JPH07265309A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH07265309A
JPH07265309A JP7057594A JP5759495A JPH07265309A JP H07265309 A JPH07265309 A JP H07265309A JP 7057594 A JP7057594 A JP 7057594A JP 5759495 A JP5759495 A JP 5759495A JP H07265309 A JPH07265309 A JP H07265309A
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JP
Japan
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blood flow
flow velocity
signal
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zero shift
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JP7057594A
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English (en)
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Toru Matsuo
睿 松尾
Yasuo Miyajima
泰夫 宮島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/06Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
    • G01N29/0609Display arrangements, e.g. colour displays

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意にゼロシフトでき、血流イメージング像
とドプラ像との対比が最高流速部分の判別を容易にする
こと。 【構成】 被検体に対し超音波を送受信する超音波送受
信手段と、前記超音波送受信手段にて得られた被検体中
の血流からの超音波の反射成分に基づき血流速を測定す
る血流速測定手段と、前記血流速測定手段にて得られた
血流速測定範囲内の血流速信号に対しては血流速信号を
血流方向成分に基づき異なるカラー情報を設定した表示
情報信号に変換し、血流速測定範囲を越えた場合の血流
速信号に対しては血流速信号を血流速測定範囲を越える
直前の血流速信号と同じカラー情報に設定した表示情報
信号に変換する表示情報設定手段と、前記表示情報設定
手段からの表示情報信号に基づき血流像をカラー表示す
る表示手段とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示画像のゼロシフト機
能を有する超音波診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、血流イメージング機能を有する
超音波診断装置により被検体内の血流の方向及び速度を
カラー表示する場合、この装置における機能的な限界の
ためある速度を越える血流画像は本来表示されるべき色
とは異なる色で表示されてしまうことがある。
【0003】このような場合、従来の血流イメージング
超音波診断装置では表示画像のゼロシフトというような
機能を備えたものは存在していない。
【0004】ところで、FFT(ファースト フーリェ
変換)を用いてある一点における周波数解析結果を表
示するドプラ法を採用した超音波診断装置においては、
ゼロシフト(ゼロレベルシフト)又はベースラインシフ
トと称される技術が存在する。
【0005】このゼロシフト機能の概要を図7,図8を
参照して説明する。尚、図7,図8において、横軸は時
間を、縦軸は流速を示し、かつ、測定範囲の上限を+M
AXで、下限を−MAXで示している。そして、この+
MAX〜−MAXの範囲が表示領域になっている。
【0006】時間の経過とともに変化する血流の流速が
測定範囲の上限(+MAX)を越えると、図7に示すよ
うに越えた部分(点線で示す部分)は逆方向の表示領域
に分離して表示される。このような現象を折り返し現象
という。
【0007】この折り返し現象が生じると、オペレータ
にとっては表示画像が見にくくなり逆流と混同してしま
うという問題がある。
【0008】そこで、図8に示すように流速の最大値が
上限(+MAX)以下となるように縦軸のゼロラインを
例えば表示領域の1/4だけ逆流方向にシフトすれば、
連続した流速の変化を表す画像を得ることができる。
