JPH07255552A - 乗物シート用の遊び無しの関節式接続装置 - Google Patents

乗物シート用の遊び無しの関節式接続装置

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JPH07255552A
JPH07255552A JP6323162A JP32316294A JPH07255552A JP H07255552 A JPH07255552 A JP H07255552A JP 6323162 A JP6323162 A JP 6323162A JP 32316294 A JP32316294 A JP 32316294A JP H07255552 A JPH07255552 A JP H07255552A
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backrest
flange
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路外自動車のシートの如き自動車のシートの
ように傾動し且つ直立の使用位置と折り畳んだ非妨害位
置との間で動くことの出来る、背もたれを有するシート
用の遊び無しの関節式接続装置。 【構成】 関節式接続装置は座部分に固着した固定フラ
ンジ21と、背もたれ12に関係付けた可動フランジ2
2と、雄型部分31及び雌型部分32から成る軸受30
と、固定ストッパ要素41、可動のラッチ42及び弾性
的付勢手段43から成るロックと、弾性的な付勢手段4
3に抗してラッチ42に作用する操作部材50とを備え
ている。雄型部分31及び雌型部分32の少なくとも一
方が非円形の形状であり、ストッパ要素41がカム形状
の輪郭を有し、ラッチ42がカム従動子の形状の輪郭を
有し、又、カム及びカム従動子が互いに押し付けられた
とき、雄型部分31及び雌型部分32は、その間の遊び
を吸収する方向に向けて互いに関して動く傾向の関節接
続状態となるように軸受30及びロックが互いに関して
配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座(シート)部分に関
して傾動可能である背もたれを有するシート用の関節式
接続装置、特に、例えば、路外自動車(land−ba
sed motor vehicle)のような乗物の
シート用の遊びなしの関節式接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特に、路外自動車のような自動車のシー
トを装着する機構は、不快な騒音の原因となる遊び及び
摩耗の発生源である。こうした欠点の幾つかを緩和する
背もたれ用関節式接続装置を開発するための努力が為さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その一つの解決策であ
る機構としては、例えば、欧州特許第0,121,45
2号の明細書に記載され、背もたれが座部分に関して規
則的に傾斜することの出来るシート用の機構がある。こ
の提案された解決策は、背もたれが選択した傾斜角度の
位置にあり且つ係止されているとき、製造公差による当
初の遊びであるか、又は関節式接続装置の摩耗に起因す
るその後の遊びであるかを問わず、その関節式接続装置
の遊びを無くすものである。
【0004】例えば、「クーペ」又は「カブリオレ(c
abriolet)」型のような2つの側部ドアを有す
る型式の路外自動車は、シートの座(シート)部分に関
する背もたれの傾斜角度を調節する機構を別にして、特
に、背もたれが乗り物の前面方向に傾動するのを可能に
し、シートの後方にあるものへのアクセスを容易にする
特殊な機構が設けられている。この種の機構は、通常、
座部分の骨組構造体に関節接続されたフランジと、該フ
ランジの後部に関係付けられ、又、座部分の骨組構造体
の後部に固定された回り止めボルトと相互作用する関節
接続フックとから成っている。かかる機構は、一方で回
り止めボルト/フックの対に固有の遊びの影響を受け、
他方でその機構が前方に傾斜するときの中心となる回転
軸に固有の遊びによる影響を受ける。実際上、その前方
に傾斜した位置から、人間が座る状態となるその直立位
置に戻るときに、通常、行われるように、かかるシート
が一方で自動的にロックバック(lock back)
