JPH07285057A - レンズ枠形状測定装置 - Google Patents

レンズ枠形状測定装置

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Publication number
JPH07285057A
JPH07285057A JP8123594A JP8123594A JPH07285057A JP H07285057 A JPH07285057 A JP H07285057A JP 8123594 A JP8123594 A JP 8123594A JP 8123594 A JP8123594 A JP 8123594A JP H07285057 A JPH07285057 A JP H07285057A
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JP
Japan
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frame
measuring
lens frame
lens
measuring device
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Application number
JP8123594A
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English (en)
Inventor
Takashi Sato
隆 佐藤
Atsushi Akiyama
淳 秋山
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Publication date
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Priority to US08/425,202 priority patent/US5594992A/en
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装置本体の小型化を実現し得て、しかも、レン
ズ枠の湾曲の度合に拘らず上下方向の変位に伴う測定子
の外れを防止して信頼性の高い上下方向の測定結果を求
めることができるレンズ枠形状測定装置を提供する。 【構成】フレーム保持手段FHに保持させたメガネフレ
ーム500のヤゲン溝502に沿って測定子356を当
接移動させて、この測定子356の三次元方向への移動
量をベース回転モータ303の回転制御に伴うスライダ
ー移動量検出手段310,上下移動量検出手段317等
からの出力により演算制御回路600で演算させて、メ
ガネフレーム500のレンズ枠形状を求めるようにした
フレーム形状測定装置において、フレーム保持手段FH
はメガネフレーム500の鼻当部に対応する箇所を中心
にパルスモータ205で上下回動駆動されるフレーム形
状測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メガネフレームのレン
ズ枠、またはレンズ枠形状から倣い加工された型板の形
状をデジタル測定する装置、特に、未加工眼鏡レンズを
レンズ枠または型板の形状に係る情報によって研削加工
する玉摺機と併用するに適したレンズ枠形状測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフレーム形状測定装置として
は、図27(a)の如く、フレーム保持装置(図示せず)
の本体の保持面1(測定基準面)にメガネフレーム2の
レンズ枠3,3をバネ付勢された保持棒(図示せず)で
押さえつけるように保持させて、このレンズ枠3のヤゲ
ン溝4にソロバン玉状のフィーラー5を内接させて移動
させ、このフィーラー5の移動軌跡を三次元検出するこ
とにより、メガネフレーム2のレンズ枠3形状を測定す
るようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、 図27(a)に
示した如くメガネフレーム2は一般に湾曲しているた
め、メガネフレーム2の一対のレンズ枠3,3を結合し
ているブリッジ6側が保持面1(測定基準面)に当った
状態で、このレンズ枠3,3を保持棒(図示せず)で保
持面1に保持させても、レンズ枠3,3のブリッジ6側
とは反対側(耳掛けとしてツルが取り付けられる部分)
の周辺部7は保持面1から「浮いた」状態で保持される
ため、保持面1とレンズ枠3が傾斜(フレーム傾斜)し
てしまう。
【0004】ところで、今までのフレーム形状測定装置
においては、ヤゲンフィーラー5は、図27(b)の如く
保持面1に直交する軸線Oを中心に回転可能に、測定ヘ
ッド部の測定軸(図示せず)に保持されている。このた
め、ヤゲンフィーラー5は、図27(b)の如く、ヤゲン
溝4の延びる方向に対してαだけ傾斜してヤゲン溝4に
当接して、図27(c)の如くヤゲン溝4の傾斜面4a,
4a途中に当接する部分がある。
【0005】この結果、測定に際して、ヤゲンフィーラ
ー5は、頂部5aが図27(c)の如くヤゲン溝4の谷線
4bに当接できず離れた状態でヤゲン溝4に倣って移動
するか、或はヤゲン溝4から外れてしまうかして、レン
ズ枠3の精密なフレーム形状の測定ができないものであ
った。
【0006】これは、ヤゲンフィラー5が軸線O(回転
軸)と直交する方向に回転できず、湾曲したレンズ枠3
のフレーム形状に倣うことができないことに起因するも
のである。
【0007】この様な状態での測定データに基づいて被
加工レンズLを研削加工した場合、図28に示した如く
被加工レンズLの仕上りサイズが真の大きさより小さく
加工され、好ましくないものであった。
【0008】そのため、フレーム保持装置を長手方向の
一端部の旋回軸を中心に他端部が上下回動駆動するよう
に設けると共に、メガネフレームの湾曲形状の傾斜角に
応じて、フレーム保持装置を旋回軸を回転中心として傾
斜させながら、レンズ枠の三次元形状を測定することが
考えられている。
【0009】しかしながら、フレーム保持装置はその長
手方向の一端の旋回軸を回転中心として傾斜させられる
構成であるため、フレーム保持装置に保持させたメガネ
フレームの旋回軸に近い側のレンズ枠の傾斜量(上下回
動移動量)が小さくなり、旋回軸に近い側のレンズ枠の
傾斜調整が必ずしも好ましい状態でできない。
【0010】このため、例えば右眼レンズの三次元形状
を測定する場合には、左眼レンズ枠を旋回軸側に位置さ
せて右眼レンズ枠の三次元形状の形状測定をすると共
に、この後に左眼レンズの三次元形状を測定する場合に
は、メガネフレームをフレーム保持装置から取り外し、
右眼レンズ枠を旋回軸側に位置させて、右眼レンズ枠を
旋回軸側に位置させて左眼レンズ枠の三次元形状の形状
測定をするようにしている。
【0011】そこで、本発明は、メガネフレームの鼻当
部に対応する箇所を中心に傾斜回動可能なフレーム保持
装置を有することで、両眼レンズ枠において等しい傾斜
量を確保し、フレームが傾斜された方向にフィーラー支
