JPH0729011Y2 - 車輌に搭載されるプロパンボンベ支持装置 - Google Patents

車輌に搭載されるプロパンボンベ支持装置

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JPH0729011Y2
JPH0729011Y2 JP1990130595U JP13059590U JPH0729011Y2 JP H0729011 Y2 JPH0729011 Y2 JP H0729011Y2 JP 1990130595 U JP1990130595 U JP 1990130595U JP 13059590 U JP13059590 U JP 13059590U JP H0729011 Y2 JPH0729011 Y2 JP H0729011Y2
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豊 中村
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株式会社門倉商店
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車輌、特にキャンピングカー等に搭載される
プロパンボンベの支持装置に関する。
「従来の技術」 従来、キャンピングカー等の車輌にプロパンボンベを搭
載しかつ固定する時、車輌の側壁の適宜箇所に開口部を
形成し、この開口部に底板としての支持板を設け、この
支持板にプロパンボンベを直接乗せ、開口部を形成する
後方側壁板の内側に設けられた締め付けバンドでプロパ
ンボンベの周壁部を締め付け、かつ、開口部を形成する
上壁に取付けられた支持アームを螺杆の回動操作により
下降させ、前記締め付けバンドと上方支持アームの両者
により、底板に搭載されたプロパンボンベを固定的に支
持していた。
しかしながら、上記構成のプロパンボンベ支持装置は、
次に列挙するような欠点があった。
プロパンボンベの装着が容易でない。
またプロパンボンベの取り出しが容易でない。
プロパンボンベが底板としての支持板に直接載置さ
れるので、断熱部材を底板に設けたとしても、断熱効果
が不十分である。
車輌の開口部を必要以上に大きく形成しなければな
らない。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、プロパンボン
ベ(以下、単に「ボンベ」とも言う。)を容易に装着す
ることでき、また装着した際に確実にボンベを固定する
ことができ、さらに、ボンベの取り出しが簡単で、か
つ、ボンベに対する断熱効果を十分に発揮させることが
でき、加えて、車輌の開口部をそれ程大きく形成する必
要がない車輌に搭載されるプロパンボンベ支持装置を得
ることにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案の車輌に搭載されるプロパンボンベ支持装置は、
車輌の側壁に開口部を形成し、この開口部にプロパンボ
ンベ収納用の箱体を固定的に取付け、この箱体は、内側
にバネ部材で前方へ付勢される湾曲のスライド圧接片が
設けられた後方側壁板と、底板に下端部が枢支されてい
ると共に開放時左右の側壁板に左右の支持アームを介し
て水平状態に支持され、かつ、閉じる際に前記スライド
圧接片と相俟ってプロパンボンベを固定的に挾装する前
方の開閉側壁板と、少なくともこの開閉側壁板に取付け
られかつ開閉側壁板を左右の側壁板に対して垂直状態に
ロックするロック装置とから成ることを特徴とする。
また上記の構成に於いて、箱体の側壁には断熱部材が貼
着され、かつ、箱体は車輌の開口部の遮蔽板に対し、空
間部を有して取付けられていることを特徴とする。
「作用」 本考案のプロパンボンベ支持装置に於いて、まずボンベ
を箱体に装着する時は、左右の支持アームで水平状態に
支持されている前方の開閉側壁板の上にボンベを乗せ
る。次にボンベ両手で押すと、ボンベは箱体の底板側へ
とスライド移動し、後方側壁板のスライド圧接片に当接
する。次に前方の開閉側壁板を垂直状態に閉じる。この
時スライド圧接板はスライドするボンベを介して開閉側
壁板に押される格好になるので、バネ部材のバネ力に抗
して後退する。
しかして、ロック装置で開閉側壁板をロックすると、ボ
ンベはスライド圧接片と前方の開閉側壁板の両者により
挾装される。
一方、ボンベを箱体から取り出す時は、ロック装置を解
除し、前方の開閉側壁板を水平状態に開放する。そし
て、ボンベをそのままスライドさせて引き出せば良い。
「実施例」 以下、図面に基いて本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図ないし第7図は本考案の第1実施例を示す。この
実施例に於いて、1はキャンピングカー等車輌Vの側壁
の適宜箇所に形成された開口部である。
2は開口部1の中に固定的に取付けられたボンベ収納用
の箱体である。この箱体2は車輌の開口部1の下方に水
平に固定された遮蔽板3に対し、多少の空間部4を有し
て固定的に取付けられている。
5は箱体2の後方側壁板である。この後方側壁板の中央
部あるいは中央部寄りの位置には貫通孔6が形成されて
いる。
7は後方側壁板の内側に設けられ後述するバネ部材で前
方へ付勢される湾曲のスライド圧接片である。このスラ
イド圧接片7の湾状の圧接部7a、7aは所要間隔を有して
上下に二枚設けられ、かつ、これらの圧接部は適宜一体
的に連結されている。
8はスライド圧接片の裏側に固定的に設けられ、中央部
にメネジ孔8aを有する断面コ字型のメネジ板である。
9は上記スライド圧接片7を後方側壁板5に取付けるた
めの取付け部材である。
しかして、この取付け部材9は第4図および第5図で示
すように後方側壁板の貫通孔6に挿通され、挿通端部に
オネジ部を有すると共に、軸芯方向に嵌合孔を有する嵌
合取付けボルト9aと、前記メネジ板8のメネジ孔8aと螺
合するオネジ部を一端部に有すると共に他端部に嵌合取
