JPH0729015A - 画像認識装置 - Google Patents

画像認識装置

Info

Publication number
JPH0729015A
JPH0729015A JP5173844A JP17384493A JPH0729015A JP H0729015 A JPH0729015 A JP H0729015A JP 5173844 A JP5173844 A JP 5173844A JP 17384493 A JP17384493 A JP 17384493A JP H0729015 A JPH0729015 A JP H0729015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
detected
moving
images
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5173844A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Fuwa
裕 不破
Akio Inada
昭夫 稲田
Katsuyuki Shimokawa
勝千 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5173844A priority Critical patent/JPH0729015A/ja
Publication of JPH0729015A publication Critical patent/JPH0729015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、屋外監視等の複雑背景下の不特定
の対象の認識を確実に行なうことができる画像認識装置
を提供する。 【構成】 本発明は、連続撮像された複数の画像から少
なくとも1画像おきの画像間の移動物を時系列的に順次
検出する検出手段と、この検出手段で検出された複数の
検出画像間で画像を重ね合わせ検出物が重なるかどうか
で検出物が連続して移動しているか判定する判定手段
と、ある時刻の検出画像からそれ以前の検出画像を減算
することで一定位置で移動する物体を除去し、一定方向
に連続移動する物体を検出する演算手段とを備え、指向
性のない背景の移動部分を除去し、一定方向に移動する
対象を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視等の複雑背景下の
対象認識を行なう画像認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から移動物体認識法として、あらか
じめ撮像された基準画像と認識時の画像とのパターンマ
ッチング法がある。この方法の代表的なものとして、両
画像の同一アドレス上の濃淡値の差を求める差分法があ
る。これは図5に示すように、背景が固定されているな
かで対象が移動している場合は容易に認識できる。
【0003】しかし、差分法は、屋外背景の場合存在す
る木の揺れ等の背景の移動部分も検出してしまう問題が
ある。このため、最近背景の形状変化の影響をなくすた
め様々な方法が試みられている。差分法により求めた変
化領域の追跡処理を組合せ、その動きを調べることで運
動対象の検出・追跡を行う方法がある。この方法は、変
化領域毎に追跡モジュールが必要なため、複数の変化領
域が存在する場合如何なる基準で割り当てるか等複雑な
処理を必要としている。また、別の方法として、対象の
大きさ・形状をあらかじめ設定し、変化検出領域で適合
するものを見つけだす方法もある。しかし、あらかじめ
設定が必要なので、監視などの不特定対象検出を行うこ
とはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の方
法では監視などの複雑背景下の不特定対象認識を十分に
行うことができないという問題がある。そこで、本発明
の目的は、例えば、車両等の対象物が一定方向に連続移
動し、背景の移動物は木の揺れなど指向性のない変動を
するという前提の下で連続撮像された複数の画像から移
動物検出画像を求め、その移動物検出画像上に生じた背
景の変化部分を簡単な方法で除去し、対象物を検出する
ことで複雑背景下の対象認識を行えるようにした画像認
識装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一定方向に連続移動する対象物を認識す
る画像認識装置において連続撮像された複数の画像から
少なくとも1画像おきの画像間の移動物を時系列的に順
次検出する検出手段と、複数の検出画像間で画像を重ね
合わせ検出物が重なるかどうかで検出物が連続して移動
しているか判定する判定手段と、ある時刻の検出画像か
らそれ以前の検出画像を減算することで一定位置で移動
する物体は除去し一定方向に連続移動する物体を検出す
る演算手段とを具備し、指向性のない背景の移動部分を
除去し、一定方向に移動する対象を認識することを特徴
とする画像認識装置を提供する。
【0006】
【作用】このように構成された本発明の画像認識装置に
おいては、画像間における移動物体と背景の変化した画
像を検出し、ある時刻の検出画像からそれ以前の検出画
像を減算し、一定位置で移動する物体を除去し、一定方
向に連続移動する物体を検出した画像を出力する。又、
順次作成した検出画像から検出物が重なるかどうかで検
出物が連続して移動しているかどうか判定し、連続して
移動する物体のみを検出した画像を出力することで対象
物を認識する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1に示すように、本実施例の画像認識装置は、
連続撮像した複数画像1から少なくとも1画像おきの画
像間の移動物体を検出した移動物検出画像3を作成する
移動物検出手段2と、時系列的に順次作成した検出画像
