JPH07273974A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07273974A
JPH07273974A JP6085545A JP8554594A JPH07273974A JP H07273974 A JPH07273974 A JP H07273974A JP 6085545 A JP6085545 A JP 6085545A JP 8554594 A JP8554594 A JP 8554594A JP H07273974 A JPH07273974 A JP H07273974A
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JP
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data
image
pixel
unit
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Application number
JP6085545A
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English (en)
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Kazuo Sasama
和雄 笹間
Hironobu Machida
弘信 町田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スキャナおよびページプリンタを備えたファク
シミリ、ワードプロセッサ、各種コンピュータ等におけ
る画像形成装置に関し、画素単位で画像位置や間隔の設
定ができるようにする。 【構成】スキャナから読み込ませた画像データを合成処
理部820に入力させるスキャナインタフェイス801
と、ページメモリから画像バスを介して入力した画像デ
ータの1画素のビット数に対応して入力データの最下位
ビットから順番に1画素のビット数単位に選択して前記
合成処理部820に出力するPixel変換部805
と、前記スキャナインタフェイス801から入力した画
像データと前記Pixel変換部から入力した画像デー
タとを合成変換する合成処理部820と、該合成処理部
820の出力をプリンタへ出力するプリンタインターフ
ェース807とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナおよびページ
プリンタを備えたファクシミリ、ワードプロセッサ、各
種コンピュータ等における画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキャナから読み込んだ画像データと、
画像データを1ページ単位に纏めて格納するページメモ
リから読み出した画像データとを合成して印刷する画像
形成装置がある。
【0003】この画像形成装置においては、図38に示
すように、プリンタ(図示せず)と画像データインタフ
ェース(以下画像データI/Fと略称する)210との
間、スキャナ(図示せず)と画像データI/F210と
の間では、転送するデータを連続した1ライン分のシリ
アル画像データとして転送する。
【0004】この転送スピードは、システムが使用する
基本クロック1周期をscで示すと、画素ビット(bi
t)数が1ビット/画素時は32ビット/40sc、2
ビット/画素時は32ビット/20sc、4ビット/画
素時は32ビット/10scを有する。
【0005】画像データI/F210とデータ制御回路
27との間は32ビットの画像バス29を使用して画像
データを32ビット単位で転送する。画像バス29の転
送スピードは32ビット/3scを有する。
【0006】データ制御回路27はページメモリ28に
対して64ビット単位に画像データを読みだし/書き込
みをする。この読みだしスピードは64ビット/10s
c、書き込みスピードは64ビット/6scを有する。
【0007】リアルタイムに画像データの合成を行う場
合、先にページメモリ28へ格納していた画像データ
と、自動給紙装置(ADF:図示せず)を使用してスキ
ャナで読み込む画像データとの画像データ領域の位置合
わせは、ページメモリ28上の画像データをシフトさせ
ることにより行う。
【0008】ページメモリ28の画像データをシフトす
るには、読出し開始アドレスを変えることによって行っ
ていた。
【0009】ページメモリ28の画像データ領域の読み
だし開始位置を図39のAからBへ左にシフトすること
により画像を右へ実質的にシフトさせたることができ
る。。
【0010】また、2ページ分のスキャナ画像データを
ページメモリ28へ書き込み、2ページ分の画像を1ペ
ージとして読出してプリンタへ出力する場合には、1ペ
ージと2ページの間のページ間隔は、図40に示すよう
に、2ページ目の書き込み開始アドレス位置をAからB
に変えることにより調整する。
【0011】これらの図は64ビット分の間隔を開けた
場合を例示したものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図38に示したよう
に、ページメモリ28には64ビット単位でデータを読
みだし/書き込みするため、画像先端(A)は常に64
ビット境界上に格納されることになる。つまり画像先端
(A)はページメモリ28上の任意点に格納することが
できない。
【0013】したがって、図39に示すような画像のデ
ータシフトを行った場合には、画像データは64ビット
単位にしかシフトできないため、スキャナおよびプリン
タの解像度が、例えば400dpiである場合には取り
扱う画像データが4ビット/画素時では1.016mm
単位、1ビット/画素時では4.064mm単位の間隔
となり、画素単位(0.0635mm)で位置設定がで
きず、また、図40に示すような2ページ分のスキャナ
画像データをページメモリ28へ書き込む場合において
も、2ページ目の書き込みを行うときにページ間隔は6
4ビット単位になり、画素単位(0.0635mm)で間
隔設定ができないという問題があった。
【0014】そこで本発明は、画素単位で画像位置やペ
ージ間隔の設定ができるようにした画像形成装置を提供
しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の一態様に係る
画像形成装置は、画像データをパラレル/シリアル変換
するパラレル/シリアル変換手段と、この変換されたシ
リアル画像データを所定ビット単位で読み出し/書き込
むメモリと、前記パラレル/シリアル変換手段とメモリ
との間に接続され前記所定ビット幅内で前記画像データ
を構成する画素単位で画像データのビットシフトを行う
データシフト手段と、前記メモリに記憶されたシリアル
画像データを読み出して対応する画像を形成する手段と
を具備することを特徴とする。
【0016】この発明の他の態様に係る画像形成装置
は、画像データを所定ビット単位で読み出し/書き込む
メモリと、このメモリから画像データをシリアル画像デ
ータとして読み出す手段と、前記所定ビット幅内で前記
画像データを構成する画素単位で読み出されたシリアル
画像データのビットシフトを行うデータシフト手段と、
このデータシフト手段の出力のシリアル画像データに対
応する画像を形成する手段とを具備することを特徴とす
る。
【0017】
【作用】このような構成の本発明においては、例えばス
キャナから読み込まれた画像データをページメモリに格
納する際に、このページメモリの読み出し/書き込み単
位である所定ビット幅内で、前記画像データを構成する
画素単位で画像データのビットシフトを行い、あるいは
ページメモリから読み出された画像データを構成する画
素単位で前記画像データのビットシフトを行い、画素単
位で必要なシフトが行われた画像データをプリンタへ出
力することにより、ページメモリに格納された画像デー
タに対して画素単位で位置決めされた画像合成を行うこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0019】図1はこの発明に係る画像形成装置の一実
施例の全体構成を示すブロック図である。この装置は、
基本的な複写機能を実行する基本ユニット1、本装置を
他のシステムと接続する時に画像データを一時的に記憶
したり、画像データを編集・加工して複写するときに画
像データを記憶するページメモリ等を有するシステム基
本ユニット2、前記基本ユニット1から入力した画像デ
ータを電子的かつ半永久的に保存するための光デイスク
装置等を有し、かつ他のシステムとの間で画像データあ
るいは制御データをやりとりする時に、画像データ及び
制御データを他のシステムの制御体系、画像フォーマッ
トに変換する制御手段を有するシステム拡張ユニット3
の3つのシステムで構成されている。
【0020】前記基本ユニット1とシステム基本ユニッ
ト2は制御データをやりとりする基本部システムインタ
フェース4と画像データをやりとりする基本部画像イン
タフェース5とにより接続されている。
【0021】前記システム基本ユニット2とシステム拡
張ユニット3は制御データをやりとりする拡張部システ
ムインタフェース6と画像データをやりとりする拡張部
画像インタフェース7とにより接続されている。
【0022】すなわち前記基本ユニット1とシステム拡
張ユニット3とは直接接続されておらず、制御データ及
び画像データのやりとりは必ずシステム基本ユニット2
を介して行われるようになっている。
【0023】この画像形成装置は、システム基本ユニッ
ト2及びシステム拡張ユニット3の接続の有無により3
つの形態をとりうる。
【0024】すなわち第1の形態は基本ユニット1のみ
の構成で、この構成での基本的な機能は複写機能であ
り、拡大縮小処理やマスキング/トリミング処理等の簡
易的な編集処理を伴う複写処理が可能である。
【0025】第2の形態は基本ユニット1にシステム基
本ユニット2を接続した形態で、この形態では基本ユニ
ット1での複写機能のほかに、画像データを一時的に記
憶するページメモリを用いて、画像の回転処理、複数の
画像の合成処理等の編集処理が可能となる。また、この
システム基本ユニット2には、システム拡張ユニット3
の他にファクシミリ等の通信回線制御手段を構成するF
AX(ファクシミリ)ユニット8及び基本ユニット1の
プリンタを外部のパソコン等の制御機器のリモートプリ
ンタとして使用するためのプリンタコントローラ9を接
続することが可能となっており、このFAXユニット8
から通信回線を介して他のシステムや機器に画像データ
を送信したり、逆に通信回線を介して他のシステムや機
器から画像データを受信することが可能であり、受信し
た画像データは基本ユニット1に送られ後述するプリン
タにより印字出力される。
【0026】第3の形態は基本ユニット1、システム基
本ユニット2及びシステム拡張ユニット3を接続した形
態で図1に示す形態となる。
【0027】この形態においては第1及び第2の形態で
の機能の他に画像データを電子的かつ半永久的に保存
し、保存した画像データを管理するデータ保存/管理機
能、後述するローカルエリアネットワーク(LAN)回
線制御手段からLAN回線を介して他のシステムや機器
に画像データを送信したり、逆にLAN回線を介して他
のシステムや機器から画像データを受信するLANによ
る画像データの送受信機能、汎用インタフェースを介し
てパーソナルコンピュータから送られてくる印字制御コ
ードをイメージデータに変換し、システム基本ユニット
2のページメモリを介して基本ユニット1のプリンタか
ら上記イメージデータを印字出力するプリンタ機能等が
可能となる。
【0028】前記基本ユニット1は、図2に示すよう
に、制御部本体を構成するシステムCPU11、操作部
及び表示部を備えたコントロールパネル12、原稿から
画像を読み取る入力手段としてのイメージスキャナ1
3、画像処理回路14及び出力手段としてのプリンタ1
5で構成されている。前記システムCPU11は基本部
システムバス16を介してコントロールパネル12、ス
キャナ13、画像処理回路14及び画像形成出力を行う
出力手段としてのプリンタ15と接続され、これらを制
御するようになっている。この基本部システムバス16
は前記基本部システムインタフェース4に接続されてい
る。
【0029】前記スキャナ13は列状に配置された複数
(1ライン)の受光素子からなるCCDラインセンサ
(図示せず)を有し、原稿台(図示せず)に載置された
原稿の画像をシステムCPU11からの指示に従い1ラ
イン毎に読みとり、画像の濃淡を8ビットのデジタル・
データに変換した後、スキャナインタフェースを介し
て、同期信号と共に時系列デジタル・データとして画像
処理回路14へ出力する。
【0030】前記プリンタ15は、レーザ光学系(図示
せず)と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み
合わせた画像形成部(図示せず)から構成され、システ
ムCPU11からの指示に従い画像処理回路14から4
ビットのデジタル画像データをプリンタインタフェース
を介して、同期信号に同期して入力し、画像データの大
きさに応じたパルス幅のレーザ光により感光体ドラム
(図示せず)上に静電潜像を形成した後、現像手段(図
示せず)により上記静電潜像を可視化し、転写手段(図