持部ごと移動させ、フィーラーの頂部がヤゲン溝の谷線
部に確実に当接する様にすることにより、湾曲したメガ
ネフレームのレンズ枠の形状を正確に測定するフレーム
形状測定装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、測定装置本体と、前記測定装置本体の
上部に沿って配設され且つ前記測定装置本体に着脱可能
に保持されていると共にメガネフレームを前記測定装置
本体の上面に沿って保持可能に設けられたフレーム保持
手段と、前記測定装置本体に保持されて前記メガネフレ
ームのヤゲン溝に係合させられる測定子と、前記測定子
を支持すると共に、前記メガネフレームの左眼レンズ枠
または右眼レンズ枠のいずれか一方側に移動させる計測
部支持移動手段と、前記測定子を前記ヤゲン溝に沿って
当接移動させて前記測定子の三次元移動量を検出する測
定子移動量検出手段と、前記測定子移動量検出手段を駆
動制御すると共に前記測定子移動量検出手段からの出力
から移動量を求める演算制御回路とを備えるフレーム形
状測定装置において、前記フレーム保持手段は、前記メ
ガネフレームが鼻当部を中心に上下回動可能に前記鼻当
部に対応する箇所に回動軸を備え、前記フレーム保持手
段の傾斜方向に応じて前記計測部支持移動手段を移動さ
せ、前記メガネフレームの三次元形状を測定するように
構成したことを有するフレーム形状測定装置としたこと
を特徴とする。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0014】[第1実施例] <全体の概略構成>図1は本発明に係るレンズ枠形状測
定装置を示す斜視図、図2は図1の一部を省略して示し
た斜視図、図3(a)は図1,2に示したケース内の構造
を示す部分説明図、図3(b)は(a)に示したリムレスフレ
ームのレンズ形状測定用の測定ヘッド部の取付状態を示
す部分断面図、図4は図1,2に示したレンズ枠形状測
定装置の一部を省略して示した要部説明図である。
【0015】このレンズ枠形状測定装置は、メガネフレ
ームの左右のレンズ枠を同時に保持するフレーム保持装
置100(フレーム保持手段)と、このフレーム保持装
置100を着脱可能に保持してフレーム保持装置100
に保持されたメガネフレームの左右のレンズ枠またはリ
ムレスフレームの左右のレンズ形状の形状測定をする測
定装置本体200を有する。
【0016】この測定装置本体200は、上部に開口2
01aを有するるケース(筺体)201と、ケース20
1の上部に設けられてフレーム保持装置100を着脱可
能且つ傾動可能に保持する保持装置支持手段210と、
ケース201の手前側に設けられた操作パネル部230
と、ケース201内に設けられた計測部支持移動装置2
40と、計測部支持移動装置240に保持されてフレー
ム保持装置100に保持されるメガネフレームのレンズ
枠または型板の形状をデジタル測定する計測部300
(図3参照)等から構成されている。尚、このフレーム
保持装置100と保持装置支持手段210はフレーム保
持手段FHを構成している。
【0017】このフレーム保持装置100,保持装置支
持手段210,操作パネル部230,計測部支持移動装
置240,及び計測部300等の詳細な構成を以下に説
明する。
【0018】<フレーム保持装置100>上述のフレー
ム保持装置100は、図5乃至図8に示す様に、固定ベ
ース150を有する。固定ベース150は、辺151
a,151aが設けられたフランジ151,151を両
側に有する。
【0019】フランジ151,151には、長手方向に
間隔をおいて一対のフレーム保持棒152,152が夫
々ネジ止めされている。尚、フランジ151,151の
フレーム保持棒152,152は、軸線が一致させられ
ていると共に、互いに間隔をおいて対向させられてい
る。なお、フレーム保持棒は、左右のレンズ枠に対して
一対ずつに限らず、二対ずつでもよく、レンズの光軸と
平行な方向、すなわちレンズ枠の厚み方向から保持可能
な部材であればよい。
【0020】この固定ベース150の底板150aとフ
ランジ151の間には辺153a,153aを有する可
動ベース153が挿入されており、可動ベース153は
固定ベース150の底板150aに取り付けられた2枚
の板バネ154,154によって支持されている。
【0021】可動ベース153には2本の平行なガイド
溝155,155が形成され、このガイド溝155,1
55にスライダー156,156の突起156a,15
6aが係合されて、スライダー156,156が可動ベ
ース153上に摺動可能に嵌挿されている。
【0022】一方、可動ベース153の長手方向両側に
は円形開口157,157が形成され、各円形開口15
7の内周にはリング158が回動自在に嵌込まれてい
る。リング158の上面には2本のピン159,159
が植設され、このピン159,159のそれぞれはスラ
イダー156,156の段付部156b,156b(保
持面)に形成されたスロット156cに挿入されてい
る。
【0023】スライダー156,156の中央には、縦
状の切欠部156d,156dが形成されており、この
切欠部156d,156d内に前述のフレーム保持棒1
52,152がそれぞれ挿入可能となっている。また、
スライダー156,156の上面には、スライダー操作
時に操作者が指を挿入して操作しやすくするための穴部
156e,156eが形成されている。
【0024】<保持装置支持手段210>保持装置支持
手段210は、ケース201の側壁201a,201b
に突設された支柱202,203(図1,図2参照)
と、対向片204a,204bを有すると共に支柱20
2,203に配設されたコ字状の保持枠204と、支柱
202の外側面に固定され且つ回動軸205aが支柱2
02を貫通するパルスモータ205(上下傾斜回動駆動
手段)を有する。
【0025】そして、保持枠204の対向片204aの
中央はパルスモータ205の出力軸である回動軸205
aに固定され、保持枠204の対向片204bの中央は
支柱203に回動軸205aと同軸の回動軸206で回
動自在に支持されている。この対向片204a,204
bの対向面にはV溝204c,204dが形成されてい
る。
【0026】<操作パネル部230>操作パネル部23
0には、初期の傾き操作や測定子のレンズ枠に対する係
合エラー時の傾斜操作に用いるシーソー式の傾斜操作ス
イッチ231、左右のレンズ枠又はレンズのいずれを測
定するかのセット(選択)をするためのセットスイッチ
232、オート測定(自動測定)又はセミオート(半自
動測定)の選択をするモードスイッチ233、スタート
/ストップの操作をするスタートスイッチ234、左デ
ータ,右データ等の測定データを転送する転送スイッチ
235が設けられている。
【0027】<計測部支持移動装置240>この計測部
支持移動装置240は、図3(a)に示したシャーシ24
1を有する。このシャーシ241は、ケース201内に
配設されていると共に側壁部241a,241bの外側
がケース201の側壁201a,201bで覆われてい
る。また、計測部支持移動装置240は、シャーシ24
