JPH07265252A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH07265252A
JPH07265252A JP6535794A JP6535794A JPH07265252A JP H07265252 A JPH07265252 A JP H07265252A JP 6535794 A JP6535794 A JP 6535794A JP 6535794 A JP6535794 A JP 6535794A JP H07265252 A JPH07265252 A JP H07265252A
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JP
Japan
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water
cleaning
temperature
nozzle
washing
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JP6535794A
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Inventor
Shunichi Mori
俊一 森
Atsushi Shirogane
温 白金
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新鮮水の噴流により食器等の被洗浄物を洗浄
する洗浄装置において、洗浄水の凍結を防止する。 【構成】 本体(1)の開口部(2)に連通する洗浄空間(5)
に、主ノズル(9)、副ノズル(12)及び糸底用ノズル(13)
から新鮮水を噴射して被洗浄物を洗浄する。洗浄後、空
気用ノズル(14)から空気流を噴射して水切りをする。温
度センサ(21)が洗浄水の温度を検知し、これが所定値以
下になると、洗浄水を断続して噴出させて凍結を防止す
る。また、洗浄水の温度に従って上記断続時間を設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、噴流水により被洗浄
物を洗浄する洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、例えば実公昭55−3404
1号公報に示された従来の食器洗浄機を示す縦断面図で
ある。
【0003】図において、(51)は本体、(52)は本体(51)
の上方に設けられた給水弁、(53)は本体(51)内に設けら
れた内槽、(54)は内槽(53)の底面に固定されたノズル軸
受、(55)はノズル軸受(54)に回転可能に支持された噴射
ノズル、(56)は噴射ノズル(55)の中央に固定されたタワ
ーノズル、(57)は噴射ノズル(55)の直上に配置され内槽
(53)の側壁に支持された下かごで、食器(58)が収納され
ている。(59)はタワーノズル(56)の上方に配置され内槽
(53)の側壁に支持された上かごで、食器(58)が収納され
ている。
【0004】(60)は内槽(53)の底面の一部に形成された
凹所で、残菜フィルタ(61)が設けられている。(62)はポ
ンプであり、その吸入口は吸込管(63)を介して凹所(60)
に接続され、ポンプ(62)の吐出口は吐出管(64)を介して
ノズル軸受(54)に接続されている。(65)は凹部(60)の底
部に接続され本体(51)外に配管された排水管である。
【0005】従来の食器洗浄機は上記のように構成さ
れ、食器(58)は下かご(57)及び上かご(59)に収納され、
内槽(53)内にセットされる。その後、給水弁(52)を開い
て内槽(53)内に水道水を注入し、洗剤を混入してポンプ
(62)を駆動する。これで、ポンプ(62)で吸引された洗浄
水は、吐水管(64)を介して吐出され、噴射ノズル(55)か
ら上方へ噴射し、その反動で回転しながら下かご(57)内
の食器(58)を洗浄する。同様にタワーノズル(56)も洗浄
水を噴射して回転し、上かご(59)内の食器(58)を洗浄す
る。
