JPH0728361U - 魚釣用リ−ルの糸止め装置 - Google Patents
魚釣用リ−ルの糸止め装置Info
- Publication number
- JPH0728361U JPH0728361U JP6423393U JP6423393U JPH0728361U JP H0728361 U JPH0728361 U JP H0728361U JP 6423393 U JP6423393 U JP 6423393U JP 6423393 U JP6423393 U JP 6423393U JP H0728361 U JPH0728361 U JP H0728361U
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- JP
- Japan
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- fishing
- reel
- line
- fishing line
- rod
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 実際の魚釣り操作時に釣糸が引っ掛かり難い
部位に釣糸を係止する係止部を設け、魚釣り操作が円滑
に行えること。 【構成】 魚釣用両軸受型リ−ル1は側枠2と他の側枠
が2本の支柱10、11と保持板12と指載せ板13で平行に保
持されている。側枠2と他の側枠間にはスプ−ル軸14が
図示しない軸受で回転自在に軸承されてハンドル15で回
転され、スプ−ル軸14にスプ−ル16が固定されている。
スプ−ル16には釣糸案内装置Aで釣糸17が平行に巻回さ
れる。支柱10、11には竿取付台3が固定され、竿取付台
3の裏側は凹部3aに形成されて凹部3a内に釣糸17を係止
する糸止め装置の釣糸係止部4がビス又は鋲18で固定さ
れている。魚釣用両軸受型リ−ル1の竿取付台3が装着
される釣竿19の外周に筒状リ−ルシ−ト5が嵌着され、
筒状リ−ルシ−ト5にはリ−ル脚載置部5aが設けられる
と共に対向するように前後にフ−ド20、21が設けられて
いる。
部位に釣糸を係止する係止部を設け、魚釣り操作が円滑
に行えること。 【構成】 魚釣用両軸受型リ−ル1は側枠2と他の側枠
が2本の支柱10、11と保持板12と指載せ板13で平行に保
持されている。側枠2と他の側枠間にはスプ−ル軸14が
図示しない軸受で回転自在に軸承されてハンドル15で回
転され、スプ−ル軸14にスプ−ル16が固定されている。
スプ−ル16には釣糸案内装置Aで釣糸17が平行に巻回さ
れる。支柱10、11には竿取付台3が固定され、竿取付台
3の裏側は凹部3aに形成されて凹部3a内に釣糸17を係止
する糸止め装置の釣糸係止部4がビス又は鋲18で固定さ
れている。魚釣用両軸受型リ−ル1の竿取付台3が装着
される釣竿19の外周に筒状リ−ルシ−ト5が嵌着され、
筒状リ−ルシ−ト5にはリ−ル脚載置部5aが設けられる
と共に対向するように前後にフ−ド20、21が設けられて
いる。
Description
【0001】
この考案は、魚釣用リ−ルの竿取付台に釣糸を係止する釣糸係止部を設けた魚 釣用リ−ルの糸止め装置に関する。
【0002】
従来、魚釣り終了後、釣糸の端部を係止する糸止め装置は、例えば実公昭59− 15892 号公報や実公昭59−29486 号公報で知られているように、殆どのリ−ルに 装備されている。 しかしながら、糸止め装置はスプ−ルやリ−ル本体の側板の外側に露出して取 付けられており、そのため、実際の魚釣り操作時において、露出している糸止め 装置の係止部に釣糸が引っ掛かって糸絡みが発生したり、或いは突出している係 止部に誤って指を引っ掛けて指を切ってしまったり、又、外部に露出することに より、外観を損ね、デザイン面での自由度が制約される等の問題点がある。
【0003】
解決しようとする問題点は、スプ−ルやリ−ル本体の外側に露出して設けられ た係止部に、実際の魚釣り操作時に釣糸が引っ掛かって糸絡みが発生したりする 等魚釣り操作が円滑に行えないことや、外観を損ね、デザイン上の自由度を損ね ることである。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、実際の魚釣り操作時に釣糸が引っ掛かり難い 部位に釣糸を係止する係止部を設け、魚釣り操作が円滑に行える魚釣用リ−ルの 糸止め装置を提供することである。
【0005】
本考案は、魚釣用リ−ルを釣竿に装着する竿取付台に、該釣竿と竿取付台を握 持した手の指の触れない部位に釣糸を係止する釣糸係止部を設けたことを要旨と するものである。
【0006】
魚釣用両軸受型リ−ル1が魚釣り操作で使用される時には、釣竿19を手で握持 し、親指を指載せ板13に載せてスプ−ル16に巻回された釣糸17に親指を当ててサ ミング操作しながら魚釣りが行われる。 筒状リ−ルシ−ト5から魚釣用両軸受型リ−ル1が取り外された時は、釣糸17 の端が糸止め装置の釣糸係止部4に係止される。
【0007】
