接点57a,57
bを固定接点58a,58bに対して接離させる(図4
参照)。これらのボスは、横フランジ48,49の外側
にあるこれと平行な平面内に配置されている。また、可
撓性ブレード59a,59bは、平面RR′に対し、そ
して相互にほぼ平行に設けられている。
【0014】各々可動接点と固定接点57a,58a及
び57b,58bで形成されたスイッチ60a及び60
bは、可動ロック片30が図4に示すような休止位置に
ある時、閉状態となる。この休止位置は、2つの系統の
電磁石が同時に休止状態にある時に得られる。この可動
ロック片30は、これと関連して動作する2つの電気式
ロック・スイッチと共に中央ハウジング3内に配置さ
れ、この中央ハウジング3においては、隔壁36が電食
防止機能及び横方向の案内機能を果す。この中央ハウジ
ングは、少なくとも前面部に近い領域に2つのポケット
61a,61bを有し(図2)、これらのポケット中に
は、スイッチと共に各々入力端子62a,62b及び出
力端子63a,63bが収納されている。図2及び図3
さらには図8及び図9に示すように、これらの端子は、
例えば15,16,17から出力端子18,19,21
へ電源スイッチの電流を流す電気回路と平行に走る電気
ロック回路に各々62a,63a:62b,63bの対
の形で組込まれており、かつそれらの対の入力端子と出
力端子が互いに中間平面PP′の反対側に配置されてい
る。端子71,72及び73,74は、外側からアクセ
ス可能であり、2つの電磁石6及び7に付属する励磁コ
イルの接続用端子として用いられる。
【0015】本発明の装置を三相可逆モータの制御また
はスターデルタ・モータの制御に用いる場合、これらの
ロック・スイッチの端子、励磁コイルの端子及びこれら
の電源スイッチの端子は、例えば図8及び図9に示すよ
うな回路によって電気的に接続される。この電気機械ロ
ック装置20の動作は、図4,図6及び図7から容易に
説明することができる。
【0016】もし、カムの頂点47が突起部42に対向
する位置に来る2つの電磁石のアーマチュアに共通の休
止位置(図4参照)から、2つのコイル11a,11b
が偶然同時に励磁されたとすると、頂点47が突起部4
2に接触して、アーマチュアがFで示す向きに(図1)
同時に動くのを防止する。一方の電磁石が他方の電磁石
より前に励磁されると、ロック片30が、励磁されてい
ない方のアーマチュアの溝による保持作用によって、D
の向きに揺動し(図6参照)、あるいはGの向きに揺動
して(図7参照)、その後励磁されていない方の電磁石
のアーマチュアが動くのを防止する。このような防止作
用は、面43と46及び面44と45、さらには面53
と38あるいは面54と39の間の機械的相互作用によ
り得られ、例えば衝撃による電気系統への影響を防ぐの
にも当然有効である(図6及び図7参照)。
【0017】ロック片30やスイッチ60a,60bよ
りなる電気機械系の中央ハウジング3への取り付けは、
中央ハウジング3が前面部31へ近接しているため極め
て容易である。隔壁36によって画定されるセミハウジ
ング87,88中に共通筐体2と一体成形された符号8
5,86等で示す横材中に形成された81,82等の凹
部または溝は(図11参照)、端子62,63の鋸歯状
延長部83,84の工場における位置決めを容易にする
と共に、これらの延長部の効率的な結合を可能にする
(図12参照)。さらに、これらの横材は隔壁36を補
強する作用をも有する。
【0018】図1及び図3に示すフロントカバー76
は、中央ハウジング3が装置の前面部31へ連なる位置
にある開口部を閉じると共に、75で示すような装置の
対向壁面との横方向における摩擦係合のみならず、隔壁
36の延長線上に中央リブ74′を設けたことにより、
雨水等の侵入による電食を防止する役割を有する。図1
及び図12に示す実施例においては、可動ロック片及び
スイッチを収容するキャビティは装置の前面部31へ開
口されている。この構成は、筐体2またはそのベース
(設けられている場合)に、同じ方向に開口して各電磁
石を収容する2つのハウジング91,92を設けること
により取り付けが容易になる。これらの各ハウジング
は、電源スイッチ14、その端子15乃至27及び、必
要に応じて、各々対応する接点ホルダ13a,13bを
収容する蓋体93及び94を装着している間は閉じられ
る。
【0019】同時に、この構成は、コイル11からそれ
ぞれ対応するスイッチ60a,60bに至る配線用フレ
キシブル導体またはその他の導体180,181,18
2,183(図10及び13参照)の位置決めが容易で