【0006】このようにして、食器(58)を洗浄した洗浄
水は内槽(53)内を落下して凹所(60)内に流入する。そし
て、残菜フィルタ(61)により洗浄にされてポンプ(62)に
吸い込まれ、再び吐出管(64)から噴射ノズル(55)及びタ
ワーノズル(56)に供給され、洗浄水は循環して洗浄動作
を繰り返す。そして、洗剤による洗浄が終了すると、汚
濁水は排水管(65)を通して排水される。
【0007】その後、再度給水弁(52)により新鮮な水を
供給し、洗浄時と同様に、噴射ノズル(55)及びタワーノ
ズル(56)から噴射させてすすぎ洗いをする。すすぎ洗い
が終了すると、再び排水する。そして、最後に送風機
(図示しない)により食器(58)に送風し、食器(58)を乾
燥させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の食
器洗浄機では、給水弁(52)を介して水道水を注入して洗
浄するようにしているが、洗浄水の温度は管理されてい
ないため、寒冷時には洗浄水が凍結し、ポンプ(62)等を
破損することがあるという問題点がある。
【0009】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、洗浄水の凍結を防止し、洗浄機構の破損
を防止できるようにした洗浄装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る洗浄装置は、被洗浄物を洗浄する洗浄水として水源か
ら供給される新鮮水を用い、これを洗浄空間に噴射する
ノズルを有する洗浄装置において、洗浄水の温度を検知
する温度センサを設け、検知された温度が所定値以下に
なると洗浄水の断続噴出を指令する凍結防止制御手段を
備えたものである。
【0011】また、第2発明に係る洗浄装置は、第1の
発明のものにおいて、凍結防止制御手段を、検知温度に
対応して洗浄水の噴出の断続時間を設定するように構成
したものである。
【0012】また、第3発明に係る洗浄装置は、被洗浄
物を洗浄する洗浄水として水源から供給される新鮮水を
用い、これを洗浄空間に噴出するノズルを有する洗浄装
置において、洗浄水の温度を検知する温度センサと、洗
浄水を加温する加温機構とを設け、検知温度が所定値以
下になると、この検知温度に対応する時間、加温機構を
動作させる凍結防止制御手段を備えたものである。
【0013】
【作用】この発明の第1発明においては、洗浄水の温度
が所定値以下になると、洗浄水を断続噴出させ、第2発
明においては、洗浄水の温度に対応して断続時間を設定
するようにしたため、休止時にも洗浄水流が生じる。
【0014】また、第3発明においては、洗浄水の温度
が所定値以下になると、洗浄水の温度に対応する時間、
洗浄水を加温するようにしたため、洗浄水温が低いとき
は長時間、高いときは短時間加温できる。
【0015】
【実施例】
実施例1.図1〜図8はこの発明の第1及び第2発明の
一実施例を示す図で、図1は食器洗浄機の内部透視斜視
図、図2は内槽及び外槽部分の一部破断斜視図、図3は
図2の横断面図、図4は図2の縦断面図、図5は循環噴
霧流を示す内槽及び外槽部分の縦断面図、図6は洗浄状
態を示す内槽及び外槽部分の縦断面図、図7は主ノズル
及び副ノズルの動作説明図、図8は凍結防止制御装置を
示す図であり、図中同一符号は同一部分を示す。
【0016】図1〜図7において、(1)は食器洗浄機の
本体、(2)は本体(1)の上部に形成された開口部、(3)は
一縁部が本体(1)の上面に枢着され開口部(2)を開閉する
折畳み式のふた、(4)は本体(1)内に収納され内部に洗浄
空間(5)が形成された内槽、(6)は内槽(4)の外側に設け
られた外槽で、内槽(4)との間に噴霧流路(7)が形成され
ており、底面隅部は曲面部(6a)が形成されている。
【0017】内槽(4)にはその底部に噴霧流路(7)に連通
する吸込み口(4a)が設けられ、内壁には吹出し口として
の窓穴(4b)が設けられ、窓穴(4b)には下方へ傾斜する整
流板(4c)が設けられている。また、内槽(4)の内壁の一
