JPH07292824A - カーテンウォール - Google Patents

カーテンウォール

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JPH07292824A
JPH07292824A JP6083350A JP8335094A JPH07292824A JP H07292824 A JPH07292824 A JP H07292824A JP 6083350 A JP6083350 A JP 6083350A JP 8335094 A JP8335094 A JP 8335094A JP H07292824 A JPH07292824 A JP H07292824A
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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/88Curtain walls
    • E04B2/96Curtain walls comprising panels attached to the structure through mullions or transoms

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  • Architecture (AREA)
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  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種のカーテンウォールに容易に対応でき、
製品の生産等の各種管理や製造用型管理を容易にできる
カーテンウォールを提供すること。 【構成】 基部11の室内外に一対の係止片12A,13Aを備
える取付部12,13 を形成して構造材である方立10、無目
30を構成する。取付部12,13 にガラスパネル4を保持す
る保持部材15と、室内面11A を被覆する化粧板14とを取
り付けてカーテンウォール2を構成する。この保持部材
15、化粧板14を適宜選択して取付部12,13に取り付ける
ことで共通の方立10、無目30を用いて各種カーテンウォ
ールに対応可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等の建築物の外壁
等として設けられるカーテンウォールに関する。
【0002】
【背景技術】カーテンウォールには、建築物の上下階の
躯体間に方立(縦材)を取り付け、この方立間に無目な
どの横材を掛け渡し、これら方立および横材により区画
された開口部にガラス板、アルミ板、コンクリート板、
石材板等からなる各種の面材を配置したものがある。
【0003】ところで、近年のビル等では、意匠性(デ
ザイン性)も様々なものが要求されるようになり、カー
テンウォールによる外壁面にも様々な意匠のものが使用
されるようになった。例えば、方立をガラス板等の面材
よりも室外側に突出させて方立を強調したもの、方立や
横材を面材とほぼ同一平面に配置したもの、隣接する面
材を室内外方向に段差を設けて配置して凹凸壁面を構成
したもの、方立もしくは横材の一方を面材の室内側に配
置して外部に露出しないようにして横もしくは縦方向の
連続を強調したもの、方立および横材の両方を面材の室
内側に配置して外部に露出しないようにしたもの、面材
を多層に配置して断熱性や遮音性を向上させたもの等の
各種形状のカーテンウォールが用いられるようになっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、方立や
横材は各種カーテンウォール毎に形状等が異なり、かつ
それぞれのカーテンウォールにおいても方立と横材は形
状、構造が異なるため、従来はカーテンウォールの種類
に応じて各種の方立や横材をそれぞれ生産する必要があ
った。このため、方立や横材の種類が多くなって、生産
用の型の管理や生産された方立、横材の各種管理(生
産、在庫、搬出等)も非常に煩雑になるという問題があ
った。
【0005】また、このような問題を改善するため、1
種類の方立で複数種類のカーテンウォールに対応できる
ようにしたものとして、特公昭55−1423号公報
や、実公昭55−571号公報に記載された方立が提案
されている。すなわち、特公昭55−1423号公報の
方立は、角筒状基部から前後同一線方向に縦壁を突設
し、この縦壁先端に直角方向に横壁を付設し、これによ
り嵌入溝を形成し、この嵌入溝に適宜にガラス板を配置
してフラット状、凹凸状、二重ガラス状の各種カーテン
ウォールに対応可能としたものである。また、実公昭5
5−571号公報の方立は、縦方向に分割された2つの
