JPH06284282A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06284282A
JPH06284282A JP5065848A JP6584893A JPH06284282A JP H06284282 A JPH06284282 A JP H06284282A JP 5065848 A JP5065848 A JP 5065848A JP 6584893 A JP6584893 A JP 6584893A JP H06284282 A JPH06284282 A JP H06284282A
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JP
Japan
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image
data
page memory
unit
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JP5065848A
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English (en)
Inventor
Koichi Watanabe
功一 渡邉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿上のイメージ化されたコード情報の画像状
態に関係なく、そのコード情報を鮮明に画像形成する。 【構成】コード情報が付与された画像を読み取る読取手
段aと、この読取手段aによって読み取られた画像から
コード情報を抽出するコード情報抽出手段bと、このコ
ード情報抽出手段bにて抽出されたコード情報と同一の
コード情報を新たに発生させるコード情報発生手段c
と、このコード情報発生手段cにて発生されたコード情
報を抽出手段bにてコード情報が抽出された画像と合成
する合成手段dと、この合成手段dにて合成して得られ
る画像とコード情報を記録部材に記録する出力手段eを
設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば複写機では、原稿
上に例えばバーコード等のイメージ化されたコード情報
が含まれている場合であっても、原稿上のイメージ化さ
れたコード情報の部分とそれ以外の部分を区別すること
なく複写していた。
【0003】ところで複写されて得られる画像は、原稿
の反りや浮き、原稿や原稿台の汚れ、複写過程に起きる
諸要因によって、汚れや欠け、ぼけや歪み、輪郭の太り
や細り等の画像劣化を生じやすい。すなわち画像劣化を
一切伴わないで複写を行うことは非常に困難である。ま
た、複写によって劣化した画像を原稿として複写する
と、出力画像はさらに劣化してしまう。
【0004】このように複写の世代を重ねると画像が劣
化し、画像劣化が著しくなると、イメージ化されたコー
ド情報は読取りが不能となりコード情報として復元が不
可能になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の複写
機では、複写の世代を重ねると図20の(a) に示すよう
な劣化したバーコードが図20の(b) に示すようにさら
に画像劣化して印字され、画像劣化が著しくなると、イ
メージ化されたコード情報は読取りが不能となりコード
情報として復元が不可能になってしまう問題があった。
【0006】また、イメージ化されたコード情報を確実
に複写したい場合でも、利用者は原稿上のイメージ化さ
れたコードデータが正しく認識され、複写後も正しく認
識可能であるかどうかを知ることが出来ない。このため
認識が不可能なコード情報を含む複写物が伝搬してしま
うという虞がある。
【0007】そこで本発明は、原稿上のイメージ化され
たコード情報の画像状態に関係なく、そのコード情報を
鮮明に画像形成できる画像形成装置を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
図1に示すように、コード情報が付与された画像を読み
取る読取手段aと、この読取手段aによって読み取られ
た画像からコード情報を抽出するコード情報抽出手段b
と、このコード情報抽出手段bにて抽出されたコード情
報と同一のコード情報を新たに発生させるコード情報発
生手段cと、このコード情報発生手段cにて発生された
コード情報を抽出手段bにてコード情報が抽出された画
像と合成する合成手段dと、この合成手段dにて合成し
て得られる画像とコード情報を記録部材に記録する出力
手段eを設けたものである。
【0009】請求項2対応の発明は、図2に示すよう
に、コード情報が付与された画像を読み取る読取手段a
と、この読取手段aによって読み取られた画像を1ペー
ジ又は複数ページ分記憶するページメモリfと、このペ
ージメモリfに記憶された画像からコード情報を抽出す
るコード情報抽出手段bと、このコード情報抽出手段b
にて抽出されたコード情報と同一のコード情報を新たに
発生させるコード情報発生手段cと、このコード情報発
生手段cにて発生されたコード情報を抽出手段bにてコ
ード情報が抽出された画像とページメモリf上にて合成
する合成手段dと、この合成手段dにて合成して得られ
る画像とコード情報を記録部材に記録する出力手段eを
設けている。
【0010】請求項3対応の発明は、請求項1又は2対
応の発明において、さらにコード情報抽出手段、コード
情報発生手段及び合成手段を機能させるモードと、これ
らの手段を機能させないモードとを、選択する選択手段
を有する。
【0011】請求項4対応の発明は、請求項1、2又は
3対応の発明において、さらにコード情報抽出手段にて
抽出されたコード情報を、予め設定された規則に従って
更新するコード情報更新手段を設け、コード情報発生手
段はこのコード情報更新手段で更新されたコード情報に
基づいて新たなコード情報を発生するものである。
【0012】
【作用】このような構成の本発明においては、読取手段
が画像を読み取って得られる画像からコード情報が抽出
される。この抽出されたコード情報に基づいてそのコー
ド情報と同一のコード情報が新たに発生され、この新た
なコード情報がコード情報を読み取った画像と合成され
る。そして合成して得られる画像とコード情報が記録部