【0009】実際の電子回路では出力段のRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)のアドレスが流速に対応してお
り、データの書き込み時にゼロシフト量分だけアドレス
をずらして書き込むか、あるいは読み出し時にゼロシフ
ト量分だけアドレスをずらして読み出したりしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】血流イメージング超音
波診断装置においても、上述したFFTドプラ法と同様
に超音波レートに同期してドプラ信号をサンプリングす
るので、測定可能流速に上限が存在し、この上限を越え
た流速部分に折り返し現象が生じる。この場合の折り返
し現象は表示画像の色の変化として表れる。すなわち、
順流は赤色、逆流は青色で表現されるとすれば、折り返
された部分は赤色→青色に変化する。
【0011】例えば、図9に示すように本来赤色で表示
されるべき流速の速い部分の領域が流速の遅い部分に相
当する青色部分に折り返されて表示されてしまう。オペ
レータはこのような折り返し部分を逆流であると見誤ま
ることは少ないが、やはり血流と対比して考えると赤色
で表示されていたほうが見易いことになる。
【0012】また、従来のドプラ法では血流イメージン
グのように血流の方向が判別できないので、色々な方向
から超音波ビームを入射して最も早い流速が得られると
ころを探したりしていた。
【0013】しかし、超音波ビームを入射できる方向は
超音波プローブの形状や生体臓器の位置関係から任意に
は設定できないので、入射角度による最高流速の誤差が
発生することが多かった。また、どの位置で最高流速が
得られるかはサンプルボリューム位置を調整しながら測
定する必要があり、非常に煩雑であった。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、血流イメージング像を任意にゼロシフトすること
ができ、血流イメージング像とドプラ信号像との対比や
最高流速部分の判別が容易な超音波診断装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の概要は、被検体に対し超音波を送受信する超
音波送受信手段と、前記超音波送受信手段にて得られた
被検体中の血流からの超音波の反射成分に基づき血流速
を測定する血流速測定手段と、前記血流速測定手段にて
得られた血流速測定範囲内の血流速信号に対しては血流
速信号を血流方向成分に基づき異なるカラー情報を設定
した表示情報信号に変換し、血流速測定範囲を越えた場
合の血流速信号に対しては血流速信号を血流速測定範囲
を越える直前の血流速信号と同じカラー情報に設定した
表示情報信号に変換する表示情報設定手段と、前記表示
情報設定手段からの表示情報信号に基づき血流像をカラ
ー表示する表示手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0016】
【作用】以上の構成によれば、血流速測定範囲内の血流
速信号については血流速方向に基づいて異なるカラー情
報を設定し、血流速測定範囲を越えた血流速信号につい
ては、越える直前のカラー情報と同じカラー情報を設定
するので、血流イメージング像とドプラ信号像との対比
や最高流速部分の判別が容易になる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の原理及びこの原理を実施する
ための実施例を詳細に説明する。
【0018】まず、本発明の原理について説明する。一
般に血流イメージング像の表現方法として図5に示すよ
うな方法がとられている。すなわち、0点ラインを基準
として横軸方向には色相の広がり(分散)を表わし、縦
軸方向には血流の流速を上方に順流を下方に逆流をとっ
てこれを輝度の変化で表わすとともに血流の方向を色相
の変化で表わしている。
【0019】このような表現方法をドプラ法の表現方法
と対比して表わしたのが図6であり、ここで流速に対応
する輝度についてはテレビモニタの規格や性能による上
限が存在する。
【0020】また、同図において・点は1/8シフトを
意味するものとする。
【0021】いま、ゼロシフトしない状態で流速の順方
向も逆方向も検出可能最大流速を最大輝度に設定したと
すれば、ゼロシフトした場合には見かけ上検出可能最大
流速範囲が広がることになり、その最大流速を最大輝度
に設定しなければならない。もし、この操作をしなけれ
ば、ゼロシフトにより拡大された流速範囲の血流は全て
当初の検出可能最大流速の輝度と同じ輝度で表現されて
しまい、輝度による流速判別が不可能になる。
【0022】また、技術的簡便性を図るため最大輝度か
ら最低輝度に至る階調数は固定(例えば256階調)さ
れており、ゼロシフトにより検出可能最大流速が大きく
