JPH07271315A - 磁気記録体及びその記録・消去方法 - Google Patents

磁気記録体及びその記録・消去方法

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JPH07271315A
JPH07271315A JP6064182A JP6418294A JPH07271315A JP H07271315 A JPH07271315 A JP H07271315A JP 6064182 A JP6064182 A JP 6064182A JP 6418294 A JP6418294 A JP 6418294A JP H07271315 A JPH07271315 A JP H07271315A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic recording
recording medium
magnetic particles
microcapsules
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Application number
JP6064182A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Ito
則之 伊藤
Shiyoutei Chiyou
松弟 張
Yoshiko Ugajin
美子 宇賀神
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、磁気を印加した部分が、無印加の部
分とは異なる明暗がはっきりし、かつ解像度が高く、鮮
明で、さらに画像の安定性に優れた、可逆表示可能な磁
気記録体及びその記録・消去方法を提供する。 【構成】磁気記録体は、磁性粒子・顔料・赤外線吸収剤
を分散した、常温で固相状態を示す分散媒を内包するマ
イクロカプセルを含む記録層を有する。記録時は、磁気
記録体の表面側から、レーザー照射手段と磁気発生手段
とを有する記録ヘッドを走査し、熱によって溶融状態と
なった分散媒中の磁性粒子が、磁気により磁気記録体の
表面に移動し、磁性粒子による黒色の像が形成され、消
去時は、全面を加熱し磁気記録体の裏面から全面に磁気
を印加、或い記録ヘッド27で裏面を走査すると、磁気
記録体1の表面は顔料色となり、像は消去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱と磁気印加により
画像を記録する磁気記録体に係り、とくに解像度及び画
像の安定性に優れた可逆表示可能な磁気記録体及びその
記録・消去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気を利用したディスプレーとし
て、例えば、特開昭48−56393号公報に記載され
ているように、着色分散媒中に磁性粒子が分散されたサ
スペンジョンに磁界を作用させることにより、磁性粒子
を移動させ、着色分散媒の色を変化させて表示を行う方
法が知られている。
【0003】しかし、このようなディスプレーは、サス
ペンジョンを2枚の基板間に封じこんで一方の基板から
磁気ペンで文字、模様を描いて磁気を作用させると、サ
スペンジョンの磁性粒子が吸引されて、その通りの文字
や模様が得られるが、磁性粒子の比重は分散媒のそれよ
りも極めて大きいので吸引された磁性粒子は、時間とと
もに沈降するため文字や模様を長時間保持できない欠点
を有する。
【0004】また、磁気ペンにより磁気を受けた磁性粒
子はすべて磁気ペンに吸引されるので、磁気ペンから離
れて存在していた磁性粒子まで吸引されるため、不鮮明
な文字や模様しか得られない欠点も有していた。磁性粒
子の沈降を防止するため、例えば磁性粒子を細かくする
か、磁性粒子に低比重のポリマー等を被覆して、磁性粒
子の見かけの比重を分散媒のそれと近似させると、磁性
粒子に働く磁気力が極端に小さくなるため、磁気ペンに
よって吸引されにくくなり、濃度の濃い、鮮明な文字や
模様が得られなくなるという欠陥を生じる。
【0005】さらに、磁性粒子の見かけの比重を分散媒
のそれと近似させると、文字や模様を消去する際も、磁
性粒子が基板の反対側に吸引されにくくなり、完全に消
去できず、これを繰り返していると全体的に黒ずんでし
まい、実用的ではなかった。
【0006】これらの欠点を解決する形態として、例え
ば、特公昭57−27463号公報、特開昭62−53
359号公報に記載されているように、分散媒として、
一定値以上の降伏値を有する液体、あるいは、増稠剤を
