JP2003195686A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003195686A JP2003195686A JP2001395291A JP2001395291A JP2003195686A JP 2003195686 A JP2003195686 A JP 2003195686A JP 2001395291 A JP2001395291 A JP 2001395291A JP 2001395291 A JP2001395291 A JP 2001395291A JP 2003195686 A JP2003195686 A JP 2003195686A
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Abstract
せることにより、温度の上昇を最小限に抑制し得るよう
にした画像形成装置を提供する。 【解決手段】 一連の電子写真プロセスを使用し且つ像
担持体1が円筒ドラム形状である画像形成装置に関し、
ドラム端部に設置されたフランジのどちらか一方がベア
リング構造を備えたものとして構成する。
Description
を使い、像担持体(感光体)が円筒ドラム形状であるプ
リンタ、プロッタ、複写機、FAXなどの普通紙に複写
が可能な画像形成装置に関するものである。
行なう画像形成装置で、ドラム形状の感光体に、材料を
ゴムとするブレードを、カウンター方式にて押しつけ、
感光体上に残された残トナーをクリーニングする機構を
備える複写機では、感光体ドラムと、材料をゴムとする
クリーニングブレードとの摩擦によって振動が発生す
る。
ラムが持つ固有の特性、さらにクリーニングブレードの
材質によって、ドラム内部で振動増幅されることによ
り、人間が認識できる音となって、いわゆるブレード鳴
きと呼ばれる現象が発生する。
ーニングブレード、および感光体ドラムの組み合わせで
は、摂氏30°近辺での使用においては、人間が感知で
きるブレード鳴き現象は少ないが、摂氏32°以上での
機械使用においては人間の聞こえる音としてのブレード
鳴き現象が、始動時、停止時の比較的ゆるやかな振動状
態の時に発生する様になる。
現象が、感光体回転と付随して聞こえる様になり、つい
には感光体回転中、連続的に鳴り続ける様になる。温度
上昇によってブレードゴムの固有の性質が変わることか
ら発生するものなのか、又は他の原因があってのことか
は定かではないが、感光体との摩擦の振動数が変わった
ことによるものと考えられる。ブレード鳴き現象は、現
状の感光体とクリーニングブレードの関係においては、
温度と密接な関係にあることがわかっている。
えることが必要となる今後の複写機においては、電子写
真プロセス中での電力消費が一番大きい定着部での消費
電力を下げる手段として、低温度での融点を持つトナー
が使用されるようになってきている。この低温度融点を
もつトナー使用環境下では、現状よりも低い温度から低
温度融点トナーがユニットへ固着しやすくなり、ユニッ
トの温度管理が更に重要となる。
り、現在設計で求められているものは、ユニット周辺雰
囲気の温度を上げない設計であるが、そのような設計の
具体的な提案は未だ成されていないのが実情である。
で、感光体を成す像担持体の内部に気流を発生させるこ
とにより、温度の上昇を最小限に抑制し得るようにした
画像形成装置を提供することを目的としている。
連の電子写真プロセスを使用しかつ像担持体が円筒ドラ
ム形状である画像形成装置において、ドラム端部に設置
されたフランジの何れか一方がベアリング構造を有する
ことを最も主要な特徴とする。
りの温度上昇を防ぐことを目的として空気を導く為に、
像担持体を保持するPCUカートリッジに風通穴があけ
られており、ベアリング構造を有するフランジを含む像
担持体の両端に取りつけられたフランジに、風通穴があ
けられている画像形成装置を主要な特徴とする。
するフランジが樹脂でできている画像形成装置を主要な
特徴とする。
するフランジが扇風機のような羽を持っている画像形成
装置を主要な特徴とする。
するフランジが外部駆動によって像担持体の回転速度と
同等以上の回転速度で回るように構成されている画像形
成装置を主要な特徴とする。
参照しつつ説明する。図1〜図7は本発明を実施する形
態の一例を示すもので、図1は本形態例の概略図を示
し、円筒ドラム形状の感光体を成す像担持体1の端部片
方には、樹脂(PC、PSなどにガラスを数10%混合
したもの)や、Al等の金属でできた、風通穴5を有す
るフランジ4を圧入+接着または像担持体ドラムと一体
成形して、ドラム駆動によってフランジ4(図2の右側
の図示を参照)が外れない様にしてある。本形態例で
は、こちらのフランジ4中心に、ドラム駆動軸9(図4
参照)が差し込まれ、ドラム駆動の伝達点となってい
る。
着されるフランジが、ベアリング構造を有するベアリン
グフランジ2となる。このベアリングフランジ2は、図
2の右側の図示や図3を参照すれば判る通り、内輪7と
外輪8の間に球状の物質が挟み込まれている構造となっ
ており、本形態例においては、内輪側にガラスを30%
含む樹脂を使って実施した。
るベアリングフランジ2の内輪7に羽3の形状を持たせ
ること、また、風通穴6をベアリングフランジ2内に空
けることの二つの重要要素を組み込むため、形状を容易
に作りやすくすることから、樹脂物質が一番適した材料
となる。なお、ガラスを入れるのは、球状の物質(基本
的にFeなどの金属使用)との摩擦によって、削れるこ
とを防ぐ為に強度を持たせるためである。金属を使って
の同様構成でも機構的にはまったく同様である。加工の
しやすさを追求した結果である。
ているが、これは一般的に知られている電子写真プロセ
スを用いる複写機の構成であるため説明は割愛する。ま
た、図6は像担持体1が収容されるPCUユニット11
の全体図を示したものであり、図7は像担持体1をPC
Uユニット11から脱着する様子を図にしたものであ
る。
を構成すれば、ベアリングフランジ2を使用すること
で、内輪7と外輪8の速度差を発生させることが可能と
なるのである。これは、像担持体1に固定された外輪8
よりもベアリングフランジ2の内輪7の回転数に差をつ
けることとなる。これにより、像担持体1よりも、ベア
リングフランジ2に取りつけられた羽3を早く回すこと
が可能となり、これによって、必要とする気流を十分に
発生させることができるものである。
には、図4のようにドラム回転の為のドラム軸部10が
