JPH07255821A - 容器用の刺針自在な閉塞部材、その製造方法および該閉塞部材を用いた容器 - Google Patents

容器用の刺針自在な閉塞部材、その製造方法および該閉塞部材を用いた容器

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JPH07255821A
JPH07255821A JP6050095A JP5009594A JPH07255821A JP H07255821 A JPH07255821 A JP H07255821A JP 6050095 A JP6050095 A JP 6050095A JP 5009594 A JP5009594 A JP 5009594A JP H07255821 A JPH07255821 A JP H07255821A
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layer
metal foil
needle
rubber
elastomer
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JP6050095A
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English (en)
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Shigeo Aoyanagi
重郎 青柳
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KOKI BUSSAN KK
Original Assignee
KOKI BUSSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスバリヤー性および水蒸気透過防止性が優
れかつ溶出物が実質的にない容器用の刺針自在な閉塞部
材の提供。 【構成】 少なくとも一層の金属箔と、該金属箔の表面
側および裏面側にそれぞれ設けられた少なくとも一層の
エラストマーまたはゴムよりなる上下各層部材とよりな
る容器用の刺針自在な閉塞部材およびこれにより有底管
の開口部を閉塞してなる容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器用の刺針自在な閉
塞部材、その製造方法および該閉塞部材を用いた容器に
関するものである。詳しく述べると、ガスバリヤー性お
よび水蒸気透過防止性に優れかつ溶出物が実質的にない
容器用の刺針自在な閉塞部材、その製造方法および該閉
塞部材を用いた容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、容器の栓ないし蓋体のごとき容器
用の刺針自在な閉塞部材としては、天然ゴムやブチルゴ
ム、シリコーンゴム等の合成ゴム製のものが使用されて
いる。しかして、特に食品容器用、医薬品容器用、医療
器具用(例えば減圧採血管用等)、臨床検査機器用等の
閉塞部材としては、溶出物が出ないことが要求される。
このため、前記ゴム製の閉塞部材は、成形加工後処理と
して、加硫、アルカリ抽出、酸洗浄、水洗、乾燥等の数
多くの工程が必要となり、その結果、コスト高となって
いる。
【0003】合成樹脂およびゴムは、長期間(例えば
1.5〜3ヶ年)のガスバリヤー性が悪く、特に容器用
閉塞部材に利用できる合成ゴム、エラストマー等は、長
期間のガスバリヤー性が最も悪いにもかかわらず、現状
では長期のガスバリヤー性素材として、ブチルゴムシリ
コーンゴム等が多用されている。
【0004】このため、現在使用されているゴム製の閉
塞部材の水蒸気透過性を防止したり、またガスバリヤー
性を確保するために該閉塞部材の厚さを厚くする方法が
採られている。しかも、例えば減圧採血管のような容器
内の圧力が600〜700mmHgの減圧状態を1年間
保つためには、ゴムの中でも最もガスバリヤー性の高い
ブチルゴム製の栓体を用いる場合にも6.5mm以上の
厚さに設定する必要がある。このため、採血針を血管に
突き刺したのち、反対側の針がゴム栓に突き刺さるとき
に、ゴム栓の厚さによる突き刺し抵抗が大きく、かつ一
様な低抗値を示さずにノック現象が認められることが多
い。その結果、血管を突き刺して損傷することがある。
これを心配して医師、看護婦らが、しばしば過剰のスト
レス状態となっている。