示せず)により可視化された画像を転写紙に転写し、定
着手段(図示せず)により転写紙上の画像を定着して該
転写紙を出力するものである。
【0031】前記コントロールパネル12は、本装置の
動作モードやパラメータを設定する操作部とシステムの
状態、またはシステム基本ユニット2のページメモリに
格納された画像イメージを表示する表示部から構成され
る。
【0032】前記システムCPU11は、後述するシス
テム基本ユニット2の各部も制御するようになってい
る。
【0033】前記画像処理回路14は、図3に示すよう
に、平滑化エッジ強調回路141、編集/移動回路14
2、拡大/縮小回路143及び階調変換回路144から
なる。
【0034】前記平滑化エッジ強調回路141は、画像
読み取り時に混入したノイズを平滑化回路により除去
し、平滑化によってボケが生じたエッジをエッジ強調回
路により先鋭化する。
【0035】前記編集/移動回路142は、ライン単位
の簡易的な編集処理を行うブロックで、例えばライン方
向の移動処理、マスキング/トリミング処理を行う。
【0036】前記拡大/縮小回路143は、指定した変
倍率に応じた画素の繰り返し処理あるいは間引き処理と
補間処理の組み合わせにより画像拡大縮小処理を行う。
【0037】前記階調変換回路144は、面積階調手法
を用いて前記スキャナ13で読み取った1画素8ビット
の画像データを指定した階調数に階調変換する。そして
階調変換した画像データはプリンタのビット数である1
画素4ビットの画像データでプリンタ15、あるいはス
キャナデータバス17および前記基本部画像インタフェ
ース5を介して前記システム基本ユニット2へ送られ
る。
【0038】前記プリンタ15の入出力特性の非線形性
の補正は面積階調手法を用いて階調処理を行うときに同
時に行われる。
【0039】前記システム基本ユニット2は、図4に示
すように、画像データを一時的に記憶しておくページメ
モリ28、基本ユニット1内のシステムCPU11とシ
ステム拡張ユニット3内のCPUとの制御情報の通信を
制御したり、基本ユニット1およびシステム拡張ユニッ
ト3からのページメモリ28へのアクセスを制御するシ
ステム制御回路21、ページメモリ28のアドレスを生
成するページメモリアドレス制御回路26、システム基
本ユニット2内の各デバイス間のデータ転送を行う画像
バス29、この画像バス29を介してページメモリ28
と他のデバイスとのデータ転送を行うときのデータ転送
を制御するページメモリデータ制御回路27を設けてい
る。
【0040】また、基本部画像インタフェース5を介し
て基本ユニット1との間で画像データを転送するときに
画像データを取り扱う画像データI/F210、解像度
の異なる機器に画像データを送信するときに画像データ
を他の機器の解像度に変換したり、解像度の異なる機器
から受信した画像データを基本ユニット1のプリンタ1
5の解像度に変換したり、2値画像データの90度回転
処理を実行する解像度変換2値回転回路212、ファク
シミリ送信や光ディスク記憶のように画像データを圧縮
して送信したり、記憶したりするデバイスのために入力
した画像データを圧縮したり、圧縮された形態の画像デ
ータがプリンタ15を介して可視化するために伸長する
圧縮/伸長回路211を設けている。
【0041】また、文字フォントが記憶されているFO
NTメモリ、システムCPU11が使用する制御情報を
一時的に記憶するワークメモリ、システム基本ユニット
2を使用して処理を行う時の処理プログラムが記憶され
ているプログラムメモリ等で構成されるシステムメモリ
(ROM/RAM)24、基本部システムバス16のデ
バイス間でのデータ転送を高速に行うためのシステムD
MAコントローラ(DMAC)23、プリンタコントロ
ーラ9とシステムCPU11との間で制御情報のやり取
りをしたり、プリンタコントローラ9と画像バス29と
の間で画像データ転送を行うときに上記制御情報および
画像データをインタフェースするプリンタコントローラ
インタフェース213を設けている。
【0042】さらに、システム制御回路21に接続さ
れ、システムCPU11とシステム拡張ユニット3のC
PUとの間で制御情報の通信を行うときに制御情報を記
憶させるための通信メモリ25、画像データI/F21
0に接続され、プリンタ15から画像データを出力する
ときに画像データを90度あるいは180度回転して出
力するときに使用する多値回転メモリ214を設けてい
る。
【0043】なお、前記FAXユニット8及びプリンタ
コントローラ9はオプションにより接続されようになっ
ている。
【0044】前記システム拡張ユニット3は、図5に示
すように、内部の各デバイスを拡張部システムバス43
を介して制御する拡張CPU31、拡張部システムバス
43上でのデータ転送を制御する拡張DMAコントロー
ラ(DMAC)32、汎用ISAバス44、拡張部シス
テムバス43とISAバス44を接続するISAバスコ
ントローラ33、拡張部システムバス43に接続され画
像データを電子的に保存するための保存手段、例えばハ
ードディスク装置35、そのインタフェースであるハー
ドディスクインターフェース34、前記ISAバス44
に接続され画像データを電子的に保存するための保存手
段、例えば光ディスク装置38、そのインタフェースで
ある光ディスクインタフェース37、LAN機能を実現
するためのローカルエリアネットワーク回線制御装置
(LAN)41、プリンタ機能を実現するためのプリン
タコントローラ制御装置40、G4・FAX制御機能を
有するG4・FAX制御回路39、SCSI仕様のデバ
イスを接続するときに使用する拡張SCSIインタフェ
ース42、前記プリンタコントローラ制御装置40から
の画像データを前記拡張画像インタフェース7を介して
システム基本ユニット2へ出力するための拡張部画像バ
ス45、前記拡張部システムバス43と拡張部画像バス
45との間でデータをやりとりするバッファメモリ36
で構成される。
【0045】なお、前記光ディスクインターフェース3
7、光ディスク装置38、G4・FAX制御回路39、
プリンタコントローラ制御装置40、ローカルエリアネ
ットワーク回線制御装置41、拡張SCSIインターフ
ェース42はオプションでありシステム拡張ユニット3
から着脱可能な構成となっている。
【0046】前記光ディスク装置38は、インタフェー
ス37を介してISAバス44と接続され、前記拡張C
PU31は、SCSIコマンドを用いて拡張部システム
バス43、ISAバスコントローラ33、ISAバス4
4を介して前記光ディスク装置38を制御する。
【0047】前記ローカルエリアネットワーク回線制御
装置41は、接続されるネットワークシステムのプロト
コルに基づいてネットワーク上の他の機器と制御データ
や画像データの通信を制御する回線制御部、LANから
の通信制御データや画像データ、あるいはシステム拡張
バスからの制御データや画像データを一時的に格納して
おく共有メモリ、システム拡張バスインタフェースから
構成される。
【0048】前記プリンタコントローラ制御装置40
は、パーソナルコンピュータとの間で制御コードや画像
データのやりとりを行うセントロニクス準拠のパラレル
インタフェース、ビットイメージデータをシステム基本
ユニットのページメモリ28へ転送するためのシステム
拡張部画像バス45とのインタフェースとなるシステム
拡張画像バスインタフェース、装置内のイメージデータ
の転送を制御するイメージデータ転送制御部、パーソナ
ルコンピュータからの制御コードを解釈し、拡張部シス
テムバス43及びISAバス44を介して拡張CPU3
1に制御情報を知らせたり、パーソナルコンピュータか
らの印字制御コードを解釈し、ビット情報に変換した
後、ビット情報を装置内のメモリに記憶する制御手段、
ISAバス44とのインタフェースとなるシステム拡張
バスインタフェースとから構成される。
【0049】次に前記システム基本ユニット2内の要部
の構成と機能について詳細に説明する。
【0050】前記システム制御回路21は、図6に示す
ように、前記システムCPU11と拡張CPU31との
制御情報の通信を制御する通信メモリアクセス制御回路
401、前記通信メモリ25とのインタフェースをとる
通信メモリインターフェース402、基本ユニット1お
よびシステム拡張ユニット3からのページメモリ28へ
のアクセスを制御するページメモリアクセス制御回路4
03、基本部システムバス16を介して基本ユニット1
のシステムCPU11から送られてくる制御情報やイメ
ージ情報を同時に送られてくるアドレスをデコードして
該当するシステム基本ユニット2内のブロックに上記制
御情報あるいはイメージ情報を振り分ける基本部システ
ムバスインタフェース405、システム拡張ユニット3
からの制御情報やイメージ情報を同時に送られてくるア
ドレスをデコードして回路内の該当するブロックに振り
分けるシステム拡張バスインタフェース406、基本部
システムバス16上のページメモリアクセスが可能な手
段(基本ユニット内のCPU11およびDMAコントロ
ーラ22)やシステム拡張バス43上のページメモリア
クセスが可能な手段(システム拡張ユニット3のCPU
31およびDMAコントローラ32)が各々のシステム
バスを介してページメモリ28内の画像データをアクセ
スするときに、前記ページメモリアクセス制御回路40
3とページメモリ28の間で画像データのやりとりを行
うインタフェースとして動作するページメモリインタフ
ェース404から構成される。
【0051】前記通信メモリアクセス制御回路401は
基本ユニット1のCPU11とシステム拡張ユニット3
のCPU31がシステム制御回路21内の通信メモリイ
ンタフェース402を介して通信メモリ25と制御コー
ドの受け渡しを行うとき、その通信メモリ25のアクセ
スを制御する。
【0052】前記通信メモリ25は基本ユニット1のC
PU11及びシステム拡張ユニットのCPU31のメモ
リ空間にマッピングされており、それぞれからは特定の
領域をアクセスすることにより前記通信メモリ25との
データの読みだし、書き込みが可能となる。
【0053】前記通信メモリアクセス制御回路401
は、図7に示すように、調停回路410、通信メモリア
クセスシーケンサ412、双方向セレクタ413及び割
込制御回路414により構成される。
【0054】前記調停回路410は基本ユニット1のC
PU11とシステム拡張ユニット3のCPU31の通信
メモリアクセスの優先度制御を行う。前記基本ユニット
1のCPU11とシステム拡張ユニット3のCPU31
が通信メモリ25を同時にアクセスした時には、設定さ
れた優先度に基づきどちらか一方のアクセスを許可し、
他方のアクセスを待たせる。
【0055】前記通信メモリアクセスシーケンサ412
は、許可されたCPUの要求に基づき通信メモリ25に
対して読みだしあるいは書き込みの制御信号を出力す
る。
【0056】前記双方向セレクタ413は、調停回路4
10の調停結果に基づき、許可された制御手段が出力し
た通信メモリ25に対するアドレスを通信メモリアクセ
スシーケンサ412が出力するタイミング信号に同期し
て通信メモリ25へ出力する。そして書き込み動作にお
いては許可されたCPUがアドレスと一緒に出力する通
信情報(データ)をアドレス情報と共に通信メモリ25
へ出力する。また、読みだし動作においては許可された
CPUからの通信メモリ25に対するアドレスと通信メ
モリアクセスシーケンスサ412が出力するタイミング
信号により通信メモリ25から読み出された通信情報を
入力し、許可されたCPUへ出力する。
【0057】前記ページメモリアクセス制御回路403
は、図8に示すように、調停回路430、データレジス
タ431,432,436,437、アドレスレジスタ
433、双方向セレク434及びページメモリアクセス
シーケンサ435により構成さている。
【0058】前記調停回路430は、基本ユニット1の
CPU11とシステム拡張ユニット3のCPU31のペ
ージメモリアクセスの優先度制御を行う。CPU11と
CPU31がページメモリ28を同時にアクセスした時
には、設定された優先度に基づきどちらか一方のCPU
のアクセスを許可し、他方のCPUのアクセスを待たせ
る。
【0059】前記ページメモリアクセスシーケンサ43
5は、許可されたCPUの要求に基づきページメモリ2
8に対して読みだしあるいは書き込みの制御信号をアド
レス制御回路26に出力する。
【0060】前記双方向セレクタ434は、調停回路4
30の調停結果に基づき、許可されたCPUが出力した
ページメモリ28に対するアドレスをページメモリアク
セスシーケンサ435が出力するタイミング信号に同期
してアドレス制御回路26へ出力する。そして書き込み
動作においては許可されたCPUがアドレスと一緒に出
力する情報(データ)をアドレス情報と共にデータ制御
回路27へ出力する。また、読みだし動作においては許
可されたCPUからのページメモリ28に対するアドレ
スとページメモリアクセスシーケンサ435が出力する
タイミング信号によりページメモリ28から読み出され
た情報(データ)をデータ制御回路27を介して入力
し、上記許可されたCPUへ出力する。
【0061】前記データレジスタ431及びデータレジ
スタ432は、基本ユニット1がページメモリ28をア
クセスするときにデータを一時的に蓄えるレジスタであ
り、前記アドレスレジスタ433は基本ユニット1が出