1の凹部241e内に互いに平行に配設保持され且つ側
壁部241a,241bに沿わせられたガイドレール2
42,242を有する。
【0028】また、計測部支持移動装置240は、図3
(a)に示した様に、このガイドレール242,242間
に配設されたスライド板243(スライドベース)と、
このスライド板243の四隅に回転自在に保持され且つ
周方向に延びる環状溝部(図示せず)がガイドレール2
42,242に係合してスライド板243をガイドレー
ル242,242の長手方向に移動自在に支持する4つ
のガイドローラ244を有する。
【0029】更に、計測部支持移動装置240は、スラ
イド板243上に固定されたベース移動用の測定位置切
換用のモータ245と、測定位置切換用のモータ245
の出力軸245aに固定されたプーリ246と、一端が
シャーシ241の後端部241cに固定されたスプリン
グ247と、前端部がシャーシ241の前部241dの
固定されていると共に後端部がスプリング247に係止
され且つ中間部がプーリ246に捲回されたワイヤ24
8を有する。尚、モータ245にはパルスモータが用い
られている。
【0030】また、スライド板243上には、図1,図
2に示した方形状のカバー250がスペーサ(図示せ
ず)で上方に間隔をおいて配設されていると共に図示し
ないネジで固定されている。このカバー250の中央に
は円形開口251が形成されている。
【0031】このカバー250の後縁部とシャーシ24
1の後端部241cとの間には後部蛇腹カバー255が
介装され、カバー250の前縁部とシャーシ241の前
部241dとの間には前部蛇腹カバー256が介装され
ている。
【0032】<計測部300>図3に示した計測部30
0は、周面に歯部301aを有する回転ベース301
(大歯車)と、回転ベース301の中央部をスライド板
243上に回転自在に支持している支持軸302と、回
転ベース301に固定されたベース回転モータ303
(回転駆動手段)と、ベース回転用モータ303の出力
軸303aに固定され且つ回転ベース301の歯部30
1aに噛合するギヤ(歯車)304を有する。この回転
ベース301には回転中心O1の近傍から半径方向に延
びるスリット301bが形成されている(図4参照)。
【0033】しかも、計測部300は、回転ベース30
1の回転中心O1を挟んで平行に配設され且つ回転ベー
ス301上に固定されたレール保持部材305,306
を有する。尚、レール保持部材305は回転ベース30
1の周縁部側においてスリット301bと直交させられ
ている。
【0034】また、計測部300は、レール保持部材3
05,306間に渡架された互いに平行な2本のレール
307,308と、レール307,308上を長手方向
に移動するスライダー309と、このスライダー309
の移動量を検出するスライダー移動量検出手段310を
有する。尚、スライダー309にはレール307,30
8に沿って延びる支持脚部309a,309bが形成さ
れ、この支持脚部309a,309bの端部には取付穴
309c,309dが形成されている。この取付穴30
9cは深さが取付穴309dよりも浅く形成されてい
る。
【0035】また、スライダー309に一体に設けたア
ーム309eと回転ベース301との間には渦巻きバネ
309fが介装されている。この渦巻きバネ309f
は、スライダー309を回転ベース301の半径方向に
レール307,308に沿って移動するようバネ付勢し
ている。尚、ベース回転モータ303にはパルスモータ
が用いられており、このモータ303,レール307,
308,スライダー309,渦巻きバネ309f等は後
述する測定子356をメガネフレーム500のヤゲン溝
502に当接移動させる移動手段を構成している。
【0036】更に、計測部300は、スライダー309
に保持されたリムレスフレームのレンズ形状測定用の測
定ヘッド部311と、スライダー309に保持されたレ
ンズ枠形状測定用の測定ヘッド部312を有する。
【0037】しかも、上述したスライダー移動量検出手
段310,測定ヘッド部311,312は以下のように
構成されている。
【0038】(スライダー移動量検出手段310)スラ
イダー移動量検出手段310は、レール307,308
と平行にスライダー309に固定されたラックバー31
3と、回転ベース301の下面側に固定されたロータリ
ーエンコーダ314と、ロータリーエンコーダ314の
出力軸34aに固定され且つラックバー313に噛合す
るピニオン315を有する。
【0039】(測定ヘッド部311)また、リムレスフ
レームのレンズ形状測定用の測定ヘッド部311は、図
2に示した様に、測定子本体311aと、測定子本体3
11aの上端部に設けられた切円柱状または半円柱状の
測定ヘッド部(測定子部すなわち接触子部)311b
と、測定子本体311aの両側に設けられた取付脚31
1c,311dを有する。
【0040】しかも、測定ヘッド部311は、図3(b)
に示した様に取付脚311c,311dに設けられた取
付軸311e,311fを有する。この取付軸311e
は311fよりも短く形成されていて、取付軸311
e,311fはスライダー309に設けた取付穴309
c,309dにそれぞれ着脱可能に嵌着されている。
【0041】この取付軸311e,311fの長さ及び
取付穴309c,309dの深さを異ならせておくこと
で、測定ヘッド部311の取り付け方向を間違えるのが
防止される。
【0042】(測定ヘッド部312)更に、レンズ枠形
状測定用の測定ヘッド部312は、後述する測定子35
6の上下動と水平回転とを可能にする支持機構316
(図13,14参照)と、この支持機構316に連動し
て測定子356の上下動量を検出する上下移動量検出手
段317(図14参照)と、支持機構316の上端部に
設けられて測定子356の水平軸回りの傾斜回動を可能
にする傾斜回動機構318(図12参照)を有する。
【0043】「支持機構316」この支持機構316
は、スライダー309に保持された測定子保持部材35
1と、測定子保持部材351に上下動自在且つ回転動自
在に保持された測定支軸352とを備えている。
【0044】測定子保持部材351は、図11に示すよ
うにスライダー309に固定される中空の固定筒部材3
53と、図11乃至図13に示すように固定筒部材35
3の内周面に固定された筒状カラー354と、筒状カラ
ー354の内周面と測定子軸352の外周面との間に位
置して測定子軸352の上下動並びに軸線回りの回転動
を許容するスライド筒体357と、測定子軸352の上
端に取り付けられたアーム355を有する。
【0045】このアーム355は、一端が測定子軸35
2に固定された水平部355aと、水平部355aの他
端に上方に向けて垂直に連設された垂直部355bとか
らL字状に形成されている。
【0046】「上下移動量検出手段317」この上下移
動量検出手段317は、固定筒部材353の下端を挿通
したラック部材358(上下動連動部材)を有する。
【0047】固定筒部材353にはスライダー309の