あり、フロントカバー76を装着する前に電気機械式ロ
ック装置の最終チェックを行うのに好都合である。従っ
て、コイルは通常接続用端子175,176;177,
178を有している。
【0020】本発明においては、振動するロック片及び
スイッチを収容するキャビティを後面あるいは側面側へ
開口した実施例も可能であり、これによって何ら厄介な
細工が必要になったり配線がより困難になったりするこ
となく、上記実施例同様に装置のコンパクト性や接続、
結線の明確さ等の長所を確保することができる。上記実
施例においては、独特の性質を利用できることから、2
つの接触器アーマチュアの間に機械的ロック機能をもた
らすハート形カムを用いたが、このことは本発明の範囲
を逸脱しない限り、本発明の他の形態の簡単な振動式ロ
ック手段の使用を排除するものではない。図17は、簡
単さという点でかなり上記実施例と共通する他の実施形
態の振動式ロック片93が休止位置にある状態を示す。
このロック片93は、扇形の切欠部94を有し、その開
口部95に臨む位置には、それぞれ各アーマチュア9
8,99の延長部に所属する2本のピン96,97が設
けられている。図から明らかなように、これらのどちら
かのピン、例えばピン96が101aで示すような切欠
部の縁部に接しつつH方向に動くと、ロック片93には
J方向の角運動が与えられる結果、102bで示すその
周部が他方のピン97に対向する位置に来、このピン9
7に結合されたアーマチュアの同方向への動きを妨げ
る。ロック片93の逆方向の回転については、縁部10
1bと周部102aが上記同様に作用する。ロック片9
3に図示の休止位置を与えるためには、戻しばね(図示
せず)を用いることができる。
【0021】上記のロック片に関しては、ロック片93
の2つの横フランジ104,105の間に溝103が位
置するようにして、これにロック片93を取り付ければ
よく(図18)、その場合、中心コア106を、中央キ
ャビティ110を二分する中央隔壁109に設けたノッ
チ108の丸底107と係合させることによって横保持
作用及び軸受け作用が得られるようにする。
【0022】この実施例においても、フランジには、1
11,112で示すような半径方向のボスが設けられ、
前述の実施例同様、これによって可動の開放スイッチ接
点を支持する弾性ブレードを動かすようになっている。
本発明において機械式ロック機能のために用いることの
できる簡単な可動ロック片としては、図19に示すよう
な、中央隔壁162にまたがらせ、その上を滑るように
したスライダ161を用いることができ、このスライダ
161は、両端部163,164に、各アーマチュアに
付属するかまたは各アーマチュアと一体に形成されたF
方向に移動可能な2本のピン165,166のどちらか
のピンの摺動を受けて、その動きをJまたはKで示すよ
うな横方向の直線運動に変換するよう、ベベル部が形成
されている。これらの各運動は、動かなかった方のピン
の下方に受面169aまたは169bを移動させ、ロッ
クすべきアーマチュアの以後の動きを防止する。この実
施例においても、2つの弾性ブレード・スイッチ17
1,172は、可動ロック片、特にその両側にある横突
起部と共働して、最初に励磁されなかった方のコイルの
電源回路を遮断するようになっている。スイッチの弾性
ブレードは、これを用いてスライダに図19に示すよう
な中央の休止位置を与えることができるので、好都合で
ある(図20参照)。
【0023】スイッチと各々対応するコイルとの間の内
部接続のために必要となる諸条件は、例えば120で示
すような装置の後面に向けて開口するベース部121の
キャビティ119を閉じると共に、例えばコイル124
から対応するスイッチ125への接続導体をひ通すため
に壁に形成された123a,123bような切欠部を覆
うための下部絶縁蓋118を用いることによっても達成
することが可能である(特に図14参照)。
【0024】以上のように、実施例ほど効果的ではない
が、装置の側面に開口するキャビティを用いた実施例も
可能である。最後に、本発明の他の実施例においては、
179で示す装置内で2つの電気式ロック・スイッチ1
26,127が互いに近接していることを利用して、コ
イル131,132の戻り導体128,129を筐体内
で互いに接続してから、筐体外部に設けられた共通端子
130に接続してある(図15参照)。
【0025】図16に示す実施例においては、この共通
端子130は、140で示すような特殊な形状を有して
スイッチ部材141,142と一体に形成することが可
能であり、その一端部には固定接点143が支持され、