方には下方へ傾斜するフィン(4d)が突出しており、内壁
の他方には後述する空気用ノズル(14)を遊嵌する切欠き
(4e)が形成されている。また、内壁の上部には後述する
センサの光線及び洗浄水流を通過させる穴(4f)が設けら
れている。(8)は内槽(4)と外槽(6)の上縁部を閉塞する
とともに、開口部(2)を形成する上板である。
【0018】(9)は外槽(6)内面の一側に装着された主ノ
ズルで、内槽(4)に設けられた穴(4f)を通して、洗浄空
間(5)に手で保持された食器類(10)に水膜状の洗浄水(1
1)を噴射する。(12)は主ノズル(9)の上方に配置された
同様の副ノズル、(13)は外槽(6)内面の他側に装着され
主ノズル(9)及び副ノズル(12)と対向して設けられた糸
底用ノズル、(14)は内槽(4)の切欠き(4e)を介して洗浄
空間(5)に突出し水切り用の空気を吹き出す空気用ノズ
ル、
【0019】(15)(15)は互いに対向して外槽(6)に設け
られ穴(4f)を通じて内槽(4)を横切る光線を発光及び受
光し、この光線を遮る物体を検知する洗浄センサ、(16)
(16)は水切りセンサである。そして、洗浄センサ(15)(1
5)は開口部(2)の一側寄りに配置され、水切りセンサ(1
6)(16)は同じく他側寄りに配置されている。
【0020】(17)は本体(1)内に設置され水道管等の新
鮮水を貯留する貯水タンクで、その内壁には水面の揺動
を抑制する凹凸からなる波返し(図示しない)が形成さ
れている。(18)は本体(1)の底面に設置され前面に対し
て低く傾斜したベース、(19)はベース(18)上に設置され
吸込み側が貯水タンク(17)と配管接続され、吐出側が各
ノズル(9)(12)(13)に配管接続された加圧用ポンプ、(2
0)はベース(18)上に設置され吐出側が空気用ノズル(14)
にホースで接続され空気を圧送する送風機、(21)は貯水
タンク(17)の取水口付近に設けられた温度センサであ
る。温度センサ(21)は貯水タンク(17)内の洗浄水(11)か
ら直接温度検出してもよいし、貯水タンク(17)内の空気
の温度を検出して洗浄水(11)の温度を推定するようにし
てもよく、また、貯水タンク(17)の更に上流の水道管の
温度を検出してもよい。
【0021】図8(A)において、(25)は温度センサ(21)
を有する制御装置で、洗浄機構(26)が接続されている。
ここに、洗浄機構(26)は加圧用ポンプ(19)を主要部とす
るものである。
【0022】次に、この実施例の全般的な動作を説明す
る。洗浄装置の非使用時は、ふた(3)により開口部(2)は
閉塞されており、食器類(10)の落下を防止するととも
に、台所の作業スペースを拡大する。使用時には、図1
に示すように、ふた(3)を開いて二つ折りにして立て、
洗浄時に食器類(10)に衝突して跳ねた水が飛散するのを
防止する。なお、ふた(3)を図1の位置から更に外側に
倒せば清掃がしやすくなる。
【0023】さて、ふた(3)により開放された開口部(2)
から洗浄空間(5)に、手で保持した食器類(10)を入れて
洗浄が開始される。まず、食器類(10)を開口部(2)の手
前から洗浄空間(5)に挿入して、洗浄センサ(15)の光線
を遮ると、洗浄センサ(15)が動作して加圧用ポンプ(19)
が駆動される。これで、洗浄水は食器類(10)に付着した
汚れを落とし得る水勢にまで加圧され、主ノズル(9)、
副ノズル(12)及び糸底用ノズル(13)から噴射される。
【0024】主ノズル(9)からの洗浄水(11)は図5及び
図6に示すように、食器類(10)及び内槽(4)に衝突して
噴霧を発生する。この噴霧は洗浄水(11)の持つ運動エネ
ルギーにより、吸込み口(4a)へ誘導される。この際、吸
込み口(4a)の流路面積は他の流路部分よりも広く設定さ
れており、かつ外槽(6)の隅部の曲面部(6a)が設けられ
ていることにより、噴霧は効率よく捕集される。捕集さ
れた噴霧は噴霧流路(7)を上昇し、洗浄水(11)が食器類
(10)に衝突する位置よりも上方に設けられた窓穴(4b)
で、整流板(4c)によって整流され、安定して洗浄空間