上面に位置して図示しないネジ等の固定手段を介して固
定筒部材353を固定させるためのフランジ353aが
形成されている。また、固定筒部材の外周面には図1
1,12に示した様にラック部材358の上方移動(後
述する)を阻止するストッパ用の段部353bが形成さ
れている。さらに、固定部材353の下部は半割形状を
呈していると共に、この半割部分の中途部より下方には
測定子軸352の下部を摺動可能に直接支持する溝部3
53cが形成されている。
【0048】スライド筒体357には、図13(b)に
示すように、測定子軸352の外周面と筒状カラー35
4の内周面とに跨る複数のボールベアリング359,3
59…が保持されている。これにより、測定子軸352
の鉛直軸線回りの回動及び鉛直軸線方向の移動をスムー
ズにしていると共にスライド筒体357の上下変移量に
対して測定子軸352の上下変移量が2倍となってい
る。
【0049】また、スライド筒体357の上下端には環
状のフランジ357a,357bが形成されている。こ
のフランジ357a,357bは、図13(c)に示す
ように、測定子軸352の下死点位置のストッパとなる
ように、アーム355と固定筒部材353とに当接す
る。
【0050】図11,12に示したラック部材358
は、固定筒部材353の同軸上に位置していると共にス
ライダー309に形成された一対のフランジ309a
(一方のみ図示)に外壁が支持されている。なお、この
フランジ309aはラック部材358の上下変移を許容
し且つその回転を規制する。また、ラック部材358に
は外壁に開口するスリット358aが形成されている。
このスリット358aには測定子軸352の下端に突設
されたピン352aが挿入され、この挿入により回転子
軸352の上下変移に連動してラック部材358が上下
変移する。さらに、ラック部材358の他の外壁にはラ
ック358bが形成されている。
【0051】また、スライダー309には図12に示し
た様にロータリーエンコーダ360(変位量測定手段)
が固定され、このロータリーエンコーダ360の回転軸
361にはピニオン部材362が固定されている。この
ピニオン部材362のピニオン362aはラック358
bが噛合させられている。尚、ラック部材358と、ピ
ニオン部材362を含めたロータリーエンコーダ360
とは上下動移動計測手段を構成している。
【0052】ピニオン部材362の固定部362bには
一端をロータリーエンコーダ360に固定されたブラケ
ット363に固定したコイルスプリング364の他端が
固定部362bに巻き付けられた状態で固定されてい
る。
【0053】このコイルスプリング364は、測定子3
56からラック部材358に至る各部材の総重量に基づ
く荷重を相殺する方向、すなわち、これら各部材を持ち
上げる(実際には持ち上げない)方向に付勢設定されて
いて、これら各部材の総重量による測定子356の上下
変移を妨げないようになっている。尚、コイルスプリン
グ364を固定部362bに巻き付けたことにより、そ
の付勢力は略均一なものとなっている。また、ブラケッ
ト363を廃止してコイルスプリング364の一端(ブ
ラケット363側)をスライダー309に固定してもよ
い。
【0054】ところで、ラック部材358は、図14に
示すように、円柱形状を呈するラック部材358’とし
てもよい。この場合、ラック部材358のスリット35
8a並びにスライダー309のフランジ309aに該当
するものはなくてもよく、測定子軸352の上下変移並
びに回転に連動させてもよい。
【0055】従って、ラック部材358’の壁面に形成
されるラック358bは、その外周面に渡って形成され
る。尚、図14において、上述した図11乃至図14に
対応した部材には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0056】「傾斜回動機構318(図16,17参
照)」傾斜回動機構318は、測定子連結部材400
と、測定子連結部材400をアーム355の垂直部35
5bに回転自在に支持する軸受機構319を有する。
【0057】測定子連結部材400は、図15乃至図1
7に示す様に、水平部355aに沿う方向に配設された
板状部材402と、板状部材402の基端に一体に設け
られた回転軸403と、板状部材402の上面に固着さ
れたバネ板404と、バネ板404上に固着された押え
板405を有する。
【0058】また、軸受機構319は、図17(a),
(b)に示すように、垂直部355bの上端部に形成し
た取付孔355cと、取付孔355cの両端部内に嵌合
したフランジ406a,406a付のリング状のベアリ
ング406,406を有する。しかも、軸受機構319
は、ベアリング406,406内に嵌合した回転軸40
3と、この回転軸403に螺着した固定ネジ407を有
する。この固定ネジ407と板状部材402の端部との
間でベアリング406,406の回転部406b,40
6bが保持されている。
【0059】尚、レール307,308の軸線を含む平
面と平行で且つ保持枠204の回動軸205a,260
の軸線を含む平面を測定基準面とすると、回転軸403
の軸線O1は測定基準面SOと平行に設けられていると
共に測定子軸352の軸線O2と直交させられている。
【0060】「測定子356(フィーラー)」また、測
定子356はバネ板404の先端部を挟んで配置され且
つ断面形状が台形状に形成された半割の測定子部材35
6a,356bから構成されている。測定子部材356
aの中央には取付軸356cが形成され、測定子部材3
56bの中央には取付穴356dが形成されている。ま
た、バネ板404の先端部には図16,図17(d)に
示した如く取付孔408が形成されている。
【0061】しかも、取付軸356cは、バネ板404
の取付孔408に挿通されていると共に、測定子部材3
56bの取付穴356dに軽圧入により嵌着されてい
る。
【0062】この様にして、測定子部材356a,35
6b、即ち測定子356は、バネ板404の先端部に回
転自在に保持されている。尚、測定子356の先端は、
測定子軸352の軸線(中心線)O2上に位置する様に
なっている。
【0063】尚、図3に示した回転ベース301上には
図1,2に示したスペーサ(図示せず)により円板状カ
バー252が間隔をおいて配設されていると共にネジ
(図示せず)で固定されていて、カバー250の円形開
口251が円板状カバー252で閉成されている。
【0064】しかも、この円板状カバー252には、レ
ール307,308と平行に設けられ且つレール30
7,308間の中央上に位置すると共にスリット301
b上に設けられたスリット252aと、スライダー30
9がレール307,308に沿って移動させられるとき
の取付穴309c,309dの移動軌跡に対応するスリ
ット252b,252cが形成されている。そして、上
述した測定子軸352の上端部はスリット252aから
上方に突出させられ、測定ヘッド部311の取付脚31
1c,311dはスリット252b,252cを介して
取付穴309c,309dに嵌着されている。
