JPH0726118B2 - 漂白剤組成物 - Google Patents

漂白剤組成物

Info

Publication number
JPH0726118B2
JPH0726118B2 JP62270377A JP27037787A JPH0726118B2 JP H0726118 B2 JPH0726118 B2 JP H0726118B2 JP 62270377 A JP62270377 A JP 62270377A JP 27037787 A JP27037787 A JP 27037787A JP H0726118 B2 JPH0726118 B2 JP H0726118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bleaching
dye
water
coloring composition
oxygen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62270377A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01113500A (ja
Inventor
洋 菅原
健二 横井
茂 坂本
啓二 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Original Assignee
Lion Corp
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp, Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd filed Critical Lion Corp
Priority to JP62270377A priority Critical patent/JPH0726118B2/ja
Publication of JPH01113500A publication Critical patent/JPH01113500A/ja
Publication of JPH0726118B2 publication Critical patent/JPH0726118B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な漂白剤組成物に関し、特に粒状着色組成
物を含有する酸素系漂白剤組成物に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、漂白剤としては塩素系漂白剤と酸素系漂白剤が知
られているが、前者は塩素臭を有するが故に近年は酸素
系漂白剤が広く使用されるようになってきている。
これら酸素系漂白剤は過炭酸ソーダ、過硼酸ソーダ等の
漂白剤を主成分とする白色の顆粒物であり、これらの酸
素系漂白剤の商品イメージの向上や白色衣類に対するブ
ルーイング効果を付与する目的で、白色の漂白剤顆粒物
中に青色系粒状着色組成物を少量添加したものが上市さ
れている。
この青色系着色顆粒状添加剤が白色の漂白剤顆粒物中に
添加されない場合には、この漂白剤顆粒物はただ単に白
色の無臭粉末であり、家庭内で一般的に使用する砂糖、
食塩、片栗粉、小麦粉、洗剤等と判別することが困難な
状況も生ずる。
又、幼児や子供のいる家庭にあっては白色の漂白剤と食
品とを間違え易く、誤って口に入れたりする危険性もあ
る。このような場合、着色顆粒物が少量添加されていれ
ば簡単に見分けがつき、未然に事故を防止することが可
能となる。
本発明者等は、以前に特公昭56−35718号公報におい
て、青色系顔料及び芳香族スルホン酸基或いはそのアル
カリ金属塩基を有する界面活性剤からなる漂白剤用粒状
添加剤及びそれを含む漂白剤組成物を提案した。しかし
ながらこの様な少量の着色顆粒物を含有する漂白剤組成
物を使用し、布類を洗浄漂白する場合には、使用方法に
より青色顔料が布類に染着し、乾燥後の布類に青色の斑
点が生ずる危険性が少なからずあった。又、概して、被
漂白織布は白色無地のものが多く、青色顔料が少しでも
布に染着すると一層汚染が目立つ欠点も有していた。特
に洗面器等に少量の水を入れ衣類を浸し、上から着色顆
粒物を含有する漂白剤をふりかけ、かきまぜずにそのま
ま放置する場合、どのような顔料を使用しても、織布の
織目や編目の中へ顔料粒子が深く浸透付着し、水洗いを
充分行っても斑点状の汚染が認められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は上記の如き欠点を解決すべく鋭意研究の結
果、特定の染料を使用してなる粒状着色組成物と酸素系
漂白剤顆粒物とを固体状態で混合し、且つ保存する場合
には、粒状着色組成物が長期間にわたって鮮やかな色を
保持するが、衣類等を漂白する場合には、その漂白剤水
溶液中で粒状着色組成物が溶解し、更に漂白剤の酸化作
用により粒状着色組成物中の染料が直ちに分解褪色し、
織布に対する着色汚染が排除できる事を見い出し本発明
を完成した。
すなわち、本発明は、酸素系漂白剤水溶液中で分解褪色
する水溶性染料及び水溶性バインダーを主成分としてな
る粒状着色組成物と酸素系漂白剤とからなる漂白剤組成
物である。
(作用) 本発明が完成に至った最も重要なる知見は、従来公知の
染料の中で、トリフェニルメタン系染料、キサンテン系
染料或いはその他の特定の構造を有する染料を含有して
