JPH0726187Y2 - サンルーフ制御回路 - Google Patents

サンルーフ制御回路

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JPH0726187Y2
JPH0726187Y2 JP1989087941U JP8794189U JPH0726187Y2 JP H0726187 Y2 JPH0726187 Y2 JP H0726187Y2 JP 1989087941 U JP1989087941 U JP 1989087941U JP 8794189 U JP8794189 U JP 8794189U JP H0726187 Y2 JPH0726187 Y2 JP H0726187Y2
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JP
Japan
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motor
sunroof
switch
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fully closed
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亘 望月
憙弘 竹本
一雅 千明
仁 鈴木
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株式会社三ツ葉電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 〈産業上の利用分野〉 本考案は、サンルーフ制御回路に関し、特に全閉位置を
正確に位置決めするためのサンルーフ制御回路に関す
る。
〈従来の技術〉 開閉動作が可能なサンルーフに於て、閉動作時に異物を
挟み込んだ場合等に速かに止めるべく、例えばモータの
回転に同期するパルスを検出して、そのパルスの周期が
長くなったことによりモータの負荷が増大したものと判
断して、モータを停止させるようにしたものがある。
ところで、全閉状態では、雨漏り等を防止するべくサン
ルーフパネルを充分に大きな圧接力をもって開口部の内
縁部に密着させる必要があるが、一般に上記した異物を
挟み込んだ場合等に於ける停止のための負荷のレベルで
は、充分な圧接力を確保することができず、別個に制御
している。例えば、全閉位置近傍を検出するためのリミ
ットスイッチと、全閉位置を検出するためのリミットス
イッチとを配置して、全閉動作時に近傍検出リミットス
イッチが作動した後には、上記した負荷の増大による停
止動作を無視するようにして、サンルーフパネルが全閉
位置に達して負荷が大きく増大してもモータを駆動し続
け、全閉位置検出リミットスイッチが作動した時にモー
タを停止させている。従って、サンルーフパネルを開口
部の内縁部に充分に大きな圧接力をもって密着させるこ
とができる。しかしながら、上記制御回路によると、リ
ミットスイッチを2個設ける必要があるため部品点数が
多くなるという問題があるばかりでなく、全閉位置検出
リミットスイッチの位置決めを高精度に行わなければ充
分なかつ適切な圧接力を確保することができないため、
位置決め作業が煩雑化するという問題があった。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的
は、部品点数を少なくし得ると共に、全閉位置の高精度
な位置決めを容易に行うことができるサンルーフ制御回
路を提供することにある。
[考案の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、開閉動作可能なサ
ンルーフのための制御回路であって、前記開閉動作を行
わせるためのモータを駆動する回路と、閉方向動作時に
全閉位置近傍の所定の開度に達した時に作動する所定開
度検出スイッチと、前記所定開度検出スイッチの作動信
号が入力された時点からの前記閉方向動作の変位量を測
定する手段と、前記所定開度検出スイッチの作動信号入
力後の前記測定手段により測定した変位量が所定値に達
した際に、前記駆動回路の作動を停止させる制御手段と
を有することを特徴とするサンルーフ制御回路を提供す
ることにより達成される。
〈作用〉 このように、全閉動作時に於て、所定の開度位置からの
変位量の測定値が所定値に達した際に全閉位置に達した
ものと判断してモータの駆動を停止することから、全閉
