JP3424655B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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JP3424655B2
JP3424655B2 JP2000127452A JP2000127452A JP3424655B2 JP 3424655 B2 JP3424655 B2 JP 3424655B2 JP 2000127452 A JP2000127452 A JP 2000127452A JP 2000127452 A JP2000127452 A JP 2000127452A JP 3424655 B2 JP3424655 B2 JP 3424655B2
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康晴 大塚
正光 三原
隆行 石原
規夫 小野木
伸一郎 小林
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内槽内に温風を送
風して洗濯物を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥ま
でを一貫して実施できる洗濯乾燥機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯乾燥機は図8に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図8に示すように、筐体1は、外槽2をサ
スペンション3により懸垂防振支持している。外槽2の
内部に回転中心軸を鉛直方向に有する内槽4を回転自在
に設け、この内槽4の中央底部に回転翼5を回転自在に
設け、内槽4の上方に流体バランサー6を設けている。
外槽2の下方にモータ(駆動手段)7を設け、中空で二
軸構造となった洗濯・脱水軸8、および洗濯または脱水
時によって回転力の伝達を洗濯・脱水軸8に切り換える
クラッチ9を介して、内槽4または回転翼5に連結して
いる。
【0004】乾燥用送風機(送風手段)10は、ヒータ
(加熱手段)11により加熱された温風を温風噴出口1
2より内槽4内に送風するもので、筐体1の略上方に設
けている。熱交換ダクト13は、湿った温風の除湿を行
うもので、一端を外槽2の排水経路口14に接続した接
続ダクト15に接続し、他端を乾燥用送風機10に接続
している。
【0005】排水弁16は、接続ダクト15と熱交換ダ
クト13からの排水を排水ダクト17を通して排水弁1
6に導き、排水ホース18から機外へ排水するように構
成している。外槽カバー19は外槽2の上面を気密的に
覆うもので、この外槽カバー19に内蓋20を開閉自在
に設け、衣類の出し入れを行うようにしている。
【0006】上記構成において動作を説明する。洗濯行
程では、内槽4に衣類と水または湯と洗剤を投入し、伝
達機構部のクラッチ9を洗濯側に設定して、モータ7の
動力を洗濯軸を介し回転翼5に伝達し、回転翼5を回転
させて衣類を水中で攪拌して洗濯し、その後、排水弁1
6を開いて排水し、すすぎ行程で再度給水し洗濯行程と
同様にして衣類をすすぐ。
【0007】脱水行程では、すすぎ終了後、内槽4内の
水を排水弁16を開いて排水した後、伝達機構部のクラ
ッチ9を脱水側に切り換えて、モータ7の動力を脱水軸
を介し内槽4に伝達し、洗濯物に遠心力を与えることに
より、水分を洗濯物から分離することで進行する。
【0008】乾燥行程では、まず、回転翼5を正逆転さ
せることにより、脱水時の遠心力で内槽4の内壁に張り
付いた衣類を引き剥がした後、回転翼5を瞬間的に正逆
の方向に強力に回転させて、衣類を内槽4内で上方に放
り上げるように攪拌する。同時に、ヒータ11により加
熱された温風を乾燥用送風機10により温風噴出口13
に送る。
【0009】温風噴出口13より内槽4に吹き込まれた
温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽2の下部に
設けた排水経路口14、接続ダクト15、熱交換ダクト
13、乾燥用送風機10、ヒータ11、温風噴出口13
などで形成する循環除湿経路21を循環する。衣類から
水分を蒸発させた高温多湿空気は、外槽2および熱交換
ダクト13を通過する際に、冷却用送風機(図示せず)
の送風により冷却されて除湿し、その後、再び、乾燥用
送風機10、ヒータ11に戻ることになる。これによ
り、乾燥が進行する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、乾燥行程で、ヒータ11により加
熱され、乾燥用送風機10により温風噴出口13より内
槽4に吹き込まれた温風は、衣類から水分を蒸発させた
後、循環除湿経路21内を循環するとき、衣類から発生
した糸くず、ほこりなどは、これを捕捉するフィルター
などを設けていないため、上記循環除湿経路内のヒータ
11に付着し、循環風量が低下して乾燥時間が長くなる
という問題を有していた。
【0011】また、ヒータ11に付着した糸くず、ほこ
りなどを除去するためには、ヒータ11を取り外すなど
の作業が必要で、糸くず、ほこりなどの除去が面倒であ