【0005】また、ゴム栓の製造工程は、ゴムの配合、
原料供給、成形加工、加硫、アルカリ抽出、酸洗浄、水
洗、乾燥等実施しなければならない工程が多く、省力
化、省エネルギー化が極めて困難であり、また環境汚染
の問題も起っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、新規な容器用の刺針自在な閉塞部材、その製造
方法および該閉塞部材を用いた容器を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、ガスバリヤー性およ
び水蒸気透過防止性が優れかつ溶出物が実質的にない容
器用の刺針自在な閉塞部材、その製造方法および該閉塞
部材を用いた容器を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、極めて簡単な
工程で製造し得る容器用の刺針自在な閉塞部材、その製
造方法および該閉塞部材を用いた容器を提供することに
ある。
【0009】本発明の別の目的は、刺針時の抵抗を低減
しかつ一様にし、その結果ノック現象を改善した容器用
の刺針自在な閉塞部材、その製造方法および該閉塞部材
を用いた医療用容器を提供することにある。
【0010】本発明のさらに別の目的は、ガスバリヤー
性および水蒸気透過防止性に優れかつ溶出物がなく、し
かも刺針時の抵抗を低減しかつ一様にし、その結果ノッ
ク現象を低減した栓体を備えた減圧採血管を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、少なくと
も一層の金属箔と、該金属箔の表面側および裏面側にそ
れぞれ設けられた少なくとも一層のエラストマーまたは
ゴムよりなる上下各層部材とよりなることを特徴とする
容器用の刺針自在な閉塞部材により達成される。
【0012】本発明はまた、該金属箔の少なくとも片面
が重合体層または水ガラス層によりラミネートされてな
る前記の容器用の刺針自在な閉塞部材である。本発明は
さらに、上層部材と下層部材とが少なくともその周縁部
において直接接合されてなる前記容器用の刺針自在な閉
塞部材である。
【0013】上記諸目的は、成形用下型に一方の層の形
成材料を供給し、該形成材料上に少なくとも一層の金属
箔片を載置し、ついで該金属箔上に他方の層の形成材料
を供給したのち、成形用上型を当接して成形することを
特徴とする容器用の刺針自在な閉塞部材の製造方法によ
り達成される。
【0014】本発明はまた、該金属箔片の載置は、吸引
部材により着脱により行なわれる前記容器用の刺針自在
な閉塞部材の製造方法である。本発明はさらに、該金属
箔片の載置は、該成形用下型上にシート状の金属箔を供
給し、ポンチにより金属箔片を切断することにより行な
われる前記容器用の刺針自在な閉塞部材の製造方法であ
る。
【0015】上記諸目的は、少なくとも一層の金属箔
と、該金属箔の表面側および裏面側にそれぞれ設けられ
た少なくとも一層のエラストマーまたはゴムよりなる上
下各層部材とよりなる刺針自在な閉塞部材で有底管の開
口部に閉塞してなる容器により達成される。
【0016】本発明はまた、該金属箔の少なくとも片面
が重合体層または水ガラス層によりラミネートされてな
る前記容器である。本発明はさらに、上層部材と下層部
材とが少なくともその周縁部において直接接合されてな
る前記容器である。
【0017】上記諸目的は、一端が開口した有底管と、
該開口端を閉塞した刺針可能な栓部材とよりなる採血管
であって、該栓部材が少なくとも一層の金属箔と、該金
属箔の表面側および裏面側にそれぞれ設けられた少なく
とも一層のエラストマーまたはゴムよりなる上下各層と
よりなるものであることを特徴とする減圧採血管により
達成される。
【0018】
【作用】つぎに、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。
【0019】すなわち、図1は、発明による刺針自在な
閉塞部材1の一実施態様を示すもので、金属箔2の表面
側および裏面側にそれぞれ少なくとも一層のエラストマ
ーまたはゴムよりなる上層部材3および下層部材4を設
けてなるものであり、必要により例えばその下部に管挿
入部5が形成されており、この閉塞部材1は例えば図1
に示すように、一端が開口した有底管6の開口端7に前
記管挿入部5が嵌挿されて栓材として使用される。この
場合、金属箔2の片面または両面には、重合体層または
水ガラス層がラミネートされていてもよい。