方立部材からなり、各方立部材の偏心位置にガラス等の
面材を保持する嵌溝を形成し、各方立部材の設置方向を
適宜設定することで、フラット状、凹凸状、方立が外部
に突出した各種のカーテンウォールに対応可能としたも
のである。
【0006】しかしながら、前者では、方立が室内側に
隠れるタイプには対応できないという問題があり、後者
では、二重ガラス構造や、方立が室内側に隠れるタイプ
には対応できないという問題があった。つまり、従来提
案されている方立は、3種類程度のカーテンウォールに
は対応できるが、前記した7種類すべてのカーテンウォ
ールに対応することはできず、対応するには数種類の方
立や横材を用意しなければならないという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、外壁面の形状が異なる各
種のカーテンウォールに容易に対応でき、かつ方立と横
材とを同一の構造材で構成でき、これにより方立および
横材の種類を少なくできて製品の生産、在庫、搬出等の
各種管理や製造用の型の管理も容易にできるカーテンウ
ォールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカーテンウォー
ルは、上述の目的を達成するために、基部の室内外に一
対の係止片を備えた取付部を設けた構造材を縦横に枠組
みして開口部を区画する方立および横材を構成し、この
方立および横材の室内外の前記取付部の少なくとも一方
に面材を保持する面材保持部材を取り付け、この面材保
持部材が取り付けられていない前記取付部には化粧材を
取り付けて被覆したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明においては、方立および横材として用い
られる構造材の基部の室内外に一対の係止片を設けた取
付部を形成し、この取付部に面材を保持する面材保持手
段又は前記取付部を被覆する化粧材を適宜選択して取り
付けることで各種カーテンウォールが構成される。この
際、各種カーテンウォールにおいて、構造材である方立
および横材は共通化されて1種類でよく(構造材用の型
も1種類でよい)、適宜選択された面材保持手段や化粧
材を取付部に取り付けることで各種構造、形状のカーテ
ンウォールに対応可能であるため、生産、在庫、搬出管
理等が容易となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本発明の一実施例に係るカーテンウォ
ール用構造材が適用されたカーテンウォール2によって
形成された建築物1の壁面が示されている。図2,3に
も示すように、建築物1の上下階の躯体3間には、構造
材としての方立10が取り付けられ、この方立10間に
は横材30が掛け渡され、この方立10および横材30
によって開口9が区画されている。開口9には、カーテ
ンウォール用面材であるガラスパネル4が配置され、カ
ーテンウォール2が構成されている。
【0011】図2,3に示すように、躯体3にはブラケ
ット5がボルト止めされ、このブラケット5には、方立
10内部にビス止めされた裏板6に方立10がボルト7
により取り付けられている。また、横材30は、図4に
も示すように、方立10に跨って設けられ、各方立10
および横材30に図示しないボルトにより固定される十
字状の接続プレート8によって方立10に取り付けられ
ている。
【0012】方立10および横材30は、図2,3に示
すように、断面が略II字状に形成され、つまり断面中央
に位置される角筒状の基部11,31と、この基部1
1,31の室内外に外側に面した受面12B,13B,
32B,33Bを有する一対の係止片12A,13A,
32A,33Aを備えた取付部12,13,32,33
とを備え、アルミの押出成形等によって一体成形(長手
方向に同一断面形状のまま連続して形成)されている。
取付部12,13,32,33の各係止片12A,13
A,32A,33Aは、方立10、横材30の長手方向
に直交する壁面に沿った水平および垂直方向に所定間隔
離されて室内側および室外側に向かって突設され、かつ
断面が略L字形となるように折り曲げられている。
【0013】方立10および横材30の室内面11A,
31A側の取付部12,32には、それぞれ化粧材1
4,34が嵌め込まれて受面12B,32Bに密着して
いる。化粧材14,34は、アルミやプラスチック等の
適宜な材料で成形されており、前記取付部12,32の
係止片12A間および32A間に嵌合される係止部14
A,34Aを備えている。
【0014】方立10および横材30の室外面11B,
31B側の取付部13,33には、ガラスパネル4を保
持する面材保持手段としての保持部材15,35が取り
付けられている。保持部材15,35は、前記取付部1
