JPH07271533A - 画像処理システム及びその制御方法 - Google Patents

画像処理システム及びその制御方法

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JPH07271533A
JPH07271533A JP6062466A JP6246694A JPH07271533A JP H07271533 A JPH07271533 A JP H07271533A JP 6062466 A JP6062466 A JP 6062466A JP 6246694 A JP6246694 A JP 6246694A JP H07271533 A JPH07271533 A JP H07271533A
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Takashi Nonaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手近なスキャナにより画像読取りし、その原
稿画像をカラー複写機及びモノクロ複写機のうち、適当
なほうから出力されるようにする。 【構成】 ネットワーク10にカラー複写機18及びモ
ノクロ複写機20が接続し、また、コンピュータ14,
16を介してイメージ・スキャナ24,26が接続す
る。コンピュータ14,16は、スキャナ24,26で
読み込んだ原稿がカラーか白黒かを判別し、カラーなら
ばカラー複写機18を出力先に選択し、カラーでないと
きモノクロ複写機28を出力先に選択する。出力先とし
て予めモノクロ複写機28が指定されている場合で、カ
ラー原稿のときには、カラー部分を対応する特定パター
ンに置換して、モノクロ複写機20に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像出力デバイ
スを有する画像処理システム及びその制御方法に関し、
より具体的には、入力画像をその特質に応じて適切な画
像出力デバイスに供給する画像処理システム及び制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】モノクロ画像とカラー画像が混在するよ
うな書類を複写する場合、カラー画像を活かすには、カ
ラー画像を含むページをカラー複写機で複写するか、全
部をカラー複写機で複写するかしかない。カラー複写機
は、コピーコストがモノクロ複写機のそれに比べて非常
に大きいだけでなく、コピー速度も遅いという欠点があ
る。従って、後者の方法は取りえず、通常は、前者の方
法で書類をコピーすることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カラー画像の
あるページ(カラー・ページ)のみをカラー複写機で印
刷する方法では、カラー・ページのみをより分け、カラ
ー・ページをカラー複写機で複写し、その他のページを
モノクロ複写機で複写し、両方の複写用紙をそのページ
順にセットするという一連の作業を人手に頼ることにな
り、作業性が悪い。
【0004】本発明は、このような面倒を無くし、出力
したい各ページをそれぞれに応じた画像出力デバイスに
供給する画像処理システム及びその制御方法を提示する
ことを目的とする。
【0005】また、近年のコンピュータ技術及びネット
ワーク技術の向上により、複写機やプリンタ、イメージ
・スキャナやビデオ・カメラなどが直接又はコンピュー
タを介してネットワークに接続したシステムで、画像デ
ータの入出力デバイスをかなり自由に選択できる環境が
整ってきている。
【0006】このようなネットワーク・システムでも、
例えば、カラー画像はカラー複写機又はカラー・プリン
タから出力され、モノクロ画像はモノクロ複写機又はモ
ノクロ・プリンタから出力されるのが望ましく、また、
出力しようとする画像の解像度に適した画像出力手段が
選択されるのが好ましい。従来は、これらの選択は全
て、オペレータの操作に頼っており、試行錯誤的な要素
があるだけでなく、定型的な処理であっても、人手が必
要であり、面倒な点があった。
【0007】本発明は、このような不都合も解消する画
像処理システム及びその制御方法を提示することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理シ
ステムでは、入力画像を解析し、その解析結果に従っ
て、当該入力画像の出力に使用する画像出力デバイスを
選択する。
【0009】
【作用】上記手段により、出力しようとする入力画像の
