JPH0727449Y2 - 鉄線外装装置 - Google Patents

鉄線外装装置

Info

Publication number
JPH0727449Y2
JPH0727449Y2 JP10383089U JP10383089U JPH0727449Y2 JP H0727449 Y2 JPH0727449 Y2 JP H0727449Y2 JP 10383089 U JP10383089 U JP 10383089U JP 10383089 U JP10383089 U JP 10383089U JP H0727449 Y2 JPH0727449 Y2 JP H0727449Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron wire
tension
motor
optical cable
guide roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10383089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0343613U (ja
Inventor
信男 山本
健司 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP10383089U priority Critical patent/JPH0727449Y2/ja
Publication of JPH0343613U publication Critical patent/JPH0343613U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0727449Y2 publication Critical patent/JPH0727449Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は鉄線外装装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の鉄線外装作業はキャリア、ボビン等より所定本数
の鉄線を引出し、外装機の送り出し部より送出した光ケ
ーブル上に目板を通し均一に巻付けるようにする。次に
ダイス部で巻取機、回転形引取機を所定の回転数、引取
り速度で駆動することにより、所定のピッチで光ケーブ
ル上に鉄線が巻付けられ外装が施される。
[考案が解決しようとする課題] 従来の外装方法で行った場合、光ケーブルには鉄線を引
出すため張力がかかる。ヤング率の小さなスペーサ等を
使用する直埋光ケーブル等では光ファイバコアに歪が生
じて伝送損失が増大し、甚だしい場合には光ファイバコ
アの断線に至る問題がある。
本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、伝送特性
の良好な直埋型の光ケーブルを製造することを可能とし
た鉄線外装装置を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、ガイドロールと成形装置との間に、モータ
と、このモータにより駆動され、且つガイドロールから
の鉄線を成形装置に送り込む溝付ロールと、前記モータ
の回転数を制御する鉄線の張力、タルミ検出器とを有す
る送り込み装置を設け、且つ鉄線の張力、タルミを鉄線
の張力、タルミ検出器で検出し、前記モータの回転数を
制御して鉄線を光ケーブルに張力をかけないで外装する
ことにより、達成される。
[作用] 上記手段を設けたので、光ファイバコアの歪が減少する
ようになって、従来のように光ケーブルの伝送損失が増
加することがなくなる。
[実施例] 以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明する。第
1図から第3図には本考案の一実施例が示されている。
同図に示されているように鉄線キャリア1、ガイドロー
ル2、成形装置3、目板4、ダイス5を備え、鉄線キャ
リア1から搬送された所定本数の鉄線6をガイドロール
2で案内し、送り出し装置7から送り出された光ケーブ
ル8外周に成形装置3、目板4、ダイス5を通して鉄線
6を巻付ける。このように構成された鉄線外装装置で本
実施例ではガイドロール2と成形装置3との間に、モー
タ9と、このモータ9により駆動され、且つガイドロー
ル2からの鉄線6を成形装置3に送り込む溝付ロール10
と、モータ9の回転数を制御する鉄線6の張力、タルミ
検出器12とを有する送り込み装置11を設け、且つ鉄線6
の張力、タルミを鉄線6の張力、タルミ検出器12で検出
し、モータ9の回転数を制御して鉄線6を光ケーブル8
に張力をかけないで外装した。このようにすることによ
り光ファイバコアの歪の発生が減少するようになって、
従来のように光ファイバ8の伝送損失が増加することが
なくなり、伝送特性の良好な直埋型の光ケーブル8を製
造することを可能とした鉄線外装装置を得ることができ
る。
即ち鉄線キャリア1より引出された所定本数の鉄線6を
ガイドロール2を通し、光ケーブル8に鉄線6の引出し
張力がかかり、光ファイバコアに伸び歪を生じさせ伝送
損失が増大するのを防止するために設置した鉄線6の送
り込み装置11に巻付ける。送り込み装置11は溝付ロール
10と駆動装置のモータ9と、モータ9の回転数を制御す
る鉄線6の張力、タルミ検出器12とからなり、鉄線6の
張力か弛み量をロードセル、光電管、近接スイッチ等の
検出器12により検出し、モータ9の回転数が制御され、
モータ9が駆動される。この送り込み装置11により鉄線
6の張力、弛み量は一定に保たれ、低張力で鉄線6をダ
イス5まで送り込むことができる。
次に成形装置3で成形し、光ケーブル8上に均一に外装
されるように目板4を通し、ダイス5で送り出し装置7
より送出され、すでに光ファイバコアを撚合せ、プラス
チックシースを被覆した光ケーブル8上に巻付けて所定
の回転数、速度で引取機13、巻取機14を駆動して外装を
行う。このようにすることにより、光ケーブル8の伝送
損失を増加させることにより、光ケーブル8の伝送損失
を増加させることなく安価にスムーズに鉄線外装作業を
行うことができる。
このように本実施例によれば次に述べるような効果を奏
することができる。
(1)光ケーブルに鉄線外装を施す場合に光ファイバコ
アへの伸び歪の発生を少なくして伝送損失を増加させる
ことなく、高品質の鉄線外装光ケーブルを得ることがで
きる。
(2)鉄線の送り出しを鉄線キャリアより直接に送り出
すことができるので、ボビンへの巻換えが不要となり、
安価にできる。
(3)送り込みロールに巻付けて張力、弛み量を一定に
できるため鉄線の配列不良(飛越し)が発生せず、ピッ
チを伸ばすことができ能率よく生産性を向上することが
できる。
尚、ケージ型撚合機でボビンに巻いた鉄線をモータ等で
強制的に送り出し光ケーブルに張力をかけないで鉄線外
装を行う方法もあるが、ボビン巻の鉄線重量によりケー
ジ回転数が制約され、速度が落ち生産性が悪い。又鉄線