るという問題を有していた。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、乾燥
行程で発生する糸くず、ほこりなどを容易に回収して除
去できるようにして、乾燥時間が長くなるのを防止する
とともに、糸くず回収装置に回収した糸くず、ほこりな
どを簡単に廃棄できるようにすることを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、筐体内部に弾性的に吊支した外槽内に回転
中心軸を鉛直方向に有し洗濯物を収容する内槽を回転自
在に支持し、内槽の内底部に回転翼を回転自在に設け、
内槽または回転翼を駆動手段により駆動し、内槽内に送
風手段により送風される空気を加熱手段により加熱し
て、この加熱空気が温風噴出口より内槽内に送風し、外
槽下部に接続されるとともに湿った温風の除湿を行う熱
交換ダクト、送風手段、加熱手段および温風噴出口等に
より形成された循環除湿経路内を循環るよう構成し、
循環除湿経路の途中で前記熱交換ダクトと送風手段の間
糸くず回収装置を連結し、この糸くず回収装置は、
記筐体に鉛直方向に配設するとともに、着脱自在なフィ
ルターを有し、フィルターを送風手段の吸気側に配置し
たものである。
【0014】これにより、乾燥行程で発生する糸くず、
ほこりなどを容易に回収して除去することができ、乾燥
時間が長くなるのを防止することができるとともに、糸
くず回収装置により回収した糸くず、ほこりなどを簡単
に廃棄することができ、さらに、糸くず回収装置に回収
された糸くず、ほこりなどを下方に設けた排水経路に流
すことができ、フィルター以外に糸くずやほこりなどが
堆積するのを抑えることができる
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を
鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持し洗濯物を
収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた
回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段
と、空気を送風するための送風手段と、前記送風手段に
より送風される空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手
段により加熱された空気を前記内槽内に送風するための
温風噴出口と、前記外槽下部に接続されるとともに湿っ
た温風の除湿を行う熱交換ダクトとを備え、前記熱交換
ダクト、送風手段、加熱手段および温風噴出口等により
空気を循環させる循環除湿経路を形成し、前記循環除湿
経路の途中で前記熱交換ダクトと送風手段の間に糸くず
回収装置を連結し、前記糸くず回収装置は、前記筐体に
鉛直方向に配設するとともに、着脱自在なフィルターを
する構成としたものであり、糸くず回収装置により、
乾燥行程で発生する糸くず、ほこりなどを容易に回収し
て除去することができ、乾燥時間が長くなるのを防止す
ることができるとともに、糸くず回収装置により回収し
た糸くず、ほこりなどを簡単に廃棄することができ、さ
らに、糸くず回収装置に回収された糸くず、ほこりなど
を下方に設けた排水経路に流すことができ、フィルター
以外に糸くずやほこりなどが堆積するのを抑えることが
できる
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、糸くず回収装置は、フィルターを
上方向に着脱するよう構成したものであり、フィルター
を容易に着脱することができ、使い勝手を向上すること
ができる
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、糸くず回収装置は、フィルターを
前方向に着脱するよう構成したものであり、フィルター
を容易に着脱することができ、使い勝手を向上すること
ができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、糸くず回収装置は、フィルターを
横方向に着脱するよう構成したものであり、筐体の側面
からの操作が可能となり、使い勝手を向上することがで
きる。
【0019】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、糸くず回収装置は、複数のフ
ィルターを設けたものであり、複数のフィルターによ
り、糸くず、ほこりなどの回収率を上げることができ、
よりきれいに衣類を乾燥仕上げすることができる。
【0020】請求項に記載の発明は、上記請求項5に
記載の発明において、複数のフィルターのうち、熱交換
ダクト側のフィルターは、前記熱交換ダクト側が開口し
袋状とし、送風手段側のフィルターは面状としたもの
であり、熱交換ダクト側の袋状のフィルターは、面状の
フィルターと比較して、糸くず、ほこりなどの体積当た
りの回収面積を大きくできるため、多くの糸くず、ほこ
りなどを回収することができ、長時間の運転を可能にす
ることができる。
【0021】請求項に記載の発明は、上記請求項5
たは6に記載の発明において、熱交換ダクト側のフィル
ターは、送風手段側のフィルターよりメッシュが粗と