材に記録される。
【0013】また、読取手段が画像を読み取って得られ
る画像はページメモリに記憶された後、その記憶され画
像からコード情報が抽出され、この抽出されたコード情
報と同一のコード情報が新たに発生される。そしてこの
新たなコード情報とコード情報が抽出された画像とがペ
ージメモリ上にて合成された後、記録部材に記録され
る。また、コード情報抽出手段、コード情報発生手段及
び合成手段を機能させるモードと、これらの手段を機能
させないモードとの選択が可能となる。
【0014】さらに、コード情報抽出手段にて抽出され
たコード情報が、予め設定された規則に従って更新さ
れ、その更新されたコード情報に基づいて新たなコード
情報の発生が行われる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図3は画像形成装置の全体構成を示すブロ
ック図で、この装置は、基本的な複写機能を実行する基
本ユニット1、本装置を他のシステムと接続する時に画
像データを一時的に記憶したり、画像データを編集・加
工して複写するときに画像データを記憶するページメモ
リ等を有するシステム基本ユニット2、前記基本ユニッ
ト1から入力した画像データを電子的かつ半永久的に保
存するための光デイスク装置等を有し、かつ他のシステ
ムとの間で画像データあるいは制御データをやりとりす
る時に、画像データ及び制御データを他のシステムの制
御体系、画像フォーマットに変換する制御手段を有する
システム拡張ユニット3の3つのシステムで構成されて
いる。
【0017】前記基本ユニット1とシステム基本ユニッ
ト2は制御データをやりとりする基本部システムインタ
フェース4と画像データをやりとりする基本部画像イン
タフェース5とにより接続されている。
【0018】前記システム基本ユニット2とシステム拡
張ユニット3は制御データをやりとりする拡張部システ
ムインタフェース6と画像データをやりとりする拡張部
画像インタフェース7とにより接続されている。
【0019】すなわち前記基本ユニット1とシステム拡
張ユニット3とは直接接続されておらず、制御データ及
び画像データのやりとりは必ずシステム基本ユニット2
を介して行われるようになっている。この画像形成装置
は、システム基本ユニット2及びシステム拡張ユニット
3の接続の有無により3つの形態をとりうる。
【0020】すなわち第1の形態は基本ユニット1のみ
の構成で、この構成での基本的な機能は複写機能であ
り、拡大縮小処理やマスキング/トリミング処理等の簡
易的な編集処理を伴う複写処理が可能である。
【0021】第2の形態は基本ユニット1にシステム基
本ユニット2を接続した形態で、この形態では基本ユニ
ット1での複写機能のほかに、画像データを一時的に記
憶するページメモリを用いて、画像の回転処理、複数の
画像の合成処理等の編集処理が可能となる。また、この
システム基本ユニット2には、システム拡張ユニット3
の他にファクシミリ等の通信回線制御手段を構成するF
AX(ファクシミリ)ユニット8及び基本ユニット1の
プリンタを外部のパソコン等の制御機器のリモートプリ
ンタとして使用するためのプリンタコントローラ9を接
続することが可能となっており、このFAXユニット8
から通信回線を介して他のシステムや機器に画像を送信
したり、逆に通信回線を介して他のシステムや機器から
画像データを受信することが可能であり、受信した画像
データは基本ユニット1に送られ後述するプリンタによ
り印字出力される。第3の形態は基本ユニット1、シス
テム基本ユニット2及びシステム拡張ユニット3を接続
した形態で図3に示す形態となる。
【0022】この形態においては第1及び第2の形態で
の機能の他に画像データを電子的かつ半永久的に保存
し、保存した画像データを管理するデータ保存/管理機
能、後述するローカルエリアネットワーク(LAN)回
線制御手段からLAN回線を介して他のシステムや機器
に画像を送信したり、逆にLAN回線を介して他のシス
テムや機器から画像データを受信するLANによる画像
データの送受信機能、汎用インタフェースを介してパー
ソナルコンピュータから送られてくる印字制御コードを
イメージデータに変換し、システム基本ユニット2のペ
ージメモリを介して基本ユニット1のプリンタから上記
イメージデータを印字出力するプリンタ機能等が可能と
なる。
【0023】前記基本ユニット1は、図4に示すよう
に、制御部本体を構成するシステムCPU11、操作部
及び表示部を備えたコントロールパネル12、原稿から
画像を読み取る読取手段としてのイメージスキャナ1
3、画像処理回路14及び出力手段としてのプリンタ1
5で構成されている。前記システムCPU11は基本部
システムバス16を介してコントロールパネル12、ス
キャナ13、画像処理回路14及び画像形成出力を行う
出力手段としてのプリンタ15と接続され、これらを制
御するようになっている。この基本部システムバス16
は前記基本部システムインタフェース4に接続されてい
る。
【0024】前記スキャナ13は列状に配置された複数
(1ライン)の受光素子からなるCCDラインセンサ
(図示せず)を有し、原稿台(図示せず)に載置された
原稿の画像をシステムCPU11からの指示に従い1ラ
イン毎に読みとり、画像の濃淡を8ビットのデジタル・
データに変換した後、スキャナインタフェースを介し
て、同期信号と共に時系列デジタル・データとして画像
処理回路14へ出力する。
【0025】前記プリンタ15は、レーザ光学系(図示
せず)と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み
合わせた画像形成部(図示せず)から構成され、システ
ムCPU11からの指示に従い画像処理回路14から4
ビットのデジタル画像データをプリンタインタフェース
を介して、同期信号に同期して入力し、画像データの大
きさに応じたパルス幅のレーザ光により感光体ドラム
(図示せず)上に静電潜像を形成した後、可視化手段
(図示せず)により上記静電潜像を可視化し、転写手段
(図示せず)により可視化された画像を転写紙に転写
し、定着手段(図示せず)により転写紙上の画像を定着
して該転写紙を出力するものである。
【0026】前記コントロールパネル12は、本装置の