なった場合には一階調で表現される流速範囲が広がるこ
とになる。これは、流速信号が輝度信号に変換される場
合にゼロシフトがあるときには無いときに比較し圧縮処
理されていることを意味する。
【0023】以上のことから、ゼロシフトをした場合に
はそのシフト量(方向も+,−で包含している)に応じ
て流速を表わす色を変化させればよく、また、シフト量
に応じて流速信号を輝度信号に変換する場合に圧縮操作
を加えればよい。
【0024】次に上記原理を実現するための本発明の実
施例を図1乃至図4を参照して説明する。
【0025】図1に示す実施例装置において、トランス
ジューサ2は駆動回路1により駆動され、図示しない被
検体に向けて超音波パルスを送波する。
【0026】被検体からの反射エコーはトランスジュー
サ2により受波され超音波エコー信号(電気信号)に変
換された後遅延回路を含むレシーバ3で増幅され検波回
路7及びLOG(対数)アンプ4に送られる。
【0027】このLOGアンプ4とその出力信号をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ5により断層像表
示処理部30が構成されている。
【0028】また、前記検波回路7で検波された超音波
エコー信号は血流イメージング処理部31及び超音波ド
プラ処理部32に送られる。
【0029】血流イメージング処理部31は、超音波エ
コー信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ1
2と、A/Dコンバータ12からの出力信号からクラッ
タ成分を除去するデジタルフィルタ13と、デジタルフ
ィルタ13の出力信号を取り込みその相関を求める相関
部14と、相関部14の出力信号に対し血流速度v,分
散σ,パワーpを求める演算を実行する演算部15とか
ら構成されている。
【0030】前記超音波ドプラ処理部32は、検波回路
7からの超音波エコー信号に対しサンプリングを実行す
るサンプルホールド回路8と、サンプルホールド回路8
の出力信号から不要な周波数成分を除去するバンドパス
フィルタ9と、このバンドパスフィルタ9の出力信号を
増幅するアンプ10と、アンプ10の出力信号を取込み
これに周波数解析を施してドプラ信号を送出するFFT
(高速フーリェ変換)回路11とから構成されている。
【0031】前記A/Dコンバータ5,演算部15及び
FFT回路11の出力はいずれも所定の順序でデジタル
スキャンコンバータ6に取りこまれ、さらにカラープロ
セッサ16により特定の色データが割り付けられた後、
D/Aコンバータ17に送られてアナログ信号に変換さ
れる。そして、このアナログ信号はカラーテレビ18に
送られて被検体の断層像、血流イメージング像及びドプ
ラ信号像として重畳表示される。
【0032】また、前記アナログ信号は、RGB方式の
テレビ信号をコンポジットテレビ信号に変換するエンコ
ーダ19を介してビデオテープレコーダ20にも送ら
れ、これにより、カラーテレビ18で表示中の画像が録
画される。
【0033】尚、図1中、21はデジタルスキャンコン
バータ6及びカラープロセッサ16を制御するコントロ
ーラである。
【0034】ここで、前記演算部15についてさらに詳
述する。演算部15は、図2に示すように相関部14に
より相関を取られた2種の信号(xi yi+1−xi+1y
i ),(xi xi+1+yi yi+1)をそれぞれ加算して
虚数部信号Im{C(τ)}及び実数部信号Re{C
(τ)}を送出する第1,第2の加算器25a,25b
と、前記虚数部信号Im{C(τ)}及び実数部信号R
e{C(τ)}の商Im{C(τ)}/Re{C
(τ)}を求める割算器26と、この商に対し下記
(1)式の演算を実行し流速信号fd を求める流速演算
回路27と、流速信号fd を取り込みこれに対し図示し
ない入力手段からのゼロシフト量信号(0,青方向に1
/8,2/8,3/8,4/8,赤方向に1/8,2/
8,3/8,4/8)に基ずくゼロシフト演算を実行し
てゼロシフト流速信号fO を送出する8ビット構成で多
数のアドレスを有するゼロシフト処理回路(例えばRO
M(リードオンメモリ))28とを有する。
【0035】 fd =fr /2πtan-1[Im{C(τ)}/Re{C(τ)}]…(1) 前記ゼロシフト処理回路28は図3に示すように4ビッ
トのゼロシフト量信号及び8ビットの流速信号fd を入
力するとともに8ビットのゼロシフト流速信号fO 出力
するようになっている。
【0036】また、前記ゼロシフト処理回路28の各ア
ドレス000〜8FFには図4(a)〜図4(g)にそ
れぞれ示すように256個ずつ7種類の赤色若しくは青
色の段階的な階調が予め割り当てられている。
【0037】すなわち、ゼロシフト処理回路28の番地
000〜07Fには図4(a)に示すように順次赤第1