【0065】尚、測定ヘッド部311のフィーラー部3
11bは、図1,2から分かるように測定ヘッド部31
2の測定子356よりも上方に突出させられている。
【0066】<演算制御回路600>この演算制御回路
600は、図18に示した様にドライバ601,60
2,カウンタ605,比較回路606,基準値発生回路
607,ドライバ608,パルス発生回路609,シー
ケンス制御回路610,データメモリ611,ゲート回
路612,演算回路613,プログラムメモリ614,
カウンタ615等を備えている。
【0067】しかも、上述した操作パネル部230の各
スイッチ231〜235からの操作信号は演算制御回路
600の制御回路613に入力され、ロータリーエンコ
ーダ314からの検出信号は演算制御回路600の制御
回路613にカウンタ605,比較回路606,データ
メモリ611,ゲート回路612等を介して入力され、
ロータリーエンコーダ360からの検出信号は演算制御
回路600の制御回路613にカウンタ615及びデー
タメモリ611,ゲート回路612等を介して入力され
る。
【0068】また、制御回路613は、各スイッチ23
1〜235からの操作信号を受けると、プログラムメモ
リ614のプログラムに従って各部を作動制御して、モ
ータ205,245,303等を駆動制御する。
【0069】尚、ドライバ601,602,608は、
シーケンス制御回路610の制御のもとにパルス発生器
609から供給されるパルス数に応じてモータ205,
245,303の回転駆動を制御する。
【0070】<作用及び演算制御回路600の機能>次
に、この様な演算制御回路600の作動制御及び測定に
伴う各部の作用等を説明する。
【0071】[A]レンズ枠形状測定 (i)レンズ枠保持 まず、図5に示したスライダー156,156の穴部1
56c,156cに指を挿入してスライダー156,1
56の互いの間隔を十分開くと共に、スライダー15
6,156を図7に示した状態から図6に示した状態ま
で板バネ154,154の弾発力に抗して下方に押圧す
ることにより、保持棒152とスライダー156,15
6の段付部156b,156bとの間隔を十分開ける。
【0072】その後、この保持棒152と段付部15
6,156との間にメガネフレーム500の先に測定し
たい方のレンズ枠501を挿入し、レンズ枠501の上
側リムと下側リムがスライダー156,156の内壁に
当接するようにスライダー156,156の間隔を狭め
る。
【0073】本実施例においては、スライダー156,
156はピン159とスロット156cによりリング1
58と連結された構造を有しているため、スライダー1
56,156の一方の移動量がそのまま他方のスライダ
ーに等しい移動量を与える。次に、レンズ枠501の上
側リムの略中央が保持棒152の下方に位置するように
フレームを滑り込ませた後、スライダー156,156
から操作者が手を離すと可動ベース153は板バネ15
4,154の弾発力により上昇して、レンズ枠501は
図7,図10に示した如く段付部156b,156bと
保持棒152,152とにより挟持される。この際、フ
レーム500がレンズ枠501の幾何学的略中心点とフ
レーム保持装置100の円形開口157の中心点157
aとをほぼ一致させるように保持される。
【0074】このとき、レンズ枠501のヤゲン溝の頂
点501aから固定ベース150のフランジ151の辺
151aまでの距離dと可動ベース153の辺153a
までの距離dは等しい値をとる等距離位置がある。本実
施例では、この等距離位置がレンズ枠501の段付部1
56b,156bに当接する位置となっている。
【0075】また、保持枠204の対向片204a,2
04bのV溝204c,204dの谷線204e,20
4fを結ぶ線が含まれる面を保持枠204の基準面Sと
すると、本実施例では基準面Sとヤゲン溝502の頂点
501aが一致させられている。
【0076】(ii)フレーム保持装置100の測定装置本
体200への装着準備 a.測定モードの設定と保持枠のフレーム保持装置着脱
位置への移動 次に、フレーム保持装置100を測定装置本体200に
装着する前に、測定装置本体200のレンズ幾何学中心
間距離定用の測定ヘッド311をスライダー309から
取り外しておく。
【0077】また、演算制御回路600は、操作パネル
230のモードスイッチ233をオート(自動)に設定
すると、シーケンス制御回路610,ドライバー601
を介してパルスモータ205に所定パルス数の駆動パル
スを供給して、パルスモータ205を所定量だけ正転回
動させ、保持枠204の前端部が上方に移動する方向に
保持枠204を回動軸205a,206を中心に所定量
回動させた後、パルスモータ205を停止させる。この
位置では保持枠204が図10(b)の如く角度βだけ上
方に傾斜させられる。
【0078】b.測定する左右レンズ枠又はレンズの選
択(測定位置選択) また、操作パネル230のセットスイッチ232を操作
して、メガネフレームの左右のレンズ枠のいずれのレン
ズ枠形状を測定するか設定する。
【0079】この際、演算制御回路600は、左のレン
ズ枠が選択されると、シーケンス制御回路610,ドラ
イバー608を介してパルスモータ245に所定パルス
数の駆動パルスを供給して、パルスモータ245を回転
制御させ、スライド板243をシャーシ241の後半分
の前後方向中央(左眼用のレンズ枠測定位置)まで移動
させる。
【0080】一方、演算制御回路600は、右のレンズ
枠が選択されると、シーケンス制御回路610,ドライ
バー608を介してパルスモータ245に所定パルス数
の駆動パルスを供給して、パルスモータ245を回転駆
動制御させ、スライド板243をシャーシ241の前半
分の前後方向中央(右眼用のレンズ枠測定位置)まで移
動させる。
【0081】しかも、これに伴って演算制御回路600
は、シーケンス制御回路610,ドライバー608を介
してベース回転用モータ303に所定パルス数の駆動パ
ルスを供給して、ベース回転用モータ303を駆動制御
させ、回転ベース301を回動制御し、スリット252
aが左右の側壁201a,201bと平行に位置させ
る。
【0082】この動作により、演算制御回路600は、
測定子356をケース201の上部開口の後側半分の略
中央上、又はケース201の上部開口の前側半分の略中
央上に移動させるようになっている。
【0083】(iii)フレーム保持装置100の測定装置
本体200への装着 この状態でフレーム保持装置100を、測定装置本体2
00に設けた保持枠204の対向片204a,204b
のV溝204c,204d間に挿入保持させる。
【0084】本実施例においては、図7に示した様にレ
ンズ枠501のヤゲン溝の頂点501aから辺151a
から辺153aそれぞれへの距離dは互いに等しいた
め、フレーム保持装置100は保持枠204の対向片2
04a,204bに挟持されると、レンズ枠501のヤ
ゲン溝頂点501aが図9,図10の如く両対向片20
4a,204bの溝底線204c,204dが作る基準
面S上に自動的に位置される。