動作モードやパラメータを設定する操作部とシステムの
状態、またはシステム基本ユニット2のページメモリに
格納された画像イメージを表示する表示部から構成され
る。前記システムCPU11は、後述するシステム基本
ユニット2の各部も制御するようになっている。
【0027】前記画像処理回路14は、図7に示すよう
に、平滑化エッジ強調回路141、編集/移動回路14
2、拡大/縮小回路143及び階調変換回路144から
なる。
【0028】前記平滑化エッジ強調回路141は、画像
読み取り時に混入したノイズを平滑化回路により除去
し、平滑化によってボケが生じたエッジをエッジ強調回
路により先鋭化する。前記編集/移動回路142は、ラ
イン単位の簡易的な編集処理を行うブロックで、例えば
ライン方向の移動処理、マスキング/トリミング処理を
行う。前記拡大/縮小回路143は、指定した変倍率に
応じた画素の繰り返し処理あるいは間引き処理と補間処
理の組み合わせにより拡大縮小処理を行う。
【0029】前記階調変換回路144は、面積階調手法
を用いて前記スキャナ13で読み取った1画素8bit
の画像データを指定した階調数に階調変換する。そして
階調変換した画像データはプリンタのビット数である1
画素4bitの画像データでプリンタ15、あるいはス
キャナデータバス17および前記基本部画像インタフェ
ース5を介して前記システム基本ユニット2へ送られ
る。前記プリンタ15の入出力特性の非線形性の補正は
面積階調手法を用いて階調処理を行うときに同時に行わ
れる。
【0030】前記システム基本ユニット2は、図5に示
すように、画像データを一時的に記憶しておくページメ
モリ28、基本ユニット1内のシステムCPU11とシ
ステム拡張ユニット3内のCPUとの制御情報の通信を
制御したり、基本ユニット1およびシステム拡張ユニッ
ト3からのページメモリ28へのアクセスを制御するシ
ステム制御回路21、ペジメモリ28のアドレスを生成
するページメモリアドレス制御回路26、システム基本
ユニット2内の各デバイス間のデータ転送を行う画像バ
ス29、この画像バス29を介してページメモリ28と
他のデバイスとのデータ転送を行うときのデータ転送を
制御するページメモリデータ制御回路27を設けてい
る。
【0031】また、基本部画像インタフェース5を介し
て基本ユニット1と画像データを転送するときに画像デ
ータをインタフェースする画像データI/F210、解
像度の異なる機器に画像データを送信するときに画像デ
ータを他の機器の解像度に変換したり、解像度の異なる
機器から受信した画像データを基本ユニット1のプリン
タ15の解像度に変換したり、2値画像データの90度
回転処理を実行する解像度変換2値回転回路212、フ
ァクシミリ送信や光ディスク記憶のように画像データを
圧縮して送信したり、記憶したりするデバイスのために
入力した画像データを圧縮したり、圧縮された形態の画
像データがプリンタ15を介して可視化するために伸長
する圧縮/伸長回路211を設けている。
【0032】また、文字フォントが記憶されているFO
NTメモリ、システムCPU11が使用する制御情報を
一時的に記憶するワークメモリ、システム基本ユニット
2を使用して処理を行う時の処理プログラムが記憶され
ているプログラムメモリ等で構成されるシステムメモリ
(ROM/RAM)24、基本部システムバス16のデ
バイス間でのデータ転送を高速に行うためのシステムD
MAコントローラ23、プリンタコントローラ9とシス
テムCPU11との間で制御情報のやり取りをしたり、
プリンタコントローラ9と画像バス29との間で画像デ
ータ転送を行うときに上記制御情報および画像データを
インタフェースするプリンタコントローラインタフェー
ス213を設けている。
【0033】さらに、システム制御回路21に接続さ
れ、システムCPU11とシステム拡張ユニット3のC
PUとの間で制御情報の通信を行うときに制御情報を記
憶させるための通信メモリ25、画像データI/F21
0に接続され、プリンタ15から画像データを出力する
ときに画像データを90度あるいは180度回転して出
力するときに使用する多値回転メモリ214を設けてい
る。なお、前記FAXユニット8及びプリンタコントロ
ーラ9はオプションにより接続されようになっている。
【0034】前記システム拡張ユニット3は、図6に示
すように、内部の各デバイスを拡張部システムバス43
を介して制御する拡張CPU31、拡張部システムバス
43上でのデータ転送を制御する拡張DMAコントロー
ラ32、汎用的なISAバス44、拡張部システムバス
43とISAバス44をインタフェースするISAバス
コントローラ33、拡張部システムバス43に接続され
画像データを電子的に保存するための保存手段、例えば
ハードディスク装置35、そのインタフェースであるハ
ードディスクインターフェース34、前記ISAバス4
4に接続され画像データを電子的に保存するための保存
手段、例えば光ディスク装置38、そのインタフェース
である光ディスクインタフェース37、LAN機能を実
現するためのローカルエリアネットワーク回線制御装置
(LAN)41、プリンタ機能を実現するためのプリン
タコントローラ制御装置40、G4・FAX制御機能を
有するG4・FAX制御回路39、SCSI仕様のデバ
イスを接続するときに使用する拡張SCSIインタフェ
ース42、前記プリンタコントローラ制御装置40から
のイメージデータを前記拡張画像インタフェース7を介
してシステム基本ユニット2へ出力するための拡張部画
像バス45、前記拡張部システムバス43と拡張部画像
バス45との間でデータをやりとりするときのインタフ
ェースを行うバッファメモリ36で構成される。
【0035】なお、前記光ディスクインターフェース3
7、光ディスク装置38、G4・FAX制御回路39、
プリンタコントローラ制御装置40、ローカルエリアネ
ットワーク回線制御装置41、拡張SCSIインターフ
ェース42はオプションでありシステム拡張ユニット3
から着脱可能な構成となっている。
【0036】前記光ディスク装置38は、インタフェー
ス37を介してISAバス44と接続され、前記拡張C
PU31は、SCSIコマンドを用いて拡張部システム
バス43、ISAバスコントローラ33、ISAバス4
4を介して前記光ディスク装置38を制御する。
