JPH07279141A - 横穴への機械の搬入方法及び装置 - Google Patents

横穴への機械の搬入方法及び装置

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JPH07279141A
JPH07279141A JP6070341A JP7034194A JPH07279141A JP H07279141 A JPH07279141 A JP H07279141A JP 6070341 A JP6070341 A JP 6070341A JP 7034194 A JP7034194 A JP 7034194A JP H07279141 A JPH07279141 A JP H07279141A
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JP
Japan
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machine
hole
sewer pipe
vertical hole
guide cylinder
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Withdrawn
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JP6070341A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Yoshikuni
憲一郎 吉国
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 清掃用機械などを下水管などに搬入する際、
下水管内での人手による作業を要せず搬入作業が行える
ようにする。 【構成】 多数のスライド管22,23を連ねてなる蛇
腹状の案内筒21を立穴9から挿入すると共にワイヤ2
6を挿作して案内筒21を湾曲させ、案内筒21を立穴
9の入口から下水管1の底面1aにかけて湾曲した状態
で設置する。この案内筒21内を通して清掃用機械を搬
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立穴を介して横穴内に
機械を搬入する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下水管内は定期的に点検や堆積土の清掃
がなされ、また場合によっては補修等がなされる。これ
らのメンテナンス作業は、下水管内に機械を搬入して行
っている。
【0003】下水管内への機械の搬入は、機械の長さ、
幅を許容し得る大きさの投入口を下水管につなげて設け
てそこから搬入するか、または下水管につながる小さな
立穴より機械をたてにして挿入し、立穴内でチェーンブ
ロック等を用いて機械を水平にして下水管内に投入する
かしていた。
【0004】しかし、立穴などを機械の大きさに合わせ
て改造して大きくすることは工事費が嵩むこととなり、
また、近くにガス管、電線用の穴等もあり、立穴の拡張
工事をできない場合もある。したがって、現状ではおも
に、小さな既設の立穴よりクレーンで機械を投入し、立
穴内でチェーンブロック等を人が操作して機械の向きを
変え、横穴である下水管内に導いていた。
【0005】図4には下水管1内にメンテナンス用の機
械として清掃用機械2を搬入した状態を示す。この清掃
用機械2は、吸込口3を具えた第1本体4、第2本体
5、集泥ポンプ台車6、パワーユニット台車7をつなげ
て構成されており、第1本体4の吸込口3で堆積土を吸
い込み、地上に輸送するようになっている。
【0006】下水管の立坑部8には地上12に通じる立
穴9が設けられており、立坑部8内には、清掃用機械1
のパワーユニット台車7の後部に連結されたワイヤ10
が掛けられるシーブ11が設けられ、また、地上12に
は清掃用機械2を回収する際にワイヤ10を巻き取るウ
ィンチ13及びワイヤ10を巻き掛けるシーブ14が設
けられる。
【0007】清掃用機械2は、各部ごとに分けて下水管
1内に挿入される。図5には先端の第1本体4を投入す
る状態を示す。第1本体4の後部を地上12のクレーン
15で吊り下げ、立穴9内に下して行く。このとき、第
1本体の脚部4aはかさの如くたたまれた状態とする。
第1本体4が立坑部8内に来たら、立坑部8の壁面に支
持させたチェーンブロック16のフックを第1本体4の
前部に引っ掛け、チェーンブロック16を操作して第1
本体4を徐々に水平状態とし、併せてクレーン15を操
作して下水管1の底面1aに着地させる。
【0008】次に、下水管1の天井面に支持させたチェ
ーンブロック17のフックを第1本体の先端に引っ掛
け、チェーンブロック17を操作して第1本体4を下水
管1内で前進させる。なお、このときは、第1本体4と