【0020】また、該金属箔2は、図1に示すように、
周縁部8においては該金属箔2を欠き、該周縁部8にお
いては、上層部材3と下層部材4とが直接接合するよう
に構成されることが望ましい。この直接接合部分は、図
2に示すように、嵌挿されるべき有底管の内径部の外
側、好ましくは外径部の外側である。
【0021】さらに、図3に示すように、該閉塞部材に
おいて、該金属箔1の上部または下部に他の材質の中間
部材層9を設けてもよい。この中間部材層9は、閉塞部
材1の全面に設けてもよいが、部分的に設けることによ
り該中間部材層9を前記上層部材3または下層部材4で
囲み込むように設けてもよい。
【0022】なお、図2〜3において図1と同一の符号
は、図1の場合と同一の部材を表わす。
【0023】図4は、本発明による刺針自在な閉塞部材
11の他の実施態様を示すもので、金属箔12の表面側
および裏面側にそれぞれ少なくとも1層のエラストマー
またはゴムよりなる上層部材13および下層部材14を
設けてなるものであり、必要により例えばその周縁部下
部に前記金属箔と同心的にびん挿入部15が形成されて
おり、この閉塞部材11は、例えば図4に示すようにび
ん16の開口端に前記びん挿入部15が嵌挿されて蓋体
として使用される。この場合、金属箔の片面または両面
には、重合体層または水ガラス層がラミネートされてい
てもよい。
【0024】また、該金属箔12は、図1に示すように
閉塞部材11の全面に設けてもよいが、図5に示すよう
に、周縁部18においては該金属箔12を欠き、該周縁
部18においては、上層部材13と下層部材14とが直
接接合するように構成されることが望ましい。この直接
接合部分は、図5に示すように、嵌挿入されるべきびん
16の内径部の外側、好ましくは外径部の外側である。
【0025】さらに、図6に示すように、該閉塞部材1
1において、該金属箔12の上部または下部に他の材質
の中間部材層19を設けてもよい。この中間部材層19
は、閉塞部材11の全面の設けてもよいが、部分的に設
けることにより該中間部材層19を前記上層部材13ま
たは下層部材で囲み込むように設けてもよい。
【0026】なお、図5〜6において、図4と同一の符
号は、図4の場合と同一の部材を表わす。
【0027】図7は、本発明による刺針自在な閉塞部材
21のさらに他の実施態様を示すもので、その周縁部に
突条が一体的に形成され、合成樹脂製びん26の開口端
部に置いて外嵌または熱嵌合されてなるものである。こ
の場合も、金属箔22は、その少なくとも片面が重合体
層または水ガラス層によりラミネートされ、また図3お
よび図6の場合と同様に中間部材が設けられていてもよ
い。
【0028】なお、図7において、図4の符号に10を
プラスした符号は、図4の場合と同一の部材を表わす。
【0029】本発明による閉塞部材の最薄部の厚さは
0.5〜20mm、好ましくは1〜5mmである。すな
わち、0.5mm未満では、刺通抵抗は改善されるが、
機械的強度が不十分となる場合がある。一方、20mm
を越えると、機械的強度は改善されるが、刺通抵抗が大
きくなり、ノッキング現象の発生やまた原料が多く必要
であり、原価費が高くなり、その低減が期待できないか
らである。
【0030】金属箔の厚みは5〜100μm、好ましく
は5.5〜80μmである。すなわち、5μm以下では
金属箔の製造が困難となり、かつピンホールのない均一
な厚さにし難いからであり、一方、100μmを越える
と、刺通抵抗が大きくなり、また原料費が高くなり原価
低減を期待できないからである。
【0031】金属箔としてはアルミニウム(純アルミニ
ウムおよびアルミニウム合金)、銅、ステンレス綱等が
ある。
【0032】金属箔に対する前記ラミネートは、該金属
箔の表面酸化を防止し、エラストマーまたはゴムと金属
箔との接着性を向上させるためである。ラミネートの厚
みは1〜2000μm、好ましくは7〜1000μmで
ある。
【0033】ラミネートされるべき重合体としては、後
述するように熱可塑性エラストマー(以下、TPEとい
う)、天然ゴム、合成ゴム、酢酸ビニルエマルジョン、
アクリル変性エマルジョン、スチレン重合体、塩化ビニ
ル- 酢酸ビニル共重合体、変性ポリエステル、エポキシ
樹脂、二液型ウレタン、酢酸ビニル- エチレン共重合
体、低分子量ポリエチレン、ポリアミド、ロジンエステ
ル、水添ロジン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイ
オノマー等があり、また水ガラスも使用できる。
【0034】上層部材および下層部材として使用される
エラストマーおよびゴムとしてはポリスチレン(ハード
セグメント)- ポリブタジエン、ポリイソプレンまたは
ポリエチレン- ポリブチレン(ソフトセグメント)(以
下、ハイフンの前はハードセグメント、後はソフトセグ
メントを表わす)のブロック共重合体等のスチレン系T
PE、ポリプロピレン- EPDM(エチレンとプロピレ
ンおよび架橋用ジエンモノマー(エチリデンノルボネン
等)の三元共重合体)またはEPM(エチレンとプロピ
レンの共重合体)のブレンド等のオレフィン系TPE、
ポリウレタン-ポリエーテルまたはポリエステルのブロ
ック共重合体等ウレタン系TPE、ポリ塩化ビニル系T
PE、ポリエチレン- ブチルゴムのグラフト共重合体等
のブチルゴムグラフトポリエチレン、1,2- シンジオ
タクティックポリブタジエン- 非結晶ポリブタジエンブ
ロック共重合体等の1,2- ポリブタジエン、トランス
-1,4- ポリイソプレン- 非結晶ポリイソプレンブロ
ック共重合体等のトランス- 1,4- ポリイソプレン、
金属カルボキシレートクラスター- 非結晶性ポリエチレ
ンイオン架橋体等のアイオノマー、ポリプロピレン- 天
然ゴムブレンド等の天然ゴム系TPE、ポリアミド- ポ
リエーテルまたはポリエステル等のアミド系TPE、フ
ッ素樹脂- フッ素ゴム、ブロック型塩素化ポリエチレン
- ランダム塩素化ポリエチレン等の塩素化ポリエチレン
系TPE等のエラストマーや天然ゴム、ブチルゴム、ニ
トリルゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴムシリコーンゴ
ム、クロロシリコーンゴム、エチレン- プロプレンゴ
ム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、アクリルゴム、ヒドリンゴム等がある。
【0035】これらのエラストマーと金属箔(非ラミネ
ートまたはラミネート)とゴムとの組合わせとしては、
種々あるが一例を挙げると、つぎのとおりである(な
お、下記において、金属箔をはさんで左側は上層部材を
表わし、右側は下層部材を表わす。また、金属箔を多
層、例えばラミネート、エラストマー、ゴム等の層を介
して2〜5層にすることもできる。
【0036】(1)エラストマー- 金属箔- エラストマ
ー、(2)エラストマー- 金属箔- ゴム、(3)ゴム-
金属箔- ゴム、(4)ゴム- 金属箔- エラストマー、
(5)エラストマー- ゴム- 金属箔- ゴム- エラストマ
ー、(6)エラストマー- 金属箔- ゴム、- エラストマ
ー、(7)エラストマー- ゴム- 金属箔- エラストマ
ー、(8)ゴム- エラストマー- 金属箔- エラストマ
ー、(9)ゴム- エラストマー- 金属箔- エラストマー
- ゴム。
【0037】このような閉塞部材は、圧縮成形法、注型
成形法、射出成形法、ブロー成形法、熱成形法(真空・
圧空成形を含む)、積層成形法、反応射出成形法等によ
り製造することができる。
【0038】一例を挙げると、例えば図8に示すよう
に、成形用下型内31に下層部材形成用のエラストマー
またはゴム32を供給したのち、金属箔片供給装置33
により金属箔片35を前記エラストマーまたはゴム等の
材料32上に供給する。供給方法はなんら限定されるも
のではないが、例えば吸引口34により所定位置で金属
箔片35を吸引させ、ついで該金属箔片供給装置33を
前記成形用下型31の所定位置まで移動させたのち吸引
を解除することにより該下型31内の下層部材形成材料
32上に載置する。さらに、金属箔片供給装置33を移
動させて除去したのち、上層部材形成材料(図示せず)
を供給し、ついで、成形用上型36を下降させて加圧
(さらに必要により加熱)して成形し、最終的には離型
させて栓体ないし蓋体等の閉塞部材を得る。
【0039】本発明によるさらに別の製造方法として
は、図9に示すように、成形用下型41内に下層部材形
成用材料(エラストマーゴム等)42を供給したのち、
金属箔供給装置43によりシート状金属箔45を前記成
形用下型41上に移動させる。この場合、例えば金属箔
供給装置43の孔49が、成形用下型の形状と同じであ
れば、成形用上型46でポンチングを行なうことにより
金属箔片(図示せず)が下層部材形成用材料42上に自
動的に載置される。ついで、この金属箔片上に上層部材
