JPH07274006A - 画像処理装置及びスキャナ装置及びプリンタ装置及びディジタル複写機及びディスプレイ装置 - Google Patents

画像処理装置及びスキャナ装置及びプリンタ装置及びディジタル複写機及びディスプレイ装置

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JPH07274006A
JPH07274006A JP6057018A JP5701894A JPH07274006A JP H07274006 A JPH07274006 A JP H07274006A JP 6057018 A JP6057018 A JP 6057018A JP 5701894 A JP5701894 A JP 5701894A JP H07274006 A JPH07274006 A JP H07274006A
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JP
Japan
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image processing
data
encoding
processing apparatus
memory
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Pending
Application number
JP6057018A
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English (en)
Inventor
Narihiro Matoba
成浩 的場
Masaru Onishi
勝 大西
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to US08/407,694 priority patent/US5727087A/en
Priority to DE19511375A priority patent/DE19511375C2/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/205Ink jet for printing a discrete number of tones
    • B41J2/2054Ink jet for printing a discrete number of tones by the variation of dot disposition or characteristics, e.g. dot number density, dot shape
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor

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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 符号化を行う場合と、行わない場合とにおい
て、符号化メモリの効率的な使用が可能となる画像処理
装置を提供する。 【構成】 圧縮符号化をしない場合には、画像データの
一色分のデータがそのまま符号化メモリ24に格納され
る。しかし、圧縮符号化をする場合には、符号化器20
により圧縮率4で圧縮符号化が行われ、符号化メモリ2
4内にシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の
符号化データが格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを不揮発性
ないし2次記憶手段に格納し読み出す画像メモリに関す
る。特に、そのメモリを効率的に使用するために一定の
圧縮符号化を使用した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ディジタル画像データを処理する
装置が種々提案されている。例えば、ファクシミリ装置
などはその典型であるが、その他にも、プリント装置
や、スキャナ装置など、ディジタル画像データを扱う装
置は、極めて多種類に亘っている。
【0003】このようなディジタル画像データを取り扱
う装置においては、通常一画面分の画像メモリが備えら
れている場合が多い。しかし、近年、画像処理装置の取
り扱う画像データは高精細度化の一途をたどり、画像デ
ータ量が極めて巨大なものとなってきている。それとと
もに、装置の価格における画像メモリの価格の占める割
合が大きなものとなってきている。また、いわゆるフル
カラーデータを扱う装置も多くなり、それらの装置にお
いては、通常数十メガバイト程度の半導体メモリが画像
メモリとして使用されている。これら画像メモリの容量
としては、その装置が取り扱う画像の一画面分の画像デ
ータを蓄えることができる程度の容量が要求される。そ
れは、一画面の画像を単位として、色の調整や、編集処
理、明るさやコントラストの調整などが行われるからで
ある。
【0004】このように、従来の画像処理装置において
は、画像メモリのコストが大きいため、装置の価格が高
価なものとなってしまっていた。
【0005】このような問題点に対し、ハードディスク
装置を半導体メモリの代わりに画像メモリとして使用し
たプリンタ装置が例えば、特開平4−144760号公
報に記載されている。この公報に記載されているプリン
タ装置は、ハードディスク装置を画像メモリとして使用
するために、所定のバッファ装置を含んだ構成を採用し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、画像メモリとし
て半導体メモリが主に使用されてきたのは、そのデータ
の読み書き速度が高速だからである。しかし、上述した
価格の問題から、半導体メモリは1画面分、もしくは一
色分しか準備されないものも多い。そのため、複数の画
像を取り扱う場合、外部のハードディスク装置と、適宜
データのやりとりを行い全体の画像の処理を行うことに
なる。又は、画像データの送出を行う装置が各色ごとに
データの送出を行うように構成する場合も多い。このよ
うに各色ごとにデータが送出される場合には、画像処理
装置側では一色ごとに画像処理を行うことが可能であ
る。
【0007】しかし、いずれの場合においても複数の画