以下、図示の実施例によって本考案を説明すると、図1から図3は第1施例で 魚釣用リ−ルの糸止め装置を魚釣用両軸受型リ−ルで述べる。 図1は魚釣用両軸受型リ−ルが釣竿の装着部に装着された縦断面側面図、図2 はリ−ルの竿取付台の拡大断面側面図、図3はリ−ルの竿取付台の拡大底面図で ある。
【0008】 魚釣用両軸受型リ−ル1は側枠2と他の側枠が2本の支柱10、11と保持板12と 指載せ板13で平行に保持されている。 側枠2と他の側枠間にはスプ−ル軸14が図示しない軸受で回転自在に軸承され てハンドル15で回転され、スプ−ル軸14にスプ−ル16が固定されている。 スプ−ル16には釣糸案内装置Aで釣糸17が平行に巻回される。 支柱10、11には竿取付台3が固定されている。 竿取付台3の裏側は凹部3aに形成されて凹部3a内に釣糸17を係止する糸止め装 置の釣糸係止部4がビス又は鋲18で固定されている。
【0009】 魚釣用両軸受型リ−ル1の竿取付台3が装着される釣竿19の外周に筒状リ−ル シ−ト5が嵌着され、その前側に補助筒6が釣竿19の外周に嵌着されている。 筒状リ−ルシ−ト5にはリ−ル脚載置部5aが設けられると共に対向するように 前後にフ−ド20、21が設けられ、前側のフ−ド20は筒状リ−ルシ−ト5に固着さ れたリング22で抜け止めされている。 後側のフ−ド21は筒状リ−ルシ−ト5に形成された雄螺子5bに螺合されたナッ ト23で押圧され、リ−ル脚載置部5aに載せられたリ−ル1の竿取付台3の両端は フ−ド20、21内に挿入されて竿取付台3が装着されている。 補助筒6は筒状リ−ルシ−ト5とは別個に外形が緩やかなテ−パ−状に形成さ れ、筒状リ−ルシ−ト5の前側端面に後部端面が当接されている。
【0010】 魚釣用両軸受型リ−ル1が魚釣り操作で使用される時には、釣竿19を手で握持 し、親指を指載せ板13に載せてスプ−ル16に巻回された釣糸17に親指を当ててサ ミング操作しながら魚釣りが行われる。 筒状リ−ルシ−ト5から魚釣用両軸受型リ−ル1が取り外された時は、釣糸17 の端が糸止め装置の釣糸係止部4に係止される。
【0011】 前記のように魚釣用リ−ルの糸止め装置が構成されると、魚釣り操作で魚釣用 両軸受型リ−ル1が使用される時、糸止め装置の釣糸係止部4の位置は釣竿19を 握持した手の指に触れない部位に設けられているので、魚釣り操作時に釣糸係止 部4に誤って指を引っ掛けて指を切ることがなく、魚釣り操作時に釣糸係止部4 に釣糸17が引っ掛かることがなく、糸絡みが発生しない。 更に魚釣用両軸受型リ−ル1が筒状リ−ルシ−ト5に装着された時、釣糸係止 部4が外部に露出しないので、外観やデザイン上の自由度を損ねず、魚釣り操作 が円滑に行える。
【0012】 図4、図5は第2実施例で魚釣用リ−ルの糸止め装置を魚釣用スピニングリ− ルで述べる。 図4は魚釣用スピニングリ−ルが釣竿の装着部に装着された要部断面側面図、 図5は筒状リ−ルシ−トとリ−ルの竿取付台の拡大断面側面図である。
【0013】 第2実施例では釣竿19に筒状リ−ルシ−ト5のリ−ル脚載置部5aが下向きに固 定されて魚釣用スピニングリ−ル7のリ−ル本体8の上側に上方に向けて突出さ れたリ−ル脚8aの先端の竿取付台8bが装着されている。 竿取付台8bの裏側は凹部8cに形成されて凹部8c内に釣糸17を係止する糸止め装 置の釣糸係止部4がビス又は鋲18で固定されている。 魚釣用スピニングリ−ル7はリ−ル本体8の前側にロ−タ−9とスプ−ル24が 取り付けられている。 ロ−タ−9はハンドル15で回転されて釣糸17がスプ−ル24に巻回され、この回 転に連動してスプ−ル24が前後に往復動される。 釣竿19に固定された補助筒6には上側に釣竿19の面が露出される窓孔6aが形成 されている。 筒状リ−ルシ−ト5の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0014】 魚釣用スピニングリ−ル7が魚釣り操作で使用される時には、釣竿19を手で握 持し、中指と薬指の間にリ−ル脚8aを挟み、親指を補助筒6の窓孔6aに嵌めて魚 釣りが行われる。 筒状リ−ルシ−ト5から魚釣用スピニングリ−ル7が取り外された時は、釣糸 17の端が糸止め装置の釣糸係止部4に係止される。
【0015】 前記のように魚釣用リ−ルの糸止め装置が構成されると、魚釣り操作で魚釣用 スピニングリ−ル7が使用される時、糸止め装置の釣糸係止部4の位置は釣竿19 を握持した手の指に触れない部位に設けられているので、魚釣り操作時に釣糸係 止部4に誤って指を引っ掛けて指を切ることがなく、魚釣り操作時に釣糸係止部 4に釣糸17が引っ掛かることがなく、糸絡みが発生しない。 更に魚釣用スピニングリ−ル7が筒状リ−ルシ−ト5に装着された時、釣糸係 止部4が外部に露出しないので、外観やデザイン上の自由度を損ねず、魚釣り操 作が円滑に行える。
【0015】 図6は第3実施例で、図6は筒状リ−ルシ−トとリ−ルの竿取付台の拡大断面 側面図である。
【0016】 第3実施例では釣竿19に筒状リ−ルシ−ト5のリ−ル脚載置部5aが下向きに固 定されて魚釣用スピニングリ−ル7のリ−ル本体8の上側に上方に向けて突出さ れたリ−ル脚8aの先端の竿取付台8bが装着されている。 竿取付台8bの側部には凹部8dが形成されて凹部8d内に、竿取付台8bの側部から 突出しないように釣糸17を係止する糸止め装置の釣糸係止部4がビス又は鋲18で 固定されている。 他の構成は前記第2実施例と略同一である。
