JPH07275591A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JPH07275591A JPH07275591A JP6069252A JP6925294A JPH07275591A JP H07275591 A JPH07275591 A JP H07275591A JP 6069252 A JP6069252 A JP 6069252A JP 6925294 A JP6925294 A JP 6925294A JP H07275591 A JPH07275591 A JP H07275591A
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- Japan
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- drum
- clothes
- filter
- dust
- clothes dryer
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】衣類に対する温風供給の効率向上化と、衣類か
ら発生する糸屑等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタ
を掃除する場合のフィルタ取付け，取外しといったフィ
ルタ取扱性の向上化とを同時に図ることのできる衣類乾
燥機の提供。 【構成】糸屑等の塵埃捕集用フィルター１６を、衣類を
収納して回転するドラム３の温風排気口３−２の上流側
に設置する構造の衣類乾燥機において、ドラム３の胴の
内側に、塵埃捕集用フィルター１６を着脱自在に取り付
ける。
ら発生する糸屑等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタ
を掃除する場合のフィルタ取付け，取外しといったフィ
ルタ取扱性の向上化とを同時に図ることのできる衣類乾
燥機の提供。 【構成】糸屑等の塵埃捕集用フィルター１６を、衣類を
収納して回転するドラム３の温風排気口３−２の上流側
に設置する構造の衣類乾燥機において、ドラム３の胴の
内側に、塵埃捕集用フィルター１６を着脱自在に取り付
ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類を収納して回転す
るドラム内に温風を供給して衣類の乾燥をおこなう衣類
乾燥機に係り、さらに詳細には、衣類に対する温風供給
の効率向上化と、衣類から発生する糸屑等の塵埃を捕集
する塵埃捕集用フィルタを掃除する場合のフィルタの取
扱性向上化とを同時に図ることのできる衣類乾燥機に関
する。
るドラム内に温風を供給して衣類の乾燥をおこなう衣類
乾燥機に係り、さらに詳細には、衣類に対する温風供給
の効率向上化と、衣類から発生する糸屑等の塵埃を捕集
する塵埃捕集用フィルタを掃除する場合のフィルタの取
扱性向上化とを同時に図ることのできる衣類乾燥機に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の衣類乾燥機は、一般に、衣類を収
納する円筒形状のドラムの端面に、ドラム内の温風を排
気する排気口を設け、その直前に、ドラム内の衣類から
発生する糸屑等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタを
設置するようにしている。
納する円筒形状のドラムの端面に、ドラム内の温風を排
気する排気口を設け、その直前に、ドラム内の衣類から
発生する糸屑等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタを
設置するようにしている。
【０００３】また、多くの場合、前記温風排気口は、ド
ラムの後端面に設けられ、その温風排気口の直前で、し
かもドラム回転軸中心のほぼ中央に位置して、糸屑等の
塵埃捕集用フィルタを設置するのが通常である。
ラムの後端面に設けられ、その温風排気口の直前で、し
かもドラム回転軸中心のほぼ中央に位置して、糸屑等の
塵埃捕集用フィルタを設置するのが通常である。
【０００４】なお、この種衣類乾燥機に関する従来技術
は、実開平４−１０８０９７号公報、その他に数多く示
されている。
は、実開平４−１０８０９７号公報、その他に数多く示
されている。
【０００５】そして、近時、洗濯物の増加にともない、
衣類乾燥機も大容量化の傾向にあるが、前記した従来形
衣類乾燥機によれば、洗濯物の増加にともない衣類乾燥
機の容量増大を図る上で、衣類を収納するドラムの容積