力するページメモリ28のアドレスを一時的に記憶して
おくレジスタである。
【0062】ここで、基本ユニット1がデータレジスタ
431を使用してページメモリ28をアクセスする場合
は、基本ユニット1が出力したアドレスがアドレスレジ
スタ433に一時的に蓄えられ、アドレス制御回路26
を介してページメモリ28へ出力される。これに対して
基本ユニット1がデータレジスタ432を使用してペー
ジメモリをアクセスする場合、基本ユニット1が出力す
るアドレスは無視され、アドレス制御回路26のアドレ
ス発生部が設定情報に基づいてアドレスをページメモリ
28に出力する。
【0063】また前記データレジスタ436及びデータ
レジスタ437は、システム拡張ユニット3がページメ
モリ28をアクセスするときにデータを一時的に蓄える
レジスタであり、システム拡張ユニット3がページメモ
リ28をアクセスする場合は2つのレジスタ共アドレス
制御回路26のアドレス発生部が設定情報に基づいてア
ドレスをページメモリ28に出力する。
【0064】基本ユニット1のシステムDMAコントロ
ーラ23は基本部システムバス22上のデバイス間のデ
ータ転送を基本ユニット1のCPU11を介在せずにハ
ード的に高速に転送するためのコントローラである。
【0065】前記システムDMAコントローラ23を使
用してデータ転送を行う処理としては、FAX送受信処
理におけるページメモリ28とFAXユニット8間の圧
縮データ(コードデータ)の転送、ページメモリ28上
の画像データをコントロールパネル12に表示するため
のページメモリ28とコントロールパネル12間の画像
データの転送、操作画面をコントロールパネル12に表
示するためのシステムメモリ24とコントロールパネル
12間のデータ転送等がある。
【0066】前記ページメモリ28のアドレスを生成す
るアドレス制御回路26は、図9に示すように、画像バ
スからのリクエストによって各種の転送シーケンスを実
行する転送制御シーケンサ610、画像バスのリクエス
トとシステムバスのリクエストの調停を行う調停部61
1、画像バスからの転送において複数チャンネルの各種
メモリアドレスを発生するアドレス発生部612、この
アドレス発生部612から出力されるアドレスとシステ
ムアドレスとを切り換えるセレクタ613、DRAMの
アドレス及び制御信号を発生するDRAM制御部614
から構成されている。
【0067】前記アドレス制御回路26は、画像バス及
びシステムバスの2系統からメモリ・アクセス・リクエ
ストを受け付ける。このリクエストは調停部611によ
り調停が行われ、調停に勝った側のデータ転送処理が行
われる。
【0068】システムバス側のリクエストが調停に勝っ
た場合、セレクタ613によって選択されたシステムア
ドレスはDRAM制御部614に入力される。DRAM
制御部614は入力されたアドレスをDRAMのアドレ
スに変換すると共に、読みだし、書き込みに必要な制御
信号を発生する。
【0069】また、転送制御シーケンサ610には画像
バスからリクエストと共にアドレスチャンネル信号が入
力され、アドレス発生部612内の複数のアドレス発生
器から1つを選択する。画像バス側のリクエストが調停
に勝つと、選択されたチャンネルのメモリアドレスがア
ドレス発生部612から出力され、DRAM制御部61
4に入力される。
【0070】前記アドレス発生部612は、各種のアド
レスが発生可能で、例えば図10の(a) に示すように、
転送制御シーケンサからのクロックに同期してX方向に
アドレスを順次発生することも、また、パラメータを変
更することによって図10の(b) に示すように、Y方向
の逆にアドレスを順次発生することも可能な2次元アド
レスを発生可能である。
【0071】さらに、スタートアドレスや1ラインの主
走査幅(XW)も原稿の紙サイズに応じて任意の設定が
可能である。
【0072】このような各種のアドレスの発生可能な2
次元アドレス発生器を使用することによって、ページメ
モリ28の任意の矩形領域に対する転送、回転読み出し
や繰り返し読み出し、また、2次元アドレス発生器を2
チャンネル使用することによって、ページメモリ28の
任意の領域間で画像の移動、回転、縦横変換、繰り返
し、鏡像等の画像編集が可能である。
【0073】アドレス発生部612は、ページメモリ2
8をFIFOメモリとして使用するためのFIFOアド
レス、FIFO制御に必要なステータスを発生する。
【0074】ステータスとしては、FIFOフル(FI
FO領域が未読出しのデータで満杯の状態)、FIFO
エンプティー(FIFO領域に未読出しのデータがない
状態)、FIFOハーフ(FIFO領域に半分以上の未
読出しデータがある状態)がある。また、システムCP
U11からFIFOのレジスタを読み出すことによっ
て、FIFOに入っているデータ量及び空き容量を知る
ことが出来る。
【0075】これらのステータスを用いてFIFO制御
を行うことで、画像バス29のデバイスからデバイス、
または、画像バス29のデバイスからシステムバス22
へ転送する際に、それぞれの転送速度や、転送タイミン
グの差をFIFOメモリで吸収することができ、高速な
データ転送が可能である。
【0076】アドレス発生部612には、これらの機能
を持たせるため、少なくとも4チャンネルの2次元アド
レス発生器を複数個、2チャンネルのFIFOアドレス
発生器を複数個、および転送シーケンサからのチャンネ
ルセレクト信号によって、それらの発生するメモリアド
レスの内の1つを選択するセレクタ等を有する。
【0077】ページメモリ28を2次元アクセスする場
合には、ページメモリ28の1回のアクセス幅(図の場
合は64ビット)を1カラムとすると、1ラインは1カ
ラムの整数倍によって構成され、また、同じラインに於
いてX方向に連続なカラムはページメモリ28のリニア
・アドレスが連続で、ラインの最終カラムと、次のライ
ンの先頭カラムのリニア・アドレスは連続しているもの
とする。
【0078】前記データ制御回路27は、図11に示す
ように、システム基本ユニット2内の画像バス29上の
デバイス間のデータ転送、および画像バス29上のデバ
イスとページメモリ28間のデータ転送を制御する画像
データ転送制御部701、ビットブロック転送及び種々
のラスタオペレーション(論理演算)を実行するイメー
ジ処理部702、基本ユニット1のCPU11あるいは
システム拡張ユニット3のCPU31が前記システム制
御回路21を介してページメモリ28をアクセス(読み
だし/書き込み)するときのデータをインタフェースと
して処理するシステムインターフェース703、ページ
メモリ28への書き込み処理において前記アドレス制御
回路26のページメモリアクセス調停結果に基づいて前
記画像データ転送制御部701を介して送られてくる画
像バス29上のデバイスからのデータか、あるいはシス
テムインターフェース703を介して送られてくるCP
U(基本ユニット1のCPU11あるいはシステム拡張
ユニット3のCPU31)からのデータかを選択するセ
レクタ704、ページメモリ28からのデータの読出し
処理において前記アドレス制御回路26のページメモリ
アクセス調停結果に基づいて前記画像データ転送制御部
701を介した画像バス29上のデバイスへデータを送
るか、あるいはシステムインターフェース703を介し
たCPU(基本ユニット1のCPU11あるいはシステ
ム拡張ユニット3のCPU31)へデータを送るかを選
択するセレクタ705で構成されている。
【0079】前記イメージ処理部702は、図12に示
すように、データ経路部710,711、セレクタ71
2、パラメータレジスタ713、イメージインターフェ
ース714、メモリインターフェース715、制御バス
インターフェース716及びアドレス制御回路インター
フェース717により構成されている。
【0080】前記イメージ処理部702は、ページメモ
リ28からデータを読み出す経路(データ経路部71
0)と書き込む経路(データ経路部711)が独立して
おり、それぞれがパイプライン処理を行っているため読
みだし/書き込みの最大転送サイクルは同じであり、最
大4chの並行処理が可能となっている。
【0081】前記セレクタ回路712は、画像バス29
上のデバイスからのページメモリアクセスが読みだしア
クセスか、読みだし・モディファイ・書き込みアクセス
かによりデータの出力方向を切り換える。
【0082】読みだしアクセスにおいてはページメモリ
28からのデータはデータ経路部710へ出力され、前
記画像データ転送制御部701を介して画像バス29上
のデバイスへ送られる。
【0083】読みだし・モディファイ・書き込みアクセ
スにおいては、ページメモリ28からのデータはデータ
経路711へ出力され、前記画像データ転送制御部70
1およびセレクタ704を介して画像バス29上のデバ
イスから送られてきたデータとデータ経路部711上で
論理演算処理が行われページメモリ28へ書き込まれ
る。
【0084】前記パラメータレジスタ713は、データ
経路部710,711の動作モードをチャンネル毎に格
納しておくレジスタで、これらのパラメータは前記アド
レス制御回路26が出力するページメモリアクセスシー
ケンス信号及びチャンネル選択信号によりデータ経路部
710あるいは711に出力される。前記各データ経路
部L710,711はこのパラメータに基づいて種々の
論理演算処理を実行する。
【0085】図13は、データ経路部710の内部構成
を示すブロック図で、720はラッチ、721はデータ
の1/0を反転させる1項演算部である。前記演算部7
21は、パラメータレジスタへの設定により反転オンの
場合、入力したデータで“1”のビットは“0”に、
“0”のビットは“1”に変換する。
【0086】722はビット左右反転部で、設定により
ページメモリ28から読み出したデータの最上位ビット
(MSB)から最下位ビット(LSB)までのビット列
を反転させる。すなわち反転部722は左90度回転お
よび180度回転処理に使用する。
【0087】723はパイプラインレジスタで、ページ
メモリ28の矩形読みだしアクセスにおいて先頭がペー
ジメモリ28のデータ幅の境界にない場合に、データを
一時的に記憶しておくレジスタである。
【0088】724はデータのビット列を最上位ビット
側あるいは最下位ビット側にシフトするバレルシフタ
で、前記パイプラインレジスタ723と共にページメモ
リ28のデータ幅の境界にない場合に、前記パイプライ
ンレジスタ723に蓄えられた1つ前のデータの残りの
ビットと現アクセスのデータのビット列が連続するよう
に現アクセスのビットをシフトし32ビットのデータ列
として出力する。
【0089】符号725はビット拡張部で、2値(1ビ
ット/画素)のデータを多値に変換する。
【0090】図14は、データ経路部711の内部構成
を示すブロック図で、726,727,728はラッ
チ、729はビット左右反転部、730はパイプライン
レジスタ、731はバレルシフタ、732はビット拡張
部で、これらは前記データ経路部710のラッチ、ビッ
ト左右反転部、パイプラインレジスタ、バレルシフタ及
びビット拡張部と同様の機能を有する。
【0091】733は2項演算部で、前記データ経路部
710と同様の設定によりデータの1/0を反転させた
り、読みだし・モディファイ・書き込みモードにおいて
はページメモリ28から読み出したデータと画像データ
転送制御部701を介して入力したデータとを設定によ
り論理和、論理積、排他的論理和等の論理演算による合
成処理を実行してページメモリ28へ出力する。
【0092】次に前記画像データ転送制御部701の制
御について述べると、画像データ転送制御部701が制
御する画像データの転送形態には次の2つの形態があ
る。
【0093】1つの形態はシステム基本ユニット2の画
像バス29上のI/Oデバイス間のデータ転送で、ソー
ス(転送元)/ディスティネーション(転送先)とも画
像バス29上にあり、ソースから画像データ転送制御部
701内のデータバッファにデータを取り込む読み込み
サイクルとデータバッファ上のデータをディスティネー
ションに書き込む書き込みサイクルの2サイクルで構成
される。
【0094】もう1つの形態はシステム基本ユニット2
の画像バス29上のI/Oデバイスとページメモリ28
間のデータ転送で、I/Oデバイスと画像データ転送制
御部701内のデータバッファ間のデータ転送サイクル
と、データバッファとページメモリ28間のデータ転送
の2つのサイクルで構成される。
【0095】ページメモリ28とデータバッファ間は画
像バス29と独立なため、2つのサイクルは並行して動
作することが可能となっている。
【0096】また画像データ転送制御部701は上記し
た2つの形態のデータ転送を8チャンネル指定すること
が可能で、同時に8チャンネルのデータ転送が可能とな
っている。
【0097】前記画像データ転送制御部701は、図1
5に示すように、データバッファ740、画像バス優先
度制御部741、画像バスタイミング制御部742、ペ
ージメモリ優先度制御部743、ページメモリタイミン
グ制御部744、ターミナルカウンタ745、割込制御
部746、制御バスインターフェース747、パラメー
タレジスタ748及びI/Oバッファ749により構成
されている。
【0098】前記データバッファ740はデータ転送に