像を処理するのに効率的な構成とはいえない。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、固定長圧縮符号化を画像データに対し
て適用することにより、複数の色の画像データを圧縮し
てから、不揮発性の記憶装置に保存することにより、見
かけ上符号化メモリの容量を増やすことを可能とすると
ともに、圧縮しない場合には、画像データの一色分のデ
ータを従来通り扱える画像処理装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、上記課
題を解決するために、原画像データを固定長圧縮符号化
し、符号化データを出力する符号化手段であって、圧縮
率が2のN乗である符号化手段と、少なくとも一画面の
一色分の原画像データを格納可能な符号化メモリと、前
記原画像データもしくは前記符号化データのいずれか一
方を選択し、前記符号化メモリに格納する書き込みセレ
クタと、を含み、前記セレクタが前記符号化データを選
択する場合には、前記符号化メモリ内には、一画面の符
号化データの複数色の符号化データが格納可能なことを
特徴とする画像処理装置である。ここで、前記Nは2以
上の正の整数である。
【0010】第二の本発明は、上記課題を解決するため
に、第一の本発明の画像処理装置において、前記符号化
手段の圧縮率は4であり、前記書き込みセレクタが前記
符号化データを選択する場合には、前記符号化メモリ内
には、一画面の符号化データのレッド、グリーン、ブル
ーの各色の符号化データを全て格納可能なことを特徴と
する画像処理装置である。
【0011】第三の本発明は、上記課題を解決するため
に、第一の本発明の画像処理装置において、前記符号化
手段の圧縮率は4であり、前記書き込みセレクタが前記
符号化データを選択する場合には、前記符号化メモリ内
には、一画面の符号化データのシアン、マゼンタ、イエ
ローの各色の符号化データを全て格納可能なことを特徴
とする画像処理装置である。
【0012】第四の本発明は、上記課題を解決するため
に、第三の本発明の画像処理装置において、前記書き込
みセレクタが前記符号化データを選択する場合には、前
記符号化メモリは、更に、一画面の符号化データのブラ
ックの色の符号化データを格納可能なことを特徴とする
画像処理装置である。
【0013】第五の本発明は、上記課題を解決するため
に、第一の本発明の画像処理装置において、前記符号化
手段は、原画像データを、所定の符号化単位である小領
域に分割する分割手段と、前記小領域内の各画素の階調
レベルを代表する複数の代表階調レベルを指定する際の
基準となる基準レベルを設定する基準レベル設定手段
と、前記小領域内の前記各代表階調レベルと前記基準レ
ベルとの差分を表す差分値を設定する差分値設定手段
と、前記小領域内の各画素ごとに、前記複数の代表階調
レベルの中のどの代表階調レベルに対応するかを表す分
解能成分値を設定する分解能成分値設定手段と、を含
み、符号化データは、前記小領域ごとに前記基準レベル
と、前記差分値と、前記分解能成分値と、を有すること
を特徴とする画像処理装置である。
【0014】第六の本発明は、上記課題を解決するため
に、少なくとも一画面の一色分の原画像データを格納可
能な符号化メモリと、前記符号化メモリに格納されてい
るデータを固定長伸長復号化し、復号化データを出力す
る復号化手段と、前記符号化メモリから読み出したデー
タもしくは前記復号化データのいずれか一方のデータを
選択し、出力する読み出しセレクタと、を含み、前記符
号化メモリに原画像データがそのまま格納されている場
合には、前記読み出しセレクタは、前記符号化メモリか
ら読み出したデータを選択することを特徴とする画像処
理装置である。
【0015】第七の本発明は、上記課題を解決するため
に、第六の本発明の画像処理装置において、前記符号化
メモリには、レッド、グリーン、ブルーの各色の符号化
データが格納されており、前記復号化手段は、符号化デ
ータを復号化し、符号化データの4倍のデータ量の原画
像データを出力し、一画面分の原画像データを出力する
ことを特徴とする画像処理装置である。
【0016】第八の本発明は、上記課題を解決するため
に、第七の本発明の画像処理装置において、前記符号化
メモリには、シアン、マゼンタ、イエローの各色の符号
化データが格納されており、前記復号化手段は、符号化
データを復号化し、一画面分の原画像データを出力する
ことを特徴とする画像処理装置である。
【0017】第九の本発明は、上記課題を解決するため
に、第八の本発明の画像処理装置において、前記符号化
メモリには、更に、ブラックの色の符号化データが格納
されており、前記復号化手段は、符号化データを復号化
し、一画面分の原画像データを出力することを特徴とす
る画像処理装置である。
【0018】第十の本発明は、上記課題を解決するため
に、第六の本発明の画像処理装置において、前記符号化
メモリに格納されている符号化データは、画像データの
符号化の単位である所定の小領域内の各画素の階調レベ
ルを代表する複数の代表階調レベルを指定する際の基準
となる基準レベルと、前記小領域内の前記各代表階調レ
ベルと前記基準レベルとの差分を表す差分値と、前記小
領域内の各画素の値が前記複数の代表階調レベルの中の
どの代表階調レベルに対応するかを表す分解能成分値
と、を含み、前記復号化手段は、前記基準レベルと前記
差分値と前記分解能成分値とに基づいて、前記小領域ご
とに符号化データを復号し、原画像データを出力するこ
とを特徴とする画像処理装置である。
【0019】第十一の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は第六の本発明の画像処理装置において、
前記符号化メモリは、複数色の符号化データに対応した
複数個のバンクを有し、各対応する色ごとに独立に符号
化データの読み出しもしくは書き込みが可能であること
を特徴とする画像処理装置である。
【0020】第十二の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は第六の本発明の画像処理装置において、
前記符号化メモリは、4個の独立してアクセス可能なバ
ンクを有し、レッド、グリーン、ブルーの各色ごとに独
立に符号化データの読み出しもしくは書き込みが可能で