クレーン15、チェーンブロック16との縁を切ってお
く。
【0009】以下、同様にして第2本体5、集泥ポンプ
台車6、パワーユニット台車7を搬入して行き、かつつ
ないで行って清掃用機械2を構成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような清掃用機械の搬入方法では、下水管内で作業者が
長時間作業する必要があり、下水管内は酸欠や硫化水素
ガスの発生のおそれがあることから危険であり、また下
水管内には汚水汚泥が流れているという悪条件であるの
で、作業者に過酷な作業を強いることになるという問題
がある。
【0011】したがって、下水管等の横穴に作業者が入
ることなく機械を横穴内に搬入できるようにすることが
望まれている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る横穴への機械の搬入方法は、立穴を介して横穴
に機械を搬入する際に、立穴の入口から横穴に至る円弧
状のガイド部材を設置し、該ガイド部材に沿わせて機械
を搬入するようにしたことを特徴とし、また、本発明に
係る横穴への機械の搬入装置は、立穴から挿入可能な蛇
腹状をなす案内筒と、該案内筒の蛇腹部分の片方のみを
縮める手段とを有することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に係る横穴への機械の搬入方法によれ
ば、立穴の入口から横穴に至る円弧状のガイド部材に沿
わせて機械を搬入するので、機械を立てた状態で挿入し
て行けば、ガイド部材に沿う間に自動的に向きが変えら
れ、横穴内底面では水平な状態となる。
【0014】本発明に係る横穴への機械の搬入装置によ
れば、立穴から挿入した蛇腹状の案内筒を湾曲手段によ
り所望の側に湾曲させることになり、機械を搬入するた
めの案内路を形成することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明に係る横穴への機械の搬入方法
及び装置の一実施例を図面に基づき説明する。図1には
一実施例に係る搬入装置の概略を示し、図2,3にはそ
のA部の拡大断面を示す。
【0016】図1において、21が蛇腹状をなすガイド
部材としての案内筒で、多数の内側、外側スライド管2
2,23を互いに伸縮かつ屈曲可能に連結してなる。図
2に示すように、内側スライド管22の両端部はその断
面がU字状となるように外側に曲げた係合部22aとな
っている。一方、外側スライド管23の端部には段差部
23aが形成してあり、段差部23aの端には、前記内
側スライド管22の係合部22aとかみ合う係合部23
bが、断面形状がU字状となるように内側に曲げて形成
してある。
【0017】内側スライド管22と外側スライド管23
とは係合部22a,23b同士で伸縮自在となってい
る。つまり、伸びた状態では、図2に示すように、外側
スライド管23の係合部23bの端面23cが内側スラ
イド管22の係合部22aの内側湾曲面22bに当接し
た状態となり、最大限縮んだ状態では、図3に示すよう
に、内側スライド管22の係合部22aの外側湾曲面2
2cが外側スライド管23の内側段差面23dに当接し
た状態となる。つまり、図2中の「X」が一組の内側、
外側スライド管22,23間で伸縮できる量であり、縮
んだ状態ではX=0となる。
【0018】なお、この状態でも、外側スライド管23
の係合部23bの端面23cと内側スライド管22の係
合部22aの端面22dとは外れることはなく、端部同
士が重なり合うようにしてある。
【0019】案内筒21の最後尾に位置するスライド管
22または23の後端にはつば状にストッパ24が設け
られる。このストッパ24は、立穴9の縁の地上面に当
接し、当該案内筒21を保持する。
【0020】案内筒21の最先に位置するスライド管2
2または23の先端には、先端金物25が取付けられ、
この先端金物25にワイヤ26の先端が留められてい
る。ワイヤ26は案内筒21内を通され、その後端側は
前記ストッパ24上に取付けられた巻取り装置27によ
り巻き取られるようになっている。巻取り装置27とし
ては、ウィンチ、チェーンブロックなども使われる。
【0021】次に、上記搬入装置の設置手順について説
明する。ここでは、立穴9から横穴である下水管1内に
設置する場合を示す。
【0022】案内筒21の後部をクレーンで吊って先端
側より立穴9内に投入して行きながらワイヤ26を巻取
り装置27で巻き上げて行く。各内側及び外側スライド
管22,23間におけるワイヤ26で引っ張っている側
の伸縮量が徐々に小さくなり、図1に示すように片側に
のみ湾曲した状態となる。湾曲したRの大きさは、ワイ
ヤ26の巻上げ量を変えることにより調整できる。
【0023】なお、ワイヤ26を引っ張ることにより片
