JP2001061357A - 遮光シート及び使用方法 - Google Patents

遮光シート及び使用方法

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JP2001061357A
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white
silver
film
light
shielding sheet
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JP24097999A
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English (en)
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Akishi Saruwatari
昭士 猿渡
Toshiaki Hirohashi
敏章 廣橋
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SANKYO KASEI KOGYO KK
Nihon Wide Cloth Co Ltd
Original Assignee
SANKYO KASEI KOGYO KK
Nihon Wide Cloth Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 農業用遮光シートにおいて、不必要な太陽光
の遮断を確実に行なうとともに、外部からハウス内に入
ってくる光の地面からの反射を均一に行い、ハウス内部
を均一に照明する。 【解決手段】 蒸着フィルムの蒸着面側、或いはフィル
ムにアルミ箔を貼り合わせた箔フィルムのアルミ箔側に
白色層を設けた銀−白積層フィルムを適宜幅に裁断し、
該裁断した銀白テープを緯糸又は経糸に用いて、編織し
て農業用などに用いる遮光シートを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用などに用い
る遮光シート及びその使用方法の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、ハウス栽培におけるハウスの外側
或いは内側に遮光シートを張設することが広く行われて
いる。これは、農作物に過度の直射日光殊に熱線(赤外
線)が当たるのを防ぐためである。そして、現在使用さ
れている農業用の遮光シートとしては、蒸着フィルムを
両面張り合わせした銀−銀フィルムや蒸着フィルムの裏
面に黒色フィルムを張り合わせた銀−黒フィルム、或い
は白色不織布の何れかを適宜幅に裁断し、これを経糸や
緯糸に用いてカラミ織りや平織り或いはラッセル編みし
たものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遮光シート
を用いていてもハウス内には外部からの光が入ってく
る。しかし、遮光シートの裏面が黒色であると、ハウス
外部の地面からの反射光や遮光シートを通ってきた光の
地面からの反射光の分散反射が妨げられて、ハウス内部
が暗くなりすぎるし、光量が不均一になる。また、裏面
も蒸着フィルムであると、光がキラキラと反射して光の
均一性が保たれない。一方、白色不織布の場合、上方か
らの光の遮断が十分でない欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は上記
の問題に鑑み鋭意研究の結果、本発明を完成させたもの
である。即ち本発明の遮光シートは、ビニールフイルム
や板ガラス等で囲われた農業用ハウスの外側或いは内側
に張設して、上方からの直射日光は蒸着面やアルミ箔面
で反射させ、一方、地面からの反射光は白色フイルムや
白色系不織布などの白色層で乱反射させるようにしたこ
とを特徴とする。この構成により、熱線の防止が不十分
であるとか、ハウス内部が暗くなりすぎるとか不均一な
光量になると言う従来の遮光シートの欠点が解消され
る。
【0005】この目的を達成するために、本発明の遮光
シートは次のような構成をとる。まず、蒸着フィルムの
蒸着面側、或いはフィルムにアルミ箔を貼り合わせた箔
フィルムのアルミ箔側に白色層を設けた銀−白積層フィ
ルムを得る。そして、この銀−白積層フイルムを適宜幅
に裁断し、得られた銀白テープを緯糸又は経糸に用い
て、ラッセル編、カラミ織、或いは平織したものであ
る。銀白テープ以外の素材としては、モノフィラメント
糸やマルチフイラメント糸、一般の紡績糸などが任意に
用いられる。また、透明なフイルムを適宜幅に裁断した
透明テープを、上記銀白テープに混在させて使用するこ
ともある。
【0006】蒸着フィルムとしては、強度などの物性の
点でポリエチレンテレフタレート(PET)フイルムに
蒸着したものが最も好ましいが、これに限らず他のフイ
ルム例えばOPP、ナイロン、PEフイルムなども使用
可能である。フイルムの厚みは、10〜100μm、特
に12〜25μm程度のものが好ましく使用される。
尚、蒸着金属は通常アルミニウムを用いるが、他にクロ
ム、ニッケル、チタン、スズ、銀、ステンレスその他の
金属や合金なども使用可能である。また蒸着膜の厚み
は、200〜1000Å程度、より好ましくは300〜
600Åである。
【0007】蒸着フィルムに替えて、PETその他OP
P、ナイロン、PEなどのフイルムに、アルミ箔を貼り
合わせした箔フイルムを用いてもよい。アルミ箔の厚み
は、2〜50μm、特に7〜30μm程度のものが好ま
しく使用される。貼り合わせは、通常ドライラミにより
行なわれる。
【0008】蒸着フィルムの裏面側(蒸着面側)や箔フ
イルムの箔側に設ける白色層としては、白色のフィルム
や白色系の不織布をドライラミネートしたものが使用さ
れる。白色フイルムとしては、PETやOPP、NY、
PEなどにチタンホワイト等の白色顔料を混練したフイ
ルムが使用される。或いは透明フイルムに白色塗料を印
刷したものでもよい。用いるフイルムの厚みは、10〜
100μm、特に12〜25μm程度のものが好ましく
使用される。強度などの物性の点でPETフイルムが最
も好ましい。白色フイルムに替えて、白色の不織布を用
いてもよい。不織布の厚みは20〜200g/m2 (2
0〜200μm)程度のもが用いられる。尚、白色フィ
ルムをラミネートする場合に予め蒸着面やアルミ箔面に
白色塗料を塗布するとか、接着用糊料に白色顔料を混入