【0085】(iv)左右レンズ枠501,501の一方の
予備形状測定 a.回転角θnに対する動径長ρnの測定 次に、演算回路613は、操作パネル230のスタート
スイッチ234を操作すると、シーケンス制御回路61
0,ドライバー602を介してパルスモータ205に所
定パルス数の駆動パルスを供給して、パルスモータ20
5を所定量だけ逆転回動させ、保持枠204を図10
(a)如く水平位置まで回動させた後、パルスモータ20
5を停止させる。
【0086】この際、フレーム保持装置100が図10
(b)位置から反時計回り方向へと旋回し、基準面Sは図
10(a)の如く計測部300の測定子356の初期位置
(基準測定面SO)と同一平面で停止する。ここで、メ
ガネ装用時のレンズ枠501の下側の辺を下辺として、
測定動作を以下に説明する。
【0087】この後、演算制御回路600は、ベース回
転用モータ303を作動制御して、回転ベース301及
び円板状カバー252を一体的に回転駆動させ、測定子
356をレンズ枠501の下辺の左右の略中央側に回動
させる。このとき、測定子356は移動の途中でレンズ
枠501のヤゲン溝502に当接する。
【0088】この状態で、操作パネル部230のスター
トスイッチ234をONさせて測定を開始させると、演
算制御回路600はベース回転用モータ303を回転駆
動制御する。
【0089】この回転駆動制御により、測定子356は
軸線O2回りに回転しながらヤゲン溝502に沿って移
動させられると、この移動に伴って傾斜するヤゲン溝5
02の壁面から測定子356に作用するヤゲン溝502
に沿う方向への力により、測定子保持部材400及び回
転軸403がベアリング406により軸線O1回りに回
動させられて、測定子356が図21(a)の如くヤゲ
ン溝502に沿う方向に傾斜し、測定子356がヤゲン
溝502に図21(b)の如く完全に係合することにな
る。尚、図21(b)は説明の便宜上、測定子356の
構造を省略して図示している。
【0090】一方、演算制御回路600は、まず、モー
タ301を予め定めた単位回転パルス数毎に回転させ
る。
【0091】これにより、測定ヘッド部312はメガネ
フレーム500の形状、すなわちレンズ枠501の動径
にしたがってレール307,308上を移動し、この測
定ヘッド部312の移動はラックバー313とピニオン
315を介してロータリーエンコーダ314に伝達され
る。この測定ヘッド部312の移動量はロータリーエン
コーダ314により検出される。
【0092】この際、レンズ枠形状は、モータ301の
回転角θとロータリーエンコーダ314からの出力に基
づくスライダー309の移動量ρとから、(ρn,θn
(n=1,2,3…N)として計測される。
【0093】尚、ここで、この計測は、前述したよう
に、回転軸304の中心Oをレンズ枠501の幾何学中
心と概略一致させて測定したものである。
【0094】そして、この計測後、計測データ(ρn
θn)を極座標一直交座標変換した後のデータ(Xn,Y
n)からX軸方向の最大値をもつ被計測点B(xb
b)、X軸方向で最小値をもつ被計測点D(xd
d)、Y軸方向で最大値をもつ被計測点A(xa
a)及びY軸方向で最小値をもつ被計測点C(xc,y
c)を選び(図19参照)、レンズ枠の幾何学中心O
0を、 O0(x0,y0)=((xb+xd)/2,(ya+yc)/2)…(1) として求めた後、演算制御回路600により、幾何学中
心O0における測定値 0ρn0θn)(n=1:2:3
…N)を求める。
【0095】そして、このロータリーエンコーダ314
からの測定信号は読取り出力カウンタ605で計数され
た後、この計数された移動量が比較回路606に入力さ
れる。
【0096】この比較回路606は基準値発生回路60
7からの動径変化範囲aに相当する信号とカウンタ60
5からの計数値の変化量とを比較し、計数値が範囲a内
にあるときはカウンタ605の計数値ρn及びパルス発
生器609からのパルス数を測定アーム355の回転角
に変換し、その値θnとを組として(ρn,θn)をデー
タメモリ611へ入力してこれを記憶させる。
【0097】b.動径情報(ρn,θn)に対するZ軸方
向のデータznの測定(計測) 上述の幾何学中心O0に基づくレンズ枠形状の計測時に
は、ロータリーエンコーダ360によりZ軸方向の測定
子356の移動量も同時に計測される。これにより結局
レンズ枠形状は(0ρn0θn,Zn)(n=1,2,3
…N)の三次元情報が得られることとなる。
【0098】次に、シーケンス制御回路610はゲート
回路612を演算回路613側へ切換え、データメモリ
611に記憶されている動径情報(ρn,θn)に基づい
てレンズ枠501の幾何学中心O0を演算させて、その
データをシーケンス制御回路 610へ入力させる。
【0099】シーケンス制御回路610は演算回路61
8からのデータに基づいて前述の(1)式からx0、y0
を求め、ドライバ601,608に必要なパルス数を入
力してモータ245,303を駆動制御し、レンズ枠5
00の中心を測定アーム302の回転中心に一致させ
る。
【0100】これと同時にシーケーンス制御回路610
はカウンタ回路615を指令し、Z軸ロータリーエンコ
ーダ360からのデータを計数するよう指令する。
【0101】この後、Z軸方向データを含むレンズ枠形
状情報(0ρn0θn,zn)を計測し、このデータをデ
ータメモリ611に記憶させる。
【0102】ここで、もしカウンタ605からの計数値
ρnまたは0ρnが基準値発生回路607からの出力され
る動径変化範囲aより大きいときは、比較回路606は
その旨をシーケンス制御回路610に出力し、ドライバ
601へのパルス供給を停止し、モータ303の回転を
防止する。
【0103】(v)一方のレンズ枠501のヤゲン溝傾斜
調整(傾斜補正) 演算制御回路600は、この様にして得られたレンズ枠
形状情報(0ρn0θn、zn)の内、基準測定面SOか
らの高さznの最小(hmin)のものと最大のもの(hma
x)を基に、図22に示したレンズ枠502の傾斜(フ
レーム傾斜)角θ、即ちヤゲン溝502のhmin,hmax
を結ぶ中心線503の基準測定面SOに対する角θを求
める。尚、ここで左右方向のフィーラー356の移動量
をa,z方向のフィーラー356の移動量をbとする
と、傾斜角θはtanθ=b/aから求めることができ
る。
【0104】次に、演算制御回路600は、モータ20
9を駆動制御して、ガイド軸208を回動制御すること
により、保持枠204と一体にフレーム保持装置100
及びメガネフレーム500を図10(c)の如く反時計回
り方向に角度θだけ回動させて停止する。この位置では
メガネフレーム500のレンズ枠501の上記中心線5
03が図23に示した様に基準測定面SOと平行な状態
となる。この基準測定面SOは測定子356の頂点を含
む平面と平行であるので、レンズ枠501の上記中心線
503は測定子356の頂点を含む平面と平行となる。
【0105】(vi)一方のレンズ枠の本測定 演算制御回路600は、この様な傾斜補正が終了する