あることを特徴とする画像処理装置である。
【0021】第十三の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は第六の本発明の画像処理装置において、
前記符号化メモリは、4個の独立してアクセス可能なバ
ンクを有し、シアン、マゼンタ、イエローの各色ごとに
独立に符号化データの読み出しもしくは書き込みが可能
であることを特徴とする画像処理装置である。
【0022】第十四の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は第六の本発明の画像処理装置において、
前記符号化メモリは、4個の独立してアクセス可能なバ
ンクを有し、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの
各色ごとに独立に符号化データの読み出しもしくは書き
込みが可能であることを特徴とする画像処理装置であ
る。
【0023】第十五の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は二又は三又は四又は五又は六又は七又は
八又は九又は十又は十一又は十二又は十三又は十四の画
像処理装置において、前記符号化メモリは、不揮発性な
いし2次記憶手段であることを特徴とする画像処理装置
である。
【0024】第十六の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は二又は三又は四又は五の画像処理装置に
おいて、前記符号化手段は、原画像データを所定の符号
化単位である小領域に分割する分割手段と、前記小領域
内の各画素の階調レベルを代表する複数の代表階調レベ
ルを設定する代表階調レベル設定手段と、前記小領域内
の各画素ごとに、前記複数の代表階調レベルの中のどの
代表階調レベルに対応するかを表す分解能成分値を設定
する分解能成分値設定手段と、を含み、符号化データ
は、前記小領域ごとに前記代表階調レベルと、前記分解
能成分値と、を有することを特徴とする画像処理装置で
ある。
【0025】第十七の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第六又は七又は八又は九又は十の画像処理装置に
おいて、前記符号化データは、前記小領域ごとに前記代
表階調レベルと、前記分解能成分値と、を有し、前記復
号化手段は、前記小領域ごとに、前記代表階調レベル
と、前記分解能成分値とに基づき復号化を行い、原画像
データを出力することを特徴とする画像処理装置であ
る。
【0026】第十八の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は二又は三又は四又は五又は六又は七又は
八又は九又は十又は十一又は十二又は十三又は十四又は
十五又は十六又は十七の画像処理装置の画像処理装置を
含むスキャナ装置である。
【0027】第十九の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は二又は三又は四又は五又は六又は七又は
八又は九又は十又は十一又は十二又は十三又は十四又は
十五又は十六又は十七の画像処理装置の画像処理装置を
含むプリンタ装置である。
【0028】第二十の本発明は、上記課題を解決するた
めに、第一又は二又は三又は四又は五又は六又は七又は
八又は九又は十又は十一又は十二又は十三又は十四又は
十五又は十六又は十七の画像処理装置の画像処理装置を
含むディジタル複写機である。
【0029】第二十一の本発明は、上記課題を解決する
ために、第一又は二又は三又は四又は五又は六又は七又
は八又は九又は十又は十一又は十二又は十三又は十四又
は十五又は十六又は十七の画像処理装置の画像処理装置
を含むディスプレイ装置である。
【0030】
【作用】第一の本発明における符号化手段は、原画像デ
ータを固定長圧縮符号化し、符号化メモリ内に複数の色
の符号化データを格納する。
【0031】第二の本発明における符号化手段は、原画
像データを圧縮率4で圧縮するため、一画面の一色分の
原画像データを格納可能な符号化メモリに、レッド、グ
リーン、ブルーの3色を圧縮して格納することができ
る。
【0032】第三の本発明においては、同様の作用によ
り、シアン、マゼンタ、イエローの3色を圧縮して格納
することができる。
【0033】第四の本発明における符号化手段は、同様
の作用により、シアン、マゼンタ、イエローに加えて、
ブラックの4色を圧縮して格納することができる。
【0034】第五の本発明における符号化手段は、所定
の符号化単位の小領域ごとに、基準レベルと、差分値
と、分解能設定値とを符号化データとして生成する。
【0035】第六の本発明における復号化手段は、原画
像データを固定長伸長復号化し、符号化メモリ内の複数
の色の符号化データを復号する。
【0036】第七の本発明の復号化手段は、符号化メモ
リに格納されているレッド、グリーン、ブルーの各色の
符号化データを復号化し、一画面分の原画像データを出
力する。
【0037】第八の本発明においては、上記レッド、グ
リーン、ブルーの代わりにシアン、マゼンタ、イエロー
を適用した。
【0038】第九の本発明においては、シアン、マゼン
タ、イエローに加えて、ブラックを適用する。
【0039】第十の本発明における符号化手段は、所定
の符号化単位である小領域ごとに、基準レベルと、差分
値と、分解能成分値とを出力する。そのため、符号化デ
ータは、この基準レベルと、差分値と、分解能成分値と
から構成されている。
【0040】第十一の本発明における符号化メモリは、
各色に対応したバンクから構成されているので、各バン
クごとに処理を行うことができる。
【0041】第十二の本発明における符号化メモリは、
4個の独立したバンクから構成されているので、レッ
ド、グリーン、ブルーの各色に対応してバンクを準備す
ることができ、各色ごとに迅速な処理が可能である。
【0042】第十三の本発明における符号化手段は、4
個の独立したバンクから構成されているので、シアン、
マゼンタ、イエローの各色に対応してバンクを準備する
ことができ、各色ごとに迅速な処理が可能である。
【0043】第十四の本発明における符号化手段は、4
個の独立したバンクから構成されているので、シアン、
マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応してバンク
