JPH0728715A - バス駆動回路及びそれを用いた集積回路 - Google Patents

バス駆動回路及びそれを用いた集積回路

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JPH0728715A
JPH0728715A JP5154823A JP15482393A JPH0728715A JP H0728715 A JPH0728715 A JP H0728715A JP 5154823 A JP5154823 A JP 5154823A JP 15482393 A JP15482393 A JP 15482393A JP H0728715 A JPH0728715 A JP H0728715A
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bus
circuit
wiring
line
drive circuit
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JP5154823A
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Inventor
Mitsuru Hiraki
充 平木
Koji Kojima
浩嗣 小島
Masaru Kokubo
優 小久保
Takafumi Kikuchi
隆文 菊池
Yuji Hatano
雄治 波多野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 LSIのバスにおいて、消費電力が小さく、
また、バスのビット幅を広げても殆ど消費電力が増大し
ないバス駆動回路を提供する。 【構成】 データ信号線と制御信号線から成るバス線
(DB_1〜n、DB_low、DB_dmy)と、送信端の駆動回路
であるスイッチング回路(MN_1〜n、MN_low)と、該
バス線の伝送路の配線容量を再配分するための制御回路
で(DB_1〜n、DB_low)をプリチャージする手段(PRE
P_1〜n、PREP_low)と、配線(DB_dmy)をプリディ
スチャージする手段(PREN_dmy)を具備し、スイッチ
ング回路(MN_1〜n、MN_low)は配線(DB_1〜n、DB
_low)と配線(DB_dmy)との間の導通/非導通を制御
し、スイッチング回路(MN_1〜n)はビット信号(DOUT
_1〜n)と制御信号(EN)に応答し、スイッチング回路
(MN_low)は制御信号(EN)に応答する。送信端から
の信号を上記伝送路を介して受信端で検出する検出回路
から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSIに関し、特にマイ
クロプロセッサのバス駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にマイクロプロセッサでは、バスを
用いて機能ブロック間のデータ転送を行なう。従来から
用いられているバスの構成を図3(a)に、また、各信
号のタイミングチャートを図3(b)に示した。このバ
スの動作を以下に簡潔に説明する。
【0003】図3では、機能ブロックAから送信された
nビット(nは正の整数)のデータ(DOUT_1、D
OUT_2、・・・、DOUT_n)が機能ブロックB
で受信される(DIN_1、DIN_2、・・・、DI
N_n)場合につき動作上必要な構成要素のみ示してあ
る。nビットのバスを構成するn本の配線(DB_1、
DB_2、・・・、DB_n)は時刻t0において電源
電圧(VCC)にプリチャージされている。時刻t1に
おいて機能ブロックAの活性化信号(EN)がハイレベ
ル(VCC)となると、DOUT_i(i=1、2、・
・・、n)がロウレベル(0V)ならばnチャネルMO
SFET(MN_i)がオンになり、配線(DB_i)
の電位がロウレベル(0V)となる。DOUT_iがハ
イレベル(VCC)ならばnチャネルMOSFET(M
N_i)はオフ状態を保ち配線(DB_i)の電位はハ
イレベル(VCC)のままとなる。かくして、機能ブロ
ックAのnビットの信号(DOUT_1、DOUT_
2、・・・、DOUT_n)がnビットのバス(DB_
1、DB_2、・・・、DB_n)に出現する。時刻t
2において機能ブロックBの制御信号(CK)がハイレ
ベル(VCC)となると、フリップフロップ(FF_
1、FF_2、・・・、FF_n)にそれぞれデータ
(DB_1、DB_2、・・・、DB_n)が取り込ま
れ、DIN_1、DIN_2、・・・、DIN_nとし
て受信される。時刻t3においてプリチャージ信号(P
RE)がハイレベル(VCC)となると、配線(DB_
1、DB_2、・・・、DB_n)がプリチャージさ
れ、時刻t4から始まる次のサイクルに備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のバス構成では、
1サイクルに何本もの配線の電圧がフルスイングするの
で、配線容量の充放電に大きな電力が費やされるという
問題がある。
【0005】今、議論を簡単にするために、バスの配線
にハイレベル(VCC)およびロウレベル(0V)の信
号が出力される頻度は互いに等しいと仮定すると、従来
のバス構成(図3(a))に含まれるn本(nは正の整
数)の配線(DB_1、DB_2、・・・、DB_n)
のうち確率的にはn/2本の配線でロウレベル(0V)
の信号が表れる。これらの配線では1サイクルの間に電
圧が ハイレベル(VCC)→ロウレベル(0V)→ハイレベ
ル(VCC) のようにフルスイングする(図3(b)中DB_i(D
OUT_i=0Vのとき)のタイミングチャートを参
照)。かくして、従来のバス駆動回路では同一サイクル
中に何本もの(平均値n/2本)配線で電圧がフルスイ
ングするので、配線容量の充放電に多大な電力を消費す
る。
【0006】ところで、近年マクロプロセッサの高性能
化が進むにつれて、32ビットあるいは64ビットなど
の広い内部バスを有するマイクロプロセッサが出現して
いる(例えば、ISSCC DIGEST OF TECHNICAL PAPERS, p
p.106-107, FEBRUARY 1992)。ところが、上述の説明か
ら明らかなように従来のバス駆動回路ではバスのビット
幅(n)に消費電力が比例するので、バス幅が広いほど
バスの消費電力に関する問題が顕著になる。
【0007】本発明の目的は、消費電力が小さいバス駆
動回路を提供すると共にこのバス駆動回路を用いた集積
回路及びマイクロコンピュータを含んだシステムを提供
することにある。
【0008】本発明の他の目的は、バスのビット幅を広
げても殆ど消費電力が増大しないバス駆動回路を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、複数のデータ信号と制御信号を送信端と受信端の間