と、測定子356により上記予備測定と同様にして新た
なレンズ枠形状情報(0ρn0θn、zn)を測定する。
この測定時には、測定子356が図23に示した様にヤ
ゲン溝502に略一致して、測定子356の頂点がヤゲ
ン溝502の底部に係合するので、レンズ枠501のヤ
ゲン溝502の距離dを略正確に測定できる。
【0106】この様にして得られた、新たなレンズ枠形
状情報(0ρn0θn、zn)はデータメモリ611に記
憶され、測定が終了する。
【0107】尚、本実施例では、レンズ枠502のフレ
ーム傾斜のみを補正して形状測定を行うようにしたが、
レンズ枠502のヤゲン溝502の全ての点における中
心線の傾斜を上述したようにして順次水平に補正して、
この各点の座標測定を行うことにより、フレーム形状を
測定するようにすることもできる。また、予め入力され
た、レンズ枠501の幾何学中心O0とセンサーアーム
302の回転中心Oとの差である偏心情報を基に、セン
サーアーム302の回転中心Oを中心とした測定を行う
ようにしてもよい。
【0108】尚、測定ヘッド部311を図2に示した如
くスライダー309に装着すると共に、リムレスフレー
ムのレンズを図示しないレンズホルダーに保持させて、
このレンズホルダーを保持枠204にフレーム保持装置
100と同様に保持させて、測定ヘッド部311のフィ
ーラー部311bをレンズホルダーのレンズ周面に当接
させ、上述の予備測定と同様にしてレンズ形状を測定す
ることができる。
【0109】(vii)左右レンズ枠501,501の他方
の形状測定 演算制御回路600は、この様な(v),(vi)において左
右レンズ枠501,501の一方の形状測定が終了する
と、モータ245を駆動制御して上述の(ii)のbで示し
た左眼用のレンズ枠測定位置,右眼用のレンズ枠測定位
置の一方から他方に移動させる。
【0110】次に、演算制御回路600は、上述の
(v),(vi)手順で左右レンズ枠501,501の他方の
形状測定を実行して記憶する。
【0111】この後、演算制御回路600は、上述のよ
うにして求めた左右レンズ枠501,501の幾何学中
心位置とモータ245の移動制御量から、左右レンズ枠
501,501の幾何学中心間距離(FPD)を求め
る。
【0112】[B]玉摺機等へのデータ供給 このようにして得られ且つデータメモリ611に記憶さ
れたレンズ枠形状情報(0ρn0θn,zn)は、必要に
応じゲート回路612の切換により、例えば、本出願人
が先に出願したところの特願昭58−225197で開
示したデジタル玉摺機や型取機あるいはフレームの型状
が設計値通りに加工されているか否かを判定する判定装
置等へ供給され、データメモリ611に記憶されたレン
ズ枠形状情報(0ρn0θn,zn)のZn情報からレンズ
枠のカーブ値cを必要に応じ演算回路613で求めるこ
とができる。
【0113】その演算は、図20(A)及び図20
(B)に示すように、レンズ枠上の少なくとも2点a、
bにおける動径ρiA、ρiBと、この2点のZ軸方向の測
定ヘッド移動値ZA、ZBから、レンズ枠501のヤゲン
軌跡を含む球体SPの曲率半径Rを R2=ρiA 2+(Z0−ZA22=ρiB 2+(Z0−ZA2 …(2) から求め、ヤゲンのカーブ値cは、求められたRから C={(n−1)/R}×1000 …(3)(定数n
=1.523) として実行される。
【0114】なお、シーケンス制御回路はプログラムメ
モリ614に内蔵のプログラムによって上述の計測ステ
ップを実行する。
【0115】また、このようにして得られたデータをも
とに加工された仕上がりサイズのレンズLは、図21
(c)に示す様に寸法dとほぼ同じ寸法に加工されるこ
とになる。尚、図21(c)では説明の便宜上、レンズ
Lの仕上がりサイズと真の大きさdとを若干異ならせて
図示したが、実際にはレンズLの仕上がりサイズと真の
大きさdとは殆ど同じサイズに形成されることになる。
【0116】また、回転軸403をプーリ及びワイヤを
介してロータリーエンコーダに連動させると共に、ロー
タリーエンコーダからの出力信号を演算制御回路600
に入力して、この信号を基に演算制御回路600により
測定子356の傾斜角を演算させることにより、メガネ
フレーム500のレンズ枠501がどの程度基準測定面
SOに対して傾斜しているかを知ることができ、よりレ
ンズ枠501の形状に合った形状測定が可能となるよう
にすることもできる。
【0117】[第2実施例]以上説明した実施例では、
測定ヘッド部311を着脱可能に設けて、レンズ枠の形
状測定時には測定ヘッド部311をスライダー309か
ら取り外すようにしたが、必ずしもこれに限定されるも
のではない。
【0118】例えば、図24に示した様に、底壁部BW
と後壁部RWからL字状に形成されたベース板311g
と、ベース板311gに設けられた取付脚311c,3
11dと、取付脚311c,311dに設けられた取付
軸311e,311fと、取付脚311c,311d間
に配設された測定装置本体311aと、測定装置本体3
11aに設けられたフィーラー部311bと、測定装置
本体311aを起倒可能に取付脚311c,311dに
支持させる回動軸311hを有する構成として、測定装
置本体311aを底壁部BW上に倒伏させるようにして
もよい。
【0119】[第3実施例]図25,図26は、上述した
第1実施例のロータリーエンコーダ314に変わる構成
を示したものである。
【0120】この図25では、スライダー309の下部
と測定子軸352の下部との間には、上述した測定子軸
352の鉛直軸方向移動量すなわちZ軸方向野移動量を
計測するためのZ方向位置検出手段であるリニアセンサ
が介装されている。
【0121】このリニアセンサは、スライダー309の
下端部に固定された光学的センサーであるラインCCD3
70(ラインセンサ)と、測定子軸352を挟んでライ
ンCCD370と対向するラインLED371(ライン発
光手段)を有する。
【0122】また、Z方向位置検出手段は、測定子軸3
09の下端に一体に設けられた円柱状のスケール372
を有する。なお、このスケール372には図に示すよう
に環状溝372aが透光部として形成されている。
【0123】また、以上説明した実施例では、スケール
372に設けた環状溝372aを透光部としたが必ずし
もこれに限定されるものではない。例えば、スケール3
72に設ける透光部は、図26(b)の如くスケール3
72に設けた薄幅の透明円形部372bであってもよ
い。
【0124】また、図26(d),(c)の如く環状溝
372aや透明円形部372bを軸方向に複数等ピッチ
で設けるとともに、ラインLED371やライン状エリ
アCCD370に代えてLED702aと受光素子703
aを設けた構成としてもよい。この場合には、LED7
02aからの光が受光素子703aに達したときに受光
素子703aから出力される信号をカウントすること
で、測定子356のZ方向への移動量を正確に測定でき
る。
【0125】
【効果】この発明は、以上説明したように構成したの
で、装置本体の小型化を実現し得て、しかも、レンズ枠