を準備することができ、各色ごとに迅速な処理が可能で
ある。
【0044】第十五の本発明における符号化メモリは、
不揮発性ないし2次記憶手段であるので、メモリである
ため、手段は、4個の独立したバンクから構成されてい
るので、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色
に対応してバンクを準備することができ、各色ごとに迅
速な処理が可能である。
【0045】第十六の本発明における符号化手段は、所
定の符号化単位である小領域ごとに代表階調レベルと、
分解能成分値とを符号化データとして出力する。
【0046】第十七の本発明における復号化手段は、前
記小領域ごとに、代表階調レベルと、分解能成分値とか
ら構成される符号化データを復号し、原画像データを出
力する。
【0047】第十八の本発明は、上述した各発明の発明
に係る画像処理装置を含むスキャナ装置であるので、各
発明の画像処理装置と同様の作用を有する。
【0048】第十九の本発明は、上述した各発明の発明
に係る画像処理装置を含むプリンタ装置であるので、各
発明の画像処理装置と同様の作用を有する。
【0049】第二十の本発明は、上述した各発明の発明
に係る画像処理装置を含むディジタル複写機であるの
で、各発明の画像処理装置と同様の作用を有する。
【0050】第二十一の本発明は、上述した各発明の発
明に係る画像処理装置を含むディスプレイ装置であるの
で、各発明の画像処理装置と同様の作用を有する。
【0051】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て、説明する。
【0052】実施例1 図1には、本発明の好適な実施例1である画像処理装置
のブロック構成図が示されている。
【0053】図1に示されているように、原画像データ
は、まず、画像データ用バッファ10に入浴される。こ
の画像データ用バッファ10は、図1に示されているよ
うに、画像データバッファA12と、画像データバッフ
ァB14とを含んでおり、いわゆるトグルバッファとし
て動作する。このトグルバッファである画像データ用バ
ッファ10を介して、原画像データが符号化部16に供
給される。
【0054】符号化部16は、図1に示されているよう
に、符号化メモリ24に符号化メモリ制御信号を供給
し、セレクタ22にもそれと同期して制御信号を供給す
る符号化メモリ制御部18と、前記画像データ用バッフ
ァ10から送出される原画像データを固定長圧縮符号化
する符号化器20と、この符号化器20からの符号化デ
ータ、もしくは画像データ用バッファ10からの原画像
データとのいずれかのデータを選択する前記セレクタ2
2と、を含んでいる。
【0055】セレクタ22において選択されたデータ
は、符号化メモリ24に書き込まれる。本実施例におい
て特徴的なことは、符号化器20が固定長圧縮符号化を
行うことである。例えば、本実施例1においては、この
圧縮率は4に固定されている。このように、固定長の圧
縮符号化を採用しているため、圧縮後の符号化データの
データ量をあらかじめ決定することができる。このこと
によって、符号化メモリ24に格納される原画像データ
を符号化することにより、どの程度の、すなわち、何倍
のデータを格納することができるか決定することができ
るのである。
【0056】本実施例1における符号化メモリ24は、
一画面の一色分に相当する容量を有している。例えば、
A3サイズで、解像度400dpi(dot per
inch)の画像データの容量は、約32Mバイトにな
るが、この原画像データを圧縮率4で符号化することに
より、一色当たり8Mバイトの容量に圧縮することがで
きる。この符号化データ4色分(例えば、シアン、マゼ
ンタ、イエロー、ブラック)のデータの容量は32Mバ
イトとなり、符号化しない元の原画像データの一色分の
容量に相当する。
【0057】本実施例は係る原理を使用して構成したも
のであり、原画像データの一色分として準備されている
符号化メモリ24を、符号化がなされた場合には、一画
面分の全色のデータが格納可能な符号化メモリとして使
用することが可能である。そして、符号化がされない場
合には、一画面の一色分の画像メモリとして使用される
のである。
【0058】本実施例1において特徴的なことは、固定
長圧縮符号化により、原画像データを常に1/4に圧縮
したことである。これによって、シアン、マゼンタ、イ
エロー、ブラックの全部の色の画像データを圧縮して、
符号化メモリ24に格納することができる。
【0059】固定長圧縮符号化の流れの説明図が図2に
示されている。図2の(a)に示されているように、原
画像データは、所定の小領域に分割される。本実施例1
においては、この小領域として、4×4のブロックを採
用されている。本実施例1においては、一つの画素の値
が8ビットで表されているので、この4×4の小領域の
画像データのデータ量は16バイトである。
【0060】この16個の画素に対して、まず、その平
均値LAが求められる。このLAは、本発明における基
準レベルである。画素の中の最大値をLmaxと表し、
最小値をLminと表す。次に、最大値Lmaxから、
平均値LAの間の範囲にある画素の平均値L1を求め
る。また、平均値LAから、最小値Lminまでの間の
範囲にある画素の平均値L2を求める。そして、このL
1とL2との値の差LDを算出する。このLDは、本発
明における差分値である。
【0061】次に、各画素に対して、本発明の分解能成
分値を算出する。これは、各画素の値と、上記平均値L
Aとの比較によって行われる。すなわち、画素値が平均
値LA以下であった場合には、この画素に対する分解能
成分値は0となり、平均値LAより大きい場合には、こ
の画素に対する分解能成分値は1となる。なお、このア
ルゴリズムが図2の(b)に示されている。この図
(b)に示されているように、分解能成分値はφi(i
=1、2、3、〜、16)で表されている。また、この
符号化の概念が図2の(c)に示されている。
【0062】このような符号化の結果、一つの4×4の
小領域に対して、LAと、LDと、16個のφiから構
成される符号化データが生成される。この符号化データ
の様子が図2の(d)に示されている。図2の(d)に
示されているように、一つの4×4の小領域に対して、