し、又、他方で、逆転不能な係止位置にて、フックが回
り止めボルトに完全に係合するためには、機能上の遊び
が必要とされる。かかる遊びは、付随的な騒音ないし寄
生騒音(parasitic noise)の原因とな
る。ゴム又はエラストマーから成る弾性的な制限ストッ
パをその機構の要素の一つに設けて、ロックバック(l
ock back)するときにその制限ストッパが圧縮
して、存在する隙間を弾性的に吸収することで、かかる
寄生騒音を解消しようとする試みが為されている。しか
しながら、かかる弾性的な制限ストッパが存在すること
は、ロックバック(lockback)が不良となる主
たる原因であり、何れの場合でも、こうした制限ストッ
パは、最終的に圧縮されたままであり、故に、機能上の
遊びを吸収する能力を失う。更に、こうした制限ストッ
パの価格及びそのストッパの取り付けコストは、小売価
格にとって不利である。
【0005】更に、各種の機構に存在する遊びは、結
局、品質が劣るという不快な感じを持たせる結果とな
る。かかる遊びは、傾動用関節式接続装置および傾動角
度の調節装置における高さ方向の調節装置において、特
に、長手方向の調節を行うためのスライド機構に存在
し、又はその機構内で生じる。この遊びが存在する結
果、てこ作用により、背もたれの最上部分で測定したと
き数cmの付随的な移動量が生じる。
【0006】本発明の目的は、例えば、路外自動車の如
き自動車のシートのように傾動して直立の使用位置と折
り畳んだ非妨害位置との間を動くことの出来る、背もた
れを有するシート用の、遊び無しの関節式接続装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の主題は、座部分
と、該座部分に対して傾動して直立位置と折り畳んだ位
置との間を動くことが出来る背もたれとを有するシート
用の遊び無しの関節式接続装置であって、座部分に取り
付けられた固定フランジと背もたれに関連づけられた可
動フランジとから成る取り付け装置と、遊びを伴って互
いに自由に相互作用し合う雄型部分および雌型部分から
成る軸受にして、該雄型部分および雌型部分の一方が前
記固定フランジおよび可動フランジの一方により支持さ
れ、雄型部分および雌型部分の他方が上記固定フランジ
および可動フランジの他方により支持されるようになさ
れた軸受と、互いに相互作用し合う固定のストッパ要素
および可動のラッチならびに弾性的な付勢手段から成る
ロックにして、該固定ストッパ要素および可動ラッチの
一方が上記固定フランジおよび可動フランジの一方によ
り支持され、固定ストッパ要素および可動ラッチの他方
が上記固定フランジおよび可動フランジの他方により支
持されるようになされており、上記弾性的な付勢手段
が、該ラッチに作用して該ラッチをストッパ要素に押し
付け、背もたれを直立位置に固定する作用を行うように
なされている、ロックと、該弾性的な付勢手段に抗して
ラッチに作用し、ラッチをストッパ要素から分離させ、
背もたれをその直立位置からその折り畳んだ位置へと傾
動させ得るようにする操作部材とを備える、遊び無しの
関節式接続装置である。この関節式接続装置装置は、上
記軸受の雄型部分及び雌型部分の少なくとも一方が非円
形の形状であり、ロックのストッパ要素がカムの形状を
した輪郭を有し、ロックのラッチがストッパ要素のカム
輪郭と相互作用し得るようにしたカム従動子の形状をし
た輪郭を有し、又、ストッパ要素及びロックのラッチの
カム及びカム従動子が弾性的な付勢手段によって互いに
押し付けられたとき、軸受けの雄型部分及び雌型部分が
当該雄型部分及び雌型部分間の遊びを吸収する方向に向
けて互いに関して動く傾向となるように、軸受及びロッ
クが互いに関して配置されることによって、さらに特徴
づけられる。
【0008】本発明の別の主題は、座部分に対する背も
たれの傾斜角度を調節する装置が設けられるシートに対
して、かかる関節式接続装置を適用することである。
【0009】
【実施例】本発明のその他の特徴は、以下の説明及び特
許請求の範囲の記載並びに単に一例としてのみ掲げた添
付図面から、明らかになるであろう。
【0010】座部分に関して傾動することが出来る背も
たれを有するシート、特に、例えば、路外自動車のよう
な自動車に使用されるシートは、当該技術分野で周知で
あるから、本発明に直接、又は間接的に関係する事項つ