なる粒状着色組成物が、酸素系漂白剤水溶液中で均一に
溶解し、衣類の繊維に付着する前にこれら染料を容易に
分解脱色し、織布への汚染を防止するが、酸素系漂白剤
顆粒物と上記の粒状着色組成物を固体状で均一に混合し
た状態では、水が存在しないため分解反応が起こらず、
長期に安定した着色状態を保持するという技術的知見で
ある。
これに対し、従来の顔料を用いた場合には、これを水に
加えると漂白洗浄液中で局部的に顔料の濃度が高くな
り、しかも、顔料は不溶性で且つ染料に比べ耐酸化性を
有しているため、顔料はそのまま残り、繊維間に顔料粒
子が浸透し物理的に染着する場合があった。これに対し
て本発明において特定の水溶性染料を用いた場合におい
ては、染料が漂白剤水溶液中に溶解拡散し、更に酸化脱
色性を有するため、染料が漂白剤によって容易に脱色さ
れ、従来技術のような被漂白織布の汚染の危険性は排除
できる。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説明
する。
本発明において使用される染料は酸素系漂白剤の水溶液
中で分解褪色する染料であればいずれの染料も使用でき
る。
本発明で好適に使用できる染料とは、過炭酸ナトリウム
の1重量%水溶液を調製し、この中に染料を0.1重量%
の濃度に溶解し、25℃で撹拌しながらその褪色の状態を
観察し、約12時間後に殆ど染料の色相が知覚できなくな
るものを意味している。これに対して約12時間後であっ
ても色相が明瞭に知覚できる染料は、漂白処理時に被漂
白物である各種織布を汚染するものであった。例えば、
好ましい染料としては、 C.I.アシッドバイオレット15、43、49、 C.I.アシッドブルー1、7、9、15、22、83、90、93、
100、103、104、 C.I.アシッドグリーン3、9、16、 C.I.ベーシックバイオレット1、3、14、 C.I.ベーシックブルー1、5、7、19、26、 C.I.ベーシックグリーン1、4、 C.I.モルダントバイオレット1、 C.I.モルダントブルー1、29、47、 C.I.ダイレクトブルー41のようなトリフェニルメタン系
水溶性染料; C.I.アシッドレッド51、52、87、92、94、 C.I.ベーシックレッド1、 C.I.ベーシックバイオレット10、 C.I.モルダントレッド27のようなキサンテン系染料; C.I.アシッドブルー74、 C.I.アシッドバイオレット43、 C.I.モルダントブルー13等が挙げられる。これら染料は
1種或いは2種以上組合せて用いることができる。
これらの染料の使用量は、本発明で使用する粒状着色組
成物100重量部中で、一般的には0.0005重量%乃至5重
量%を占める範囲が良く、好ましくは0.001重量%乃至
0.5重量%を占める範囲が良い。染料の量が多すぎると
染料の発色性が悪く鮮明な色が得られない。
本発明で使用される水溶性バインダーは、酸素系漂白剤
に加えられた時の酸化性雰囲気中における染料の保護層
として働くばかりでなく、粒状着色組成物を製造する際
のバインダー、流動化剤及び分散剤等としての機能も併
せて発揮する。
本発明で使用される水溶性バインダーとしては、水溶性
であり、且つ水を含んだときに粘着性を有するポリマー
や他の比較的高分子量の材料であればいずれの材料でも
よく、例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、アルギン酸ソーダ、グアーガム、アラ
ビアゴム、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン、キチン、
キトサン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレンオキシ
プロピレンコポリマー、ポリビニルピロリドン等のよう
な水溶性高分子、プロピル化ナフタレンスルホネート、
ブチル化ナフタレンスルホネート、ナフタレンスルホネ
ートのホルムアルデヒド縮合物の如きナフタレンスルホ
ネート系界面活性剤、炭素数8乃至22の直鎖アルキルベ
ンゼンスルホネート、炭素数8乃至22のα−オレフィン
スルホネート、炭素数8乃至22のポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸エステル、炭素数8乃至22のアルキ
ルリン酸エステル塩の様なアニオン界面活性剤、炭素数
8乃至22のポリオキシエチレンアルキルエーテル、炭素
数8乃至22ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、炭素数8乃至22のソルビタン脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステルのようなノニオン界面活性剤が挙
げられる。これら水溶性高分子又は界面活性剤は単独或
いは併用して使用され、その1種又は2種以上組合せて
用いることができる。
これら水溶性バインダーの使用量は粒状着色組成物100
重量部中で0.1重量%乃至20重量%を占める範囲が好ま
しく、更に好ましくは0.5重量%乃至10重量%を占める
範囲である。
本発明においては、上記の二成分の外に基剤としての各
種水溶性塩、体質顔料、白色顔料等を用いることが好ま
しい。これらの基剤は、本発明の粒状着色組成物中の染
料濃度を適度に低下させて染料の発色性を良好にする目
的と、水溶性バインダーの性能をより良く発揮させる目