位置検出用スイッチを配置する必要がなく、部品点数を
減らすことができると共に、所定値を変えることにより
所定開度検出スイッチからの変位量を変えることがで
き、容易に全閉位置に高精度に停止させることができ
る。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は、本考案が適用された自動車用サンルーフの概
要を模式的に示す説明図である。第1図に於て、車輌の
屋根1に設けられた開口部2を開閉可能なサンルーフパ
ネル3が、モータ4により駆動されて開閉動作し得るよ
うにされている。モータ4には、変位量測定手段として
のモータ4の回転に同期するパルスを発生するためのパ
ルス発生器5が設けられており、パルス発生器5からの
パルス信号が後記するコントローラ6に出力されてい
る。また、サンルーフパネル3に設けられたドグ7によ
り選択的に作動するようにされた例えばリミットスイッ
チからなる所定開度検出スイッチ8が、全閉位置近傍に
配置されている。この所定開度検出スイッチ8は、全閉
動作時に於て、開口部2の内縁部の手前に所定の距離a
をおいた位置にサンルーフパネル3の前縁が達した時で
ある所定開度に達した時に作動するようにされている。
第2図には、本発明に基づくサンルーフ制御回路のコン
トローラ6の要部が示されている。このコントローラ6
は、モータ4を駆動するための駆動回路9と、手動オー
プンスイッチ10及び自動オープンスイッチ11、手動クロ
ーズスイッチ12及び自動クローズスイッチ13の操作に応
じて駆動回路9を選択的に作動させるための制御手段と
してのCPU14とが設けられている。コントローラ6内に
於て、図示されない車載バッテリから供給される正の電
圧が、各電源端子Vを介してCPU14及び駆動回路9に供
給される。
各スイッチ10〜13は、通常開接点であり、手動オープン
スイッチの一端が接地され、その他端がCPU14の入力端
子I2に接続されていると共に、自動オープンスイッチ11
を介してCPU14の入力端子I1に接続されている。尚、自
動オープンスイッチ11及び端子I1の間と手動オープンス
イッチ10及び端子I2の間とがそれぞれ抵抗R1と抵抗R2と
を介して電源端子Vに接続されている。手動クローズス
イッチ12及び自動クローズスイッチ13と、電源端子Vに
接続された各抵抗R4及びR3とが、上記と同様の構成にし
てCPU14の各入力端子I4及びI3に接続されている。
手動オープンスイッチ10は、自動オープンスイッチ11が
操作された時にも連動して作動状態になるようにされて
おり、手動オープンスイッチ10が操作された時には入力
端子I2のみに低レベル信号が入力され、自動オープンス
イッチ11が操作された時には両入力端子I1、I2に共に低
レベル信号が入力される。このようにして、各スイッチ
10、11の操作状態を判別することができる。尚、各クロ
ーズスイッチ12、13の場合も同様である。
CPU14の正転駆動用出力端子O1が、アンプAP1を介してリ
レーRL1のソレノイドの一端に接続され、そのソレノイ
ドの他端が電源端子Vに接続されている。リレーRL1の
接点通常開端子が電源端子Vに接続されていると共に、
その通常閉端子が接地され、そのコモン端子がモータ2
の一端に接続されている。CPU14の逆転駆動用端子O2に
は、上記と同様に構成されたアンプAP2及びリレーRL2が
接続されており、リレーRL2のコモン端子がモータ4の
他端に接続されている。
前記したパルス発生器9は、モータ2の回転に伴ってオ
ン・オフを繰り返すようにされた接点型であり、その接
点の一端が、CPU14の入力端子I5に接続されていると共
に抵抗R5を介して電源端子Vにも接続されており、その
接点の他端が接地されている。また、一端を接地された
前記した所定開度検出スイッチ8の他端が、CPU14の入
力端子I6に接続されていると共に抵抗R6を介して電源端
子Vにも接続されている。この所定開度検出スイッチ8
は、例えば通常閉接点であり、全閉時には開となるよう
にされている。
このようにして構成されたサンルーフ制御回路では、全
閉動作時に於て、前記したように開口部2の内縁部の手
前に距離aをおいた位置にサンルーフパネル3の前縁が
達した時である所定開度位置に達した時には、第3図に
示されるように、所定開度検出スイッチ8からの作動信
号としての開信号がCPU14に入力される。すると、CPU14
に於て、上記作動信号が入力された時からパルス発生器
5のパルスをカウント開始し、そのカウント数が、所定