【0037】前記ローカルエリアネットワーク回線制御
装置41は、接続されるネットワークシステムのプロト
コルに基づいてネットワーク上の他の機器と制御データ
やイメージデータの通信を制御する回線制御部、LAN
からの通信制御データやイメージデータ、あるいはシス
テム拡張バスからの制御データやイメージデータを一時
的に格納しておく共有メモリ、システム拡張バスインタ
フェースから構成される。
【0038】前記プリンタコントローラ制御装置40
は、パーソナルコンピュータとの間で制御コードやイメ
ージデータのやりとりを行うセントロニクス準拠のパラ
レルインタフェース、ビットイメージデータをシステム
基本ユニットのページメモリ28へ転送するためのシス
テム拡張部画像バス45とのインタフェースをとるシス
テム拡張画像バスインタフェース、装置内のイメージデ
ータの転送を制御するイメージデータ転送制御部、パー
ソナルコンピュータからの制御コードを解釈し、拡張部
システムバス43及びISAバス44を介して拡張CP
U31に制御情報を知らせたり、パーソナルコンピュー
タからの印字制御コードを解釈し、ビット情報に変換し
た後、ビット情報を装置内のメモリに記憶する制御手
段、ISAバス44とのインタフェースをとるシステム
拡張バスインタフェースとから構成される。次に前記シ
ステム基本ユニット2内の要部の構成と機能について詳
細を説明する。
【0039】前記システム制御回路21は、図8に示す
ように、前記システムCPU11と拡張CPU31との
制御情報の通信を制御する通信メモリアクセス制御回路
401、前記通信メモリ25とのインタフェースをとる
通信メモリインターフェース402、基本ユニット1お
よびシステム拡張ユニット3からのページメモリ28へ
のアクセスを制御するページメモリアクセス制御回路4
03、基本部システムバス16を介して基本ユニット1
のシステムCPU11から送られてくる制御情報やイメ
ージ情報を同時に送られてくるアドレスをデコードして
該当するシステム基本ユニット2内のブロックに上記制
御情報あるいはイメージ情報を振り分ける基本部システ
ムバスインタフェース405、システム拡張ユニット3
からの制御情報やイメージ情報を同時に送られてくるア
ドレスをデコードして回路内の該当するブロックに振り
分けるシステム拡張バスインタフェース406、基本部
システムバス16上のページメモリアクセスが可能な手
段(基本ユニット内のCPU11およびDMAコントロ
ーラ22)やシステム拡張バス43上のページメモリア
クセスが可能な手段(システム拡張ユニット3のCPU
31およびDMAコントローラ32)が各々のシステム
バスを介してページメモリ28内のイメージ情報をアク
セスするときに、前記ページメモリアクセス制御回路4
03とページメモリ28の間でイメージデータのやりと
りをインタフェースするページメモリインタフェース4
04から構成される。
【0040】前記通信メモリアクセス制御回路401は
基本ユニット1のCPU11とシステム拡張ユニット3
のCPU31がシステム制御回路21内の通信メモリイ
ンタフェース402を介して通信メモリ25と制御コー
ドの受け渡しを行うとき、その通信メモリ25のアクセ
スを制御する。
【0041】前記通信メモリ25は基本ユニット1のC
PU11及びシステム拡張ユニットのCPU31のメモ
リ空間にマッピングされており、それぞれからは特定の
領域をアクセスすることにより前記通信メモリ25との
データのリード、ライトが可能となる。
【0042】前記通信メモリアクセス制御回路401
は、図9に示すように、調停回路410、通信メモリア
クセスシーケンサ412、双方向セレクタ413及び割
込制御回路414により構成される。
【0043】前記調停回路410は基本ユニット1のC
PU11とシステム拡張ユニット3のCPU31の通信
メモリアクセスの優先度制御を行う。前記基本ユニット
1のCPU11とシステム拡張ユニット3のCPU31
が通信メモリ25を同時にアクセスした時には、設定さ
れた優先度に基づきどちらか一方のアクセスを許可し、
他方のアクセスを待たせる。前記通信メモリアクセスシ
ーケンサ412は、許可されたCPUの要求に基づき通
信メモリ25に対してリードあるいはライトの制御信号
を出力する。
【0044】前記双方向セレクタ413は、調停回路4
10の調停結果に基づき、許可された制御手段が出力し
た通信メモリ25に対するアドレスを通信メモリアクセ
スシーケンサ412が出力するタイミング信号に同期し
て通信メモリ25へ出力する。そしてライト動作におい
ては許可されたCPUがアドレスと一緒に出力する通信
情報(データ)をアドレス情報と共に通信メモリ25へ
出力する。また、リード動作においては許可されたCP
Uからの通信メモリ25に対するアドレスと通信メモリ
アクセスシーケンスサ412が出力するタイミング信号
により通信メモリ25から読み出された通信情報を入力
し、許可されたCPUへ出力する。
【0045】前記ページメモリアクセス制御回路403
は、図10に示すように、調停回路430、データレジ
スタ431,432,436,437、アドレスレジス
タ433、双方向セレク434及びページメモリアクセ
スシーケンサ435により構成さている。
【0046】前記調停回路430は、基本ユニット1の
CPU11とシステム拡張ユニット3のCPU31のペ
ージメモリアクセスの優先度制御を行う。CPU11と
CPU31がページメモリ28を同時にアクセスした時
には、設定された優先度に基づきどちらか一方のCPU
のアクセスを許可し、他方のCPUのアクセスを待たせ
る。
【0047】前記ページメモリアクセスシーケンサ43
5は、許可されたCPUの要求に基づきページメモリ2
8に対してリードあるいはライトの制御信号をアドレス
制御回路26に出力する。
【0048】前記双方向セレクタ434は、調停回路4
30の調停結果に基づき、許可されたCPUが出力した
ページメモリ28に対するアドレスをページメモリアク
セスシーケンサ435が出力するタイミング信号に同期
してアドレス制御回路26へ出力する。そしてライト動
作においては許可されたCPUがアドレスと一緒に出力
する情報(データ)をアドレス情報と共にデータ制御回
路27へ出力する。また、リード動作においては許可さ