で配線したバス線と、該バス線の送信端で駆動する駆動
回路と、該バス線の伝送路の配線容量を再配分するため
の制御回路と、上記受信端で上記バス信号を検出する検
出回路とから成ることを特徴とするバス駆動回路からな
る。より具体的には、nビット(nは正の整数)のデー
タを送信端から受信端へ伝送するバス駆動回路におい
て、第1から第n+2までのn+2本のデータ線と制御
線(DB_1、DB_2、・・・、DB_n、DB_l
ow、DB_dmy)と、1組あたり第1から第n+1
までn+1個からなる駆動回路であるスイッチング回路
(MN_1、MN_2、・・・、MN_n、MN_lo
w)を少なくとも1組と、上記第1から第n+1までの
配線(DB_1、DB_2、・・・、DB_n、DB_
low)の電位を第1動作電位点(VCC)の電位と一
致させる手段(PREP_1、PREP_2、・・・、
PREP_n、PREP_low)と、上記第n+2の
配線(DB_dmy)の電位を第2動作電位点(GN
D)の電位と一致させる手段から成る制御回路(PRE
N_dmy)を具備し、上記第k(kは1以上n+1以
下の任意の整数)のスイッチング回路(k=n+1なら
ばMN_low、他の場合はMN_k)は上記第kの配
線(k=n+1ならばDB_low、他の場合はDB_
k)と上記第n+2の配線(DB_dmy)との間の導
通/非導通を制御し、上記第1から第nまでのスイッチ
ング回路(MN_1、MN_2、・・・、MN_n)は
第1から第nまでのビット信号(DOUT_1、DOU
T_2、・・・、DOUT_n)にそれぞれ応答し、上
記第1から第n+1までのスイッチング回路(MN_
1、MN_2、・・・、MN_n、MN_low)は第
1の制御信号(EN)に応答することを特徴とするもの
である(図1参照)。
【0010】また、本発明の好適な実施形態によれば、
上記バスは1組あたり第1から第nまでのn個からなる
検出回路である増幅回路(AMP_1、AMP_2、・
・・、AMP_n)を少なくとも1組具備し(図1参
照)、上記第i(iは1以上n以下の任意の整数)の増
幅回路(AMP_i)は1個につきそれぞれ、第1のノ
ード(N1)にそのソース端子が接続され、第2のノー
ド(N2)にそのドレイン端子が接続された第1および
第2のnチャネル型MOSFET(MN1、MN2)
と、上記第1のノード(N1)にそのソース端子が接続
され、第3のノード(N3)にそのドレイン端子が接続
された第3および第4のnチャネル型MOSFET(M
N3、MN4)と、上記第2のノード(N2)にそのソ
ース端子が接続され、第4のノード(N4)にそのドレ
イン端子が接続され、第5のノード(N5)にそのゲー
ト端子が接続された第5のnチャネル型MOSFET
(MN5)と、上記第3のノード(N3)にそのソース
端子が接続され、上記第5のノード(N5)にそのドレ
イン端子が接続され、上記第4のノード(N4)にその
ゲート端子が接続された第6のnチャネル型MOSFE
T(MN6)と、上記第4のノード(N4)にそのドレ
イン端子が接続され、上記第5のノード(N5)にその
ゲート端子が接続され、第1の電源(VCC)にそのソ
ース端子が接続された第1のpチャネル型MOSFET
(MP1)と、上記第5のノード(N5)にそのドレイ
ン端子が接続され、上記第4のノード(N4)にそのゲ
ート端子が接続され、上記第1の電源(VCC)にその
ソース端子が接続された第2のpチャネル型MOSFE
T(MP2)と、上記第4のノード(N4)と上記第1
の電源(VCC)との間の導通/非導通を制御するスイ
ッチング回路(MP3)と、上記第5のノード(N5)
と上記第1の電源(VCC)との間の導通/非導通を制
御するスイッチング回路(MP4)と、上記第1のノー
ド(N1)と第2の電源(GND)との間の導通/非導
通を制御するスイッチング回路(MN7)とを具備し、
上記第1および第2のnチャネル型MOSFET(MN
1、MN2)のゲート端子は上記第iの配線(DB_
i)に接続され、上記第3および第4のnチャネル型M
OSFET(MN3、MN4)のゲート端子の一方は上
記第1の動作電位点(VCC)と同電位であり、他の一
方は上記第n+1の配線(DB_low)に接続される
ことを特徴とするものである(図2参照)。
【0011】
【作用】本発明の代表的な実施形態(図1)では、時刻
t0において第1から第n+1の配線(DB_1、DB
_2、・・・、DB_n、DB_low)の電位は電源
電圧(VCC)に、また、第n+2の配線(DB_dm
y)の電位は接地電位(0V)に保たれている。このと
き第1の制御信号(EN)はロウレベル(0V)である
ため、第1から第n+1のスイッチング回路(MN_
1、MN_2、・・・、MN_n、MN_low)は非
導通となっている。時刻t1において第1の制御信号
(EN)がハイレベル(VCC)に変化すると、第1か
ら第nまでのビット信号(DOUT_1、DOUT_
2、・・・、DOUT_n)のハイレベル(VCC)/
ロウレベル(0V)に応じてそれぞれ、第1から第nの
スイッチング回路(MN_1、MN_2、・・・、MN
_n)は非導通のまま/導通となる。また、第n+1の
スイッチング回路(MN_low)は導通となる。第1
から第nのスイッチング回路(MN_1、MN_2、・
・・、MN_n)のうち導通となったスイッチング回路
をk個(MN_#1、MN_#2、・・・、MN_#
k)とすると、k+2本の配線(DB_#1、DB_#
2、・・・、DB_#k、DB_low、DB_dm
y)はk+1本の配線(DB_#1、DB_#2、・・
・、DB_#k、DB_low)の容量に蓄積されてい
た電荷を分かちあって、電源電圧(VCC)と接地電位
(0V)の間のある電位(V_lowと表す)に落ち着
く。一方、他の配線(DB_1、DB_2、・・・、D
B_nのうちDB_#1、DB_#2、・・・、DB_
#k以外の配線)は電源電圧(VCC)に保たれたまま
である。時刻t2において活性化信号(ACT)がハイ
レベル(VCC)に変化すると、第1から第nの増幅回
路(AMP_1、AMP_2、・・・、AMP_n)が
動作する。それぞれの増幅回路(AMP_i、i=1、
2、・・・、n)では、VCCとV_low(=DB_
low)をもとに擬似的にその中間の参照電位を生成
し、参照電位と配線(DB_i)の電位を入力とした差
動増幅を行なう。かくして、その出力(DIN_1、D
IN_2、・・・、DIN_n)では配線(DB_1、
DB_2、・・・、DB_n)の電位VCC/V_lo
wに応じてそれぞれハイレベル(VCC)/ロウレベル
(0V)が出力される。時刻t3においてプリチャージ
信号(PRE)がハイレベル(VCC)に変化すると、