拡大を実施するに際し、乾燥機本体の設置性を考えた場
合、ドラムの奥行寸法を拡大するのが通常である。
衣類乾燥機も大容量化の傾向にあるが、前記した従来形
衣類乾燥機によれば、洗濯物の増加にともない衣類乾燥
機の容量増大を図る上で、衣類を収納するドラムの容積
拡大を実施するに際し、乾燥機本体の設置性を考えた場
合、ドラムの奥行寸法を拡大するのが通常である。
【０００６】しかし、このような場合、ドラムの後端面
に設置されている糸屑等の塵埃捕集用フィルタは、ドラ
ムの衣類出し入れ口から益々離れてしまい、フィルタ掃
除時におけるフィルタ取付け，取外しといった作業が面
倒となるばかりでなく、塵埃捕集用フィルタのメンテナ
ンスを怠った場合には、乾燥効率の低下をも招く結果と
なり、機器信頼性の低下につながる。
に設置されている糸屑等の塵埃捕集用フィルタは、ドラ
ムの衣類出し入れ口から益々離れてしまい、フィルタ掃
除時におけるフィルタ取付け，取外しといった作業が面
倒となるばかりでなく、塵埃捕集用フィルタのメンテナ
ンスを怠った場合には、乾燥効率の低下をも招く結果と
なり、機器信頼性の低下につながる。
【０００７】一方、実公昭４５−１６３０１号公報に
は、ドラム内における衣類の撹拌を助長するための、衣
類撹拌促進用のリフターに通風孔を設けて、ドラム内の
温風を排気する排気口とし、リフターの内側を風路とし
て、ドラム外通風ダクトの途中に、糸屑等の塵埃捕集用
フィルタを設置する構造の衣類乾燥機が示されている。
は、ドラム内における衣類の撹拌を助長するための、衣
類撹拌促進用のリフターに通風孔を設けて、ドラム内の
温風を排気する排気口とし、リフターの内側を風路とし
て、ドラム外通風ダクトの途中に、糸屑等の塵埃捕集用
フィルタを設置する構造の衣類乾燥機が示されている。
【０００８】しかし、この構成によれば、塵埃捕集用フ
ィルタは、ドラム外通風ダクトの途中に設けられている
ため、衣類乾燥機の運転が繰返しおこなわれると、衣類
撹拌促進用リフターに多数設けられいる通風孔が糸屑等
の塵埃によって目詰りし、乾燥効率の低下につながるこ
とが十分に考えられ、特にこのことは、定期的なメンテ
ナンスを怠った場合に顕著となる。
ィルタは、ドラム外通風ダクトの途中に設けられている
ため、衣類乾燥機の運転が繰返しおこなわれると、衣類
撹拌促進用リフターに多数設けられいる通風孔が糸屑等
の塵埃によって目詰りし、乾燥効率の低下につながるこ
とが十分に考えられ、特にこのことは、定期的なメンテ
ナンスを怠った場合に顕著となる。
【０００９】一方、前記構成において、糸屑等の塵埃捕
集用フィルタは、ドラム外通風ダクトの途中に設けられ
ているため、作業者は、このフィルタの詰り具合を視覚
的に確認することができず、フィルタが糸屑等でかなり
目詰りしても、そのメンテナンスを無意識のうちに怠る
ことも十分に考えられ、このような場合、前記リフター
の通気孔が目詰りする以前に、この通気孔を通過した糸
屑等の塵埃は、当該通気孔の下流側において、ドラム外
通気ダクトの途中に設けられた塵埃捕集用フィルタと前
記リフターの通気孔との間に埋積し、これまた乾燥効率
の低下につながることが十分に考えられる。
集用フィルタは、ドラム外通風ダクトの途中に設けられ
ているため、作業者は、このフィルタの詰り具合を視覚
的に確認することができず、フィルタが糸屑等でかなり
目詰りしても、そのメンテナンスを無意識のうちに怠る
ことも十分に考えられ、このような場合、前記リフター
の通気孔が目詰りする以前に、この通気孔を通過した糸
屑等の塵埃は、当該通気孔の下流側において、ドラム外
通気ダクトの途中に設けられた塵埃捕集用フィルタと前
記リフターの通気孔との間に埋積し、これまた乾燥効率
の低下につながることが十分に考えられる。
【００１０】さらに、前記構成によれば、塵埃捕集用の
フィルタは、ドラム外通風ダクトの途中に設けられてい
るため、フィルタ掃除のためのフィルタ取付け，取外し
作業は、ドラム外通風ダクトの途中にフィルタ装着部を
設けるのみならず、外枠体にも、少なくとも作業者の手
が入る程度の開口部を設けておこなう必要がある等、衣
類乾燥機の製作上、フィルタをドラム内に設置する場合
に比べて余分な工程を必要とする。
フィルタは、ドラム外通風ダクトの途中に設けられてい
るため、フィルタ掃除のためのフィルタ取付け，取外し
作業は、ドラム外通風ダクトの途中にフィルタ装着部を
設けるのみならず、外枠体にも、少なくとも作業者の手
が入る程度の開口部を設けておこなう必要がある等、衣
類乾燥機の製作上、フィルタをドラム内に設置する場合