的が主目的であり、その他漂白剤との相関関係において
選択される。例えば、好ましいものとしてはトリポリリ
ン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、ゼ
オライト、タルク、酸化チタン等が挙げられる。これら
の基剤は本発明の粒状着色組成物100重量部中で好まし
くは約30乃至98重量%を占める範囲で使用することがで
きる。
本発明で使用する粒状着色組成物の主要成分は上記の通
りであるが、衣類への汚染が認められない程度に有彩色
顔料や他の染料を併用してもよい。又、本発明の目的及
び効果を妨げない程度において、従来公知の各種の添加
剤を配合する事ができる。これらの添加剤としては、酵
素、キレート化剤、防カビ剤、香料等が挙げられる。
次に上記の粒状着色組成物の製造方法について説明する
と、上記の各成分を均一して混合し、該混合物が可塑性
を有する程度の量の液体、好ましくは水を加え、その
後、通常の造粒方法、例えば、破砕造粒、解砕造粒、押
出造粒、回転造粒、噴霧造粒等の方法や粉末混合物に水
溶性バインダー溶液を噴霧する流動層造粒法等により適
当な程度に造粒される。好ましい粒度は被添加物である
漂白剤の形状、粒度によって変化するが、通常は8乃至
60メッシュ程度、好ましくは約12乃至28メッシュの範囲
が最も一般的である。
以上の如くして得られた粒状着色組成物は各種の酸素系
漂白剤に添加されるが、これらの酸素系漂白剤として
は、水に溶解して過酸化水素を放出するものであればい
ずれのものも使用し得、例えば、過炭酸塩、過硼酸塩及
びピロリン酸塩、クエン酸塩、硫酸ナトリウム、尿素、
けい酸ナトリウム等の過酸化水素付加物等の1種又は2
種以上を好適に使用し得るが、特に、過炭酸ナトリウム
及び過硼酸ナトリウムが好ましく、これらの漂白剤はい
ずれも市場から入手して本発明で単独又は混合物として
そのまま使用できる。好ましいのは粒状、例えば、顆粒
状に造粒されたものである。粒状着色組成物の添加割合
は、粒状着色組成物の染料濃度、発色力等によって変化
するが、基本的には漂白剤組成物中で粒状着色組成物が
肉眼で容易に感知できる程度以上であり、例えば、粒状
着色組成物としては0.5乃至5重量%の割合で添加され
る。添加方法は単なる混合でよい。
本発明の漂白剤組成物には、上記の粒状着色組成物と酸
素系漂白剤に加え、更に必要に応じて種々の成分を配合
することができる。
この場合、無機ビルダー、陰イオン・非イオン界面活性
剤、酵素、香料、蛍光剤等の漂白洗浄剤としての公知の
成分を配合し、本発明組成物を漂白洗浄剤として調製す
ることができる。
ここで、無機のビルダーとしては、硫酸ナトリウム、け
い酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム等が挙げら
れる。又、陰イオン界面活性剤としては、炭素数約8乃
至22のアルキル基を有するスルホン酸塩及び硫酸塩、ア
ルキル基が約9乃至15のアルキルベンゼンスルホン酸
塩、炭素数約8乃至22のα−オレフィンスルホン酸塩、
炭素数約10乃至22の脂肪酸石鹸等が挙げられる。好まし
い塩はアルカリ金属塩であり、特に好ましくはナトリウ
ム塩である。非イオン界面活性剤としては、炭素数が約
6乃至12の直鎖又は分枝鎖のアルキル基を有し、アルキ
ルフェノール1モルに対し酸化エチレン5乃至25モルを
縮合したアルキルフェノールの酸化エチレン縮合物、炭
素数が約8乃至22の直鎖又は分枝鎖を有する脂肪族アル
コール1モルに酸化エチレン5乃至30モルを縮合した脂
肪族アルコールの酸化エチレン縮合物、プロピレングリ
コールに酸化プロピレンを縮合させ、更に酸化エチレン
を縮合して得られる「プルロニック」の商品名等の非イ
オン界面活性剤、アシル部分の炭素数が約8乃至18の脂
肪酸のモノ或いはジエタノールアミド、炭素数が約8乃
至24のアルキル基とメチル基及び/又はエチル基を有す
るアミンオキシドが挙げられる。
又、本発明の漂白剤組成物に配合可能な酵素としては、
水の付加又は除去を促進する加水分解酵素、酸化還元を
促進する酸化還元酵素、基を1つの分子から他の分子へ
転移し、汚れを変質させて除去を促進する転移酵素、分
子間の結合を切断し汚れを分解して除去を促進するリガ
ーゼやリアーゼ、分子を異性化し、汚れを化学的に変質
して除去を促進する酵素等が使用でき、これらの中では
加水分解酵素が好ましく、特に加水分解酵素の中のプロ
テアーゼが好ましい。プロテアーゼの具体例としては、
セリンプロテアーゼ、ペプシン、トリプシン、キモトリ
プシン、コラーゲナーゼ、ケラチナーゼ、エステラー
ゼ、スブチリシン、パパイン、カルボキシペプチターゼ
A及びB、アミノペプチターゼ等が挙げられる。好まし
いプロテアーゼは、セリンプロテアーゼである。これら
のものは、例えば、 「アルカラーゼ」:ノボ・インダストリー社 「エスペラーゼ」:ノボ・インダストリー社 「ビロプラーゼ」:長瀬産業(株) 「マクサターゼ」:ギスト・ブロケーデス社 「ALP−2」:明治製菓(株) 「スペラーゼ」:ファイザー社 等の市販品として容易に入手し得る。酵素を配合する場
合には、漂白剤組成物中への配合量は0.01乃至5重量%
の範囲が好ましい。
尚、本発明の漂白剤組成物を漂白洗浄剤として調製する
場合には、過酸化物が漂白洗浄剤全体の1〜95重量%と
なるように配合することが好ましい。
(効果) 本発明の漂白剤組成物は、前記特定の粒状着色組成物
