JPH07259455A - 自動車用の遮光網の製造方法 - Google Patents

自動車用の遮光網の製造方法

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JPH07259455A
JPH07259455A JP811395A JP811395A JPH07259455A JP H07259455 A JPH07259455 A JP H07259455A JP 811395 A JP811395 A JP 811395A JP 811395 A JP811395 A JP 811395A JP H07259455 A JPH07259455 A JP H07259455A
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JP
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net
yarn
light
adhesive
mesh
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JP811395A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Sugie
領一 杉江
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SUGIE YORISHIGE
Original Assignee
SUGIE YORISHIGE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用の遮光網として、良好な遮光効果を
保有し、窓ガラス等の被着面に対する貼り付け作業が容
易で、安定した粘着効果が維持でき、脱着、再使用が容
易に可能なものを得る。 【構成】 長繊維の集束による適度の靭性を有する糸に
より編織して比較的目の細かい網を形成し、この網の網
糸部を樹脂でコーティングするとともに、この網を押圧
して糸を扁平化し少なくとも片面を略平滑状になし、こ
の片面に粘着剤を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓面等に貼り、外部か
ら内部への入射光を軽減すると共に内部への透視を防止
し、しかも、内部から外部への見通しができる自動車用
の遮光網に関するものである。
【0002】
【従来の技術】入射光軽減や内部透視の防止を目的とし
た窓面に貼る方式の従来の遮光用の製品は、紙タイプと
型押しタイプと半透明フィルムタイプとに大別できる
が、これらは全てシート状物である。
【0003】紙タイプは材質の不透明と乱反射とを利用
し、ステンドグラスに似た型押しタイプは乱反射と着色
吸収を利用したものであって、ともに入射光軽減及び内
部透視防止の効果は充分であるが、内部から外部への見
通しが全くきかないという欠点がある。
【0004】また、半透明フィルムタイプは透視効率の
良いフィルムに反射剤や着色吸収剤を混入したものであ
り、上記の各効果を備えてはいるが、混入剤の為になん
となく違和感があって、見通しがスッキリしないという
欠点がある。
【0005】さらに、これらすべてのシート状物に共通
する大きな欠点は、窓面への貼り付け作業が難しく、窓
面が曲面であれば貼り付けがほとんど不可能なことであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の各問
題点を解決し、かつ、自動車用としての使用を考えて、
新たな特徴を付加すべくなされたものであって、(A) 入
射光軽減、内部見通しの防止及び内部からのスッキリし
た見通しの三効果を備えていること、(B) 平面はもとよ
り曲面に対しても貼り付け作業が簡単であること、(C)
安定した粘着効果が維持できること、(D) 脱着、再使用
が可能であること、等の効果を奏する自動車用の遮光網
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係る自動車用の遮光網は、靭性を有する糸
を編織して目の細かい網を形成し、この網の網糸部を樹
脂でコーティングするとともに、この網を押圧して糸を
扁平化して少なくとも片面を平滑状になし、この片面に
粘着剤を施したものである。
【0008】また、前記の網は、ガラス長繊維を集束し
た糸等のガラス繊維糸を編織して形成しておくのが好ま
しい。
【0009】また、前記網の片面又は両面に、塗色し或