れたCPUからのページメモリ28に対するアドレスと
ページメモリアクセスシーケンサ435が出力するタイ
ミング信号によりページメモリ28から読み出された情
報(データ)をデータ制御回路27を介して入力し、上
記許可されたCPUへ出力する。
【0049】前記データレジスタ431及びデータレジ
スタ432は、基本ユニット1がページメモリ28をア
クセスするときにデータを一時的蓄えるレジスタであ
り、前記アドレスレジスタ433は基本ユニット1が出
力するページメモリ28のアドレスを一時的に記憶して
おくレジスタである。
【0050】ここで、基本ユニット1がデータレジスタ
431を使用してページメモリ28をアクセスする場合
は、基本ユニット1が出力したアドレスがアドレスレジ
スタ433に一時的に蓄えられ、アドレス制御回路26
を介してページメモリ28へ出力される。これに対して
基本ユニット1がデータレジスタ432を使用してペー
ジメモリをアクセスする場合、基本ユニット1が出力す
るアドレスは無視され、アドレス制御回路26のアドレ
ス発生部が設定情報に基づいてアドレスをページメモリ
28に出力する。
【0051】また前記データレジスタ436及びデータ
レジスタ437は、システム拡張ユニット3がページメ
モリ28をアクセスするときにデータを一時的蓄えるレ
ジスタであり、システム拡張ユニット3がページメモリ
28をアクセスする場合は2つのレジスタ共アドレス制
御回路26のアドレス発生部が設定情報に基づいてアド
レスをページメモリ28に出力する。
【0052】基本ユニット1のシステムDMAコントロ
ーラ23は基本部システムバス22上のデバイス間のデ
ータ転送を基本ユニット1のCPU11を介在せずにハ
ード的に高速に転送するためのコントローラである。
【0053】前記システムDMAコントローラ23を使
用してデータ転送を行う処理としては、FAX送受信処
理におけるページメモリ28とFAXユニット8間の圧
縮データ(コードデータ)の転送、ページメモリ28上
のイメージをコントロールパネル12に表示するための
ページメモリ28とコントロールパネル12間のイメー
ジデータの転送、操作画面をコントロールパネル12に
表示するためのシステムメモリ24とコントロールパネ
ル12間のデータ転送等がある。
【0054】前記ページメモリ28のアドレスを生成す
るアドレス制御回路26は、図11に示すように、画像
バスからのリクエストによって各種の転送シーケンスを
実行する転送制御シーケンサ610、画像バスのリクエ
ストとシステムバスのリクエストを調停を行う調停部6
11、画像バスからの転送において複数チャンネルの各
種メモリアドレスを発生するアドレス発生部612、こ
のアドレス発生部612から出力されるアドレスとシス
テムアドレスとを切り換えるセレクタ613、DRAM
のアドレス及び制御信号を発生するDRAM制御部61
4から構成されている。
【0055】前記アドレス制御回路26は、画像バス及
びシステムバスの2系統からメモリ・アクセス・リクエ
ストを受け付ける。このリクエストは調停部611によ
り調停が行われ、調停に勝った側のデータ転送処理が行
われる。
【0056】システムバス側のリクエストが調停に勝っ
た場合、セレクタ613によって選択されたシステムア
ドレスはDRAM制御部614に入力される。DRAM
制御部614は入力されたアドレスをDRAMのアドレ
スに変換すると共に、リード、ライトに必要な制御信号
を発生する。
【0057】また、転送制御シーケンサ610には画像
バスからリクエストと共にアドレスチャンネル信号が入
力され、アドレス発生部612内の複数のアドレス発生
器から1つを選択する。画像バス側のリクエストが調停
に勝つと、選択されたチャンネルのメモリアドレスがア
ドレス発生部612から出力され、DRAM制御部61
4に入力される。
【0058】前記データ制御回路27は、図12に示す
ように、システム基本ユニット2内の画像バス29上の
デバイス間のデータ転送、および画像バス29上のデバ
イスとページメモリ28間のデータ転送を制御する画像
データ転送制御部701、ビットブロック転送及び種々
のラスタオペレーション(論理演算)を実行するイメー
ジ処理部702、基本ユニット1のCPU11あるいは
システム拡張ユニット3のCPU31が前記システム制
御回路21を介してページメモリ28をアクセス(リー
ド/ライト)するときのデータをインタフェースするシ
ステムインターフェース703、ページメモリ28への
書き込み処理において前記アドレス制御回路26のペー
ジメモリアクセス調停結果に基づいて前記画像データ転
送制御部701を介して送られてくる画像バス29上の
デバイスからのデータか、あるいはシステムインターフ
ェース703を介して送られてくるCPU(基本ユニッ
ト1のCPU11あるいはシステム拡張ユニット3のC
PU31)からのデータかを選択するセレクタ704、
ページメモリ28からのデータの読出し処理において前
記アドレス制御回路26のページメモリアクセス調停結
果に基づいて前記画像データ転送制御部701を介した
画像バス29上のデバイスへデータを送るか、あるいは
システムインターフェース703を介したCPU(基本
ユニット1のCPU11あるいはシステム拡張ユニット
3のCPU31)へデータを送るかを選択するセレクタ
705で構成されている。
【0059】前記イメージ処理部702は、図13に示
すように、データ経路部710,711、セレクタ71
2、パラメータレジスタ713、イメージインターフェ
ース714、メモリインターフェース715、制御バス
インターフェース716及びアドレス制御回路インター
フェース717により構成されている。
【0060】前記イメージ処理部702は、ページメモ
リ28からデータをリードする経路(データ経路部71
0)とライトする経路(データ経路部711)が独立し
ており、それぞれがパイプライン処理を行っているため
リード/ライトの最大転送サイクルは同じであり、最大
4chの並行処理が可能となっている。
【0061】前記セレクタ回路712は、画像バス29
上のデバイスからのページメモリアクセスがリードアク
セスか、リード・モディファイ・ライトアクセスかによ
りデータの出力方向を切り換える。
