JPH07276281A - 脆弱物のハンドリング装置 - Google Patents
脆弱物のハンドリング装置Info
- Publication number
- JPH07276281A JPH07276281A JP6075084A JP7508494A JPH07276281A JP H07276281 A JPH07276281 A JP H07276281A JP 6075084 A JP6075084 A JP 6075084A JP 7508494 A JP7508494 A JP 7508494A JP H07276281 A JPH07276281 A JP H07276281A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate springs
- fragile
- time
- cushion materials
- actuator
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 脆弱な機械的特性をもつ物を人手によらず、
掴み、搬送できる装置を提供することを目的とする。 【構成】 脆弱物を把持するための板バネと、把持する
際の衝撃を弱めるために板バネに設けられたクッション
材と、板バネを平行に開閉するアクチュエーターと、そ
のアクチュエーターを移動する機構とを備えたことを特
徴とする。
掴み、搬送できる装置を提供することを目的とする。 【構成】 脆弱物を把持するための板バネと、把持する
際の衝撃を弱めるために板バネに設けられたクッション
材と、板バネを平行に開閉するアクチュエーターと、そ
のアクチュエーターを移動する機構とを備えたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハンドリング装置であっ
て、特に脆弱な機械的特性をもつ物を破壊することなく
把持、搬送する装置に関する。
て、特に脆弱な機械的特性をもつ物を破壊することなく
把持、搬送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、脆弱物をハンドリングする場合
には、作業者がピンセットを使用して一つづつ掴み、搬
送しているが、粉体を圧縮して成形した圧縮成形品のよ
うな特に脆弱な物を扱う場合には、熟練を要し、手間と
時間がかかる問題があった。
には、作業者がピンセットを使用して一つづつ掴み、搬
送しているが、粉体を圧縮して成形した圧縮成形品のよ
うな特に脆弱な物を扱う場合には、熟練を要し、手間と
時間がかかる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
脆弱な機械的特性をもつ物を人手によらず、掴み、搬送
できる装置を提供することを課題とする。
脆弱な機械的特性をもつ物を人手によらず、掴み、搬送
できる装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、脆弱物を把持するための板バネと、把持す
る際の衝撃を弱めるために板バネに設けられたクッショ
ン材と、板バネを平行に開閉するアクチュエーターと、
そのアクチュエーターを移動する機構とを備えたことを
特徴とする脆弱物のハンドリング装置にある。
に本発明は、脆弱物を把持するための板バネと、把持す
る際の衝撃を弱めるために板バネに設けられたクッショ
ン材と、板バネを平行に開閉するアクチュエーターと、
そのアクチュエーターを移動する機構とを備えたことを
特徴とする脆弱物のハンドリング装置にある。
【0005】また前記クッション材はゴムで形成されて
いる前記脆弱物のハンドリング装置にある。また、さら
に、前記クッション材はスポンジで形成されている前記
脆弱物のハンドリング装置にある。
いる前記脆弱物のハンドリング装置にある。また、さら
に、前記クッション材はスポンジで形成されている前記
脆弱物のハンドリング装置にある。
【0006】
【作用】クッション材に接触するような位置で、2本の
板バネの間に脆弱物を設置し、アクチュエーターを作動
させ板バネを閉じ、脆弱物を把持する。そしてアクチュ
エーターを移動させることにより、脆弱物を搬送する。
板バネの間に脆弱物を設置し、アクチュエーターを作動
させ板バネを閉じ、脆弱物を把持する。そしてアクチュ
エーターを移動させることにより、脆弱物を搬送する。
【0007】その際、クッション材と板バネが脆弱物に
作用する衝撃を弱め、力を調節するので、脆弱物を破損
することなく、搬送できる。
作用する衝撃を弱め、力を調節するので、脆弱物を破損
することなく、搬送できる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明装置の正面図であり、図2は本発明装
置が取り扱う圧縮成形品の平面図である。
る。図1は本発明装置の正面図であり、図2は本発明装
置が取り扱う圧縮成形品の平面図である。
【0009】1a,1bは相対する1対の板バネであ
り、エアチャック3に接続して設けられている。したが
って、エアチャック3を作動させることによって平行に
開閉可能に構成されている。2a,2bはクッション材
であり、それぞれ板バネ1a,1bの下端に相対するよ
うに設けられている。このクッション材としては、ゴ
ム、スポンジ等が用い得る。5は搬送部であり、エアチ
ャック3が板4を介して接続されている。
り、エアチャック3に接続して設けられている。したが
って、エアチャック3を作動させることによって平行に
開閉可能に構成されている。2a,2bはクッション材
であり、それぞれ板バネ1a,1bの下端に相対するよ
うに設けられている。このクッション材としては、ゴ
ム、スポンジ等が用い得る。5は搬送部であり、エアチ
ャック3が板4を介して接続されている。
【0010】以上のように構成された装置において、エ
アチャック3を閉じる場合のストローク量は、クッショ
ン材2a,2bを合わせた厚みとなるように設定してあ
る。エアチャック3を作動させて板バネ1a,1bを開
いた状態で、圧縮成形品6がクッション材2a,2bの
間に設置されると、エアチャック3が板バネ1a,1b
を閉じる方向に作動する。ここで、圧縮成形品6の厚み
だけ板バネ1a,1bがたわみ、板バネ1a,1b自体
の反力で圧縮成形品6を把持する。また、クッション材
2a,2bは閉じる際の衝撃を吸収するとともに、摩擦
で把持を補助する。把持された後、圧縮成形品6は搬送
部5によって運ばれる。
アチャック3を閉じる場合のストローク量は、クッショ
ン材2a,2bを合わせた厚みとなるように設定してあ
る。エアチャック3を作動させて板バネ1a,1bを開
いた状態で、圧縮成形品6がクッション材2a,2bの
間に設置されると、エアチャック3が板バネ1a,1b
を閉じる方向に作動する。ここで、圧縮成形品6の厚み
だけ板バネ1a,1bがたわみ、板バネ1a,1b自体
の反力で圧縮成形品6を把持する。また、クッション材
2a,2bは閉じる際の衝撃を吸収するとともに、摩擦