形成材料(図示せず)を供給したのち、成形用上型46
を下降させて加圧(さらに必要により加熱して成形し、
最終的には離型させて栓体ないし蓋体等の閉塞部材を得
る。
【0040】なお、金属箔片(図示せず)を、図2およ
び図5に示すように、周縁部よりやや小さくして上下両
層部材が周縁部で直接接触するように形成させる場合に
は、図10に示すように、金属箔供給装置53の孔59
の径を、成形用下型の内径よりもやや小さくしてこれと
円心円形に配置させ、別途設けたポンチ60によりポン
チングすることにより金属箔片を成形用下型51内の下
層部材形成用材料の上に載置させ、金属箔供給装置53
を移動させたのち、図9の場合と同様に操作して栓体な
いし蓋体等の閉塞部材を得る。なお、図10において図
9の符号に10をプラスした符号は図9と同一の部材を
表わす。
【0041】このようにして形成された閉塞部材は、一
方が開口した有底管の開口端に嵌合されて密封容器を形
成する。
【0042】容器素材としては、ガラス、合成樹脂、金
属等がある。
【0043】容器を構成する合成樹脂としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、
アクリレート- スチレン- アクリロニトリル共重合体
(ASA樹脂) アクリロニトリル- ブタジエン- スチレン共重合体(A
BS樹脂) 塩素化ポリエチレン- アクリロニトリル- スチレン共重
合体(ACS樹脂) アクリル酸エステル共重合体、オレフィンビニルアルコ
ール共重合体、アルキド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、ビスマレイミドトリアジン
樹脂、酢酸セルロース、酪酢酸セルロース、エチルセル
ロース、塩素化ポリエーテル、塩素化ポリエチレン、ア
リル樹脂、エチレン- α- オレフィン共重合体、エチレ
ン- 酢酸ビニル- 塩化ビニル共重合体、エチレン- 塩化
ビニル共重合体、エポキシ樹脂、エチレン- 酢酸ビニル
共重合体、フラン樹脂、ポリ四フッ化エチレン、ペルフ
ルオロアルコキシフッ素樹脂、四フッ化エチレン六フッ
化プロピレン共重合体、エチレン四フッ化エチレン共重
合体、フッ化ビニリデン、ポリクロロ三フッ化エチレ
ン、フッ化ビニル、FRP(繊維強化プラスチック
ス)、アイオノマー、メタクリレート- ブタジエン- ス
チレン共重合体(MBS樹脂)、メタクリル- スチレン
共重合体、ニトリル樹脂、オキシベンゾイル- ポリエス
テル、フェノール樹脂、ポリアセタール、含油ポリアセ
タール、ポリアミド、強化ポリアミド、ポリアミドイミ
ド、ポリアリレート、ポリアリルスルホン、ポリブタジ
エン、熱硬化性ポリブタジエン、ポリブチレンテレフタ
レート(PBT)、ポリカーボネート、ポリカーボネー
ト- メタアクリル樹脂複合体(変性ポリカーボネー
ト)、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、水架橋ポ
リエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミ
ド、ポリアミノビスマレイミド、メタクリル樹脂、ポリ
メチレルペンテン、複合ポリプロピレン(Filled
Polypropylene)、ポリフェニレンオキ
シド、ポリフェニレンスルフィド、ポロフェニレンスル
ホン、ポリスルホン、ポリスチレン、耐熱性ポリスチレ
ン(例えばデンカHSポリマー)、難燃性ポリスチレン
(例えば、デンカスチロールNB)、スチレン- アクリ
ロニトリル共重合体(SAN樹脂)、ガラス繊維強化S
AN樹脂、スチレン共重合体(例ダイラーク)ブタジエ
ン- スチレン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
ウレタン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアセタール、ア
クリル変性ポリ塩化ビニル、熱可塑性エラストマー(ス
チレン- ブタジエン系、ポリエステル系、、ポリエチレ
ン系、ウレタン系、塩化ビニル系等)、シリコーン、不
飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル系エポキシ樹
脂、アクリロニトリルグラフトコポリマー、変性ポリオ
レフィン、耐衝撃性樹脂[Highimpact Re
sin 例 ダイセル化学工業(株):ノバロイ]、耐