【0062】リードアクセスにおいてはページメモリ2
8からのデータはデータ経路部710へ出力され、前記
画像データ転送制御部701を介して画像バス29上の
デバイスへ送られる。
【0063】リード・モディファイ・ライトアクセスに
おいては、ページメモリ28からのデータはデータ経路
711へ出力され、前記画像データ転送制御部701お
よびセレクタ704を介して画像バス29上のデバイス
から送られてきたデータとデータ経路部711上で論理
演算処理が行われページメモリ28へ書き込まれる。
【0064】前記パラメータレジスタ713は、データ
経路部710,711の動作モードをチャンネル毎に格
納しておくレジスタで、これらのパラメータは前記アド
レス制御回路26が出力するページメモリアクセスシー
ケンス信号及びチャンネル選択信号によりデータ経路部
710あるいは711に出力される。前記各データ経路
部L710,711はこのパラメータに基づいて種々の
論理演算処理を実行する。
【0065】前記画像データ転送制御部701は、図1
4に示すように、データバッファ740、画像バス優先
度制御部741、画像バスタイミング制御部742、ペ
ージメモリ優先度制御部743、ページメモリタイミン
グ制御部744、ターミナルカウンタ745、割込制御
部746、制御バスインターフェース747、パラメー
タレジスタ748及びI/Oバッファ749により構成
されている。前記データバッファ740はデータ転送に
おいてソースからのデータを一時的に格納しておくデー
タレジスタをチャンネル数分有する。
【0066】前記画像バス優先度制御部741は、画像
バス29上のデバイスからのデータ転送リクエスト(B
DRQ)を入力し、所定の優先度制御によりデータ転送
を許可するデバイスを決定し、許可されたデバイスにデ
ータ転送を開始を通知(BDAK)する。
【0067】前記画像バスタイミング制御部742は、
前記画像バス優先度制御部741の優先度制御結果に基
づいて決定したソースデバイスとディスティネーション
デバイス間のデータ転送のタイミング信号を生成し画像
バス29に出力する。
【0068】前記ページメモリ優先度制御部743は、
データバッファ740が出力するリクエスト信号を入力
し、ページメモリ28とデータバッファ740との間の
データ転送チャンネルを所定の優先度に基づいて決定す
る。
【0069】前記ページメモリタイミング制御部744
は、ページメモリ優先度制御部743の優先度制御結果
に基づいて決定した転送チャンネルのページメモリ28
とデータバッファ740間のデータ転送のタイミング信
号を生成しアドレス制御回路26に出力する。データバ
ッファ740からの転送リクエスト信号は、ページメモ
リ28へのライト処理においては画像バス29上のデバ
イスからのデータがデータバッファ740内に格納され
ている状態のときに、ページメモリ28からのデータの
リード処理においてはデータバッファ740内にデータ
が格納されていない状態のときに、ページメモリ優先度
制御部743に出力される。
【0070】前記ターミナルカウンタ745は、各チャ
ンネル毎の転送バイト数をカウントするもので、転送バ
イト数が設定値に達した転送チャンネルに対しては、画
像バスタイミング制御部742を介してデータ転送終了
信号(BTC)を出力する。また設定により転送バイト
数が設定値に達した場合、前記割り込み制御部746か
ら制御バスインターフェース747、基本部システムバ
ス16を介して基本ユニット1のCPU11に転送終了
割り込みをかけることが可能となっている。
【0071】前記パラメータレジスタ748は、転送チ
ャンネル毎の転送元、転送先、転送バイト数、転送終了
時の割り込み処理の有無等を設定しておくレジスタであ
る。前記画像バス29は,32ビットのデータ幅を有
し、1画素のビット幅によらず常に32ビットのデータ
転送が行われる。例えばスキャナ13から2値(1ビッ
ト/画素)のデータをページメモリ28へ書き込む場合
は、画像バス29上は32画素データが一度に画像デー
タI/F210から画像データ転送制御部701を介し
てページメモリ28へ転送され、また多値(4ビット/
画素)のデータをページメモリ28へ書き込む場合は、
8画素のデータが画像バス29上を一度に転送される。
データの32ビット化は画像バス29上の各デバイスで
1画素のビット数に応じてそれぞれ行われる。
【0072】前記画像バス29上のデータ転送優先度制
御はプリンタ15への出力、スキャナ13からの入力処
理のように、データ転送を途中で停止したり、待たせた
りできないデバイスからの転送リクエストを優先的に許
可し、圧縮/伸長処理や解像度変換処理のようにデータ
転送を待たせることが可能なデバイスの転送リクエスト
は優先度の高いデバイスからの転送リクエストがないと
きのみ許可するというようにデバイスの性質により優先
度を決定するように決められている。前記スキャナ13
からページメモリ28へのスキャナ入力動作について説
明する。
【0073】前記スキャナ13が読み取った8bit/
画素の画像出データは、画像処理回路14を通じて8b
it/画素または4bit/画素または2bit/画素
または1bit/画素のスキャナ画像データとして画像
データインターフェース210へ転送され、その画像デ
ータインターフェース210内部でスキャナ画像データ
の複数画素(4、8、16、32画素)を集め、32b
it単位の転送データとして画像バス29を通じてデー
タ制御回路27へDMA転送される。データ制御回路2
7ではアドレス制御回路26で発生するページメモリ2
8のアドレスに32bitのスキャナ画像データの書き
込みを行う。次にページメモリ28からプリンタ15へ
のプリンタ出力動作について説明する。
【0074】ページメモリ28からプリンタ15へ画像
データを出力する。前記ページメモリ28はアドレス制
御回路26で発生するページメモリのアドレスにより3
2bit単位に画像データをデータ制御回路27へ転送
し、画像バス29を通じて画像データインターフェース
210へDMA転送する。
【0075】前記画像データインターフェース210内
部では32bitの画像データからプリンタ15へ出力
する為の1画素のビット数4bit/画素または2bi
t/画素または1bit/画素に変換を行い、画像処理