いてのみ以下に説明する。その他の点については、直面
する特別な問題点を解決するため、本発明の技術分野の
当業者が従来の一般的な解決策を採用することが可能で
あろう。特に、例えば、上記の欧州特許第0,121,
452号の明細書を参照することが有益であろう。
【0011】説明の便宜上、製造の説明前、また、必要
であれば、その組み立て及び操作の説明前に、本発明の
改良に係る関節式接続装置の構成部品の各々について、
逐次、説明する。
【0012】以下の説明において、その実施例、又はそ
の他の選択例であるかどうかを問わずに、同様の構成要
素は、同一の参照符号で表示する。
【0013】本発明による遊び無しの関節式接続装置
は、例えば、「クーペ」又は「カブリオレ」型式のよう
な2つの側部ドアを有する乗物に搭載される型式のもの
について周知であるように、座部分11および該座部分
に関して傾動することの出来る背もたれ12を備えるシ
ート10に装備されることを目的とするものである。か
かる型式の乗物においては、背もたれは、通常、乗員又
は運転者が座るためには直立位置となり、又、シートの
後方にあるものへのアクセスを容易にするためには折り
畳んだ非妨害位置(邪魔にならない位置)をとることが
普通である。周知であるように、座部分及び背もたれの
各々は、最も一般的には、機械的に接続した骨組み構造
体を備えており、この骨組み構造体には、適当な材料か
ら成るクッション等が関係付けられている。
【0014】本発明による遊び無しの関節式接続装置
は、基本的に、取り付け装置20と、軸受30と、ロッ
ク40と、操作部材50とを備えている。
【0015】該取り付け装置20は、座部分11に固着
された固定フランジ21と、背もたれ12に関係付けら
れた可動フランジ22とを備えている。固定フランジに
取り付けられて可動フランジと相互作用する制限ストッ
パ220は、背もたれの直立位置を決める。
【0016】軸受30は雄型部分31および雌型部分3
2を備えており、これらの部分は、互いに自由に相互作
用し、その一方がフランジ21、22の一方によって支
持され、その他方がフランジ21、22の他方によって
支持されている。軸受30の雄型部分31は、固定フラ
ンジ21によって支持される一方、軸受30の雌型部分
32は、可動フランジ32により支持されることが望ま
しい。理解し得るように、軸受の上記2つの部分の少な
くとも一方は、非円形の形状、例えば、楔状の形状をし
ており、例えば、湾曲した底辺及び平坦な形態の直線状
の側辺を有する台形の形状とし、又、必要であれば、上
記2つの部分の他方も又、非平行な二つの側面を有する
非円形の形状とすることが出来る。雄型部分は、雌型部
分に係合し、望ましくは、遊びを伴って、自由に雌型部
分に嵌入することが出来、又、後で理解されるように、
背もたれが直立位置にあるとき、楔状の形状の斜辺と接
触し、遊びを伴わずに「固着(ジャム、jam)する」
傾向となり得るようにする。理解されるように、雌型部
分は、軸受面を形成する一方、雄型部分は、回転軸を形
成することが望ましい。
【0017】ロック40は、互いに相互作用する固定の
ストッパ要素41と、可動ラッチ42とを備えており、
その一方は、フランジ21、22の一方により支持さ
れ、その他方は、フランジ21、22の他方により支持
され、又、ラッチ42に作用して、このラッチ42をス
トッパ要素に押し付ける傾向となる弾性的な付勢手段4
3を備えている。弾性的な付勢手段の作用の下、ピン又
はブロックのような制限ストッパ420がラッチ42の
動く程度を制限する。図示した特別な実施例の場合、ロ
ック40のストッパ要素41は、固定フランジ21によ
り支持され、又、ロック40のラッチ42は、例えば、
穴又はロッド等の支援を受けて、制限ストッパ220を
支持する可動フランジ22上に傾動可能に取り付けられ
ているのが理解出来る。理解され得るように、ストッパ
要素は、カムの形状の輪郭を有し、ラッチは、カムの輪
郭と相互作用し得るようにしたカム−従動子の形状の輪
郭を有している。又、以下に明らかになる理由のため、
必要であれば、ラッチには、枝状部分421を設けるこ
とも可能である。
【0018】操作部材50は、特に、例えば、フランジ
22により支持されることが望ましい、少なくとも一方
向に枢動するレバー51を備えている。該レバー51
は、フランジ22に任意の適当な方法で取り付けられ、
