JPH07291434A - ストック機能を有する電解用カソード定ピッチ払い出し装置 - Google Patents

ストック機能を有する電解用カソード定ピッチ払い出し装置

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JPH07291434A
JPH07291434A JP8490294A JP8490294A JPH07291434A JP H07291434 A JPH07291434 A JP H07291434A JP 8490294 A JP8490294 A JP 8490294A JP 8490294 A JP8490294 A JP 8490294A JP H07291434 A JPH07291434 A JP H07291434A
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cathode
conveyor
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cylinder
push
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JP8490294A
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Yoshiki Noda
悦希 野田
Hirotoshi Okubo
宏俊 大久保
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 省スペースで設備点数を増加させることな
く、一つのコンベアで前工程からのカソードのストッ
ク、及びカソードの定ピッチ払い出しを行えるようにす
る。 【構成】 トップローラチェーンを用いたコンベアと、
コンベアに配列された最前のカソードを止めるストップ
装置と、最前から2番目のカソードのビーム部を押し上
げる押し上げ装置とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属電解精錬用カソー
ド、特には銅電解精錬用カソードの搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電解用カソードの搬送装置におい
ては、前工程からの供給量と次工程への払い出し量とが
等しい場合には、搬送コンベア上に定ピッチで整列させ
払い出しをすることができるが、前工程からの供給量が
払い出し量より上まわるか、次工程設備が停止した場合
には、何等かのストック機能が必要となる。
【0003】このような目的を達するものとして、特公
昭49−17921号公報に記載されているように、搬
送コンベアの下方に設けたストックコンベア上に過剰な
カソードを間隔を縮めて一時的にストックさせる方法が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術である整列搬送コンベアとその下方に設けたストック
コンベアの組み合わせからなるストック機能を有する電
解用カソード整列装置では、設備点数の増加及び設備の
大型化等の欠点があった。
【0005】本発明は、省スペースで設備点数を増加さ
せることなく、つまり一つのコンベアで前工程からのカ
ソードの前詰め、ストックを行い、次工程にカソードを
定ピッチで払い出すことが出来、過剰に供給されたカソ
ードを吸収出来る装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、チェーン上部にローラを有するトップロ
ーラチェーンを用いたコンベアと、コンベアに配列され
た電解精錬用カソードのうち最前のカソードのビーム部
をおさえて停止させることにより前詰めさせ、各カソー
ド間を縮めてストックさせるストップ装置と、最前のカ
ソードを定ピッチで払い出すために最前から2番目のカ
ソードのビーム部を鉛直方向に押し上げ、それにより後
方のカソードの前進を防止する押し上げ装置とを備えて
いることを特徴とするストック機能を有する電解用カソ
ード定ピッチ払い出し装置にある。
【0007】また、前記押し上げ装置は、カソードのビ
ーム部を押し上げる押し上げ棒と、押し上げ棒により押
し上げられたビーム部を押し上げ棒との間ではさむ押え
装置とを備えていることを特徴とする前記ストック機能
を有する電解用カソード定ピッチ払い出し装置にある。
【0008】
【作用】本発明装置は上記のように構成されているの
で、トップローラチェーンを用いたコンベアを連続運転
しつつ、ストップ装置を作動させて、最前のカソードを
押えて止めれば、送られてくるカソードは前詰めされて
コンベア上にストックされる。そして、次工程にカソー
ドを払い出すときには、押し上げ装置で2番目のカソー
ドを押し上げてそれより後方のカソードを止めた後、ス
トップ装置を解除すれば、最前のカソードが払い出され
る。そして再度ストップ装置を作動させ、押し上げ装置
を下げれば、コンベア上のカソードは1枚分だけさらに
前詰めされる。
【0009】上記動作を繰り返すことによって、供給さ
れるカソードを一時的にストックするとともに、定ピッ
チで次工程に払い出すことができる。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明装置の全体を示す平面図、図2は同
側面図である。図3は図1のA−A線方向矢視図であ
り、図4はカソード押し上げ装置側面図、図5は図4の
部分拡大図である。図6はストップ装置の平面図であ
り、図7はトップローラチェーンとカソードビームの詳
細図、図8は同側面図である。
【0011】図において、1はトップローラチェーン、
2はコンベアチェーンレール、3はリターン側コンベア
チェーンガイド、4はこれらで構成されたチェーンコン
ベアである。なお、トップローラチェーン1には上部に
ローラ1aが設けられている。(図7、8参照)
【0012】5はチェーンコンベア4のヘッド側に設け
られ、トップローラチェーン1上のカソード18の前進
を妨げるストッパであり、6はストッパ5を作動させる