においてある時点の検出画像からそれ以前の検出画像を
減算した画像を作成する方向性判定手段4と、移動物検
出手段により順次作成した検出画像間で画像を重ね合わ
せて検出物体が重なるか判定する連続性判定手段6から
なる。
【0008】このように構成された本実施例において
は、図2に示すように、移動物検出手段2により画像間
における移動物体と背景の変化した移動物検出画像3が
検出される。方向性判定手段4ではある時刻の検出画像
からそれ以前の検出画像を減算することで一定位置で移
動する物体は除去し、一定方向に連続移動する物体を検
出した画像5に出力する。連続性判定手段6では順次作
成した検出画像から検出物が重なるかどうかで検出物が
連続して移動しているかどうか判定し、連続して移動す
る物体のみを検出した画像7を出力することで対象物を
認識する。
【0009】更に、図3に示すように、移動物検出手段
2は差分部8と二値化部9からなり、方向性判定手段4
は減算部10からなり、連続性判定手段6は重なり領域検
出部11から構成している。
【0010】ここで、差分部8は2枚の画像間の差分を
出力するものである。二値化部9は変化した部分の濃度
を1、変化しない部分の濃度を0に変換する。減算部10
はある差分画像から別の差分画像を引いた画像を出力す
るものである。重なり領域検出部11は2枚の画像をそれ
ぞれA,Bとしたとき、2つの画像の論理積とAとの論
理和を求めることで、Aの検出物のうちBと重なる部分
がある検出物のみを取り出した画像を出力するものであ
る。
【0011】以上の構成で、対象認識を行う。まず、画
像上に存在するものを挙げると以下のようになる。 ・一定方向に連続移動する対象物 ・静止した背景 ・ノイズ(赤外線カメラなどで起こるノイズ) ・一定領域で変化する背景(例えば木の揺れ) (1) 連続撮像した5枚の画像(1aから1e)は1aと
1c、1bと1d、1cと1eというように1画像間隔
毎の組で差分部8に入力され差分する。差分画像は二値
化部9であらかじめ設定してある濃度以上の画素は1、
以下の画素を0にして二値画像にして濃度が設定値以上
変化した部分を取り出すことで移動領域を検出した移動
物検出画像(3aから3c)を時系列的に順次出力す
る。これにより、静止した背景は除去される。
【0012】(2) 順次時系列的に作成した3枚の差分二
値画像のうち3cから3aを減算部10で減算した一定方
向移動物検出画像5を出力する。この時、対象は一定方
向に連続移動するため3cにおいて移動物は以前に存在
した領域(3aの領域)に存在しない部分が必ず存在す
るため除去されず残る部分がある。しかし、木の揺れ等
の一定領域で変化する背景は以前に存在した領域にいる
ので除去される。
【0013】これらの一定方向移動物検出画像は、図4
に示すように、対象とノイズでは次の様な違いが見られ
る。対象は連続移動するため画像間で移動物が重なる部
分が必ず存在する。しかし、ノイズの場合は連続移動し
ないため画像間で重なる部分が存在しない。
【0014】このように1画像おきの差分画像から重な
る領域があるかどうかで対象判定できることから下記
(3) でこれを利用したノイズ除去を行う。 (3) 次に移動物検出画像3a、3bを重なり領域検出部
11により2枚の論理積画像と移動物検出画像3bの論理
和を求め、移動物検出画像3bの検出物の中で移動物検
出画像3aの検出物と重なる部分がある検出物のみを検
出した重なり領域検出画像11aを得る。さらに、検出し
た重なり領域検出画像11aと一定方向移動対象検出画像
5を重なり領域検出部11で先ほどと同様の処理を行い、
重なり領域検出画像11b(対象検出画像7に相当)を得
る。これにより、対象は画像間で移動物は重なる部分が
必ずあることから除去されない。しかし、ノイズの場合
は重なる部分が存在しないので除去される。
【0015】これにより、図4に示すように、撮像画像
上の対象物以外はすべて除去される。以上述べたよう
に、本実施例によれば、一定方向に移動する物体のみを
検出することで、木の揺れ等の指向性のない移動部分は
除去することで背景の変化に影響されない。またノイズ
が存在しても連続性がないために除去される。車両など
の対象物が一定方向に移動するという条件の下では以上
の作用により複雑背景下の対象認識を行うことができ
る。なお、本実施例においては、1画像おきとしたが、
移動量が少ない場合は1画像をこえた間隔で画像をとる
ことで画像認識を行なって本発明は実現できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、背景は木の揺れ等の指向性のない変動で対象は一定
方向に連続移動するという前提のもとで、連続撮像した
複数の画像から背景の変動に影響されることなく対象物
を検出することができる。故に、簡易な構成で、屋外監
視などの複雑背景下の不特定の対象の認識を確実に行う
ことが可能な画像認識装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】本発明の一実施例の作用を説明する図。
【図3】本発明の一実施例を示す詳細構成図。
【図4】本発明の一実施例の詳細な作用の説明する図。
【図5】従来の画像認識技術による移動対象認識を示す
図。
【符号の説明】
2…移動物検出手段、5…方向性判定手段、6…連続性
判定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 25/00 510 M 9377−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に連続移動する対象物を認識す
    る画像認識装置において、連続撮像された複数の画像か
    ら少なくとも1画像おきの画像間の移動物を時系列的に
    順次検出する検出手段と、この検出手段で検出された複