弾性的な付勢手段43に抗して、操作ハンドル等の支援
によってラッチ42に対する動作を許容し、ラッチ42
をストッパ要素41から分離させ、背もたれをその直立
位置からその折り畳んだ位置に傾動させ得るようにす
る。このレバー51は、ロック40のラッチ42の枝状
部分421と相互作用し得るようにしたアーム511を
備えることが望ましい。
【0019】この実施例の場合、制限ストッパ及びスト
ッパ要素は、単一の同一要素としてある、即ち単一の要
素として形成され、その異なる部分が使用される要素と
されているが、これらの制限ストッパ及びストッパ要素
は、物理的に分離した要素とすることが出来ることは当
然である。同様に、背もたれの直立位置は、ストッパ要
素を例えば、背もたれの骨組み構造体上の適所に配置
し、乗物の床と相互作用するようにして画成することが
可能である。
【0020】図示実施例とは別に、フランジは、座部
分、及び背もたれの骨組み構造体に取り付け、又はこの
骨組み構造体と一体の要素として形成することが可能で
あるのは勿論である。
【0021】軸受30及びロック40のそれぞれの位置
の選択は、次のようにする。即ち、ストッパ要素41及
びロック40のラッチ42のカム及びカム従動子が互い
に押し付けられたとき、軸受30の雄型部分31及び雌
型部分32が、その性質に関係なくその雄型部分31と
雌型部分32との間に存在する遊びを吸収する方向へと
互いに関して動く傾向が生ずるように、この軸受及びこ
のロックが互いに関して配置されるように選択される。
図示した実施例の場合、楔形の形態の斜辺は、ロックの
方向に収斂しており、このため、弾性的な付勢手段の作
用の下、ラッチとストッパ要素とが接触することで反作
用が生じ、この反作用の結果、製造公差、又は摩耗によ
るものかを問わず、「固着する(ジャミング、jamm
ing)」現象によって軸受の雄型部分と雌型部分との
間の遊び無しの接触を確保する方向に軸受の部分の一方
を駆動する傾向となる。
【0022】本発明による関節式接続装置の全ての構成
要素は、引抜き、プレス成形、切断、旋削、フライス削
り、研磨、溶接、リベット止め、ねじ止め等のような適
当に適応させた従来の技術により成形し且つ機械加工し
た、例えば、金属のような従来の材料により形成されて
いる。
【0023】本発明による改良に係る関節式接続装置の
全ての構成要素は、図面から明らかであるように、共に
接続、組み立て及び取り付けられている。
【0024】次に、本発明による関節式接続装置の操作
について説明するが、参考のため、シートの各側部に同
一の対称の関節式接続装置が設けられており、従来通
り、2つの関節式接続装置を共に一つの操作部材のみで
操作するものであると理解する。
【0025】シートは、最初は、その背もたれがこの状
態にて遊びを伴わずに係止された直立位置にある、図1
の位置にあるものと仮定する。
【0026】カム及びカム従動子について選択した輪郭
及び、同様にカムとカム従動子との接触点、及びラッチ
の傾動回転軸の位置の選択は、その弾性的な付勢手段の
作用の下、ロックが逆転不能に固定されるように選択す
ることが理解されよう。このカム/カム従動子の接触
は、軸受の雄型部分と雌型部分との間に存在する全ての
遊びを自動的に吸収する方向に向けた反作用力成分を発
生させる。
【0027】背もたれを傾動させ、例えば、その背もた
れを前方に折り畳んで、シートの後方にあるものにアク
セスしようとする場合には、操作部材に適当な方向への
操作力を加えて、弾性的な付勢手段に抗して、ラッチを
図1の反時計方向に回転させる。ラッチのカム従動子
は、ストッパ要素のカムから分離し、これにより、軸受
によって背もたれを傾動させ、該背もたれをシートの座
部分に一層、近接させることが可能となる。軸受の雄型
部分及び雌型部分の寸法は、非円形の部品が存在するこ
とで、相対的な回転が妨害されないように選択する。
【0028】背もたれをその折り畳まれた非妨害位置か
らその直立の使用位置に戻すためには、この背もたれ
は、図2で時計方向に傾動させる。ラッチを時計方向に
回転させる傾向の弾性的な付勢手段の作用によって、そ
の制限ストッパに接触する位置にあるラッチがカムに接
触して、経路から外れて、逃げ機構(エスケープメント
機構)のように、その付勢手段と反対の反時計方向に傾
動し、これにより、背もたれがその直立位置に戻ること