おいてソースからのデータを一時的に格納しておくデー
タレジスタをチャンネル数分有する。
【0099】前記画像バス優先度制御部741は、画像
バス29上のデバイスからのデータ転送リクエスト(B
DRQ)を入力し、所定の優先度制御によりデータ転送
を許可するデバイスを決定し、許可されたデバイスにデ
ータ転送を開始を通知(BDAK)する。
【0100】前記画像バスタイミング制御部742は、
前記画像バス優先度制御部741の優先度制御結果に基
づいて決定したソースデバイスとディスティネーション
デバイス間のデータ転送のタイミング信号を生成し画像
バス29に出力する。
【0101】前記ページメモリ優先度制御部743は、
データバッファ740が出力するリクエスト信号を入力
し、ページメモリ28とデータバッファ740との間の
データ転送チャンネルを所定の優先度に基づいて決定す
る。
【0102】前記ページメモリタイミング制御部744
は、ページメモリ優先度制御部743の優先度制御結果
に基づいて決定した転送チャンネルのページメモリ28
とデータバッファ740間のデータ転送のタイミング信
号を生成しアドレス制御回路26に出力する。データバ
ッファ740からの転送リクエスト信号は、ページメモ
リ28への書き込み処理においては画像バス29上のデ
バイスからのデータがデータバッファ740内に格納さ
れている状態のときに、ページメモリ28からのデータ
のリード処理においてはデータバッファ740内にデー
タが格納されていない状態のときに、ページメモリ優先
度制御部743に出力される。
【0103】前記ターミナルカウンタ745は、各チャ
ンネル毎の転送バイト数をカウントするもので、転送バ
イト数が設定値に達した転送チャンネルに対しては、画
像バスタイミング制御部742を介してデータ転送終了
信号(BTC)を出力する。また設定により転送バイト
数が設定値に達した場合、前記割り込み制御部746か
ら制御バスインターフェース747、基本部システムバ
ス16を介して基本ユニット1のCPU11に転送終了
割り込みをかけることが可能となっている。
【0104】前記パラメータレジスタ748は、転送チ
ャンネル毎の転送元、転送先、転送バイト数、転送終了
時の割り込み処理の有無等を設定しておくレジスタであ
る。
【0105】前記画像バス29は,32ビットのデータ
幅を有し、1画素のビット幅によらず常に32ビットの
データ転送が行われる。例えばスキャナ13から2値
(1ビット/画素)のデータをページメモリ28へ書き
込む場合は、画像バス29上は32画素データが一度に
画像データI/F210から画像データ転送制御部70
1を介してページメモリ28へ転送され、また多値(4
ビット/画素)のデータをページメモリ28へ書き込む
場合は、8画素のデータが画像バス29上を一度に転送
される。データの32ビット化は画像バス29上の各デ
バイスで1画素のビット数に応じてそれぞれ行われる。
【0106】前記画像バス29上のデータ転送優先度制
御はプリンタ15への出力、スキャナ13からの入力処
理のように、データ転送を途中で停止したり、待たせた
りできないデバイスからの転送リクエストを優先的に許
可し、圧縮/伸長処理や解像度変換処理のようにデータ
転送を待たせることが可能なデバイスの転送リクエスト
は優先度の高いデバイスからの転送リクエストがないと
きのみ許可するというようにデバイスの性質により優先
度を決定するように決められている。
【0107】画像バス29上のデータ転送タイミングと
して、ページメモリ28からI/Oデバイスに対して画
像データを転送するときのタイミングを図16に示し、
また、I/Oデバイスからページメモリ28に対して画
像データを転送するときのタイミングを図17に示す。
【0108】ここに、BDRQはデバイスごとのデータ
転送リクエスト信号で、BDRQ信号により画像バス優
先度制御部741は調停動作を開始する。BDAK信号
は画像バス優先度制御部741が出力する調停結果で、
BDAK信号がアクティブになったデバイスのデータ転
送を許可する。BADSは転送開始を示す信号、BW/
Rはデバイスへのアクセスが読みだしか書き込みかを示
す信号、BRDYはデバイスからのデータ転送終了信号
である。
【0109】次に、画像バス29上のデバイスで、ペー
ジメモリ28とスキャナ13あるいはプリンタ15との
画像データ転送を画像処理回路14を介してインタフェ
ース処理し、スキャナ13から画素単位に入力される画
像データを1画素のビット数に応じてとりまとめる画素
を決定し、常に画像バス29のデータ幅である32ビッ
トのデータに変換して画像バス29上に出力し、また、
画像バス29から入力した32ビットの画像データは1
画素単位に分割してプリンタ15に出力する画像データ
I/F210について説明する。
【0110】この画像データI/F210の概要として
は、、画像処理回路14との画像データのやり取り、プ
リンタコントローラ9との画像データのやりとりを行う
部分である。画像処理回路14から受け取った画像デー
タ、画像処理回路14へ出す画像データ、さらにプリン
タコントローラ9との間でやり取りされるデータはペー
ジメモリ28と32ビット幅の画像バス29を通してや
り取りを行うものである。
【0111】前記画像データI/F210は、図18に
示すように、画像処理部14より転送されるスキャナ画
像データを入力する為のスキャナI/F801、入力さ
れたスキャナ画像データを画素ビット数単位に選択し画
像バス29へ出力する為の32ビット画像データに変換
するた為の32ビット変換802、32ビット変換部8
02により作られた32ビット画像データを画像バス2
9を通じてページメモリ28へ転送するためのスキャナ
用の画像バスI/F803、ページメモリ28のプリン
タ画像データを画像バス29を通じて32ビット単位に
転送入力する為のプリンタ用の画像バスI/F804、
画像バスI/F804に転送されたプリンタ画像データ
32ビットを1画素のビット数単位に変換する為のPi
xel変換805、入力されたページメモリ28からの
プリンタ画像データを90度右回転させ1画素のビット
数単位にして出力する為の回転処理部806、Pixe
l変換805又は回転処理部806からのプリンタ画像
データを画像処理回路14へ出力する為のプリンタI/
F807、ページメモリ28に対して拡張I/F用の画
像データを画像バス29を通じて32ビット単位に転送
入出力する為の画像バスI/F808、画像バスI/F
808へ入力された32ビット画像データを8ビット単
位に変更する為のLW→byte変換809、拡張I/
F811からの8ビット画像データを32ビット単位の
画像データに変更する為のbyte→LW変換部81
0、8ビット単位にページメモリ28に対して入出力用
画像データを転送入出力する為の拡張I/F811、画
像データI/F210の内部画像データ全体の動きを制
御するシーケンス制御部812、各ブロックへの動作設
定及び動作状態を書き込み/読み出しする為のSYS−
I/F813、回転処理部806から1画素のビット数
単位で出力されたデータを一時的に格納しておくライン
バッファ814および815、Pixel変換805と
回転処理部806とから入力された画像データを選択し
出力するセレクタ816、スキャナ画像データとページ
メモリ28とから転送入力した画像データを合成してプ
リンタ画像データとして出力する合成処理820、およ
びセレクタ816と合成処理部820とから転送入力し
た画像データを選択しプリンタI/F807へ出力する
セレクタ824により構成されている。
【0112】次に、前記画像データI/F210の機能
について詳述する。 (a) スキャナ13からの画像データをページメモリ28
に転送する場合 画像処理回路14から転送されたスキャナ画像データを
32ビット変換部802により32ビット単位のデータ
に変換し、画像バス29を通じてページメモリ28へ転
送する。
【0113】このとき、取り扱うスキャナ画像データは
1画素のビット数が8、4、2、1ビットの4種類で、
8ビット/画素では4画素分、4ビット/画素では8画
素分、2ビット/画素では16画素分、1ビット/画素
では32画素分を1度に画像バス29へ出力する。但
し、1ページ単位では1画素のビット数は変化しない。 (b) ページメモリ28から画像データをプリンタ15に
転送する場合 ページメモリ28の画像データを画像バス29を通じて
32ビット単位で画像データI/F210に入力し、画
素変換部805で画素単位の画像データに変換し、画像
処理回路14へプリンタ用画像データとして転送する。
【0114】このとき、取り扱うプリンタ画像データは
1画素のビット数が4、2、1ビットの3種類である。
但し、1ページ単位では1画素のビット数は変化しな
い。
【0115】画像バス29上では32ビットを1度に画
像データI/F210へ転送する為、出力するプリンタ
画像データのビット数により画像バス上の1回の転送画
素数が変わる。4ビット/画素では8画素分を1回に画
像バス29から入力する。2ビット/画素では16画素
分、1ビット/画素では32画素分を1回に画像バス2
9から入力する。 (c) ページメモリ28から画像データを回転処理部80
6を経由してプリンタ15に転送する場合 ページメモリ28上の画像データを画像バス29を通じ
て2ビット単位で画像データI/F210に入力し、回
転処理部806で90度右回転を行いプリンタ用画像デ
ータとして転送する。
【0116】このとき、取り扱うプリンタ画像データは
1画素のビット数が4、2、1ビットの3種類である。
但し、1ページ単位では1画素のビット数は変化しな
い。
【0117】回転処理部806では3種類のビット数を
有する画像データの回転をラインバッファ814,81
5を使用して実行することができる。 (d) 拡張部から画像データをページメモリ28へ転送す
る場合 拡張部、例えばプリンタコントローラ9の画像データを
拡張I/F811を通じて画像データI/F210に入
力し、byte→LW変換810により1回の転送ビッ
ト数である8ビットの4個分から32ビットの画像デー
タに変換し、画像バス29を通じてページメモリ28へ
転送する。
【0118】このとき、取扱う画像データは1画素のビ
ット数が8、4、2、1ビットの4種類である。但し、
1ページ単位では1画素のビット数は変化しない。
【0119】拡張I/F811では8ビット単位の画像
転送を行っている為、8ビット/画素では1画素、4ビ
ット/画素では2画素、2ビット/画素では4画素分、
1ビット/画素では8画素を1回に転送することにな
る。 (e) ページメモリ28から画像データを拡張部へ転送す
る場合 ページメモリ28の画像データを画像バス29を通じて
32ビット単位で画像データI/F210へ入力し、L
W→byte変換809で8ビット単位の画像データに
変換し、拡張I/F811を通じて拡張部へ出力する。
【0120】このとき、取り扱われる画像データは1画
素のビット数が8、4、2、1ビットの4種類である。
但し、1ページ単位では1画素のビット数は変化しな
い。
【0121】拡張I/F811では、8ビット単位の画
像転送を行っている為、8ビット/画素では1画素、4
ビット/画素では2画素、2ビット/画素では4画素、
1ビット/画素では8画素を1回に転送することにな
る。 (f) リアルタイム合成コピーをする場合 画像処理14からの転送されたスキャナ画像データとペ
ージメモリ28の画像データを画像バス29を通じて3
2ビット単位で画像データI/F210に入力し、Pi
xel変換805で画素単位の画像データに変換した画
像データと合成処理820で画像合成してプリンタI/
F807を通じてプリンタ用画像データとして画像処理
14へ転送する。
【0122】このとき、取り扱われるスキャナ画像デー
タは1画素4、2、1ビットの3種類を有する。但し、
1ページ単位では1画素のビット数は変化しない。
【0123】また、このとき、取り扱われるプリンタ画
像データは1画素のビット数、4、2、1ビットの3種
類を有する。但し、1ページ単位では1画素のビット数
は変化しない。
【0124】画像バス29は、32ビット単位に画像デ
ータI/F210へ転送するため、出力するプリンタ画
像データのビット数により、画像バス29における1回
分の転送における画素数が変わる。すなわち、画像デー
タI/F210が画像バス29から1回に入力する画素
は、4ビット/画素では8画素分、2ビット/画素では
16画素分、1ビット/画素では32画素分である。
【0125】合成処理820では、スキャナ画像データ
4、2、1ビット/画素に対し、プリンタ画像データ
4、2、1ビット/画素を組み合わせて合成できる。
【0126】次に、スキャナ入力時の32ビット変換処
理について説明する。
【0127】画像処理回路14より画像データI/F2
10へ転送入力されるスキャナ画像データはSDATX
−1(Xは7〜0)の信号にMSB基準で使用されて転
送入力される。転送入力されたスキャナ画像データはス
キャナI/F801を通じてTDX−1(Xは7〜0)
の信号により32ビット変換802へ転送される。この
時、SDATX−1の各信号は1対1でTDX−1の信
号に対応している。32ビット変換802ではTDX−
1信号から1画素のビット数に対応して有効な画像デー
タのみを選択する。又、選択された画像データを32ビ
