JPH07278974A - 撚糸の個々の糸構成要素における長さ方向不均一性の検出方法及び装置 - Google Patents

撚糸の個々の糸構成要素における長さ方向不均一性の検出方法及び装置

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JPH07278974A
JPH07278974A JP5087397A JP8739793A JPH07278974A JP H07278974 A JPH07278974 A JP H07278974A JP 5087397 A JP5087397 A JP 5087397A JP 8739793 A JP8739793 A JP 8739793A JP H07278974 A JPH07278974 A JP H07278974A
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Herr De Vuyst
デ フイスト ヘル
Roland Vanstaen
ファンスタエン ローラント
Rainer Lorenz
ロレンツ ライナー
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    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は撚糸の個々の糸構成要素の長さ方向
不均一性の検出方法及び装置に関し、糸の振動や糸道い
かんに係わらず正確な検出を可能とすることを目的とす
る。 【構成】 撚糸における個々の構成糸の長さ方向の不均
一性計測するため、撚糸Zは発光器10,11,12と光電式評
価装置の受光器13との間を長さ方向に一定速度で送られ
る。光電式評価装置は撚糸の構造を表す周期的信号を発
生する。発光器10,11,12からの光束を受けるスロット5
もしくは5′が撚糸Zの前方もしくは後方に配置され
る。ダイヤフラムは撚糸の移動方向に被検査撚糸の撚り
もしくは双糸ピッチ角度と平行となるように傾斜され、
そのときの信号より撚糸の不均一性の状態が判断され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は撚糸の個々の糸構成要
素の長さ方向不均一性の検出方法及び装置に関するもの
である。同方法もしくは装置では、撚糸は光電計測評価
装置の発光器と受光器との間を一定速度で糸の長手方向
に移動され、前記光電評価装置は長手方向における撚糸
の構造変化に応動すると共に、出力信号を発生し、該出
力信号の時間的な推移が構造における走査された変化の
関数を表しており、この出力信号は周期的な要素のため
に分析及び検査され、この信号から双糸周期及び/もし
くは撚糸の構造を表す別の因子の決定が行われる。
【0002】
【従来の技術】撚糸の品質評価に適用される特別の基準
がある。特定の撚糸にとって本質的に必須となるもの
は、撚糸を構成する個々の糸要素が得られた撚糸の長さ
方向において同一の長さを有することである。換言すれ
ば、撚糸の単一の糸要素間で長さの均等性が成立してい
ることが要求されるのである。
【0003】DE 36 28 654 A1 に開示された公知方法の
場合は撚糸は光電評価装置の発光器と受光器との間を一
定速度で長さ方向に移動され、この際、発光器によって
送られた光線からの光束は適当なダイヤフラムによって
遮蔽され、光線からの光束はかすめるようにのみ撚糸に
当てられ、即ち、撚糸の長手方向軸線に対して一側のみ
に当てられる。撚糸を通過せしめられる光束の一部が受
光器(フォトダイオードもしくはフォトトランジスタ
等)で受け止められ、受光器の出力信号は評価装置に供
給される。評価装置ではこの信号が周期成分について検
査され、分析される。撚糸における一つの糸要素が他の
糸要素(単数もしくは複数)に対して長ければ、横方向
への膨らみが双糸周期と同期して周期的に出現し、これ
に準じて受光器に当る光線量が周期的に変化することに
なる。
【0004】公知方法の場合にはダイヤフラムによって
撚糸の遮光を適切に行うことに困難があった。それは、
公知方法において提案された撚糸の半遮光においては、
撚糸のために極度に厳密な案内手段が必要となることで
ある。撚糸の直径は非常に小さいため、計測部において
ごく糸の振動がごく僅か起こったとしても、撚糸上の残