に比べて余分な工程を必要とする。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
した従来技術の不便ないし欠点を一挙に解決し、衣類に
対する温風供給の効率向上化と、衣類から発生する糸屑
等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタを掃除する場合
のフィルタ取付け，取外しといったフィルタ取扱性の向
上化とを同時に図ることのできる、改良された衣類乾燥
機を提供することにある。
した従来技術の不便ないし欠点を一挙に解決し、衣類に
対する温風供給の効率向上化と、衣類から発生する糸屑
等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタを掃除する場合
のフィルタ取付け，取外しといったフィルタ取扱性の向
上化とを同時に図ることのできる、改良された衣類乾燥
機を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的は、糸屑等の塵
埃を捕集する塵埃捕集用フィルタを、衣類を収納して回
転するドラムの温風排気口の上流側に設置する構造の衣
類乾燥機において、ドラムの胴の内側に、塵埃捕集用フ
ィルターを着脱自在に取り付けることによって達成され
る。
埃を捕集する塵埃捕集用フィルタを、衣類を収納して回
転するドラムの温風排気口の上流側に設置する構造の衣
類乾燥機において、ドラムの胴の内側に、塵埃捕集用フ
ィルターを着脱自在に取り付けることによって達成され
る。
【００１３】
【作用】以上の構成において、衣類を撹拌するためのド
ラム自体が回転すると、ドラムの胴の内側に着脱自在に
取り付けた塵埃捕集用フィルタも共に回転する。
ラム自体が回転すると、ドラムの胴の内側に着脱自在に
取り付けた塵埃捕集用フィルタも共に回転する。
【００１４】すなわち、ドラムの第一番目の温風排気口
部分が、当該ドラムの回転と共に回転する。
部分が、当該ドラムの回転と共に回転する。
【００１５】したがって、発熱体で熱せられた空気は温
風となって、その流路は、温風吹出口を中心とした略
「すりこぎ」状の形態をなし、ドラム内で撹拌される衣
類に満遍なく温風を当てることに加えて、ドラム内の衣
類から発生する糸屑等の塵埃は、ドラム内に設けた塵埃
捕集用フィルタ１６で捕集され、以降の風路に侵入する
ことはなく、したがって前掲実公昭４５−１６３０１号
公報に記載の衣類乾燥機のごとく、衣類撹拌促進用リフ
ターの通気孔を通過した塵埃がドラム外通気ダクトの途
中に埋積するといった不具合をなくすことができる。
風となって、その流路は、温風吹出口を中心とした略
「すりこぎ」状の形態をなし、ドラム内で撹拌される衣
類に満遍なく温風を当てることに加えて、ドラム内の衣
類から発生する糸屑等の塵埃は、ドラム内に設けた塵埃
捕集用フィルタ１６で捕集され、以降の風路に侵入する
ことはなく、したがって前掲実公昭４５−１６３０１号
公報に記載の衣類乾燥機のごとく、衣類撹拌促進用リフ
ターの通気孔を通過した塵埃がドラム外通気ダクトの途
中に埋積するといった不具合をなくすことができる。
【００１６】これに加えて、塵埃捕集用のフィルタは、
ドラムの胴の内側着脱自在に設けるようにしたから、洗
濯物の増加にともない衣類乾燥機の容量増大を図る上
で、ドラムの奥行寸法を拡大するようにしても、ドラム
の後端面にフィルタを設置する場合のように、フィルタ
がドラムの衣類出し入れ口から益々離れてしまい、フィ
ルタ掃除時におけるフィルタ取付け，取外しといった作
業が面倒となるばかりでなく、塵埃捕集用フィルタのメ
ンテナンスを怠った場合には、乾燥効率の低下をも招く
といった不具合をなくし、衣類出し入れ口に近接して設
けられているフィルタの目詰り状態を、このフィルタの
近くで直に確認することができ、しかもフィルタを掃除
する場合の当該フィルタの取付け，取外しといった作業
も、フィルタが衣類出し入れ口に近接して設けられてい
るため、その取扱いを極めて簡便におこなうことができ
る。
ドラムの胴の内側着脱自在に設けるようにしたから、洗
濯物の増加にともない衣類乾燥機の容量増大を図る上
で、ドラムの奥行寸法を拡大するようにしても、ドラム
の後端面にフィルタを設置する場合のように、フィルタ
がドラムの衣類出し入れ口から益々離れてしまい、フィ
ルタ掃除時におけるフィルタ取付け，取外しといった作
業が面倒となるばかりでなく、塵埃捕集用フィルタのメ
ンテナンスを怠った場合には、乾燥効率の低下をも招く
といった不具合をなくし、衣類出し入れ口に近接して設
けられているフィルタの目詰り状態を、このフィルタの