ット単位の画像データに変換する。変換は8ビット/画
素時は4画素分、4ビット/画素時は8画素分、2ビッ
ト/画素時は16画素分、1ビット/画素時は32画素
分を1個の32ビット画像データに変換する。
【0128】次に、各画素ビット時の変換後の出力信号
を示す。
【0129】8ビット/画素時は、TD[7:0]−1
の8ビットの画像データを、1画素目はBISD[0
7:00]−1へ、2画素目はBISD[15:08]
−1へ、3画素目はBISD[23:16]−1へ、4
画素目はBISD[31:24]−1へ出力する。
【0130】4ビット/画素時は、TD[7:4]−1
の4ビットの画像データを、1画素目はBISD[0
3:00]−1へ、2画素目はBISD[07:04]
−1へ、3画素目はBISD[11:08]−1へ、4
画素目はBISD[15:12]−1へ、5画素目はB
ISD[19:16]−1へ、6画素目はBISD[2
3:20]−1へ、7画素目はBISD[27:24]
−1へ、8画素目はBISD[31:28]−1へ出力
する。
【0131】2ビット/画素時は、TD[7:6]−1
の2ビットの画像データを、1画素目はBISD[0
1:00]−1へ、2画素目はBISD[03:02]
−1へ、3画素目はBISD[05:04]−1へ、4
画素目はBISD[07:06]−1へ、5画素目はB
ISD[09:08]−1へ、6画素目はBISD[1
1:10]−1へ、7画素目はBISD[13:12]
−1へ、8画素目はBISD[15:14]−1へ、9
画素目はBISD[17:16]−1へ、10画素目は
BISD[19:18]−1へ、11画素目はBISD
[21:20]−1へ、12画素目はBISD[23:
22]−1へ、13画素目はBISD[25:24]−
1へ、14画素目はBISD[27:26]−1へ、1
5画素目はBISD[29:28]−1へ、16画素目
はBISD[31:30]−1へ出力する。
【0132】1ビット/画素時は、TD7−1の1ビッ
トの画像データを、1画素目はBISD00−1へ、2
画素目はBISD01−1へ、3画素目はBISD02
−1へ、4画素目はBISD03−1へ、5画素目はB
ISD04−1へ、6画素目はBISD05−1へ、7
画素目はBISD06−1へ、8画素目はBISD07
−1へ、9画素目はBISD08−1へ、10画素目は
BISD09−1へ、11画素目はBISD10−1
へ、12画素目はBISD11−1へ、13画素目はB
ISD12−1へ、14画素目はBISD13−1へ、
15画素目はBISD14−1へ、16画素目はBIS
D15−1へ、17画素目はBISD16−1へ、18
画素目はBISD17−1へ、19画素目はBISD1
8−1へ、20画素目はBISD19−1へ、21画素
目はBISD20−1へ、22画素目はBISD21−
1へ、23画素目はBISD22−1へ、24画素目は
BISD23−1へ、25画素目はBISD24−1
へ、26画素目はBISD25−1へ、27画素目はB
ISD26−1へ、28画素目はBISD27−1へ、
29画素目はBISD28−1へ、30画素目はBIS
D29−1へ、31画素目はBISD30−1へ、32
画素目はBISD31−1へ出力する。
【0133】但し、画像バスI/F(スキャナ)803
への転送は32ビット分を1転送単位とし32ビット分
揃った時点で出力が切り変わる。32ビット変換部80
2から出力された32ビット単位の画像データBISD
[31:00]−1は画像バスI/F(スキャナ)80
3からBD[31:00]−1へ1:1にデータ転送さ
れる。
【0134】次に、プリンタ出力時のPixel変換処
理について説明する。
【0135】画像バス29を通じて転送入力された画像
データBD[31:00]−1は画像バスI/F(プリ
ンタ)804にて1:1にBIPD[31:00]−1
信号としてPixel変換805へ入力される。
【0136】Pixel変換805ではプリンタ出力用
画像データの1画素のビット数に対応してBIPD[3
1:00]−1信号の最下位ビットから順番に1画素の
ビット数単位に選択出力される。
【0137】すなわち、4ビット/画素時には、1画素
目はBIPD[03:00]−1から、2画素目はBI
PD[07:04]−1から、3画素目はBIPD[1
1:08]−1から、4画素目はBIPD[15:1
2]−1から、5画素目はBIPD[19:16]−1
から、6画素目はBIPD[23:20]−1から、7
画素目はBIPD[27:24]−1から、8画素目は
BIPD[31:28]−1から選択しPXD[7:
4]−1信号に出力される。
【0138】また2ビット/画素時には、1画素目はB
IPD[01:00]−1から、2画素目はBIPD
[03:02]−1から、3画素目はBIPD[05:
04]−1から、4画素目はBIPD[07:06]−
1から、5画素目はBIPD[09:08]−1から、
6画素目はBIPD[11:10]−1から、7画素目
はBIPD[13:12]−1から、8画素目はBIP
D[15:14]−1から、9画素目はBIPD[1
7:16]−1から、10画素目はBIPD[19:1
8]−1から、11画素目はBIPD[21:20]−
1から、12画素目はBIPD[23:22]−1か
ら、13画素目はBIPD[25:24]−1から、1
4画素目はBIPD[27:26]−1から、15画素
目はBIPD[29:28]−1から、16画素目はB
IPD[31:30]−1から選択しPXD[7:6]
−1信号に出力される。
【0139】また1ビット/画素時には、1画素目はB
IPD00−1から、2画素目はBIPD01−1か
ら、3画素目はBIPD02−1から、4画素目はBI
PD03−1から、5画素目はBIPD04−1から、
6画素目はBIPD05−1から、7画素目はBIPD
06−1から、8画素目はBIPD07−1から、9画
素目はBIPD08−1から、10画素目はBIPD0
9−1から、11画素目はBIPD10−1から、12
画素目はBIPD11−1から、13画素目はBIPD
12−1から、14画素目はBIPD13−1から、1
5画素目はBIPD14−1から、16画素目はBIP
D15−1から、17画素目はBIPD16−1から、
18画素目はBIPD17−1から、19画素目はBI
PD18−1から、20画素目はBIPD19−1か
ら、21画素目はBIPD20−1から、22画素目は
BIPD21−1から、23画素目はBIPD22−1
から、24画素目はBIPD23−1から、25画素目
はBIPD24−1から、26画素目はBIPD25−
1から、27画素目はBIPD26−1から、28画素
目はBIPD27−1から、29画素目はBIPD28
−1から、30画素目はBIPD29−1から、31画
素目はBIPD30−1から、32画素目はBIPD3
1−1から選択しPXD7−1信号に出力される。
【0140】Pixel変換805から出力される画素
データは画像処理回路14への1画素の画像転送スピー
ドに同期し1画素単位に変換される。その後セレクタ8
16によりPID[7:4]−1信号に1:1に変換さ
れ、画像処理回路14はPDAT[7:4]−1信号と
して転送出力される。
【0141】画像処理回路14ではプリンタ画像データ
はPDAT[7:4]−1信号に対して1画素のビット
数によりMSB基準で使用される。
【0142】次に、画像バス29とのデータのインタフ
ェースについて説明する。
【0143】転送する画素の1画素ビット数により1回
の転送画素数は、8ビット/画素時は4画素、4ビット
/画素時は8画素、2ビット/画素時は16画素、1ビ
ット/画素時は32画素となる。
【0144】画像処理回路14から画像データI/F2
10へ転送入力されるスキャナ画像データは32ビット
単位ではD0、D1、D2、‥‥Dn(n:3、7、1
5、31)の順番で入力され、32ビットの最下位ビッ
トから1画素のビット単位に配置され、1画素のビット
内でも最下位ビットが32ビットの最下位ビット側に配
置される。
【0145】ページメモリ28への画像データの転送入
力は1画素のビット数によって配置が決められ、ページ
メモリ28へ転送出力した配置とページメモリ28から
転送入力した配置は変わらない。
【0146】ページメモリ28から転送入力された画像
データは転送される画像データ32ビット単位ではD
0、D1、D2、‥‥Dn(n:3、7、15、31)
の順番で1画素単位の画素データに変換され、画像処理
回路14へプリンタ画像データとして出力される。
【0147】次に、前記スキャナ13からページメモリ
28へのスキャナ入力動作について説明する。
【0148】前記スキャナ13が読み取った8ビット/
画素の画像出力データは、画像処理回路14を通じて8
ビット/画素または4ビット/画素または2ビット/画
素または1ビット/画素のスキャナ画像データとして画
像データインターフェース210へ転送され、その画像
データインターフェース210内部でスキャナ画像デー
タの複数画素(4、8、16、32画素)を集め、32
ビット単位の転送データとして画像バス29を通じてデ
ータ制御回路27へDMA転送される。データ制御回路
27ではアドレス制御回路26で発生するページメモリ
28のアドレスに32ビットのスキャナ画像データの書
き込みを行う。
【0149】次に、ページメモリ28からプリンタ15
へのプリンタ出力動作について説明する。
【0150】ページメモリ28からプリンタ15へ画像
データを出力する。前記ページメモリ28はアドレス制
御回路26で発生するページメモリのアドレスにより3
2ビット単位に画像データをデータ制御回路27へ転送
し、画像バス29を通じて画像データインターフェース
210へDMA転送する。
【0151】前記画像データI/F210内部では32
ビットの画像データからプリンタ15へ出力する為の1
画素のビット数4ビット/画素または2ビット/画素ま
たは1ビット/画素に変換を行い、画像処理内部を通じ
てプリンタ15へ転送出力する。
【0152】次に、本画像形成装置の主な動作モードの
処理フローについて説明する。
【0153】まず、FAXユニット8からページメモリ
28へのコードデータ(圧縮画像データ)の入力処理に
ついて説明する。
【0154】図19はFAX入力処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【0155】まず、FAXユニット8に対して、一定量
の受信データが蓄積されたときにページメモリ28に対
する転送リクエストを発生するように設定する。
【0156】次に、転送チャンネルのFIFOに対し、
FIFO領域のスタートアドレス及びサイズを設定す
る。これによりページメモリ28がFIFOメモリとし
て使用可能になる。
【0157】次に、データ制御回路27及びシステム制
御回路21に設定を行い、FAXユニット8からページ
メモリ28に至るデータ及びアドレスの経路を作成す
る。
【0158】次に、FIFOをイネーブルにし動作可能
状態にする。よって、これ以降、FIFO領域に読み込
み可能なデータがあれば、画像バスデバイス(この場合
圧縮・伸長回路211)はFIFOステータスがエンプ
エィーになるまでデータを読み出すことが出来る。
【0159】次に、システムCPU11はFIFOのレ
ジスタを読んで、FIFOの空き容量を調べ、FAXか
らの転送サイズ分の空きが出来るまで待つ。転送サイズ
分の空きが出来ると、システムDMAコントローラ23
に転送サイズを設定し、DMA転送を開始する。
【0160】次に、FAXユニット8からの割り込みの
有無、及び、DMA転送終了を調べ、FAXユニット8
から割り込みがあれば、FAXユニット8からステータ
スを読みだし、ステ−タスがエラーであればエラー処理
を、ステータスが終了であればFIFOをディスエーブ
ルにし、FAXユニット8の終了処理を行い、システム
DMAコントローラ23のFIFO転送チャンネルをデ
ィスエーブルにして一連の転送を終了する。
【0161】また、DMA転送が終了した場合、次のデ
ータブロックの転送作業を行う。この動作は、FAXユ
ニット8からの終了割り込みが発生するまで繰り返され
る。
【0162】図20はFAX入力処理の他の一例を示す
フローチャートである。
【0163】まず、FAXユニット8に対して、1つで
も受信データがあればページメモリ28に対する転送リ
クエストを発生するように設定する。
【0164】次に、システムDMAコントローラ23に
FAXユニット8からのリクエストに対し1ワード単位
で転送するように設定する。
【0165】次に転送チャンネルのFIFOに対し、F
IFO領域のスタートアドレス及びサイズを設定する。
これによりページメモリ28がFIFOメモリとして使
用可能になる。
【0166】次に、データ制御回路27及びシステム制
御回路21に設定を行い、FAXユニット8からページ
メモリ28に至るデータ及びアドレス経路を作成する。
【0167】次に、FIFOをイネーブルにし動作可能
状態にする。よって、これ以降、FAXユニット8はF
IFOステータスがフルになるまで、すなわちFIFO
領域に書き込み可能な空きがなくなるまでデータの書き
込みが可能であり、FIFO領域に読みだし可能なデー
タがあれば、画像バスデバイス(この場合圧縮・伸長回
路211)はFIFOステータスがエンプティーになる
までデータを読み出すことが出来る。