を、粒状又は粉状の酸素系漂白剤中に添加したものであ
り、白色の漂白剤中に点々と粒状着色組成物が混在して
いるので見た眼に美麗であり、優れた商品価値を有する
とともに、他の外観上類似した物品、例えば、砂糖、食
塩、洗剤等との誤用を生じることがない。
更に、実際の漂白処理に際して、水に溶解すると染料は
容易に漂白剤によって脱色されるので、衣類に対する斑
点状の汚染は何等生じない。
以下、参考例、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りのない限り重量基準である。
参考例1 C.I.アシッドブルー9 1.0部、ナフタレンスルホン酸ソ
ーダのホルムアルデヒド縮合物40部及び硫酸ナトリウム
959部を高速混合機にて均一にブレンドした。これを混
練機にて60℃まで撹拌昇温後、水60部を加え30分間混練
し、連続的に取り出し解砕機にて破砕し流動層乾燥を行
った。次いでふるい分けして12乃至32メッシュの青色粒
状着色組成物450部を得た。
参考例2乃至22及び比較参考例1乃至6 下記第1表に記載の配合を使用し、他は参考例1と同様
にして各種の粒状着色組成物を調製した。
上記表において各記号は下記の意味を表す。
AB;アシッドブルー NSFA;ナフタリンスルホン酸ナトリウムのホルムアルデ
ヒド縮合物 AV;アシッドバイオレット AG;アシッドグリーン BV;ベーシックバイオレット BB;ベーシックブルー BG;ベーシックグリーン MV;モルダントバイオレット TPPA;トリポリリン酸ナトリウム AR;アシッドレッド BR;ベーシックレッド MR;モルダントレッド PEG;ポリエチレングリコール PAANa;ポリアクリル酸ナトリウム20%水溶液 PVP;ポリビニルピロリドン DBSNa;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム MB;モルダントブルー DB;ダイレクトブルー 実施例1乃至22及び比較例1乃至6 参考例1乃至22及び比較参考例1乃至6により得た粒状
着色組成物の夫々0.5部及び過炭酸ソーダ5部を密閉容
器中で軽くブレンドして本発明及び比較例の夫々の漂白
剤組成物を調製した。
これを1,000部の水に溶解し、この中に木綿布(7×10c
m)を浸漬し、一夜静置後、翌日取り出し、5分間水洗
乾燥後の染料又は顔料の染着性を目視でテストしたとこ
ろ、本発明の場合にはいずれも木綿布に対する染着性は
全く認められなかった。これに対して比較例の場合には
いずれも木綿布全体に斑点状の汚染が認められた。尚、
木綿布に代えて、ビニロン、レーヨン及びアセテートの
布を使用しても同様の結果が得られた。
又、上記のブレンド物をガラス瓶中に長期保存しても粒
状着色組成物の褪色はいずれも認められなかった。
尚、以上の各例において、過炭酸ナトリウムに代えて過
硼酸ナトリウムを使用しても同様な結果が得られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸素系漂白剤水溶液中で分解褪色する水溶
    性染料及び水溶性バインダーを主成分としてなる粒状着
    色組成物と酸素系漂白剤とからなる漂白剤組成物。
  2. 【請求項2】酸素系漂白剤が過炭酸ナトリウム及び/又
    は過硼酸ナトリウムの粒状物である特許請求の範囲第
    (1)項に記載の漂白剤組成物。
JP62270377A 1987-10-28 1987-10-28 漂白剤組成物 Expired - Lifetime JPH0726118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62270377A JPH0726118B2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28 漂白剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62270377A JPH0726118B2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28 漂白剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01113500A JPH01113500A (ja) 1989-05-02
JPH0726118B2 true JPH0726118B2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=17485407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62270377A Expired - Lifetime JPH0726118B2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28 漂白剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726118B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19542830A1 (de) * 1995-11-17 1997-05-22 Henkel Kgaa Für die Einarbeitung in ein Wasch- und Reinigungsmittel geeignetes gefärbtes Teilchen