を束かキャリアよりボビンに巻換える必要があり、多大
な費用を要する欠点がある。
[考案の効果] 上述のように本考案はガイドロールと成形装置との間
に、鉄線の張力、タルミ検出器を備えた鉄線の送り込み
装置を設け、鉄線を光ケーブルに張力をかけないで外装
したので、光ファイバコアの歪の発生が減少するように
なって、従来のように光ケーブルの伝送損失が増加する
ことがなくなり、伝送特性の良好な直埋型の光ケーブル
を製造することを可能とした鉄線外装装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の鉄線外層装置の一実施例の装置構成を
示す説明図、第2図は同じく一実施例の鉄線の送り込み
装置の側面図、第3図は同じく一実施例の鉄線の送り込
み装置の平面図である。 1:鉄線キャリア、2:ガイドロール、3:成形装置、4:目
板、5:ダイス、6:鉄線、7:送り出し装置、8:光ケーブ
ル、9:モータ、10:溝付ロール、11:送り込み装置、12:
鉄線の張力、タルミ検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−229613(JP,A) 特開 昭60−225809(JP,A) 特開 昭60−154832(JP,A) 特開 昭60−70607(JP,A) 実開 平1−79221(JP,U) 実開 昭56−162815(JP,U) 実開 昭54−22185(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄線キャリア、ガイドロール、成形装置、
    目板、ダイスを備え、鉄線キャリアから搬送された所定
    本数の鉄線を前記ガイドロールで案内し、送り出し装置
    から送り出された光ケーブルに前記成形装置、目板、ダ
    イスを通して巻付ける鉄線外装装置において、前記ガイ
    ドロールと成形装置との間に、モータと、このモータに
    より駆動され、且つ前記ガイドロールの鉄線を前記成形
    装置に送り込む溝付ロールと、前記モータの回転数を制
    御する鉄線の張力、タルミ検出器とを有する送り込み装
    置を設け、且つ前記鉄線の張力、タルミを鉄線の張力、
    タルミ検出器で検出し、前記モータの回転数を制御して
    前記鉄線を前記光ケーブルに張力をかけないで外装する
    ようにしたことを特徴とする鉄線外装装置。
JP10383089U 1989-09-04 1989-09-04 鉄線外装装置 Expired - Lifetime JPH0727449Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10383089U JPH0727449Y2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 鉄線外装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10383089U JPH0727449Y2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 鉄線外装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0343613U JPH0343613U (ja) 1991-04-24
JPH0727449Y2 true JPH0727449Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31652650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10383089U Expired - Lifetime JPH0727449Y2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 鉄線外装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0727449Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0343613U (ja) 1991-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4446686A (en) Methods of and apparatus for controlling core-to-sheath length ratio in lightguide fiber cable and cable produced by the methods
US4473995A (en) Concentric compressed double twist stranded cable
CA2235170A1 (en) Apparatus for helically assembling at least two filaments
KR19990063634A (ko) 다중와이어(wire = 철사) 스풀(spool)을 다중 와이어로 동시에 감으며/또는 이렇게 감겨진 다중스풀(spool)로부터 그의 다음 합연기를 위하여 와이어를 동시에 풀어주기 위한 방법 및 장치
US11513302B2 (en) Optical fiber cable and cable core production method
JPH0727449Y2 (ja) 鉄線外装装置
JPH10157924A (ja) 線条体の巻取装置
JPH0317914A (ja) 通信ケーブルの製造方法
EP0461844A2 (en) Improvements in and relating to stranding machines
JP2596348Y2 (ja) 撚線機における矯正装置
JP2000089072A (ja) スロット型光ファイバケーブルの製造装置及び製造方法
JPS6075811A (ja) 光フアイバケ−ブルの製造方法
JPS621212Y2 (ja)
JPS63278007A (ja) 光フアイバケ−ブルの製造方法
JP2852216B2 (ja) 光ファイバの製造装置
JP2897123B2 (ja) バンチャー撚線機による撚線方法およびその装置
JPH1072232A (ja) 光ファイバ製造装置におけるキャプスタン
JPH10140492A (ja) 撚線方法
JPS5920797B2 (ja) 撚線機
JP2537836Y2 (ja) 撚線機用ガイドロ−ル
JPH0377314B2 (ja)
CN114035293A (zh) 一种光纤线缆一体成型装置及其生产方法
JPS62125086A (ja) パラレルワイヤストランドの製造方法
GB1590130A (en) Armouring process for applying an elongate covering material to an elongate core member
JP2529451Y2 (ja) 撚線装置