は図柄を描くことも良い。さらに前記粘着剤に親水性を
有するものを使用することも後述の理由により好まし
い。
【0010】
【作用】以下、請求項1の発明に係る遮光網を前記各問
題点に対応して説明する。
【0011】従来の型押しやフィルムタイプのシート状
物は、その素材によって、一部不透過、乱反射、乱屈折
又は着色吸収等の一種の光の加工を行なっているので、
それぞれのタイプに対応して種々の欠点が生じる。
【0012】これに対し、本発明の遮光網は、光を通過
させる網目部と通過させない網糸部との面積比によっ
て、入射光の軽減、調節をし、網糸部での反射光による
眩惑作用によって内部透視を防止すると共に、網目を通
過する光が加工されない自然光そのものであるから違和
感のないスッキリした見通しが得られる。このように、
本発明の遮光網は、(A) 入射光軽減、内部見通しの防止
及び内部からのスッキリした見通しの三効果を同時に備
えている。
【0013】また、貼り付け作業については、従来の型
押しタイプやフィルムタイプのシート状物は、前加工と
して乾きが遅くてずらしのきく水性接着剤を使用する必
要があるが、それでも皺や気泡の抱き込みが発生しやす
く、一旦発生すると、皺や気泡を完全に除去するにはそ
れらを一つずつ端の方へずらしたり、又は、再度貼り直
さねばならないという問題がある。特に、窓が曲面であ
ればこの問題はさらに切実になる。元来シート状物は平
面を基本的形状としているので曲面には馴染まないのは
当然であり、敢えて曲面に馴染ませるには、強く圧着し
てシート自体を伸縮させるという高等技術を必要とする
が、これは素人にはほとんど不可能である。
【0014】これに対し、本発明の遮光網は、靭性を持
った糸で編織、すなわち編成もしくは織成してかつ網糸
部を樹脂でコーティングしてあるので、網全体に靭性が
あって、皺がよりにくく、また網目を有するので気泡を
抱き込むことがなく、さらに、糸の交差角の変化や糸の
しなりによる網目形状の変化によって、いわゆる、バイ
アス効果が発揮されるので、窓面に押え付けるだけで、
容易に曲面に馴染み、粘着される。このように、(B) 本
発明の遮光網は貼り付ける作業が簡単で時間がかから
ず、平面はもとより、曲面にも簡単に取付られる。
【0015】また、網は一般に網目を形成する糸の交差
部において盛上がったような突起を形成しているのが一
般的であり、このような通常の網に粘着剤を施したので
は、貼り付けたときに被着面との接触状態は前記の盛上
り状の突起部での点接触状態となって、全体の面積に対
する接触比率が極めて小さくなり、安定粘着が阻害され
る。元来、粘着剤は粘流動性物質であって、粘着部に長
時間の応力を与え続けた場合において、総応力より総粘
着力が小さいときには、粘着剤の界面破壊や凝集破壊に
よってその剥離が起こる。この現象は接触比率の極めて
小さい点接触状態の網においては特に顕著である。
【0016】これに対して、本発明の遮光網において
は、網の網糸部を樹脂でコーティングするとともに、こ
の網を押圧することにより、糸およびその交差部等を扁
平化させるようにして、少なくとも粘着剤を施す側にな
る片面の突起部をなくし、かつ網糸部表面のコーティン
グ層とともに全体を略平滑状としたもので、特に糸表面
のコーティング層のセット性により糸の交差部と隣接す
る凹部との高低差を平準化して網面を平滑状にでき、か
つその平滑状態を良好に保持できる。そのため粘着部を
略網糸部の平滑化された糸の略全体に及ぼすことがで
き、以て被着面に対する粘着部の接触状態が、線接触
(扁平化された網糸に相当する細幅の線状での接触)状
態になって、その接触比率が前記の点接触状態による場
合に比して大幅に増加することになる。このように、曲
面へ貼り付けたときのバイアス効果の復元応力よりも充
分に大きな粘着力を常時持たせることができ、(C) 本発
明の遮光網は安定した粘着効果が得られる。
【0017】さらに、型押しタイプやフィルムタイプの
粘着性シート状物は、被着面に対し一面に貼着されてい
るので、これを剥がす場合においては、その剥離部分が
連続状をなし、大きな力を必要とするのみならず、その
大きな力がシートを破る原因にもなり、剥がす作業が面
倒であるばかりか、再使用はほとんど不可能なものとな
る。
【0018】これに対し、本発明の遮光網においては、
被着面に対しては粘着剤が施された網糸部で貼着されて
いるだけで、これを剥がす場合の剥離部分が網目の存在
のために断続状となり、前記のシート状物のように一面