挿入されており、この軸がベアリングフランジ内輪を駆
動させるための、駆動伝達部分となっている。この機構
を持つことにより、ドラム内へ図4の様に気流を発生さ
せることが可能となり、ドラム表面のみにとどまること
なく、ドラムを中心としたユニット全体に冷却効果をも
たらすことが可能となる。
態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
ば、下記の如き種々の優れた効果を得る。
よれば、像担持体回転速度と、ベアリング構造を有する
フランジとの速度差を発生させることができるので、該
フランジを像担持体よりも早く回すことができ、これに
よって、前記フランジに付した羽構造により必要とする
気流を十分に発生させて像担持体内に導くことができ、
ドラムを中心としたユニット全体に冷却効果をもたらせ
て温度の上昇を最小限に抑制することができる。
よれば、像担持体内に気流を支障なく導きかつ排出させ
ることができる。
よれば、ベアリングフランジに容易に羽構造と風通穴の
機構を持たせることができる。
よれば、像担持体内に良好に気流を発生させることがで
きる。
よれば、像担持体及び、その周辺のユニットの冷却を十
分に行なうことが可能となる気流を発生させることがで
き、熱による不具合の発生を抑えることができる。
る。
ンジについての正面図である。
一部を切り欠いた斜視図である。
図である。
成を示す説明図である。
る。
を示す斜視図である。
ンジ) 3 羽 4 フランジ 5 風通穴 6 風通穴 7 内輪 8 外輪 9 ドラム駆動軸 10 ドラム軸部 11 PCUユニット
Claims (5)
- 【請求項1】 一連の電子写真プロセスを使用しかつ像
担持体が円筒ドラム形状である画像形成装置において、
ドラム端部に設置されたフランジの何れか一方がベアリ
ング構造を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 表面及び像担持体廻りの温度上昇を防ぐ
ことを目的として空気を導く為に、像担持体を保持する
PCUカートリッジに風通穴があけられており、ベアリ
ング構造を有するフランジを含む像担持体の両端に取り
つけられたフランジに、風通穴があけられていることを
特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 ベアリング構造を有するフランジが樹脂
でできていることを特徴とする請求項1または2に記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 ベアリング構造を有するフランジが扇風
機のような羽を持っていることを特徴とする請求項1か
ら3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 ベアリング構造を有するフランジが外部
駆動によって像担持体の回転速度と同等以上の回転速度
で回るように構成されていることを特徴とする請求項1
から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395291A JP4010352B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001395291A JP4010352B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003195686A true JP2003195686A (ja) | 2003-07-09 |
JP4010352B2 JP4010352B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=27601746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001395291A Expired - Fee Related JP4010352B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4010352B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110243596A1 (en) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | Kyocera Mita Corporation | Photoreceptor, cooling mechanism for photoreceptor, and image forming apparatus provided with the same |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001395291A patent/JP4010352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20110243596A1 (en) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | Kyocera Mita Corporation | Photoreceptor, cooling mechanism for photoreceptor, and image forming apparatus provided with the same |
JP2011215225A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Kyocera Mita Corp | 感光体とその冷却構造及びこれを備えた画像形成装置 |
US8433217B2 (en) * | 2010-03-31 | 2013-04-30 | Kyocera Mita Corporation | Photoreceptor, cooling mechanism for photoreceptor, and image forming apparatus provided with the same |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4010352B2 (ja) | 2007-11-21 |
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