候性三元共重合体樹脂[Weatherstable
Terpolymer 例三菱モンサント化成(株):
スーパーレックス- W]、ナイロン6、ナイロン66等
がある。
【0044】また、金属としては、ステンレス綱、グラ
スライニング金属等がある。
【0045】合成樹脂容器は、射出成形法、注型成形
法、圧縮成形法、ブロー成形法等により成形される。
【0046】本発明による閉塞部材は、容器の開口部に
嵌合される使用される以外に、容器の形状ならびに寸法
に応じてヒートシール、高周波シール、超音波シール等
により固着される。また、かしめ等の方法で固着するこ
ともできる。
【0047】図11(a)〜(c)は、本発明による閉
塞部材を有底管62に嵌挿して減圧採血管を形成した場
合の使用状態を示すものである。すなわち、図11
(a)に示すように所定の減圧度に減した減圧採血管6
1を図11(b)に示すように一端が開口した有底管の
閉塞端部66のねじ穴67に採血針68を螺着した採血
管ホルダー69内に前記開口部から嵌挿する。この採血
針68は、例えば血管刺通部68aと栓穿刺部68bと
よりなり、該栓穿刺部68bにはルアーアダプター70
で包装されている。ついで、採血針68の血管刺通部6
8aを血管、例えば静脈に刺通し、さらに減圧採血血管
61を採血管ホルダー69の閉塞端部66へ押圧挿入す
ると、採血管68の栓穿刺部68bがルアーアダプター
70および栓部材64を穿刺してその先端部が採血管6
1の内部空間65に達するので、血管と該内部空間65
とが連通し、該内部空間65内の負圧により血管内の血
液は減圧度に相当するだけ採血管61の内部空間65内
に流入する。ついで、採血針68の血管刺通部68aを
血管より外すことにより採血が終了する。
【0048】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。
【0049】実施例1 図10に示すような装置を用い、直径250mmの凹部
を有する成形用下型51内にエチレン- 酢酸ビニル共重
合体(EVA)を供給し、ついで膜厚100μmのポリ
エチレンを両面にラミネートした厚さ210μmのシー
ト状アルミニウム箔を直径250mmの孔59を有する
金属箔供給装置53により成形用下型51の上部に供給
し、ポンチ60によりポンチングしてアルミニウム箔片
55aを下層部材形成材料52上に載置し、ついで、そ
の上に該アルミニウム箔片と同一形状のウレタンゴム片
(厚さ1mm)を載置したのちその上にEVAを供給
し、成形用上型を下降させて180℃に加熱したのち冷
却し、離型して図3に示すような閉塞部材(最薄部の厚
み3.21mm)を得た。
【0050】この閉塞部材を70mmHgに減圧したガ
ラス製の有底管の開口端に嵌合して密封して減圧採血管
を得た。検体60本について試験を行なったところ、刺
針時の抵抗は一定で小さくかつノック現象は認められな
かった。
【0051】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表1の結果が得られた。
【0052】比較例1 ブチルゴム栓(最薄部の厚み6.5mm)を用いた減圧
採血管について同様な試験を行なったところ、刺針時の
抵抗は一定ではなく、かつノック現象が認められた。
【0053】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表1の結果が得られた。
【0054】
【表1】
【0055】実施例2 実施例1と同様の方法により膜厚100μmのポリウレ
タンを両面にラミネートした厚さ210μmのシート状
アルミニウム箔を用いその上下両層部材をともにウレタ
ンゴムで形成し、最薄部の厚み2.21mmの図2に示
す閉塞部材を得た。
【0056】この閉塞部材を70mmHgに減圧したポ
リエチレンテレフタレート製(管厚1.5mm)の有底
管の開口端に嵌合して密封して減圧採血管を得た。検体
60本について試験を行なったところ、刺針時の抵抗は
一定で小さくかつノック現象は認められられなかった。
【0057】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表2の結果が得られた。
【0058】比較例2 ガラス管の代りにポリエチレンテレフタレート製の有底
管を使用した以外は比較例1と同様の方法を行なったと
ころ、刺針抵抗は一定ではなく、かつノック現象が認め
られなかった。