に貼着されて剥離部分が連続状をなす場合に比べて、小
さな力でかつ網を破損することなく簡単に剥がすことが
できる。したがって(D) 脱着、再使用が容易に可能にな
る。
【0019】次に、請求項2の発明、すなわち、ガラス
繊維糸を編織して網を形成した遮光網について説明す
る。
【0020】ガラス繊維は無機質であるので、他の有機
質繊維に比べて靭性が大きい為に、折れ曲がり難く、か
つ、皺がより難いので、作業性が良い。また、ガラス繊
維は抗張力、伸縮性等の耐熱、耐候性が良いので、強い
光線が当たり、寒暖の厳しい自動車の窓面に貼り付けて
も、その劣化応力による剥離或は破損が生じない。しか
も、このような特質を有するガラス繊維糸で編織した網
に樹脂コーティングを施すことによって、網面を平滑状
にするのみでなく、ガラス繊維糸の屈曲破壊を防止し、
遮光網に適度の風合を与えることができる。
【0021】次に、請求項3の発明、すなわち、片面又
は両面に、塗色し或いは図柄を描いたことを特徴とする
遮光網について説明する。
【0022】シート状物の場合には、その材質について
の必須条件である光の透過性の為に、片面に塗色し或は
図柄を描けば、それは反対面へも必ず投影される。従っ
て、シート状物の両面に異なる色或は図柄を施せば、そ
れらは干渉し合って意味をなさないものとなるが、これ
に対して、本発明の遮光網においては、網糸を光非透過
性にできるので、両面に異なる色を塗色し或は図柄を描
いても一向に干渉し合うことがなく、それぞれ独立した
ものとなる。そこで、この遮光網の外側面には反射率の
高い塗色を、内側面には暗い塗色を施せば、室内の温度
上昇や内部透視の防止の効果が高まると共に、内部から
の見通しも一段とスッキリしたものになる。また、外側
面と内側面にそれぞれの雰囲気に応じた別々の図柄を印
刷すれば、インテリア性の高い貼り付け型スクリーンと
しても利用できる。
【0023】次に、請求項4の発明、すなわち、粘着剤
が親水性を有することを特徴とする遮光網について説明
すると、親水性を有する粘着剤を使用することにより、
遮光網を被着面から剥がした場合に、被着面に残った粘
着剤を水分を含んだ雑巾等で除去できるので、ガラス等
の美観を損うことがない。
【0024】
【実施例】本発明に係る遮光網10の一実施例を図1から
図4に基づいて説明する。
【0025】符号13は、織成による網12の基布であっ
て、2本撚りした太さ6μmのガラス長繊維を400本
集束してなるガラス繊維糸16を、経、緯方向共に25m
m当たり各20本の打込み本数で比較的細かな網目を形
成するように織成してなる。なお、ガラス長繊維の太さ
は特に限定されるものではないが、3μm〜9μmのも
のが適度の靭性を有するので好ましく、また、ガラス繊
維糸16のピッチは遮光網10の使用目的により適宜変更が
可能である。さらに、網目の形状は角形に限らず、菱形
や六角形であってもよいのは当然である。
【0026】前記の基布13の表面には、図のように網目
部を開孔状態に残すように、例えば塩化ビニール樹脂18
が基布13に対して約35重量%の割合でコーティングさ
れている。このようにすることにより、網12はしなやか
さと風合を与えられると共に、ガラス長繊維の集束によ
るガラス繊維糸16の緩みやバラつき、該糸16が経又は緯
方向にずれて網12が変形することが防止される。
【0027】そして樹脂18がコーティングされた網12を
ロール(不図示)で押圧して、経緯の糸およびその交差
部等を変形させて糸自身を扁平化させるようにし、網12
の断面を図2に示すような波状から、図3に示すような
突起部を有さない平面的な形状、つまり糸の交差部と隣
接する凹部との間の高低差を平準化して網面を略平滑状
に変化させた形状にする。特に糸表面の樹脂コーティン
グ層のセット性により、糸の扁平状態および網面の平滑
状態を良好に保持できる。また前記の長繊維を集束した
糸の場合、糸自身が図のように扁平化され易くて、網全
体が通常の編織による網に比して凹凸がなく全体として
の厚みの小さいシート状をなすことになる。
【0028】この結果、押圧しないまの網12をガラスG
の被着面に接着すると、図2に示すように、ガラス繊維
糸16の経糸16a と緯糸16b の交点17においてのみ接する
ものが、前記の網12であると、図3に示すように扁平化
され平滑化された経糸16a 及び緯糸16b がそれぞれ所要
の幅っ持って被着面に対し接するようになり、その接触
面積が増大する。
【0029】本実施例においては、網12をガラス繊維糸
