JPH07270020A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH07270020A
JPH07270020A JP6384294A JP6384294A JPH07270020A JP H07270020 A JPH07270020 A JP H07270020A JP 6384294 A JP6384294 A JP 6384294A JP 6384294 A JP6384294 A JP 6384294A JP H07270020 A JPH07270020 A JP H07270020A
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temperature
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compressor
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/003General constructional features for cooling refrigerating machinery
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却ファンによる圧縮機および凝縮機の放熱
不良を検出すると共に、その放熱不良の発生原因を特定
して迅速に対処できるようにする。 【構成】 本体の機械室内に、冷凍サイクルを構成する
コンプレッサ16およびメインコンデンサが配設され、
冷却ファン19の送風により冷却される。メインコンデ
ンサの冷媒出口側に冷媒温度センサ32を設ける。診断
装置34は、コンプレッサ16の定常運転状態で、冷媒
温度センサ32の検出温度と外気温度との差から温度差
データを求めて放熱状態を検出し、放熱不良の場合には
それまでの温度差データから変化率を求め、徐々に放熱
不良となる送風経路の目詰まりが原因か、冷却ファン1
9の故障が原因かを判定して報知する。原因を自動的に
特定して迅速な対処を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械室内に冷凍サイク
ルを構成する圧縮機および凝縮器を配設すると共に、そ
の圧縮機および凝縮器を冷却ファンにより冷却するよう
にした冷蔵庫に係り、特に、冷却ファンの送風による機
械室内の放熱不良を検出するようにした冷蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫においては、冷凍サイクルを構成
する各部を冷却するための構成として図12に示すよう
なものがある。すなわち、図12は、冷蔵庫本体1の底
部1aに設けられた機械室2を示すもので、底面前面部
には開口部3aを有する底面ダクト3が設けられ、この
内部には冷凍サイクルの凝縮器4が配設されている。同
じく冷凍サイクルを構成する圧縮機5は機械室2の奥に
配設されており、背面部には圧縮機放熱用の補助熱交換
器6が配設されている。また、機械室2内の各部を冷却
するための冷却ファン7が設けられている。
【0003】そして、冷凍サイクルが運転されると、冷
却ファン7は、機械室2内に底面ダクト3の前面の開口
部3aから外気を吸引して凝縮器4や圧縮機5などを冷
却して所定の温度以下となるように保持させ、もって、
冷凍サイクルによる庫内の冷却動作を安定した状態に維
持させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
冷却ファン7による冷却風量がなんらかの原因により減
少した場合には、凝縮器4および圧縮機5の放熱が不足
して冷媒凝縮温度や圧縮機5の温度が上昇する。これに
よって消費電力が増加すると共に圧縮機5の耐久性が低
下する不具合がある。
【0005】また、冷蔵庫本体1の設置環境が放熱条件
として厳しい状況にある場合には、冷凍サイクルを運転
しているときに時間が経過すると圧縮機5の保護回路が
働いて停止され、この後圧縮機5の温度が所定温度以下
まで低下すると再び運転されるようになっている。しか
し、この場合には、放熱条件が改善されていないため、
運転を再開すると再び圧縮機5の温度上昇により保護回
路が動作して圧縮機5が停止されるようになり、圧縮機
5は運転,停止を繰り返し、冷蔵庫内部の冷却を十分に
実施できなくなる不具合がある。
【0006】そこで、このような放熱不良の状態を検出
してその原因を除去する必要があるが、この放熱不良の
検出は次のようにして検出することができる。すなわ
ち、放熱不良が発生しているときには、凝縮器4による
冷媒凝縮温度や圧力が上昇するため、その冷媒凝縮温度
あるいは圧力と外気温度との差を検出することにより、
放熱不良状態にあるか否かを判定することができる。
【0007】しかしながら、このようにして放熱不良を
検出した場合でも、その放熱不良の原因については特定
することができず、例えば、原因が冷却ファン7の故障
であるのか、あるいは冷却空気流路に埃などがたまって
詰りを生じているためなのであるのかというところまで
は判定することができない。したがって、これでは、放
熱不良が検出されても、これに対応して、底面ダクト3
の冷却空気通路を清掃すれば済むことであるのか、ある
いは部品交換が必要な故障であるのかを判断することが
できず迅速に対処することができない不具合がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、放熱不良を検出すると共に、その放熱
不良の発生原因を特定して迅速に対処することができる
ようにした冷蔵庫を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、機械室内に冷
凍サイクルを構成する圧縮機および凝縮器を配設すると
共に、その圧縮機および凝縮器を冷却ファンにより冷却
するようにした冷蔵庫を対象とするものであり、前記凝
縮器の冷媒の出口側に設けられ凝縮後の冷媒温度を検出
する冷媒温度センサと、冷蔵庫本体の周囲温度を検出す
る外気温度センサと、前記圧縮機が定常運転状態にある
ときに、所定時間経過毎に前記冷媒温度センサの検出温
度と前記外気温度センサの検出温度との差である検出温
度差データを演算する演算手段と、この演算手段により
演算された検出温度差データの値が連続して所定値以下
となったときに放熱不良状態を検出する検出手段と、こ
の検出手段が放熱不良状態を判定したときに、その時点
での検出温度差データの前回検出温度差データに対する
変化率の値が、モード判定の基準変化率以下の場合には
前記冷却ファンの通風経路の目詰りによる放熱不良と判
定し、同基準変化率を超える場合には前記冷却ファンの
故障による放熱不良と判定する判定手段とを設けて構成
したところに特徴を有する。
【0010】また、前記冷媒温度センサに代えて、前記
凝縮器の冷媒出口における冷媒圧力を検出する圧力検出
手段と、この圧力検出手段からの検出圧力に基づいて前
記凝縮後の冷媒温度を推定する推定手段とを設けて構成
することもできる。
【0011】さらに、前記冷凍サイクルを、前記蒸発器
に至る冷媒流路にキャピラリチューブが配設した構成と
する場合には、前記冷媒温度センサに代えて、前記蒸発
器の蒸発温度を検出する冷媒蒸発温度センサと、この冷
媒蒸発温度センサにより検出される冷媒蒸発温度に基づ
いて前記冷媒温度を推定する推定手段とを設けて構成す
ることができる。
【0012】そして、前記冷媒蒸発温度センサに代え
て、冷媒蒸発圧力を検出する圧力検出手段と、この圧力
検出手段により検出される冷媒蒸発圧力に基づいて前記
冷媒温度を推定する推定手段とを設けて構成することも
できる。
【0013】さらに、前記冷媒温度センサに代えて、前
記冷却ファンによる送風で前記圧縮機および凝縮機を冷
却した後の空気の温度を検出する排気温度センサを設
け、前記演算手段により、前記排気温度センサの検出温
度と前記外気温度センサの検出温度との差である検出温
度差データを演算するように構成しても良い。
【0014】
【作用】請求項1記載の冷蔵庫によれば、冷凍サイクル
が運転されて圧縮機が動作すると、内部を循環する冷媒
により庫内の各室が冷却されるようになる。このとき、
機械室内に配設された圧縮機や凝縮器は、冷却ファンに
より外部から吸入した空気に放熱して冷却されるように
なる。ところが、何らかの原因により冷却ファンによる
圧縮機や凝縮器の放熱不良が発生すると、凝縮器を通過
した冷媒の温度が十分に下がらず、凝縮機の冷媒出口付
近での冷媒温度が通常時に比べて高くなり、外気温度に
対する冷媒凝縮温度の差が小さくなり、冷却効率も低下
するようになる。
【0015】演算手段は、圧縮機が定常運転状態にある
ときに、外気温度センサおよび冷媒温度センサにより検
出される外気温度と冷媒凝縮温度との差を演算してその
時点での検出温度差データを出力する。検出手段は、検
出温度差データの値が連続して所定値以下となったとき
に放熱不良状態を検出するようになり、このとき、判定
手段は、所定値以下となった連続する検出温度差データ
の変化率を演算してモード判定基準変化率と比較し、放
熱不良のモードを判定する。
【0016】この場合、例えば、放熱不良が冷却ファン
の通風経路にたまった埃などによる目詰りで発生してい
る場合には、放熱効率の低下減少が徐々に発生する傾向
にあることから、変化率が大きな値となることはなく、
したがって、演算された変化率はモード判定基準変化率
よりも小さい値となるので、判定手段は、通風経路の目
詰まりによる放熱不良状態であると判定する。
【0017】一方、放熱不良が冷却ファンの故障により
発生している場合には、放熱効率の低下が急激に発生す
る確率が高いことから、変化率が大きな値となるので、
演算された変化率がモード判定基準変化率を超えるよう
になるので、判定手段は、冷却ファンの故障による放熱
不良状態であると判定するようになる。
【0018】これにより、放熱不良の発生原因が自動的
に判定できるようになり、これに対応して、冷却ファン
の通風経路を掃除して埃を除去するか、あるいは冷却フ
ァンを新しいものと取り替えるなどして迅速に放熱不良
を解消する処置を実施することができるようになる。
【0019】請求項2記載の冷蔵庫によれば、圧力検出
手段により凝縮器の冷媒出口側における冷媒圧力が検出
されると、冷凍サイクル内における凝縮冷媒圧力と凝縮
冷媒温度との間には一定の関係があることから、その関
係に基づいて推定手段により冷媒温度を推定することが
できるようになり、上述と同様して放熱不良の発生を検
出すると共に、その発生原因を判定することができるよ
うになる。
【0020】請求項3記載の冷蔵庫によれば、蒸発器に
至る冷媒流路にキャピラリチューブが配設された構成の
冷凍サイクルにおいては、冷媒蒸発温度センサにより検
出される蒸発器の蒸発温度に対して、凝縮冷媒温度は一
定の関係にあることから、その関係に基づいて推定手段
により前述の冷媒温度を推定することができ、これによ
り、上述と同様にして放熱不良を検出すると共に、その
発生原因を判定することができるようになる。
【0021】請求項4記載の冷蔵庫によれば、蒸発器に
至る冷媒流路にキャピラリチューブが配設された構成の
冷凍サイクルにおいては、圧力検出手段により蒸発器の
蒸発圧力が検出されると、冷凍サイクル内における蒸発
冷媒圧力と凝縮冷媒温度との間には一定の関係があるこ
とから、その関係に基づいて推定手段により冷媒温度を
推定することができるようになり、上述と同様して放熱
不良の発生を検出すると共に、その発生原因を判定する
ことができるようになる。
【0022】請求項5記載の冷蔵庫によれば、冷却ファ
ンが故障したり送風経路の目詰まりで放熱不良が発生す
ると、送風量が減少することにより、排気温度が高くな
るので、排気温度センサによりこれを検出して放熱不良
を検出することができるようになる。この場合、冷却フ
ァンの故障の場合には送風が停止して排気温度が急激に
高くなるため、検出温度差データの変化率が大となり、
送風経路が埃などにより目詰まりした場合には送風量が
減少して排気温度が徐々に高くなるため、検出温度差デ
ータの変化率は小さくなるので、その変化率から放熱不
良発生のモードを判定することができるようになる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図1
ないし図8を参照しながら説明する。すなわち、冷蔵庫
本体11は、断熱壁により仕切られた冷凍室,冷蔵室,
野菜室などの複数の室が扉により開閉可能に設けられて
おり(図示せず)、底部背面側には図2に示すような機
械室12が設けられている。この機械室12には、本体
11の底面部に沿って前面側まで延出された偏平状をな
す底面ダクト13に連結されている。底面ダクト13の
前面および側面部には開口部13a,13bがそれぞれ
形成されており、前面部には多数のスリットを有する前
面カバー14が取り付けられている。
【0024】そして、機械室12内には冷凍サイクル1
5(図3,図4も参照)を構成しているコンプレッサ
(圧縮機)16が配設され、底面ダクト13内には同じ
くメインコンデンサ(凝縮器)17が配設されている。
また、機械室12内には、仕切壁18に冷却ファン19
が取り付けられ、コンプレッサ16の上部には除霜水を
受けて蒸発させるための除霜水蒸発皿20が配設されて
いる。機械室12の背面部にはコンプレッサ放熱用の補
助凝縮器であるサブコンデンサ21が配設されている。
【0025】上記冷却ファン19の運転による送風で、
底面ダクト13の前面開口部13aおよび側面開口部1
3bから外気を吸入して底面ダクト13内のメインコン
デンサ17を冷却し、冷却ファン19を介して機械室1
2内のコンプレッサ16を冷却すると共に、背面側のサ
ブコンデンサ21を冷却して外部に排気されるようにな
っている(図中、白抜矢印参照)。
【0026】次に、冷凍サイクル15の構成について図
3,図4を参照して述べる。なお、図3は冷凍サイクル
15の本体11内における具体的配置状態を示すもので
あり、図4は接続関係をブロック図で示すものである。
すなわち、冷凍サイクル15の主たる構成として、コン
プレッサ16の冷媒吐出側から順次、上述のメインコン
デンサ17,防露用のクリーンパイプ22,冷媒から水
分等を除去するためのドライヤ23,差圧弁24,キャ
ピラリチューブ25,庫内冷却用のエバポレータ(蒸発
器)26,アキュムレータ27,サクションパイプ2
8,逆止弁29を介してコンプレッサ16の流入側に接
続され、コンプレッサ16から吐出される冷媒はこれら
を介した循環経路を流通するように形成されている。差
圧弁24と逆止弁29の下流側との間には、差圧弁キャ
ピラリチューブ30が接続されている。
【0027】そして、本実施例の冷凍サイクル15の構
成においては、コンプレッサ16の吐出口を、蒸発パイ
プ31および前述のサブコンデンサ21を順次介した状
態でコンプレッサ16内部のオイル収容部を介して吐出
側すなわちメインコンデンサ17側への冷媒経路に接続
する構成としている。これは、コンプレッサ16のコン
プレッサオイルの冷却を行うための冷媒循環経路を設け
たものである。蒸発パイプ31は、機械室12内の除霜
水蒸発皿20の内底部に配設されており、コンプレッサ
16により圧縮された高温の冷媒が流通されて除霜水を
蒸発させるようになっている。
【0028】したがって、コンプレッサ16に流入した
冷媒は、圧縮された後、蒸発パイプ31およびサブコン
デンサ21を介してコンプレッサ16のオイル収容部に
戻り、オイル収容部を冷却した後、メインコンデンサ1
7に循環するようになり、冷媒はここで冷却されること
により凝縮され、この後、クリーンパイプ22などを介
してエバポレータ26に循環され、本体11内部の各室
内に循環される空気と熱交換をおこなって庫内を冷却す
ることで冷媒自体は蒸発して再びコンプレッサ16に戻
って圧縮されるようになる。
【0029】なお、メインコンデンサ17の出口側から
クリーンパイプ22に至る冷媒経路には後述する冷媒温
度センサ32が設けられており、メインコンデンサ17
から流出される冷媒の温度を検出するようになってい
る。また、本体11の周囲の外気温度を検出する外気温
度センサ33(図1参照)が配設されている。
【0030】図1は、本発明に係る部分の電気的構成の
概略を示すもので、放熱不良を検出してその原因を特定
するための診断装置34は、マイクロコンピュータ,R
OM,RAM,A/D変換器などから構成されるもの
で、放熱不良診断用の診断プログラムが記憶されてお
り、演算手段,検出手段および判定手段としての機能を
兼ね備えている。この診断装置34には、上述の冷媒温
度センサ32,外気温度センサ33が接続されると共
に、コンプレッサ16および冷却ファン19の運転状態
を示す信号が入力されるように接続されている。また、
庫内の各室に冷気を循環させるための庫内冷却ファン3
5の運転状態を示す信号も入力されるようになってい
る。
【0031】本体11の前面部には運転状態を表示する
ための運転表示ランプ36が設けられており、これは、
後述するように、放熱不良の発生状態を表示する報知手
段としてのランプとしても使用されるようになってお
り、診断装置34の出力端子に接続されている。また、
診断装置34が配設される図示しないプリント基板上に
は、報知手段としてサービスマンが故障診断を行うとき
に確認するための診断用表示ランプ37が配設されてお
り、診断装置34の出力端子に接続されている。さら
に、後述する診断プログラムにおいて使用する記憶手段
としてのデータ記憶用のメモリ38が設けられており、
診断装置34に接続されている。また、図示していない
冷凍室内には内部の温度を検出する冷凍室温度センサ3
9が配設されており、診断装置34にその検出信号を出
力するようになっている。
【0032】なお、図示はしないが、本体11内の各室
を冷却するための各種の制御は、冷却制御装置により実
施されるようになっており、これにより、冷凍サイクル
15のコンプレッサ16や、冷却ファン19,庫内冷却
ファン35の運転あるいは、運転表示ランプ36を含め
た各種の表示動作が行われるようになっている。
【0033】次に、本実施例の作用について、図5およ
び図6に示す診断プログラムのフローチャートおよび図
7,図8をも参照して説明する。まず、電源が投入され
ている状態では、冷却制御装置によりコンプレッサ16
が駆動制御されて前述したように冷凍サイクル15内の
冷媒が循環され、庫内の各室を冷却する冷却運転が実施
される。一方、このように冷却制御装置による冷却運転
が実施されると、診断装置34は、図5,図6に示す診
断プログラムを実行して放熱状態を判定するようにな
る。
【0034】すなわち、診断装置34は、診断プログラ
ムをスタートすると、まず、データサンプル数を示す変
数nを「1」にセットすると共に仮の温度差データTD
0 の値を「0」に設定し(ステップS1)、内部に設け
られた運転時間Hn をカウントするタイマをスタートさ
せる(ステップS2)。そして、この後、診断装置34
は、コンプレッサ16が運転状態であり、庫内の各室の
扉が閉じられてから一定時間が経過し、且つ冷却運転状
態が通常運転であるか否か、つまり急速冷凍などの特別
な冷却運転などが実施されていないかを判断し(ステッ
プS3〜S5)、これにより、冷凍サイクル15の運転
状態がほぼ定常状態となっていることを判定する。
【0035】次に、診断装置34は、ステップS6に進
むと、冷凍室温度センサ39の検出信号を入力して冷凍
室内の温度が所定温度(例えば−18℃ないし−19℃
程度)以下となっているか否かを判断する。これは、コ
ンプレッサ16の運転が停止されるときの冷凍室温度
(例えば−20℃)に達する直前のタイミングを検出し
て以後の判定動作を行うものである。
【0036】さて、診断装置34は、ステップS7に進
むと、まず、外気温度センサ33の検出信号を読み込ん
で外気温度TRn (この場合には、n=1)を求め、続
いて、冷媒温度センサ32の検出信号を読み込んで冷媒
温度TCn を求め(ステップS8)、そのときのタイマ
のカウント時間を読み込んで運転時間Hn を求める(ス
テップS9)。そして、診断装置34は、ステップS1
0に進んで、外気温度TRn と冷媒温度TCn との差を
演算して温度差データTDn (=TRn −TCn )を求
め、次に、そのときの外気温度TRn に対応した判定値
TSn をメモリ38から読み出す(ステップS11)。
この場合、判定値TSn は、放熱不良を判定するための
温度差データTDn の外気温度TRn に応じたしきい値
を示すもので、メモリ38内にあらかじめ記憶されてい
るものである。
【0037】そして、診断装置34は、演算された温度
差データTDn と判定値TSn との差の値として偏差Δ
Tn (=TDn −TSn )を演算し(ステップS1
2)、その結果を運転時間Hn と共にメモリ38に記憶
させるようになる(ステップS13)。続いて、診断装
置34は、いま求められた偏差ΔTn の値が正の値とな
っている場合には、変数nの値を「1」加算して再びス
テップS3以降のステップを実行するようになり(ステ
ップS14,S15)、偏差ΔTn のデータを記憶して
ゆく。
【0038】この場合、外気温度TRn に対して、冷媒
温度TCn が一定温度以上小さい冷却状態、つまり冷却
動作が正常に行われているときには、それらの差である
温度差データTDn の値が判定値TSn よりも大きくな
るので、結果として、偏差ΔTn の値は正の値となり、
ステップS14にて「NO」と判断されるようになって
いる。これは、冷却ファン19によるコンプレッサ16
およびメインコンデンサ17の冷却動作が正常に行われ
ている状態を示している。
【0039】ところが、底面ダクト13の前面開口部1
3aが埃などにより目詰まりを起こすと、冷却ファン1
9による外気吸入の抵抗が大となって送風量が低下する
ようになる。これによって、冷却能力が低下してコンプ
レッサ16およびメインコンデンサ17が十分に冷却さ
れなくなり、メインコンデンサ17内を流通する冷媒が
十分に凝縮されず、その出口付近での冷媒温度TCn も
上昇してしまうようになる。
【0040】このような状況になると、上述したよう
に、偏差ΔTn の値が負の値に変化するようになり、診
断装置34は、ステップS14にて「YES」と判断す
るようになってステップS16に移行し、前回の偏差Δ
Tn-1 の値が負であったか否かを判断してステップS1
5に進むようになる。そして、このような負の値となる
偏差ΔTn の値が連続して発生した場合には、診断装置
34は、ステップS16で「YES」と判断し、放熱不
良が発生しているとして次の判定ルーチンのステップS
17に進むようになる。
【0041】この判定ルーチンにおいて、診断装置34
は、図6に示すフローチャートにしたがって判定動作を
実行するようになる。すなわち、診断装置34は、ま
ず、放熱不良の表示出力を与えて、放熱不良状態が発生
していることを本体11の前面部分に配置された運転表
示ランプ46に表示し(ステップT1)、次に、その発
生原因を判定するための変化率Pを演算する(ステップ
T2)。この場合、変化率Pの値は、前回と前々回に求
められた偏差ΔTn-1 とΔTn-2 とのデータの差の値を
運転時間Hn-1 とHn-2 との差の時間で割った値として
求める。 P=|(ΔTn-1 −ΔTn-2 )/(Hn-1 −Hn-2 )|
【0042】この変化率Pの値は、値が大きくなるほど
時間当りの偏差ΔTn の変化が大きいことを示してお
り、つまり、放熱不良の発生が急激に発生したのか、徐
々に発生していたのかを示す指標となるのである。そこ
で、診断装置34は、ステップT3にて、放熱不良の発
生モードを判定するためのモード判定値PSの値と比較
し、いま想定している底面ダクト13の目詰まりのよう
な徐々に放熱不良が発生する場合には、図7に示すよう
に、変化率Pの値が小さいことから「NO」と判断して
ステップT4に移行する。そして、診断装置34は、送
風経路である底面ダクト13の目詰まりによる放熱不良
が発生していることを判定してフラグを設定すると共に
(ステップT4)、診断表示ランプ37の対応するラン
プに表示信号を出力してリターンするようになる(ステ
ップT5)。
【0043】一方、放熱不良が冷却ファン19の故障に
より発生している場合には、図8に示すように、偏差Δ
Tn の値が急激に小さくなることから、診断装置34
は、上述と同様にして変化率Pの値を演算すると、ステ
ップT3にて「YES」と判断するようになり、ステッ
プT6に進んでここで冷却ファン19の故障であること
を判定してフラグを設定すると共に、診断表示ランプ3
7の対応するランプに表示信号を出力してリターンする
ようになる(ステップT7)。
【0044】この結果、使用者には、放熱不良が発生し
た時点で運転表示ランプ36によりその状態を認識する
ことができるようになり、故障の診断を行うべく、サー
ビスマンなどにより診断装置34が配設された部分を検
分することにより、そのときの放熱不良の発生原因を診
断表示ランプ37の点灯箇所を視認することにより、冷
却ファン19による送風経路の目詰まりが原因であるの
か、あるいは冷却ファン19そのものの故障が原因であ
るのかを確認することができるようになり、迅速に対処
することができるようになる。
【0045】このような本実施例によれば、メインコン
デンサ17の冷媒出口側に冷媒温度センサ32を設け、
診断装置34により、コンプレッサ16が定常運転状態
にあるときに、外気温度TRn と冷媒温度TCn との差
の値TDn を判定値TSn と比較することにより放熱不
良を検出すると共に、その変化率Pの値とモード判定値
PSの値とを比較することにより、送風経路の目詰まり
かあるいは冷却ファン19の故障かの原因を判定して表
示するようにしたので、放熱不良が発生した時点で、そ
の原因をすぐに認識できて迅速な対処ができるようにな
る。
【0046】なお、上記実施例においては、メインコン
デンサ17の冷媒出口側に冷媒温度センサ32を設けて
冷媒の温度を直接検出する構成としているが、これに代
えて、同じ部位に圧力検出手段として冷媒圧力を検出す
る圧力センサを設け、その検出圧力に基づいて冷媒温度
を推定するように構成することができる。これは、冷媒
の特性として圧力と温度とが所定の関係にあることか
ら、その関係に対応するデータをあらかじめメモリ38
内に記憶しておくことで、冷媒圧力を圧力センサにより
検出することにより冷媒温度を検出するものであり、こ
のように構成することによっても、上述と同様にして放
熱不良の検出およびその発生原因を判定することができ
るようになる。
【0047】図9および図10は本発明の第2の実施例
を示すもので、第1の実施例と異なるところは、メイン
コンデンサ17の冷媒出口側に設けた冷媒温度センサ3
2に代えて、エバポレータ26における冷媒の蒸発温度
を検出する冷媒蒸発温度センサ40を設け、推定手段と
しての機能を兼ね備えた診断装置34により、その冷媒
蒸発温度センサ40により検出される蒸発温度TEn か
ら、メインコンデンサ17の出口側の冷媒温度TCn を
推定するように構成したところである。
【0048】すなわち、冷凍サイクル15においては、
エバポレータ26に至る冷媒経路にキャピラリチューブ
25を設けた構成としているので、凝縮された冷媒の膨
張を行うときの絞り状態は一定量に固定されており、し
たがって、図10に示すモリエル線図でも示すように、
放熱状態の変化により冷凍サイクル15の推移が移動し
た場合でも、冷媒の蒸発温度TEn と凝縮された冷媒温
度TCn との間には一定の関係が得られることがわか
る。
【0049】そして、診断プログラムを実施することに
より、診断装置34により、第1の実施例と同様にして
蒸発温度TEn の値から冷媒温度TCn を推定すること
により、放熱不良の発生を検出すると共に、その発生原
因を判定することができるようになる。
【0050】なお、上記第2の実施例においては、エバ
ポレータ26の入口部分に蒸発温度センサ40を設けて
冷媒の蒸発温度を直接検出する構成としているが、これ
に代えて、同じ部位に圧力検出手段として冷媒圧力を検
出する圧力センサを設け、その前述と同様の原理に基づ
いて、検出圧力から冷媒温度を推定するように構成する
ことができ、上述と同様にして放熱不良の検出およびそ
の発生原因を判定することができるようになる。
【0051】図11は本発明の第3の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、冷媒温度センサ3
2に代えて、図11に示すように、冷却ファン19によ
る通風経路を介した空気が流出する部分の温度を検出す
る排気温度センサ41を、機械室12の背面側を覆って
いる背面パネル42の排気口42a部分に設け、その検
出温度に基づいて放熱不良を検出するように構成したと
ころである。
【0052】すなわち、冷却ファン19の送風経路が目
詰まりを起こして送風量が低下すると、排気空気の温度
が徐々に上昇するようになり、また、冷却ファン19が
故障して停止すると機械室12内全体の温度が急激に上
昇するので、その検出温度から放熱不良の発生状態を検
出することができると共に、その検出温度の変化率から
放熱不良の発生原因を判定することができるようにな
り、したがって、第1の実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができる。
【0053】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。機械室
12を本体11の上部に設ける構成の冷蔵庫にも適用で
きる。冷媒温度センサ32は、クリーンパイプ22とド
ライヤ23との間の冷媒流路に設けても良い。報知手段
は、他の表示ランプを用いても良いし、ブザーを用いて
も良い。記憶手段は、診断装置34内に有するメモリを
使用しても良いし、EEPROMなどの不揮発性メモリ
などとしても良い。排気温度センサ41は、冷却ファン
19により機械室12内に導入された空気が熱交換を行
った後の排気空気の温度を検出できる適宜の位置に設け
ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷蔵庫に
よれば、次のような効果を得ることができる。すなわ
ち、請求項1記載の冷蔵庫によれば、凝縮器の冷媒の出
口側に冷媒温度センサを設けると共に、外気温度センサ
を設け、圧縮機の定常運転状態で、演算手段により冷媒
温度センサおよび外気温度センサの検出温度差を演算
し、その演算結果が連続して所定値以下となったときに
検出手段により放熱不良状態を検出すると共に、判定手
段により、変化率の値に基づいて冷却ファンの通風経路
の目詰りによる放熱不良あるいは冷却ファンの故障によ
る放熱不良のいずれかを判定するように構成したので、
放熱不良の発生原因が自動的に判定できるようになり、
これに対応して、冷却ファンの通風経路を掃除して埃を
除去するか、あるいは冷却ファンを新しいものと取り替
えるなどして迅速に放熱不良を解消する処置を実施する
ことができるという優れた効果を奏する。
【0055】請求項2記載の冷蔵庫によれば、凝縮器の
冷媒出口側の冷媒温度を圧力検出手段の検出圧力と推定
手段とにより検出するようにしたので、上述と同様して
放熱不良の発生を検出すると共に、その発生原因を判定
することができるという優れた効果を奏する。
【0056】請求項3記載の冷蔵庫によれば、蒸発器に
至る冷媒流路にキャピラリチューブが配設した冷凍サイ
クルにおいて、蒸発器の蒸発温度を検出する冷媒蒸発温
度センサの検出温度に基づいて、推定手段により冷媒温
度を推定するように構成したので、上述と同様にして放
熱不良を検出すると共に、その発生原因を判定すること
ができるという優れた効果を奏する。
【0057】請求項4記載の冷蔵庫によれば、冷媒蒸発
温度センサに代えて、冷媒蒸発圧力を検出する圧力検出
手段を設け、その冷媒蒸発圧力に基づいて、推定手段に
より冷媒温度を推定するようにしたので、上述と同様し
て放熱不良の発生を検出すると共に、その発生原因を判
定することができるという優れた効果を奏する。
【0058】請求項5記載の冷蔵庫によれば、冷却ファ
ンにより圧縮機および凝縮機を冷却した後の空気の温度
を検出する排気温度センサを設け、演算手段により、そ
の検出温度と外気温度センサの検出温度との差である検
出温度差データを演算するように構成したので、冷却フ
ァンの送風による圧縮機および凝縮機の冷却状態に応じ
て決まる排気温度に基づいて放熱不良を検出できると共
に不良原因のモードを判定することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】機械室部分の構成を示す斜視図
【図3】冷凍サイクルの配設状態を背面側から示す斜視
【図4】冷凍サイクルの構成図
【図5】放熱不良の検出判定を行う診断プログラムのフ
ローチャート
【図6】放熱不良の原因判定を行う判定プログラムのフ
ローチャート
【図7】埃による目詰りで放熱不良が発生した時の変化
率の推移を示す作用説明図
【図8】冷却ファンの故障で放熱不良が発生した時の図
7相当図
【図9】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【図10】作用説明用のモリエル線図
【図11】本発明の第3の実施例を示す機械室底部の横
断平面図
【図12】従来例を示す図2相当図
【符号の説明】
11は本体、12は機械室、13は底面ダクト、15は
冷凍サイクル、16はコンプレッサ(圧縮機)、17は
メインコンデンサ(凝縮器)、18は仕切壁、19は冷
却ファン、20は除霜水蒸発皿、21はサブコンデン
サ、22はクリーンパイプ、23はドライヤ、24は差
圧弁、25はキャピラリチューブ、26はエバポレータ
(蒸発器)、27はアキュムレータ、29は逆止弁、3
1は蒸発パイプ、32は冷媒温度センサ、33は外気温
度センサ、34は診断装置(演算手段,検出手段,判定
手段)、36は運転表示ランプ、37は診断用表示ラン
プ、38はメモリ、39は冷凍室温度センサ、40は冷
媒蒸発温度センサ、41は排気温度センサである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械室内に冷凍サイクルを構成する圧縮
    機および凝縮器を配設すると共に、その圧縮機および凝
    縮器を冷却ファンにより冷却するようにした冷蔵庫にお
    いて、 前記凝縮器の冷媒の出口側に設けられ凝縮後の冷媒温度
    を検出する冷媒温度センサと、 冷蔵庫本体の周囲温度を検出する外気温度センサと、 前記圧縮機が定常運転状態にあるときに、所定時間経過
    毎に前記冷媒温度センサの検出温度と前記外気温度セン
    サの検出温度との差である検出温度差データを演算する
    演算手段と、 この演算手段により演算された検出温度差データの値が
    連続して所定値以下となったときに放熱不良状態を検出
    する検出手段と、 この検出手段が放熱不良状態を判定したときに、その時
    点での検出温度差データの前回検出温度差データに対す
    る変化率の値が、モード判定の基準変化率以下の場合に
    は前記冷却ファンの通風経路の目詰りによる放熱不良と
    判定し、同基準変化率を超える場合には前記冷却ファン
    の故障による放熱不良と判定する判定手段とを具備した
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記冷媒温度センサに代えて、前記凝縮
    器の冷媒出口における冷媒圧力を検出する圧力検出手段
    と、この圧力検出手段からの検出圧力に基づいて前記凝
    縮後の冷媒温度を推定する推定手段とを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記冷凍サイクルは、前記蒸発器に至る
    冷媒流路にキャピラリチューブを配設した構成とされ、 前記冷媒温度センサに代えて、前記蒸発器の蒸発温度を
    検出する冷媒蒸発温度センサと、この冷媒蒸発温度セン
    サにより検出される冷媒蒸発温度に基づいて前記冷媒温
    度を推定する推定手段とを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記冷媒蒸発温度センサに代えて、冷媒
    蒸発圧力を検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段
    により検出される冷媒蒸発圧力に基づいて前記冷媒温度
    を推定する推定手段とを設けたことを特徴とする請求項
    3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記冷媒温度センサに代えて、前記冷却
    ファンによる送風で前記圧縮機および凝縮機を冷却した
    後の空気の温度を検出する排気温度センサを設け、 前記演算手段は、前記排気温度センサにより検出される
    排気温度と前記外気温度センサの検出温度との差である
    検出温度差データを演算するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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