近くで直に確認することができ、しかもフィルタを掃除
する場合の当該フィルタの取付け，取外しといった作業
も、フィルタが衣類出し入れ口に近接して設けられてい
るため、その取扱いを極めて簡便におこなうことができ
る。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図に従って
説明をする。
説明をする。
【００１８】図１，図２に衣類乾燥機の全体的内部構造
を示し、１は外枠体である。
を示し、１は外枠体である。
【００１９】４はモータベース４−１を介して外枠体１
に取り付けられたモータ、１５はドラム駆動プーリ４−
２，張力印加プーリ１３により張力を与えられたドラム
ベルト、３はドラムベルト１５を介して回転され、衣類
を撹拌するドラムを示し、ドラム３の前側は、外枠体前
板１−１に取り付けられたドラム支持体１７に、またド
ラム３の後側は、外枠体１の後方に取り付けられたドラ
ム・ファン支持板９に固定のドラム軸９−１に、ドラム
軸受３−１を介して回転自在に支持されている。
に取り付けられたモータ、１５はドラム駆動プーリ４−
２，張力印加プーリ１３により張力を与えられたドラム
ベルト、３はドラムベルト１５を介して回転され、衣類
を撹拌するドラムを示し、ドラム３の前側は、外枠体前
板１−１に取り付けられたドラム支持体１７に、またド
ラム３の後側は、外枠体１の後方に取り付けられたドラ
ム・ファン支持板９に固定のドラム軸９−１に、ドラム
軸受３−１を介して回転自在に支持されている。
【００２０】２はドラム３に対して衣類の出し入れをお
こなう際に開閉されるドアであり、外枠体前板１−１に
支持されている。
こなう際に開閉されるドアであり、外枠体前板１−１に
支持されている。
【００２１】ドラム３の温風排気口３−２の後方には、
ファンケーシング８およびファンケーシング８に収めら
れたファン６が設置されている。
ファンケーシング８およびファンケーシング８に収めら
れたファン６が設置されている。
【００２２】ファンケーシング８は、ドラム・ファン支
持板９に固定され、ファン６は、ドラム・ファン支持板
９に固定のファン軸９−２に回転自在に支持されてい
る。
持板９に固定され、ファン６は、ドラム・ファン支持板
９に固定のファン軸９−２に回転自在に支持されてい
る。
【００２３】また、ファン６は、モータ４に取り付けら
れたファン駆動プーリ（図示せず），ファンベルト１０
を介してモータ４により回転される。
れたファン駆動プーリ（図示せず），ファンベルト１０
を介してモータ４により回転される。
【００２４】さらに、ファン６は、ファンケーシング８
を、仕切板７とで、表裏両面の循環側Ａと冷却側Ｂとに
仕切り、循環側Ａでドラム３内の空気の循環をおこな
い、冷却側Ｂでは、外枠体１の後面を覆う裏板１４に設
けられた吸気口（裏板吸気口）１４−１と裏板排気口１
４−２とで外気の吸・排気をおこなう表裏両翼タイプの
いわゆる熱交換形のものである。
を、仕切板７とで、表裏両面の循環側Ａと冷却側Ｂとに
仕切り、循環側Ａでドラム３内の空気の循環をおこな
い、冷却側Ｂでは、外枠体１の後面を覆う裏板１４に設
けられた吸気口（裏板吸気口）１４−１と裏板排気口１
４−２とで外気の吸・排気をおこなう表裏両翼タイプの
いわゆる熱交換形のものである。
【００２５】５は温風を供給するための発熱体であり、
ドラム支持体１７の下方で、ドラム３の温風吸気口（温
風吹出口）１７−１の直前に設置されている。
ドラム支持体１７の下方で、ドラム３の温風吸気口（温
風吹出口）１７−１の直前に設置されている。
【００２６】１６はドラム３内の衣類より発生する糸屑
等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタであり、図３お
よび図４に示すごとく、ネットフィルタ１６−１および
不織布フィルタ１６−２の二重構成のフィルタをフィル
タガード１６−３で保持する状態で構成されており、図
示実施例の場合、ドラム３の胴の内側の衣類撹拌促進用
のリフター１９−１に着脱自在に取り付けられている。
等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルタであり、図３お
よび図４に示すごとく、ネットフィルタ１６−１および
不織布フィルタ１６−２の二重構成のフィルタをフィル
タガード１６−３で保持する状態で構成されており、図
示実施例の場合、ドラム３の胴の内側の衣類撹拌促進用
のリフター１９−１に着脱自在に取り付けられている。
【００２７】衣類撹拌促進用のリフター１９−１は、回