しておくようにしてもよい。
【0009】このようにして得られた銀−白フイルム
を、適宜幅に裁断して銀白テープを得る。銀白テープの
幅は、1〜20mm程度とする。この銀白テープを緯糸
又は経糸に用い、モノフィラメント糸やフィラメントの
引き揃え糸或いは紡績糸と組み合わせて、ラッセル編、
カラミ織、或いは平織等に編織する。ラッセル編の場
合、銀白テープの捩れや反転がなく好ましいものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す発明の
実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に
係る銀白テープ1の一例を示す斜視図である。このテー
プ1は、図2に示す銀−白積層フイルム2を8mmに裁
断したもので、図中符号21は12μmのPETフイル
ム、22は500Åの蒸着層、23は接着剤層、24は
チタンホワイトを3〜5%混入した厚み25μmの白色
ハイブロンフイルムである。尚、この銀−白積層フイル
ム2に替えて、図3に示すように蒸着層22の代わりに
厚み10μm程度のアルミ箔25を用いた銀−白積層フ
イルム3や、図4に示すように白色ハイブロンフイルム
24の代わりに厚み100μm程度の不織布26を用い
た銀−白積層フイルム4を用い、同様に適宜幅に裁断し
て銀白テープ1をえることもできる。
【0011】図5は、図1に示す銀白テープ1と、太さ
270デニールのポリエステルモノフィラメント糸を用
い、ラッセル編機により経編みした遮光シートの一例を
示す。即ちこの遮光シート5は、8mm幅の銀白テープ
1を8mm間隔で並べ、その両側にポリエステルモノフ
ィラメント糸6で経方向のループ(鎖)(幅は各約1m
m)を形成するとともに、ポリエステルモノフィラメン
ト糸7、8で銀白テープ1の表裏を覆うように緯入れし
たもので、遮光率は約50%である。銀白テープ1の幅
や並べる間隔を変えることにより、遮光率を変化させる
ことができる。本例の遮光シート5は、隣り合う銀白テ
ープ1同士がポリエステルモノフィラメント糸7で綴ら
れており、光及び空気を自在に通す。各銀白テープ1の
間に、透明なテープを組み込んで、通気性のない遮光シ
ートを作ることもできる。
【0012】図6は、この遮光シート5を、ビニールハ
ウス9に外掛けにした状態を示す。この場合、遮光シー
ト5の上面(外面)が、透明フイルムを透過した蒸着や
箔の銀面となり、必要以上の太陽の熱線がハウス内に照
射するのを防止する。一方、遮光シート5の下面(内
面)は白色をしており、ハウス内外の地面等で反射した
光を下方に乱反射させ、全体を日陰のように均一な反射
光で照明する。
【0013】図7は、図6と同様に遮光シート5を、ビ
ニールハウス9に内掛けにした状態を示す。この場合
も、同様に余分な熱線の遮断と内面の均一の照明を可能
とする。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遮光シー
トは、表面が銀、裏面が白と言う構成をとる。即ち、蒸
着フィルムの蒸着面側、或いはフィルムにアルミ箔を貼
り合わせた箔フィルムのアルミ箔側に白色層を設けた銀
−白積層フィルムを適宜幅に裁断し、該裁断した銀白テ
ープを経糸として適宜間隔をおいて整経し、モノフイラ
メント糸やマルチフイラメント糸を用いてラッセル編み
や平織、カラミ織りなどにより編織したものである。
【0015】従って、ハウスの覆いに使用した場合、上
方からの直射日光は蒸着面やアルミ箔面で反射させ、一
方、地面からの反射光は白色フイルムや白色系不織布な
どの白色層で乱反射させるので、熱線の防止が不十分で
あるとか、ハウス内部が暗くなりすぎるとか不均一な光
量になると言う従来の遮光シートの欠点が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る銀白テープの一例を示す斜視図で
ある。
【図2】銀−白積層フイルムの一例を示す断面図であ
る。
【図3】銀−白積層フイルムの他の例を示す断面図であ
る。
【図4】銀−白積層フイルムの更に異なる他の例を示す
断面図である。
【図5】本発明の遮光シートの一例を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の遮光シートの使用例を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の遮光シートの他の使用例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 銀白テープ 2 銀−白積層フイルム 21 PETフイルム 22 蒸着層 23 接着剤層 24 白色ハイブロンフイルム 25 アルミ箔 26 不織布 3 銀−白積層フイルム 4 銀−白積層フイルム 5 遮光シート 6 ポリエステルモノフィラメント糸 7 ポリエステルモノフィラメント糸 8 ポリエステルモノフィラメント糸 9 ビニールハウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣橋 敏章 大阪府柏原市本郷3丁目784番地 日本ワ イドクロス株式会社内 Fターム(参考) 2B024 DA01 DA02 DB01 DB07 2B029 EB03 EB08 EB15 EB21 EC03 EC12 EC15 LA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸着フィルムの蒸着面側、或いはフィル
    ムにアルミ箔を貼り合わせた箔フィルムのアルミ箔側に
    白色層を設けた銀−白積層フィルムを適宜幅に裁断し、
    該裁断した銀白テープを緯糸又は経糸に用いて、ラッセ
    ル編み、カラミ織り、或いは平織りしたことを特徴とす
    る遮光シート。
  2. 【請求項2】 白色層は、白色フィルム又は白色系不織
    布からなるものである、請求項1記載の遮光シート。
  3. 【請求項3】 銀−白積層フイルムを裁断した銀白テー
    プを緯糸又は経糸に用いて編織した遮光シートを、太陽
    光やその輻射熱を反射するように銀面を上向きに、地面
    などからの反射光を乱反射するように白色面を下向きに
    なるように張設することを特徴とする遮光シートの使用
    方法。
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