【0168】次に、FAXユニット8からの割り込みの
有無を調べ、FAXユニット8から割り込みがあれば、
FAXユニット8からステータスを読みだし、ステータ
スがエラーであればエラー処理を、ステータスが終了で
あればFIFOをディスエーブルし、FAXユニット8
の終了処理を行い、システムDMAコントローラ23の
FIFO転送チャンネルをディスエーブルにして一連の
転送を終了する。
【0169】次に、ページメモリ28からFAXユニッ
ト8へのコードデータ(圧縮画像データ)の出力処理に
ついて説明する。
【0170】図21はFAX出力処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【0171】まず、FAXユニット8に対して、一定量
の受信データが取り込み可能なときにページメモリ28
に対する転送リクエストを発生するように設定する。
【0172】次に、転送チャンネルのFIFOに対し、
FIFO領域のスタートアドレス及びサイズを設定す
る。これによりページメモリ28がFIFOメモリとし
て使用可能になる。
【0173】次に、データ制御回路27及びシステム制
御回路21に設定を行い、ページメモリ28からFAX
ユニット8に至るデータ及びアドレスの経路を作成す
る。
【0174】次に、FIFOをイネーブルにし動作可能
状態にする。よって、これ以降、FIFO領域に書き込
み可能な空きがあれば、画像バスデバイス(この場合圧
縮・伸長回路211)はFIFOステータスがフルにな
るまでデータを書き込むことが出来る。
【0175】次に、システムCPU11はFIFOのレ
ジスタを読んで、FIFO領域の未読み出しデータ量を
調べ、FAXユニット8への転送サイズ分のデータ量に
達するまで待つ。転送サイズ分のデータ量に達すると、
システムDMAコントローラ23に転送サイズを設定
し、DMA転送を開始する。
【0176】次に、FAXユニット8からの割り込みの
有無、及び、DMA転送終了を調べ、FAXユニット8
から割り込みがあれば、FAXユニット8からステータ
スを読んで、ステータスがエラーであればエラー処理
を、ステータスが終了であればFIFOをディスエーブ
ルにし、FAXユニット8の終了処理を行い、システム
DMAコントローラ23のFIFO転送チャンネルをデ
ィスエーブルにして一連の転送を終了する。
【0177】また、DMA転送が終了した場合、次のデ
ータブロックの転送作業を行う。この動作は、FAXユ
ニット8からの終了割り込みが発生するまで繰り返され
る。
【0178】図22はFAX出力処理の他の一例を示す
フローチャートである。
【0179】まず、FAXユニット8に対して、ひとつ
でもデータが取り込み可能なときにページメモリ28に
対する転送リクエストを発生するように設定する。
【0180】次に、システムDMAコントローラ23に
FAXユニット8からのリクエストに対し1ワード単位
で転送するように設定する。
【0181】次に、転送チャンネルのFIFOに対し、
FIFOの領域のスタートアドレス及びサイズを設定す
る。これによりページメモリ28がFIFOメモリとし
て使用可能になる。
【0182】次に、データ制御回路27及びシステム制
御回路21に設定を行い、ページメモリ28からFAX
ユニット8に至るデータ及びアドレス経路を作成する。
【0183】次に、FIFOをイネーブルにし動作可能
状態にする。よって、これ以降、FAXユニット8はF
IFOステータスがエンプティーになるまで、すなわち
FIFO領域に未読み出しのデータがなくなるまでデー
タの読みだしが可能であり、FIFO領域に書き込み可
能な空きがあれば、画像バスデバイス(この場合圧縮・
伸長回路211)はFIFOステータスがフルになるま
でデータを書き込むことが出来る。
【0184】次に、FAXユニット8からの割り込みの
有無、及び、DMA転送終了を調べ、FAXユニット8
から割り込みがあれば、FAXユニット8からステータ
スを読みだし、ステータスがエラーであればエラー処理
を、ステータスが終了であればFIFOをディスエーブ
ルにし、FAXユニット8の終了処理を行い、システム
DMAコントローラ23のFIFO転送チャンネルをデ
ィスエーブルにして一連の転送を終了する。
【0185】次にスキャナ13で読み取った画像データ
をシステム拡張ユニット3内の保存手段である光ディス
ク装置(ODD)38に保存する場合の処理について説
明する。
【0186】ファイル登録処理の起動は基本ユニット1
のコントロールパネル12上でユーザーがファイル登録
処理を選択することにより行われる。
【0187】システムCPU11はファイル登録処理が
起動するとページメモリ28の空き領域、圧縮・伸長回
路211の使用状況をチェックし使用可能であればシス
テム制御回路21の通信メモリ25を介してシステム拡
張ユニット3の拡張CPU31にファイル登録起動を通
知する。
【0188】ページメモリ28上に空き領域がない場合
は“ページメモリFULL”をコントロールパネル12
に表示し、圧縮・伸長回路211が他の処理(例えばF
AX送受信処理)で使用している場合は“デバイスFU
LL”をコントロールパネル12に表示しファイル登録
処理を終了させる。
【0189】システム拡張ユニット3のCPU31はフ
ァイル登録処理が起動すると光ディスク装置38に登録
処理の諸設定を行い、システム拡張ユニット3のDMA
コントローラ32に転送元としてページメモリ28上の
FIFOを、転送先として光ディスク装置38を設定し
て両者を転送待機状態にしておく。そしてFIFO領域
にデータが書き込まれたかどうかをアドレス制御回路2
6がシステム制御回路21に出力するFIFO制御信号
(FIFO−FULL、FIFO−EMP、FIFO−
HALF)を一定の時間ごとに監視する。
【0190】同時に基本ユニット1のCPU11はスキ
ャナ13からページメモリ28へデータを書き込むため
にアドレス制御回路26にアドレス発生チャンネルを、
画像データ転送制御部701にデータ転送チャンネル、
転送元(画像データI/F210)、転送先(ページメ
モリ28)、転送バイト数等を設定し、またスキャナ1
3及び画像データI/F210に所定の設定を行って1
ビット/画素でデータをページメモリ28へ取り込む。
【0191】次に基本ユニット1のCPU11は圧縮・
伸長回路211に圧縮処理の諸設定を行い、画像データ
転送制御部701の転送チャンネルを2チャンネル使用
してページメモリ28からスキャナ13で読み取ったデ
ータを圧縮・伸長回路211へ送る設定と圧縮・伸長回
路211で圧縮したデータをページメモリ28のFIF
O領域に書き込むように設定し、アドレス制御回路26
に対してはページメモリ28からデータを読み出す時に
使用するアドレス発生チャンネル、圧縮データをページ
メモリ28へ書き込むときに使用するFIFOチャンネ
ルを設定してデータ転送を開始させる。
【0192】これによりページメモリ28からアドレス
発生チャンネルに設定したアドレスの順番にデータが圧
縮・伸長回路211に入力され、圧縮・伸長回路211
で圧縮されたデータがページメモリ28のFIFO領域
に順次書き込まれていく。
【0193】システム拡張ユニット3のCPU31はF
IFO−HALFを監視し、FIFO領域に所定のデー
タ量だけデータが蓄積されると拡張DMAコントローラ
32に対してデータ転送を開始させる。これを圧縮デー
タが全て転送されるまで繰り返す。
【0194】圧縮・伸長回路211は1ページの圧縮が
完了すると基本ユニット1のCPU11に対して圧縮終
了割り込みをかける。CPU11は画像データ転送制御
部701のターミナルカウンタ745の転送カウント値
(圧縮・伸長回路211からページメモリ28のFIF
O領域への転送チャンネル)を読み込むことにより1ペ
ージの圧縮データ量を知ることができこれを通信メモリ
25を介してシステム拡張ユニット3のCPU31に通
知する。
【0195】システム拡張ユニット3のCPU31はF
IFOから光ディスク装置38へのデータ転送が、この
圧縮データ量に達したところでデータ転送を終了させ
る。複数ページのファイル登録処理においては圧縮処理
のためのページメモリ28から圧縮・伸長回路211へ
のデータの転送以降の処理と次のページのスキャナ13
からページメモリ28へのデータ入力処理が並行して動
作する。
【0196】次にシステム拡張ユニット3内の光ディス
ク装置38に保存してある画像情報を基本ユニット1の
プリンタ15から印字出力する処理を説明する。
【0197】起動はファイル登録処理と同様に基本ユニ
ット1のコントロールパネル12上でユーザの選択によ
り発生し、システム拡張ユニット3のCPU31に通信
メモリ25を介して通知する。また使用するデバイス
(ページメモリ28、圧縮・伸長回路211、光ディス
ク装置38、拡張DMAコントローラ32)が使用不可
の状態の時には基本ユニット1のCPU11はコントロ
ールパネル12に“デバイス−FULL”を表示してフ
ァイル印刷処理を終了させる。
【0198】システム拡張ユニット3のCPU31は、
ファイル印刷処理が起動すると光ディスク装置38に印
刷(読み出し)処理の諸設定を行い、システム拡張ユニ
ット3のDMAコントローラ32に転送先としてページ
メモリ28上のFIFOを、転送元として光ディスク装
置38を設定して両者を転送待機状態にしておく。
【0199】そしてFIFO領域に所定の空き領域が有
るかどうかをアドレス制御回路26がシステム制御回路
21に出力するFIFO制御信号(FIFO−HAL
F)を一定の時間ごとに監視し、空き領域があればDM
Aコントローラ32にデータ転送を開始させる。これを
1ページ分繰り返す。
【0200】同時に基本ユニット1のCPU11は圧縮
・伸長回路211に伸長処理の諸設定を行い、画像デー
タ転送制御部701の転送チャンネルを2チャンネル使
用して、1チャンネルは光ディスク装置38からページ
メモリ28のFIFO領域に書き込まれたデータを伸長
処理するよう転送元としてページメモリ28のFIFO
領域、転送先として圧縮・伸長回路211を設定し、も
う1チャンネルは伸長したデータをページメモリ28へ
書き込むために転送元として圧縮・伸長回路211、転
送先としてページメモリ28を設定し、アドレス制御回
路26に対してはFIFOからのデータリードのための
チャンネル、伸長されたデータを書き込むためのアドレ
スを生成するアドレスチャンネルを設定し、データ転送
を開始する。
【0201】こうして光ディスク装置38から読出され
た圧縮データは、ページメモリ28のFIFO領域を通
って圧縮・伸長回路211で伸長処理が施された後、ペ
ージメモリ28の所定の領域に画像データとして書き込
まれる。
【0202】圧縮・伸長回路211は、伸長処理におい
て圧縮データの中から1ページの終了を解釈すると、基
本ユニット1のCPU11に対して割り込みにより伸長
処理終了を通知する。
【0203】基本ユニット1のCPU11は次に転送元
として伸長したデータが格納されているページメモリ2
8、転送先としてプリンタ15を設定し、ページメモリ
28からデータ読み出すアドレスを出力するアドレス発
生チャンネルをアドレス制御回路26に設定し、画像デ
ータI/F210及びプリンタ15に印刷処理のための
所定の設定を行ってからデータ転送を開始させる。
【0204】これによりページメモリ28からアドレス
発生チャンネルに設定したアドレスの順番に伸長したイ
メージデータが画像データI/F210を介してプリン
タ15へ出力され、プリンタ15にて可視化される。
【0205】1ページの印刷処理が終了するとプリンタ
15から印字終了割込みが基本ユニット1のCPU11
に対して出力される。複数ページのファイル印刷処理に
おいては伸長したデータの印刷処理と次ページの伸長処
理は並行して動作する。
【0206】次に、同時並行動作について説明する。
【0207】本画像形成装置では使用デバイス(スキャ
ナ13、プリンタ15、圧縮・伸長回路211、解像度
変換・2値回転回路212)が競合しない複数の処理を
同時に処理することが可能となっている。
【0208】例えばスキャナ13からページメモリ28
への画像データの入力処理、ページメモリ28上の画像
データのプリンタ15への出力処理、光ディスク装置3
8へ画像データを蓄積するためのページメモリ28上の
画像データを解像度変換した後、圧縮処理する解像度変
換/圧縮処理、これらは使用デバイスが競合しないため
同時並行処理ができる。
【0209】例えばスキャナ入力処理(スキャナ13→
画像処理回路14→画像データI/F210→データ制
御回路27→ページメモリ28)、プリンタ出力処理
(ページメモリ28→データ制御回路27→画像データ
I/F210→画像処理回路14→スキャナ13)及び
解像度変換/圧縮処理(ページメモリ28→データ制御
回路27→解像度変換・2値回転回路212→データ制
御回路27→圧縮・伸長回路211→データ制御回路2
7→ページメモリ28)の3つの処理同時並行処理につ
いて述べる。
【0210】画像バス29は画像バス上のデータ制御回
路27のみがマスタとなるシングルマスタ構成であり、
各I/OデバイスはDMA転送リクエスト(BDRQ)
信号をアクティブにすることによりマスタに対してDM
A転送を要求する。
【0211】マスタは各I/OデバイスからのDMA要
求を調停し、ただ1つのI/Oデバイスに対してDMA