他端部には可動弾性ブレード144の端部が取り付けら
れている。この場合、長いたわみ線を用いることに伴う
扱い難さを回避するため、これらのスイッチの互いに共
働しかつ対向配置された部材145,146に、各々対
応するコイル151,152の近傍まで延びる延長部1
47,148を具備し、その端部に、153,154で
示すように、コイル巻線の端部を例えばはんだ付け等に
よって直接接続することも可能である。
【0026】各電磁石が対応するコイルの励磁用に各個
に2つの接続端子を有して従来の接続方法をそのまま使
用することが望ましい場合は、コイル及び各コイルをそ
れぞれ制御するスイッチを通る回路について特殊な実施
形態を用いることが可能である(前述の図13に対応す
る図21参照)。この実施例の装置160においては、
コイル157のフレーム156に、筐体159の外側か
らアクセス可能で、コイル巻線の一端165に直接接続
された第1の端子158が設けられると共に、このコイ
ル巻線の他端161はスイッチ163a,163bの入
力端子162の所までフレキシブル導体またはリジッド
導体により引き出されている。これらのスイッチの出力
端子164は、電流戻り用の外部ケーブル166a,1
66bの配線用中継点としてフレームに設けられた第2
の端子165へフレキシブル導体またはリジッド導体に
よって電気的に接続されている。
【0027】また、これらのコイルの2つの第2端子
は、電気的に一つに接続し、これに必要に応じて2つの
コイルに共通の1本の戻り導体を接続するか、あるいは
別個の戻り導体を接続することも可能である。これらの
コイルの3つまたは4つの接続端子を装置1,160の
同じ外面167,168にセットとして設けると好都合
である。
【0028】図21に示すコイルのフレーム156は、
導体161、161′がこのフレーム中に固定された導
体片よりなる構成とすることも可能である。この構成と
例えば図16の構成とを組み合わせることを考えると、
これらの導体片にそれぞれ固定接点及び固定ブレード支
持部の役割を持たせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置における2系統の電磁
石を通る中間平面PP′で切断した断面図である。
【図2】図1の正面図であり、装置の接点ホルダ及び前
面部を取り外しているため、電気機械式ロック装置及び
2つの電磁石のアーマチュアが見えている。
【図3】図1の正面図である。
【図4】休止位置における電気機械式ロック装置の側面
図であり、電磁石を除いた装置の一部が示されている。
【図5】上記ロック装置の機械要素の部分正面図であ
る。
【図6】一方の作動位置における上記ロック装置の側面
図である。
【図7】図6と反対の作動位置における上記ロック装置
の側面図である。
【図8】本発明の装置を2回転方向を有するモータの制
御回路に適用するための結線図である。
【図9】本発明の装置をスターデルタ・モータの始動器
回路に適用するための結線図である。
【図10】上記中間平面PP′に直交しかつ上記電気機
械式ロック装置を収容するハウジングを通る中心平面R
R′で切断した部分断面図である。
【図11】蓋及び機械式ロック装置を除いて示す装置の
中央部分の正面図である。
【図12】機械的連動部材結合される電気式ロック・ス
イッチの詳細構造を示す斜視図である。
【図13】コイル端子とこれに直列に接続される電源を
制御する安全スイッチとの間の第1の内部結線の方法を
示す結線図である。
【図14】本発明における筐体の第2の実施例の概略部
分断面図である。
【図15】コイル端子と安全スイッチとの間の第2の内
部結線方法を示す結線図である。
【図16】図15の回路を形成するための導体の部分斜
視図である。
【図17】上記平面RR′と同等の中心平面で切断した
機械式ロック片の第2の実施例の部分断面図である。
【図18】図17のロック片の部分正面図である。
【図19】上記平面RR′と同等の中心平面で切断した
機械式ロック片の第3の実施例の部分断面図である。
【図20】図19のロック片の部分正面図である。
【図21】コイル端子とこれに直列に接続される電源を
制御する安全スイッチとの間の第1の内部結線の方法を
示す結線図である。
フロントページの続き (72)発明者 レイモン プルメレ フランス国 92600 アスニエールリュ ドゥメスニル 205 (72)発明者 アンドレ ヴェルジュ フランス国 78670 ヴィレネ シュール セーヌシュマン ドゥ セーヌ レ ル フレ (番地なし)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の筐体に収納された2系統の電磁石と