(5)内へ噴出される。
【0025】その結果、洗浄空間(5)内に発生した噴霧
は、安定して洗浄空間(5)から噴霧流路(7)内へ誘導さ
れ、噴霧流路(7)壁面に付着し、空気流だけが循環し、
噴霧の洗浄空間(5)外への流出は減少する。フィン(4d)
は洗浄水(11)が内槽(4)に衝突する位置よりも上方に設
けられているため、上記衝突により飛散する水が飛び跳
ねるのを抑制する。また、窓穴(4b)は内槽(4)の上方に
設けてあるが、内槽(4)の内壁に噴霧流路(7)に連通する
窓穴を追加してもよく、飛散した水を噴霧流路(7)へ逃
がすことが可能となる。
【0026】副ノズル(12)及び糸底用ノズル(13)は、加
圧用ポンプ(19)との間に設けられたオリフィス(図示し
ない)により、主ノズル(9)よりも低圧の噴流を噴出す
る。副ノズル(12)からの噴流(23)は、図7に示すように
主ノズル(9)からの高圧の洗浄水(11)よりも上方にあ
り、主ノズル(9)からの洗浄水(11)が水膜状であること
により、食器類(10)に衝突して飛散しようとする水を遮
蔽し、開口部(2)から外部へ水が飛散するのを防止す
る。
【0027】同時に、副ノズル(12)からの噴流(23)は、
主ノズル(9)からの洗浄水(11)よりも上方で食器類(10)
に衝突し、エネルギーを失った噴流(23)は下方に落下す
る。主ノズル(9)からの洗浄水(11)は食器類(10)に衝突
して飛び跳ねるが、上記落下する水流が抑制するため、
開口部(2)から外部への水の飛散を防止する。
【0028】また、茶わん類は糸底用ノズル(13)からの
洗浄水により、主ノズル(9)による茶わんの内側の洗浄
と同時に、糸底側を洗浄することができる。このとき、
糸底用ノズル(13)からの洗浄水の水圧は、衝突による飛
び跳ねが発生しない程度まで下げられている。
【0029】このようにして、食器類(10)の洗浄が終わ
ると、食器類(10)を保持したまま水平方向へ移動させ、
水切りセンサ(16)の光線を遮ると、水切りセンサ(16)が
動作し、送風機(20)が駆動される。これで、送風機(20)
は空気を圧送し、空気ノズル(14)から空気が吹き出され
て、食器類(10)に付着した水滴を吹き飛ばして乾燥す
る。これで、洗浄及び乾燥作業は終了する。
【0030】次に、凍結防止制御動作を図8(B)を参照
して説明する。今、洗浄装置は非使用状態であるとす
る。ステップ(31)では、温度センサ(21)で水道から供給
される洗浄水の温度を検出する。そして、ステップ(32)
で洗浄水の温度が所定温度(凍結の可能性のある低温
度)以下かを判断する。所定温度を超えていればステッ
プ(33)へ進み、洗浄機構(26)は停止状態を保つ。
【0031】洗浄水の温度が所定温度以下になると、ス
テップ(34)へ進み、検出温度によって断続動作時間(オ
ン/オフ時間)を決定し、ステップ(35)(凍結防止制御
手段)でこの断続動作時間に従って洗浄機構(26)をオン
/オフ動作させる。したがって、休止時にも洗浄水流が
発生し、効率よく凍結が防止される。
【0032】実施例2.実施例1では、洗浄水の温度に
よって断続動作時間を決定するようにしたが、これを温
度に関係なく一定の断続動作時間で洗浄機構(26)をオン
/オフ動作させても十分有用なものとなり、構成を簡単
にすることが可能となる。
【0033】実施例3.図9及び図10はこの発明の第
3発明の一実施例を示す図で、図9は図1の部分図、図
10は凍結防止制御装置を示す図である。図9及び図1
0(A)において、(41)は加圧用ポンプ(19)のハウジング
部に設けられた洗浄水を加温するヒータからなる加温機
構、(42)は加温温度を調整する温度調整手段である。
【0034】次に、この実施例の動作を図10(B)を参
照して説明する。既述のとおり、ステップ(32)で洗浄水
の温度が所定温度以下かを判断し、所定温度を超えてい
れば、ステップ(45)へ進み、加温機構(41)は停止状態を
保つ。洗浄水の温度が所定温度以下になると、ステップ
(46)へ進み、検出温度に対応した加温時間を決定し、ス