3,33に係止固定されている基端部16,36と、こ
の基端部16,36に連結された先端部17,37とを
備えている。
【0015】基端部16,36は、アルミの押出成形な
どによって固定側板16A,36Aと連結側板16B,
36Bとで断面略T字状に形成され、各方立10、横材
30に沿って延長された長尺物とされている。この基端
部16,36は、同一部材である。固定側板16A,3
6Aは、前記方立10、横材30の取付部13,33に
係合され、方立10、横材30の室内外方向には係止片
13A,33Aによって係止されて移動不能とされてい
る。従って、基端部16,36は、固定側板16A,3
6Aを、前記方立10、横材30の端部から取付部1
3,33内に挿入し、必要に応じて基端部16,36の
スライド移動を規制する数本のビスを用いて方立10、
横材30に固定されている。連結側板16B,36Bに
は、断面L字状の係止片16C,36Cが連結側板16
B,36Bの長手方向に沿って延長されて一体成形され
ている。
【0016】一方、先端部17,37は、アルミの押出
成形などによって先端側板17A,37Aと連結側板1
7B,37Bとで断面略T字状に形成され、各方立1
0、横材30に沿って延長された長尺物とされている。
連結側板17B,37Bには、前記係止片16C,36
Cに係合する断面L字状の係止片17C,37Cが連結
側板17B,37Bの長手方向に沿って延長されて一体
成形されている。
【0017】保持部材15,35は、基端部16,36
および先端部17,37の係止片16C,36Cおよび
係止片17C,37Cを互いに係合させることで連結さ
れて全体としての断面形状が略H字形とされ、これによ
り凹溝18,38が保持部材15,35に沿って形成さ
れる。
【0018】凹溝18,38には、ガラスパネル4の四
辺が配置され、その四辺は係止片13A,33Aの受面
13B,33Bおよび先端部17,37に接するバック
アップ材19,39及び弾性シーラント等のシーリング
材20,40により保持されている。また、横材30の
室外面31Bに取り付けられた保持部材35上には、ガ
ラスパネル7が置かれるセッティングブロック41が配
置されている。
【0019】次に、前記方立10および横材30を用い
て、他の形式のカーテンウォールを構成する場合につい
て説明する。なお、図5は横材30の縦断面図である
が、方立10部分の横断面図はセッティングブロック4
1が無くなるだけで同一に表される。図5(A)に示す
ように、方立10および横材30の室内面11A,31
Aの取付部12,32に保持部材15,35を取り付
け、室外面11B,31Bの取付部13,33に化粧板
14,34を嵌合する。そして、取付部12,32の凹
溝18,38にガラスパネル4を嵌めることでガラスパ
ネル4の表面に対して方立10および横材30が室外方
向で強調されたカーテンウォール50が構成される。
【0020】また、図5(B)に示すように、方立10
および横材30の室内面11A,31Aの取付部12,
32および室外面11B,31Bの取付部13,33に
それぞれ保持部材15,35を取り付け、室内側の保持
部材15,35の2つの凹溝18,38のうちの一方に
ガラスパネル4を嵌めるとともに、室外側の保持部材1
5,35の2つの凹溝18,38のうちの他方にガラス
パネル4を嵌める。なお、ガラスパネル4を配置しない
凹溝18,38は、バックアップ材61およびシーリン
グ材62で塞いでおく。これにより、ガラスパネル4が
室内外方向にずれて配置され、凹凸面を有するカーテン
ウォール60が構成される。
【0021】さらに、図5(C)に示すように、方立1
0および横材30の室内面11A,31Aの取付部1
2,32および室外面11B,31Bの取付部13,3
3にそれぞれ保持部材15,35を取り付け、室内外の
保持部材15,35の2つの凹溝18,38にそれぞれ
ガラスパネル4を嵌めると、ガラスパネル4が室内外方
向に二重に配置され、断熱性や遮音性に優れた二重ガラ
スのカーテンウォール70が構成される。なお、ガラス
パネル4を二重に配置すると、各ガラスパネル4間のシ
ールをパネル4の設置後に行うことが困難であるため、
パネル4の設置前に気密ゴム等の適宜なシール材71を
配置しておくことが好ましい。
【0022】また、図6(A)に示すように、方立10
の室内面11Aの取付部12に化粧材14を嵌合し、方
立10の室外面11Bの取付部13の受面13Bに、面
材保持手段としてのシリコーンゴム等からなる構造シー
ラント81を配置し、この構造シーラント81間にバッ
クアップ材82を配置し、構造シーラント81の接着力
でガラスパネル4の縦辺背面を固定することにより、方
立10がガラスパネル4の室内側に隠れるカーテンウォ
ール80が構成される。なお、ガラスパネル4間にはシ