第1から第n+1までの配線(DB_1、DB_2、・
・・、DB_n、DB_low)は電位を電源電圧(V
CC)の電位と一致させる手段(PREP_1、PRE
P_2、・・・、PREP_n、PREP_low)に
よって充電、第n+2の配線(DB_dmy)は電位を
接地電位(0V)と一致させる手段(PREN_dm
y)によって放電され、時刻t4から始まる次のサイク
ルに備える。
【0012】本発明のバス駆動回路では、1サイクルに
何本の配線で信号がスイングしようとも、従来のバス駆
動回路構成(図3)においてたかだか1本の配線で消費
する程度の電力しか必要としない。これは以下の説明に
より明らかとなろう。
【0013】今、議論を簡単にするために、バスを構成
する配線の容量は互いに等しいと仮定し、この容量を接
地電位(0V)から電源電圧(VCC)まで充電するの
に必要な電荷量を1とする。1サイクルに移動する電荷
量を議論することにより、消費電力を議論することがで
きる。従来のバス駆動回路(図3)でk本の配線(DB
_#1、DB_#2、・・・、DB_#k)にロウレベ
ル(0V)の信号が出力されるとすると、プリチャージ
完了時にk本の配線(DB_#1、DB_#2、・・
・、DB_#k)に蓄積されていた電荷量kはロウレベ
ル(0V)出力時にはすべて放電されて0となる(図4
(b)参照)。したがって、 移動した電荷量=k (従来のバス駆動回路) 一方、本発明のバス駆動回路(図1)でk本の配線(D
B_#1、DB_#2、・・・、DB_#k)にロウレ
ベル(V_low)の信号が出力されるとすると、これ
に1本の配線(DB_low)を加えたk+1本の配線
にプリチャージ完了時には合わせてk+1なる電荷量が
蓄積されている。ロウレベル(V_low)出力時には
これらのk+1本の配線(DB_#1、DB_#2、・
・・、DB_#k、DB_low)が配線(DB_dm
y)に電荷を分け与え、k+2本の配線(DB_#1、
DB_#2、・・・、DB_#k、DB_low、DB
_dmy)が等しく(k+1)/(k+2)なる電荷量
を持つようになる(図4(a)参照)。したがって、 移動した電荷量=(k+1)/(k+2) (本発明のバス駆動回路) kが如何なる大きな値をとろうともこの値は1を超すこ
とがない。かくして、本発明のバス駆動回路では、1サ
イクルに何本の配線で信号がスイングしようとも、従来
のバス構成(図3)においてたかだか1本の配線で消費
する程度の電力しか必要としない。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。
【0015】図1(a)は、本発明の一実施例を示すバ
ス駆動回路であり、図1(b)は各信号のタイミングチ
ャートを示している。時刻t0においてn+1本の配線
(DB_1、DB_2、・・・、DB_n、DB_lo
w)の電位はそれぞれpチャネルMOSFET(PRE
P_1、PREP_2、・・・、PREP_n、PRE
P_low)によって電源電圧(VCC)に、また、配
線(DB_dmy)の電位はnチャネルMOSFET
(PREN_dmy)によって接地電位(0V)に保た
れている。このとき制御信号(EN)はロウレベル(0
V)であるため、nチャネルMOSFET(MN_1、
MN_2、・・・、MN_n、MN_low)は非導通
となっている。時刻t1において制御信号(EN)がハ
イレベル(VCC)に変化すると、ビット信号(DOU
T_1、DOUT_2、・・・、DOUT_n)のハイ
レベル(VCC)/ロウレベル(0V)に応じてそれぞ
れ、nチャネルMOSFET(MN_1、MN_2、・
・・、MN_n)は非導通のまま/導通となる。また、
nチャネルMOSFET(MN_low)は導通とな
る。nチャネルMOSFET(MN_1、MN_2、・
・・、MN_n)のうち導通となったnチャネルMOS
FETをk個(MN_#1、MN_#2、・・・、MN
_#k)とすると、k+2本の配線(DB_#1、DB
_#2、・・・、DB_#k、DB_low、DB_d
my)はk+1本の配線(DB_#1、DB_#2、・
・・、DB_#k、DB_low)の容量に蓄積されて
いた電荷を分かちあって、電源電圧(VCC)と接地電
位(0V)の間のある電位(V_lowと表す)に落ち
着く。一方、他の配線(DB_1、DB_2、・・・、
DB_nのうちDB_#1、DB_#2、・・・、DB
_#k以外の配線)は電源電圧(VCC)に保たれたま
まである。時刻t2において活性化信号(ACT)がハ
イレベル(VCC)に変化すると、増幅回路(AMP_
1、AMP_2、・・・、AMP_n)が動作する。そ
れぞれの増幅回路(AMP_i、i=1、2、・・・、
n)では、VCCとV_low(=DB_low)をも
とに擬似的にその中間の参照電位を生成し、参照電位と
配線(DB_i)の電位を入力とした差動増幅を行な
う。かくして、その出力(DIN_1、DIN_2、・
・・、DIN_n)では配線(DB_1、DB_2、・
・・、DB_n)の電位VCC/V_lowに応じてそ
れぞれハイレベル(VCC)/ロウレベル(0V)が出
力される。時刻t3においてプリチャージ信号(PR
E)がハイレベル(VCC)に変化すると、n+1本の
配線(DB_1、DB_2、・・・、DB_n、DB_
low)の電位はそれぞれpチャネルMOSFET(P
REP_1、PREP_2、・・・、PREP_n、P
REP_low)によって電源電圧(VCC)まで充
電、また、配線(DB_dmy)の電位はnチャネルM
OSFET(PREN_dmy)によって接地電位(0
V)まで放電され次のサイクルに備える。
【0016】図2は本発明のバス駆動回路(図1
(a))で用いている差動増幅回路の構成を示してい
る。各信号のタイミングは図1(b)を参照されたい。
【0017】時刻t0からt2までの間は活性化信号
(ACT)がロウレベル(0V)であり、pチャネルM
OSFET(MP3、MP4)が導通してノード(N
4、N5)の電位を電源電圧(VCC)に保っている。
また、nチャネルMOSFET(MN7)は非導通とな
っているので、この回路内で電流の流れる経路は遮断さ
れている。
【0018】時刻t2において活性化信号(ACT)が
ハイレベル(VCC)に変化すると、pチャネルMOS
FET(MP3、MP4)が非導通、nチャネルMOS
FET(MN7)は導通となる。nチャネルMOSFE
T(MN7)は、nチャネルMOSFET(MN1、M
N2)を介してノード(N2)を、nチャネルMOSF
ET(MN3、MN4)を介してノード(N3)を接地
電位(0V)に引き下げようとする。配線(DB_i)
の電圧のハイレベル(VCC)/ロウレベル(V_lo
w)に応じて経路(N2→N1)は強い導通/弱い導通
となる。また、nチャネルMOSFET(MN3)のゲ
ートにハイレベル(VCC)がnチャネルMOSFET