4バイトの符号化データが生成されることになる。した
がって、原画像データは4×4の16バイトであったの
で、圧縮率は16/4=4となる。
【0063】図1において、符号化部16は、符号化器
20が備えられているが、上述したように、圧縮が行わ
れない場合には、かかる符号化器20はバイパスしなけ
ればならない。そのため、必要に応じて、セレクタ22
が、符号化メモリ24に供給する画像データを、原画像
データそのものか、もしくは符号化後の符号化データか
ら選択するのである。
【0064】なお、符号化部16には、外部よりクロッ
ク信号CLKと、ライン同期信号LSYNCとが供給さ
れている。また、図1に示されているように、各データ
は、8ビットのバスを通じてそれぞれ送出・受信され
る。
【0065】実施例2 図3には、本発明の好適な実施例2である画像処理装置
が示されている。本実施例2に係る画像処理装置は、上
述した実施例1の符号化部16に対応する復号化部32
を有するものである。図3に示されているように、符号
化メモリ30に格納されているデータは、復号化部32
に送出され、必要に応じて復号化がなされる。本実施例
2においては、この復号化部32は、符号化メモリ30
に符号化メモリ制御信号を供給し、セレクタ36にもそ
れと同期して制御信号を供給する符号化メモリ制御部3
4と、前記符号化メモリ30から読み出された符号化デ
ータを固定長伸長復号化する復号化器38と、この復号
化器38からの復号化データ、もしくは符号化メモリ3
0からの原画像データとのいずれかのデータを選択する
前記セレクタ36と、を含んでいる。
【0066】セレクタ36において選択されたデータ
は、画像データ用バッファ40に供給される。この画像
データ用バッファ40は、画像データバッファA42
と、画像データバッファB44と、を含んでおり、いわ
ゆるトグルバッファとして動作する。
【0067】本実施例2において特徴的なことは、復号
化器38が、上記符号化器20に対応して固定長の復号
化を行っていることである。本実施例2においてはこの
ように、固定長の伸長復号化を行ったことにより、符号
化データの4倍の原画像データを復号化することができ
る。更に、セレクタ36によって、復号化器38が出力
するデータと、符号化メモリ30から読み出されたまま
のデータとのいずれか一方を選択して後続する画像デー
タ用バッファ40に出力した。そのため、符号化メモリ
30に符号化されていない原画像データの一画面の一色
の画像データが格納されている場合には、セレクタ36
は符号化メモリ30から読み出された画像データそのも
のを選択し原画像データの一色のデータが外部に出力さ
れる。一方、符号化メモリ30に符号化後の符号化デー
タ、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの
各色の符号化データが格納されている場合には、セレク
タ36は復号化器38から出力されるデータを選択する
ことにより原画像データの各色のデータが外部に出力さ
れる。
【0068】以上述べたように、本実施例によれば、固
定長圧縮符号化されて符号化メモリ30に格納されてい
るデータも、符号化を施されずにそのまま格納されてい
るデータも取り扱うことができるので、より柔軟な画像
データの取り扱いが可能となる。
【0069】実施例3 図4には、本発明の好適な実施例3である画像処理装置
の構成ブロック図が示されている。図4に示されている
ように、原画像データは、まず、画像データ用バッファ
50に入力される。この画像データバッファ50は、図
4に示されているように、画像データバッファA52
と、画像データバッファB54とを含んでおり、いわゆ
るトグルバッファとして動作する。このトグルバッファ
である画像データ用バッファ50を介して、原画像デー
タが符号化部56に供給される。
【0070】符号化部56は、図4に示されているよう
に、符号化メモリ66に符号化メモリ制御信号を供給
し、セレクタ64にもそれと同期して制御信号を供給す
る符号化メモリ制御部58と、前記画像データ用バッフ
ァ50から送出される原画像データを固定長圧縮符号化
する符号化器60と、この符号化器60からの符号化デ
ータ、もしくは画像データ用バッファ50からの原画像
データとのいずれかのデータを選択する前記セレクタ6
4と、を含んでいる。また、この符号化部56は、画像
データ用バッファ50空のデータを8ビットから32ビ
ット幅に拡大するビット変換器62が含まれている。上
記セレクタ64は、画像データ用バッファ50からのデ
ータをそのまま選択する場合には、このビット変換器6
2を通して、8ビットデータを32ビットデータに変換
した後のデータを選択している。
【0071】本実施例3においても、符号化器60は圧
縮率4の固定長圧縮符号化を行う。この点は上記実施例
2と同様である。本実施例3において特徴的なことは、
符号化メモリ66が4個のバンクに分割されていること
である。符号化メモリを一色分の符号化データ単位に独
立した4つのバンクとしてアクセスでき、また連続した
1つのバンクとしてアクセスできる構成を採ることによ
り、符号化時は各色を同時に処理でき、画像データをそ
のまま格納する時は、4バイトのデータを同時に処理で
きるため、高速化が図れる。もちろん、それぞれ8ビッ
ト単位でアクセスしてもよい。
【0072】このように、本実施例3においては、符号
化メモリ66が4つの独立してアクセス可能なバンクに
分割されているので、画像データを圧縮率4で固定長圧
縮符号化し、符号化メモリ66に格納する場合、各バン
ク(各色)に対して同時に処理を行うことが可能とな
り、迅速な画像処理の行える画像処理装置が得られる。
なお、本実施例3においては、画像データ用バッファ5
0は、上記実施例1と同様に、8ビット幅であるが、符
号化メモリ66の32ビット(8ビット×4バンク)に
合致させて32ビットとすることも好適である。
【0073】実施例4 上述した実施例1〜3においては、固定長圧縮符号化の
圧縮率はいずれも4であったが、一般に2のN乗とする
のが好適である(Nは、2以上の正の整数)。
【0074】例えば、圧縮率を8とすることも好適であ
る。この場合、符号化メモリを上記実施例1〜3と同様
に、原画像データの一色分の容量とすると、固定長圧縮
符号化によって、2画面分のデータが格納できることに
なる。但し、画像データは、シアン、マゼンダ、イエロ