転するドラム３内で衣類を下方から上方に向け掻き上げ
て落下させ、この動作を繰返しおこなうことにより、衣
類全体に均一に温風を当て、乾燥ムラの発生防止と乾燥
効率の向上化とをはかる。
転するドラム３内で衣類を下方から上方に向け掻き上げ
て落下させ、この動作を繰返しおこなうことにより、衣
類全体に均一に温風を当て、乾燥ムラの発生防止と乾燥
効率の向上化とをはかる。
【００２８】衣類撹拌促進用のリフター１９−１から温
風排気口３−２までは、ドラム内ダクト１９とドラム３
の内面とで構成され、このようにして構成された風路と
ドラム３の内部とは気密が保持されており、前記風路の
一部をドラム３の内面で構成することにより、この風路
をドラム３から全く独立した別異のダクトで構成する場
合に比べてダクト資材の節減化を図ることができ、経済
的である。
風排気口３−２までは、ドラム内ダクト１９とドラム３
の内面とで構成され、このようにして構成された風路と
ドラム３の内部とは気密が保持されており、前記風路の
一部をドラム３の内面で構成することにより、この風路
をドラム３から全く独立した別異のダクトで構成する場
合に比べてダクト資材の節減化を図ることができ、経済
的である。
【００２９】ファンケーシング８のケーシング吐出口８
−１と温風吸気口１７−１間は、途中に排水口１１−１
を有する循環ダクト１１および循環ダクト前１２により
気密を保持して連結されている。
−１と温風吸気口１７−１間は、途中に排水口１１−１
を有する循環ダクト１１および循環ダクト前１２により
気密を保持して連結されている。
【００３０】そして、ドラム３内の空気は、ドラム３→
塵埃捕集用フィルタ１６→ドラム内ダクト１９→温風排
気口３−２→ファンケーシング８（循環側Ａ）→ケーシ
ング吐出口８−１→循環ダクト１１→循環ダクト前部材
１２→発熱体５→温風吸気口１７−１→ドラム３を循環
する。
塵埃捕集用フィルタ１６→ドラム内ダクト１９→温風排
気口３−２→ファンケーシング８（循環側Ａ）→ケーシ
ング吐出口８−１→循環ダクト１１→循環ダクト前部材
１２→発熱体５→温風吸気口１７−１→ドラム３を循環
する。
【００３１】１８はモータ４，発熱体５等の運転制御を
司る制御装置であり、パネル１８−１を介して外枠体前
板１−１に取り付けられている。
司る制御装置であり、パネル１８−１を介して外枠体前
板１−１に取り付けられている。
【００３２】仕切板７の部位に関して詳述すると、ファ
ン６の外周に一体に設けられた断面が櫛歯状のリブと、
仕切板７に設けられた、同じく断面が櫛歯状のリブと
は、互いに非接触の状態で凹凸係合された、いわゆるラ
ビリンスシールを構成している。
ン６の外周に一体に設けられた断面が櫛歯状のリブと、
仕切板７に設けられた、同じく断面が櫛歯状のリブと
は、互いに非接触の状態で凹凸係合された、いわゆるラ
ビリンスシールを構成している。
【００３３】以上の構成において、モータ４，発熱体５
に通電されると、モータ４が回転を始め、ドラム３，フ
ァン６がそれぞれ回転され、発熱体５が発熱し、温風が
ドラム３内に供給され、ドラム６内に収納されている衣
類がリフター１９−１によって撹拌されつつ、徐々に乾
燥されてゆく。
に通電されると、モータ４が回転を始め、ドラム３，フ
ァン６がそれぞれ回転され、発熱体５が発熱し、温風が
ドラム３内に供給され、ドラム６内に収納されている衣
類がリフター１９−１によって撹拌されつつ、徐々に乾
燥されてゆく。
【００３４】衣類より蒸発した湿気は、循環風と共に塵
埃捕集フィルタ１６を通過し、ドラム内ダクト１９を経
由し、温風排気口３−２を通ってファンケーシング８の
循環側Ａへと流入する。
埃捕集フィルタ１６を通過し、ドラム内ダクト１９を経
由し、温風排気口３−２を通ってファンケーシング８の
循環側Ａへと流入する。
【００３５】また、外気が裏板吸気口１４−１よりファ
ンケーシング８の冷却側Ｂに流入し、裏板排気口１４−
２より排気される。
ンケーシング８の冷却側Ｂに流入し、裏板排気口１４−
２より排気される。
【００３６】ファン６の外周部においては、仕切板７と
のラビリンスシール部で循環風と冷却風とが出入りする
ことなく仕切られており、したがってファン６の表裏に
おいては、ファンケーシング８の循環側Ａと冷却側Ｂと
の間で熱交換され、循環風に含まれる湿気は凝縮され、
水となってファンケーシング８のケーシング吐出口８−
１から循環ダクト１１へと流入し、排水口１１−１より
機外に排出され、このようして衣類乾燥機の一連の乾燥
運転が継続される。
のラビリンスシール部で循環風と冷却風とが出入りする