【0059】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表2の結果が得られた。
【0060】
【表2】
【0061】実施例3 実施例1と同様の方法により膜厚100μmのポリエチ
レンを上側面にかつ膜厚100μmのポリスチレンを下
側面にそれぞれラミネートした厚さ210μmのシート
状アルミニウム箔を用いその上下両層部材をともにスチ
レン- ブタジエン系エラストマーで形成し、最薄部の厚
み2.21mmの図2に示す閉塞部材を得た。
【0062】この閉塞部材を70mmHgに減圧したポ
リエチレンテレフタレート製の有底管(管厚1.5m
m)の開口端に嵌合して密封して減圧採血管を得た。検
体60本について試験を行なったところ、刺針時の抵抗
は一定で小さくかつノック現象は認められなかった。
【0063】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表3の結果が得られた。
【0064】比較例3 ガラス管の代りにポリエチレンテレフタレート製の有底
管を使用した以外は比較例1と同様の方法を行なったと
ころ、刺針抵抗は一定ではなく、かつノック現象が認め
られなかった。
【0065】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表3の結果が得られた。
【0066】
【表3】
【0067】実施例4 実施例1と同様の方法により膜厚100μmのポリエチ
レンを両面にラミネートした厚さ220μmのシート状
アルミニウム箔を用いその上層部材をブチルゴムでかつ
下層部材をEVAで形成し、最薄部の厚み3.22mm
の図2に示す閉塞部材を得た。
【0068】この閉塞部材を70mmHgに減圧したポ
リエチレンテレフタレート製の有底管(管厚1.5m
m)の開口端に嵌合して密封して減圧採血管を得た。検
体60本について、試験を行なったところ、刺針時の抵
抗は一定で小さくかつノック現象は認められられなかっ
た。
【0069】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表4の結果が得られた。
【0070】比較例4 ガラス管の代りにポリエチレンテレフタレート製の有底
管を使用した以外は比較例1と同様の方法を行なったと
ころ、刺針抵抗は一定ではなく、かつノック現象が認め
られなかった。
【0071】また、検体60本について経時変化を調べ
たところ、表4の結果が得られた。
【0072】
【表4】
【0073】実施例5 厚さ2mmのガラス容器を窒素ガスで完全に置換したの
ち、最薄部の厚みが3mmの蓋体(EVA/Al/EV
Aで構成され、Alの厚みは、10μm)に5Mrad
のガンマ線を照射し、架橋させて耐熱性を付加するとと
もに、殺菌した蓋体で密閉し融着させた。2年後にガス
バリアー性を調べたところ、内部から外部へまたは外部
から内部へのガスの移動は認められなかった。
【0074】実施例6 容積15mlのポリエチレンテレクタレート製容器(壁
厚1.5mm)を実施例5と同様な蓋体(EVA/Al
/EVAで構成され、Alの厚み、20μm)に8Mr
adのガンマ線を照射し、架橋させて耐熱性を付与する
とともに、殺菌した蓋体で密閉し、ヒートシールした。
1.5年後にガスバリヤー性および水分透過の有無を調
べるため初期内圧を60mmHgとし、内部には無水硫
酸銅0.5gを収納した。1.5年の内圧は、74mm
Hg上昇した。したがって、内圧の上昇率は2%であっ
た。また、無水硫酸銅は呈色反応(青色)を全く示さな
かった。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による少なく
とも一層の金属箔と該金属箔の両面側にそれぞれ設けら
れた少なくとも一層のエラストマーまたはゴムよりなる
上下各層部材とよりなることを特徴とする容器用の刺針
自在な閉塞部材であるから、厚みは、従来品と比べて薄
いにもかかわらずガスガバリヤー性および水蒸気不透過
性が極めて良好であり、また刺針時に抵抗が少なくかつ
一様になる。しかも、現行品において問題であったノッ
ク現象が著しく改善された。
【0076】また、原料費が低減され、省力化、省エネ
ルギー化および製造工程が簡略化されたので、製造コス
トを低下した。
【0077】また、エラストマーを使用した場合には、