16を織成して形成したので、曲面状の被着面に貼着した
場合には、図4において模式的に示すように、経糸16a
と緯糸16b の交差角度αが変化し、かつ、網12を構成す
るガラス繊維糸16がしなるので、各網目の形状が立体的
に変化して、網12が曲面に沿うことができる。
【0030】図3に示すように、樹脂がコーティングさ
れ押圧された網12の片面14には親水性の粘着剤20が塗布
されている。親水性粘着剤は、窓ガラス等の被着面から
剥離した場合に被着面に残った粘着剤を容易に水洗して
除去できる。その一方、反復着脱によって粘着剤表面に
付着物がついて粘着力が低下した場合、粘着剤表面を粘
着剤がなくなってしまわない程度に軽く水洗することに
よって付着物を除去できて、低下した粘着力を復活させ
ることができる。この粘着剤20には種々のものを使用し
得るが、アクリル系共重合体エマルジョンをベースと
し、これに酢酸ビニル系エマルジョンを若干添加したも
のが、水分で除去できるばかりか、粘着安定性、着脱作
業性、耐熱、耐候性等の点で好結果を得ている。粘着剤
20の塗布はローラー塗りや、スプレー塗布等の方法によ
ることができる。
【0031】上記の実施例において、コーティングを施
した網12の樹脂18の上から片面又は両面に、シルクスク
リーン印刷等の様々な印刷法によって好みの塗色或は図
柄を描くことができる。このように網12に柄を明確に描
いても、網目を通して自然光が入ると共にこの網目を通
して外部を見通すことができる。網12の内外面に塗色す
る場合には、外面側を銀色系色、内面側を黒色系色にす
ると、太陽光線の反射率が高まり室内の温度上昇が防止
できると共に、色の持つ眩惑作用により内部を見通し難
く、さらに、内部からはスッキリした見通しが得られ
る。
【0032】なお、前記実施例においては、ガラス繊維
糸16を編織して基布13を形成した後に、この基布13に樹
脂18をコーティングしたが、これに代えて、図5に示す
ように、ガラス繊維糸16に樹脂18をコーティングし、そ
の後、このガラス繊維糸16を編織して網12を形成し、こ
れを押圧することにより糸を扁平化させ網面を平滑化し
てもよい。
【0033】また、以上の各実施例においては、多数の
長繊維を集束したガラス繊維糸を使用すると共にこのガ
ラス繊維糸16により編織された網を樹脂でコーティング
したが、他の素材の長繊維の集束糸を使用することも、
また図6に示すように、扁平なポリエステル樹脂等より
なる合成樹脂モノフィラメント24,24 を使用してもよ
い。モノフィラメント糸の場合には、必ずしも樹脂18を
コーティングする必要はないが、編織して網12を形成し
た後に、この網12をロール等で押圧したり、熱圧着して
モノフィラメント24が経又は緯方向にずれて網12が変形
することを防止する。なお本発明における編織された網
としては、上記の織成された網のほか、編成された網も
当然含まれる。
【0034】
【発明の効果】本発明の自動車用の遮光網は、窓面が平
面はもとより曲面であっても、その内側に簡単な作業
で、かつ、短い時間で貼り付けることができ、外部から
内部への入射光の軽減と透視が防止されると共に、内部
から外部へは違和感のないスッキリした見通しが得られ
る。
【0035】しかも、網糸部が樹脂でコーティングされ
た網を押圧して、糸およびその交差部等を変形させて扁
平化させることより平滑状にした面に粘着剤を施してあ
るので、編織による網であっても、粘着部を平滑化され
た網糸部のほとんど全体に及ぼすことができ、被着面に
対する粘着部の接触状態が細幅線状の接触状態になっ
て、その接触比率が単なる網による場合よりも大きく、
網としての特性を失うことなく安定した粘着効果を得る
ことができ、特に樹脂コーティングによる補強効果とも
相まって、光や寒暖に対しても安定した粘着性を保持で
き、さらに必要に応じて脱着、再使用が容易に可能にな
る。
【0036】従って、建物の窓にも使用できるはもちろ
ん、特に曲面を多用し苛酷な条件を伴う自動車の窓の内
張用として最適なものである。
【0037】特に、網を構成する糸が、ガラス長繊維の
集束した糸等のガラス繊維糸である場合は、耐熱、耐候
性に優れているために、強い光線が当たり、寒暖の厳し
い自動車の窓面に貼り付けて使用しても、劣化応力によ
る剥離或は破損が生じず、耐久性に一層優れる。
【0038】また、片面或は両面に様々な塗色或は図柄
を描くことによって、室内外同時にインテリア効果をも
たらす貼り付け型のスクリーンとしても大きな効用を得
