JPH07293592A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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Publication number
JPH07293592A
JPH07293592A JP6080205A JP8020594A JPH07293592A JP H07293592 A JPH07293592 A JP H07293592A JP 6080205 A JP6080205 A JP 6080205A JP 8020594 A JP8020594 A JP 8020594A JP H07293592 A JPH07293592 A JP H07293592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
electromagnetic coil
pulley
fins
driving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6080205A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Nakagami
秀和 中神
Toshihiko Kumon
俊彦 公文
Kouji Shiyakushi
浩二 杓子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP6080205A priority Critical patent/JPH07293592A/ja
Publication of JPH07293592A publication Critical patent/JPH07293592A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク部分への異物の侵入を防止すると共
に電磁コイルの冷却をも図って安定した伝達トルクを維
持できる駆動装置を得ること。 【構成】 駆動側ディスク18を有するプーリ11と、
電磁コイル20と、被駆動側ディスク25とからなる駆
動装置。プーリ11の外周部にはディスク25を覆うカ
バー部13と複数のフィン14が形成されている。プー
リ11にはメインモータ30から回転力が伝達される。
電磁コイル20がオンされると、ディスク25がディス
ク18に密着し、ローラ支軸8に回転力が伝達される。
カバー部13はディスク18,25間に異物が侵入する
のを防止し、フィン14は空気流を発生して電磁コイル
20を冷却し、かつ、浮遊する異物を排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動装置、特に、電磁
クラッチを用いて回転駆動力を連結/解除する駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電磁クラッチを用いた駆動装置
にあっては、安定した伝達トルクを維持することが重要
である。従来、伝達トルクの低下の原因として以下の2
点が挙げられていた。第1は、駆動側ディスクと被駆動
側ディスクとの間に異物が侵入し、両ディスク間の摩擦
結合力が低下することである。特に、電子写真複写機や
レーザプリンタの各種デバイスに設置される駆動装置に
あっては、機内を浮遊するトナーが侵入しやすい。第2
は、摩擦結合によるクラッチは周囲の温度上昇に伴って
伝達トルクが低下する特性を有し、特に、電磁クラッチ
ではコイル部の発熱によって安定した伝達トルクを維持
することが困難である。
【0003】異物の侵入に対しては、ディスク部分を覆
うカバーを設けることで対処できるが、カバーで覆うの
みでは発熱を抑える点で不利である。一方、発熱は空気
流を発生するファンを設けて冷却することで対処できる
が、複写機やプリンタでは電磁クラッチの設置箇所(現
像器、感光体、定着器、シート搬送ローラ等)が多いた
めに、効率が悪く、組立てに手間を要し、保守も煩雑と
なる。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、ディスク部分
への異物の侵入を防止できると共に、専用の駆動源を必
要とすることなく電磁コイルの冷却をも図って安定した
伝達トルクを維持できる駆動装置を提供することにあ
る。
【0005】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る駆動装置は、モータを駆動源として回
転駆動される回転部材の外周部に、電磁コイルのオン、
オフに基づいて前記回転部材に対して連結/解除される
被駆動部材を覆うカバー部を設けると共に、回転によっ
て前記電磁コイルの外周部分に空気の流れを形成するフ
ィンを設けたことを特徴とする。
【0006】以上の構成において、カバー部は異物が回
転部材と被駆動部材との間に侵入するのを防止する。ま
た、フィンは回転部材の回転によって空気流を発生し、
電磁コイルの温度上昇を抑える。即ち、本発明によれ
ば、従来、伝達トルク低下の原因となっていた異物の侵
入及びクラッチの温度上昇が防止され、安定した伝達ト
ルクを維持できる。しかも、フィンを回転させる専用の
駆動源は不要である。さらに、フィンによって発生する
空気流は浮遊する異物を排除する作用をも有する。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る駆動装置の実施例につい
て、添付図面を参照して説明する。本実施例は、図1に
示すように、電子写真複写機やレーザプリンタのシート
搬送ローラ1,2の駆動装置に適用したものである。搬
送ローラ1,2はベース3上に設けたフレーム4,5に
軸受6,7を介して回転自在に装着したので、搬送ロー
ラ1の支軸8の一端部に本実施例である駆動装置10が
設置されている。
【0008】駆動装置10は、プーリ11と駆動側ディ
スク18と電磁コイル20と被駆動側ディスク25とで
構成されている。プーリ11は、支軸8に対して軸方向
には位置が決められ、かつ、回転自在に取り付けられ、
歯部12には出力用プーリ32との間でタイミングベル
ト33が架け渡されている。出力用プーリ32はメイン