テップ(47)でこの加温時間だけ加温機構(41)をオンさせ
る。これで、洗浄水温が低いときは長時間、高いときは
短時間加温でき、効率よく凍結が防止される。
【0035】実施例4.実施例3では、洗浄水の温度に
対応して加温時間を決定するようにしたが、これを検出
温度に関係なく一定時間又は連続して加温機構(41)をオ
ンするようにしても十分有用なものとなり、構成を簡単
にすることが可能となる。
【0036】実施例5.図11はこの発明の第1〜第3
発明の他の実施例を示す凍結防止制御装置を示す図であ
る。図11(A)において、(47)は洗浄水の流量を調整す
る流量調整手段である。
【0037】次に、この実施例の動作を図11(B)を参
照して説明する。既述のとおり、ステップ(32)で洗浄水
の温度が所定温度以下かを判断し、所定温度を超えてい
れば、ステップ(33)へ進み、洗浄機構(26)は停止状態を
保つ。洗浄水の温度が所定温度以下になると、ステップ
(51)へ進み、検出温度に対応する洗浄水流量を決定し、
ステップ(52)でこの流量で洗浄機構(26)を動作させる。
したがって、洗浄水はそのときの温度に対応した流量で
供給され、効率よく凍結が防止される。
【0038】実施例6.図12はこの発明の第1〜第3
発明の他の実施例を示す凍結防止制御装置を示す図であ
る。なお、図12(A)は図11(A)と同様である。次に、
この実施例の動作を図12(B)を参照して説明する。既
述のとおり、ステップ(32)で洗浄水の温度が所定温度以
下かを判断し、所定温度を超えていれば、ステップ(33)
へ進み、洗浄機構は停止状態を保つ。洗浄水の温度が所
定温度以下になると、ステップ(54)へ進み、洗浄水の流
量を通常よりも少に調整し、ステップ(52)で洗浄機構(2
6)をオンにする。これで、休止時にも少量の洗浄水流が
発生し、凍結が防止でき、かつ通常動作よりも節水にな
る。
【0039】実施例7.実施例6では、凍結防止時洗浄
水の流量を抑制して節水を図るようにしたが、これを通
常の流量で流すようにしても、凍結防止上は十分有用な
ものとなる。
【0040】実施例8.図13はこの発明の第1〜第3
発明の他の実施例を示す凍結防止制御装置を示す図であ
る。図13(A)において、(57)は表示灯、ブザー等から
なる報知手段である。
【0041】次に、この実施例の動作を図13(B)を参
照して説明する。既述のとおり、ステップ(32)で洗浄水
の温度が所定温度以下かを判断し、所定温度を超えてい
れば、ステップ(58)へ進み、報知動作を解除し、ステッ
プ(33)で洗浄機構(26)は停止状態を保つ。したがって、
報知手段(57)は動作しない。洗浄水の温度が所定温度以
下になると、ステップ(59)へ進み、報知手段(57)を動作
させ、ステップ(52)で洗浄機構(26)をオンにする。
【0042】このようにして、洗浄水の凍結が防止され
るとともに、休止中に洗浄機構(26)が動作している理由
を使用者に知らせることができる。また、温度センサ(2
1)で検出した洗浄水の温度を、表示手段で表示すること
も容易にでき、使用者に洗浄水の温度を知らせることが
できる。
【0043】上記各実施例では、食器類(10)を洗浄する
ものとして説明したが、これに限るものではなく、例え
ば換気扇のフィルタ等の洗浄にも使用できる。また、工
業分野として、プレス加工品の脱脂、切削加工粉の除去
等の洗浄装置として広く適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1発
明では、洗浄水の温度が所定値以下になると、洗浄水を
断続噴出させるようにしたので、休止時にも洗浄水流が
生じ、洗浄水の凍結を防止でき、洗浄機構の破損を防止
できる効果がある。
【0045】また、第2発明では、洗浄水の温度が所定
値以下になると、洗浄水を断続噴出させ、洗浄水の温度
に従って断続時間を設定するようにしたので、効率よく
凍結を防止できる効果がある。
【0046】また、第3発明では、洗浄水の温度が所定
値以下になると、洗浄水の温度に対応する時間、洗浄水
を加温するようにしたので、洗浄水温が低いときは長時