られるものである。
【0039】さらに、粘着剤として親水性のものを使用
することにより、粘着剤が窓面に残留した場合であって
もそれを水で拭きとることができるので、脱着、再使用
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遮光網の一部欠截斜視
図である。
【図2】前図の遮光網における網の押圧前の状態を示す
断面図である。
【図3】図1の遮光網における網の押圧後の状態を示す
断面図である。
【図4】第1図の遮光網を曲面状の被着面に貼着した状
態を示す模式図である。
【図5】本発明に係る遮光網の他の実施例を示す断面図
である。
【図6】本発明に係る遮光網をモノフィラメント糸によ
り織成した実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10……遮光網 12……網 14……片面 16……ガラス繊維糸 18……樹脂 20……粘着剤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動車用の遮光網の製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓面等に貼り、外部か
ら内部への入射光を軽減すると共に内部への透視を防止
し、しかも内部から外部への見通しができる自動車用の
遮光網の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】入射光軽減や内部透視の防止を目的とし
た窓面に貼る方式の従来の遮光用の製品は、紙タイプと
型押しタイプと半透明フィルムタイプとに大別できる
が、これらは全てシート状物である。
【0003】紙タイプは材質の不透明と乱反射とを利用
し、ステンドグラスに似た型押しタイプは乱反射と着色
吸収を利用したものであって、ともに入射光軽減及び内
部透視防止の効果は充分であるが、内部から外部への見
通しが全くきかないという欠点がある。
【0004】また、半透明フィルムタイプは透視効率の
良いフィルムに反射剤や着色吸収剤を混入したものであ
り、上記の各効果を備えてはいるが、混入剤の為になん
となく違和感があって、やはり見通しがスッキリしない
という欠点がある。
【0005】さらに、これらすべてのシート状物に共通
する大きな欠点は、窓面への貼り付け作業が難しく、使
用される窓面が曲面であれば貼り付けがほとんど不可能
なことである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記の従来品
の各問題点を解決し、自動車用の遮光網として、入射光
軽減、内部見通しの防止及び内部からのスッキリした見
通しの三効果を備え、しかも平面はもとより曲面に対し
ても貼り付け作業が簡単であって、安定よく貼着してお
けるとともに、脱着、再使用が可能な遮光網を提供しよ
うとしたものであり、特に本発明では、かかる効果を奏
する遮光網を容易にして確実に得ることができる自動車
用の遮光網の製造方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車用の
遮光網の製造方法は、長繊維多数本を集束した糸により
織成して比較的目の細かい網を形成し、この網に網目を
残すように樹脂コーティングを施した後、この網を表裏
から押圧して糸およびその交差部を扁平化させることを
特徴とする。
【0008】
【作用】上記の本発明の遮光網の製造方法によれば、織
成された網に樹脂コーティングを施した後の押圧によ
り、網を構成する糸およびその交差部が扁平化されて、
全体として網面が平滑状をなす遮光網が得られる。特
に、網を構成する糸が長繊維多数本を集束した糸であっ
て、糸自身が押圧によって扁平化され易くて、織物の網
であっても、全体として厚みの小さいシート状をなし、
しかも糸表面の樹脂コーティング層のセット性により、
糸の扁平状態および網面の平滑状態を良好に保持でき
る。また縦横の糸のずれも生じず均一な網目を保持する
ことができる。
【0009】こうして得られる遮光網を、従来の問題点
に対応して説明する。
【0010】従来の型押しやフィルムタイプのシート状
物は、その素材によって、一部不透過、乱反射、乱屈折
又は着色吸収等の一種の光の加工を行なっているので、
それぞれのタイプに対応して種々の欠点が生じる。
【0011】これに対し、本発明により得られる遮光網
は、光を通過させる網目部と通過させない網糸部との面
積比によって、入射光の軽減、調節をし、網糸部での反