が出来、この直立位置にて可動フランジがその制限スト
ッパに押し付けられる。次に、ストッパ要素から脱した
後に、その弾性的な付勢手段によって瞬間的に戻される
ラッチは、カムとの接触を回復し、逆転不能の係止状態
を確実にする。
【0029】これと同時に、カム及びカム従動子を互い
に押し付け、又、これらを共に接触状態に保つ弾性的な
付勢手段は、反作用力成分を発生させ、この反作用力成
分により、軸受の雄型部分及び雌型部分が共に押し付け
られ、これら雄型部分及び雌型部分の部分の少なくとも
一方、又はその他方が非円形の形態であるため、これら
の部分の接触状態が保たれる。
【0030】故に、さもなければ固定装置が傾動可能で
あるように取り付けられる箇所にて生じるであろう遊び
が、そのカム及びカム従動子の存在によりロックで全て
解消されるから、軸受が雄型及び雌型部分の2つのV字
形の接触領域を介して平衡状態に静止する結果、本発明
によるこの関節式接続装置によって遊び無しの係止状態
が実現される。
【0031】更に、形成する材料の性質を考慮に入れ
て、カム及びカム従動子に採用する輪郭を慎重に選択
し、又、軸受の配置を慎重に選択し、又、カムとカム従
動子との接触点、及びラッチが傾動するときの中心とな
る回転軸の位置を慎重に選択する結果、ロックが逆転不
能に係止する状態が確実となることが理解されよう。こ
のようにして、例えば、予めラッチを作用させることな
く、背もたれを傾動させて、ロックを解放しようとする
場合には、カム従動子をカムの上に固定することが一層
確実となる。このため、例えば、前面衝撃等が加わるこ
とにより、顕著な長手方向の荷重成分が生じたときに、
特に、本発明による関節式接続装置は抵抗力を発揮す
る。
【0032】更に、上述のように、操作部材を使用して
ラッチを作用させずとも、この関節式接続装置は自動的
にロック状態に戻ることが理解されよう。
【0033】上述の説明は、本発明の関節式接続装置が
簡単であり、極く少数の構成部品数でよく、又、製造、
操作又は摩耗に起因する直立位置及びロック位置に対す
る遊びを完全に解消し、カムとカム従動子との間、及び
雄型部材と雌型部材との間の相対的な位置が自動的に調
節されることを明らかにするものである。
【0034】軸受の雄型部分及び雌型部分により利用さ
れる部品、ロックのカム及びカム従動子により利用され
る部品は、相互に交換可能であるのは勿論である。
【0035】図3には、座部分に関する背もたれの傾斜
角度を調節する装置が更に設けられた背もたれを備える
シートに対して、本発明の関節式接続装置を適用する例
が示してある。この傾斜角度を調節する装置は、例え
ば、参照することが有益である上記の明細書に記載され
た型式のものとする。
【0036】この傾斜角度を調節する装置60は、その
座部分に関する方向を任意に変更し得るように背もたれ
を傾動させるときの中心となる回転軸61を備えている
ことが留意される。
【0037】この傾斜角度は、歯付きセクター621及
び該セクター621と相互作用する歯622のような固
定部材62によって画成される。この歯は、歯付きセク
ターに対してより近づくように動かすことが出来、該歯
付きセクターに「かみ合い」、該歯付きセクターを固定
するか、又は該歯付きセクターから離れる方向に動い
て、該歯付きセクターを解放し、背もたれの傾斜角度を
変更することを可能にする。この特別な場合、この関節
式接続装置の操作部材50が歯に作用して、傾斜角度の
を調節装置に作用し、少なくともこの歯を歯付きセクタ
ーから離れる方向に自由に動かすことを可能にする。こ
の目的上、操作部材50は、第二のアーム512を有す
るレバー51を備えており、この第二のアーム512
は、例えば、上述の明細書に記載されており、この理由
のため、破線で概略図的にのみ示した型式の連結機構6
4を介して、上記の歯と望ましくは間接的に相互作用す
る。この場合、操作部材50は、二つの反対の作用方向
を有する。一方向に向けて、該操作部材は、上述のよう
に、ロック40に作用するが、傾斜角度を調節する装置
には、何ら作用せず、この調節装置は、静止したままで
ある。その反対方向に向けて、該操作部材は、ロックに
何ら作用せず、ラッチは、その弾性的な付勢手段を通じ
てストッパ要素と接触したままであり、操作部材は、歯
にのみ作用して、該歯を歯付きセクターから分離させ、