側のみでなく両側が縮んでしまうおそれがあるときは、
縮める側と反対の側の係合部22a,23b間にストッ
パを設けて片側のみが縮むようにしておく。図2には、
内側スライド管22の外側湾曲面22cと外側スライド
管23の内側段差面23d間に設けるストッパ28を破
線で示してある。
【0024】また、先端金物25に取付けたワイヤ26
を引っ張るだけでは案内筒21を十分に湾曲できないと
きには、途中のスライド管22または23にもワイヤを
係留してそれをも巻き上げるようにしてもよい。
【0025】最終的には、図1に示すように案内筒21
の先端部が下水管1の底面1aに接地した状態となり、
後端のストッパ24が地上面12に当接した状態とな
る。
【0026】案内筒21の後部より、例えば図4,5に
示したような清掃用機械を、後方をクレーン等で支持し
ながら順に入れて行けば、清掃用機械は案内筒21の湾
曲に沿って下降し、かつ向きが変えられ、案内筒21の
先端側より出た状態では水平状態となる。つまり、下水
管1内に、人手を要さずに機械を搬入することができる
のである。
【0027】清掃用機械を下水管1内から撤去する場合
にも同様にして案内筒21を通して行うことができる。
つまり、機械の後部にクレーンを連結し、引き上げて行
くのである。機械は案内筒21を案内として地上12ま
で引き上げられる。このように、案内筒21を通して機
械を撤去するようにすれば、クレーンだけて吊り下げて
回収する場合に比べ、機械が立坑部8や立穴9に衝突し
て損傷したりすることが防げる。
【0028】上記実施例では、案内筒21の伸縮のため
のワイヤ26を一本のみ示してあるが、ワイヤ26は複
数本設けておき、湾曲させる向きに応じて選択的に使用
するようにしてもよい。また、案内筒21を湾曲させる
手段としてはワイヤに限らず、内外のスライド管22,
23間にジャッキ、シリンダなどを組み込むようにして
もよい。さらに、ガイド部材としての案内筒は、円周方
向に完全な円筒である必要はなく、桶状であってもよ
い。
【0029】なお、本実施例では横穴として下水管1を
対象としているが、本発明はその他、立穴から横穴に機
械を搬入し、またはそこから機械を撤去する場合一般に
適用できる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る横穴への機械の搬入方法に
よれば、立穴の入口から横穴に至る円弧状のガイド部材
を設置し、該ガイド部材に沿わせて機械を搬入するよう
にしたので、横穴内に作業者がいなくても機械を自動的
に向きを整えて横穴内に搬入することができる。したが
って、搬入作業時間の短縮が図れると共に、作業者の負
担が軽減される。また、撤去作業も搬入作業と同様に横
穴内に人手を要さず、短時間で機械の撤収が行え、しか
も機械と立穴等との衝突が回避できることから、機械の
損傷も防止できる。
【0031】また、本発明に係る横穴への機械の搬入装
置によれば、立穴から挿入した蛇腹状の案内筒を湾曲手
段により所望の側に湾曲させることにより、上記効果を
奏する機械の搬入を実現できる案内路を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る横穴への機械の搬入装
置の概略図である。
【図2】図1中のA部の拡大断面図である。
【図3】状態を異にする図1中のA部の拡大断面図であ
る。
【図4】清掃装置の一例を下水管内に搬入した状態の概
略図である。
【図5】清掃装置の下水管内への従来の搬入方法の説明
図である。
【符号の説明】
1 下水管 2 清掃装置 8 立坑部 9 立穴 21 内側スライド管 22a 係合部 23 外側スライド管 23a 段差部 23b 係合部 26 ワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立穴を介して横穴に機械を搬入する際
    に、立穴の入口から横穴に至る円弧状のガイド部材を設
    置し、該ガイド部材に沿わせて機械を搬入することを特
    徴とする横穴への機械の搬入方法。
  2. 【請求項2】 立穴から挿入可能な蛇腹状をなす案内筒
    と、該案内筒の蛇腹部分の片方のみを縮める手段とを有
    することを特徴とする横穴への機械の搬入装置。
JP6070341A 1994-04-08 1994-04-08 横穴への機械の搬入方法及び装置 Withdrawn JPH07279141A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2432892A (en) * 2005-11-30 2007-06-06 Karl Mcallister A guide system for a drainage rod
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