射光による眩惑作用によって内部透視を防止すると共
に、網目を通過する光が加工されない自然光そのもので
あるから違和感のないスッキリした見通しが得られる。
このように、本発明により得られる遮光網は、入射光軽
減、内部見通しの防止及び内部からのスッキリした見通
しの三効果を同時に備えている。
【0012】また、貼り付け作業については、従来の型
押しタイプやフィルムタイプのシート状物は、前加工と
して乾きが遅くてずらしのきく水性接着剤を使用する必
要があるが、それでも皺や気泡の抱き込みが発生しやす
く、一旦発生すると、皺や気泡を完全に除去するにはそ
れらを一つずつ端の方へずらしたり、又は、再度貼り直
さねばならないという問題がある。特に、窓が曲面であ
ればこの問題はさらに切実になる。元来シート状物は平
面を基本的形状としているので曲面には馴染まないのは
当然であり、敢えて曲面に馴染ませるには、強く圧着し
てシート自体を伸縮させるという高等技術を必要とする
が、これは素人にはほとんど不可能である。
【0013】これに対し、本発明により得られる遮光網
は、長繊維多数本を集束した糸で織成した網に、網目を
残すように樹脂コーティングを施した後、これを押圧し
て糸およびその交差部を扁平化させているので、網面に
対し粘着剤を塗布し易い上、網全体が強くて皺がよりに
くく、網面に塗布したた粘着材また網目を有するので気
泡を抱き込むことがなく、さらに、糸の交差角の変化や
糸のしなりによる網目形状の変化によって、いわゆる、
バイアス効果が発揮されるので、窓面に押え付けるだけ
で、曲面にも馴染んで容易に貼着することができる。こ
のように、本発明により得られる遮光網は、貼り付け作
業が簡単で時間がかからず、平面はもとより、曲面にも
簡単に貼着して使用できる。
【0014】また、網は一般に網目を形成する糸の交差
部において盛上がったような突起を形成しているのが一
般的であり、このような通常の網に粘着剤を施したので
は、貼り付けたときに被着面との接触状態は前記の盛上
り状の突起部での点接触状態となって、全体の面積に対
する接触比率が極めて小さくなり、安定粘着が阻害され
る。元来、粘着剤は粘流動性物質であって、粘着部に長
時間の応力を与え続けた場合において、総応力より総粘
着力が小さいときには、粘着剤の界面破壊や凝集破壊に
よってその剥離が起こる。この現象は接触比率の極めて
小さい点接触状態の網においては特に顕著である。
【0015】これに対して、本発明により得られる遮光
網においては、上記したように網を構成する糸およびそ
の交差部を扁平化させるようにして、網面の突起部をな
くし、網糸部表面のコーティング層とともに全体を略平
滑状としているので、特に糸表面のコーティング層のセ
ット性により糸の交差部と隣接する凹部との高低差を平
準化して網面を平滑状にでき、かつその平滑状態を良好
に保持できる。そのためこの網面に塗布される粘着剤に
よる粘着部を略網糸部の平滑化された糸の略全体に及ぼ
すことができ、以て被着面に対する粘着部の接触状態
が、線接触(扁平化された糸に相当する幅をもった接
触)状態になって、その接触比率が前記の点接触状態に
よる場合に比して大幅に増加することになる。このよう
に、曲面へ貼り付けたときのバイアス効果の復元応力よ
りも充分に大きな粘着力を常時持たせることができ、貼
着状態が安定する。
【0016】さらに、型押しタイプやフィルムタイプの
粘着性シート状物は、被着面に対し一面に貼着されてい
るので、これを剥がす場合においては、その剥離部分が
連続状をなし、大きな力を必要とするのみならず、その
大きな力がシートを破る原因にもなり、剥がす作業が面
倒であるばかりか、再使用はほとんど不可能なものとな
る。
【0017】これに対し、本発明により得られる遮光網
においては、被着面に対しては粘着剤が施された糸の部
分で貼着されてるだけであり、これを剥がす場合の剥離
部分が網目の存在のために断続状となり、前記のシート
状物のように一面に貼着されて剥離部分が連続状をなす
場合に比べて、小さな力でかつ網を破損することなく簡
単に剥がすことができる。したがって脱着、再使用が容
易に可能になる。
【0018】なお、ガラス長繊維を集束したガラス繊維
糸を用いた場合は、ガラス繊維は無機質であるので、他
の有機質繊維に比べて靭性が大きい為に、折れ曲がり難
く、かつ、皺がより難いので、作業性が良い。また、ガ
ラス繊維は抗張力、伸縮性等の耐熱、耐候性が良いの
で、強い光線が当たり、寒暖の厳しい自動車の窓面に貼