るようにしたものであり、大きさが異なる糸くず、ほこ
りなどを複数のフィルターに分散して、効率よく回収す
ることができ、長時間の運転を可能にすることができ
る。
【0022】請求項に記載の発明は、上記請求項6ま
たは7に記載の発明において、袋状のフィルターを有す
フィルター体を糸くず回収装置に着脱自在に設け、前
記フ ィルター体には前記袋状フィルターの開口部近傍に
気密用シール材を有し、前記袋状フィルターを挟んで前
記気密用シール材と反対側にシール材を設けることによ
、循環除湿経路内にフィルターを気密に保持するよう
に構成したものであり、フィルター体に設けたフィルタ
ーを循環除湿経路内に気密性を保持した状態で取り付け
ることができ、循環除湿経路内を循環する循環風をすべ
てフィルターを通過させることができ、糸くず、ほこり
などを効率よく回収することができる。
【0023】請求項に記載の発明は、上記請求項
に記載の発明において、糸くず回収体の裏面には、複
数の凸リブを形成したものであり、複数の凸リブにより
糸くず回収体の冷却効率を高めることができるため、糸
くず回収体においても効率よく除湿することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0025】(実施例1) 図1に示すように、糸くず回収装置22は、循環除湿経
路23を構成する熱交換ダクト24と乾燥用送風機25
との間に連結し、熱交換ダクト24と乾燥用送風機25
とを介して筐体1に鉛直方向に配設している。
【0026】この糸くず回収装置22は、図2に示すよ
うに、循環除湿経路23に連結する糸くず回収体26
と、この糸くず回収体26に上方向に着脱自在なフィル
ター体27とで構成し、フィルター体27に複数のフィ
ルター28、29を設けている。糸くず回収体26は、
吸気口26aを乾燥用送風機25に連結し、吸気口26
bを乾燥用送風機25に連結し、フィルター28、29
を乾燥用送風機25の吸気側に配置するよう構成してい
る。ここで、フィルター28は面状に形成してメッシュ
を密とし、フィルター29は開口部を下方にした袋状に
形成してメッシュを粗としている。
【0027】フィルター体27は、袋状のフィルター2
9の下方の開口部の近傍に糸くず受け部30を形成し、
この糸くず受け部30は、図3に示すように、気密用シ
ール材31と一体に形成している。また、フィルター体
27は、フィルター28、29を挟んで気密用シール材
31と反対側にシール材32を設け、糸くず回収体26
内に取り付けたとき、循環除湿経路23内にフィルター
28、29を気密に保持するように構成している。ま
た、フィルター体27は把手33を有している。
【0028】糸くず回収体26は、下部に傾斜面34を
設け、糸くず、除湿水などを自然落下で、熱交換ダクト
24を通して排水弁16より排出できるようにしてい
る。また、糸くず回収体26の裏面に、図4に示すよう
に、複数の凸リブ35を形成している。
【0029】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から脱水行程までの動作は従来例と同じである
ので説明を省略する。
【0030】乾燥行程では、まず、回転翼5を正逆転さ
せることにより、脱水時の遠心力で内槽4の内壁に張り
付いた衣類を引き剥がした後、回転翼5を瞬間的に正逆
の方向に強力に回転させて、衣類を内槽4内で上方に放
り上げるように攪拌する。同時に、ヒータ11により加
熱された温風を乾燥用送風機25により温風噴出口12
に送る。
【0031】温風噴出口12より内槽4に吹き込まれた
温風は、衣類から水分を蒸発させた後、外槽2の下部に
設けた排水経路口14、接続ダクト15、熱交換ダクト
24、糸くず回収装置22、乾燥用送風機25、ヒータ
11、温風噴出口12などで形成する循環除湿経路23
を循環する。衣類から水分を蒸発させた高温多湿空気
は、外槽2および熱交換ダクト24を通過する際に、冷
却用送風機(図示せず)の送風により冷却されて除湿
し、その後、再び、乾燥用送風機25、ヒータ11に戻
り乾燥される。
【0032】乾燥行程で発生した糸くず、ほこりなど
は、循環除湿経路23を循環する循環風とともに循環
し、糸くず回収装置22でフィルター28、29により
回収して除去することができる。これにより、乾燥時間
が長くなるのを防止することができるとともに、糸くず
回収装置22により回収した糸くず、ほこりなどは、フ
ィルター体27を取り出すことによりを簡単に廃棄する
ことができる。
【0033】ここで、糸くず回収装置22は、筐体1に
鉛直方向に配設し、フィルター体27を上方向に着脱す
るよう構成しているので、糸くず回収装置22に回収さ
れた糸くず、ほこりなどを下方に設けた排水経路に流す
ことができ、フィルター28、29以外に糸くずやほこ
りなどが堆積するのを抑えることができる。
【0034】また、フィルター体27に複数のフィルタ
ー28、29を設けているので、糸くず、ほこりなどの
回収率を上げることができ、よりきれいに衣類を乾燥仕
上げすることができ、フィルター29は袋状に形成して
いるので、糸くず、ほこりなどの体積当たりの回収面積
を大きくできるため、多くの糸くず、ほこりなどを回収