ことなく仕切られており、したがってファン６の表裏に
おいては、ファンケーシング８の循環側Ａと冷却側Ｂと
の間で熱交換され、循環風に含まれる湿気は凝縮され、
水となってファンケーシング８のケーシング吐出口８−
１から循環ダクト１１へと流入し、排水口１１−１より
機外に排出され、このようして衣類乾燥機の一連の乾燥
運転が継続される。
【００３７】この一連の乾燥工程において、衣類を撹拌
するためのドラム３自体が回転すると、ドラム３の胴の
内側に着脱自在に取り付けた塵埃捕集用フィルタ１６も
共に回転する。
するためのドラム３自体が回転すると、ドラム３の胴の
内側に着脱自在に取り付けた塵埃捕集用フィルタ１６も
共に回転する。
【００３８】すなわち、ドラム３の第一番目の温風排気
口部分が、当該ドラム３の回転と共に回転する。
口部分が、当該ドラム３の回転と共に回転する。
【００３９】したがって、発熱体５で熱せられた空気は
温風となって、その流路は、温風吹出口１７−１を中心
とした略「すりこぎ」状の形態をなし、図１，図２の実
線矢印のごとく方向転換し、ドラム内３で撹拌される衣
類に満遍なく温風を当て、単位時間当りの乾燥効率を高
めることができることに加えて、ドラム３内の衣類から
発生する糸屑等の塵埃は、ドラム内ダクト１９に流入す
る以前に塵埃捕集用フィルタ１６で捕集され、以降の風
路に侵入することはなく、したがって前掲実公昭４５−
１６３０１号公報に記載の衣類乾燥機のごとく、衣類撹
拌促進用リフターの通気孔を通過した塵埃がドラム外通
気ダクトの途中に埋積し、乾燥効率の低下につながると
いった不具合をなくすことができる。
温風となって、その流路は、温風吹出口１７−１を中心
とした略「すりこぎ」状の形態をなし、図１，図２の実
線矢印のごとく方向転換し、ドラム内３で撹拌される衣
類に満遍なく温風を当て、単位時間当りの乾燥効率を高
めることができることに加えて、ドラム３内の衣類から
発生する糸屑等の塵埃は、ドラム内ダクト１９に流入す
る以前に塵埃捕集用フィルタ１６で捕集され、以降の風
路に侵入することはなく、したがって前掲実公昭４５−
１６３０１号公報に記載の衣類乾燥機のごとく、衣類撹
拌促進用リフターの通気孔を通過した塵埃がドラム外通
気ダクトの途中に埋積し、乾燥効率の低下につながると
いった不具合をなくすことができる。
【００４０】これに加えて、塵埃捕集用のフィルタ１６
は、ドラム３の胴の内側に着脱自在に設けるようにした
から、洗濯物の増加にともない衣類乾燥機の容量増大を
図る上で、ドラム３の奥行寸法を拡大するようにして
も、ドラム３の後端面にフィルタを設置する場合のよう
に、フィルタがドラムの衣類出し入れ口から益々離れて
しまい、フィルタ掃除時におけるフィルタ取付け，取外
しといった作業が面倒となるばかりでなく、塵埃捕集用
フィルタのメンテナンスを怠った場合には、乾燥効率の
低下をも招くといった不具合をなくし、衣類出し入れ口
に近接して設けられているフィルタ１６の目詰り状態
を、このフィルタ１６の近くで直に確認することがで
き、しかもフィルタ１６を掃除する場合の当該フィルタ
１６の取付け，取外しといった作業も、フィルタ１６が
衣類出し入れ口に近接して設けられているため、その取
扱いを極めて簡便におこなうことができる。
は、ドラム３の胴の内側に着脱自在に設けるようにした
から、洗濯物の増加にともない衣類乾燥機の容量増大を
図る上で、ドラム３の奥行寸法を拡大するようにして
も、ドラム３の後端面にフィルタを設置する場合のよう
に、フィルタがドラムの衣類出し入れ口から益々離れて
しまい、フィルタ掃除時におけるフィルタ取付け，取外
しといった作業が面倒となるばかりでなく、塵埃捕集用
フィルタのメンテナンスを怠った場合には、乾燥効率の
低下をも招くといった不具合をなくし、衣類出し入れ口
に近接して設けられているフィルタ１６の目詰り状態
を、このフィルタ１６の近くで直に確認することがで
き、しかもフィルタ１６を掃除する場合の当該フィルタ
１６の取付け，取外しといった作業も、フィルタ１６が
衣類出し入れ口に近接して設けられているため、その取
扱いを極めて簡便におこなうことができる。
【００４１】なお、図示実施例においては、ドラム３の
胴の内側の衣類撹拌促進用リフター１９−１に対し、塵
埃捕集用フィルタ１６を着脱自在に取り付けた場合につ
いて例示したが、これに代えて、ドラム３の胴の内側に
直に塵埃捕集用フィルタを着脱自在に取り付けるように
してもよい。
胴の内側の衣類撹拌促進用リフター１９−１に対し、塵
埃捕集用フィルタ１６を着脱自在に取り付けた場合につ
いて例示したが、これに代えて、ドラム３の胴の内側に