(MN4)のゲートにロウレベル(V_low)が入力
されているので、経路(N3→N1)は中間の強さの導
通となる。この2つの経路(N2→N1、N3→N1)
の導通の相対的な強弱関係は、nチャネルMOSFET
(MN5、MN6)およびpチャネルMOSFET(M
P1、MP2)から構成されるラッチ部に伝達され、D
IN_iにてハイレベル(VCC)またはロウレベル
(0V)の出力として取り出される。例えば、配線(D
B_i)の電圧がハイレベル(VCC)ならば、ノード
(N2)はノード(N3)よりもより強く接地電位(0
V)に引き下げられるので、nチャネルMOSFET
(MN5)はnチャネルMOSFET(MN6)よりも
強く導通する。これは、pチャネルMOSFET(MP
2)をpチャネルMOSFET(MP1)よりも強く導
通させる。これにより、さらにnチャネルMOSFET
(MN5)はnチャネルMOSFET(MN6)よりも
強く導通する。かくして、ラッチ部では正帰還がかか
り、nチャネルMOSFET(MN5)とpチャネルM
OSFET(MP2)が完全に導通、nチャネルMOS
FET(MN6)とpチャネルMOSFET(MP1)
が完全に非導通となり、DIN_iにはハイレベル(V
CC)が出力される。一方、配線(DB_i)の電圧が
ロウレベル(V_low)ならば、同様の正帰還動作に
より、nチャネルMOSFET(MN6)とpチャネル
MOSFET(MP1)が完全に導通、nチャネルMO
SFET(MN5)とpチャネルMOSFET(MP
2)が完全に非導通となり、DIN_iにはロウレベル
(0V)が出力される。なお、ラッチ部の正帰還動作が
完了した後は直流電流の流れる経路がなくなるので、時
刻t2において回路が活性化されてからDIN_iのレ
ベルが確定するまでのわずかの間しかこの増幅回路は電
力を消費しない。
【0019】図5は本発明の他の実施例を示すバス駆動
回路であって、図1(a)のバス駆動回路におけるnチ
ャネルMOSFET(MN_1、MN_2、・・・、M
N_n、MN_low)と並列にpチャネルMOSFE
Tを接続したものである。このように両極性のMOSF
ETを並列に接続することにより、これらのドレイン・
ソース経路によって接続された配線間(DB_dmyと
他の配線)の電位を確実に同電位とすることができる。
【0020】図6(a)は本発明の他の実施例を示すバ
ス構成であって、図1(a)に示したバス構成に対して
MOSFETおよび電源の極性をすべて逆にしたもので
ある。各信号のタイミングチャートを図6(b)に示
す。バスの動作は図1(a)のバスの動作説明から容易
に類推できるので、説明を省略する。なお、本実施例に
おいて、図5の実施例に示したバス構成と全く同様にし
て、pチャネルMOSFET(MP_1、MP_2、・
・・、MP_n、MP_low)と並列にnチャネルM
OSFET(MN_1、MN_2、・・・、MN_n、
MN_low)をそれぞれ接続することも勿論可能であ
る。
【0021】図7は、図6の実施例で用いられている増
幅回路(AMPB_i、i=1、2、・・・、n)の構
成を示している。これは、既に図2で示した増幅回路
(AMP_i、i=1、2、・・・、n)とはMOSF
ETおよび電源の極性がすべて逆になる。
【0022】図8は本発明の他の実施例を示すバス駆動
回路であって、図1(a)に示したバス駆動回路に対し
て1本の配線(DB_VCC)を追加したものである。
配線(DB_VCC)はpチャネルMOSFET(PR
EP_VCC)によって電源電圧(VCC)にプリチャ
ージされ、増幅回路(AMP_i、i=1、2、・・
・、n)の入力信号の一つとして用いられる(図1
(a)の実施例では機能ブロックB内の電源電圧(VC
C)を入力信号としている)。このような構成とするこ
とによって、配線が1本増加する分だけバスの占有面積
が増大するものの、増幅回路(AMP_i)への3つの
入力信号(DB_i、VCC、DB_low)がすべて
バス配線からの入力信号となるので、各配線に誘起され
た同相の雑音は増幅回路(AMP_i)の差動増幅動作
により完全に除去されるという利点がある。
【0023】なお、本実施例と図5または図6の実施例
を組み合わせたバス駆動回路も勿論可能である。
【0024】図9は本発明の他の実施例を示すバス駆動
回路である。
【0025】一般に、配線間には容量(線間容量)が存
在する。バス配線で大きな線間容量が存在する場合に
は、1本の配線の電位変化が線間容量を介して他の配線
に雑音として現われるおそれがある。本実施例は、この
ような線間容量に起因する雑音を回避するバス駆動回路
を示している。
【0026】本実施例では、図1(a)の実施例に対し
て、配線(DB_i、i=1、2、・・・、n)と電源
(VCC)との間の導通/非導通を制御するスイッチン
グ回路(pMOS(MP_i)とNANDゲート(NA
ND_i)からなる)を付加した構成となっている。こ
のスイッチング回路は、制御信号(EN)がハイレベル
(VCC)となって配線(DB_1、DB_2、・・
・、DB_n)にハイレベル(VCC)またはロウレベ
ル(V_low)の信号が出現しているときに、ハイレ
ベル(VCC)が現われている配線と電源(VCC)と
の間を導通させその配線の電位を確実に電源(VCC)
と同電位に保持する。例えば、制御信号(EN)がハイ
レベル(VCC)のとき配線(DB_1)にハイレベル
が出現しているとすると、機能ブロックAから出力され
ているビット信号(DOUT_1)はハイレベル(VC
C)であるはずだから、NANDゲート(NAND_
1)の出力はロウレベル、したがってpMOS(MP_
1)は導通となる。このとき、他の配線(例えばDB_
2)にロウレベルが出現し線間容量を介して配線(DB
_1)の電位を低下させようとしても、配線(DB_
1)の電位はpMOS(MP_1)により確実に電源電
圧(VCC)に固定されているので、配線(DB_1)
は配線(DB_2)の電位変化の影響を受けない。
【0027】図10(a)は本発明の他の実施例を示す
バス駆動回路であって、本発明の代表的な実施例(図1
など)に比べてバス配線の本数が1本少ないことに特徴
がある。これは、他の実施例のバス駆動回路に含まれて
いる配線(DB_low)が、本実施例では含まれてお
らず配線(DB_low)の機能を配線(DB_dm
y)で代用させていることによる。このように配線(D
B_dmy)で配線(DB_low)を代用できるの
は、配線(DB_low)に現われる配線(DB_i、
i=1、2、・・・、n)のロウレベル(V_low)
信号が、時刻t1から時刻t3の間に限っては配線(D
B_dmy)にも現われるからである(図10(b)参
照)。ただし、配線(DB_dmy)の信号レベルが確
実に配線(DB_i)のロウレベル(V_low)と一