することができ、長時間の運転を可能にすることができ
る。
【0035】また、フィルター28のメッシュを密と
し、フィルター29のメッシュを粗としているので、大
きさが異なる糸くず、ほこりなどをフィルター28、2
9に分散して、効率よく回収することができ、長時間の
運転を可能にすることができる。
【0036】また、フィルター体27には、袋状のフィ
ルター29の開口部の近傍に糸くず受け部30を形成し
ているので、製品運転時の振動や、フィルター体27を
とり外すときの振動により、回収した糸くずやほこりが
落下するのを防止することができる。ここで、糸くず受
け部30は、気密用シール材31と一体に形成している
ので、部品点数を低減することができて、小型、安価に
することができる。
【0037】また、フィルター体27は、フィルター2
8、29を挟んで気密用シール材31と反対側にシール
材32を設け、糸くず回収体26内に取り付けたとき、
循環除湿経路23内にフィルター28、29を気密に保
持するように構成しているので、フィルター体27に設
けたフィルター28、29を循環除湿経路23内に気密
性を保持した状態で取り付けることができ、循環除湿経
路23内を循環する循環風をすべてフィルター28、2
9を通過させることができ、糸くず、ほこりなどを効率
よく回収することができる。
【0038】また、糸くず回収体26は、下部に傾斜面
34を設け、糸くず、除湿水などを自然落下で、熱交換
ダクト24を通して排水弁16より排出できるようにし
ているので、除湿水と回収された糸くず、ほこりなどが
糸くず回収体26内に溜まることがなく、循環除湿経路
23内を循環する循環風の風量が低下することがなく、
乾燥性能を確保することができる。
【0039】また、糸くず回収体26の裏面に複数の凸
リブ35を形成しているので、複数の凸リブ35により
糸くず回収体26の冷却効率を高めることができるた
め、糸くず回収体26においても効率よく除湿すること
ができる。
【0040】(実施例2) 図5に示すように、糸くず回収装置22aは、循環除湿
経路(図示せず)に連結する糸くず回収体26aと、こ
の糸くず回収体26aに上方向に着脱自在なフィルター
体27aとで構成し、糸くず回収体26aに面状のフィ
ルター28aを設け、フィルター体27aに袋状のフィ
ルター29aを設けている。ここで、フィルター28a
は面状に形成してメッシュを密とし、フィルター29a
は開口部を下方にした袋状に形成してメッシュを粗とし
ている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0041】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から脱水行程までの動作および乾燥行程での基
本的な動作は上記実施例1と同じであるので説明を省略
する。
【0042】乾燥行程で発生した糸くず、ほこりなど
は、循環除湿経路を循環する循環風とともに循環し、糸
くず回収装置22aで、フィルター体27aに設けたフ
ィルター29aと、糸くず回収体26aに設けたフィル
ター28aとで回収率を上げることができ、よりきれい
に衣類を乾燥仕上げすることができる。
【0043】(実施例3) 図6に示すように、糸くず回収装置22bは、循環除湿
経路23bを構成する熱交換ダクト24bと乾燥用送風
機25bとの間に連結し、熱交換ダクト24bと乾燥用
送風機25bとを介して筐体1に水平方向に配設し、フ
ィルター体27bを前方向に着脱するよう構成してい
る。他の構成は上記実施例1または2と同じである。
【0044】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から脱水行程までの動作および乾燥行程での基
本的な動作は上記実施例1と同じであるので説明を省略
する。
【0045】乾燥行程で発生した糸くず、ほこりなど
は、循環除湿経路を循環する循環風とともに循環し、糸
くず回収装置22bで、フィルター体27bに設けたフ
ィルターで回収することができ、きれいに衣類を乾燥仕
上げすることができる。
【0046】また、フィルター体27bを前方向に着脱
するよう構成しているので、フィルター体27bを容易
に着脱することができ、使い勝手を向上することができ
る。
【0047】なお、本実施例では、フィルター体27b
を前方向に着脱するよう構成しているが、図7に示すよ
うに、横方向に着脱するよう構成してもよく、この場合
は、筐体1の側面からの操作が可能となり、使い勝手を
向上することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、乾燥行程
で発生する糸くず、ほこりなどを容易に回収して除去す
ることができ、乾燥時間が長くなるのを防止することが
できるとともに、糸くず回収装置により回収した糸く
ず、ほこりなどを簡単に廃棄することができ、さらに、
糸くず回収装置に回収された糸くず、ほこりなどを下方
に設けた排水経路に流すことができ、フィルター以外に
糸くずやほこりなどが堆積するのを抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の模式化し
た断面図
【図2】同洗濯乾燥機の糸くず回収装置の拡大断面図