    数の検出画像間で画像を重ね合わせ検出物が重なるかど
    うかで検出物が連続して移動しているか判定する判定手
    段と、ある時刻の検出画像からそれ以前の検出画像を減
    算することで一定位置で移動する物体は除去し一定方向
    に連続移動する物体を検出する演算手段とを具備し、指
    向性のない背景の移動部分を除去し、一定方向に移動す
    る対象を認識することを特徴とする画像認識装置。
JP5173844A 1993-07-14 1993-07-14 画像認識装置 Pending JPH0729015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5173844A JPH0729015A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 画像認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5173844A JPH0729015A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 画像認識装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0729015A true JPH0729015A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15968213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5173844A Pending JPH0729015A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 画像認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729015A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203500A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Ikegami Tsushinki Co Ltd 移動物体抽出用画像作成方法
JP2007249270A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Secom Co Ltd 画像センサ
JP2009116686A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 撮像対象検出装置および方法
US8233047B2 (en) 2007-10-17 2012-07-31 Hitachi Kokusai Electric Inc. Object detection system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203500A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Ikegami Tsushinki Co Ltd 移動物体抽出用画像作成方法
JP4614778B2 (ja) * 2005-01-20 2011-01-19 池上通信機株式会社 移動物体抽出用画像作成方法
JP2007249270A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Secom Co Ltd 画像センサ
US8233047B2 (en) 2007-10-17 2012-07-31 Hitachi Kokusai Electric Inc. Object detection system
JP2009116686A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 撮像対象検出装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2633694B2 (ja) 人数検出装置
US20050078179A1 (en) Modulate aptamer and method for detecting target protein by using the same
JP3377659B2 (ja) 物体検出装置及び物体検出方法
JPH08315113A (ja) 発塵・発煙の検出方法
JPH0729015A (ja) 画像認識装置
JPH0721388A (ja) 画像認識装置
JPH0514891A (ja) 画像監視装置
JPH057363A (ja) 画像監視装置
JP5642785B2 (ja) 車両の周辺監視装置
JPH03242592A (ja) 画像監視装置
JPH11108660A (ja) 距離検出装置
JP4825479B2 (ja) 監視システム及び監視方法
JP2865442B2 (ja) 監視画像の変化領域抽出方法
JP3230509B2 (ja) 動画像処理装置
JP2009064287A (ja) 侵入者検知装置
JP2000194861A (ja) 画像認識方法及び装置
JP2004258925A (ja) 画像追跡装置
JP2503613B2 (ja) 異常監視装置
JP6527729B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JPH0514898A (ja) 画像監視装置
JP3336102B2 (ja) 影を消去する画像処理方法および画像監視装置
JPH01236791A (ja) 近接監視装置
JPH04196993A (ja) 画像監視装置
JPH04311186A (ja) 画像監視装置
JP3052809B2 (ja) 進入物体監視画像処理装置