で把持を補助する。把持された後、圧縮成形品6は搬送
部5によって運ばれる。
【0011】なお、本装置は図示していない垂直方向や
平行方向へ搬送する搬送部と組合わせられており、同じ
く図示していない制御部とから、全自動のハンドリング
装置を構成している。
平行方向へ搬送する搬送部と組合わせられており、同じ
く図示していない制御部とから、全自動のハンドリング
装置を構成している。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の脆
弱物のハンドリング装置によれば、極めて脆弱な製品を
自動でハンドリングすることができる。
弱物のハンドリング装置によれば、極めて脆弱な製品を
自動でハンドリングすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】圧縮成形品の平面図である。
1a 板バネ 1b 板バネ 2a クッション材 2b クッション材 3 エアチャック 4 板 5 搬送部 6 圧縮成形品
Claims (3)
- 【請求項1】 脆弱物を把持するための板バネと、把持
する際の衝撃を弱めるために板バネに設けられたクッシ
ョン材と、板バネを平行に開閉するアクチュエーター
と、そのアクチュエーターを移動する機構とを備えたこ
とを特徴とする脆弱物のハンドリング装置。 - 【請求項2】 前記クッション材はゴムで形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の脆弱物のハンドリン
グ装置。 - 【請求項3】 前記クッション材はスポンジで形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の脆弱物のハンド
リング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6075084A JP2773022B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 脆弱物のハンドリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6075084A JP2773022B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 脆弱物のハンドリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07276281A true JPH07276281A (ja) | 1995-10-24 |
JP2773022B2 JP2773022B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=13565965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6075084A Expired - Fee Related JP2773022B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 脆弱物のハンドリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2773022B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006087901A1 (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-24 | National University Corporation Kagawa University | 苗の移植補助ステーション |
JP2013104074A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd | 粉末成形体のチャッキング装置 |
CN103878285A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-06-25 | 温州职业技术学院 | 复合型锻压机械手 |
JP2016104504A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 富士通株式会社 | 把持装置 |
JP2021091031A (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | 本田技研工業株式会社 | 把持装置及び支持装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120489U (ja) * | 1979-02-14 | 1980-08-26 | ||
JPH0215800U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-31 |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP6075084A patent/JP2773022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120489U (ja) * | 1979-02-14 | 1980-08-26 | ||
JPH0215800U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-31 |
Cited By (5)
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WO2006087901A1 (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-24 | National University Corporation Kagawa University | 苗の移植補助ステーション |
JP2013104074A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd | 粉末成形体のチャッキング装置 |
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JP2016104504A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 富士通株式会社 | 把持装置 |
JP2021091031A (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | 本田技研工業株式会社 | 把持装置及び支持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2773022B2 (ja) | 1998-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |