JPH07269749A - 管継手装置 - Google Patents
管継手装置Info
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- JPH07269749A JPH07269749A JP6319064A JP31906494A JPH07269749A JP H07269749 A JPH07269749 A JP H07269749A JP 6319064 A JP6319064 A JP 6319064A JP 31906494 A JP31906494 A JP 31906494A JP H07269749 A JPH07269749 A JP H07269749A
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- JP
- Japan
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- pipe
- locking ring
- receiving
- tube
- outer peripheral
- Prior art date
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- Ceased
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/092—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector
- F16L37/0925—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector with rings which bite into the wall of the pipe
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/08—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe
- F16L19/083—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the longitudinal cross-section of the ring not being modified during clamping
- F16L19/086—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the longitudinal cross-section of the ring not being modified during clamping with additional sealing means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/091—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers
- F16L37/0915—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers with a separate member for releasing the coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 熟練者でなくても簡単に組立・分解ができ
る、改良された高圧用配管の管継手装置を得る。 【構成】 受入管１３に第１の管１２の端部を嵌挿する
円筒面２１と、円筒面２１から径外方へ拡がる環状の内
空部２２とを設ける。内空部２２に端部開口１７の方へ
突出する先細りの円錐面２５を形成し、内空部２２の第
１の管１２と受入管１３の間に切欠付きロツクリング７
２を収容する。ロツクリング７２の内周側面部分７３に
第１の管１２の外周面４５に係合する周方向のナイフエ
ツジ７６，８１を形成する。第１の管１２を受入管１３
へ嵌挿すると、第１の管１２と受入管１３の軸方向の相
対移動により、ロツクリング７２が円錐面２５と外周面
４５の間に強く挟まれ、ナイフエツジ７６，８１が外周
面４５に噛み込み、受入管１３と第１の管１２との軸方
向の相対移動を阻止する。
る、改良された高圧用配管の管継手装置を得る。 【構成】 受入管１３に第１の管１２の端部を嵌挿する
円筒面２１と、円筒面２１から径外方へ拡がる環状の内
空部２２とを設ける。内空部２２に端部開口１７の方へ
突出する先細りの円錐面２５を形成し、内空部２２の第
１の管１２と受入管１３の間に切欠付きロツクリング７
２を収容する。ロツクリング７２の内周側面部分７３に
第１の管１２の外周面４５に係合する周方向のナイフエ
ツジ７６，８１を形成する。第１の管１２を受入管１３
へ嵌挿すると、第１の管１２と受入管１３の軸方向の相
対移動により、ロツクリング７２が円錐面２５と外周面
４５の間に強く挟まれ、ナイフエツジ７６，８１が外周
面４５に噛み込み、受入管１３と第１の管１２との軸方
向の相対移動を阻止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は簡単に接続と分解ができ
る管継手装置に関するものである。
る管継手装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、配管系統の長い金属筒ないし金属
管に、弁やエルボ、テイなどの付属部品を接続する手段
として、捩込みコネクタ、ハンダ付け、圧縮接合、焼き
ばめ、溶接などが知られている。樹脂管のような非金属
管には、接着剤による接続手段も用いられている。しか
し、これらの手段には種々の問題がある。
管に、弁やエルボ、テイなどの付属部品を接続する手段
として、捩込みコネクタ、ハンダ付け、圧縮接合、焼き
ばめ、溶接などが知られている。樹脂管のような非金属
管には、接着剤による接続手段も用いられている。しか
し、これらの手段には種々の問題がある。
【０００３】焼きばめ手段は例えば上下方向に配設され
る住宅の水道管などの接続には手数と時間が掛る。ハン
ダ付けや溶接は特殊な接続工具を扱うのに熟練者でなけ
ればできない。さらに、一度接続した長い管は分解が厄
介で時間を費す。破壊せずに分解しなければならない管
の場合には、管を切り離した後に再び接続して使用する
というわけにはいかない。
る住宅の水道管などの接続には手数と時間が掛る。ハン
ダ付けや溶接は特殊な接続工具を扱うのに熟練者でなけ
ればできない。さらに、一度接続した長い管は分解が厄
介で時間を費す。破壊せずに分解しなければならない管
の場合には、管を切り離した後に再び接続して使用する
というわけにはいかない。
【０００４】管の内部を加圧された液が流れている状態
で、管を接続するのはさらに難しい。捩込みコネクタを
用いる場合は、接続される管に液圧に耐えるシールを備
えなければならない。液圧をシールするには接続部にワ
ツシヤやＯリングが用いられるが、ワツシヤが管と同質
の金属でないと、管を流れる水や化学剤の湿気が接続部
に電解作用ないし電気的腐食をもたらす。電気的腐食は
水質を悪化し、さらに接続部に水洩れを生じさせ、ワツ
シヤのロツク作用を損わしめる。
で、管を接続するのはさらに難しい。捩込みコネクタを
用いる場合は、接続される管に液圧に耐えるシールを備
えなければならない。液圧をシールするには接続部にワ
ツシヤやＯリングが用いられるが、ワツシヤが管と同質
の金属でないと、管を流れる水や化学剤の湿気が接続部
に電解作用ないし電気的腐食をもたらす。電気的腐食は
水質を悪化し、さらに接続部に水洩れを生じさせ、ワツ
シヤのロツク作用を損わしめる。
【０００５】上述の問題は樹脂管を接着剤により接続す
ることにより解決できる。しかし、樹脂管には特殊なア
ダプタを用いなければ、金属製の弁を接続するのが難し
い。さらに、樹脂管が接続部を接着剤で一度シールされ
ると、簡単には分解できない。米国特許出願第07/944,3
73号に係る改良された管継手装置は、図１〜９に示すと
おりである。管継手装置１１は被接続筒ないし第１の管
１２と第１の管１２を嵌挿する受入管１３とを備えてい
る。第１の管１２は一般に液の輸送に使用される長い管
である。受入管１３は一般にエルボ、テイなどの付属部
品の係合部、すなわち配管系統における弁などの部品の
一部をなす。
ることにより解決できる。しかし、樹脂管には特殊なア
ダプタを用いなければ、金属製の弁を接続するのが難し
い。さらに、樹脂管が接続部を接着剤で一度シールされ
ると、簡単には分解できない。米国特許出願第07/944,3
73号に係る改良された管継手装置は、図１〜９に示すと
おりである。管継手装置１１は被接続筒ないし第１の管
１２と第１の管１２を嵌挿する受入管１３とを備えてい
る。第１の管１２は一般に液の輸送に使用される長い管
である。受入管１３は一般にエルボ、テイなどの付属部
品の係合部、すなわち配管系統における弁などの部品の
一部をなす。
【０００６】受入管１３は内壁部１４と外壁部１５とリ
ム１８を有する外端部１６とを備えており、リム１８は
径内方へ突出する肩部１９と円形の端部開口１７とを区
画する。受入管１３は内壁部１４に円筒面２１を区画さ
れ、円筒面２１は第１の管１２の外周面４５を円滑に嵌
挿するような寸法（内径）とされる。受入管１３の外壁
部１５は円筒面２１に内空部２２を区画する。ここで、
内壁部１４とか外壁部１５とかいうのは、受入管１３の
円筒面２１を基準にしている。
ム１８を有する外端部１６とを備えており、リム１８は
径内方へ突出する肩部１９と円形の端部開口１７とを区
画する。受入管１３は内壁部１４に円筒面２１を区画さ
れ、円筒面２１は第１の管１２の外周面４５を円滑に嵌
挿するような寸法（内径）とされる。受入管１３の外壁
部１５は円筒面２１に内空部２２を区画する。ここで、
内壁部１４とか外壁部１５とかいうのは、受入管１３の
円筒面２１を基準にしている。
【０００７】内空部２２（図８）は円筒面２４と、円筒
面２４に連なる円錐面２５と、端部開口１７を囲む肩部
１９とを備えている。リム１８の端部開口１７の内径は
第１の管１２の外径よりも大とされ、リム１８と第１の
管１２との間に環状の隙間２７を形成する。第１の管に
対する停止壁としての環状突条２８は受入管１３の内壁
部に形成され、かつ通孔２９を設けられる。受入管１３
の環状の突条３１は円筒面２４から径内方へ突出し、内
空部２２を軸方向に並ぶ環状溝３２と環状溝３３とに仕
切る。軸方向の突片３４（図２）は環状溝３２の円筒面
２４から径内方へ突出している。
面２４に連なる円錐面２５と、端部開口１７を囲む肩部
１９とを備えている。リム１８の端部開口１７の内径は
第１の管１２の外径よりも大とされ、リム１８と第１の
管１２との間に環状の隙間２７を形成する。第１の管に
対する停止壁としての環状突条２８は受入管１３の内壁
部に形成され、かつ通孔２９を設けられる。受入管１３
の環状の突条３１は円筒面２４から径内方へ突出し、内
空部２２を軸方向に並ぶ環状溝３２と環状溝３３とに仕
切る。軸方向の突片３４（図２）は環状溝３２の円筒面
２４から径内方へ突出している。
【０００８】管継手装置１１は環状溝３２に配設したロ
ツクリング３５と、環状溝３３に配設したシール部材と
してのＯリング３６と、環状溝３２のロツクリング３５
と突条３１の間に配設した補助リング３７とを備えてい
る。
ツクリング３５と、環状溝３３に配設したシール部材と
してのＯリング３６と、環状溝３２のロツクリング３５
と突条３１の間に配設した補助リング３７とを備えてい
る。
【０００９】ロツクリング３５は良好なばね材から構成
される。図３〜５に示すように、ロツクリング３５は断
面がほぼ円形のものであり、外周側面部分４１の外径Ｄ
は円筒面２４の内径よりも小さく、内周側面部分４２の
内径ｄは第１の管１２の外径よりも小さい。ロツクリン
グ３５の内周側面部分４２に削設される第１の周方向の
溝４４は、第１の管１２の外周面４５に垂直な第１の壁
面４３と、壁面４３に垂直な壁面４７とにより形成され
る。壁面４７は壁面４３から受入管１３の端部開口１７
と反対の方向へ延びる。壁面４３は第１の管１２の外周
面４５に垂直なナイフエツジ４８を形成する。図３に示
すように、ロツクリング３５の切欠により互いに離隔さ
れる第１，第２の端部５１，５２は軸方向にずれ、第１
の端部５１はロツクリング３５の主要部と一緒に同一平
面上に並ぶ。
される。図３〜５に示すように、ロツクリング３５は断
面がほぼ円形のものであり、外周側面部分４１の外径Ｄ
は円筒面２４の内径よりも小さく、内周側面部分４２の
内径ｄは第１の管１２の外径よりも小さい。ロツクリン
グ３５の内周側面部分４２に削設される第１の周方向の
溝４４は、第１の管１２の外周面４５に垂直な第１の壁
面４３と、壁面４３に垂直な壁面４７とにより形成され
る。壁面４７は壁面４３から受入管１３の端部開口１７
と反対の方向へ延びる。壁面４３は第１の管１２の外周
面４５に垂直なナイフエツジ４８を形成する。図３に示
すように、ロツクリング３５の切欠により互いに離隔さ
れる第１，第２の端部５１，５２は軸方向にずれ、第１
の端部５１はロツクリング３５の主要部と一緒に同一平
面上に並ぶ。
【００１０】管継手装置１１を組み立てるには、第１の
管１２を端部開口１７から受入管１３の内部へ、第１の
管１２の内端部６８が図９に示すように環状突条２８へ
当接するまで嵌挿する。第１の管１２が内空部２２を通
過する時、第１の管１２の外周面４５はロツクリング３
５のナイフエツジ４８に摺接し、ナイフエツジ４８を径
外方へ拡開して環状溝３２へ係合させる。しかし、ロツ
クリング３５の外径Ｄは円筒面２４の外径よりも小さい
ので、第１の管１２の軸方向内方（図８の矢印方向）へ
の移動は制限されない。さらに、補助リング３７は円筒
面２４と第１の管１２の外周面４５との間へ強く挟ま
れ、第１の管１２の外周面４５は軸方向の歯６３を有す
る縁部６４により引つ掻かれる。第１の管１２に押し縮
められた補助リング３７の縁部６４が、第１の管１２の
外周面４５に噛み込むので、第１の管１２が受入管１３
の内部で回転することはできない。図８に示すように、
円筒面２４と円筒面２１の間の円錐面６９はＯリング３
６の軸方向の移動を許し、第１の管１２を嵌挿する時の
損傷を防ぐ。第１の管１２が受入管１３へ完全に嵌挿さ
れると、第１の管１２は僅かに押し戻され、受入管１３
に対する軸方向の離隔移動をもたらす。この離隔移動に
伴い、内空部２２のロツクリング３５は軸方向外方へ押
し戻され、図９に示すように肩部１９と円錐面２５と第
１の管１２の外周面４５との間へ緊密に押し縮められ
る。第１の管１２の外周面４５にロツクリング３５のナ
イフエツジ４８が噛み込むので、第１の管１２と受入管
１３との間にそれ以上軸方向の相対移動は生じない。
管１２を端部開口１７から受入管１３の内部へ、第１の
管１２の内端部６８が図９に示すように環状突条２８へ
当接するまで嵌挿する。第１の管１２が内空部２２を通
過する時、第１の管１２の外周面４５はロツクリング３
５のナイフエツジ４８に摺接し、ナイフエツジ４８を径
外方へ拡開して環状溝３２へ係合させる。しかし、ロツ
クリング３５の外径Ｄは円筒面２４の外径よりも小さい
ので、第１の管１２の軸方向内方（図８の矢印方向）へ
の移動は制限されない。さらに、補助リング３７は円筒
面２４と第１の管１２の外周面４５との間へ強く挟ま
れ、第１の管１２の外周面４５は軸方向の歯６３を有す
る縁部６４により引つ掻かれる。第１の管１２に押し縮
められた補助リング３７の縁部６４が、第１の管１２の
外周面４５に噛み込むので、第１の管１２が受入管１３
の内部で回転することはできない。図８に示すように、
円筒面２４と円筒面２１の間の円錐面６９はＯリング３
６の軸方向の移動を許し、第１の管１２を嵌挿する時の
損傷を防ぐ。第１の管１２が受入管１３へ完全に嵌挿さ
れると、第１の管１２は僅かに押し戻され、受入管１３
に対する軸方向の離隔移動をもたらす。この離隔移動に
伴い、内空部２２のロツクリング３５は軸方向外方へ押
し戻され、図９に示すように肩部１９と円錐面２５と第
１の管１２の外周面４５との間へ緊密に押し縮められ
る。第１の管１２の外周面４５にロツクリング３５のナ
イフエツジ４８が噛み込むので、第１の管１２と受入管
１３との間にそれ以上軸方向の相対移動は生じない。
【００１１】ロツクリング３５は端部５２が端部５１と
周方向に並ぶように付勢され、第１の管１２を受入管１
３の軸方向内方へ押す力を発生する。管継手装置１１の
内部の液圧は第１の管１２に軸方向外方への力Ｆを及ぼ
し、力Ｆは円錐面２５によりロツクリング３５を径内方
へ付勢する。したがつて、ナイフエツジ４８は第１の管
１２の外周面４５に強く係合し、受入管１３に対する第
１の管１２の嵌合を緊密なものにする。各部材の相対位
置を図９に示すように、Ｏリング３６は環状溝３３と第
１の管１２の外周面４５との間に係合され、両者間の液
シールを達成する。突条３１は補助リング３７の歯６３
によるＯリング３６の損傷を防ぐ。
周方向に並ぶように付勢され、第１の管１２を受入管１
３の軸方向内方へ押す力を発生する。管継手装置１１の
内部の液圧は第１の管１２に軸方向外方への力Ｆを及ぼ
し、力Ｆは円錐面２５によりロツクリング３５を径内方
へ付勢する。したがつて、ナイフエツジ４８は第１の管
１２の外周面４５に強く係合し、受入管１３に対する第
１の管１２の嵌合を緊密なものにする。各部材の相対位
置を図９に示すように、Ｏリング３６は環状溝３３と第
１の管１２の外周面４５との間に係合され、両者間の液
シールを達成する。突条３１は補助リング３７の歯６３
によるＯリング３６の損傷を防ぐ。
【００１２】上述の管継手装置１１によれば、従来の手
段がもつ多くの問題をかなり解決できる。しかし、管継
手装置１１の動作特性は全ての応用製品に適するという
ものではない。
段がもつ多くの問題をかなり解決できる。しかし、管継
手装置１１の動作特性は全ての応用製品に適するという
ものではない。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、熟練者でなくても簡単に組立・分解ができ
る、改良された高圧配管系統の管継手装置を提供するこ
とにある。
問題に鑑み、熟練者でなくても簡単に組立・分解ができ
る、改良された高圧配管系統の管継手装置を提供するこ
とにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は第１の管の端部を配管系統の部品に
接続するための管継手装置において、前記部品と一体で
第１の管を嵌挿するための端部開口を有する受入管は、
第１の管の端部を嵌挿する円筒面を有する内壁部と、円
筒面から径外方へ拡がる環状の内空部を有する外壁部と
を備えられ、内空部は端部開口の方へ突出する先細りの
円錐面を有し、内空部の第１の管と受入管の間にばね材
からなる切欠付きロツクリングを配設され、ロツクリン
グは内空部の円錐面に係合する外周側面部分と、第１の
管の外周面に係合する内周側面部分とを備えられ、第１
の管を受入管へ嵌挿する時ロツクリングは内空部で周方
向に押し開かれ、第１の管が受入管に対し軸方向に離隔
移動する時ロツクリングは内空部の円錐面と第１の管の
外周面の間に強く挟まれるようになつており、ロツクリ
ングは内周側面部分に、第１の管の外周面に噛み込んで
受入管に対する第１の管の軸方向の相対移動を阻止する
第１，第２の周方向のナイフエツジを備えられ、内空部
のロツクリングと円筒面の間に配設される環状のシール
部材は、第１の管と受入管に係合されるようにしたもの
である。
に、本発明の構成は第１の管の端部を配管系統の部品に
接続するための管継手装置において、前記部品と一体で
第１の管を嵌挿するための端部開口を有する受入管は、
第１の管の端部を嵌挿する円筒面を有する内壁部と、円
筒面から径外方へ拡がる環状の内空部を有する外壁部と
を備えられ、内空部は端部開口の方へ突出する先細りの
円錐面を有し、内空部の第１の管と受入管の間にばね材
からなる切欠付きロツクリングを配設され、ロツクリン
グは内空部の円錐面に係合する外周側面部分と、第１の
管の外周面に係合する内周側面部分とを備えられ、第１
の管を受入管へ嵌挿する時ロツクリングは内空部で周方
向に押し開かれ、第１の管が受入管に対し軸方向に離隔
移動する時ロツクリングは内空部の円錐面と第１の管の
外周面の間に強く挟まれるようになつており、ロツクリ
ングは内周側面部分に、第１の管の外周面に噛み込んで
受入管に対する第１の管の軸方向の相対移動を阻止する
第１，第２の周方向のナイフエツジを備えられ、内空部
のロツクリングと円筒面の間に配設される環状のシール
部材は、第１の管と受入管に係合されるようにしたもの
である。
【００１５】
【作用】本発明によれば、第１の管を嵌挿するための端
部開口を有する受入管は、第１の管の端部を嵌挿する円
筒面を有する内壁部と、円筒面から径外方へ拡がる環状
の内空部を有する外壁部とを備えている。内空部は端部
開口の方へ突出する先細りの円錐面を有し、内空部の第
１の管と受入管の間にばね材からなる切欠付きロツクリ
ングを配設される。ロツクリングは内空部の円錐面に係
合する外周側面部分と、第１の管の外周面に係合する内
周側面部分とを備えている。
部開口を有する受入管は、第１の管の端部を嵌挿する円
筒面を有する内壁部と、円筒面から径外方へ拡がる環状
の内空部を有する外壁部とを備えている。内空部は端部
開口の方へ突出する先細りの円錐面を有し、内空部の第
１の管と受入管の間にばね材からなる切欠付きロツクリ
ングを配設される。ロツクリングは内空部の円錐面に係
合する外周側面部分と、第１の管の外周面に係合する内
周側面部分とを備えている。
【００１６】第１の管を受入管へ嵌挿する時、第１の管
と受入管の軸方向の相対移動に対し、ロツクリングは内
空部で周方向に押し拡げられ、内空部の円錐面と第１の
管の外周面の間に強く挟まれる。ロツクリングの内周側
面部分は互いにほぼ平行な第１，第２の周方向のナイフ
エツジを形成する。内空部のロツクリングと円筒面の間
に配設される環状のシール部材は、第１の管と受入管に
係合するような寸法とされる。第１の管と受入管の内部
が高圧の下では、ロツクリングの各ナイフエツジは第１
の管の外周面に噛み込み、受入管に対する第１の管の軸
方向の相対移動を阻止する。
と受入管の軸方向の相対移動に対し、ロツクリングは内
空部で周方向に押し拡げられ、内空部の円錐面と第１の
管の外周面の間に強く挟まれる。ロツクリングの内周側
面部分は互いにほぼ平行な第１，第２の周方向のナイフ
エツジを形成する。内空部のロツクリングと円筒面の間
に配設される環状のシール部材は、第１の管と受入管に
係合するような寸法とされる。第１の管と受入管の内部
が高圧の下では、ロツクリングの各ナイフエツジは第１
の管の外周面に噛み込み、受入管に対する第１の管の軸
方向の相対移動を阻止する。
【００１７】ロツクリングの第１の溝は第１の管の外周
面にほぼ垂直な第１の壁面により区画され、第１の壁面
はロツクリングの内周側面部分と交差する縁部に第１の
ナイフエツジを形成する。ロツクリングの第２の溝は第
１の管の外周面にほぼ垂直な第２の壁面により区画さ
れ、第２の壁面は第１の溝の第３の壁面と交差する縁部
に第２のナイフエツジを形成する。ロツクリングの第
１，第２の周方向の溝の縁部により形成される各ナイフ
エツジは、第１の管に噛み込んで第１の管の相対移動を
阻止する。第１，第２の壁面は第１，第２のナイフエツ
ジを順に作用させかつ噛込み量を制限するように働く。
面にほぼ垂直な第１の壁面により区画され、第１の壁面
はロツクリングの内周側面部分と交差する縁部に第１の
ナイフエツジを形成する。ロツクリングの第２の溝は第
１の管の外周面にほぼ垂直な第２の壁面により区画さ
れ、第２の壁面は第１の溝の第３の壁面と交差する縁部
に第２のナイフエツジを形成する。ロツクリングの第
１，第２の周方向の溝の縁部により形成される各ナイフ
エツジは、第１の管に噛み込んで第１の管の相対移動を
阻止する。第１，第２の壁面は第１，第２のナイフエツ
ジを順に作用させかつ噛込み量を制限するように働く。
【００１８】ロツクリングは通常軸方向にずれている第
１，第２の端部を有し、ロツクリングが受入管の内空部
の円錐面と第１の管の外周面の間へ挟まれると、ロツク
リングの第１，第２の端部はほぼ一直線に並び、ロツク
リングは第１の管を受入管へ押し込む力を発生する。切
欠付きロツクリングの内径は第１の管の外径よりも小さ
く、第１の管に対するナイフエツジの噛込みを確実にす
る。少なくとも１つのナイフエツジは互いに離隔する複
数の軸方向の溝により周方向に並ぶ歯を形成され、ナイ
フエツジの歯は第１の管に係合して第１の管との相対回
転を阻止し、ナイフエツジが第１の管の外周面を過度に
傷付けないように働く。
１，第２の端部を有し、ロツクリングが受入管の内空部
の円錐面と第１の管の外周面の間へ挟まれると、ロツク
リングの第１，第２の端部はほぼ一直線に並び、ロツク
リングは第１の管を受入管へ押し込む力を発生する。切
欠付きロツクリングの内径は第１の管の外径よりも小さ
く、第１の管に対するナイフエツジの噛込みを確実にす
る。少なくとも１つのナイフエツジは互いに離隔する複
数の軸方向の溝により周方向に並ぶ歯を形成され、ナイ
フエツジの歯は第１の管に係合して第１の管との相対回
転を阻止し、ナイフエツジが第１の管の外周面を過度に
傷付けないように働く。
【００１９】本発明によれば、外周壁にねじ軸部を有す
る受入管は、第１の管を嵌挿する端部開口を備えてい
る。受入管は第１の管の端部を嵌挿する円筒面を形成す
る内壁部と、円筒面を径外方へ拡開してなる環状の内空
部を形成する外壁部とを備えており、環状の内空部は端
部開口の方へ延びる先細りの円錐面を備えている。切欠
付きロツクリングは第１の管の外周面に噛み込む周方向
のナイフエツジを備えており、受入管に対する第１の管
の軸方向の相対移動を阻止する。環状のシール部材が内
空部のロツクリングと円筒面の間に配設される。接続筒
は受入管に螺合するねじ孔と、受入管の内空部へ嵌挿さ
れてロツクリングに係合する末拡がりの円錐面を有する
再係合部とを備えている。
る受入管は、第１の管を嵌挿する端部開口を備えてい
る。受入管は第１の管の端部を嵌挿する円筒面を形成す
る内壁部と、円筒面を径外方へ拡開してなる環状の内空
部を形成する外壁部とを備えており、環状の内空部は端
部開口の方へ延びる先細りの円錐面を備えている。切欠
付きロツクリングは第１の管の外周面に噛み込む周方向
のナイフエツジを備えており、受入管に対する第１の管
の軸方向の相対移動を阻止する。環状のシール部材が内
空部のロツクリングと円筒面の間に配設される。接続筒
は受入管に螺合するねじ孔と、受入管の内空部へ嵌挿さ
れてロツクリングに係合する末拡がりの円錐面を有する
再係合部とを備えている。
【００２０】受入管は合成樹脂からなり、第１の管の端
部を嵌挿する受入管の円筒面は、一端が受入管から径内
方へ突出する環状突条に、他端が内空部にそれぞれ接続
し、第１の管は金属層の内外面に合成樹脂層を備えてお
り、かつ内端部を環状突条の環状溝へ押し込まれて、金
属層の周囲を封止する液シールを構成する。
部を嵌挿する受入管の円筒面は、一端が受入管から径内
方へ突出する環状突条に、他端が内空部にそれぞれ接続
し、第１の管は金属層の内外面に合成樹脂層を備えてお
り、かつ内端部を環状突条の環状溝へ押し込まれて、金
属層の周囲を封止する液シールを構成する。
【００２１】本発明によれば、分解工具は複数の円弧状
の分割体からなり、各分割体は第１の管の外周面と一致
する部分円筒面を備えており、互いに組み合されて第１
の管に外嵌するようになつている。分割体が第１の管に
対し相対移動すると、開放端部が受入管の端部開口を経
て内空部のロツクリングに係合し、ロツクリングを周方
向へ押し拡げる。分割体の少なくとも一方はロツクリン
グの第１の端部に係合する駆動部を備えており、駆動部
が第１の管の外周面に沿つて回動されるとロツクリング
が回転される。ロツクリングの回転は第１の管に対する
ナイフエツジの噛込みを解き、ロツクリングの周方向へ
の拡開はナイフエツジの第１の管との係合を解放し、第
１の管を引き抜けるようにする。
の分割体からなり、各分割体は第１の管の外周面と一致
する部分円筒面を備えており、互いに組み合されて第１
の管に外嵌するようになつている。分割体が第１の管に
対し相対移動すると、開放端部が受入管の端部開口を経
て内空部のロツクリングに係合し、ロツクリングを周方
向へ押し拡げる。分割体の少なくとも一方はロツクリン
グの第１の端部に係合する駆動部を備えており、駆動部
が第１の管の外周面に沿つて回動されるとロツクリング
が回転される。ロツクリングの回転は第１の管に対する
ナイフエツジの噛込みを解き、ロツクリングの周方向へ
の拡開はナイフエツジの第１の管との係合を解放し、第
１の管を引き抜けるようにする。
【００２２】
【実施例】図１０〜１４に示すように、本発明に係る管
継手装置７１は図１〜９に示した管継手装置１１と同様
であり、同様の構成部材には共通の符号を付してある。
本発明に係る管継手装置７１では、管継手装置１１に用
いられている補助リング３７は廃止され、ロツクリング
３５はロツクリング７２に置き換えられる。ロツクリン
グ７２は良好なばね特性を有する金属から構成される。
継手装置７１は図１〜９に示した管継手装置１１と同様
であり、同様の構成部材には共通の符号を付してある。
本発明に係る管継手装置７１では、管継手装置１１に用
いられている補助リング３７は廃止され、ロツクリング
３５はロツクリング７２に置き換えられる。ロツクリン
グ７２は良好なばね特性を有する金属から構成される。
【００２３】ロツクリング７２は断面ほぼ円形のもので
あり、周方向の長さは管継手装置１１のロツクリング３
５と同寸である。ロツクリング７２の内周側面部分７３
に、第１の管１２の外周面４５に垂直な第１の壁面７５
により第１の周方向の溝７４が形成される。壁面７５は
内周側面部分７３と交差する縁部に、第１の管１２の外
周面４５に垂直な第１のナイフエツジ７６を形成する。
あり、周方向の長さは管継手装置１１のロツクリング３
５と同寸である。ロツクリング７２の内周側面部分７３
に、第１の管１２の外周面４５に垂直な第１の壁面７５
により第１の周方向の溝７４が形成される。壁面７５は
内周側面部分７３と交差する縁部に、第１の管１２の外
周面４５に垂直な第１のナイフエツジ７６を形成する。
【００２４】図１１〜１３に示すように、ロツクリング
７２のナイフエツジ７６に、多数の第１の軸方向の溝７
７が周方向に離隔して並設される。溝７７はナイフエツ
ジ７６に、周方向に並ぶ多数の歯８０を形成する。
７２のナイフエツジ７６に、多数の第１の軸方向の溝７
７が周方向に離隔して並設される。溝７７はナイフエツ
ジ７６に、周方向に並ぶ多数の歯８０を形成する。
【００２５】ロツクリング７２の第１の周方向の溝７４
に隣接して第２の周方向の溝７８が形成される。溝７８
は第１の管１２の外周面４５に垂直な第２の壁面７９に
より区画される。第２の壁面７９は第１の溝７４の第３
の壁面８２と交差する縁部に、ナイフエツジ７６から離
れかつナイフエツジ７６と平行な第２のナイフエツジ８
１を形成する。ロツクリング３５について述べたよう
に、ロツクリング７２も図１１に示すように切欠を構成
する第１，第２の端部５１，５２が互いに軸方向にずれ
ている。
に隣接して第２の周方向の溝７８が形成される。溝７８
は第１の管１２の外周面４５に垂直な第２の壁面７９に
より区画される。第２の壁面７９は第１の溝７４の第３
の壁面８２と交差する縁部に、ナイフエツジ７６から離
れかつナイフエツジ７６と平行な第２のナイフエツジ８
１を形成する。ロツクリング３５について述べたよう
に、ロツクリング７２も図１１に示すように切欠を構成
する第１，第２の端部５１，５２が互いに軸方向にずれ
ている。
【００２６】管継手装置７１は管継手装置１１の場合と
同様にして組み立てられる。第１の管１２を受入管１３
から僅かに引き抜くと、ロツクリング７２は内空部２２
で径内方へ付勢され、図１０に示すようにナイフエツジ
７６が第１の管１２の外周面４５に噛み込む。円錐面２
５とロツクリング７２の楔作用は、ナイフエツジ７６を
第１の管１２に係合させ、第１の管１２と受入管１３の
軸方向の相対移動を阻止する。
同様にして組み立てられる。第１の管１２を受入管１３
から僅かに引き抜くと、ロツクリング７２は内空部２２
で径内方へ付勢され、図１０に示すようにナイフエツジ
７６が第１の管１２の外周面４５に噛み込む。円錐面２
５とロツクリング７２の楔作用は、ナイフエツジ７６を
第１の管１２に係合させ、第１の管１２と受入管１３の
軸方向の相対移動を阻止する。
【００２７】第１の管１２と受入管１３の内部の液圧が
ある程度高くなると、第１の管１２とロツクリング７２
の係合部に作用する力が増加し、図１０に示すロツクリ
ング７２の下半部の断面は時計方向へ捩られながら、内
空部２２で円錐面２５に沿つて楔係合し、図１４に示す
ように肩部１９へ係合される。ロツクリング７２の捩れ
はナイフエツジ７６に続いてナイフエツジ８１を第１の
管１２の外周面４５に噛み込ませる。軸方向に離隔する
ナイフエツジ７６，８１が第１の管１２の外周面４５に
係合されると、第１の管１２と受入管１３の軸方向の相
対的離隔移動とロツクリング７２の捩れはそれ以上生じ
ない。第１の管１２の外周面４５と歯８０との係合の度
合は、もし受入管１３の内部で第１の管１２が回転する
とロツクリング７２も確実に連れ回りするほどである。
したがつて、第１の管１２の外周面４５がナイフエツジ
７６，８１によりそれ以上傷付けられることはない。
ある程度高くなると、第１の管１２とロツクリング７２
の係合部に作用する力が増加し、図１０に示すロツクリ
ング７２の下半部の断面は時計方向へ捩られながら、内
空部２２で円錐面２５に沿つて楔係合し、図１４に示す
ように肩部１９へ係合される。ロツクリング７２の捩れ
はナイフエツジ７６に続いてナイフエツジ８１を第１の
管１２の外周面４５に噛み込ませる。軸方向に離隔する
ナイフエツジ７６，８１が第１の管１２の外周面４５に
係合されると、第１の管１２と受入管１３の軸方向の相
対的離隔移動とロツクリング７２の捩れはそれ以上生じ
ない。第１の管１２の外周面４５と歯８０との係合の度
合は、もし受入管１３の内部で第１の管１２が回転する
とロツクリング７２も確実に連れ回りするほどである。
したがつて、第１の管１２の外周面４５がナイフエツジ
７６，８１によりそれ以上傷付けられることはない。
【００２８】図１５，１６に示す実施例では、管継手装
置８５は第１の管８６と合成樹脂の受入管８７と接続筒
８８とからなる。受入管８７は径内方へ突出する環状突
条８９と円筒面９３とねじ軸部１０１を有する外周面９
２とを備えている。環状突条８９により区画される円筒
面９３の内径は、第１の管８６の外周面４５を円滑に嵌
挿するような寸法とされる。
置８５は第１の管８６と合成樹脂の受入管８７と接続筒
８８とからなる。受入管８７は径内方へ突出する環状突
条８９と円筒面９３とねじ軸部１０１を有する外周面９
２とを備えている。環状突条８９により区画される円筒
面９３の内径は、第１の管８６の外周面４５を円滑に嵌
挿するような寸法とされる。
【００２９】第１の管８６を嵌挿する円筒面９３の一端
は、受入管８７の環状突条８９に接し、他端は内空部９
９に接する。環状突条８９は環状溝９５と軸方向外方か
つ径内方へ傾斜するコーン部ないし先細りの円錐面９７
を備えている。受入管８７の外端部９１に円筒面９３を
径外方へ拡げた環状の内空部９９が区画される。
は、受入管８７の環状突条８９に接し、他端は内空部９
９に接する。環状突条８９は環状溝９５と軸方向外方か
つ径内方へ傾斜するコーン部ないし先細りの円錐面９７
を備えている。受入管８７の外端部９１に円筒面９３を
径外方へ拡げた環状の内空部９９が区画される。
【００３０】接続筒８８は受入管８７のねじ軸部１０１
を螺合するねじ孔１０２を備えている。接続筒８８の端
部に形成された再係合部１４２は、受入管８７の内空部
９９へ嵌合するような寸法とされる。再係合部１４２は
円筒面９３の方へ延びる末広がりの円錐面１０５を備え
ている。好ましくは、第１の管８６は合成樹脂の外層１
０７と合成樹脂の内層１０８と金属の中間層１０９とか
らなる複合管として形成される。内空部９９で合成樹脂
のスペーサリング１１１はシール部材としてのＯリング
１１２とロツクリング１１３を互いに離隔する。ロツク
リング１１３は図３，４に示すロツクリング３５とほぼ
同様に切欠付きのものであり、ロツクリング３５と同じ
作用をするような寸法とされる。
を螺合するねじ孔１０２を備えている。接続筒８８の端
部に形成された再係合部１４２は、受入管８７の内空部
９９へ嵌合するような寸法とされる。再係合部１４２は
円筒面９３の方へ延びる末広がりの円錐面１０５を備え
ている。好ましくは、第１の管８６は合成樹脂の外層１
０７と合成樹脂の内層１０８と金属の中間層１０９とか
らなる複合管として形成される。内空部９９で合成樹脂
のスペーサリング１１１はシール部材としてのＯリング
１１２とロツクリング１１３を互いに離隔する。ロツク
リング１１３は図３，４に示すロツクリング３５とほぼ
同様に切欠付きのものであり、ロツクリング３５と同じ
作用をするような寸法とされる。
【００３１】図１５に示すように、管継手装置８５を組
み立てるには、まず第１の管８６を端部開口９６を経て
受入管８７へ嵌挿し、環状突条８９の円錐面９７に係合
する。次いで、接続筒８８を受入管８７に螺合し、再係
合部１４２を内空部９９へ突出する。円錐面１０５とロ
ツクリング１１３の係合は、ロツクリング１１３のナイ
フエツジ１１５を第１の管８６の外層１０７へ噛み込ま
せる。ロツクリング１１３が外層１０７と係合し、再係
合部１４２が軸方向内方へ移動すると、第１の管８６の
内端部１２０が受入管８７の環状突条８９の環状溝９５
へ押し込まれる。この動作は第１の管８６の内端部１２
０を円錐面９７へ係合させ、環状溝９５と内層１０８の
合成樹脂面相互の係合部に強い力を及ぼし、液シールを
構成する。この液シールは第１の管８６の内部で液が金
属の中間層１０９へ浸入するのを阻止し、中間層１０９
の発錆を防止する。再係合部１４２の軸方向内方への移
動はＯリング１１２へスペーサリング１１１を押し付け
て圧縮する力を及ぼし、内層１０８と受入管８７の環状
溝９５との間の液洩れに対し、Ｏリング１１２と外層１
０７の間に２次液シールを形成する。
み立てるには、まず第１の管８６を端部開口９６を経て
受入管８７へ嵌挿し、環状突条８９の円錐面９７に係合
する。次いで、接続筒８８を受入管８７に螺合し、再係
合部１４２を内空部９９へ突出する。円錐面１０５とロ
ツクリング１１３の係合は、ロツクリング１１３のナイ
フエツジ１１５を第１の管８６の外層１０７へ噛み込ま
せる。ロツクリング１１３が外層１０７と係合し、再係
合部１４２が軸方向内方へ移動すると、第１の管８６の
内端部１２０が受入管８７の環状突条８９の環状溝９５
へ押し込まれる。この動作は第１の管８６の内端部１２
０を円錐面９７へ係合させ、環状溝９５と内層１０８の
合成樹脂面相互の係合部に強い力を及ぼし、液シールを
構成する。この液シールは第１の管８６の内部で液が金
属の中間層１０９へ浸入するのを阻止し、中間層１０９
の発錆を防止する。再係合部１４２の軸方向内方への移
動はＯリング１１２へスペーサリング１１１を押し付け
て圧縮する力を及ぼし、内層１０８と受入管８７の環状
溝９５との間の液洩れに対し、Ｏリング１１２と外層１
０７の間に２次液シールを形成する。
【００３２】管継手装置７１を分解するには、図１７〜
１９に示す分解工具１２１を使用する。分解工具１２１
は第１，第２の同じような円弧状の分割体１２２，１２
３から構成される。１対の分割体１２２，１２３は第１
の管１２の外周面４５に一致する軸方向の部分円筒面１
２４を有する。
１９に示す分解工具１２１を使用する。分解工具１２１
は第１，第２の同じような円弧状の分割体１２２，１２
３から構成される。１対の分割体１２２，１２３は第１
の管１２の外周面４５に一致する軸方向の部分円筒面１
２４を有する。
【００３３】分割体１２２の端部１２５は可撓性の接続
部１２７により分割体１２３の端部１２６に接続され
る。接続部１２７は図１８に破線で示すように分割体１
２２，１２３を互いに拡開する相対移動を許す。分割体
１２２，１２３の開放端部１２９が第１の管１２の外周
面４５に接するよう位置決めされると、分割体１２２，
１２３は円錐面１３１を有する組合せ筒１３０を形成す
る。各分割体１２２，１２３は端部に径外方へ突出する
フランジ１３２，１３３を形成される。駆動部１３６は
分割体１２２の開放端部１２９から軸方向へ突出する。
部１２７により分割体１２３の端部１２６に接続され
る。接続部１２７は図１８に破線で示すように分割体１
２２，１２３を互いに拡開する相対移動を許す。分割体
１２２，１２３の開放端部１２９が第１の管１２の外周
面４５に接するよう位置決めされると、分割体１２２，
１２３は円錐面１３１を有する組合せ筒１３０を形成す
る。各分割体１２２，１２３は端部に径外方へ突出する
フランジ１３２，１３３を形成される。駆動部１３６は
分割体１２２の開放端部１２９から軸方向へ突出する。
【００３４】図１９に示すように、管継手装置７１を分
解するには、各分割体１２２，１２３は端部１２５，１
２６を互いに離隔し、分解工具７１の外周面４５に係合
する部分円筒面１２４が第１の管１２の周囲を囲むよう
に位置決めされる。次いで、分割体１２２，１２３のフ
ランジ１３２，１３３を押し、部分円筒面１２４を第１
の管１２の外周面４５に沿つて移動する。つまり、駆動
部１３６がロツクリング７２の一端に係合するまで、組
合せ筒１３０の開放端部１２９を環状の隙間２７へ嵌挿
する。分割体１２２，１２３を外周面４５に沿つて回転
すると、ロツクリング７２が回転され、図２０に示すナ
イフエツジ７６，８１が噛み込む傷１４０，１４１から
解放される。次いで、フランジ１３２，１３３が受入管
１３の外端部１６に当接するまで分解工具１２１を内方
へ押す。開放端部１２９が軸方向内方へ移動する時、図
１９に示すように円錐面１３１はロツクリング７２に当
接し、ロツクリング７２を軸方向内方へ押す。開放端部
１２９の内空部２２での軸方向内方への移動は、円錐面
１３１がロツクリング７２を径外方へ拡げる力に対応し
て、ロツクリング７２を周方向へ押し拡げる。ロツクリ
ング７２の周方向への拡がりは、ロツクリング７２と第
１の管１２の外周面４５との係合を解除する。したがつ
て、第１の管１２は受入管１３から容易に引き出すこと
ができる。
解するには、各分割体１２２，１２３は端部１２５，１
２６を互いに離隔し、分解工具７１の外周面４５に係合
する部分円筒面１２４が第１の管１２の周囲を囲むよう
に位置決めされる。次いで、分割体１２２，１２３のフ
ランジ１３２，１３３を押し、部分円筒面１２４を第１
の管１２の外周面４５に沿つて移動する。つまり、駆動
部１３６がロツクリング７２の一端に係合するまで、組
合せ筒１３０の開放端部１２９を環状の隙間２７へ嵌挿
する。分割体１２２，１２３を外周面４５に沿つて回転
すると、ロツクリング７２が回転され、図２０に示すナ
イフエツジ７６，８１が噛み込む傷１４０，１４１から
解放される。次いで、フランジ１３２，１３３が受入管
１３の外端部１６に当接するまで分解工具１２１を内方
へ押す。開放端部１２９が軸方向内方へ移動する時、図
１９に示すように円錐面１３１はロツクリング７２に当
接し、ロツクリング７２を軸方向内方へ押す。開放端部
１２９の内空部２２での軸方向内方への移動は、円錐面
１３１がロツクリング７２を径外方へ拡げる力に対応し
て、ロツクリング７２を周方向へ押し拡げる。ロツクリ
ング７２の周方向への拡がりは、ロツクリング７２と第
１の管１２の外周面４５との係合を解除する。したがつ
て、第１の管１２は受入管１３から容易に引き出すこと
ができる。
【００３５】本発明は上述した実施態様に限定されるも
のではなく、上述の説明から種々の変更実施態様が可能
である。
のではなく、上述の説明から種々の変更実施態様が可能
である。
【００３６】
【発明の効果】本発明は上述のように、第１の管の端部
を配管系統の部品に接続するための管継手装置におい
て、前記部品と一体で第１の管を嵌挿するための端部開
口を有する受入管は、第１の管の端部を嵌挿する円筒面
を有する内壁部と、円筒面から径外方へ拡がる環状の内
空部を有する外壁部とを備えられ、内空部は端部開口の
方へ突出する先細りの円錐面を有し、内空部の第１の管
と受入管の間にばね材からなる切欠付きロツクリングを
配設され、ロツクリングは内空部の円錐面に係合する外
周側面部分と、第１の管の外周面に係合する内周側面部
分とを備えられ、第１の管を受入管へ嵌挿する時ロツク
リングは内空部で周方向に押し開かれ、第１の管が受入
管に対し軸方向に離隔移動する時ロツクリングは内空部
の円錐面と第１の管の外周面の間に強く挟まれるように
なつており、ロツクリングは内周側面部分に、第１の管
の外周面に噛み込んで受入管に対する第１の管の軸方向
の相対移動を阻止する第１，第２の周方向のナイフエツ
ジを備えられ、内空部のロツクリングと円筒面の間に配
設される環状のシール部材は、第１の管と受入管に係合
されるようにしたものであるから、次のような効果が得
られる。
を配管系統の部品に接続するための管継手装置におい
て、前記部品と一体で第１の管を嵌挿するための端部開
口を有する受入管は、第１の管の端部を嵌挿する円筒面
を有する内壁部と、円筒面から径外方へ拡がる環状の内
空部を有する外壁部とを備えられ、内空部は端部開口の
方へ突出する先細りの円錐面を有し、内空部の第１の管
と受入管の間にばね材からなる切欠付きロツクリングを
配設され、ロツクリングは内空部の円錐面に係合する外
周側面部分と、第１の管の外周面に係合する内周側面部
分とを備えられ、第１の管を受入管へ嵌挿する時ロツク
リングは内空部で周方向に押し開かれ、第１の管が受入
管に対し軸方向に離隔移動する時ロツクリングは内空部
の円錐面と第１の管の外周面の間に強く挟まれるように
なつており、ロツクリングは内周側面部分に、第１の管
の外周面に噛み込んで受入管に対する第１の管の軸方向
の相対移動を阻止する第１，第２の周方向のナイフエツ
ジを備えられ、内空部のロツクリングと円筒面の間に配
設される環状のシール部材は、第１の管と受入管に係合
されるようにしたものであるから、次のような効果が得
られる。
【００３７】第１の管を受入管へ嵌挿する時ロツクリン
グは内空部で周方向に押し拡げられ、第１の管が戻る時
ロツクリングは内空部の円錐面と第１の管の外周面の間
に強く挟まれ、ナイフエツジが第１の管の外周面に噛み
込むので、受入管に対する第１の管の軸方向の相対移動
が阻止される。
グは内空部で周方向に押し拡げられ、第１の管が戻る時
ロツクリングは内空部の円錐面と第１の管の外周面の間
に強く挟まれ、ナイフエツジが第１の管の外周面に噛み
込むので、受入管に対する第１の管の軸方向の相対移動
が阻止される。
【００３８】ロツクリングの内周側面部分に第１，第２
の周方向の溝の縁部に第１，第２のナイフエツジが形成
されるので、第１のナイフエツジが第１の管に噛み込ん
で捩られると、続いて第２のナイフエツジが第１の管に
噛み込むようにできる。
の周方向の溝の縁部に第１，第２のナイフエツジが形成
されるので、第１のナイフエツジが第１の管に噛み込ん
で捩られると、続いて第２のナイフエツジが第１の管に
噛み込むようにできる。
【００３９】ロツクリングが受入管の内空部の円錐面と
第１の管の外周面の間に配設されるので、ロツクリング
が内空部の円錐面へ押し込まれると、通常は軸方向にず
れているロツクリングの第１，第２の端部がほぼ一直線
に並び、ロツクリングが第１の管を受入管の軸方向内方
へ押し込む力を発生する。
第１の管の外周面の間に配設されるので、ロツクリング
が内空部の円錐面へ押し込まれると、通常は軸方向にず
れているロツクリングの第１，第２の端部がほぼ一直線
に並び、ロツクリングが第１の管を受入管の軸方向内方
へ押し込む力を発生する。
【００４０】ナイフエツジに周方向に並ぶ歯を形成した
ので、歯が第１の管に係合して第１の管との相対回転を
阻止し、ナイフエツジがそれ以上第１の管の外周面を傷
付けないようにできる。
ので、歯が第１の管に係合して第１の管との相対回転を
阻止し、ナイフエツジがそれ以上第１の管の外周面を傷
付けないようにできる。
【００４１】本発明によれば、接続筒に受入管の内空部
へ突出する末拡がりの円錐面を備えたから、受入管に接
続筒を螺合するだけで、ロツクリングが円錐面と第１の
管の外周面に挟まれる。
へ突出する末拡がりの円錐面を備えたから、受入管に接
続筒を螺合するだけで、ロツクリングが円錐面と第１の
管の外周面に挟まれる。
【００４２】受入管の円筒面の一端を受入管から径内方
へ突出する環状突条に、他端を内空部を経て第１の管の
端部を嵌挿する接続筒の端部開口にそれぞれ接し、第１
の管は金属層の内外面に合成樹脂層を備えたから、第１
の管の内端部を環状突条の環状溝へ押し込むことによ
り、金属層の周囲を封止する液シールが形成され、金属
層の錆を防止できる。
へ突出する環状突条に、他端を内空部を経て第１の管の
端部を嵌挿する接続筒の端部開口にそれぞれ接し、第１
の管は金属層の内外面に合成樹脂層を備えたから、第１
の管の内端部を環状突条の環状溝へ押し込むことによ
り、金属層の周囲を封止する液シールが形成され、金属
層の錆を防止できる。
【００４３】本発明によれば、分解工具を第１の管に外
嵌し、開放端部を受入管の端部開口を経て内空部へ押し
込むと、ロツクリングが拡開され、分解工具を回転する
と、ロツクリングが周方向に押し拡げられ、ナイフエツ
ジの第１の管との噛込みが解かれるので、第１の管を破
損しないで容易に引き抜くことができる。
嵌し、開放端部を受入管の端部開口を経て内空部へ押し
込むと、ロツクリングが拡開され、分解工具を回転する
と、ロツクリングが周方向に押し拡げられ、ナイフエツ
ジの第１の管との噛込みが解かれるので、第１の管を破
損しないで容易に引き抜くことができる。
【図１】本出願人の先願に係る管継手装置の側面断面図
である。
である。
【図２】図１の線２−２による管継手装置の正面断面図
である。
である。
【図３】同管継手装置に組み込まれるロツクリングの側
面図である。
面図である。
【図４】同ロツクリングの断面図である。
【図５】図３の線５−５によるロツクリングの正面断面
図である。
図である。
【図６】図１の管継手装置に組み込まれる補助リングの
側面断面図である。
側面断面図である。
【図７】図６の線７−７による補助リングの正面断面図
である。
である。
【図８】図１の管継手装置の作用を説明する側面断面図
である。
である。
【図９】同管継手装置の完全な接続状態を示す側面断面
図である。
図である。
【図１０】本発明に係る管継手装置の側面断面図であ
る。
る。
【図１１】同管継手装置に組み込まれるロツクリングの
側面図である。
側面図である。
【図１２】同ロツクリングの側面断面図である。
【図１３】同ロツクリングの部分的正面図である。
【図１４】同ロツクリングの組付状態を示す側面断面図
である。
である。
【図１５】本発明の第２実施例に係る管継手装置の不完
全な接続状態を示す側面断面図である。
全な接続状態を示す側面断面図である。
【図１６】同管継手装置の完全な接続状態を示す側面断
面図である。
面図である。
【図１７】同管継手装置を分解するのに用いる分解工具
の斜視図である。
の斜視図である。
【図１８】同分解工具の正面図である。
【図１９】同分解工具を管継手装置に組み付けた状態を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図２０】受入管とロツクリングとの係合状態を示す側
面断面図である。
面断面図である。
１２：第１の管 １３：受入管 １４：内壁部 １５：
外壁部 １６：外端部 １７：端部開口 ２１：円筒面 ２２：内空部 ２５：
円錐面 ４５：外周面 ６８：内端部 ７１：管継手装置 ７２：ロツクリング
７３：内周側面部分 ７４：第１の溝 ７６：ナイフエツジ ７８：第２の溝
８１：ナイフエツジ ８５：管継手装置 ８６：第１の管 ８７：受入管 ８
８：接続筒 ８９：環状突条 ９１：外端部 ９３：円
筒面 ９５：環状溝 ９７：円錐面 ９９：内空部 １
０１：ねじ軸部 １０２：ねじ孔 １０５：円錐面 １
０７：外層 １０８：内層 １０９：中間層 １１３：
ロツクリング １１５：ナイフエツジ １２０：内端部
１２１：分解工具 １２２：分割体 １２３：分割体
１２４：部分円筒面 １２７：接続部 １２９：開放
端部 １３０：組合せ筒 １３１：円錐面 １３２：フ
ランジ １３３：フランジ １３６：駆動部 １４２：
再係合部
外壁部 １６：外端部 １７：端部開口 ２１：円筒面 ２２：内空部 ２５：
円錐面 ４５：外周面 ６８：内端部 ７１：管継手装置 ７２：ロツクリング
７３：内周側面部分 ７４：第１の溝 ７６：ナイフエツジ ７８：第２の溝
８１：ナイフエツジ ８５：管継手装置 ８６：第１の管 ８７：受入管 ８
８：接続筒 ８９：環状突条 ９１：外端部 ９３：円
筒面 ９５：環状溝 ９７：円錐面 ９９：内空部 １
０１：ねじ軸部 １０２：ねじ孔 １０５：円錐面 １
０７：外層 １０８：内層 １０９：中間層 １１３：
ロツクリング １１５：ナイフエツジ １２０：内端部
１２１：分解工具 １２２：分割体 １２３：分割体
１２４：部分円筒面 １２７：接続部 １２９：開放
端部 １３０：組合せ筒 １３１：円錐面 １３２：フ
ランジ １３３：フランジ １３６：駆動部 １４２：
再係合部
Claims (7)
- 【請求項１】第１の管の端部を配管系統の部品に接続す
るための管継手装置において、前記部品と一体で第１の
管を嵌挿するための端部開口を有する受入管は、第１の
管の端部を嵌挿する円筒面を有する内壁部と、円筒面か
ら径外方へ拡がる環状の内空部を有する外壁部とを備え
られ、内空部は端部開口の方へ突出する先細りの円錐面
を有し、内空部の第１の管と受入管の間にばね材からな
る切欠付きロツクリングを配設され、ロツクリングは内
空部の円錐面に係合する外周側面部分と、第１の管の外
周面に係合する内周側面部分とを備えられ、第１の管を
受入管へ嵌挿する時ロツクリングは内空部で周方向に押
し開かれ、第１の管が受入管に対し軸方向に離隔移動す
る時ロツクリングは内空部の円錐面と第１の管の外周面
の間に強く挟まれるようになつており、ロツクリングは
内周側面部分に、第１の管の外周面に噛み込んで受入管
に対する第１の管の軸方向の相対移動を阻止する第１，
第２の周方向のナイフエツジを備えられ、内空部のロツ
クリングと円筒面の間に配設される環状のシール部材
は、第１の管と受入管に係合されることを特徴とする管
継手装置。 - 【請求項２】第１の管の端部を配管系統の部品に接続す
るための管継手装置において、前記部品と一体でねじ軸
部と第１の管を嵌挿するための端部開口とを有する受入
管は、第１の管の端部を嵌挿する円筒面を有する内壁部
と、円筒面から径外方へ拡がる環状の内空部を有する外
壁部とを備えられ、内空部は端部開口の方へ突出する先
細りの円錐面を有し、内空部の第１の管と受入管の間に
ばね材からなる切欠付きロツクリングを配設され、ロツ
クリングは内空部の円錐面に係合する外周側面部分と、
第１の管の外周面に係合する内周側面部分とを備えら
れ、第１の管を受入管へ嵌挿する時ロツクリングは内空
部で周方向に押し開かれ、第１の管が受入管に対し軸方
向に離隔移動する時ロツクリングは内空部の円錐面と第
１の管の外周面の間に強く挟まれるようになつており、
ロツクリングは内周側面部分に、第１の管の外周面に噛
み込んで受入管に対する第１の管の軸方向の相対移動を
阻止する周方向のナイフエツジを備えられ、内空部のロ
ツクリングと円筒面の間に配設される環状のシール部材
は、第１の管と受入管に係合され、受入筒のねじ軸部に
螺合するねじ孔を有する接続筒は、前記内空部へ突出し
てロツクリングに係合する末拡がりの円錐面からなる再
係合部を備えられていることを特徴とする管継手装置。 - 【請求項３】第１の管の端部を配管系統の部品に接続す
るための管継手装置において、前記部品と一体で第１の
管を嵌挿するための端部開口を有する受入管は、第１の
管の端部を嵌挿する円筒面を有する内壁部と、円筒面か
ら径外方へ拡がる環状の内空部を有する外壁部とを備え
れられ、内空部は端部開口の方へ突出する先細りの円錐
面を有し、内空部の第１の管と受入管の間にばね材から
なる切欠付きロツクリングを配設され、ロツクリングは
内空部の円錐面に係合する外周側面部分と、第１の管の
外周面に係合する内周側面部分とを備えられ、第１の管
を受入管へ嵌挿する時ロツクリングは内空部で周方向に
押し開かれ、第１の管が受入管に対し軸方向に離隔移動
する時ロツクリングは内空部の円錐面と第１の管の外周
面の間に強く挟まれるようになつており、ロツクリング
は内周側面部分に、第１の管の外周面に噛み込んで受入
管に対する第１の管の軸方向の相対移動を阻止する第
１，第２の周方向のナイフエツジを備えられ、ナイフエ
ツジは複数の軸方向の溝により周方向に並ぶ歯を形成さ
れ、内空部のロツクリングと円筒面の間に配設される環
状のシール部材は、第１の管と受入管に係合されること
を特徴とする管継手装置。 - 【請求項４】配管系統の部品と一体で第１の管を嵌挿す
るための端部開口を有する受入管が、第１の管の端部を
嵌挿する円筒面を有する内壁部と、円筒面から径外方へ
拡がる環状の内空部を有する外壁部とを備えられ、内空
部は端部開口の方へ突出する先細りの円錐面を形成さ
れ、内空部の第１の管と受入管の間に配設されたばね材
からなる切欠付きロツクリングが、通常は軸方向にずれ
ている第１，第２の端部を有し、内空部の円錐面に係合
する外周側面部分と、第１の管の外周面に係合する内周
側面部分とを備えられ、第１の管を受入管へ嵌挿する時
ロツクリングが内空部で周方向に押し開かれ、第１の管
が受入管に対し軸方向に離隔移動する時ロツクリングが
内空部の円錐面と第１の管の外周面の間に強く挟まれる
ようになつており、ロツクリングの内周側面部分が、第
１の管の外周面に噛み込んで受入管に対する第１の管の
軸方向の相対移動を阻止する周方向のナイフエツジを備
えられ、内空部のロツクリングと円筒面の間に配設され
る環状のシール部材が、第１の管と受入管に係合される
管継手装置に使用する管継手分解工具において、第１の
管の外周面と一致する部分円筒面を有する複数の分割体
を組み合せて第１の管に外嵌し、分割体を第１の管に沿
つて移動する時分割体の開放端部が端部開口を経て内空
部へ突出し、ロツクリングの内周側面部分へ係合してロ
ツクリングを周方向へ押し拡げたうえナイフエツジと第
１の管の噛合いを解き、分割体を第１の管を中心として
回転する時少なくとも一方の分割体の駆動部がロツクリ
ングの第１の端部に係合してロツクリングを回転させる
ことを特徴とする、管継手分解工具。 - 【請求項５】前記１対の分割体は円弧状をなし、可撓性
の連結部材により互いに連結されて円筒面を形成し、１
対の分割体の内端部は前記ロツクリングの内周側面部分
に係合する組合せ筒を形成する、請求項４に記載の管継
手分解工具。 - 【請求項６】前記開放端部は受入管の軸方向内方へ突出
する組合せ筒を形成する、請求項４に記載の管継手分解
工具。 - 【請求項７】前記各分割体は径外方へ突出するフランジ
を備えている、請求項４に記載の管継手分解工具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/158347 | 1993-11-29 | ||
| US08/158,347 US5496073A (en) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | Disengagement tool for use with a pipe joint assembly |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07269749A true JPH07269749A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=22567714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6319064A Ceased JPH07269749A (ja) | 1993-11-29 | 1994-11-29 | 管継手装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5496073A (ja) |
| EP (1) | EP0655577B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07269749A (ja) |
| CA (1) | CA2136772A1 (ja) |
| DE (1) | DE69430169T2 (ja) |
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