りの断面部分に遮光が及ぶことになり、得られる結果に
誤差が入るのは避けられない。
【0005】CH-6 75 135 A5に記載された装置では光線
による糸の撚りの計測では糸の進行方向に対して斜めに
二つの光源からの光線は糸により反射されるようになっ
ている。計測を精度高く行うために糸の案内を正確に行
うことが必要であり、前に述べた従来技術と同様な欠点
を伴うものであった。DE-1 560 540 A1 は走行している
糸の太い部分と細い部分とをスロット付のダイヤフラム
にて監視するための装置を開示する。ダイヤフラムは発
光器と受光器との間に配置され、ダイヤフラムのスロッ
トは糸コース方向に少なくともほぼ直交するように配置
されるものとされている。しかしながら、スロットが糸
コース方向と直交位置しているときのみ太い部分と細い
部分との解析を正確に行うことができる。傾斜スロット
によって太い部分と細い部分との検出を行うことは可能
ではあろう。しかしながら、この手法には一豪の合理性
をも見ることはできない。即ち、傾斜スロットの場合
に、糸の長さ方向範囲の一部の領域において、“本来”
の糸の部分が検出されるも、斜めに対向した部分では太
い部分もしくは細い部分が検出される。非所望の太い部
分もしくは細い部分の太さの程度を打ち消すためには、
評価装置の精度をかなりに高くしなければならないであ
ろう。加えて、糸構造体における太い点及び細い点は均
一な構造をいつももっているわけではなく、糸の一つの
側の膨らみだけが斜めに対向した糸の側の凹みと一致す
るわけではなく、この意味で、遮光領域電気的積分の和
において、糸の全幅が再び“呼び出される”ことにな
る。このシステムは誤差がで易い。
【0006】光電装置による繊維機械における糸の不均
一性の計測装置はEP 0 423 380 A1に開示されている。
この装置の場合は被検査糸は計測スロットを介して発光
器と受光器との間を通過される。計測スロット内にはコ
ンデンサ被覆が設けられ、このコンデンサ被覆は静電容
量型計測装置に接続されている。この計測装置によって
糸直径と糸質量との双方が同時的に計測され、糸直径と
糸質量との双方の計測値は糸の同一箇所において得るこ
とができる。
【0007】EP 0 118 466 B1 は計測装置を介して移動
する撚糸の撚りをそのままの状態で連続的に決定する方
法を開示する。この方法の場合は走行糸と一つのエッジ
にて接触する刃部材の振動周波数が計測され、撚糸の撚
数が刃部材の振動周波数の関数として計算される。この
刃部材は回動可能もしくは回転可能であり、双糸に平行
にもしくは撚糸に撚り角度αで接触するように位置する
エッジと整列せしめられる。この公知方法は撚糸の撚り
もしくは撚り密度を決定するものであって、個々の糸要
素の長さが異なること等によって惹起される撚糸の不均
一性を計測するのには必ずしも適してはいない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】DE 36 28 654 A1 に記
載された光電式装置方法を始めとした従来技術に対して
この発明が解決しようとする問題点は、光電計測におい
て、光線が撚糸の全断面の周囲及びスロット付ダイヤフ
ラムに正確に芯合しない糸コースを通過し、糸が計測区
域で振動したときに、被計測撚糸が個々の糸構成要素の
長さ方向での不均一性により惹起された不均一性を持っ
ているか否かに係わらず、計測値に再現性及び有意性を
持たせることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この問題点を解決するた
め、この発明は、光束と交差するスロットダイヤフラム
が発光器からの光束に発光器と撚糸の前方もしくは後方
の受光器との間で導入されるように配置され、かつダイ
ヤフラムは撚糸のの運動方向に対して傾斜していること
を特徴とする。得られた撚糸中の単一の糸要素が他の糸
要素より長いと、撚りのピッチ角度に相当する撚糸のピ
ッチ角度αの方向におけるこの長い方の単一糸要素は短
い方の糸要素よりその広がり範囲が大きくなる。撚糸の
前方もしくは後方に位置するダイヤフラムのスロットを
適当に傾斜させることにより、個々の単一糸要素の長さ
における不均一性により惹起された偏差は計測部位にお
いて糸が振動していても正確に把握することができる。