り付けても、その劣化応力による剥離或は破損が生じな
い。しかも、このような特質を有するガラス繊維糸で編
織した網に樹脂コーティングを施すことによって、網面
を平滑状にするのみでなく、ガラス繊維糸の屈曲破壊を
防止し、遮光網に適度の風合を与えることができる。
【0019】また網を構成する糸を光非透過性にした場
合、両面に異なる色を塗色し或は図柄を描いても一向に
干渉し合うことがなく、それぞれ独立したものとなる。
そこで、この遮光網の外側面には反射率の高い塗色を、
内側面には暗い塗色を施せば、室内の温度上昇や内部透
視の防止の効果が高まると共に、内部からの見通しも一
段とスッキリしたものになる。また、外側面と内側面に
それぞれの雰囲気に応じた別々の図柄を印刷すれば、イ
ンテリア性の高い貼り付け型スクリーンとしても利用で
きる。
【0020】
【実施例】次の本発明の遮光網10の製造方法の一実施例
を、図1から図4に基づいて説明する。
【0021】まず、網12の基布13を織成する。すなわち
2本撚りした太さ6μmのガラス長繊維を400本集束
してなるガラス繊維糸16を、経、緯方向共に25mm当
たり各20本の打込み本数で比較的細かな網目を形成す
るように織成する。なお、ガラス長繊維の太さは特に限
定されるものではないが、3μm〜9μmのものが適度
の靭性を有するので好ましく、また、ガラス繊維糸16の
ピッチは遮光網10の使用目的により適宜変更が可能であ
る。
【0022】前記の織成された網の基布13の表面には、
図のように網目を開口状態に残すように、例えば塩化ビ
ニール樹脂18を基布13に対して約35重量%の割合でコ
ーティングする。このようにすることにより、網12はし
なやかさと風合を与えられると共に、ガラス長繊維の集
束によるガラス繊維糸16の緩みやバラつき、該糸16が経
又は緯方向にずれて網12が変形することが防止される。
【0023】そして樹脂18をコーティングした後、網12
をロール(不図示)で押圧して、経緯の糸およびその交
差部等を変形させて糸自身を扁平化させるようにし、網
12の断面において図2に示すような波状から、図3に示
すような突起部を有さない平面的な形状、つまり糸の交
差部と隣接する凹部との間の高低差を平準化して網面を
略平滑状に変化させた形状にする。特に糸表面の樹脂コ
ーティング層のセット性により、糸の扁平状態および網
面の平滑状態を良好に保持できる。また長繊維を集束し
た糸であるため、糸自身が図のように扁平化され易く
て、網全体が通常の編織による網に比して凹凸がなく全
体としての厚みの小さいシート状をなすことになる。
【0024】この結果、押圧しないままの網12をガラス
G の被着面に接着すると、図2に示すように、ガラス繊
維糸16の経糸16a と緯糸16b の交点17においてのみ接す
るものが、前記のように糸を扁平化した網12であると、
図3に示すように扁平化され平滑化された経糸16a 及び
緯糸16b がそれぞれ所要の幅を持って被着面に対し接す
るようになり、その接触面積が増大する。
【0025】本実施例においては、網12をガラス繊維糸
16を織成して形成したので、曲面状の被着面に貼着した
場合には、図4において模式的に示すように、経糸16a
と緯糸16b の交差角度αが変化し、かつ、網12を構成す
るガラス繊維糸16がしなるので、各網目の形状が立体的
に変化して、網12が曲面に沿うことができる。
【0026】図3に示すように、樹脂コーティングされ
押圧され糸が扁平化された前記の網12の片面14には、親
水性の粘着剤20が塗布されて使用される。親水性粘着剤
は、窓ガラス等の被着面から剥離した場合に被着面に残
った粘着剤を容易に水洗して除去できる。その一方、反
復着脱によって粘着剤表面に付着物がついて粘着力が低
下した場合、粘着剤表面を粘着剤がなくなってしまわな
い程度に軽く水洗することにより付着物を除去できて、
低下した粘着力を復活させることができる。この粘着剤
20には種々のものを使用し得るが、アクリル系共重合体
エマルジョンをベースとし、これに酢酸ビニル系エマル
ジョンを若干添加したものが、水分で除去できるばかり
か、粘着安定性、着脱作業性、耐熱、耐候性等の点で好
結果を得ている。粘着剤20の塗布はローラー塗りや、ス
プレー塗布等の方法によることができ、いずれの場合
も、網面が前記のように平滑化されているため容易に塗
布でき、粘着部を広い範囲に及すことができる。
【0027】上記の実施例において、コーティングを施