致するまである程度の整定時間を要するので、高速な用
途には向かない。
【0028】図11は本発明のバス配線のレイアウトパ
ターン例を示している。本発明のバスでは、配線(DB
_low)はなるべく他の配線(DB_1、DB_2、
・・・、DB_n、DB_low)から離しておくこと
が望ましい。なぜなら、配線(DB_dmy)では他の
配線(DB_1、DB_2、・・・、DB_n、DB_
low)に比べて信号の電圧振幅が大きく(図4(a)
からも明らかなように、配線(DB_dmy)の電圧振
幅は常にVCC/2以上であり、一方、他の配線(DB
_1、DB_2、・・・、DB_n、DB_low)の
電圧振幅は常にVCC/2以下である)、これが線間容
量を介して他の配線の電位を変動させるおそれがあるか
らである。
【0029】図11(a)は配線(DB_dmy)のみ
他の配線(DB_1、DB_2、・・・、DB_n、D
B_low)の配線ピッチよりも離してレイアウトした
例である。また、図11(b)のように配線(DB_d
my)と他の配線(DB_1、DB_2、・・・、DB
_n、DB_low)との間に、接地電位(GND)に
固定された配線(DB_GND)を挿入すると、配線
(DB_dmy)が生ずる電界をより効果的に遮蔽する
ことができる。配線(DB_GND)の電位は必ずしも
接地電位(GND)である必要はなく、一定電位に固定
されてさえいればよい。
【0030】図12(b)および(c)は本発明の他の
実施例であって、バスに含まれる配線の構成を示してい
る(比較のために図12(a)には図1の実施例に相当
する配線の構成を示した)。ただし、ここでは16ビッ
トのデータを扱うバスを例にとって説明を行なう。
【0031】図12(a)の構成では、配線(DB_
i)は1つの機能ブロックにつき1個の増幅回路(AM
P_i)にのみ接続されているのに対して、配線(DB
_low)は16個の増幅回路(AMP_i、i=1〜
16)に接続されている。配線(DB_low)ではそ
の分だけ配線(DB_i)よりも容量が大きくなり、特
に配線容量よりもこれらの増幅回路のゲート容量が支配
的となると、配線(DB_i)と配線(DB_low)
の容量の差が相対的に増大し、バスの動作に不具合を生
じる場合がある。そこで、図12(b)に示すように配
線(DB_low)を多重化し(DB_low_1、D
B_low_2)、例えば増幅回路(AMP_i、i=
1〜8)と増幅回路(AMP_i、i=9〜16)をそ
れぞれ配線(DB_low_1)と配線(DB_low
_2)で分担させることにより、バス配線の占有面積は
増大するものの、上に述べたような容量の差を軽減する
ことが可能である。この例では配線(DB_low)を
2本の配線(DB_low_1、DB_low_2)で
多重化しているが、さらにこの配線本数をもっと増やす
こともできる。
【0032】本発明のバス駆動回路では、バスの配線
(DB_i)に現われる信号の振幅が小さいため、雑音
による誤動作が起こらないように特に注意を払う必要が
ある。そこで、図12(c)に示すように配線(DB_
low)および配線(DB_dmy)をそれぞれ多重化
し(DB_low_1、DB_low_2、および、D
B_dmy_1、DB_dmy_2)、8ビットのデー
タを扱う独立なバスを2つ組み合わせることにより、バ
スの消費電力および占有面積は増大するものの、バスの
配線(DB_i)に現われる信号の振幅の振幅を増大さ
せることができる。この例では配線(DB_low)お
よび配線(DB_dmy)をそれぞれ2本の配線(DB
_low_1、DB_low_2、および、DB_dm
y_1、DB_dmy_2)で多重化しているが、さら
にこの配線本数をもっと増やすこともできる。
【0033】図13は本発明のバス駆動回路(図1
(a))で用いている差動増幅回路の構成であって、図
2に示した回路構成にpチャネルMOSFET(MP1
2、MP13)を追加したものである。回路の非活性時
(活性化信号(ACT)がロウレベル(0V)のとき)
に、pチャネルMOSFET(MP12、MP13)が
それぞれノード(N2、N3)を確実に同電位にする
(ともに電源電圧(VCC)となる)ので、回路の差動
増幅動作がより安定に行なわれる。
【0034】図14は本発明のバス駆動回路(図1
(a))で用いている差動増幅回路の構成であって、図
2に示した回路構成にpチャネルMOSFET(MP1
4)を追加したものである。回路の非活性時(活性化信
号(ACT)がロウレベル(0V)のとき)に、pチャ
ネルMOSFET(MP14)がノード(N2、N3)
を確実に同電位にするので、回路の差動増幅動作がより
安定に行なわれる。
【0035】図15には、本発明のバス駆動回路で用い
られている各種の制御信号(PRE、EN、ACT)を
クロック(CK0、CK1)から生成する方法を示し
た。この例では、オーバーラップした2相クロックを想
定しているが、他のタイプのクロック(例えばオーバー
ラップのない2相クロック、あるいは1相クロック)か
らでも、同様にして容易に制御信号を生成することがで
きる。
【0036】図16(a)は本発明の他の実施例を示す
バス駆動回路であって、データを受信する機能ブロック
(機能ブロックB)にてデータの到着を検知して活性化
信号(ACT)を生成することを特徴とするものであ
る。
【0037】データを受信するブロック(機能ブロック
B)にデータ(DB_1、DB_2、・・・、DB_
n、DB_low)が到着すると、同時に配線(DB_
dmy)の電位も変化する。配線(DB_dmy)の電
圧振幅はVCC/2以上の大きな値となるので(図4
(a)参照)、配線(DB_dmy)の電位変化はごく
容易に検出できる。機能ブロックB内の検出回路(AC
T_GEN、回路構成は図17参照)が時刻t1におい
て配線(DB_dmy)の電位上昇を検出し、活性化信
号(ACT)を生成する。時刻t4において検出回路
(ACT_GEN)はプリチャージ信号(PRE)の立
ち下がりを検知して活性化信号(ACT)をリセット
し、次のサイクルに備える(図16(b))。
【0038】前述の実施例のバス駆動回路(図16
(a))において用いられている検出回路(ACT_G
EN)の構成を図17に示した。以下に、この回路の動
作を説明する。
【0039】本回路は、2つの入力(PRE、DB_d
my)と1つの出力(ACT)を持つ。時刻t1におい
て入力(DB_dmy)の電位がV_low(VCC/
2以上の値)に上昇すると、nMOS(MN12)は導
通しノード(N6)の電位は0Vに低下する(活性化信
号(ACT)はハイレベル(VCC)となる)。時刻t
3において入力(DB_dmy)が0Vとなると、nM
OS(MN12)は非導通となる。時刻t4において入