WO1998035004A1 (en) * 1997-02-11 1998-08-13 The Procter & Gamble Company Solid detergent compositions
GB2321900A (en) * 1997-02-11 1998-08-12 Procter & Gamble Cationic surfactants
WO1998035005A1 (en) * 1997-02-11 1998-08-13 The Procter & Gamble Company A cleaning composition
WO1998035006A1 (en) * 1997-02-11 1998-08-13 The Procter & Gamble Company Liquid cleaning composition
AR012033A1 (es) * 1997-02-11 2000-09-27 Procter & Gamble Composicion detergente o componente que contiene un surfactante cationico
DE10164137B4 (de) * 2001-12-30 2016-04-28 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch-, Reinigungs- und/oder Pflegemittel-Formulierung enthaltender Formkörper mit erhöhter Lagerstabilität sowie Verfahren zu seiner Herstellung
AR049537A1 (es) * 2004-06-29 2006-08-09 Procter & Gamble Composiciones de detergentes para lavanderia con colorante entonador
GB0418919D0 (en) * 2004-08-25 2004-09-29 Unilever Plc Shading dyes
EP2253696A1 (en) * 2006-01-23 2010-11-24 The Procter and Gamble Company Enzyme and fabric hueing agent containing compositions
US8754244B1 (en) 2013-03-08 2014-06-17 Illumina Cambridge Limited Rhodamine compounds and their use as fluorescent labels

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01113500A (ja) 1989-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3798181A (en) Enzymatic detergent bar
JPH04500702A (ja) 新しく染色されたセルロース系織地の表面に,色密度が変化した局在領域を導入するための水溶液調製用のゲル化濃縮組成物及び液体濃縮組成物
CN101372650B (zh) 一种含氧增稠彩漂液
CN106833934B (zh) 含酶片状洗涤剂及其制备方法
JPH0726118B2 (ja) 漂白剤組成物
EP0240315A2 (en) Bleaching composition
JP2000500525A (ja) 改良された特性を有する洗剤
AU7504894A (en) Laundry detergent composition
US3781228A (en) Laundry product containing enzyme
CN1304547C (zh) 有色斑点组合物和包含它的颗粒状洗衣洗涤剂组合物
JPH0726117B2 (ja) 漂白剤組成物
JPH0721158B2 (ja) 粒状着色組成物
DE1948177A1 (de) Loesliche Polymer-Enzymprodukte enthaltendes Waschmittel
JPH0737636B2 (ja) 粒状着色組成物
JP2802448B2 (ja) 漂白性組成物
JPS62149800A (ja) 漂白剤組成物
RU2230102C1 (ru) Синтетическое моющее средство для стирки белья
JP2518671B2 (ja) 固型状漂白剤組成物の製造方法
EP1297102B1 (en) Acidic liquid peroxide bleach formulation
JPS61213299A (ja) 漂白洗浄剤組成物
JPH05339874A (ja) 酸素系漂白剤用退色抑制剤
JPS63161090A (ja) 漂白剤組成物
JPS6320398A (ja) 洗浄漂白剤組成物
JPS6363795A (ja) 洗浄剤組成物
JPS60190497A (ja) 洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080322

Year of fee payment: 13