間、高いときは短時間加温でき、効率よく凍結を防止で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す食器洗浄機の内部透
視斜視図。
【図2】図1の内槽及び外槽部分の一部破断斜視図。
【図3】図2の横断面図。
【図4】図2の縦断面図。
【図5】この発明の実施例1による循環噴霧流を示す内
槽及び外槽部分の縦断面図。
【図6】この発明の実施例1による洗浄状態を示す内槽
及び外槽部分の縦断面図。
【図7】この発明の実施例1による主ノズル及び副ノズ
ルの動作説明図。
【図8】この発明の実施例1を示す凍結防止制御装置を
示す図で、(A)はブロック線図、(B)は動作フローチャー
ト。
【図9】この発明の実施例3を示す図で、図1の部分
図。
【図10】この発明の実施例3を示す凍結防止制御装置
を示す図で、(A)はブロック線図、(B)は動作フローチャ
ート。
【図11】この発明の実施例5を示す凍結防止制御装置
を示す図で、(A)はブロック線図、(B)は動作フローチャ
ート。
【図12】この発明の実施例6を示す凍結防止制御装置
を示す図で、(A)はブロック線図、(B)は動作フローチャ
ート。
【図13】この発明の実施例8を示す凍結防止制御装置
を示す図で、(A)はブロック線図、(B)は動作フローチャ
ート。
【図14】従来の食器洗浄機を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 開口部 4 内槽 5 洗浄空間 6 外槽 9 主ノズル 10 被洗浄物(食器類) 11 洗浄水 19 加圧用ポンプ 21 温度センサ 25 制御装置 26 洗浄機構 41 加温機構 42 温度調整手段 47 流量調整手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を出し入れできる開口と、この
    開口に連通する洗浄空間と、上記被洗浄物を洗浄する新
    鮮水を洗浄水として供給する貯水タンクと、上記洗浄水
    を上記洗浄空間内に噴出するノズルとを設けたものにお
    いて、上記洗浄水の温度を検知する温度センサを設け、
    上記検知された温度が所定値以下になると上記洗浄水の
    断続噴出を指令する凍結防止制御手段を備えたことを特
    徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 凍結防止制御手段を、検知温度に対応し
    て洗浄水の噴出の断続時間を設定するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 被洗浄物を出し入れできる開口と、この
    開口に連通する洗浄空間と、上記被洗浄物を洗浄する新
    鮮水を洗浄水として供給する貯水タンクと、上記洗浄水
    を上記洗浄空間内に噴出するノズルとを設けたものにお
    いて、上記洗浄水の温度を検知する温度センサと、上記
    洗浄水を加温する加温機構とを設け、上記検知温度が所
    定値以下になるとこの検知温度に対応する時間上記加温
    機構を動作させる凍結防止制御手段を備えたことを特徴
    とする洗浄装置。
JP6535794A 1994-04-04 1994-04-04 洗浄装置 Pending JPH07265252A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6535794A JPH07265252A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 洗浄装置

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JP6535794A JPH07265252A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 洗浄装置

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