それは、スロット付ダイヤフラムに対して瞬間的に配向
される糸コースの各位置に関わらず、受光器に入る光量
は長さ方向の不均一性に応じて周期的に変化するからで
ある。このことを達成するための前提条件となるのは、
糸が計測部位にて振動したとしても二つのスロットの両
端の一方を超えて振り切ることがないようにスロットが
充分な長さを持っていることである。
【0010】一方、個々の糸が長さが等しい“均一”な
撚糸の場合は、確認信号中に例外的な変調は起こらず、
不均一性は、スロットと撚糸との間の相対位置の変動が
たとえ計測中に起こっても、傾斜スロットによって即座
に確認することができる。長さ方向における不均一性の
場合は、周期的変動が最大に到達するのは、スロットが
被検査撚糸の双糸ピッチ角度αに一致もしくは平行に傾
斜されたときである。
【0011】この発明の装置の特徴はスロットダイヤフ
ラム撚糸と受光器との間もしくは撚糸と発光器との間に
配置され、かつダイヤフラムの好ましくは矩形のスロッ
トが撚糸の運動方向に対して傾斜配置されている。ダイ
ヤフラムは計測部位を走行する撚糸の長手方向軸線に直
交する軸線の回りを調整可能もしくは回転可能であり、
異なった撚りもしくは異なった双糸ピッチ角度αのため
ダイヤフラムスロットをダイヤフラムスロットが双糸ピ
ッチ角度αと平行に位置する最適位置にもってくること
ができる。
【0012】光電評価装置は撚糸機の糸コースにおける
適当な位置に統合されているのが好ましく、この装置は
発光器、受光器及び電子要素等の個々のユニットを具備
している。評価ユニットはケーブルにて接続され、撚糸
機の抵当な箇所に収容することができる。好ましくは、
計測装置は手持ち計測器具として構成することができ
る。この場合は、計測スロットに対する糸コースの正確
な向きは可能とはならない。
【0013】この装置によってスロット付ダイヤフラム
の大きな動きを伴うことなくZ撚りの糸についてもS撚
りの糸についても計測を可能とするため、ダイヤフラム
は二つのスロットを具備し、これらのスロットは相互に
直角にて交差している。撚糸の直径dに関連して、スロ
ットは撚糸の太さの好ましくは1から3倍の範囲で延び
ている。撚りと分解能との関連ではスロットの幅は撚糸
の撚り周期の好ましくは0.05から0.15倍であり、従って
通常の範囲ではその大きさは0.1 から0.3 ミリメートル
である。
【0014】
【実施例】図1は、同一長さの単一の糸要素1及び2か
ら構成される撚糸Z1の概略構造を表している。角度α
は、コード撚糸の場合は通常10から30゜の範囲で変化す
るが、撚りもしくは双糸角度に対応しており、撚糸の場
合はピッチ角度に応じて変化する。
【0015】ダイヤフラム4は図1では概略的に示され
ており、好ましくは矩形の細長いスロット5を形成して
おり、このスロット5はダイヤフラム4に設けられる調
整部材6によって撚りもしくはこれに平行な双糸ピッチ
角度αに夫々一致するように調整することができる。撚
糸Z1及びダイヤフラムより構成されるシステムを発光器
と受光器との間に配置した場合に、どのスロット位置の
場合でも発光器から発生される光束について、同一の光
量が受光器によって受け取られ、その受光量はダイヤフ
ラムスロットが単一の糸要素1もしくは単一の糸要素2
によって遮光されるか否かに関わらない。このことは計
測区分内における撚糸Z1がダイヤフラム4に対して長手
方向軸線に対して横方向に振れても、撚糸Z1の振れがダ
イヤフラムスロット5の両端部を超えていない限りにお
いて、当てはまる。
【0016】均一な撚糸Z1において受光器によって受け
取られる光量はいつも均一であり、確率論的な外乱を除
いて、周期的変動を受けるだけである。この外乱は打ち
消すことが可能でありかつ同一長さの近接糸要素1及び
2間の凹凸によって惹起されるものである。図2の撚糸
Z2の場合、糸要素7は糸要素8より長く、そのため、糸
要素8は糸要素7の部位において撚糸表面に視認可能な
膨らみを惹起せしめる。撚りもしくは双糸角度α並びに
ダイヤフラム装置4, 5, 6 に関しては図1に関連して説
明している。
【0017】はっきりしていることは、もし撚糸Z2及び
双糸ピッチ角度αに平行をなすダイヤフラム4が発光器
と受光器との間の計測区域に位置すれば、発光器から送
られた光束のうち、異なった量の光が遮光され、これは