内部を通じてプリンタ15へ転送出力する。
【0076】この装置においては、バーコードを認識し
ない通常の複写の場合は、原稿はスキャナ13によって
読み取られ画像処理回路14を経てプリンタ15により
印字出力される。
【0077】また、バーコードを認識しバーコードを再
付与する複写の場合は、原稿はスキャナ13によって読
み取られ、画像データインターフェース210、データ
制御回路27を経てページメモリ28に転送される。
【0078】このバーコードを認識しない通常の複写モ
ードとバーコードを認識しバーコードを再付与する複写
モードは前記基本ユニット1に設けられたコントロール
パネル12のキー操作により選択可能になっている。
【0079】バーコードの認識は、システムCPU11
もしくは拡張CPU31によってシステム制御回路21
を介しデータ制御回路27を経て、ページメモリ23を
アクセスすることによって行われる。(コード情報認識
手段)
【0080】なお、ページメモリ28のデータをシステ
ムDMAコントローラ23、拡張DMAコントローラ3
2によって各々のワークRAMに転送した後、ワークR
AMのデータに対してバーコードの認識を行うことも可
能である。
【0081】バーコードの発生及び合成はシステムCP
U11もしくは拡張CPU31によってシステム制御回
路21を介しデータ制御回路27を経て、ページメモリ
28をアクセスすることによって行われる。(コード情
報発生手段及びデータ合成手段)
【0082】なお、システムCPU11、拡張CPU3
1は各々のワークRAM上にバーコードを展開した後、
システムDMAコントローラ23、拡張DMAコントロ
ーラ32を用いてワークRAM上のバーコードイメージ
をページメモリ28に転送することによってバーコード
の合成を行うことも可能である。
【0083】次に、本構成例に於いて、原稿中のバーコ
ードを認識し、その認識結果に基づいて内部で発生した
バーコードを再付与する複写モードについて、その処理
の詳細をフローチャートを用いて説明する。図15〜図
17は原稿読取りから複写出力までの一連の処理を示
す。
【0084】まず図15のステップS1 にて、複写する
原稿はイメージスキャナ13によって読取られ、画像デ
ータに変換される。読み取られた画像データは一旦ペー
ジメモリ28に転送される。次にステップS2 にて、ペ
ージメモリ28を主走査方向に、1ラインずつ、もしく
は複数ラインおきにスキャンし、バーコードの有無を検
出する。バーコードが検出された場合、ステップS3 に
てそのバーコードの内容、位置、サイズ、姿勢などを記
録する。これを、1ページにわたって繰り返す。主走査
方向においてバーコードが検出された場合、処理は図1
6のBへ移り、ステップS7 にてバーコードサイズチェ
ックを行う。
【0085】また、主走査方向においてバーコードが検
出されたなかった場合、ステップS4 にてページメモリ
28を副走査方向に、1ラインずつもしくは複数ライン
おきにスキャンし、バーコードの有無を検出する。バー
コードが検出された場合、ステップS5 にてそのバーコ
ードの内容、位置、サイズ、姿勢などを記録する。これ
を、1ページにわたって繰り返す。
【0086】なお、本例ではバーコードが原稿中の任意
の位置、姿勢で存在するとして、全ページの主走査方向
・副走査方向にわたって、バーコードの検出を行ってい
るが、原稿としてバーコードの位置が特定されているも
の(例えば、その機器専用のフォーマットシート等)が
用いられる場合、特定の位置、特定の方向のみをスキャ
ンし、バーコード検出の処理時間を削減することも可能
である。副走査方向においてバーコードが検出された場
合、ステップS7 にてバーコードサイズチェックを行
う。
【0087】また、副走査方向においてバーコードが検
出されなかった場合、ステップS6にてバーコード未検
出エラー表示を行い、コードを手入力するか否かの選択
を促す。
【0088】そしてコード入力が無ければ、ステップS
14にてページメモリ28上の画像データをプリンタ15
へ転送し印字出力して一連の処理を終了する。すなわち
原稿に処理を加えずに印字出力されることになる。また
コードと印字位置の入力があれば、ステップS7 にてバ
ーコードサイズチェックを行う。
【0089】なお、自動給紙装置等を用いた複数枚原稿
の複写でバーコードが未検出だった場合、コードの手入
力による選択は行われず、未検出の原稿は印字出力せず
次の原稿に進むか、又は未検出の原稿はバーコードに関
する処理は行わずにそのまま印字出力するか、又は未検
出の原稿はエラー発生したことを示すものを原稿画像に
付加して印字出力する。またエラーの履歴を取りレポー
トとして出力したり、エラーの履歴を表示する、等の処
理を行うことも可能である。
【0090】バーコードサイズチェックでは、複写時に
行われる縮小・拡大処理にともないバーコードのサイズ
が規格外であっても、検出可能な範囲内でバーコードの
検出が行われる。
【0091】すなわち、図17に示すように、バーコー
ドのサイズが規格外である場合、サイズが規格外である
ことを使用者に警告する。その際に、サイズを規格化す
るか否かの選択を促す。そして使用者によるサイズを規
格化する操作が行われると、バーコードに関するサイズ
情報を変更してサイズを規格化する。またバーコードの
サイズが規格内に入っているときはこのサイズチェック
処理を終了する。
【0092】次にステップS8 にて、バーコードの内容
に関するチェックを行う。そしてコードデータの内容
が、機器固有の情報であると判断された場合、ステップ
S9 にてコードデータの内容を詳細に表示する。そして
複写に際してコードデータの更新が必要とされた場合、
ステップS11にて規則に従ってコードデータを更新す
る。(コード情報更新手段) また、コードデータの内容が、機器固有の情報でないと
判断された場合、ステップS10にてコードデータを簡易
に表示する。続いてステップS12にて、収集されたバー
コード情報に基づき、新たにバーコードイメージを発生
する。(コード情報発生手段) 続いてステップS13にてページメモリ28上のもとのバ
ーコードを新たに発生したバーコードに置き換える。
(データ合成手段)
【0093】そして1ページ分の処理が終了した後、ス
テップS14にてバーコードが際付与されたページメモリ