の距離aをサンルーフパネル3が移動した距離に相当す
る所定値であるパルス数nに達した時に、モータ4を停
止するべく、出力端子O2からの駆動信号を停止する。
尚、例えば、通常の開閉動作中に異物を挟み込んだ場合
等には、負荷が増大してモータ4の回転速度が遅くなっ
てパルス周期が長くなるため、予め設定された周期の長
さのパルス周期が達した時に、負荷が所定以上増大した
と判断して、モータ駆動信号を停止するようにされてい
る。このときの負荷の設定値の大きさは、例えば手等を
挟んだ際に強い圧迫力を感じない程度であると良いが、
全閉時には、雨漏り等を防止するべく極めて大きな圧接
力をもって全閉状態にすることが望ましい。
本考案によれば、前記したように、全閉動作時に所定開
度検出スイッチ8が作動した後には、パルスの周期が長
くなっても負荷が増大したと判断する回路を無視して、
パルスのカウント値がn個に達するまでモータ4を駆動
するようにしている。そして、パルスのカウント値がn
個に達した時にモータ4を停止するため、nの値を適切
に定めることにより、極めて容易に比較的大きな圧接力
をもってサンルーフパネル3を開口部2に密着させるこ
とができる。このnの値はCPU14にて任意に設定できる
ため、組立て調整時に、圧接力を監視しつつ図示されな
い外部入力装置を介して、nの値を適切に設定すること
ができる。従って、全閉位置の調整を容易に行うことが
できる。
[考案の効果] このように本考案によれば、全閉時に於て、所定開度か
らの変位量の測定値が所定値に達した際に全閉位置に達
したと判断してモータを停止することから、測定区間が
僅かであって誤差を小さくすることができ、所定値を適
切に定めることにより全閉位置を正確にかつ容易に位置
決めすることができ、調整の作業性を向上し得る。ま
た、位置検出スイッチを複数用いる必要が無く、部品点
数を減少し得るため、組立て作業性を向上し得る。更
に、閉方向動作の変位量を測定するので、バッテリの電
圧変化などによりモータに回転速度変化が生じても、確
実にサンルーフパネルを閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案が適用された自動車用サンルーフの動
作の概要を示す模式的説明図である。 第2図は、本考案に基づくサンルーフ制御回路の要部回
路図である。 第3図は、本考案が適用されたサンルーフの全閉時に於
ける動作を示すタイムチャートである。 1……屋根、2……開口部 3……サンルーフパネル、4……モータ 5……パネル発生器、6……コントローラ 7……ドグ、8……所定開度検出スイッチ 9……駆動回路 10……手動オープンスイッチ 11……自動オープンスイッチ 12……手動クローズスイッチ 13……自動クローズスイッチ 14……CPU
フロントページの続き (72)考案者 鈴木 仁 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−296081(JP,A) 実開 昭60−129481(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉動作可能なサンルーフのための制御回
    路であって、 前記開閉動作を行わせるためのモータを駆動する回路
    と、閉方向動作時に全閉位置近傍の所定の開度に達した
    時に作動する所定開度検出スイッチと、前記所定開度検
    出スイッチの作動信号が入力された時点からの前記閉方
    向動作の変位量を測定する手段と、前記所定開度検出ス
    イッチの作動信号入力後の前記測定手段により測定した
    変位量が所定値に達した際に、前記駆動回路の作動を停
    止させる制御手段とを有することを特徴とするサンルー
    フ制御回路。
JP1989087941U 1989-07-26 1989-07-26 サンルーフ制御回路 Expired - Fee Related JPH0726187Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60129481U (ja) * 1984-02-06 1985-08-30 ダイキョー・ベバスト株式会社 天井窓の自動開閉装置
JPH0658029B2 (ja) * 1986-06-13 1994-08-03 日本電装株式会社 車両用窓の開閉制御装置

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