ためのシリンダであり、7はレバー、8はシャフトであ
り、9,10は軸受である。そして、シリンダ6を引き
方向に作動させることによって、ストッパ5はレバー
7、シャフト8を介して、下方に回動し、逆にシリンダ
6を押し方向に作動させると、ストッパ5は上方に回動
するように構成されている。以上で本発明におけるスト
ップ装置を構成する。
【0013】11は前記ストッパ5よりもカソード1枚
分だけチェーンコンベアのテール側に設けられた、カソ
ードを鉛直方向に突き上げる押し上げ棒であり、軸受1
2に支えられたシャフト13を介してレバー14により
シリンダ17と連結されている。16は押し上げられた
カソードビームを押える押え装置である。15は押し上
げ棒11のガイドである。したがって、シリンダ17を
引き方向に作動させることによって、レバー14を介し
て押し上げ棒11は上昇し、押え装置16との間にカソ
ードを押し上げた状態で保持することができる。以上で
本発明における押し上げ装置を構成する。
【0014】18はストッパ5により前詰めされたカソ
ードのうち最前のカソードであり、19は同2番目のカ
ソードであり、20は同3番目のカソードである。(図
5参照)
【0015】本発明のストック機能を有する電解用カソ
ード定ピッチ払い出し装置は上記のように構成されてお
り、以下その動作について説明する。
【0016】前工程から供給されたカソード21は、ト
ップローラチェーン1を用いたコンベア4上を搬送され
る。コンベア4は連続運転している。このとき、シリン
ダ6を引方向に作動させて、レバー7、シャフト8を介
してストッパ5をカソードの前進を妨げる様、ビームを
水平方向に押す状態に作動させておく。コンベア4上の
カソード21は搬送されるが、ストッパ5に前進を妨げ
られカソード18,19,20,21と順次前詰めされ
ていく。
【0017】前記したようにコンベア4は連続運転なの
で、このような前詰め状態のときにはコンベアチェーン
1はカソードビームの下面とローラ1aを接触させなが
ら空回りをするが、前工程から供給されたカソード21
を前詰め位置までの搬送は行なっている。
【0018】次に次工程へのカソードの払い出し動作に
ついて述べる。ある程度カソードが前詰めされたとき、
次工程のカソード受け渡し場所の在荷を近接スイッチで
検出し、その信号でシリンダ17を引き方向に作動さ
せ、レバー14、シャフト13を介して、ガイド15に
沿って押し上げ棒11を上昇させる。これでカソード1
9のビーム部が押し上げられ、硬質ゴムを貼った押え装
置16との間にはさまれ固定される。ただし、押し上げ
る高さはビームの高さを超えないようにしておく。この
押し上げられたカソード19は、これ以降のカソードが
前進するのを妨げるストッパの役目をする。
【0019】この後、シリンダ6を押方向に作動させス
トッパ5を開放することにより、最前のカソード18の
1枚のみが次工程へ送り出される。次工程の受け渡し場
所からの在荷検知信号でシリンダ6を引方向に作動させ
ストッパ5を最初の閉の状態とする。
【0020】次にシリンダ17を押方向に作動させ、押
し上げ棒11を下降させることにより、カソード19が
押し上げ位置からストッパ5まで前進する。つまり前詰
めされているカソードがビームの幅1本分だけ前進す
る。以上で払い出し操作の1サイクルを完了する。
【0021】以下、次工程の受け渡し場所からの信号に
より、これらの動作を繰り返す。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のス
トック機能を有する電解用カソード定ピッチ払い出し装
置によれば、一本のコンベアでストック機能と定ピッチ
払い出し機能を有しているので、製造ライン停止時にお
いてもストック分を利用することにより、処理を停止さ
せることなく連続的に駆動できる。
【0023】また、設備点数を大幅に増加させないた
め、設備の省スペース化に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のA−A線方向矢視図である。
【図4】カソード押し上げ装置の側面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】ストップ装置の平面図である。
【図7】トップローラチェーンとカソードビームの詳細
図である。
【図8】図7の側面図である。
【符号の説明】
1 トップローラチェーン 1a ローラ 2 コンベアチェーンレール 3 リターン側コンベアチェーンガイド 4 チェーンコンベア 5 ストッパ 6 シリンダ 7 レバー 8 シャフト 9 軸受 10 軸受 11 押し上げ棒 12 軸受 13 シャフト 14 レバー 15 ガイド 16 押え装置 17 シリンダ 18,19,20,21 カソード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーン上部にローラを有するトップロ
    ーラチェーンを用いたコンベアと、コンベアに配列され
    た電解精錬用カソードのうち最前のカソードのビーム部
    をおさえて停止させることにより前詰めさせ、各カソー
    ド間を縮めてストックさせるストップ装置と、最前のカ
    ソードを定ピッチで払い出すために最前から2番目のカ
    ソードのビーム部を鉛直方向に押し上げ、それにより後
    方のカソードの前進を防止する押し上げ装置とを備えて
    いることを特徴とするストック機能を有する電解用カソ
    ード定ピッチ払い出し装置。
  2. 【請求項2】 前記押し上げ装置は、カソードのビーム
    部を押し上げる押し上げ棒と、押し上げ棒により押し上
    げられたビーム部を押し上げ棒との間ではさむ押え装置
    とを備えていることを特徴とする請求項1記載のストッ
    ク機能を有する電解用カソード定ピッチ払い出し装置。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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