転送を許可するDMA応答(BDAK)信号を送出し、
データ転送を行う。
【0212】DMA転送リクエスト信号が1つだけで優
先度制御をする必要がない場合の基本的なデータ転送タ
イミングを図23及び図24に示す。またスキャナ入力
処理、プリンタ出力処理及び解像度変換/圧縮処理の3
つの処理の各デバイスとデータ制御回路27のDMA転
送リクエスト(BDREQ)信号とDMA応答(BDA
CK)信号の接続模式図を図25に示す。
【0213】また各デバイスに対するDMA転送リクエ
スト信号チャンネルの対応について述べると、BDRQ
0 −1 のチャンネルは出力でスキャナ13、BDRQ1
−1のチャンネルは入力でプリンタ15、BDRQ2 −1
のチャンネルは出力で解像度変換・2値回転回路21
2、BDRQ3 −1 のチャンネルは入力で解像度変換・
2値回転回路212、BDRQ4 −1 のチャンネルは出
力で圧縮・伸長回路211、BDRQ5 −1 のチャンネ
ルは入力で圧縮・伸長回路211、BDRQ6−1 のチ
ャンネルは出力で拡張部画像バス45、BDRQ7 −1
のチャンネルは入力で拡張部画像バス45にそれぞれ対
応している。
【0214】これらの3つの処理が同時に起動したと
き、画像データは画像バス上を時分割処理して転送され
る。データ転送の優先度制御は各デバイスからのDMA
転送リクエスト信号をもとにデータ制御回路27内の画
像バス優先制御回路741で行われ、唯一のデバイスに
対してDMA応答信号(BDACK)を出力する。
【0215】図26は合成処理の構成を示すブロック図
である。
【0216】この合成処理820内には、スキャナ13
から取り込まれた画像データTD[7:0] から上記4
ビットTD[ 7:4] −1のみ入力される。この信号は
4ビット変換(スキャナ)821で4ビットの画像デー
タSMD[ 7:0] −1に変換される。Pixel変換
805から入力されたページメモリ28の画像データP
XD[ 7:0] −1は4ビット変換(プリンタ)823
で4ビットの画像データPMD[ 7:4] −1に変換さ
れる。2つの信号は合成ブロック822に入力され画像
合成された画像データMD[ 7:4] −1としてセレク
タ824に出力される。
【0217】4ビット変換部(スキャナ)821では図
27の変換が行われる。
【0218】スキャナ画像データTD[ 7:0] −1は
1ビット/画素時上位1ビットTD7−1のみSS7−
1となりTD[ 6:4] −1は“0”がSS[ 6:4]
−1に出力される。SS[ 7:4] −1は“0”と
“8”(HEX)の2種類であるから“0”→“0”
(HEX)、“8”→“F”(HEX)に変換されSM
D[7:4] −1信号として出力される。
【0219】スキャナ画像データTD[ 7:0] −1は
2ビット/画素時上位2ビットTD[ 7:6] −1のみ
SS[ 7:6] −1となりTD[ 5:4] −1は“0”
がSS[ 5:4] −1に出力される。SS[ 7:4] −
1は“0”と“4”と“8”と“C”(HEX)の4種
類であるから“0”→“0”(HEX)、“4”→
“5”(HEX)、“8”→“A”(HEX)、“C”
→“F”(HEX)に変換されSMD[ 7:4] −1信
号として出力される。
【0220】スキャナ画像データTD[ 7:0] −1
は、4ビット/画素時上位4ビットTD[ 7:4] −1
のみSS[ 7:4] −1となり、SS[ 7:4] −1に
出力される。SS[ 7:4] −1は“0”〜“F”(H
EX)の16種類そのままSMD[ 7:4] −1信号と
して出力される。
【0221】4ビット変換部(プリンタ)823では図
27の変換が行われる。
【0222】プリンタ画像データPXD[ 7:0] −1
は1ビット/画素時上位1ビットPXD7−1のみPS
7−1となりPXD[ 6:4] −1は“0”がPS[
6:4] −1に出力される。PS[ 7:6] −1は
“0”と“8”(HEX)の2種類であるから“0”→
“0”(HEX)、“8”→“F”(HEX)に変換さ
れPMD[ 7:4] −1信号として出力される。
【0223】スキャナ画像データPXD[ 7:0] −1
が2ビット/画素時上位2ビットPXD[ 7:6] −1
のみPS[ 7:6] −1となりPXD[ 5:4] −1は
“0”がPS[ 5:4] −1に出力される。PS[ 7:
4] −1は“0”と“4と“8”と“C”(HEX)の
4種類であるから“0”→“0”(HEX)、“4”→
“5”(HEX)、“8”→“A”(HEX)、“C”
→“F”(HEX)に変換されPMD[ 7:4] −1信
号として出力される。
【0224】スキャナ画像データPXD[ 7:0] −1
は、4ビット/画素時PXD[ 7:4] −1がそのまま
SS[ 7:4] −1となり出力される。PS[ 7:4]
−1は“0”〜“F”(HEX)の16種類の画像デー
タとしてそのままPMD[ 7:4] −1信号として出力
される。
【0225】合成ブロック部822では図28のような
合成変換がおこなわれてMD[ 7:4] −1信号として
出力される。図28の合成パターンはPMD[ 7:4]
−1信号とSMD[ 7:4] −1信号のより大きい値を
SM[ 7:4] −1として出力するものである。(MA
X値合成)これ以外にもパターンの組み合わせにより合
成を行うことができる。
【0226】4ビット変換部(スキャナ)821、4ビ
ット変換部(プリンタ)823、合成ブロック部822
により、スキャナ画像データとプリンタ画像データとの
画素ビットが異なっていても同一の画素ビットに変換さ
れるので合成することができる。
【0227】図29はリアルタイムで合成する時の画像
データI/F210における処理を示す説明図である。
【0228】画像データI/F210ではスキャナ画像
データを1ラインの画像データを示すSHDEN−0信
号と1ページのライン数を示すSVDEN−0信号によ
り取り込み、内部でスキャナ1ライン画像抽出信号によ
り合成処理で必要な1ラインの画像データとして抽出
し、合成画像データ(SC)として合成処理820に入
力する。
【0229】ページメモリ28の画像データは画像バス
29により32ビット単位に取り込まれる。1ラインの
画像データの先端と後端で64ビット以内の無効データ
が付随している為、これらをByte変換内64ビット
シフトブロックで削除し、ページメモリ画像データとし
て合成処理部820に入力する。合成処理820に入力
されたスキャン画像データとプリンタ画像データは1ラ
インで同一画素数であり、1ページで同一ライン数であ
る。合成出力された画像データは1ライン画像データを
示すPHDEN−0信号と1ページのライン数を示すP
VDEN−0信号に同期してプリンタ画像データとして
画像処理回路14に出力される。
【0230】図30はリアルタイム合成のデータの流れ
を示した説明図である。スキャナ13は画像データを読
み取りながら画像処理回路14に画像データを転送し、
画像処理回路14では画像処理を行いながらシステム基
本ユニット2へ画像データを転送する。スキャナ画像デ
ータはシステム基本ユニット2の画像データI/F21
0内の合成処理820に入力されページメモリ28から
転送された画像データと合成処理され再び画像処理回路
14へ転送される。画像処理回路14では転送入力され
た画像データを画像処理しながらプリンタ15へ出力す
る。
【0231】図31はスキャナ13からプリンタ15ま
での画像データと制御信号を示す説明図である。
【0232】信号PHSYN−0はプリンタ内部でポリ
ゴンミラーの回転によるレーザ光の走査からフォトディ
テクタによって発生した1ライン単位の基準信号であ
る。
【0233】信号DVDEN−0、DHDEN−0、D
DAT−1、MCLK−1はスキャナから画像処理回路
14の平滑化エッジ強調回路141への垂直同期信号、
水平同期信号、画像データ、画像データ転送クロックで
ある。
【0234】信号RVDEN−0、RHDEN−0、R
DAT−1、MCLK−1は平滑化エッジ強調回路14
1から編集/移動回路142への垂直同期信号、水平同
期信号、画像データ、画像データ転送クロックである。
【0235】信号LVDEN−0、LHDEN−0、L
DAT−1、MCLK−1は編集/移動回路142から
拡大/縮小回路143への垂直同期信号、水平同期信
号、画像データ、画像データ転送クロックである。
【0236】信号EVDEN−0、EHDEN−0、E
DAT−1、MCLK−1は拡大/縮小回路143から
階調変換回路144への垂直同期信号、水平同期信号、
画像データ、画像データ転送クロックである。
【0237】信号HVDEN−0、HHDEN−0、H
DAT−1、HCLK−1は階調変換回路144からプ
リンタ15への垂直同期信号、水平同期振動、画像デー
タ、画像データ転送クロックである。
【0238】通常のコピー動作時にはスキャナ13→平
滑化エッジ強調回路141→編集/移動回路142→拡
大/縮小回路143→階調変換回路144→プリンタ1
5のデータ転送経路を取る。
【0239】図32はリアルタイムに合成する時の画像
データと制御信号を示す説明図である。
【0240】信号SVDEN−0、SHDEN−0、S
DAT−1、SDCLK−1は階調変換回路144から
画像データI/F210への垂直同期信号、水平同期信
号、画像データ、画像データ転送クロックである。
【0241】信号PVDEN−0、PHDEN−0、P
DAT−1、PDCLK−1は画像データI/F210
から階調変換回路144への垂直同期信号、水平同期信
号、画像データ、画像データ転送クロックである。
【0242】リアルタイム合成時はスキャナ13から階
調変換回路144までは通常コピーと同様の経路を通り
階調変換回路144からスキャナ画像データを画像デー
タI/F210へ転送し、画像データI/F210内で
合成処理された画像データは再び階調変換回路144へ
転送されプリンタ15へ出力される。
【0243】図33はリアルタイム画像合成コピー時の
各画像データと制御信号のタイミング図である。
【0244】信号SIVDEN−0、SIHDEN−
0、SIDAT−1、SICLK−1はスキャナ13内
の垂直同期信号、水平同期信号、画像データ、画像デー
タ転送クロックである。
【0245】信号PIVDEN−0、PIHDEN−
0、PIDAT−1、PICLK−1はプリンタ15内
の垂直同期信号、水平同期信号、画像データ、画像デー
タ転送クロックである。
【0246】スキャナ13はPHSYN−0信号からS
IHDEN−0信号を作り原稿より読み取った1ライン
分の画像データをスキャナ13内ダブルラインバッファ
(図示しない)に書き込む。ダブルラインバッファの反
対側より1ライン前の画像データを読み出しDHDEN
−0信号に同期させて平滑化エッジ強調回路141へ出
力する。
【0247】平滑化エッジ強調回路141では画像処理
を行い処理時間分だけ遅延させて1ラインの画像データ
をRHDEN−0信号に同期して編集/移動回路142
へ出力する。
【0248】編集/移動回路142では画像処理を行い
処理時間分だけ遅延させて1ラインの画像データをLH
DEN−0信号に同期して拡大/縮小回路143へ出力
する。拡大/縮小回路143では画像処理を行い処理時
間分だけ遅延させて1ラインの画像データをEHDEN
−0信号に同期して階調変換回路144へ出力する。
【0249】階調変換回路144では画像処理を行い処
理時間分だけ遅延させて1ラインへの画像データをSH
DEN−0信号に同期して画像データI/F210へ出
力する。
【0250】画像データI/F210では転送入力され
た画像データとページメモリ28の画像データを合成処
理し処理時間分だけ遅延させて1ラインの画像データを
PHDEN−0信号に同期して階調変換回路144へ出
力する。
【0251】階調変換回路144では画像処理を行い処
理時間分だけ遅延させて1ラインの画像データをHHD
EN−0信号に同期してプリンタ15へ出力する。
【0252】プリンタ15はHHDEN−0信号により
1ライン画像データをプリンタ内のダブルラインバッフ
ァ(図示しない)に書き込む。ダブルラインバッファの
反対側より1ライン前の画像データをPIHDEN−0
信号に同期して読みだしレーザ変調して静電ドラム(図
示せず)へ複写する。
【0253】スキャナ画像データSIDAT−1はSI
VDEN−0とSIHDEN−0信号が共にイネーブル
状態“0”の時にSICLK−1信号に同期してダブル
バッファに書き込まれる。
【0254】画像データ*DAT−1は各ブロック間の
*VDEN−0と*HDEN−0(*はD、R、L、
E、H)信号が共にイネーブル状態“0”の時にMCL
K−1信号に同期して転送される。
【0255】プリンタ画像データPIDAT−1はPI
VDEN−0とPIHDEN−0信号が共にイネーブル
状態“0”の時にPICLK−1信号に同期してダブル
バッファより読みだされる。
【0256】平滑化エッジ強調回路141内における画
像処理は1ライン分必要としている為、編集/移動回路
142への転送は1ライン分遅延している。*HDEN
−0(*はSI、D、R、L、E、H、PI)信号のイ
ネーブル“0”はHSYNC−0信号イネーブル“0”
とオーバーラップさせない。これはスキャナとプリンタ
がHSYNC−0信号により各ダブルバッファの読みだ