力(PRE)がハイレベル(VCC)からロウレベル
(0V)に変化すると、5段のインバータ(INV6、
INV7、INV8、INV9、INV10)の遅延時
間に相当する時間だけpMOS(MP15)は導通し、
ノード(N6)の電位は電源電圧(VCC)まで引き上
げられ、活性化信号(ACT)はロウレベル(0V)に
リセットされ次のサイクルに備える。pMOS(MP1
5)が導通し続ける時間は奇数段接続されたインバータ
(INV6〜10)の段数を加減することにより調節で
きる。
【0040】図18は本発明の他の実施例を示す構成図
であって、内部バスに本発明のバス構成を適用したマイ
クロプロセッサのブロック図を示す。マイクロプロセッ
サは一般に、演算・制御部、メモリ、バスインターフェ
イスを備えており、それぞれのブロック間は内部バスに
よって接続されている。この内部バスに本発明のバス駆
動回路を適用することにより、マイクロプロセッサのチ
ップ消費電力を有効に低減することができる。
【0041】図19は本発明の他の実施例を示す構成図
であって、デジタル方式携帯電話機のシステム構成を示
す。ベースバンドLSIでは、デジタル化した音声の符
号化/復号化やフレームの組立て/分解など演算量の多
いデジタル処理を行なう。ベースバンドLSIの内部バ
スに本発明のバス駆動回路を適用することによりLSI
の消費電力が低減されるので、電池の寿命時間が長い携
帯電話機を実現することができる。
【0042】図20は本発明の他の実施例を示す構成図
であって、パッケージボード上の複数のチップを接続す
る外部バスに本発明のバス構成を適用した例を示す。こ
のように外部バスに本発明のバス構成を適用することに
より、システム全体の消費電力を有効に低減することが
できる。
【0043】前述の実施例(図20)で用いられる各チ
ップのピン構成例を図21(a)に示す。各チップの信
号ピンには、本発明のバス構成を適用した外部バスに接
続されるピン(P_1、P_2、・・・、P_n、P_
low、P_dmy)が含まれる。信号ピン(P_1、
P_2、・・・、P_n、P_low)の入出力レベル
は、ハイレベルが電源電圧(VCC)に一致し、ロウレ
ベルはVCC/2以上(n+1)VCC/(n+2)以
下の値となる。ロウレベルは各動作サイクルごとに異な
る電位レベルをとり得る(図21(b)参照)。
【0044】図22は本発明の他の実施例を示す。バス
の配線長が非常に長い場合には、大きな配線抵抗(ある
いは配線容量)が原因で信号波形がなまり、転送速度を
低下させるおそれがある。本実施例では、バスの途中に
中継器を設け信号波形を整形することによりこれを回避
している。バス配線(DB_1、DB_2、・・・、D
B_n、DB_low)に送り出されてきた信号は、中
継器で増幅回路(AMP_1、AMP_2、・・・、A
MP_n)によりフルスイングの信号に増幅され、NO
Rゲート(NOR_1、NOR_2、・・・、NOR_
n、NOR_low)およびnMOS(MN_1、MN
_2、・・・、MN_n、MN_low)により構成さ
れる送信部から、再び低振幅化された信号がバス配線
(DB_1’、DB_2’、・・・、DB_n’、DB
_low’)に送り出される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来バスの配線たかだか1本を充放電する程度の電力でバ
ス全体を機能させることができるので、消費電力が非常
に小さいバス構成を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すバス駆動回路で(a)は
回路結線図、(b)各信号のタイミングチャートを示す
図。
【図2】本発明のバス駆動回路で使用する差動増幅回
路。
【図3】従来のバス駆動回路で(a)は回路結線図、(b)
各信号のタイミングチャートを示す図。
【図4】本発明のバス駆動回路で消費電力が低減される
原理を説明する図で(a)は本発明を説明するための図、
(b)従来の動作を説明するための図。
【図5】本発明の他の実施例を示すバス駆動回路。
【図6】本発明の他の実施例を示すバス駆動回路で(a)
は回路結線図、(b)各信号のタイミングチャートを示す
図。
【図7】本発明のバス駆動回路で使用する差動増幅回
路。
【図8】本発明の他の実施例を示すバス駆動回路。
【図9】本発明の他の実施例を示すバス駆動回路。
【図10】本発明の他の実施例を示すバス駆動回路で
(a)は回路結線図、(b)各信号のタイミングチャートを
示す図。
【図11】本発明のバス配線のレイアウトパターン例を
示す図。
【図12】本発明の他の実施例を示すバスの配線構成。
【図13】本発明のバス駆動回路で使用する差動増幅回
路。
【図14】本発明のバス駆動回路で使用する差動増幅回
路。
【図15】本発明のバス駆動回路で使用する各制御信号
を生成する回路で(a)タイミングを示す図、(b)は回路
結線図。
【図16】本発明の他の実施例を示すバス駆動回路で
(a)は回路結線図、(b)各信号のタイミングチャートを
示す図。
【図17】本発明のバス駆動回路で使用する各制御信号
を生成する回路図。
【図18】本発明のバス駆動回路を内部バスに適用した
マイクロプロセッサを示す図。
【図19】本発明のバス駆動回路をベースバンドLSI
の内部バスに適用したデジタル方式携帯電話機のシステ
ム構成を示す図。
【図20】本発明のバス構成を外部バスに適用したパッ
ケージボード。
【図21】外部バスとして用いた本発明のICパッケー
ジで(a)はバスに対応するチップのピン構成例を示す
図、(b)は入出力ポートの信号レベルを示す図。
【図22】本発明のバスの途中に設定した中継器の構成
を示す図。
【符号の説明】
MN_1〜n,MN_low,PREN_dmy,PR
EN_1〜n,PREN_high,MN1〜12…n
チャネルMOSFET、MP_1〜n,MP_hig
h,PREP_dmy,PREP_1〜n,PREP_
low,PREP_VCC,MP1〜15…pチャネル
MOSFET、INV1〜13…インバータ、NOR_
1〜n,NOR_low,NOR1〜3…NORゲー
ト、NAND_1〜n,NAND_high…NAND
ゲート、DB_1〜n,DB_low,DB_dmy,
DB_high,DB_VCC…バス配線、PRE,E
N,ACT,CK…制御信号、DOUT_1〜n…機能
ブロックから出力される信号、DIN_1〜n…機能ブ
ロックに入力される信号、AMP_1〜n、AMPB_
1〜n…差動増幅回路、VCC…電源、GND…接地電
位、CK1,CK2…クロック信号、P_1,P_2,
・・・,P_n,P_low,P_dmy…ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 隆文 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 波多野 雄治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータ信号と制御信号を送信端と受