ー、ブラックの四色から構成されているものとする。
【0075】更にこのとき、各画面ごとにバンクを分け
ることも好適である。すなわち、上記実施例3において
は、4つの各色ごとにバンクを分け、各色ごとに同時に
処理が行えるように構成したが、圧縮率が8の場藍に
は、一つの画面が一つの色のバンクのメモリをちょうど
半分しか使用しないので、各色のメモリを更に2つのバ
ンクに分けることも好適である。これによって、最終的
には、8つのバンクから符号化メモリが構成されること
になる。このように各画面ごとにバンクを構成すれば、
各色ごとにだけでなく、各画面ごとに同時に画像処理を
行うことが可能となる。その結果、より迅速な画像処理
の行える画像処理装置が得られるという効果を有する。
【0076】実施例5 上述した実施例1においては、圧縮率が4の固定長圧縮
符号化として図2に示された方法を説明した。この図2
に示されている方法は、基準レベルと、差分値と、分解
能成分値とから構成されるいわゆる3成分型の固定長圧
縮符号化の方法である。しかし、基準レベルが2個(2
種類)の場合には、基準レベルと差分値とを符号化デー
タとするより、その2つの基準レベルそのものを符号化
データとした方が復号化が迅速になるという効果を有す
る。
【0077】このような原理を採用した圧縮率が4の圧
縮符号化方法の説明図が図5に示されている。図5に示
されているように、原画像データを、4×4の小領域に
分割し、この小領域ごとに符号化が行われる点は上記図
2と同様である。また、平均値LAや、最大値Lmax
と平均値LAとの間の範囲の平均値L1と、平均値LA
と最小値Lminとの間の範囲の平均値L2とを求める
ことも同一である。本実施例5において特徴的なこと
は、平均値LAと、DA(=L2−L1)とを送る代わ
りに、L1とL2とをそのまま符号化データとしたこと
である。このような手法により、本実施例5によれば、
符号化データは、図5の(d)に示されているような構
成となる。すなわち、符号化データのデータ量は、図2
と同様であり、そのため圧縮率は4のままである。
【0078】しかしながら、この本実施例5の符号化デ
ータの復号は、極めて容易である。すなわち、φiが0
であるか1であるかによって、復号後の各画素の値をL
1か、もしくはL2とするだけであるので、単なる代入
だけで済み、迅速な復号化が期待される。
【0079】一方、図2の(d)に示された符号化デー
タにおいては、平均値LAと、DA(=L2−L1)と
を符号化データとし、復号の際には、φiが0であるか
1であるかによって、復号後の画素の値として、LA−
(LD/2)もしくはLA+(LD/2)を代入する必
要がある。
【0080】このように、本実施例5によれば、極めて
容易に復号化が行える画像処理装置が得られる。
【0081】実施例6 なお、上記実施例1〜5においては、画像処理の画像デ
ータの取り扱いを中心にして述べたが、実際には、これ
らの中心部分を特徴部分として有するスキャナ装置や、
プリンタ装置、又はファクシミリ装置や、ディジタル複
写機、ディスプレイ装置を構成することにより、上記各
実施例と同様の作用効果を奏する装置が得られる。
【0082】以上述べたように、本実施例においては、
画像データの符号化を行う場合と、行わない場合とで、
符号化メモリの使い回しが可能な構成を使用したため、
効率的な画像処理が可能な画像処理装置が得られる。す
なわち、データ量の削減のため、画像データの圧縮が必
要な場合がある一方で、どうしても圧縮ができない画像
データというものも存在する。それは、非可逆の画像圧
縮をすると、画像の品質が一般に劣化するからである。
もちろん、これを可逆の圧縮にすれは今度は圧縮率が一
定とはならないので、様々な要求がある場合に、符号化
メモリの効率的な使用ができない。したがって、本実施
例によれば、固定長の圧縮符号化を採用したので、この
ような種々の要求に対し、柔軟に対処可能な画像処理装
置が得られる。
【0083】なお、本実施例においては、色の構成方法
として、レッド、グリーン、ブルーや、シアン、マゼン
ダ、イエロー、ブラックなどの例を示したが、これに限
られるものではなく、Y、I、Q等の他の色の表し方を
している場合においても適用可能であることはいうまで
もない。
【0084】
【発明の効果】以上述べたように、第一の本発明によれ
ば、固定長圧縮符号化を利用して圧縮する場合に、符号
化メモリに複数色の符号化データを格納するので、符号
化を行う場合と、行わない場合との効率的な運用が可能
な画像処理装置が得られる。
【0085】第二の本発明によれば、圧縮率を4にした
ので、原画像データの一色分の符号化メモリにレッド、
グリーン、ブルーの色の符号化データを格納することが
できる。
【0086】第三の本発明によれば、シアン、マゼン
ダ、イエローの三色の符号化データを符号化メモリに格
納することができる。
【0087】第四の本発明によれば、シアン、マゼン
ダ、イエロー、ブラックの四色の符号化データを符号化
メモリに格納することができる画像処理装置が得られ
る。
【0088】第五の本発明によれば、基準レベルと、差
分値と、分解能成分値とからなる符号化データを生成す
る画像処理装置が得られる。
【0089】したがって、以上の発明によれば、符号化
する場合と、しない場合とにおいてメモリの効率的な運
用が可能となる画像処理装置が得られるので、より安価
な画像処理装置を提供することができるという効果を奏
する。
【0090】第六の本発明によれば、第一の本発明に対
応し、固定長圧縮符号化された符号化データを復号化す
ることができる画像処理装置が得られる。
【0091】第七の本発明によれば、レッド、グリー
ン、ブルーの三色の符号化データを復号化することがで
きる。
【0092】第八の本発明によれば、シアン、マゼン
ダ、イエローの三色の符号化データを復号化することが
できる。
【0093】第九の本発明によれば、シアン、マゼン
ダ、イエロー、ブラックの四色の符号化データを復号化
することができる。
【0094】第十の本発明によれば、基準レベルと、差
分値と、分解能成分値と、の3成分からなる符号化デー
タを復号化することが可能な画像処理装置が得られる。
【0095】したがって、以上の発明によれば、符号化
する場合と、しない場合とにおいてメモリの効率的な運
用が可能となる画像処理装置が得られるので、より安価