階調乃至第128階調が、番地080乃至番地OFFに
は順次青第1階調乃至青第128階調がそれぞれ割り当
てられている。
【0038】また、ゼロシフト処理回路28の番地10
0〜17F及び番地1FF〜1EOには図4(b)に示
すように順次赤第1階調乃至赤第128階調が、番地1
80〜1DFには順次青第1階調乃至青第77階調がそ
れぞれ割り当てられている。以下の番地200〜2F
F,……,800〜8FFについてもそれぞれ図4
(c)乃至図4(g)に示す各階調が割り当てられてい
る。ここで、(a)はゼロシフトしないとき、(b)
(c)(d)は青方向1/8 2/8 4/8,(e)
(f)(g)は赤方向1/8 2/8 4/8シフトに
対応している。
【0039】次に上記構成の装置の作用を演算部15の
動作を中心として説明する。
【0040】尚、ゼロシフト処理回路28には流速演算
回路27から最大流速側192階調分に相当する流速信
号fd が入力されているものとする。このとき、オペレ
ータが入力手段からゼロシフト量信号(0)をゼロシフ
ト処理回路28に送ると、流速信号fd に対してはゼロ
シフトが行われず、この流速信号fd に対する階調パタ
ーンとして図4(a)に示す番地000〜OFFが選択
され、この結果、図6左欄に示すような最大流速側64
階調分の折り返し現象を伴うゼロシフト流速信号fO が
デジタルスキャンコンバータ6に送られる。
【0041】一方、オペレータが入力手段からゼロシフ
ト量信号として(青方向2/8)をゼロシフト処理回路
28に送るとこの場合にはゼロシフト処理回路28にお
いて図4(c)に示す階調パターンが選択され、図6右
欄に示すように青方向に2/8だけシフトし折り返し現
象を伴わないゼロシフト流速信号fO ′がデジタルスキ
ャンコンバータ6に送られる。すなわち、この場合には
192階調分が番地200〜27F及び番地2FF〜2
COまでの128個のアドレスに割りあてられた赤側第
1階調〜第128階調に変換されたゼロシフト流速信号
fO ′として送出される。
【0042】以下、同様にしてゼロシフト量信号(青方
向1/8)がおくられた場合には図4(b)の階調パタ
ーンが、ゼロシフト量信号(青方向4/8)がおくられ
た場合には図4(e)の階調パターンが、ゼロシフト量
信号(赤方向1/8)が送られた場合には図4(e)の
階調パターンがゼロシフト量信号(赤方向2/8)が送
られた場合には図4(f)の階調パターンが、ゼロシフ
ト量信号(赤方向4/8)が送られた場合には図4
(g)の階調パターンがそれぞれ選択されてこれらに対
応するゼロシフト流速信号fO がデジタルスキャンコン
バータ6に送られる。
【0043】このようにして得られたゼロシフト流速信
号fO はデジタルスキャンコンバータ6により読み取ら
れ、以後既述した場合と同様な処理が行われてカラーテ
レビ18上に表示されるとともにビデオテープレコーダ
20により録画される。
【0044】この場合に、デジタルスキャンコンバータ
6はコントローラ21により制御され、FFT回路11
からのドプラ信号も併せて読みとりこれもカラープロセ
ッサ16に送るが、この際、ドプラ信号の読み取りの順
序をゼロシシフト流速信号fO のゼロシフト量に対応し
てずらすことにより、カラーテレビ18上においてゼロ
シフト流速信号fO に基づく画像と、ドプラ信号像とを
対応付けて表示することができる。
【0045】また、これとは別にゼロシフト処理回路2
8におけるゼロシフト量と独立してFFT回路11から
のドプラ信号の読み取り順序を適宜変更しつつ読み取る
ようにデジタルスキャンコンバータ6をコントローラ2
1で制御するようにしてもよい。
【0046】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0047】例えば、上述した実施例では演算部15の
ゼロシフト処理回路28により血流の流速に応じたゼロ
シフト処理を行なう場合について説明したが、データ読
取部であるデジタルスキャンコンバータにより流速信号
fd を読み取った後、この流速信号fd に対しゼロシフ
ト処理を行なうように構成することもできる。
【0048】また、上述した実施例では演算部15の流
速演算回路27とゼロシフト処理回路28とを別々に構
成した場合について説明したが、ゼロシフト処理回路2
8はROMを用いて構成できるため、この両者を兼用す
るような単一のROMを用いても同様に実施できる。
【0049】さらに、上述した実施例におけるゼロシフ
ト処理回路28の階調パターンの内容としては図4
(a)〜図4(g)に示すもののほか幾多の変形が可能
である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、血流イメ
ージング像を血流速に対応してゼロシフトすることがで