性質に応じて、例えば、カラーか白黒かに応じて、適切
な画像出力デバイスから出力させることができる。これ
により、画像出力デバイスの前まで出向いて、直接操作
する必要がなくなり、非常に便利になる。白黒画像かカ
ラー画像かは、その色成分の成分比により、簡単な回路
で判別できる。
【0010】入力画像の出力先をマニュアル指定する
か、上記解析手段及び上記出力デバイス選択手段により
自動指定するかを設定する自動/マニュアル設定手段を
設けることにおり、ユーザの意志に応じて使い分けでき
る。
【0011】入力画像がカラー画像を含む場合で、出力
デバイスとしてカラー非対応の画像出力デバイスが指定
されるときに、当該入力画像のカラー部分を予め設定し
たパターン画像に置換することにより、モノクロ出力で
も、元々はカラーであった部分を容易に識別できるよう
になる。
【0012】出力先として選択された画像出力デバイス
を特定する情報を、入力画像の供給元に供給することに
より、どのデバイスから出力されるのかをユーザに知ら
せることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の全体の概略構
成ブロック図を示す。図1に示す実施例では、ネットワ
ーク10に3台のコンピュータ12,14,16、カラ
ー複写機18、モノクロ複写機20及び、ファクシミリ
とモノクロ複写機を融合した複合複写機22が接続す
る。コノピュータ14と同16には、それぞれイメージ
・スキャナ24及び同26が接続する。即ち、イメージ
・スキャナ24,26はそれぞれ、コンピュータ14,
16を介してネットワーク10に接続する。
【0015】従来は、原稿を複写したいときには、原稿
の種類に応じて各複写機18,20又は22の所に行っ
て、複写操作をしなければならなかった。詳細は後述す
るが、本実施例では、複写を得たい者が、これらの複写
機18,20,22よりもコンピュータ14,16の方
が近ければ、コンピュータ14又は同16に接続するス
キャナ24又は同26を使って従前と同様に複写を得る
ことができる。スキャナ24,26での画像読取りに際
しては、原稿がカラーか否かは考慮しなくてよく、単
に、スキャナ24,26の原稿台に原稿を置くと共に、
接続するコンピュータ14,16に複写である旨を設定
した上で、スキャナ24,26のスタート・ボタンを押
せばよい。
【0016】画像読取りしたスキャナ24又は26が接
続するコンピュータ14又は16が、読取られた原稿が
白黒かカラーかを判別し、その判別結果に従い、ネット
ワーク10に接続する複写機18,20,22から適切
なものを選択し、スキャナ24,26からの画像データ
を、選択された複写機18,20又は22に転送する。
例えば、白黒原稿はモノクロ複写機20に転送され、カ
ラー原稿はカラー複写機18に転送される。画像データ
が入力した複写機18,20又は22は、用紙上に可視
画像を形成する。どの出力デバイスに転送されたかは、
画像読取りしたスキャナ24又は26の表示部に表示さ
れる。
【0017】スキャナ24,26の、原稿圧板を取り除
いた平面図を図2に示す。30は透明ガラスからなる原
稿台、32は原稿台30上に置かれた原稿の画像読取り
開始を指示するスタート・ボタン、34は、原稿台30
の下にあって、矢印36の方向に移動しながら原稿台3
2上の原稿を画像読み取りするライン・センサ、38は
動作状態(読取り中及びデータ転送中など)や、コンピ
ュータ14,16からの情報(例えば、コンピュータ1
4,16上で処理中及び出力デバイスに出力中、等)を
表示するディスプレイ、40は、スキャナ24,26の
動作モードを設定するモード設定スイッチである。
【0018】モード設定スイッチ40で設定すべき情報
には、本実施例では、出力デバイスを読取り結果により
自動設定するか又はマニュアル設定するか、自動設定の
場合の決定パラメータ(原稿の種類、デバイスが抱えて
いるジョブの量、及び解像度など)、及び、マニュアル
設定の場合の出力先の指定などがある。この設定は、ス
キャナ24,26でなく、コンピュータ14,16で入
力してもよいことは明らかである。
【0019】イメージ・スキャナ24,26は、カラー
・イメージ・スキャナであり、読み取った原稿の画像デ
ータをRGB形式でそのまま又は圧縮してコンピュータ
14,16に出力する。
【0020】図1に示す実施例における出力デバイスの
制御について説明する。図3は、コンピュータ14,1