溶出物がなく、このため環境汚染の問題が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明による刺針自在な閉塞部材の一実施
態様を示す断面図である。
【図2】は、本発明による刺針自在な閉塞部材の他の実
施態様を示す断面図である。
【図3】は、本発明による刺針自在な閉塞部材のさらに
他の実施態様を示す断面図である。
【図4】は、本発明による刺針自在な閉塞部材の別の実
施態様を示す断面図である。
【図5】は、本発明による刺針自在な閉塞部材のさらに
別の実施態様を示す断面図である。
【図6】は、本発明による刺針自在な閉塞部材の他の実
施態様を示す断面図である。
【図7】は、本発明による刺針自在な閉塞部材のさらに
他の実施態様を示す断面図である。
【図8】は、本発明による刺針自在な閉塞部材の製造装
置の一実施例態様を示す概略断面図である。
【図9】は、本発明による刺針自在な閉塞部材の製造装
置の他の実施例態様を示す概略断面図である。
【図10】は、本発明による刺針自在な閉塞部材の製造
装置のさらに他の実施例態様を示す概略断面図である。
【図11】図11(a)〜(c)は、本発明による減圧
採血管の使用を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11,21…閉塞部材、 2,12,22…金属箔、 3,13,23…上層部材、 4,14,24…下層部材、 5,15,25…挿入部、 6…有底管、 16,26…びん、 7,17,27…開口端、 8,18,28…周縁部、 31,41…成形用下型、 32,42…下属部材形成材料、 33…金属箔片供給装置、 36,46…成形用上型、 45…シート状金属箔。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一層の金属箔と、該金属箔の
    表面側および裏面側にそれぞれ設けられた少なくとも一
    層のエラストマーまたはゴムよりなる上下各層部材とよ
    りなることを特徴とする容器用の刺針自在な閉塞部材。
  2. 【請求項2】 該金属箔の少なくとも片面が重合体層ま
    たは水ガラス層によりラミネートされてなる請求項1に
    記載の容器用の刺針自在な閉塞部材。
  3. 【請求項3】 上層部材と下層部材とが少なくともその
    周縁部において直接接合されてなる請求項1または2に
    記載の容器用の刺針自在な閉塞部材。
  4. 【請求項4】 成形用下型に一方の層の形成材料を供給
    し、該形成材料上に少なくとも一層の金属箔片を載置
    し、ついで該金属箔上に他方の層の形成材料を供給した
    のち、成形用上型を当接して成形することを特徴とする
    容器用の刺針自在な閉塞部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 該金属箔片の載置は、吸引部材による着
    脱により行なわれる請求項4に記載の容器用の刺針自在
    な閉塞部材の製造方法。
  6. 【請求項6】 該金属箔片の載置は、該成形用下型上に
    シート状の金属箔を供給し、ポンチにより金属箔片を切
    断することにより行なわれる請求項4に記載の容器用の
    刺針自在な閉塞部材の製造方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも一層の金属箔と、該金属箔の
    表面側および裏面側にそれぞれ設けられた少なくとも一
    層のエラストマーまたはゴムよりなる上下各層部材とよ
    りなる刺針自在な閉塞部材で有底管の開口部に閉塞して
    なる容器。
  8. 【請求項8】 該金属箔の少なくとも片面が重合体層ま
    たは水ガラス層によりラミネートされてなる請求項7に
    記載の容器。
  9. 【請求項9】 上層部材と下層部材とが少なくともその
    周縁部において直接接合されてなる請求項7または8に
    記載の容器。
  10. 【請求項10】 一端が開口した有底管と、該開口端を
    閉塞した刺針可能な栓部材とよりなる採血管であって、
    該栓部材が少なくとも一層の金属箔と、該金箔の表面側
    お属よび底面側にそれぞれ設けられた少なくとも一層の
    エラストマーまたはゴムよりなる上下各層とよりなるも
    のであることを特徴とする減圧採血管。
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