し/書き込みタイミングを切り換える為である。
【0257】通常、コピー動作時には各ブロック(スキ
ャナ13、平滑化エッジ強調回路141、編集/移動回
路142、拡大/縮小回路143、階調変換回路14
4、画像データI/F210、プリンタ15)がパイプ
ライン処理で画像処理を行い、スキャナ13とプリンタ
15が同時動作中にコピー動作が完結するリアルタイム
画像合成コピーである。(注:画像処理に必要なライン
数(コピー処理全体で1ページ以内のライン数であるこ
と)また画素数遅延は許容範囲とする。又ページメモリ
からの画像データの読みだし及び画像データI/Fへの
画像転送も同時に行われる。) 図35は画像データI/F210内の32ビット変換部
802内の1ライン画像データの64ビット幅内のシフ
ト動作部分の構成図を、図36は画素変換部805内の
1ライン画像データの64ビット幅内のシフト動作部分
の構成図を、図37はデータ制御部27内で1ライン画
像データの64ビット幅シフト動作を示す説明図であ
る。
【0258】32ビット変換部802では32ビット幅
のレジスタ2個を交互に切り換えて画像バスI/F(ス
キャナ)803へ出力する。画像処理回路14からのH
SYNC−0信号により32ビットレジスタ(A)と3
2ビットレジスタ(B)は“0”信号でクリアされる。
次にスキャナから転送されたライン画像データの1画素
目は1ライン毎スタートポイントが示すビットからレジ
スタに格納される。1ライン毎スタートポイントは0〜
63ビットの間でスキャナ画像データの画素ビット数単
位に設定できる。1ライン全ての画像データをレジスタ
にロードすると64ビット幅でストアされなかったビッ
ト位置には“0”が格納されて64ビット単位の画像デ
ータとして画像バスI/F(スキャナ)803に転送さ
れる。
【0259】Pixel変換805では32ビット幅の
レジスタ2個を交互に切り換えて画像バスI/F(プリ
ンタ)804からの画像データを格納しページメモリ2
8から転送される画素ビット数単位にLSB側より読み
だし1画素単位の画像データとして合成処理820また
はプリンタI/F807に出力する。32ビットレジス
タ(C)と32ビットレジスタ(D)に格納された1ラ
イン画像データの先頭64ビットは1ライン毎リードス
タートポイントから1画素目が読み出される。1ライン
毎リードスタートポイントは0〜63ビットの間でペー
ジメモリ28から転送される画像データの画素ビット数
単位に設定できる。1ラインの画像データをレジスタか
ら読み込み開始するタイミングは、画像処理回路14か
らのHSYNC−0信号“0”を検出してからである。
1ライン分の画像データを読みだしした時点で、次ライ
ンの画像データにおける先頭64ビットがレジスタに格
納される。
【0260】画像データが画素単位でシフトされる状態
を図37に示す。
【0261】ページメモリに書き込みをする場合は、3
2ビットレジスタ(E)、32ビットレジスタ(F)に
格納された画像データは64ビットレジスタ(A)、6
4ビットレジスタ(B)に格納する際にデータシフトが
行われる。
【0262】ページメモリ28から読み出す場合は、6
4ビットレジスタ(A)、64ビットレジスタ(B)に
格納された画像データは32ビットレジスタ(E)、3
2ビットレジスタ(F)に格納する際にデータシフトが
行われる。
【0263】この場合の回路構成は、シフトレジスタ回
路を使用したものと、セレクタ回路を使用したものが考
えられるが、シフトレジスタ回路を使用したものはシフ
トに時間が掛かり、セレクタ回路を使用したものは回路
規模が大きくなる。
【0264】図34は1ラインの画像データを1ライン
単位でデータシフトした場合を示した説明図である。
【0265】ここで示すように、1ラインで64ビット
の1画素ビット数単位のデータシフトを行う。シフトし
て余分なビットには無効画像データ“0”データ(白)
を付加する。
【0266】図39における24ビットシフトはページ
メモリ28の読みだし開始アドレスをAからBへ変更
し、画像データI/F210へ64ビットシフトしたデ
ータとスキャナ13への入力時の画像データ領域のオー
バーラップした画像データを転送する。画像データI/
F210内のPixel変換805において8ビット分
の画像データを逆にシフト得られたものである。
【0267】この処理により、リアルタイムに合成した
時に、スキャナ13への入力時から24ビットのシフト
を行ったページメモリ画像データとスキャナ画像データ
とを画像合成したプリンタ出力が得られる。
【0268】Pixel変換805におけるシフト量を
換えることにより画素単位の位置設定が可能となる。
【0269】図40における2ページ目の画像データの
書き込みは書き込み開始アドレスをAからBへ変更し画
像データをページメモリ28へ書き込む。この時、画像
データI/F210内の32ビット変換において画像デ
ータを40ビット分シフトさせたものをページメモリ2
8へ転送すると、点線枠の位置へ書き込むことができ
る。32ビット変換部802のシフト量を換えることに
よりページ間隔は画素単位に設定できることになる。
【0270】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、例
えばスキャナから読み込まれた画像データをページメモ
リに格納する際に、このページメモリの読み出し/書き
込み単位である所定ビット幅内で、前記画像データを構
成する画素単位で画像データのビットシフトを行い、あ
るいはページメモリから読み出された画像データを構成
する画素単位で前記画像データのビットシフトを行い、
画素単位で必要なシフトが行われた画像データをプリン
タへ出力することにより、ページメモリに格納された画
像データに対して画素単位で位置決めされた画像合成を
行うことができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体のブロック図。
【図2】同実施例の基本ユニットの構成を示すブロック
図。
【図3】図2の画像処理回路の構成を示すブロック図。
【図4】同実施例のシステム基本ユニットの構成を示す
ブロック図。
【図5】同実施例のシステム拡張ユニットの構成を示す
ブロック図。
【図6】同実施例のシステム制御回路の構成を示すブロ
ック図。
【図7】同実施例の通信メモリアクセス制御回路の構成
を示すブロック図。
【図8】同実施例のページメモリアクセス制御回路の構
成を示すブロック図。
【図9】同実施例のアドレス制御回路の構成を示すブロ
ック図。
【図10】同実施例のアドレス発生部のアドレス発生方
向の例を示す説明図。
【図11】同実施例のデータ制御回路の構成を示すブロ
ック図。
【図12】同実施例のイメージ処理部の構成を示すブロ
ック図。
【図13】同実施例のリード用のデータ経路部の構成を
示すブロック図。
【図14】同実施例のライト用のデータ経路部の構成を
示すブロック図。
【図15】同実施例の画像データ転送制御部の構成を示
すブロック図。
【図16】同実施例においてページメモリからI/Oデ
バイスに対してデータ転送するときの画像バス上のデー
タ転送タイミング図。
【図17】同実施例においてI/Oデバイスからページ
メモリに対してデータ転送するときの画像バス上のデー
タ転送タイミング図。
【図18】同実施例の画像データインターフェースの構
成を示すブロック説明図。
【図19】同実施例のFAX入力処理の一例を示すフロ
ーチャート。
【図20】同実施例のFAX入力処理の他の一例を示す
フローチャート。
【図21】同実施例のFAX出力処理の一例を示すフロ
ーチャート。
【図22】同実施例のFAX出力処理の他の一例を示す
フローチャート。
【図23】同実施例において優先度制御をする必要がな
い場合の基本的なデータ転送タイミングを示す図。
【図24】同実施例において優先度制御をする必要がな
い場合の基本的なデータ転送タイミングを示す図。
【図25】同実施例においてスキャナ入力、プリンタ出
力、解像度変換、圧縮・伸長の各処理に使用する信号を
示すブロック説明図。
【図26】同実施例における合成処理部を示すブロック
説明図。
【図27】同実施例のスキャナとプリンタにおける画像
データ変換(4ビット変換)を示す説明図。
【図28】同実施例における合成ブロック内合成パター
ンを示す説明図。
【図29】同実施例におけるリアルタイム合成時の画像
データI/F内の処理を示す説明図。
【図30】同実施例におけるリアルタイム合成における
データの流れを示した説明図。
【図31】同実施例における基本ユニット内の画像デー
タと制御信号を示す説明図。
【図32】同実施例の画像データI/Fに対するリアル
タイム合成時の画像データと制御信号を示す説明図。
【図33】同実施例におけるリアルタイム画像合成コピ
ー時の各画像データと制御のタイミング図。
【図34】同実施例における1ライン画像データにおけ
る1ライン単位のデータシフトを示す説明図。
【図35】同実施例の画像インターフェースにおける3
2ビット変換を示す構成図。
【図36】同実施例の画像インターフェースにおけるP
ixel変換を示す構成図。
【図37】同実施例における画像データシフトを示す説
明図。
【図38】従来の画像形成装置におけるデータ転送を示
す説明図。
【図39】画像形成装置におけるリアルタイム画像合成
コピー時の画像位置合わせを示す説明図。
【図40】画像形成装置におけるページメモリへの画像
データ書込み位置を示す説明図。
【符号の説明】
1…基本ユニット、2…システム基本ユニット、11…
システムCPU、13…イメージスキャナ、14…画像
処理回路、15…プリンタ、21…システム制御回路、
26…アドレス制御回路、27…データ制御回路、28
…ページメモリ、210…画像データインターフェース
(画像データI/F)、211…圧縮・伸長回路、21
2…解像度変換・2値回転回路、214…多値回転メモ
リ、801…スキャナインターフェース(スキャナI/
F)、802…32ビット変換部、805…Pixel
変換、803…(スキャナ側)画像バスインターフェー
ス(画像バスI/F)、804…(プリンタ側)画像バ
スインターフェース(画像バスI/F)、807…プリ
ンタインターフェース(プリンタI/F)、820…合
成処理、821…4ビット変換(スキャナ)、822…
合成ブロック、823…4ビット変換(プリンタ)、8
24…セレクタ、830…32ビットレジスタ(A)、
831…32ビットレジスタ(B)、832…セレク
タ、833…32ビットレジスタ(C)、834…32
ビットレジスタ(D)、835…セレクタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データをパラレル/シリアル変換する
    パラレル/シリアル変換手段と、 この変換されたシリアル画像データを所定ビット単位で
    読み出し/書き込むメモリと、 前記パラレル/シリアル変換手段とメモリとの間に接続
    され前記所定ビット幅内で前記画像データを構成する画
    素単位で画像データのビットシフトを行うデータシフト
    手段と、 前記メモリに記憶されたシリアル画像データを読み出し
    て対応する画像を形成する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像データを所定ビット単位で読み出し/
    書き込むメモリと、 このメモリから画像データをシリアル画像データとして
    読み出す手段と、 前記所定ビット幅内で前記画像データを構成する画素単
    位で読み出されたシリアル画像データのビットシフトを
    行うデータシフト手段と、 このデータシフト手段の出力のシリアル画像データに対
    応する画像を形成する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】画像データを入力するスキャナと、 このスキャナからの画像データをパラレル/シリアル変
    換するパラレル/シリアル変換手段と、 この変換されたシリアル画像データを所定ビット単位で
    読み出し/書き込むページメモリと、 前記パラレル/シリアル変換手段とページメモリとの間
    に接続され前記所定ビット幅内で前記画像データを構成
    する画素単位で画像データのビットシフトを行うデータ
    シフト手段と、 前記ページメモリに記憶されたシリアル画像データを読
    み出して対応する画像を形成するプリンタと、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】画像データを所定ビット単位で読み出し/
    書き込むページメモリと、 このページメモリから画像データをシリアル画像データ
    として読み出す手段と、 前記所定ビット幅内で前記画像データを構成する画素単
    位で読み出されたシリアル画像データのビットシフトを
    行うデータシフト手段と、 このデータシフト手段の出力のシリアル/パラレル変換
    を行うシリアル/パラレル変換手段と、 前記シリアル/パラレル変換手段の出力画像データに対
    応する画像を形成する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
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