通常、背もたれを「直立」位置にする傾向のコイルばね
のような戻し手段63の作用に抵抗する必要がある場
合、背もたれが所望の方向に動くのを許容する。これ
は、図3に明確に示してあり、ここでは、弾性的な付勢
手段43が一方でラッチの枝状部分421に作用し、
又、他方でフランジ22に作用し、又、戻し手段63が
一方で背もたれ12に、又、他方でフランジ22に定着
されている。
【0038】更に、完全な操作とするため、操作部材
は、一回にロックにのみ、又は装置にのみ作用するだけ
ではなく、これらの一方に作用すると同時に、該操作部
材が操作しない他方の要素の位置を固定し、背もたれの
傾斜角度を保ち、又はシートを直立位置に保つことを確
実にする完全な固定状態を実現する。
【0039】上記の説明は、本発明の明確な特徴を明ら
かにし、又、本発明の利点を示し、又、本発明の有利な
点を明確にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートの背もたれが直立位置にあるときの本発
明による関節式接続装置の一実施例の概略図的な側面図
である。
【図2】背もたれが非妨害位置に折り畳まれ始めるとき
の図1と同様の概略図である。
【図3】座部分に関するシートの傾斜角度を調節する装
置が更に設けられたシートに適用する、本発明の関節式
接続装置の別の実施例の図1の同様の概略図である。
【符号の説明】
11 座部分 12 背もたれ 20 取り付け装置 21 固定フラン
ジ 22 可動フランジ 30 軸受 31 軸受の雄型部分 32 軸受の雌型
部分 40 ロック 41 ストッパ要
素 42 可動ラッチ 43 弾性的な付
勢手段 50 操作部材 51 レバー 60 傾斜角度調節装置 63 戻し手段 64 連結機構 220 制限スト
ッパ 420 制限ストッパ 421 枝状部分 511 第一のアーム 512 第二のア
ーム 621 歯付きセクター 622 歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランソア・フーレー フランス共和国45200 モルタルジ,リュ ー・エミール・ゾラ 11 (72)発明者 ナタリー・ラルジュ フランス共和国45230 シャティロン・コ リニー,リュー・デュ・フール・バナル 7

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部分(11)と、該座部分(11)に
    対して傾斜して直立の位置と折り畳んだ位置との間を動
    くことの出来る背もたれ(12)とを有するシート(1
    0)用の遊び無しの関節式接続装置であって、前記座部
    分(11)に取り付けられた固定フランジ(21)と前
    記背もたれ(12)に関連づけられた可動フランジ(2
    2)とから成る取り付け装置(20)と、遊びを伴って
    互いに自由に相互作用し合う雄型部分(31)および雌
    型部分(32)から成る軸受(30)にして、該雄型部
    分および雌型部分の一方が前記固定フランジおよび可動
    フランジ(21、22)の一方により支持され、前記雄
    型部分および雌型部分の他方が前記固定フランジおよび
    可動フランジ(21、22)の他方により支持されるよ
    うになされた軸受(30)と、互いに相互作用し合う固
    定のストッパ要素(41)および可動のラッチ(42)
    ならびに弾性的な付勢手段(43)から成るロック(4
    0)にして、該固定ストッパ要素(41)および可動ラ
    ッチ(42)の一方が前記固定フランジおよび可動フラ
    ンジ(21、22)の一方により支持され、前記固定ス
    トッパおよび可動ラッチの他方が前記固定フランジおよ
    び可動フランジ(21、22)の他方により支持される
    ようになされており、前記弾性的な付勢手段が、前記ラ
    ッチ(42)に作用して該ラッチ(42)を前記ストッ
    パ要素(41)に押し付け、前記背もたれ(12)を直
    立位置に固定する作用を行うようになされている、ロッ
    ク(40)と、該弾性的な付勢手段(43)に抗して前
    記ラッチ(42)に作用し、前記ラッチ(42)を前記
    ストッパ要素(41)から分離させ、前記背もたれ(1