直に塵埃捕集用フィルタを着脱自在に取り付けるように
してもよい。
【００４２】
【発明の効果】本発明によれば、衣類から発生する糸屑
等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルターを、衣類を収
納して回転するドラムの温風排気口の上流側に設置する
構造の衣類乾燥機において、前記ドラムの胴の内側に塵
埃捕集用フィルターを着脱自在に取り付けたことによ
り、衣類に対する温風供給の効率向上化と、塵埃捕集用
フィルタを掃除する場合のフィルタ取付け，取外しとい
ったフィルタ取扱性の向上化とを同時に図ることがで
き、性能，使い勝手のいずれの点でも優れた、改良され
た衣類乾燥機を得ることができる。
等の塵埃を捕集する塵埃捕集用フィルターを、衣類を収
納して回転するドラムの温風排気口の上流側に設置する
構造の衣類乾燥機において、前記ドラムの胴の内側に塵
埃捕集用フィルターを着脱自在に取り付けたことによ
り、衣類に対する温風供給の効率向上化と、塵埃捕集用
フィルタを掃除する場合のフィルタ取付け，取外しとい
ったフィルタ取扱性の向上化とを同時に図ることがで
き、性能，使い勝手のいずれの点でも優れた、改良され
た衣類乾燥機を得ることができる。
【図１】本発明に係る衣類乾燥機の一実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図２】図１の状態からドラム３が回転し、塵埃捕集用
フィルタ１６の位置が変位した状態を示す図である。
フィルタ１６の位置が変位した状態を示す図である。
【図３】塵埃捕集用フィルタ１６を分解して示す縦断面
図である。
図である。
【図４】本実施例の要部の拡大図である。
３…ドラム、３−２…温風排気口、１６…塵埃捕集用フ
ィルタ、１７−１…温風吸気口、１９…ドラム内ダク
ト、１９−１…衣類撹拌促進用リフター。
ィルタ、１７−１…温風吸気口、１９…ドラム内ダク
ト、１９−１…衣類撹拌促進用リフター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 常利 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株 式会社日立製作所リビング機器事業部内
Claims (4)
- 【請求項１】 衣類を収納して回転するドラム内に温風
を供給して衣類の乾燥をおこない、ドラムの温風排気口
の上流側に、衣類から発生する糸屑等の塵埃を捕集する
塵埃捕集用フィルタを設置する構造の衣類乾燥機におい
て、前記ドラムの胴の内側に、塵埃捕集用フィルタを着
脱自在に取り付けたことを特徴とする衣類乾燥機。 - 【請求項２】 請求項１に記載の衣類乾燥機において、
ドラムの胴の内側に設けた塵埃捕集用のフィルタと、ド
ラムの温風排気口とを、ドラム内とは気密を保持した風
路により連結した衣類乾燥機。 - 【請求項３】 請求項２に記載の衣類乾燥機において、
ドラムの胴の内側に設けた塵埃捕集用のフィルタと、ド
ラムの温風排気口とを連結する風路の一部を、ドラムの
内面で構成した衣類乾燥機。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか１項に記載の衣
類乾燥機おいて、塵埃捕集用フィルタは、ドラム胴の内
側の衣類撹拌促進用リフターに着脱自在に取り付けた衣
類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069252A JPH07275591A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069252A JPH07275591A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07275591A true JPH07275591A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13397368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6069252A Pending JPH07275591A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07275591A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005017249A1 (en) * | 2003-08-15 | 2005-02-24 | Arcelik Anonim Sirketi | A washer/dryer with a drum having one or more filters |