した網12の樹脂18の上から片面又は両面に、シルクスク
リーン印刷等の様々な印刷法によって好みの塗色或は図
柄を描くことができる。このように網12に柄を明確に描
いても、網目を通して自然光が入ると共にこの網目を通
して外部を見通すことができる。網12の内外面に塗色す
る場合には、外面側を銀色系色、内面側を黒色系色にす
ると、太陽光線の反射率が高まり室内の温度上昇が防止
できると共に、色の持つ眩惑作用により内部を見通し難
く、さらに、内部からはスッキリした見通しが得られ
る。
【0028】なお、前記実施例においては、ガラス繊維
糸16を織成して基布13を形成した後に、この基布13に樹
脂18をコーティングしたが、これに代えて、図5に示す
ように、ガラス繊維糸16に樹脂18をコーティングし、そ
の後、このガラス繊維糸16を編織して網12を形成し、こ
れを押圧することにより糸を扁平化させ網面を平滑化し
てもよい。
【0029】また、以上の各実施例においては、多数の
長繊維を集束したガラス繊維糸を使用すると共にこのガ
ラス繊維糸16により織成された網を樹脂でコーティング
したが、他の素材の長繊維の集束糸を使用することも、
また図6に示すように、扁平なポリエステル樹脂等より
なる合成樹脂モノフィラメント24,24 を使用してもよ
い。モノフィラメント糸の場合には、必ずしも樹脂18を
コーティングする必要はないが、織成して網12を形成し
た後に、この網12をロール等で押圧したり、熱圧着して
モノフィラメント24が経又は緯方向にずれて網12が変形
することを防止する。
【0030】
【発明の効果】本発明の自動車用の遮光網の製造方法に
よれば、織成された網に樹脂コーティングを施した後の
押圧により、網を構成する糸およびその交差部を扁平化
させているので、全体として網面が平滑状をなし、織物
の網であっても、全体として厚みの小さい遮光網を得る
ことができる。
【0031】したがって、網面に粘着剤を塗布し易く
て、粘着剤による粘着部を扁平化された全体に及すこと
ができるとともに、被着面に対する接触比率が単なる網
による場合よりも大きなものとなる。それゆえ、得られ
た遮光網は、網としての特性を失うことなく安定した貼
着状態を保持する遮光網を容易に得ることができる。特
に樹脂コーティングによる補強効果とも相まって、光や
寒暖に対しても安定した粘着性を保持でき、さらに必要
に応じて脱着、再使用が容易に可能になる。
【0032】またこの遮光網は、窓面が平面はもとより
曲面であっても、その内側に簡単な作業で、かつ、短い
時間で貼り付けることができる遮光網を得ることがで
き、外部から内部への入射光の軽減と透視が防止される
と共に、内部から外部へは違和感のないスッキリした見
通しが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により得られた遮光網をしめす一部欠截
斜視図である。
【図2】前図の遮光網における網の押圧前の状態を示す
断面図である。
【図3】図1の遮光網における網の押圧後の状態を示す
断面図である。
【図4】第1図の遮光網を曲面状の被着面に貼着した状
態を示す模式図である。
【図5】遮光網の他の例を示す断面図である。
【図6】遮光網をモノフィラメント糸により織成した例
を示す断面図である。
【符号の説明】 10……遮光網 12……網 14……片面 16……ガラス繊維糸 18……樹脂 20……粘着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】靭性を有する糸により編織して比較的目の
    細かい網を形成し、この網の網糸部を樹脂でコーティン
    グするとともに、この網を押圧して糸を扁平化し少なく
    とも片面を略平滑状になし、この片面に粘着剤を施した
    ことを特徴とする自動車用の遮光網。
  2. 【請求項2】ガラス繊維糸を編織して前記網を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動車用の遮光網。
  3. 【請求項3】前記網の片面又は両面に、塗色し或は図柄
    を描いたことを特徴とする請求項1又は2記載の自動車
    用の遮光網。
  4. 【請求項4】前記粘着剤が親水性を有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項記載の自動車用の遮光
    網。
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