    信端の間で配線したバス線と、 該バス線の送信端で駆動する駆動回路と、 該バス線の伝送路の配線容量を再配分するための制御回
    路と、 上記受信端で上記バス信号を検出する検出回路とから成
    ることを特徴とするバス駆動回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバス駆動回路において、上
    記制御回路として上記駆動回路に略電源電圧を与える充
    電回路と、 上記駆動回路に略グランドレベルを与える放電回路とか
    ら成ることを特徴とするバス駆動回路。
  3. 【請求項3】請求項2記載のバス駆動回路において、上
    記放電回路として上記バス線の配線容量に蓄積している
    電荷を放電するためのスイッチ回路であることを特徴と
    するバス駆動回路。
  4. 【請求項4】請求項2記載のバス駆動回路において、上
    記充電回路として上記バス線の配線容量に蓄積している
    電荷を充電するためのスイッチ回路であることを特徴と
    するバス駆動回路。
  5. 【請求項5】請求項1記載のバス駆動回路において、上
    記駆動回路はMOSFETの駆動素子を用い、ドレイン
    ・ソース経路のどちらか一方を共通に接続した線を上記
    送信端から上記受信端まで配線した回路構成であること
    を特徴とするバス駆動回路。
  6. 【請求項6】請求項5記載のバス駆動回路において、上
    記駆動素子は、PチャンネルMOSFETとNチャンネ
    ルMOSFETを並列に接続した回路構成であることを
    特徴とするバス駆動回路。
  7. 【請求項7】請求項5記載のバス駆動回路において、上
    記駆動素子は、ナンド回路と、 上記ナンド回路からの信号を駆動するPMOSFETか
    ら成ることを特徴とするバス駆動回路。
  8. 【請求項8】請求項1記載のバス駆動回路において、上
    記制御信号として通常はゼロレベルで上記バス線の伝送
    路の配線容量を再配分時に略電源電圧レベルと略グラン
    ドレベルとの間の中間レベルに成る第1の制御線から成
    ることを特徴とするバス駆動回路。
  9. 【請求項9】請求項1記載のバス駆動回路において、上
    記制御信号として上記第1の制御線と、 通常は電源電圧で上記バス線の伝送路の配線容量を再配
    分時に略電源電圧レベルと略グランドレベルとの中間レ
    ベルに成る第2の制御線を付加したことを特徴とするバ
    ス駆動回路。
  10. 【請求項10】請求項1記載または請求項9記載のバス
    駆動回路において、上記データ信号線と上記第1の制御
    線と、上記第2の制御線を一組にして複数の組から成る
    ことを特徴とするバス駆動回路。
  11. 【請求項11】請求項1記載のバス駆動回路において、
    上記検出回路として活性化信号と、 上記第2の制御信号と略電源電圧レベルから成る参照電
    圧を発生する回路と、 上記発生回路からの信号に基づいて信号レベルを再生す
    るラッチ回路から成ることを特徴とするバス駆動回路。
  12. 【請求項12】請求項11記載のバス駆動回路におい
    て、上記活性化信号は上記バス信号線の配線容量に充電
    を与える信号と、 上記制御線の配線容量に放電を与える信号とから生成す
    る回路から成ることを特徴とするバス駆動回路。
  13. 【請求項13】複数のデータ信号と制御信号を送信端と
    受信端の間で配線したバス線と、 該バス線を送信端で駆動する駆動回路と、 上記バス線を送信端から受信端へ配線容量を有する伝送
    路を伝送し、該配線容量を充電する回路と、 上記バス線の配線容量を再配分するための制御線と、 上記制御線の配線容量に蓄積している電荷を放電するた
    めのスイッチ回路と、 上記受信端で上記バス線からのデータ信号を検出する検
    出回路から成るバス駆動回路と、 上記バス駆動回路を介して、演算制御部と、 データ信号を記憶するメモリ部と、 外部バスと接続するバスインターフェースから成ること
    を特徴とするバスシステム。
  14. 【請求項14】無線信号を送信受信するアンテナと、 上記アンテナからの信号を変換する変復調回路と、 上記信号をアナログ信号に変換するD/A変換器又はア
    ナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器
    と、 情報を記憶しておくメモリからなる情報処理装置に対
    し、該情報処理装置を制御するベースバンドLSIが複
    数のデータ信号と制御信号を送信端と受信端の間で配線
    したバス線と、 該バス線を送信端で駆動する駆動回路と、 上記バス線を送信端から受信端へ配線容量を有する伝送
    路を伝送し、該配線容量を充電する回路と、 上記バス線の配線容量を再配分するための制御線と、 上記制御線の配線容量に蓄積している電荷を放電するた
    めのスイッチ回路と、 上記受信端で上記バス線からのデータ信号を検出する検
    出回路から成るバス駆動回路と、 上記情報処理装置へ送るデータを演算する演算部と、 データのアドレスを制御するデータアドレス制御部と、 上記情報処理装置への動作を指示する命令用ROMと、 上記情報処理装置の動作を制御するプログラム制御部
    と、 上記情報処理装置に接続するためのバスインターフェー
    スからなることを特徴とするベースバンドLSI。
  15. 【請求項15】パッケージボード上の複数のチップを接
    続するバスに、複数のデータ信号と制御信号を送信端と
    受信端の間で配線したバス線と、 該バス線を送信端で駆動する駆動回路と、 上記バス線を送信端から受信端へ配線容量を有する伝送
    路を伝送し、該配線容量を充電する回路と、 上記バス線の配線容量を再配分するための制御線と、 上記制御線の配線容量に蓄積している電荷を放電するた
    めのスイッチ回路と、 上記受信端で上記バス線からのデータ信号を検出する検
    出回路から成るバス駆動回路を用いたことを特徴とする
    集積回路。
  16. 【請求項16】パッケージボード上の複数のチップを接
    続するバスに、複数のデータ信号と制御信号を送信端と
    受信端の間で配線したバス線と、 該バス線を送信端で駆動する駆動回路と、 上記バス線を送信端から受信端へ配線容量を有する伝送
    路を伝送し、該配線容量を充電する回路と、 上記バス線の配線容量を再配分するための制御線と、 上記制御線の配線容量に蓄積している電荷を放電するた