ダイヤフラムスロット5が糸要素7の部位に位置してい
るか糸要素8の部位に位置しているかには基本的には関
わらない。撚糸が走行するに従って変動し、受光器によ
って受け取られる光量は二つの糸要素7もしくは8間で
の長さ方向の不均一性のための計測可能な変数である。
【0018】図2は糸ガイド部材9を示している。図3
に概略的に示される撚糸Z3はZ撚りであり、2本の不均
一な長さの糸要素7′及び8′より構成され、これらの
糸要素より図2に示すように、長い方の糸要素7′は撚
糸の表面に視認可能な膨らみ部分を惹起せしめる。Z撚
りを有する撚糸Z3の場合に長さ方向の不均一性を検出す
るためダイヤフラム4は調整部材6によって、ダイヤフ
ラムスロット5は撚りもしくは双糸ピッチ角度αと平行
となるように制御可能となっていると便利である。計測
を簡単化するために、ダイヤフラム4は調整機構を設け
る代りに糸コースに対してその向きが固定とすることが
でき、別のスロット5′を形成しており、このスロット
5′は、矢印F1の方向に移動する撚糸Z3の理想的長手方
向軸線においてスロット5と交差するようになってい
る。かかる、固定機構の交差スロット構造により、異な
った撚り及び異なった回転方向の計測が可能となる。
【0019】図4に概略的に示されるこの発明の装置
は、それ自体は公知の、発光器を具備している。この発
光器は、例えば、光源10と、鏡11と、レンズ12と
により構成される。本質的なことは光源10, 11, 12は光
束を送り出すようになっていることである。公知のよう
にして、フォトダイオードもしくはフォトトランジスタ
13が受光器を構成する付加的な光学的装置と共に使用
される。受光器信号は公知のように評価ユニット14で
処理される。発光器10−12、受光器13及び評価ユニッ
ト14は通常型の光電型の装置であり、この装置自体は
この発明の主題を構成するものではない。
【0020】発光器10,11,12及び受光器13の間におけ
る計測部位にダイヤフラム4が位置しており、ダイヤフ
ラム4は調整部材6によって調整され、ダイヤフラム4
は図1から図3に関連して説明した通り細長いスロット
5を形成している。被検査撚糸が計測部を通して矢印f1
のように移動されたとき、ダイヤフラムスロット5を通
して受光器に入る光束は遮光されることになる。もし、
撚糸Zの場合に図1の例にて説明したような均一な撚糸
の場合には、遮蔽領域もしくは受光器13に入る光量の
スレッショルド−周期的遮蔽変化だけが双糸周期毎に2
回惹起され、光電計測及び評価ユニット13,14 は撚糸が
均一であることを代表する信号もしくはそれに対応する
計測値を伝達ることになる。
【0021】図2及び3等に示すように不均一な撚糸が
計測区域を通されるときは双糸周期毎に光束の遮蔽が緩
慢に周期的に変化され、この変化から不均一な撚糸の存
在を表示する計測信号を得ることができる。既に説明し
たようにダイヤフラム4の調整もしくは回転可能性は、
その目的として、撚りもしくは双糸ピッチ角度αの相違
を撚糸の各単位長さ当りの撚り密度に応じて考慮するこ
とができるようにし、各場合においてダイヤフラムスロ
ット5をこれに平行な角度に一致した最適位置に整列さ
せることである。
【0022】ダイヤフラム4の回転範囲は一枚でS撚り
でもZ撚りでも検出できるように回転することができる
ようになっている。ダイヤフラム内に単一のスロットの
代りに交差スロットを設けることが可能であり、この交
差スロットは単一スロットと同一の機能を達成すると共
に、大した調整を要することなく反対方向の双糸周期を
検出することが可能である。
【0023】図5はこの発明の実施例としての手持ちの
計測器具を示しており、この計測器具のハウジング15
は図4に準じて発光器を構成する光源10と鏡もしくは
凹面鏡11及びレンズ12、フォトダイオードもしくは
フォトトランジスタとしての受光器13を内蔵してい
る。受光器13は手持ち器具15の内部もしくはケーブ
ル17を介してその外部の図示しない評価装置に接続さ
れる。発光器10,11,12及び発光器13の間に調整可能ダイ
ヤフラム4が位置され、ダイヤフラム4は少なくとも一
つのスロット5もしくはスロット5′を具備している。
【0024】図6ではダイヤフラム4はダイヤフラムブ
ッシュ4′に固定され、ダイヤフラムブッシュ4′は目