モータ30の出力軸31に固定したもので、メインモー
タ30の回転力は出力用プーリ32、タイミングベルト
33を介してプーリ11へ伝達される。また、駆動側デ
ィスク18は摩擦係数の大きい材料、例えばゴムからな
り、プーリ11の凹所に固着されている。
【0009】電磁コイル20は支軸8に対しては回転し
ないように取り付けられている。被駆動側ディスク25
は支軸8に対して軸方向には移動自在に、かつ、支軸8
と一体的に回転可能に取り付けられている。このディス
ク25は磁性材料からなり、前記ディスク18との対向
面は摩擦係数を大きく設定されている。例えば、粗面化
処理が施され、あるいは、ゴム板が貼り付けられてい
る。電磁コイル20がオンされると、その磁界によって
ディスク25が図1中左方へ移動してディスク18へ圧
着し、プーリ11の回転力がディスク18,25を介し
て支軸8へ伝達される。一方、電磁コイル20がオフさ
れると、ディスク25への磁界の作用が消滅し、プーリ
11及びディスク18が空回転する。
【0010】さらに、本実施例では、図2、図3に示す
ように、前記プーリ11の外周部に円筒状のカバー部1
3を形成すると共に、カバー部13の外側に複数のフィ
ン14を周方向に一定の間隔で設けた。カバー部13は
ディスク18,25を覆い、両者の隙間に異物が侵入す
ることを防止する。フィン14はプーリ11が回転する
と図1中右方への空気流を発生させる。この空気流は電
磁コイル20の外周部に沿って流れ、電磁コイル20を
冷却する。また、機内に浮遊するトナー等の異物を流れ
に乗せて排除する。
【0011】即ち、本実施例にあっては、カバー部13
によってディスク18,25間への異物の侵入を防止し
て両者の摩擦結合力の低下を防止すると共に、フィン1
4によって形成される空気流で電磁コイル20の温度上
昇を抑え、結果的に安定した伝達トルクを維持できる。
また、フィン14はプーリ11と一体であるためにメイ
ンモータ30によって回転駆動され、専用のモータを設
ける必要はない。さらに、電磁コイル20がオフされた
後もメインモータ30がオンされている間はプーリ11
が回転し、冷却効果を発揮する。従って、メインモータ
30をオフするタイミングを調整することにより、必要
な冷却効果を得ることができる。
【0012】一方、フィン14はプーリ11自体の冷却
効果をも有する。電磁コイル20の発熱による温度上昇
はプーリ11の歯部12の熱膨張を引き起こし、歯部1
2とタイミングベルト33との噛み合い不良(歯飛び)
が発生する。歯部12はメインモータ30の回転を減速
するために相対的に歯数が多く、熱膨張による噛み合い
不良が発生しやすい。フィン14によって空気流を形成
することはプーリ11自体をも冷却することとなり、噛
み合い不良を防止できる。なお、歯部12の噛み合い不
良を防止するには、温度上昇を抑える以外に、あるいは
それと併用して、プーリ11自体の材質に熱膨張率の小
さいもの、例えば、ガラス繊維を混入した樹脂を使用し
てもよい。
【0013】なお、本発明に係る駆動装置は前記実施例
に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
更可能である。特に、複写機やプリンタにあっては、シ
ート搬送ローラの駆動以外にも、定着器、現像器、感光
体等種々のデバイスの駆動に用いることができる。ま
た、複写機以外の装置に用いることも可能である。
【0014】さらに、フィンの形状は傾斜した平板状の
もの以外に任意であり、例えば、プロペラ状であっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である駆動装置を示す断面
図。
【図2】前記駆動装置を構成するプーリの正面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【符号の説明】
10…駆動装置 11…プーリ(回転部材) 13…カバー部 14…フィン 18…駆動側ディスク 20…電磁コイル 25…被駆動側ディスク 30…メインモータ 33…タイミングベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杓子 浩二 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動源として回転駆動される回
    転部材に対して電磁コイルのオン、オフに基づいて連結
    /解除される被駆動部材を有する駆動装置において、 前記回転部材の外周部に、前記被駆動部材を覆うカバー
    部を設けると共に、回転によって前記電磁コイルの外周
    部分に空気の流れを形成するフィンを設けたこと、 を特徴とする駆動装置。
JP6080205A 1994-04-19 1994-04-19 駆動装置 Pending JPH07293592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6080205A JPH07293592A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6080205A JPH07293592A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07293592A true JPH07293592A (ja) 1995-11-07

Family

ID=13711890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6080205A Pending JPH07293592A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07293592A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005319A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Toshiba Corp X線断層像撮影装置

Cited By (1)

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