用いることによって、ぼけのない鮮明でコントラストの
高い文字、画像が表示でき、その表示は長時間安定に保
持でき、かつ、消去を完全にきれいに行えるディスプレ
ーが知られている。
【0007】しかし、このディスプレーは、透明プラス
チックシートの全面に、一辺および深さが各2mm程度
のハニカム状のセルを設けるように成形して、そのセル
の中に、磁性粒子と白色顔料を分散媒に分散したサスペ
ンジョンを注入し、これを透明シートで密封した形態で
あり、以下の欠点を有していた。即ち、ハニカム状のセ
ルの中で磁性粒子を裏面より表面に移動させて像を形成
するため、像の解像度をハニカム状のセルより小さくす
ることは不可能である。また、ハニカム状のセルを成形
すること、ハニカム状のセルを大型化、あるいは非常に
小型化すること、ハニカム状のセルにサスペンジョンを
注入する工程等が困難である。
【0008】別の形態として、例えば、特開平1−14
5637号公報、あるいは、Eyne S.Trumb
le P.S.&E. 213(1963)に記載さ
れているように、前記のようなハニカム状のセルに磁性
粒子と顔料を密封したディスプレーとは異なり、磁性粒
子をマイクロカプセルに封入し、これを支持体上に塗布
したディスプレーが知られている。この方法によれば、
マイクロカプセルの粒径を制御することにより、解像度
を高くすることができ、製造工程も容易である。また、
マイクロカプセルを塗布する基板に種々のフィルム等の
選択が可能となり、形状、大きさも自由に選択が可能と
なる。
【0009】しかし、ここで示される画像形成の方法
は、まずディスプレー作製時に、塗布したカプセル中の
磁性粒子をあらかじめディスプレー平面に平行に配向さ
せることにより入射光を全部反射させ明るく見せてお
く。次に、磁気的な記録をすることにより、磁性粒子が
回転し入射光を散乱、吸収するようになり、コントラス
トが生じ黒色の像が形成される。即ち、ここで用いられ
る磁性粒子は、一般にニッケル、鉄、バリウム−フェラ
イト等の偏平な粒子に限られ、また像形成の原理が、磁
性粒子の配向に基づいているため、ディスプレー作製時
に磁性粒子の偏平な面を磁気記録体の平面に対し、常に
平行に配向させておく必要があるが、このように一定方
向に均一に、完全に配向させるのは困難であり、完全に
は配向されない磁性粒子によって、明暗のはっきりしな
い像となる。
【0010】さらに、マイクロカプセルを利用した別の
形態として、例えば、特開平2−146082号公報、
特開平4−233581号公報に記載されているよう
に、光吸収性の磁性粒子と、光反射性の非磁性粒子をマ
イクロカプセルに封入したディスプレーが知られてい
る。
【0011】この形態の画像形成は、まず永久磁石によ
って、マイクロカプセル内の光吸収性の磁性粒子をディ
スプレーの裏面側に吸引し、それに伴い、光反射性の非
磁性粒子がディスプレーの表面に残留することによっ
て、表面が非磁性粒子の色となり、消去状態となる。次
にディスプレー表面から永久磁石によって磁気を印加・
記録することにより、表面に光吸収性の磁性粒子が磁気
によって吸引され、所望の文字、画像が形成される。
【0012】しかし、このようにして得たディスプレー
は、磁気の力が広範囲に及ぶため、解像度が他の熱や光
による記録と比べ、非常に劣るものである。さらに、上
記ディスプレーは、磁気の力で容易に印字、消去が行え
るため、磁石に触れただけで、未印字部にかぶりを生じ
たり、画像が消去されてしまったりとするように画像の
安定性が悪いという欠点を有する。
【0013】以上から、従来の磁性体を表示手段として
利用した磁気記録体は、高い解像度の画像を記録するこ
とができず、また外部からの磁気の影響により記録した
画像の部分的又は判読が不可能な状態に画像が消去或い
は未印字部にかぶりを生じるため、安定した記録を行う
ことができなった。また内包される磁性粒子の移動性、
すなわち記録の反応性の良さと記録画像の安定性の両方
を備える磁気記録体は存在していなかった。
【0014】そこで本出願人は、特願平5−15344
5号、特願平5−153446号などにおいて、磁性粒
子を常温で固体であるワックス中に分散させ、これをマ
イクロカプセルに封入する方式により、画像記録を熱と
磁気とを同時に印加することで、ワックスの溶融と、さ
らに磁性粒子の移動によって行い、また消去も同様に加
熱によるワックスの溶融と磁気の印加による磁性粒子の
移動により行う磁気記録体を提案している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、磁気記録体
の外部からマイクロカプセルまで熱を伝える必要がある
ため、磁気記録体の表面からマイクロカプセルまでの距
離を大きくすることはできず、例えば耐久性を向上させ
る目的で保護層を厚くすることは困難であり、また加熱
源の接触による保護層の劣化、さらには熱が保護層を伝
導する際に面内方向に熱の拡散が生じることで、より高
解像度の記録が困難となる問題を有している。そこで本
発明は、磁気を印加した部分が、無印加の部分とは異な
る明暗がはっきりし、かつ解像度が高く、鮮明で、さら
に画像の安定性に優れた、可逆表示可能な磁気記録体及
びその記録・消去方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、請求項1に記載の発
明は、少なくとも一方が透明性を有する非磁性材料から
なる支持体間に、少なくとも磁性粒子と、顔料と、赤外
線吸収剤と、これを分散してなる常温において固相状態
を示す分散媒とを内包するマイクロカプセルをバインダ
ー中に分散配置してなる磁気記録層を形成したことを特
徴とする磁気記録体である。
【0017】請求項2の発明は、請求項1に記載の磁気
記録体において、分散媒がワックスであることを特徴と
するものである。
【0018】請求項3の発明は、請求項1に記載の磁気
記録体において、マイクロカプセルの平均粒径が10μ
mから1000μmの間にあることを特徴とするもので
ある。
【0019】請求項4の発明は、請求項1に記載の磁気
表示用ディスプレーにおいて、磁性粒子の平均粒径が
0.1μmから10μmの間にあることを特徴とするも
のである。
【0020】請求項5の発明は、請求項1に記載の磁気
記録体において、顔料の平均粒径が0.01μmから1
0μmの間にあることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明は、請求項1に記載の磁気
記録体において、顔料の屈折率が1.5以上であること
を特徴とするものである。
【0022】請求項7の発明は、非磁性材料からなる支
持体上に、少なくとも磁性粒子と顔料と赤外吸収剤と、
これらを分散してなる常温で固相状態を示す分散媒とを
内包するマイクロカプセルをバインダー中に分散配置し
てなる記録層を部分的或いは全面に磁気発生手段による
磁気の印加と、赤外線照射手段による赤外線の照射によ
る赤外線吸収剤の発熱とから、分散媒の溶融と磁気粒子
の移動により前記記録層の記録・消去を行なうことを特
徴とする磁気記録体の記録・消去方法である。
【0023】請求項8の発明は、請求項7に記載の磁気
記録体において、赤外線照射手段が赤外線レーザーであ
ることを特徴とするものである。
【0024】
【作用】本発明の磁気記録体は、磁性粒子・顔料・赤外
線吸収剤を分散した、常温において固相状態を示す分散
媒を内包するマイクロカプセルを含む磁気記録層を有
し、通常は、磁気記録体の一方の面である裏面側に、即
ちマイクロカプセルの下方に磁性粒子が引き寄せられて
おり、他方の面である磁気記録体の表面は分散媒の色、
或いはその屈折率差による光散乱により磁性粒子の色が
隠蔽されるため、均一な色調となる。
【0025】また本発明の磁気記録体への記録は、磁気
記録体の表面側から、赤外線照射手段を有する磁気発生
手段で走査し、赤外線照射による赤外線吸収剤の発熱に
よって粘度が低下し流動状態となった分散媒の部分の磁
性粒子が、磁気によりマイクロカプセルの上方、即ち、
磁気発生手段側の表面に移動し、磁性粒子による像が形
成され、また消去は磁気記録体の全面を同様に赤外線照
射により加熱し、磁気記録体の裏面から全面に磁気をか
けるか、あるいは赤外線照射照射手段を有する磁気発生
手段等で裏面を走査することにより、磁性粒子はマイク
ロカプセルの下方である磁気発生手段側に引き寄せら
れ、磁気記録体の表面は再び均一な色調(顔料色)とな
り、像は消去される。
【0026】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す断面図であり、図
2は、本発明で磁気記録層に用いられるマイクロカプセ
ルの一実施例を示す断面図であり、図3は、本発明の磁
気記録体の製造時の状態を示す説明図であり、図4は、
本発明の磁気記録体の消去動作により未記録の状態を示
す説明図であり、図5は、本発明の磁気記録体の記録時
の状態を示す説明図である。
【0027】図1は、本発明の磁気記録体1の構成を示
し、支持体11、磁性粒子・顔料・赤外吸収剤を含んだ
マイクロカプセル14をバインダー15に分散した塗布
剤が塗布される磁気記録層12、保護支持体13が順次
積層されている。
【0028】また図2は本発明で磁気記録層12に用い
られるマイクロカプセル14の一実施例を示す断面図で
ある。マイクロカプセル14は、磁性粒子22、顔料2
3、赤外線吸収剤24が、常温において固相状態を示す
分散媒(例えばワックスなど)25中に分散されたサス
ペンジョンを主成分とする芯物質21を、ポリマーより
なる殻物質26でカプセル化した構成である。
【0029】磁性粒子22としては、磁性粒子単独、あ
るいは数種の磁性粒子の混合物、さらには、磁性粒子と
ポリマーからなる混合物が使用可能である。例えば、マ
グネタイト、フェライトをはじめとする鉄、コバルト、
ニッケル等の強磁性を示す金属、もしくはこれらの元素
を含む合金、または化合物の微粒子が用いられる。この
場合、磁性粒子はワックス等との親和性を高めるため
に、シランカップリング処理等の表面疎水化処理を施す
とよい。また、磁性粒子とポリマーからなる混合物を用
いる場合には、上述の磁性粒子とポリマーを混練後、粉
砕する、あるいは磁性粒子を分散したモノマーを、乳化
重合、懸濁重合、分散重合等の方法を用いて、重合等の
方法が用いられる。この場合、ポリマーは架橋性のもの
とすることが好ましい。磁性粒子の大きさは、磁気によ
る移動のしやすさ、画像濃度等を考えると、0.1μm
から10μmの間が好ましい。
【0030】顔料23としては、顔料単独、あるいは数
種の顔料の混合物、さらには、顔料とポリマーからなる
混合物を用いることができる。例えば、一般に知られて
いる二酸化チタン、硫化亜鉛、チタン酸鉛、酸化ジルコ
ニウム、鉛白、カドミウム赤、カドミウム黄等の無機顔
料、フタロシアニン系顔料等の有機顔料の微粒子が用い
られる。この場合、顔料はワックス等との親和性を高め
るために、シランカップリング処理等の表面処理を施す
とよい。また、顔料とポリマーからなる混合物を用いる
場合には、上述の顔料とポリマーを混練後、粉砕する、
あるいは、顔料を分散したモノマーを、乳化重合、懸濁
重合、分散重合等の方法を用い重合する等の方法が用い
られる。この場合、ポリマーは架橋性のものとすること
が好ましい。顔料の大きさは、磁性粉を隠蔽することを
考えると、0.01μmから10μmの間が好ましい。
また、顔料の屈折率は、磁性粒子の色をより強く隠蔽す
るために、1.5以上が好ましい。
【0031】赤外線吸収剤24としては、赤外線、とく
に近赤外領域780〜2000nmを吸収し、熱に変換
する機能を有するものであり、有機系若しくは無機系の
近赤外線吸収剤を用いることができる。例えば有機系で
はポリメチン系色素、ナフトキノン系色素、アンスラキ
ン系色素、トリフェニルメタン系色素、アミニウム系色
素、ジインモニウム系色素の他に、金属錯体系にフタロ
シアニン系、ナフタロシアニン系、ジオール系などの色
素が挙げられる。また無機系ではFe2+および/または
Cu2+を含有するガラス系材料、金属酸化物、金属水酸
化物、金属硫酸塩、金属炭酸塩、金属珪酸塩、金属硝酸
塩及び金属錯化合物等が挙げられる。何れも磁気記録体
に照射する赤外線レーザーの発信波長の赤外線を効率的
に吸収し、熱に変換可能な材料が選択される。
【0032】分散媒25としては、常温(約10〜40
℃の範囲)で固体のもの(ほぼ固相状態を示す)で、か
つ常温以上の温度(約50〜80℃の範囲)に加熱され
ると流動状態になるものであればよく、例えば有機化合
物で、パラフィンワックス、カルナバワックスなどの合
成或いは天然ワックス、天然或いは合成樹脂、またはカ
ルボン酸エステルなど上記条件を満たす一般に公知であ
るものを適宜使用することができる。
【0033】上記した磁性粒子22、顔料23、赤外線
吸収剤24、分散媒25などを主成分とする芯物質21
をポリマー等の殻物質26で覆い、マイクロカプセル化
する。この殻物質26として用いられる樹脂には、一般
に用いられている樹脂、例えばアクリル系樹脂、メタク
リル系樹脂、ポリスチレン、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキ
シ樹脂、天然樹脂等が挙げられ、これらを単独、あるい
は2種以上混合して使用することも可能である。
【0034】上述の殻物質を有するマイクロカプセル1
4の製造法としては、ポリマー溶液に分散させた芯物質
のまわりにポリマーの濃厚相を分離させる相分離法、ポ
リマー溶液中の芯物質のまわりにポリマーの硬化試験薬
等によりポリマーを硬化させる液中硬化被覆法、芯物質
を分散させたエマルジョンの内、あるいは外相のいずれ
か一方からモノマーや重合触媒を供給し芯物質の表面を
ポリマーで覆うインシチュー重合法、芯物質を分散させ
たエマルジョンの内相と外相の両方からモノマーを供給
する界面重合法等のマイクロカプセル化技法が好適であ
るが、これらの方法に限定されるものではない。
【0035】とくに芯物質21である磁性粒子22、顔
料23、赤外線吸収剤24を分散媒25に均一に分散さ
せたサスペンジョンの外相からモノマーを供給するイン
シチュー重合法、あるいは相分離法を用いて製造するこ
とにより、粒径の揃った、かつ磁性粒子22、顔料2
3、赤外線吸収剤24の移動が容易なマイクロカプセル
14を製造することができる。ここで用いる重合性モノ
マーは、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
スチレンおよびその誘導体、イソシアネート、各種アミ
ン、エポキシ基を有する化合物等が好適である。
【0036】本発明の磁気記録体1は、支持体11上に
上述の構成を有するマイクロカプセル14をバインダー
15とともに塗布し磁気記録層12を形成、さらに保護
支持体13を積層することにより作製される。
【0037】支持体11はポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
スチレン,ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂
類、天然樹脂、紙、合成紙、金属、セラッミクスなどを
単独または組み合わせた複合体として用いることができ
る。またその形状もカード状あるいはシート状、フィル
ム状など用途に応じて選択でき、さらに用途に応じて要
求される物性、例えば強度、剛性、隠蔽性、光不透過性
等を考慮し、上記材料から適宜選択することができる。
【0038】また、マイクロカプセル14を分散するバ
インダー15としては、水系バインダー、溶剤系バイン
ダー、エマルション系バインダー等が適宜用いられる。
さらに、保護支持体13としては、エポキシ樹脂、テト
ラフルオロエチレン等、またはポリ塩化ビニル、ポリエ
ステル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、
ポリスチレン,ポリエチレンテレフタレート等の合成樹
脂、天然樹脂等が使用可能である。この保護支持体13
は、支持体11上に形成されたマイクロカプセル14を
保持するとともに、外部からマイクロカプセル14が見
えるような透明性を有している必要があり、強度など必
要な条件を満たすものであれば用いることができる。
【0039】これらの形成方法は、例えばオフセット印
刷法、グラビア印刷法、シルクスクリーン印刷法等の周
知の印刷方式や、ロール塗布法、ナイフエッジ法などの
塗布方式、上述のマイクロカプセル14を混入した転写
層に有する転写シートによる転写方式、また上述のマイ
クロカプセル14を混入したインキを基材に吹き付ける
インキジェット方式、支持体11と保護支持体13との
間に上述のマイクロカプセル14を混入した溶液を充填
する方式などの形成方法により作成することができ、作
成する情報記録体の用途、数量に応じて上述の方式から
適宜選択することができる。
【0040】次に、本発明の磁気記録体における像形成
方法を説明する。図3は、磁性粒子22が分散媒25に
分散されたサスペンジョンを内包したマイクロカプセル
14を支持体11上に塗布した本発明の磁気記録体1の
一部を拡大した断面を表す断面図である。作製された当
初は、マイクロカプセル14内で、磁性粒子22、顔料
23、赤外線吸収剤24は均一に分散された状態で分散
媒25中に固定化されている。
【0041】図4は、通常の画像の消去時、或いは未記
録時の状態を示す説明図である。磁気記録体全面が一様
に加熱され、マイクロカプセル内の分散媒25が溶融状
態となり、磁気記録体裏面から一様に印加された磁気に
より、磁気記録層12のマイクロカプセル中の磁性粒子
22はマイクロカプセルの下方に引き寄せられ、磁気記
録体表面は、主として顔料23の色により均一な色調と
なる。
【0042】図5は、磁気記録体1の上方から、赤外線
レーザー照射手段27の赤外線レーザーの照射による加
熱と磁気発生手段28の磁気の印加とにより記録された
状態を示す説明図である。赤外線レーザー照射手段27
と磁気発生手段28とを有する赤外線レーザー・磁気ヘ
ッド装置29により赤外線レーザー27が照射され、マ
イクロカプセル14中の赤外線吸収剤24が発熱し、こ
の加熱された部分のマイクロカプセル内の分散媒25、
例えばワックスは溶融状態となり、印加される磁気によ
りマイクロカプセル中の磁性粒子22はマイクロカプセ
ルの上方に引き寄せられる。一方、赤外線レーザー・磁
気ヘッド装置29により加熱されない部分は、マイクロ
カプセル内で磁性粒子22の移動はなく、顔料23がマ
イクロカプセルの上方に存在する。従って、記録情報に
応じて記録箇所をレーザー照射による加熱・磁気印加す
ることで、記録されていない部分の顔料の色の中に、記
録された部分の磁性粒子の色の像が得られる。赤外線レ
ーザー・磁気ヘッド装置29は、通常の磁気ヘッドとレ
ーザーを組み合わせたものであり、赤外線レーザー照射
手段27と磁気発生手段28を別々に設けてもよい。ま
た磁気発生手段28は、磁気ヘッドの形態を有していな
くとも、磁性粒子22の移動に必要な磁場強度が得られ
れば、単なる永久磁石、電磁石であってもよい。
【0043】赤外線レーザー照射手段27は、ワックス
等の分散媒24が溶解する程度の熱が赤外線吸収剤24
に発生する出力であればよく、赤外線レーザーの出力は
数ミリワットから十数ミリワット程度でも記録すること
ができる。記録速度などを重視する場合は、比較的高出
力のレーザーが利用され、価格、形状などから半導体レ
ーザーが好ましい。
【0044】この像形成は、磁気と分散媒の粘度を低下
させる程度の低エネルギーの熱による単純なものである
ため、記録が容易であり、マイクロカプセルの粒径を制
御することにより、解像度の高い像形成が可能である。
また顔料の屈折率が高いため、磁性粉が磁気記録体の裏
面に引き寄せられている時、磁性粉の色を隠蔽すること
が可能である。さらに形成された像は、分散媒が常温に
戻ると同時に固定状態となるため、記録安定性がよく、
しかも、分散媒が流動状態以外では磁気のみでは像形成
が行えないため、磁石に触れてかぶりを生ずることがな
い。本発明による磁気記録体は内包される磁性粉の記録
時の移動性、すなわち記録の反応性の良さと記録画像の
安定性の両方を備えるものである。また赤外線吸収剤の
発熱によって、流動状態となった分散媒の部分のみ、磁
性粒子が移動可能となるため、解像度の高い像が得られ
る。
【0045】さらに、マイクロカプセルはバインダーに
混ぜることで塗液化することができるため、様々な支持
体に塗布することができ、また、様々な形状に加工する
ことが可能であり、製造工程も簡単であることから、用
途範囲を広げることができる。特に紙上に塗布した場合
は家庭用ファックス等の情報記録紙として使用でき、レ
ーザー光(熱)と磁気の印加により、印字・消去が容易
にかつ可逆的に行えるため、リサイクルペーパーとして
用いることが可能である。
【0046】以下に、本発明を具体的な実施例を挙げ、
詳細に説明する。 <実施例1>シランカップリング処理を施した平均粒径
0.5μmの二酸化チタン50重量部と、オレイン酸処
理を施した平均粒径1μmのマグネタイト磁性粉10重
量部と、波長830nmに吸収ピークを有する赤外線吸
収剤10重量部とを、60℃に加熱し融解させた流動パ
ラフィン80重量部に均一に分散した。この分散液を6
0℃に加熱した10%ゼラチン水溶液300重量部中
に、ホモジナイザーを用いて、回転数2000rpmで
平均粒径が100μmとなるように約5分間分散させ
た。得られた分散液に10%アラビアゴム水溶液300
重量部を混合し、水1500重量部を添加し、40℃に
保ち、10%酢酸水溶液を滴下し、pHを4に調節し
た。その後、液温を5℃に冷却し30%ホルマリン水溶
液10重量部を加え、10%水酸化ナトリウム水溶液を
滴下し、pHを9に調節しゼラチン−アラビアゴム系の
マイクロカプセルを得た。
【0047】普通紙上に、上述のマイクロカプセルを用
いた記録層を設け、さらにアクリル樹脂による保護層を
設けた後、磁気記録体の全面を加熱し、下方より磁気を
作用させることにより、白色の磁気記録紙を得た。これ
に波長830nmの発振する半導体レーザーを照射し、
同時に磁気ヘッドにより磁気を印加することにより、白
地に黒色の明暗のはっきりした鮮明な像が得られた。
【0048】<実施例2>シランカップリング処理を施
した平均粒径0.5μmのカドミウム赤50重量部と、
オレイン酸処理を施した平均粒径1μmのマグネタイト
磁性粉10重量部と、波長830nmに吸収ピークを有
する赤外線吸収剤10重量部とを、60℃に加熱し融解
させたパラフィンワックス80重量部に均一に分散し
た。この分散液を60℃に加熱したを5%ポリビニルア
ルコール水溶液200重量部中に、ホモジナイザーを用
いて、回転数2000rpmで平均粒径が100μmと
なるように約5分間分散させた。得られた分散液にメラ
ミン−ホルマリンプレポリマー水溶液100重量部加
え、20%酢酸水溶液を滴下し、pHを6に調節した。
その後、液温を65℃に昇温し、30分間重合反応を行
い、メラミン−ホルマリン樹脂のマイクロカプセルを得
た。
【0049】普通紙上に、上述のマイクロカプセルを用
いた記録層を設け、さらにアクリル樹脂による保護層を
設けた後、磁気記録体の全面を加熱し、下方より磁気を
作用させることにより、赤色の磁気記録紙を得た。これ
に波長830nmの発振する半導体レーザーを照射し、
同時に磁気ヘッドにより磁気を印加することにより、赤
地に黒色の明暗のはっきりした鮮明な像が得られた。
【0050】<実施例3>シランカップリング処理を施
した平均粒径0.5μmの酸化チタン50重量部と、オ
レイン酸処理を施した平均粒径1μmのマグネタイト5
0重量部と、波長830nmに吸収ピークを有する赤外
線吸収剤10重量部とを、60℃に加熱し融解させたパ
ラフィンワックス80重量部に均一に分散した。この分
散液を60℃に加熱したを5%ポリビニルアルコール水
溶液200重量部中に、ホモジナイザーを用いて、回転
数2000rpmで、平均粒径が100μmとなるよう
に約5分間分散させた。10%炭酸ナトリウム水溶液を
滴下し、pHを8〜9に調整した。液温を25℃に冷却
し、20%尿素−ホルマリンプレポリマー水溶液200
重量部を添加し、酢酸を滴下しpHを4に調整した。そ
の後、30℃で3時間、50℃で2時間反応を行い、尿
素−ホルマリン樹脂マイクロカプセルを得た。
【0051】普通紙上に、上述のマイクロカプセルを用
いた記録層を設け、さらにアクリル樹脂による保護層を
設けた後、磁気記録体の全面を加熱し、下方より磁気を
作用させることにより、白色の磁気記録紙を得た。これ
に波長830nmの発信する半導体レーザーを照射し、
同時に磁気ヘッドにより磁気を印加することにより、白
地に黒色の明暗のはっきりした鮮明な像が得られた。
【0052】
【発明の効果】本発明の磁気記録体及び磁気記録体の記
録・消去方法は、磁性粒子が分散された常温で固相状態
を示す分散媒を内包するマイクロカプセルを含む磁気記
録層を有し、非記録状態は磁気記録体の一方の面である
裏面側に磁性粒子が引き寄せられており、他方の面であ
る磁気記録体の表面は顔料の色による均一な色調を示
し、記録状態は、磁気記録体の表面側から、赤外線照射
手段と磁気発生手段を有する赤外線レーザー・磁気ヘッ
ド装置で走査し、赤外レーザーの照射により分散媒の発
熱と磁気の印加により溶融した分散媒の中を磁性粒子が
磁気記録体の表面側に移動し、磁性粒子による黒色の像
が形成される。また消去は全面の加熱と磁気記録体の裏
面から全面に磁気の印加、あるいは加熱と磁気の印加を
磁気記録体の裏面を走査することにより、磁性粒子はマ
イクロカプセルの下方に引き寄せられ、磁気記録体の表
面は再び顔料の色となり、像は消去される。
【0053】すなわち本発明の磁気記録体は、磁気を印
加した部分が、無印加の部分とは明確に異なるように明
暗がはっきりし、かつ解像度の高く、鮮明で、さらに画
像の安定性に優れるなどの効果を有する。
【0054】本発明は、低温度の加熱と磁気の印加によ
り簡易に像形成を行うことができるため、低エネルギー
消費であり、記録層にマイクロカプセルを用いることに
より、マイクロカプセルの粒径を制御することで解像度
を高めることができる。しかもマイクロカプセル内で磁
性粒子が常温で固相状態を示す分散媒に分散されてお
り、記録時以外は固定されているため、情報記録後に外
部から磁石などの磁気が印加されても、マイクロカプセ
ル内の磁性粒子に移動を生じることがなく、安定した記
録が得られる。またマイクロカプセル化することで磁気
の影響を受ける範囲が広がらないため、加熱・磁気印加
された部分のみに磁性粒子の移動をほぼ限定できるた
め、解像度が高く、常温で固相状態を示す分散媒を用い
ることで画像の安定性も優れる。
【0055】また分散媒の加熱を外部から行なうことな
く、内部の赤外線吸収剤の赤外線吸収による光熱変換作
用により加熱を行なうため、保護層を十分な厚みとする
ことができ、磁気記録体の耐久性を向上させることがで
き、さらに非接触で照射されるため、保護層の表面に加
熱跡が残ることがない。
【0056】また支持体に紙を用いる場合は、赤外線レ
ーザー照射による低温度の加熱と磁気の印加により、印
字・消去を容易かつ安全に、しかも可逆的に行えるた
め、リサイクルペーパーとして家庭用ファックス等の情
報記録紙として使用できる。
【0057】さらにマイクロカプセルを含む塗液を塗布
する工程とすることができるため、磁気記録体の製造工
程を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録体の一実施例の断面図であ
る。
【図2】本発明の磁気記録体の磁気記録層に用いられる
マイクロカプセルの一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の磁気記録体の製造時の状態を示す説明
図である。
【図4】本発明の磁気記録体の消去動作により未記録の
状態を示す説明図である。
【図5】本発明の磁気記録体の記録時の状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 磁気記録体 11 支持体 12 磁気記録層 13 保護支持体 14 マイクロカプセル 15 バインダー 21 芯物質 22 磁性粒子 23 顔料 24 赤外線吸収剤 25 分散媒 26 殻物質 27 レーザー照射手段 28 磁気発生手段 29 赤外線レーザー・磁気ヘッド装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方が透明性を有する非磁性材
    料からなる支持体間に、少なくとも磁性粒子と、顔料
    と、赤外線吸収剤と、これを分散してなる常温において
    固相状態を示す分散媒とを内包するマイクロカプセルを
    バインダー中に分散配置してなる磁気記録層を形成した
    ことを特徴とする磁気記録体。
  2. 【請求項2】前記分散媒がワックスであることを特徴と
    する請求項1記載の磁気記録体。
  3. 【請求項3】前記マイクロカプセルの平均粒径が10μ
    mから1000μmの間にあることを特徴とする請求項
    1記載の磁気記録体。
  4. 【請求項4】前記磁性粒子の平均粒径が0.1μmから
    10μmの間にあることを特徴とする請求項1記載の磁
    気記録体。
  5. 【請求項5】前記顔料の平均粒径が0.01μmから1
    0μmの間にあることを特徴とする請求項1記載の磁気
    記録体。
  6. 【請求項6】前記顔料の屈折率が1.5以上であること
    を特徴とする請求項1記載の磁気記録体。
  7. 【請求項7】非磁性材料からなる支持体上に、少なくと
    も磁性粒子と顔料と赤外吸収剤と、これらを分散してな
    る常温で固相状態を示す分散媒とを内包するマイクロカ
    プセルをバインダー中に分散配置してなる記録層を部分
    的或いは全面に磁気発生手段による磁気の印加と、赤外
    線照射手段による赤外線の照射による赤外線吸収剤の発
    熱とから、前記分散媒の溶融と前記磁気粒子の移動によ
    り前記記録層の記録・消去を行なうことを特徴とする磁
    気記録体の記録・消去方法。
  8. 【請求項8】前記赤外線照射手段が赤外線レーザーであ
    ることを特徴とする請求項7記載の磁気記録体の記録方
    法。
JP6064182A 1994-03-31 1994-03-31 磁気記録体及びその記録・消去方法 Pending JPH07271315A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6391439B2 (en) * 1996-08-02 2002-05-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Rewritable indication label for recording medium, recording medium and recording medium case

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6391439B2 (en) * 1996-08-02 2002-05-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Rewritable indication label for recording medium, recording medium and recording medium case

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