【図3】同洗濯乾燥機の糸くず回収装置の要部拡大断面
【図4】同洗濯乾燥機の斜視図
【図5】本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の糸くず回
収装置の断面図
【図6】本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の模式化し
た断面図
【図7】同洗濯乾燥機の他の例の分解斜視図
【図8】従来の洗濯乾燥機の模式化した断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 外槽 4 内槽 5 回転翼 7 モータ(駆動手段) 11 ヒータ(加熱手段) 22 糸くず回収装置 23 循環除湿経路 25 乾燥用送風機(送風手段) 28 フィルター 29 フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野木 規夫 大阪府大阪市北区梅田一丁目3番1− 400号 株式会社エクセルテクノ内 (72)発明者 小林 伸一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−226287(JP,A) 特開 平3−92196(JP,A) 特開 昭48−29052(JP,A) 実開 昭51−112270(JP,U) 実開 昭62−168900(JP,U) 実開 昭52−81666(JP,U) 実開 平4−3690(JP,U) 実開 昭56−98196(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 51/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
    転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持
    し洗濯物を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自
    在に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する
    駆動手段と、空気を送風するための送風手段と、前記送
    風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、
    記加熱手段により加熱された空気を前記内槽内に送風す
    ための温風噴出口と、前記外槽下部に接続されるとと
    もに湿った温風の除湿を行う熱交換ダクトとを備え、前
    記熱交換ダクト、送風手段、加熱手段および温風噴出口
    等により空気を循環させる循環除湿経路を形成し、前記
    循環除湿経路の途中で前記熱交換ダクトと送風手段の間
    糸くず回収装置を連結し、前記糸くず回収装置は、
    記筐体に鉛直方向に配設するとともに、着脱自在なフィ
    ルターを有する構成とした洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 糸くず回収装置は、フィルターを上方向
    に着脱するよう構成した請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 糸くず回収装置は、フィルターを前方向
    に着脱するよう構成した請求項1記載の洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 糸くず回収装置は、フィルターを横方向
    に着脱するよう構成した請求項1記載の洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 糸くず回収装置は、複数のフィルターを
    着脱自在に設けた請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 複数のフィルターのうち、熱交換ダクト
    側のフィルターは、前記熱交換ダクト側が開口した袋状
    とし、送風手段側のフィルターは面状とした請求項
    載の洗濯乾燥機。
  7. 【請求項7】 熱交換ダクト側のフィルターは、送風手
    段側のフィルターよりメッシュが粗となるようにした請
    求項3または4記載の洗濯乾燥機。
  8. 【請求項8】 袋状のフィルターを有するフィルター体
    糸くず回収装置に着脱自在に設け、前記フィルター体
    には前記袋状フィルターの開口部近傍に気密用 シール材
    を有し、前記袋状フィルターを挟んで前記気密用シール
    材と反対側にシール材を設けることにより、循環除湿経
    路内にフィルターを気密に保持するように構成した請求
    4または5記載の洗濯乾燥機。
  9. 【請求項9】くず回収体の裏面には、複数の凸リブ
    を形成した請求項のいずれか1項に記載の洗濯乾
    燥機。
JP2000127452A 2000-04-27 2000-04-27 洗濯乾燥機 Expired - Fee Related JP3424655B2 (ja)

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