ール材83が充填される。
【0023】さらに、図6(B)に示すように、横材3
0の室内面31Aの取付部32に化粧材34を嵌合し、
横材30の室外面31Bの取付部33に、面材保持手段
としての構造シーラント91および断面がT字状の長尺
の支持部材92を配置し、この支持部材92の水平方向
に突設された支持板部92Aの上下にシーリング材93
を介してガラスパネル4を配置するとともに、ガラスパ
ネル4と受面33Bとの間に前記構造シーラント91を
配置し、この構造シーラント91の接着力でガラスパネ
ル4の上下辺を固定することにより、横材30がガラス
パネル4の室内側に隠れるカーテンウォール90が構成
される。
【0024】なお、図6(A),(B)に示すカーテン
ウォール80,90において、図示しない方立10、横
材30部分には、図2,3に示す保持部材15,35を
配置してガラスパネル4を支持するか、図6の取付構造
をそれぞれ採用して方立10、横材30もガラスパネル
4の室内側に隠れるようにしてカーテンウォールを構成
してもよい。
【0025】このような本実施例によれば、様々な形式
のカーテンウォール2,50,60,70,80,90
を構成するにあたって、構造材となる方立10、横材3
0は共通の部材を用いることができ、この方立10、横
材30に面材保持手段である保持部材15,35および
構造シーラント81,91や化粧材14,34等を適宜
選択して取り付けるだけで、各種カーテンウォールに対
応することができる。このため、従来に比べて方立10
や横材30の種類を少なくでき(断面形状が同一の1種
類のみでよい)、方立10、横材30の生産効率を向上
でき、製造コストを低減することができる。同様に、各
種カーテンウォールにおける保持部材15,35や化粧
板14,34も同一断面形状のものでよいため、生産効
率を向上でき、製造コストを低減することができる。
【0026】また、方立10、横材30の共通化等で生
産する部品種類が少なくなり、生産用の型も少なくでき
るため、工場等における在庫管理や、各建築現場への搬
出管理等もきわめて容易に行え、各管理コストも低減す
ることができる。従って、各コストが低減されるため、
結果として様々な意匠のカーテンウォールを安価に提供
することができる。
【0027】また、従来の方立が最大3種類のカーテン
ウォールのみしか構成できないのに対し、本実施例の方
立10、横材30は、その室内外に設けた係止片12
A,13A,32A,33Aに、保持部材15,35、
構造シーラント81,91や化粧材14,34を適宜取
り付けることによって、前述したカーテンウォール2,
50,60,70,80,90および方立10および横
材30がガラスパネル4の室内側に隠されたカーテンウ
ォールの計7種類のカーテンウォールに対応することが
でき、部材の共通化を一層はかることができる。
【0028】さらに、前記実施例では、方立10、横材
30の取付部12,13,32,33を平断面が略L字
状とされた係止片12A,13A,32A,33Aによ
り構成したため、保持部材15,35は、基端部16,
36等を端部から係止片12A,13A,32A,33
A内に嵌挿し、位置決め用のビス固定を行うことで容易
に取り付けることができ、化粧板14,34は、係止部
14A,34Aを係止片12A,13A,32A,33
A間にはめ込むだけで容易に取り付けることができ、現
場組立時の施工作業性を向上することができる。
【0029】また、保持部材15,35を基端部16,
36および先端部17,37の2つの部材で構成したの
で、先端部17,37を適宜交換すれば、方立10や横
材30の外観形状を自由に変更することができる。例え
ば、図7に示すように、前記先端部17,37を、湾曲
面を有する先端部100等に変更すれば、外観形状の異
なる方立10や横材30を容易に構成することができ
る。この際、基端部16,36を交換する必要はなく、
かつ基端部16,36と先端部17,37,100とは
係止片16C,36C,17C,37Cを互いに係止す
るだけで取り付けられており、着脱が容易に行えるた
め、カーテンウォールの施工後であっても先端部17,
37,100を自由に交換することができて外観形状を
変更することができる。
【0030】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、構造材である方立や横材の形状
は、基部11,31を円筒状に形成するなどしてもよ
く、実施にあたって適宜設定すればよい。また、構造材
の材質としてはアルミに限らず、スチール製でもよい。
スチール製の場合には、例えば角筒柱からなる基部に、
取付部となるリップ溝鋼を溶接、ボルト止めで固定して
構成してもよい。
【0031】取付部は、方立10や横材30の長手方向