き、ドプラ信号像との対比ができるとともに最高流速部
分を明確に判別できる超音波診断装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置を示すブロック図
【図2】同装置の演算部の詳細を示すブロック図
【図3】演算部におけるゼロシフト処理回路の入力及び
出力アドレスを示す説明図
【図4】それぞれゼロシフト処理回路の各アドレスに格
納された各種階調パターンを示す説明図
【図5】血流イメージング像の表現方法を示す説明図
【図6】血流イメージング像とドプラ法による表現方法
とを対比して示す説明図
【図7】ドプラ法による血流速表示で折り返し現象が生
じた状態を示す説明図
【図8】図7に示す血流速表示に対しゼロシフトを行っ
た状態を示す説明図
【図9】血流イメージング像に折り返し現象が生じた状
態を示す説明図
【符号の説明】
6 デジタルスキャンコンバータ 11 FFT回路 15 演算部 31 血流イメージング処理部 32 超音波ドプラ処理部 28 ゼロシフト処理回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に対し超音波を送受信する超音波
    送受信手段と、 前記超音波送受信手段にて得られた被検体中の血流から
    の超音波の反射成分に基づき血流速を測定する血流速測
    定手段と、 前記血流速測定手段にて得られた血流速測定範囲内の血
    流速信号に対しては血流速信号を血流方向成分に基づき
    異なるカラー情報を設定した表示情報信号に変換し、血
    流速測定範囲を越えた場合の血流速信号に対しては血流
    速信号を血流速測定範囲を越える直前の血流速信号と同
    じカラー情報に設定した表示情報信号に変換する表示情
    報設定手段と、 前記表示情報設定手段からの表示情報信号に基づき血流
    像をカラー表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
    る超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記表示情報設定手段は、前記血流速測
    定手段にて得られた血流速測定範囲を越えた血流速信号
    に対しては血流速測定範囲を越えた血流速信号のうち絶
    対値の小なるものほど血流方向成分に基づく血流速が大
    なるものとして前記血流速信号を血流速に対応した輝度
    情報を設定した表示情報信号に変換することを特徴とす
    る請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記表示情報設定手段
    にて設定したカラー及び輝度の設定状態を血流速に対応
    した表示形態で前記血流像と共に表示することを特徴と
    する請求項2記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記表示情報設定手段にて設定するカラ
    ー情報または輝度情報の設定条件を可変する表示情報設
    定可変手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3い
    ずれか1項記載の超音波診断装置。
JP7057594A 1995-03-16 1995-03-16 超音波診断装置 Pending JPH07265309A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2739685C1 (ru) * 2019-12-30 2020-12-28 Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Южно-Уральский государственный университет (национальный исследовательский университет)" ФГАОУ ВО "ЮУрГУ (НИУ)" Устройство регистрации интервалов кардиоцикла и автоматического расчета индекса производительности миокарда сердца человека, в том числе сердца плода во внутриутробном периоде

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6264340A (ja) * 1985-09-17 1987-03-23 株式会社島津製作所 超音波診断装置における血流速分布の表示方法

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