    2)をその直立位置からその折り畳んだ位置に傾動させ
    得るようにする操作部材(50)とを備える関節式接続
    装置にして、 前記軸受(30)の前記雄型部分(31)及び前記雌型
    部分(32)の少なくとも一方が、非円形の形状であ
    り、前記ロック(40)の前記ストッパ要素(41)が
    カムの形状の輪郭を有し、前記ロック(40)の前記ラ
    ッチ(42)が前記ストッパ要素(41)のカムの形状
    の輪郭と相互作用し得るようになされたカム従動子の形
    状の輪郭を有しており、 前記弾性的な付勢手段(43)によって、ストッパ要素
    (41)及びロック(40)のラッチ(42)のカム及
    びカム従動子が互いに押し付けられたとき、前記軸受
    (30)の雄型部分(31)及び雌型部分(32)が、
    これらの雄型部分(31)及び雌型部分(32)間の遊
    びを吸収する方向に向けて互いに関して動くように、前
    記軸受(30)及び前記ロック(40)が互いに対して
    配置されているることを特徴とする関節式接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の関節式接続装置にし
    て、前記雌型部分(32)が二つの斜辺を有する楔状の
    形状であることを特徴とする関節式接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の関節式接続装置
    にして、前記雄型部分(31)が非平行な二つの側面を
    有することを特徴とする関節式接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の関節式
    接続装置にして、軸受(30)の雄型部分(31)が固
    定フランジ(21)により支持され、軸受(30)の雌
    型部分(32)が可動フランジ(22)により支持され
    ていることを特徴とする関節式接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の関節式
    接続装置にして、ロック(40)のストッパ要素(4
    1)が固定フランジ(21)により支持され、ロック
    (40)のラッチ(42)が傾動可能であるように可動
    フランジ(22)に取り付けられていることを特徴とす
    る関節式接続装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の関節式
    接続装置にして、操作部材(50)がアーム(511)
    を有する枢動レバー(51)を備え、ロック(40)の
    ラッチ(42)が前記アーム(511)と相互作用し且
    つ弾性的な付勢手段(43)の作用を受ける枝状部分
    (421)を備えることを特徴とする関節式接続装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の関節式
    接続装置にして、座部分(11)に関する背もたれ(1
    2)の傾斜角度を調節する装置(60)が更に備えられ
    たシート(10)に使用され、 前記操作部材(50)が、二つの反対の操作方向を有
    し、その一方の方向がロック(40)にのみ作用して、
    背もたれ(12)がその直立位置からその折り畳んだ位
    置まで傾動することを許容する方向であり、その他方の
    方向が調節装置(60)にのみ作用して、シート(1
    0)の座部分(11)に関する背もたれ(12)の傾斜
    角度を変化させることを許容する方向であることを特徴
    とする、関節式接続装置とシートとの組み合わせ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の関節式
    接続装置とシートとの組み合わせにして、特に、路外自
    動車のシートに適用されることを特徴とする関節式接続
    装置とシートとの組み合わせ。
JP6323162A 1993-12-23 1994-12-26 乗物シート用の遊び無しの関節式接続装置 Expired - Lifetime JP2601639B2 (ja)

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