な画像処理装置を提供することができるという効果を奏
する。
【0096】第十一の本発明によれば、格納する色ごと
に、バンクを有する符号化メモリを用いたので、各色ご
とに画像処理を同時に実行可能な画像処理装置が得られ
る。したがって、画像処理を迅速に行うことが可能な画
像処理装置が得られる。
【0097】第十二の本発明によれば、符号化メモリ
は、独立した4個のバンクを有しているので、レッド、
ブルー、グリーンの三色ごとに独立にデータの書き込み
・呼出しが可能である。
【0098】第十三の本発明によれば、符号化メモリ
は、独立した4個のバンクを有しているので、シアン、
マゼンダ、イエローの三色ごとに独立にデータの書き込
み・呼出しが可能である。
【0099】第十四の本発明によれば、符号化メモリ
は、独立した4個のバンクを有しているので、シアン、
マゼンダ、イエロー、ブラックの三色ごとに独立にデー
タの書き込み・呼出しが可能である。
【0100】第十五の本発明によれば、符号化メモリが
不揮発性ないし2次記憶手段により構成されているの
で、より安価な画像処理装置を得ることができる。な
お、該2次記憶手段としてメモリカード等を用いても同
等の効果を得られる。
【0101】第十六の本発明によれば、代表階調レベル
と、分解能成分値とから構成される2成分の符号化デー
タを生成したので、復号化が容易な符号を構成すること
が可能な画像処理装置が得られる。
【0102】第十七の本発明によれば、上記2成分の符
号化データを復号化する画像処理装置が得られる。
【0103】第十八の本発明によれば、上記各発明と同
様の効果を奏するスキャナ装置が得られる。
【0104】第十九の本発明によれば、上記各発明と同
様の効果を奏するプリンタ装置が得られる。
【0105】第二十の本発明によれば、上記各発明と同
様の効果を奏するディジタル複写機が得られる。
【0106】第二十一の本発明によれば、上記各発明と
同様の効果を奏するディスプレイ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1にかかる画像処理装置の構成
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例1において用いられる符号化方
法の説明図である。
【図3】本発明の実施例2にかかる画像処理装置の構成
ブロック図である。
【図4】本発明の実施例3にかかる画像処理装置の構成
ブロック図である。
【図5】本発明の実施例4にかかる画像処理装置が採用
する画像符号化方法の説明図である。
【符号の説明】
10、40、50 画像データ用バッファ 12、42、52 画像データバッファA 14、44、54 画像データバッファB 16、56 符号化部 18、34、58 符号化メモリ制御部 20、60 符号化器 22、36、64 セレクタ 24、30、66 符号化メモリ 32 復号化部 38 復号化器 62 ビット変換器

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像データを固定長圧縮符号化し、符
    号化データを出力する符号化手段であって、圧縮率が2
    のN(Nは2以上の正の整数)乗である符号化手段と、 少なくとも一画面の一色分の原画像データを格納可能な
    符号化メモリと、 前記原画像データもしくは前記符号化データのいずれか
    一方を選択し、前記符号化メモリに格納する書き込みセ
    レクタと、 を含み、前記セレクタが前記符号化データを選択する場
    合には、前記符号化メモリ内には、一画面の符号化デー
    タの複数色の符号化データが格納可能なことを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記符号化手段の圧縮率は4であり、 前記書き込みセレクタが前記符号化データを選択する場
    合には、前記符号化メモリ内には、一画面の符号化デー
    タのレッド、グリーン、ブルーの各色の符号化データを
    全て格納可能なことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記符号化手段の圧縮率は4であり、 前記書き込みセレクタが前記符号化データを選択する場
    合には、前記符号化メモリ内には、一画面の符号化デー
    タのシアン、マゼンタ、イエローの各色の符号化データ
    を全て格納可能なことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像処理装置において、 前記書き込みセレクタが前記符号化データを選択する場
    合には、前記符号化メモリは、更に、一画面の符号化デ
    ータのブラックの色の符号化データを格納可能なことを
    特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記符号化手段は、 原画像データを、所定の符号化単位である小領域に分割
    する分割手段と、 前記小領域内の各画素の階調レベルを代表する複数の代
    表階調レベルを指定する際の基準となる基準レベルを設
    定する基準レベル設定手段と、 前記小領域内の前記各代表階調レベルと前記基準レベル
    との差分を表す差分値を設定する差分値設定手段と、 前記小領域内の各画素ごとに、前記複数の代表階調レベ
    ルの中のどの代表階調レベルに対応するかを表す分解能
    成分値を設定する分解能成分値設定手段と、 を含み、符号化データは、前記小領域ごとに前記基準レ
    ベルと、前記差分値と、前記分解能成分値と、を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも一画面の一色分の原画像デー
    タを格納可能な符号化メモリと、 前記符号化メモリに格納されているデータを固定長伸長
    復号化し、復号化データを出力する復号化手段と、 前記符号化メモリから読み出したデータもしくは前記復
    号化データのいずれか一方のデータを選択し、出力する
    読み出しセレクタと、 を含み、 前記符号化メモリに原画像データがそのまま格納されて
    いる場合には、前記読み出しセレクタは、前記符号化メ
    モリから読み出したデータを選択することを特徴とする