6に組み込まれる画像処理回路のブロック図を示す。モ
ード選択回路50には、イメージ・スキャナ24又は同
26から、そのライン・センサ34で読み取られた画像
デート、並びに、スタート・ボタン32及びモード設定
スイッチ40の操作に応じた制御信号が入力する。モー
ド選択回路50は、主に、出力デバイスを自動選択する
かマニュアル選択するかを設定する自動/マニュアル切
換えスイッチのオン/オフ、出力高速モード・スイッチ
のオン/オフ及び、判定パラメータの設定を行ない、設
定結果を後段の白黒/カラー判定回路52、カラー領域
判定回路54及び出力デバイス選択回路56に供給し、
これらを制御する。
【0021】自動/マニュアル切換えスイッチは、出力
デバイスの自動切換えの場合にオンにされ、出力デバイ
スのマニュアル切換えのの場合にオフにされる。自動/
マニュアル切換えスイッチがオンのとき、白黒/カラー
判定回路52は、原稿がカラー部分を含むか否かを判定
し、出力デバイス選択回路56は、ネットワーク10に
接続する3つの出力デバイス18,20,22の稼働状
況をモニタしながら、使用する出力デバイスを決定す
る。自動/マニュアル切換えスイッチがオフのとき、出
力デバイス選択回路56は、ユーザが決めた出力デバイ
スを出力先として選択する。
【0022】出力高速モード・スイッチは、カラー原稿
を高速出力したい場合にオンにされる。カラーはモノク
ロに比べデータ量が膨大であり、カラー原稿を単純に出
力すると時間がかかりすぎてしまう、といった状況で使
用される。この出力高速モード・スイッチと、自動/マ
ニュアル切換えスイッチとの論理合成により、白黒/カ
ラー判定回路52及びカラー領域判定回路54を動作さ
せるか否かが制御される。
【0023】モード選択回路50が設定する判定パラメ
ータは、白黒/カラー判定回路52及びカラー領域判定
回路54の動作条件を決定する。
【0024】モード選択回路50はスキャナ24又は2
6からの画像データをそのまま白黒/カラー判定回路5
2に供給する。白黒/カラー判定回路52は、入力する
1ページ内にカラーが含まれているか否かを判定する。
例えば、スキャナ24,26の画像出力のRGB形式で
あるが、R,G,Bの各成分値がばらついていれば有彩
色であり、ばらつきが小さければ無彩色になる。この判
定は、入力されたRGBデータをそのまま用いてもよい
し、対数変換して得られるCMYデータで行なってもよ
い。
【0025】図4はRGBデータによる有彩色と無彩色
の判定例である。図4(1)は主として緑色の画像又は
画素で、三成分値がばらついているので有彩色であり、
同(2)は、三成分値がほぼ近似しているので、無彩色
の白、灰又は黒を表わしている。
【0026】有彩色と無彩色の判別方法を具体的に説明
する。例えば、最大成分値と最小成分値の差から判定す
る方法と、最大成分値に対する最小成分値の比から判定
する方法が考えられる。前者の方法では、最大成分値と
最小成分値の差を求め、その差が所定の閾値以上であれ
ば有彩色と判定し、閾値未満であれば無彩色と判定す
る。この方法は、減算器と比較器という簡単な構成の回
路で実現できる。但し、しかし、三成分の絶対レベルが
低いとき又は高いときには、誤判定する可能性あり、好
ましくは、閾値を、三成分の絶対レベル又は平均レベル
などに応じて適応的に変更すべきである。即ち、後者の
方法の方が、誤判定の可能性が低い。後者の方法では、
最大成分値に対する最小成分値の比を計算し、その比を
1つの閾値と比較して、有彩色/無彩色を判定する。前
者の方法に比べ、乗算器が必要となる分、回路が大きく
なるが、先に述べたように、絶対レベルに依存しなくな
る。
【0027】有彩色/無彩色の判定は、画素単位で実行
する必要はなく、ある程度の画素数からなる領域若しく
はブロック、1ライン、1ラインの一部を単位として実
行してもよい。また、原稿上のノイズ(紙の汚れ等)を
有彩色と検知することがあるので、有彩色と判定された
部分が原稿の中で一定以上の面積を占める場合に、最終
的にカラー原稿と判定するようにするのが望ましい。
【0028】カラー領域判定回路54を説明する。モー
ド選択回路50が、原稿がカラーか白黒かに関わらず出
力デバイスとしてモノクロ複写機20を指定した場合
や、高速出力モードの指定に対して原稿がカラーである
場合、カラー画像部分もモノクロ出力され、カラー画像
部分が再現されない。これに対しては、カラー画像部分
を、その色に応じた特定のパターンに置換する技術が知
られており、カラー領域判定回路54は、モード選択回