| EP1849910A1 (en) * | 2006-04-27 | 2007-10-31 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Draining filter access apparatus for a top-loading washing machine |
| WO2008107762A2 (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Indesit Company S.P.A. | Laundry washing machine with filter in the wash tub |
| CN103911835A (zh) * | 2009-05-28 | 2014-07-09 | Lg电子株式会社 | 具有干燥功能的洗衣机 |
| CN104060432A (zh) * | 2012-04-06 | 2014-09-24 | Lg电子株式会社 | 洗衣机 |
| US9284677B2 (en) | 2009-05-28 | 2016-03-15 | Lg Electronics Inc. | Laundry machine |
| US9447534B2 (en) | 2008-12-30 | 2016-09-20 | Lg Electronics Inc. | Laundry machine |
| US9828715B2 (en) | 2009-05-28 | 2017-11-28 | Lg Electronics Inc. | Laundry maching having a drying function |
| JP2021525557A (ja) * | 2018-06-04 | 2021-09-27 | エレクトロラックス プロフェッショナル アクティエボラーグ（パブリーク） | タンブル乾燥機 |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP6069252A patent/JPH07275591A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9200838B2 (en) | 2009-05-28 | 2015-12-01 | Lg Electronics Inc. | Laundry machine having a drying function |
| US9194073B2 (en) | 2009-05-28 | 2015-11-24 | Lg Electronics Inc. | Laundry machine having a drying function |
| US9200837B2 (en) | 2009-05-28 | 2015-12-01 | Lg Electronics, Inc. | Laundry machine having a drying function |
| US9255353B2 (en) | 2009-05-28 | 2016-02-09 | Lg Electronics Inc. | Laundry machine having a drying function |
| US9284677B2 (en) | 2009-05-28 | 2016-03-15 | Lg Electronics Inc. | Laundry machine |
| US9422657B2 (en) | 2009-05-28 | 2016-08-23 | Lg Electronics Inc. | Washing machine |
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| US9650735B2 (en) | 2012-04-06 | 2017-05-16 | Lg Electronics Inc. | Laundry machine and method for controlling the same |
| JP2021525557A (ja) * | 2018-06-04 | 2021-09-27 | エレクトロラックス プロフェッショナル アクティエボラーグ（パブリーク） | タンブル乾燥機 |
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