    めのスイッチ回路と、 上記受信端で上記バス線からのデータ信号を検出する検
    出回路から成るバス駆動回路を用いた集積回路をパッケ
    ージに収納し、少なくとも電源線と、 グランド線と、 制御線とをピンに出力していることを特徴とする集積回
    路用パッケージ。
  17. 【請求項17】nビット(nは正の整数)のデータを伝
    達するバス駆動回路において、第1から第n+2までの
    n+2本の配線と、1組あたり第1から第n+1までn
    +1個からなるスイッチング回路を少なくとも1組と、
    上記第1から第n+1までの配線の電位を第1動作電位
    点の電位と一致させる手段と、上記第n+2の配線の電
    位を第2動作電位点の電位と一致させる手段を具備し、
    上記第k(kは1以上n+1以下の任意の整数)のスイ
    ッチング回路は上記第kの配線と上記第n+2の配線と
    の間の導通/非導通を制御し、上記第1から第nまでの
    スイッチング回路は第1から第nまでのビット信号にそ
    れぞれ応答し、上記第1から第n+1までのスイッチン
    グ回路は第1の制御信号に応答することを特徴とするバ
    ス駆動回路。
  18. 【請求項18】請求項17において、上記第k(kは1
    以上n+1以下の任意の整数)のスイッチング回路は、
    上記第kの配線と上記第n+2の配線との間にドレイン
    ・ソース経路が接続されたnチャネル型MOSFETを
    具備することを特徴とするバス駆動回路。
  19. 【請求項19】請求項17において、上記第k(kは1
    以上n+1以下の任意の整数)のスイッチング回路は、
    上記第kの配線と上記第n+2の配線との間にドレイン
    ・ソース経路が接続されたpチャネル型MOSFETを
    具備することを特徴とするバス駆動回路。
  20. 【請求項20】請求項17において、上記バスは1組あ
    たり第1から第nまでのn個からなる増幅回路を少なく
    とも1組具備し、上記第i(iは1以上n以下の任意の
    整数)の増幅回路は1個につきそれぞれ、第1のノード
    にそのソース端子が接続され、第2のノードにそのドレ
    イン端子が接続された第1および第2のnチャネル型M
    OSFETと、上記第1のノードにそのソース端子が接
    続され、第3のノードにそのドレイン端子が接続された
    第3および第4のnチャネル型MOSFETと、上記第
    2のノードにそのソース端子が接続され、第4のノード
    にそのドレイン端子が接続され、第5のノードにそのゲ
    ート端子が接続された第5のnチャネル型MOSFET
    と、上記第3のノードにそのソース端子が接続され、上
    記第5のノードにそのドレイン端子が接続され、上記第
    4のノードにそのゲート端子が接続された第6のnチャ
    ネル型MOSFETと、上記第4のノードにそのドレイ
    ン端子が接続され、上記第5のノードにそのゲート端子
    が接続され、第1の電源にそのソース端子が接続された
    第1のpチャネル型MOSFETと、上記第5のノード
    にそのドレイン端子が接続され、上記第4のノードにそ
    のゲート端子が接続され、上記第1の電源にそのソース
    端子が接続された第2のpチャネル型MOSFETと、
    上記第4のノードと上記第1の電源との間の導通/非導
    通を制御するスイッチング回路と、上記第5のノードと
    上記第1の電源との間の導通/非導通を制御するスイッ
    チング回路と、上記第1のノードと第2の電源との間の
    導通/非導通を制御するスイッチング回路とを具備し、
    上記第1および第2のnチャネル型MOSFETのゲー
    ト端子は上記第iの配線に接続され、上記第3および第
    4のnチャネル型MOSFETのゲート端子の一方は上
    記第1の動作電位点と同電位であり他の一方は上記第n
    +1の配線に接続されることを特徴とするバス駆動回
    路。
  21. 【請求項21】請求項20において、上記第2のノード
    と上記第3のノードとを同電位とする手段を具備するこ
    とを特徴とするバス駆動回路。
  22. 【請求項22】請求項20において、上記第2のノード
    と上記第1の電源との間の導通/非導通を制御するスイ
    ッチング回路と、上記第3のノードと上記第1の電源と
    の間の導通/非導通を制御するスイッチング回路を具備
    することを特徴とするバス駆動回路。
  23. 【請求項23】請求項17において、第n+3(nは正
    の整数)の配線と、上記第n+3の配線の電位を上記第
    1動作電位点の電位と一致させる手段とを具備すること
    を特徴とするバス駆動回路。
  24. 【請求項24】チップ上に請求項17記載のバス駆動回
    路を具備することを特徴とするマイクロプロセッサ。
  25. 【請求項25】ボード上で複数のチップを接続する外部
    バスとして請求項17記載のバス駆動回路を用いている
    ことを特徴とするパッケージ・ボード。
  26. 【請求項26】クロックに同期して動作する複数の入出
    力ポートを具備するLSIにおいて、上記ポートの入出
    力レベルは、そのハイレベルおよびロウレベルのうち一
    方は動作サイクルによらず電位レベルが一定であり、他
    の一方は各動作サイクルによって電位レベルが変化し得
    ることを特徴とするLSI。
  27. 【請求項27】nビット(nは正の整数)のデータを伝
    達するバス駆動回路において、第1から第n+1までの
    n+1本の配線と、1組あたり第1から第nまでn個か
    らなるスイッチング回路を少なくとも1組と、上記第1
    から第nまでの配線の電位を第1動作電位点の電位と一
    致させる手段と、上記第n+1の配線の電位を第2動作
    電位点の電位と一致させる手段を具備し、上記第k(k
    は1以上n以下の任意の整数)のスイッチング回路は上
    記第kの配線と上記第n+1の配線との間の導通/非導
    通を制御し、上記第1から第nまでのスイッチング回路
    は第1から第nまでのビット信号および第1の制御信号
    にそれぞれ応答することを特徴とするバス駆動回路。
  28. 【請求項28】バスの各配線に付随する容量に蓄積され
    た電荷の総量が、バスのプリチャージ完了時点からバス
    に信号が出現する時点まで一定であることを特徴とする
    バス駆動回路。
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