路50からの制御信号に従い、カラー画像部分を、その
色に応じて予め設定しておいたパターンに置換する。
【0029】図5は、カラー領域判定回路54の概略構
成ブロック図を示す。カラー画像に有限個のモノクロの
パターン画像を割り付けるのであるから、色をそのパタ
ーン数に分類する必要がある。コード生成回路60は、
入力する画像信号のカラー画像部分を所定の大きさの領
域単位で、有限個の色の中のどの色に該当するかを判定
し、該当する色に対応する色コードを発生し、パターン
発生回路62に印加する。
【0030】コード生成回路60は例えば、色の三成分
のうち、最大成分を検知し、残りの2成分値の最大成分
値に対する比で色コードを決定する。別の方法では、色
の三成分のうち、最小成分を検知し、残りの2成分値か
ら最小成分値を減算して得られる2つの値の比で色コー
ドを決定する。
【0031】パターン発生回路62はコード生成回路6
0からの色コードに対応したビットマップ・パターン信
号を発生し、セレクタ64に印加する。コード生成回路
60は白黒/カラー判定回路52からの画像信号をその
ままセレクタ64の別の入力に供給すると共に、セレク
タ64の切換え制御信号をセレクタ64に印加する。セ
レクタ64は、コード生成回路60の制御下で、カラー
画像部分については、パターン発生回路62の出力を選
択し、非カラー画像部分についてはコード生成回路60
からの画像信号を選択する。セレクタ64で選択された
信号は、出力デバイス選択回路56に供給される。
【0032】カラー領域判定回路54のこの機能によ
り、カラー原稿をモノクロ出力する場合でも、カラー画
像部分をある程度識別しやすい形で出力できる。また、
カラー原稿をモノクロ出力する場合、データ量が激減す
るので、高速出力できる。
【0033】出力デバイス選択回路56は、常時又は必
要に応じて、ネットワーク10上の出力デバイス(図1
に示す実施例では、複写機18,20,22)をモニタ
し、どのデバイスが空き状態にあるか、及びどのデバイ
スの負荷が軽いかをチェックしている。出力デバイス選
択回路56は、モード選択回路50の設定モード及び設
定パラメータ、白黒/カラー判定回路52の判定結果、
並びに、出力デバイスの負荷状態に従って、使用する出
力デバイスを決定し、カラー領域判定回路54からの画
像データをその出力デバイスに転送する。
【0034】図6は、出力デバイス決定のフローチャー
トを示す。先ず、モード選択回路50からの信号によ
り、カラー/白黒自動切換えか否かを判断する(S
1)。自動切換えの場合(S1)、先ず、出力高速モー
ドが設定されているか否かを調べる(S2)。出力高速
モードは、モード設定スイッチ40により設定される。
出力高速モードが設定されおらず(S2)、原稿がカラ
ーのとき(S6)、カラー複写機18を出力先に選択し
(S8)、原稿がカラーでないとき(S6)、出力先と
してモノクロ複写機20を選択する(S5)。原稿がカ
ラーか否かは、白黒/カラー判定回路52の判定結果出
力により知ることができる。
【0035】出力高速モードが設定されていて(S
2)、原稿がカラーのとき(S3)、カラー領域判定回
路54が有彩色部分を対応する特定パターンに置換し
(S4)、原稿がカラーでないときには、当然ながら、
S4の置換処理をパスする。そして、どちらの場合も、
モノクロ複写機20が出力先として選択される(S
5)。
【0036】マニュアル切換えの場合(S1)、カラー
出力が指定されているときには(S7)、原稿がカラー
か白黒かに関わらずカラー複写機16を出力先に選択す
る(S8)。カラー出力が指定されていない場合、即
ち、モノクロ出力が指定されている場合で(S7)、原
稿がカラーのとき(S9)、カラー領域判定回路54に
よりカラー領域を判定して、有彩色部分を対応するパタ
ーンで置換し(S10)、原稿がカラーでないときに
は、S10をパスし、どちらのときにも、モノクロ複写
機20を出力先として選択する(S11)。
【0037】S5,S8,S11では、それぞれ選択さ
れたカラー複写機18又はモノクロ複写機20に、画像
データがネットワーク10を介して転送され、印刷出力
される。
【0038】出力デバイス選択回路56は、以上の処理
により選択した出力デバイスに印刷すべき画像の画像デ
ータを出力すると同時に、その出力デバイスを特定する
情報を表示信号生成回路58に出力する。表示信号生成
回路58は、出力デバイス選択回路56からの出力デバ
イスを特定する情報に従い、その出力デバイスを示す文