28上の画像データをプリンタ15へ転送し印字出力し
て一連の処理を終了する。以上で、1ページ分の処理を
終了する。なお、自動給紙装置等を用いて複数枚原稿を
複写する場合の処理タイミングは以下のように行われ
る。例えばページメモリ28として2ページ分(PM
1、PM2)持ったときの連続処理例を図18を用いて
説明する。時刻1に於いて、1枚目の原稿がイメージス
キャナ13で読取られPM1へ転送される。
【0094】時刻2に於いて、2枚目の原稿がイメージ
スキャナ13で読取られPM2へ転送されると同時に、
PM1のバーコード処理(バーコードの確認、バーコー
ドの発生、バーコードの合成等の処理)が行われる。
【0095】時刻3に於いて、バーコード処理の済んだ
PM1が印字されると同時に3枚目の原稿がイメージス
キャナ13からPM1へ転送されると同時にPM2のバ
ーコード処理が行われる。
【0096】このようにPM1、PM2を交互に使用し
イメージスキャナ入力、バーコード処理、プリンタ出力
を同時並行動作されることによって、複数枚原稿の連続
処理を効率よく行うことが可能である。
【0097】このような構成であれば、図20の(a) に
示すような劣化したバーコードを含む原稿を複写した場
合、劣化したバーコードは、一旦コードデータとして認
識され、そのコードデータに基づいて発生したバーコー
ドが印字されるため、印字されるバーコードは図19に
示すように劣化の無い鮮明なバーコードとなる。
【0098】しかも読み取ったバーコードは常にコード
データとして認識され、そのコードデータに基づいて発
生したバーコードが印字されるため、何回複写を繰り返
しても、バーコード以外の画像は劣化するが、バーコー
ドは劣化せず、常に正確なバーコードの認識ができる。
【0099】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、原
稿上のイメージ化されたコード情報の画像状態に関係な
く、そのコード情報を鮮明に画像形成できる画像形成装
置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図4】同実施例の基本ユニットの構成を示すブロック
図。
【図5】同実施例のシステム基本ユニットの構成を示す
ブロック図。
【図6】同実施例のシステム拡張ユニットの構成を示す
ブロック図。
【図7】図4の画像処理回路の構成を示すブロック図。
【図8】図5のシステム制御回路の構成を示すブロック
図。
【図9】図8の通信メモリアクセス制御回路の構成を示
すブロック図。
【図10】図8のページメモリアクセス制御回路の構成
を示すブロック図。
【図11】図5のアドレス制御回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図12】図5のデータ制御回路の構成を示すブロック
図。
【図13】図12のイメージ処理部の構成を示すブロッ
ク図。
【図14】図12の画像データ転送制御部の構成を示す
ブロック図。
【図15】同実施例の要部処理を示す流れ図。
【図16】同実施例の要部処理を示す流れ図。
【図17】図16のバーコードサイズチェック処理を示
す流れ図。
【図18】同実施例における連続処理動作例を示す図。
【図19】同実施例で印字出力されるバーコード例を示
す図。
【図20】従来の読取りバーコードと印字出力バーコー
ドの例を示す図。
【符号の説明】
1…基本ユニット 2…システム基本ユニット 11…システムCPU 12…コントロールパネル 13…イメージスキャナ 14…画像処理部 15…プリンタ 21…システム制御回路 24…システムメモリ 26…アドレス制御回路 27…データ制御回路 28…ページメモリ 210…画像データインターフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード情報が付与された画像を読み取る
    読取手段と、この読取手段によって読み取られた画像か
    らコード情報を抽出するコード情報抽出手段と、このコ
    ード情報抽出手段にて抽出されたコード情報と同一のコ
    ード情報を新たに発生させるコード情報発生手段と、こ
    のコード情報発生手段にて発生されたコード情報を前記
    抽出手段にてコード情報が抽出された画像と合成する合
    成手段と、この合成手段にて合成して得られる画像とコ
    ード情報を記録部材に記録する出力手段を具備したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 コード情報が付与された画像を読み取る
    読取手段と、この読取手段によって読み取られた画像を
    1ページ又は複数ページ分記憶するページメモリと、こ
    のページメモリに記憶された画像からコード情報を抽出
    するコード情報抽出手段と、このコード情報抽出手段に
    て抽出されたコード情報と同一のコード情報を新たに発
    生させるコード情報発生手段と、このコード情報発生手
    段にて発生されたコード情報を前記抽出手段にてコード
    情報が抽出された画像と前記ページメモリ上にて合成す
    る合成手段と、この合成手段にて合成して得られる画像
    とコード情報を記録部材に記録する出力手段を具備した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記コード情報抽出手段、前記コード情
    報発生手段及び前記合成手段を機能させるモードと、こ
    れらの手段を機能させないモードとを、選択する選択手
    段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記コード情報抽出手段にて抽出された
    コード情報を、予め設定された規則に従って更新するコ
    ード情報更新手段を設け、前記コード情報発生手段はこ
    のコード情報更新手段で更新されたコード情報に基づい
    て新たなコード情報を発生することを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

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