に連続せずに、所定間隔で複数箇所に形成されているも
のでもよい。また、取付部としては、化粧板14,34
や保持部材15,35を方立10や横材30に固定する
ビスを用いてもよい。さらに、取付部の係止片は略L字
状に限らず、略T字状等でもよく、面材保持手段や化粧
板を取り付けることができる形状であればよい。
【0032】保持部材としては、断面形状が略H字形と
された一体の部材でもよく、要するにガラスパネル4な
どの面材を保持できる構造であればよい。また、基端部
16,36や先端部17,37から保持部材を構成する
場合、これらをボルト止めして連結してもよい。但し、
係止片16C,17C,36C,37Cで連結したほう
が、着脱が容易である点で有利である。さらに、前記実
施例では、係止片に受面を形成していたが、保持部材に
バックアップ材19,39やシーリング材20,40を
受ける受面を形成してもよい。また、化粧材の形状は、
前記実施例のものに限らず、実施にあたって適宜設定す
ればよい。
【0033】方立10および横材30の連結方法は、図
4に示したもの限らず、例えば横材30の端部に連結プ
レートを固定し、このプレートと方立10とをボルト止
めすることで連結してもよい。また、面材保持手段とし
ては、左右に隣接配置される各面材の一方を前記保持部
材15,35のように凹溝18,38内に嵌挿してバッ
クアップ材やシール材を介して保持し、他方を前記構造
シーリング材81,91を用いて保持するものを用いて
もよい。この場合、同一壁面に意匠の異なるカーテンウ
ォールを形成できる。さらに、外壁端部等のように一方
側のみで面材を保持し、他方には適宜な化粧材を取り付
ける構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、様々な形式のカーテン
ウォールにおいて、構造材である方立や横材を共通化で
き、このため構造材等の部品種類を少なくできて生産性
を向上でき、型管理や構造材の生産、在庫、搬出等の管
理を簡単にできるという効果がある。また、方立および
横材を同一構造材で構成して開口部を区画しているた
め、面材保持手段を適宜選択することで同一壁面に異な
る意匠を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカーテンウォールが適用さ
れた建築物の壁面を示す図である。
【図2】同実施例の構造材である方立および横材を用い
たカーテンウォールを示す縦断面図である。
【図3】同カーテンウォールを示す横断面図である。
【図4】同実施例の方立および横材の連結部を示す斜視
図である。
【図5】前記実施例の構造材を用いた他のタイプのカー
テンウォールを示す断面図である。
【図6】方立あるいは横材が外観に露出しないタイプの
カーテンウォールを示す断面図である。
【図7】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 建築物 2,50,60,70,80,90 カーテンウォール 9 開口部 10 構造材である方立 30 構造材である横材 11,31 基部 11A,21A 室内面 11B,21B 室外面 12,13,32,33 取付部 12A,13A,32A,33A 係止片 12B,13B,32B,33B 受面 14,34 化粧材 15,35 面材保持手段である保持部材 16,36 基端部 17,37 先端部 16C,17C,36C,37C 係止片 81,91 面材保持手段である構造シーラント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部(11),(31) と、この基部(11),(31)
    の室内外に設けられた一対の係止片(12A),(13A),(32A),
    (33A) を備える取付部(12),(13),(32),(33)とを有する
    構造材を、方立(10)および横材(30)として縦横に枠組み
    して区画された開口部(9) を形成し、この区画された開
    口部(9) の方立(10)および横材(30)の室内外の前記取付
    部(12),(13),(32),(33) の少なくとも一方に面材保持手
    段(15),(35),(81),(91) を取り付けて面材(4) を保持
    し、面材(4) を保持しない取付部(12),(13),(32),(33)
    には化粧材(14),(34) を被覆したことを特徴とするカー
    テンウォール。
JP6083350A 1994-04-21 1994-04-21 カーテンウォール Expired - Fee Related JP2755900B2 (ja)

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