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像処理装置において、 前記符号化メモリには、レッド、グリーン、ブルーの各
    色の符号化データが格納されており、 前記復号化手段は、符号化データを復号化し、符号化デ
    ータの4倍のデータ量の原画像データを出力し、一画面
    分の原画像データを出力することを特徴とする画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像処理装置において、 前記符号化メモリには、シアン、マゼンタ、イエローの
    各色の符号化データが格納されており、前記復号化手段
    は、符号化データを復号化し、一画面分の原画像データ
    を出力することを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の画像処理装置において、 前記符号化メモリには、更に、ブラックの色の符号化デ
    ータが格納されており、前記復号化手段は、符号化デー
    タを復号化し、一画面分の原画像データを出力すること
    を特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の画像処理装置におい
    て、 前記符号化メモリに格納されている符号化データは、 画像データの符号化の単位である所定の小領域内の各画
    素の階調レベルを代表する複数の代表階調レベルを指定
    する際の基準となる基準レベルと、 前記小領域内の前記各代表階調レベルと前記基準レベル
    との差分を表す差分値と、 前記小領域内の各画素の値が前記複数の代表階調レベル
    の中のどの代表階調レベルに対応するかを表す分解能成
    分値と、 を含み、 前記復号化手段は、前記基準レベルと前記差分値と前記
    分解能成分値とに基づいて、前記小領域ごとに符号化デ
    ータを復号し、原画像データを出力することを特徴とす
    る画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1又は6に記載の画像処理装置
    において、 前記符号化メモリは、複数色の符号化データに対応した
    複数個のバンクを有し、各対応する色ごとに独立に符号
    化データの読み出しもしくは書き込みが可能であること
    を特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1又は6に記載の画像処理装置
    において、 前記符号化メモリは、4個の独立してアクセス可能なバ
    ンクを有し、レッド、グリーン、ブルーの各色ごとに独
    立に符号化データの読み出しもしくは書き込みが可能で
    あることを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1又は6に記載の画像処理装置
    において、 前記符号化メモリは、4個の独立してアクセス可能なバ
    ンクを有し、シアン、マゼンタ、イエローの各色ごとに
    独立に符号化データの読み出しもしくは書き込みが可能
    であることを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項1又は6に記載の画像処理装置
    において、 前記符号化メモリは、4個の独立してアクセス可能なバ
    ンクを有し、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの
    各色ごとに独立に符号化データの読み出しもしくは書き
    込みが可能であることを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は
    13又は14に記載の画像処理装置において、 前記符号化メモリは、不揮発性ないし2次記憶手段であ
    ることを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項1又は2又は3又は4又は5に
    記載の画像処理装置において、 前記符号化手段は、 原画像データを所定の符号化単位である小領域に分割す
    る分割手段と、 前記小領域内の各画素の階調レベルを代表する複数の代
    表階調レベルを設定する代表階調レベル設定手段と、 前記小領域内の各画素ごとに、前記複数の代表階調レベ
    ルの中のどの代表階調レベルに対応するかを表す分解能
    成分値を設定する分解能成分値設定手段と、 を含み、符号化データは、前記小領域ごとに前記代表階
    調レベルと、前記分解能成分値と、を有することを特徴
    とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項6又は7又は8又は9又は10
    に記載の画像処理装置において、 前記符号化データは、前記小領域ごとに前記代表階調レ
    ベルと、前記分解能成分値と、を有し、 前記復号化手段は、前記小領域ごとに、前記代表階調レ
    ベルと、前記分解能成分値とに基づき復号化を行い、原
    画像データを出力することを特徴とする画像処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は
    13又は14又は15又は16又は17に記載の画像処
    理装置を含むスキャナ装置。
  19. 【請求項19】 請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は
    13又は14又は15又は16又は17に記載の画像処
    理装置を含むプリンタ装置。
  20. 【請求項20】 請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は
    13又は14または15又は16又は17に記載の画像
    処理装置を含むディジタル複写機。
  21. 【請求項21】 請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は
    13又は14又は15又は16又は17に記載の画像処
    理装置を含むディスプレイ装置。
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