盛4″を形成し、目盛4″に対して作動部材6が固定さ
れる。ダイヤフラム4はダイヤフラムブッシュ4′と共
にダイヤフラムハウジング16内に回転可能に取り付け
られている。ダイヤフラムハウジング16は横方向の切
開部を有し、この切開部に目盛4″と協働するマーク1
6′が設けられる。このダイヤフラム構造は被検査撚糸
の双糸ピッチもしくは撚り角度αに対してダイヤフラム
スロット5もしくは5′の調整を容易かつ確実に行わし
めるのに役立つものである。
【0025】ダイヤフラム4は図4に示すように被検査
撚糸Zと受光器13との間もしくは発光器10,11,12と被
検査撚糸Zとの間のいずれかに位置させることができ
る。計測ユニットを撚糸機の糸道に固定位置させる場合
にはスロット角度を双糸ピッチ角度と適合するように電
子機械的手段によって調節することもでき、これにより
最強信号を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はS撚りの撚糸についてその構成糸が同一
長さを持つ場合の撚糸の部分的拡大図である。
【図2】図2は図1と類似するがその構成糸の長さが相
違した場合を示す。
【図3】図3は図2と類似するが撚糸がZ撚りのの場合
に構成糸が同一長さでないときを示している。
【図4】図4はこの発明の光電型計測装置の概略構成図
である。
【図5】図5は手持ち型器具として光電計測及び評価装
置を構成したときの一部断面をもって表す斜視図であ
る。
【図6】図6はこの発明に使用されるスロット付ダイヤ
フラムの一部断面をもって表す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1,2…糸要素 4…ダイヤフラム 5,5´…スロット 6…調整部材 10…光源 11…鏡 12…レンズ 13…受光器 15…ハウジング 16…ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー ロレンツ ドイツ連邦共和国,デー−4054 ネッテタ ル−ブレイエル,シュマクスブルッハ 35 ベー

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚糸の個々の糸構成要素の長さ方向不均
    一性の検出方法であって、撚糸は光電計測評価装置の発
    光器と受光器との間を一定速度で糸の長手方向に移動さ
    れ、前記光電評価装置は長手方向における撚糸の構造変
    化に応動すると共に、出力信号を発生し、該出力信号の
    時間的な推移が構造における走査された変化の関数を表
    しており、この出力信号は周期的な要素のために分析及
    び検査され、この信号から双糸周期及び/もしくは撚糸
    の構造を表す別の因子の決定が行われる方法において、
    スロットダイヤフラム(4) が発光器(10,11,12)によって
    送り出される光線の前方もしくはその光束中に導入さ
    れ、このダイヤフラム(4)のスロット(夫々スロット5
    もしくは5′)は撚糸(7) の運動方向に対して傾斜して
    いることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 直角にて相互になるべくは交差する二つ
    のスロット(5,5')を有するダイヤフラムを使用すること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 スロット(夫々スロット5もしくは
    5′)は被検査撚糸の双糸ピッチ角度αと一致するよう
    にこの角度αとなるべくは平行に傾斜されることを特徴
    とする請求項1もしくは2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 各スロット(夫々スロット5もしくは
    5′)が被検査撚糸の双糸径の1から3倍の範囲を持つ
    ダイヤフラム(4) を使用することを特徴とする請求項1
    もしくは2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 被検査撚糸の撚り周期に関連する各スロ
    ット(夫々スロット5もしくは5′)が撚糸の撚り周期
    の0.05から0.15倍に相当する幅を有するダイヤフラム