字画像を生成し、スキャナ24又は同26に供給する。
スキャナ24又は同26は、表示信号生成回路58から
供給される画像情報を、ディスプレイ38に画像表示す
る。これにより、スキャナ24又は同26のディスプレ
イ38に、出力先が表示される。
【0039】なお、出力デバイス選択回路56は、ネッ
トワーク10に接続するデバイス、特に出力デバイス1
8,20,22の情報(オン/オフ及び負荷状況など)
を定期的に表示信号生成回路58に供給しており、表示
信号生成回路58は、その情報に文字などで表示するビ
ットマップ画像データを生成し、スキャナ24又は同2
6に出力する。これにより、スキャナ24又は同26の
ディスプレイ38には、ネットワークに接続するデバイ
ス、特に、出力デバイス18,20,22のオン/オフ
及び負荷状況などが表示され、モード選択スイッチ40
によるモード選択の手助けとなる。
【0040】このようにして、本実施例では、出力すべ
き画像に応じて、即ち、カラーか白黒かに応じて、カラ
ー複写機とモノクロ複写機を自動選択することができ、
人手による出力選択の手間が無くなる。
【0041】勿論、図3及び図5に示す機能ブロックの
全部又は一部は、ハードウエア及びソフトウエアの何れ
であっても実現できることはいうまでもない。
【0042】また、イメージ・スキャナ24,26のス
タート・スイッチ32、ディスプレイ38及びモード設
定スイッチ40の一部又は全部をコンピュータ14,1
6に持たせてもよい。逆に、図3に示す機能をスキャナ
24,26に持たせてもよい。
【0043】ネットワークに接続される出力デバイスと
しては、上記したものの他に、プリンタ、電子ファイル
装置及びファクシミリなどがあり、これらを有するシス
テム構成も、本発明の技術的範囲に含まれる。
【0044】また、本実施例では、カラーと白黒を区別
したが、カラーであってもフルカラーと例えば256色
程度の少数の色のカラー、というように、その表現色に
応じて出力デバイスを選択する構成も、本発明の範囲に
含まれる。更には、解像度に応じて出力デバイスを自動
選択する技術も本発明の範囲に含まれることも明らかで
ある。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、性能の異なる複数の出力デバイス
から、出力すべき画像に応じた適切なものを自動選択す
ることができ、操作性が大幅に改善される。勿論、自動
選択をオフにすることにより、出力デバイスを個別に選
択できることはいうまもない。
【0046】また、必要な機能を持つ複写機の前まで移
動して行なわなければならなかったコピー作業が、近く
のコンピュータに接続されている画像入力手段、例えば
イメージ・スキャナで実現可能となり、即座に必要なコ
ピーを入手できるようになる。
【0047】入力画像の出力先をマニュアル指定する
か、自動指定するかを設定する自動/マニュアル設定手
段を設けることにおり、ユーザの意志に応じて使い分け
できる。
【0048】入力画像がカラー画像を含む場合で、出力
デバイスとしてカラー非対応の画像出力デバイスが指定
されるときに、当該入力画像のカラー部分を予め設定し
たパターン画像に置換することにより、モノクロ出力で
も、元々カラーであった部分を容易に識別できるように
なる。
【0049】出力先として選択された画像出力デバイス
を特定する情報を、入力画像の供給元に供給することに
より、どのデバイスから出力されるのかをユーザに知ら
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の全体概略構成ブロック図
である。
【図2】 イメージ・スキャナ24,26の正面図であ
る。
【図3】 コンピュータ14,16の画像処理回路の概
略構成ブロック図である。
【図4】 白黒/カラー判定方法の説明例である。
【図5】 カラー領域判定回路54の概略構成ブロック
図である。
【図6】 本実施例の出力先決定のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10:ネットワーク 12,14,16:コンピュータ
18:カラー複写機 20:モノクロ複写機 22:複合複写機 24,2
6:イメージ・スキャナ 30:原稿台 32:スタート・ボタン 34:ライン
・センサ 36:ライン・センサ34の移動方向 3
8:ディスプレイ 40:モード設定スイッチ 50:
モード選択回路 52:白黒/カラー判定回路 54:
カラー領域判定回路 56:出力デバイス選択回路 58:表示信号生成回路
60:コード生成回路 62:パターン発生回路 6
4:セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像出力デバイスを具備する画像
    処理システムであって、入力画像を解析する解析手段
    と、当該解析手段の解析結果に従い、当該複数の画像出
    力デバイスから、当該入力画像を出力するものを選択す
    る出力デバイス選択手段とを有することを特徴とする画
    像処理システム。
  2. 【請求項2】 上記解析手段の解析結果は、入力画像が
    白黒画像かカラー画像かを示す情報を含む請求項1に記
    載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 上記解析手段は、上記入力画像の色成分
    の成分比により白黒画像かカラー画像かを解析する請求
    項2に記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 更に、上記入力画像の出力先をマニュア
    ル指定するか、上記解析手段及び上記出力デバイス選択
    手段により自動指定するかを設定する自動/マニュアル
    設定手段を具備する請求項1乃至3の何れか1項に記載
    の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 更に、入力画像がカラー画像を含む場合
    で、出力デバイスとしてカラー非対応の画像出力デバイ
    スが指定されるときに、当該入力画像のカラー部分を予
    め設定したパターン画像に置換する置換手段を具備する
    請求項4に記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 上記出力デバイス選択手段は、出力先と
    して選択した画像出力デバイスを特定する情報を、当該
    入力画像の供給元に供給する請求項1乃至5に記載の画
    像処理システム。
  7. 【請求項7】 複数の画像出力デバイスを具備する画像
    処理システムであって、入力画像の出力に使用する画像
    出力デバイスを選択する制御方法であって、入力画像を
    解析する解析ステップと、当該解析ステップの解析結果
    に従い、当該複数の画像出力デバイスから、当該入力画
    像を出力するものを選択する出力デバイス選択ステップ
    とからなることを特徴とする画像処理システムの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 上記解析ステップは、入力画像の表示色
    の数、表示色の深さ、解像度及び大きさのうちの少なく
    とも1つを識別する請求項7に記載の画像処理システム
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 上記解析ステップは、上記入力画像の色
    成分の成分比により白黒画像かカラー画像かを解析する
    請求項8に記載の画像処理システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 更に、上記入力画像の出力先がマニュ
    アル指定されている場合に、上記解析ステップ及び上記
    出力デバイス選択ステップをパスする請求項7乃至9の
    何れか1項に記載の画像処理システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 更に、入力画像がカラー画像を含む場
    合で、出力デバイスとしてカラー非対応の画像出力デバ
    イスが指定されるときに、当該入力画像のカラー部分を
    予め設定したパターン画像に置換する置換ステップを具
    備する請求項10に記載の画像処理システムの制御方
    法。
  12. 【請求項12】 更に、上記出力デバイス選択ステップ
    で選択された画像出力デバイスを特定する情報を、当該
    入力画像の供給元に表示する表示ステップを具備する請
    求項7乃至11に記載の画像処理システムの制御方法。
JP6062466A 1994-03-31 1994-03-31 画像処理システム及びその制御方法 Withdrawn JPH07271533A (ja)

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