    2系統の電源スイッチを有する可逆接触器装置であっ
    て、上記筐体中にこれら2系統の可動アーマチュア片の
    同時動作を防止する機械式ロック装置を設けると共に、
    これらの電磁石の電源回路中に、2つの電磁石の中で所
    期の動作に関与しない方の電磁石が励磁されるのを防止
    するための逆ロック式スイッチを設けた可逆接触器装置
    において、 上記ロック装置が、筐体の両側に配置した2つの電磁石
    の各可動アセンブリによって作動せしめられる機械式可
    動ロック片であって、この可動ロック片により作動せし
    められる上記筐体に収容された2つの開放ロック式スイ
    ッチと共働する可動ロック片を具備し、これらの開放ロ
    ック式スイッチの端子の1つをそれら各スイッチにより
    制御されるコイルの入力へ特定導体によって内部接続し
    たことを特徴とする可逆接触器装置。
  2. 【請求項2】上記2つの開放ロック式スイッチが、上記
    筐体の前面部の近傍においてハウジング中に互いに平行
    に並べて配置されこれら2つの各スイッチの入力端子と
    出力端子が上記2つの電磁石を貫通する平面の両側にそ
    れぞれ配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    可逆接触器装置。
  3. 【請求項3】上記可動ロック片がハート形のカム面を有
    し、このカム面の2つの円弧の曲率心に互いに可動ロッ
    ク片の反対側に延びる植込みボルトが設けられ、このカ
    ム面の急峻な頂点が上記筐体の中央隔壁に形成されたエ
    ッジ部に対向する位置で休止することを特徴とする請求
    項1記載の可逆接触器装置。
  4. 【請求項4】隔壁に切欠部を設け、その切欠部の対向側
    縁部により上記可動ロック片の振動を案内すると共に、
    各々連続する上記隔壁の互いに平行な両側面を上記カム
    の両側面に設けた上記可動ロック片の2つの突起部の案
    内面として用いることを特徴とする請求項3記載の可逆
    接触器装置。
  5. 【請求項5】上記可動ロック片が、上記カムのエッジ部
    と反対側に互いに対称な2つのボスを有し、これらの各
    ボスが、可動ロック片の休止状態において、それぞれ弾
    性を有する接点ブレードを固定接点に対して押しつける
    作用を及ぼすことを特徴とする請求項3記載の可逆接触
    器装置。
  6. 【請求項6】上記ハウジングに装置の上記筐体と一体成
    形された横材を設け、この横材に上記開放ロック式スイ
    ッチの端子を受支するノッチ部を形成したことを特徴と
    する請求項2項記載の可逆接触器装置。
  7. 【請求項7】上記ハウジングが、装置の上記筐体の前面
    部に開口されていることを特徴とする請求項2記載の可
    逆接触器装置。
  8. 【請求項8】上記ハウジングが、装置の上記筐体の背面
    部に開口されていることを特徴とする請求項2記載の可
    逆接触器装置。
  9. 【請求項9】上記可動ロック片が筐体の中央部にある上
    記ハウジングの中央隔壁の平面内を縦方向に移動可能な
    スライダよりなり、休止位置において中心位置復帰作用
    を及ぼされることを特徴とする請求項2記載の可逆接触
    器装置。
  10. 【請求項10】振動する上記可動ロック片が、ノッチ形
    状の扇形部分を有し、そのノッチの対向する2つの縁部
    がそれぞれアーマチュアまたは接点ホルダに結合された
    2本のピンの一方により押し戻され、このように押し戻
    された時、上記可動ロック片の2つの周部のうち上記一
    方のピンの反対側にある周部が上記2本のうちの他方の
    ピンに対向する位置に来ることを特徴とする請求項1記
    載の可逆接触器装置。
  11. 【請求項11】接触器の各コイルがそれぞれ2つの接続
    端子を具備するよう内部配線を形成した請求項1記載の
    可逆接触器装置。
  12. 【請求項12】上記開放ロック式スイッチの内部配線を
    共通端子に対して接続したことを特徴とする請求項1記
    載の可逆接触器装置。
JP3193756A 1990-04-30 1991-04-30 ロック装置付き可逆接触器装置 Pending JPH0729475A (ja)

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