付けボルト9aの嵌合孔に遊嵌合する嵌合筒を有するスラ
イド杆9bと、嵌合取付けボルト9aの嵌合孔およびスライ
ド杆9bの嵌合筒の両者にそれぞれ内装されるバネ部材9c
と、後方側壁板5の内面と当接する座金9dを介装して嵌
合取付けボルト9aのオネジ部と螺合し、かつ、スライド
杆9bの嵌合筒と当接するストッパー用ナット9eとから構
成されている。
10は底板11に下端部が枢支されていると共に開放時左右
の側壁板12、12に左右の支持アーム13、13を介して水平
状態に支持され、かつ、閉じる際にスライド圧接片7と
相俟ってボンベ14を固定的に挾装する前方の開閉側壁板
である。前記支持アーム13は、本実施例では複数のリン
クから成っている。すなわち、13aは側壁板12の内面の
上方に固定的に取付けられた固定片で、この固定片13a
には第1のリンク13bの上端部が枢支されている。13cは
開閉側壁板10の内面に固定的に取付けられた固定片で、
この固定片13cには第2のリンク13dが枢支されている。
そして、第1のリンク13bの下端部と第2のリンク13dの
上端部は互いに枢支ピンを介して枢支されている。
15は少なくとも開閉側壁板10の左右の取付けられ、か
つ、開閉側壁板を左右の側壁板12、12に対して垂直状態
にロックするロック装置である。このロック装置15は一
般に市販されている装置で、たとえば側壁板12に取付け
られる鉤状の係合片15aと、この係合片15aと係合するバ
ネリング15bと、このバネリング15dを枢着し、かつ、開
閉底壁板10の外面に取付けられた操作片15cとから成
る。なお、本実施例では特に図示しないが、箱体2の各
側壁板5、10、12および底板11には断熱部材が貼着され
ている。
次に第8図および第9図に示す実施例につき説明する。
なお、この実施例の説明に当たって前記本考案の実施例
と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。
この第2実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる
点は箱体2Aとスライド圧接片7Aである。
すなわち、箱体2Aはボンベ14、14Aを2個乗せることが
できるように大きく形成され、その後方側壁板5Aの内側
にはスライド圧接片7Aが左右に所要間隔を有して2個設
けられている。なお、この実施例の場合、箱体2Aの適宜
箇所にボンベ14、14Aからの量を調整する調整弁を設け
ることが望ましい。
上記構成に於いては、ボンベを箱体に複数個乗せること
ができるので、非常に実用的であると言う効果がある。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に
列挙するような効果がある。
(1) 箱体にボンベを装着する場合、左右の支持アー
ムで水平状態に支持された開閉側壁板の上にボンベを乗
せ、ボンベを両手で押して底板側へスライドさせれば良
い。
そして、開閉側壁板でボンベを押し付けながらロック装
置もロックすると、それだけでボンベはバネ部材で付勢
されるスライド圧接片と開閉側壁板の両者により挾装さ
れる。
したがって、ボンベの固定装着が容易である。
(2) 一方、ボンベを箱体から取り出す時は、ロック
装置を解除し、前方の開閉側壁板を開くだけで良い。
したがって、ボンベの固定を解除する操作が非常に簡単
であり、またボンベをスライドさせながら容易に取り出
すことができる。
(3) 箱体の上方にボンベを支持するための部材を設
ける必要がないので、車体の開口部を大きく形成する必
要がない。
(4) 箱体の側壁には断熱部材が貼着され、かつ、箱
体が車輌の開口部の遮蔽板に対し、空間部を有して取付
けられているので、断熱効果を十分に発揮させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図までは本考案の第1実施例を示す各説
明図、第8図および第9図は本考案の第2実施例を示す
各説明図である。 特に第1図は箱体を開口部に取付けた状態を示す斜視
図、第4図は本考案の取付け部材の斜視図、第7図は開
閉側壁板を閉じた状態を示す平面からの説明図である。 1……開口部、、2、2……箱体、3……遮蔽板、4…
…空間部、5、5A……後方側壁板、9……取り付け部
材、7、7A……スライド圧接片、9b……スライド杆、9c
……バネ部材、10……開閉側壁板、11……底板、12……
左右の側壁板、13……支持アーム、13b……第1のリン
ク、13d……第2のリンク、14、14A……ボンベ、15……
ロック装置、15c……操作片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の側壁に開口部を形成し、この開口部
    にプロパンボンベ収納用の箱体を固定的に取付け、この
    箱体は、内側にバネ部材で前方へ付勢される湾曲のスラ
    イド圧接片が設けられた後方側壁板と、底板に下端部が
    枢支されていると共に開放時左右の側壁板に左右の支持
    アームを介して水平状態に支持され、かつ、閉じる際に
    前記スライド圧接片と相俟ってプロパンボンベを固定的
    に挾装する前方の開閉側壁板と、この開閉側壁板に取付
    けられかつ開閉側壁板を左右の側壁板に対して垂直状態
    にロックするロック装置とから成る車輌に搭載されるプ
    ロパンボンベ支持装置。
  2. 【請求項2】請求項1に於いて、箱体の側壁には断熱部
    材が貼着されかつ箱体は車輌の開口部の遮蔽板に対し、
    空間部を有して取付けられていることを特徴とする車輌
    に搭載されるプロパンボンベ支持装置。
JP1990130595U 1990-11-30 1990-11-30 車輌に搭載されるプロパンボンベ支持装置 Expired - Lifetime JPH0729011Y2 (ja)

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