    (4) が使用されることを特徴とする請求項1もしくは2
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 撚糸の個々の糸構成要素の長さ方向不均
    一性の検出装置であって、撚糸は光電計測評価装置の発
    光器及び受光器との間を一定速度で糸の長手方向に移動
    され、前記光電計測評価装置は長手方向における撚糸の
    構造変化に応動すると共に、出力信号を発生し、該出力
    信号の時間的な推移が構造における走査された変化の関
    数を表しており、この出力信号は周期的な要素のために
    分析及び検査され、この信号から双糸周期及び/もしく
    は撚糸の構造を表す別の因子の決定が行われる方法にお
    いて、スロットダイヤフラム(4) が発光器によって送ら
    れる光線の光束中に設けられ、該スロットダイヤフラム
    (4) のスロット(5もしくは5') は撚糸の運動方向に対し
    て傾斜配置されていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 前記スロット(夫々スロット5もしくは
    5′)は矩形断面形状をなしていることを特徴とする請
    求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ダイヤフラム(4) は二つのスロット(5,
    5')を有し、これらの二つのスロットはなるべくは相互
    に直角をなして交差することを特徴とする請求項6に記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 スロット(5,5')は相互に直角をなして交
    差することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 ダイヤフラム(4) は発光器(10,11,12)
    と受光器(13)との間を走行する撚糸の長手方向軸線と直
    角で交差する軸線の回りを調節可能であることを特徴と
    する請求項6から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 手持ち計測器具として形成されるハウ
    ジング(15)内に収容され、該ハウジングは、発光器(10,
    11,12)と受光器(13)との間に位置する被検査撚糸のため
    の計測セクションを構成するスロットを有したことを特
    徴とする請求項6から10のいずれか一項に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 ダイヤフラム(4) は被計測撚糸と受光
    器(13)との間に位置することを特徴とする請求項8から
    11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 ダイヤフラム(4) は被計測撚糸と発光
    器(10,11,12)との間に位置していることを特徴とする請
    求項8から11のいずれか一項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 ダイヤフラム(4) はダイヤフラムハウ
    ジング(16)内に回転可能に取り付けられるダイヤフラム
    スリーブ(4')に取り付けられていることを特徴とする請
    求項8から11のいずれか一項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 ダイヤフラムスリーブ(4')は目盛(4")
    を備えており、一方ダイヤフラムハウジング(16)は目盛
    (4")と協働する刻印(16') を備えていることを特徴とす
    る請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 ダイヤフラム(4) は双糸ピッチ角度α
    から得られる信号によって電磁的に調整可能であり、ス
    ロット(5,5')の傾斜は双糸ピッチ角度αに適応すること
    ができることを特徴とする請求項10に記載の装置。
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