の湾曲の度合に拘らず上下方向の変位に伴う測定子の外
れを防止して信頼性の高い上下方向の測定結果を求める
ことができる。
【0126】また、フレーム保持手段はメガネフレーム
の鼻当の部分を中心に上下に傾斜回動させられる構成と
なっているので、レンズ枠の鼻当側のヤゲン溝と鼻当か
ら離れた側のヤゲン溝の中心間を結ぶ線を測定基準面と
平行にするためのフレーム保持手段傾斜量を左右のレン
ズ枠とも略同じにでき、そのための制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ枠形状測定装置を示す概略斜視
図である。
【図2】図1の保持枠を取り外したレンズ枠形状測定装
置の斜視図である。
【図3】(a)は図1に示したの測定装置本体のケース内
の部分説明図、(b)は(a)に示した取付穴にリムレスフレ
ームのレンズ形状測定用の測定ヘッド部を取り付たとき
の取付状態を説明する部分断面図である。
【図4】図1,図2に示したレンズ枠形状測定装置の一
部を省略して示した要部説明図である。
【図5】フレーム保持装置とメガネとの関係を示す斜視
図である。
【図6】フレーム保持装置の作用説明図である。
【図7】フレーム保持装置にメガネを保持させた状態を
示す作用説明図である。
【図8】図5のAーA線に沿う断面図である。
【図9】支持装置部と測定子との関係を示す断面図であ
る。
【図10】(a),(b),(c)はメガネフレームを保持させた
フレーム保持装置の傾斜制御を示す作用説明図である。
【図11】測定子軸保持部材の外観を示す要部の斜視図
である。
【図12】上下動移動計測手段の外観を示す要部の斜視
図である。
【図13】(a)は上死点状態の測定子軸保持部材の正
面図、(b)は測定子軸保持部材の縦断面図、(c)は
下死点状態の測定子軸保持部材の正面図である。
【図14】測定子軸保持部材の変形例を示す要部の斜視
図である。
【図15】測定子取付部の斜視図である。
【図16】測定子保持部材と測定子の分解斜視図であ
る。
【図17】(a)は測定子取付部の一部を破断した平面
図、(b)は測定子取付部の一部を破断した側面図、
(c)は測定子取付部の正面図、(d)は(a)のA−
A線に沿う測定子取付部の要部の拡大断面図である。
【図18】レンズ枠形状測定装置の制御回路である。
【図19】レンズ枠の計測値からその幾何学中心を求め
る為の模式図である。
【図20】(A),(B)はレンズ枠のカーブ値Cを計
算するための説明図である。
【図21】(a)は図1〜図20に示したフレーム形状測
定装置による測定子(ヤゲンフィーラー)の作用説明
図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)はフレーム
形状測定装置により測定されたレンズ枠形状データに基
づいて研削加工されたレンズとレンズ枠との関係を示す
説明図である。
【図22】図1〜図20に示したフレーム形状測定装置
による測定子(ヤゲンフィーラー)によりレンズ枠の傾
斜を求める説明図である。
【図23】レンズ枠の傾斜補正後の測定子(ヤゲンフィ
ーラー)とレンズ枠との関係を示す説明図である。
【図24】レンズ枠形状測定装置の測定ヘッド部の第2
実施例を示す要部の斜視図である。
【図25】レンズ枠形状測定装置の第3実施例を示す要
部の斜視図である。
【図26】(a)は図25に示したスケールの説明図、(b)
〜(d)はスケールの他の例を示す説明図である。
【図27】(a)は従来のレンズ枠形状の測定時の説明
図、(b)は(a)の要部拡大説明図、(c)は(b)のC−C線に
沿う断面図である。
【図28】従来の測定データを基に加工したときのレン
ズ枠と研削加工されたレンズとの関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
200…測定装置本体 500…メガネフレーム 502…ヤゲン溝 356…測定子 303…ベース回転モータ(移動手段) 309…スライダー(移動手段) 309f…渦巻きバネ(移動手段) 310…スライダー移動量検出手段(移動量検出手段) 317…上下移動量検出手段(移動量検出手段) 600…演算制御回路 205…パルスモータ 205a,206…回動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定装置本体と、 前記測定装置本体の上部に沿って配設され且つ前記測定
    装置本体に着脱可能に保持されていると共にメガネフレ
    ームを前記測定装置本体の上面に沿って保持可能に設け
    られたフレーム保持手段と、 前記測定装置本体に保持されて前記メガネフレームのヤ
    ゲン溝に係合させられる測定子と、 前記測定子を支持すると共に、前記メガネフレームの左
    眼レンズ枠または右眼レンズ枠のいずれか一方側に移動
    させる計測部支持移動手段と、 前記測定子を前記ヤゲン溝に沿って当接移動させて前記
    測定子の三次元移動量を検出する測定子移動量検出手段
    と、 前記測定子移動量検出手段を駆動制御すると共に前記測
    定子移動量検出手段からの出力から移動量を求める演算
    制御回路とを備えるフレーム形状測定装置において、 前記フレーム保持手段は、前記メガネフレームが鼻当部
    を中心に上下回動可能に前記鼻当部に対応する箇所に回
    動軸を備え、 前記フレーム保持手段の傾斜方向に応じて前記計測部支
    持移動手段を移動させ、前記メガネフレームの三次元形
    状を測定するように構成したことを特徴とするフレーム
    形状測定装置。
JP8123594A 1994-04-20 1994-04-20 レンズ枠形状測定装置 Pending JPH07285057A (ja)

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EP95400872A EP0689900B1 (en) 1994-04-20 1995-04-19 Apparatus for measuring a lens frame configuration
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2105252A1 (en) 2008-03-28 2009-09-30 Kabushiki Kaisha TOPCON Shape Measuring Apparatus for Eyeglasses
KR101141813B1 (ko) * 2008-03-28 2012-05-08 가부시키가이샤 토프콘 안경 프레임 형상 측정 장치

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US7721452B2 (en) 2008-03-28 2010-05-25 Kabushiki Kaisha Topcon Shape measuring apparatus for eyeglasses
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