【0017】 前記のように魚釣用リ−ルの糸止め装置が構成されると、魚釣り操作で魚釣用 スピニングリ−ル7が使用される時、糸止め装置の釣糸係止部4の位置は釣竿19 を握持した手の指に触れない部位に設けられ、かつ竿取付台8bの側部から突出し ないように釣糸係止部4が設けられているので、魚釣り操作時に釣糸係止部4に 誤って指を引っ掛けて指を切ることがなく、リ−ル脚8aを中指と薬指に挟んだ間 の竿取付台8bの側部に釣糸係止部4が設けられているので、魚釣り操作時に釣糸 係止部4に釣糸17が引っ掛かることがなく、糸絡みが発生しないので、魚釣り操 作が円滑に行える。
【0018】 前記説明では魚釣用リ−ルの糸止め装置を両軸受型リ−ルと魚釣用スピニング リ−ルで述べたが、片軸受型リ−ル等に実施してもよい。
【0019】
本考案は前述のように構成されたから、糸止め装置の釣糸係止部の位置は釣竿 を握持した手の指に触れない部位に設けられているので、魚釣り操作時に釣糸係 止部に誤って指を引っ掛けて指を切ることがなく、魚釣り操作時に釣糸係止部に 釣糸が引っ掛かることがなく、糸絡みが発生しないので、魚釣り操作が円滑に行 える等実用上優れた効果を奏する魚釣用リ−ルの糸止め装置を提供することが出 来る。
【図1】第1実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルが釣竿の
装着部に装着された縦断面側面図である。
装着部に装着された縦断面側面図である。
【図2】リ−ルの竿取付台の拡大断面側面図である。
【図3】リ−ルの竿取付台の拡大底面図である。
【図4】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルが釣竿
の装着部に装着された要部断面側面図である。
の装着部に装着された要部断面側面図である。
【図5】筒状リ−ルシ−トとリ−ルの竿取付台の拡大断
面側面図である。
面側面図である。
【図6】第3実施例で、筒状リ−ルシ−トとリ−ルの竿
取付台の拡大断面側面図である。
取付台の拡大断面側面図である。
1、7 魚釣用リ−ル 3 竿取付台 4 釣糸係止部 17 釣糸 19 釣竿
Claims (2)
- 【請求項1】 魚釣用リ−ルを釣竿に装着する竿取付台
に、該釣竿と竿取付台を握持した手の指の触れない部位
に釣糸を係止する釣糸係止部を設けたことを特徴とする
魚釣用リ−ルの糸止め装置。 - 【請求項2】 魚釣用リ−ルを釣竿に装着する竿取付台
の裏側に釣糸を係止する釣糸係止部を設けたことを特徴
とする請求項1記載の魚釣用リ−ルの糸止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6423393U JPH0728361U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 魚釣用リ−ルの糸止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6423393U JPH0728361U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 魚釣用リ−ルの糸止め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728361U true JPH0728361U (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=13252208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6423393U Pending JPH0728361U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 魚釣用リ−ルの糸止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728361U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019041727A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 哲 青木 | スピニングリール用ルアー&フックキーパー |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP6423393U patent/JPH0728361U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019041727A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 哲 青木 | スピニングリール用ルアー&フックキーパー |
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