JPH07255156A - 発電機励磁機の固定構造 - Google Patents

発電機励磁機の固定構造

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JPH07255156A
JPH07255156A JP4345594A JP4345594A JPH07255156A JP H07255156 A JPH07255156 A JP H07255156A JP 4345594 A JP4345594 A JP 4345594A JP 4345594 A JP4345594 A JP 4345594A JP H07255156 A JPH07255156 A JP H07255156A
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JP
Japan
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exciter
fixed
generator
power generator
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4345594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Kaneko
次雄 金子
Takeshi Ogata
健 緒方
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP4345594A priority Critical patent/JPH07255156A/ja
Publication of JPH07255156A publication Critical patent/JPH07255156A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受箱の重量増加等を招くことなく、励磁機
本体を発電機本体に強固に固定して励磁機本体の振動を
防止することができる発電機励磁機の固定構造を提供す
る。 【構成】 一端が励磁機本体3のカバー5の図中左端部
に固定されると共に他端が発電機本体1のエンドカバー
13aに固定れた吸気ダクト10と、一端が励磁機本体
3のヨーク4の図中右端部に固定されると共に他端がエ
ンドカバー13aに固定された排気ダクト11とを備え
たものであり、これらの両ダクト10,11等によって
励磁機本体3の両端部を支持することにより励磁機本体
3を発電機本体1に強固に固定して、励磁機本体3の振
動を防止すると共に、発電機本体1内を循環する冷却風
の一部を分岐して励磁機本体3内を冷却するというもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電機励磁機の固定構造
に関し、発電機本体にその励磁機を固定する場合に適用
して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来技術に係る発電機励磁機の
固定構造を示す側面図である。同図において、1は発電
機本体、2a,2bは軸受箱、3は励磁機本体、4はヨ
ーク、5はカバー、13はエンドカバー、20は取付
脚、21は吸気部である。
【0003】発電機本体1は、その図中左右両端にエン
ドカバー13a,13bが固定されており、これらのエ
ンドカバー13a,13bの各中央部には軸受箱2a,
2bが一体的に固定されている。この発電機本体1の図
中左方に励磁機本体3が配置され、各々回転軸(図3で
は図示省略)が互いに直結されている。励磁機本体3
は、ヨーク4とこのヨーク4の図中左端部に固定された
カバー5とを有しており、ヨーク4の外周面に設けられ
た取付脚20によって基礎(図示省略)に固定されてい
る。このように取付脚20を用いて強固に固定すること
により励磁機本体3の振動を防止している。またこの励
磁機本体3内を冷却する冷却風は、図中に矢印で示すよ
うにヨーク3aの図中右端部に固定れた吸気部21から
吸気され、カバー5の図中左端部から排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の如
き従来技術に係る発電機励磁機の固定構造では、取付脚
20を用いる必要があることと、その分基礎部分を長く
する必要があることから、その分コストアップを招いて
いる。
【0005】またヨーク4の端部を軸受箱2aの端部に
固定してこの固定部で励磁機本体3を支持する、いわゆ
るオーバーハング形の構造にした場合には、励磁機本体
3の振動を防止するために軸受箱2aの全体の剛性を大
きくしなければならず、その重量が増加してしまう。
【0006】本発明は上記従来技術に鑑み、軸受箱の重
量増加等を招くことなく、励磁機本体を発電機本体に強
固に固定して励磁機本体の振動を防止することができる
発電機励磁機の固定構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明の第1の構成は、発電機本体の一端に結合された励
磁機の固定構造であって、各一端が励磁機本体の両端部
に各々固定されると共に各他端が発電機本体に固定され
て発電機本体内と励磁機本体内とを連通する吸気ダクト
及び排気ダクトを備えてなることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成する本発明の第2の構成
は、上記第1の構成において、吸気ダクトと排気ダクト
の何れか一方は、その一端が励磁機本体の発電機本体と
反対側の端部の上部に固定されていることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記第1の構成の本発明によれば、吸気ダク
ト、排気ダクト及び励磁機本体と発電機本体との結合部
によって励磁機本体の両端部を支持することにより、励
磁機本体を発電機本体に強固に固定して励磁機本体の振
動を防止する。また前記吸排気ダクトを介して前記発電
機本体内を循環する冷却風の一部を吸排気するため、励
磁機本体内は常にフレッシュな冷却風によって冷却され
る。従って外気を吸入して冷却する場合に生起する励磁
機本体内のよごれを防止することができる。
【0010】また上記第2の構成の本発明によれば、上
記第1の構成と同様の作用に加え、励磁機本体の発電機
本体と反対側の端部に固定された吸気ダクト又は排気ダ
クトには引張り荷重がかかることになるため、この剛性
を特に大きくしなくても充分に励磁機本体を支持するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。なお図3と同様の部分には同一の符号を付し重
複する説明は省略する。
【0012】図1は本発明の実施例に係る発電機励磁機
の固定構造を示す側面図、図2は図1(但しクーラを付
加)の縦断面図である。両図において、6,14は回転
軸、7,17は固定子、8,16は回転子、9,15
a,15bはハネ、10は吸気ダクト、11は排気ダク
ト、12はクーラであり、他は図3に示すものと同様で
ある。
【0013】これらのうち排気ダクト10は、その一端
がボルト(図示省略)によって励磁機本内3のカバー5
の図中左端部に固定されると共に、他端がボルト(図示
省略)によって発電機本体1の一方のエンドカバー13
aに固定されて、励磁機本体3の内部と発電機本体1の
内部とを連通している。
【0014】排気ダクト11は、ボルト(図示省略)に
よって励磁機本体3のヨーク4の図中右端部に固定され
ると共に、他端がボルト(図示省略)によってエンドカ
バー13aに固定されて、励磁機本体3の内部と発電機
本体1の内部とを連通している。
【0015】励磁機本体3の回転子8の回転軸6は、発
電機本体1の回転子16の回転軸14に直結されてい
る。またこの回転軸6の図中左端部にはハネ9が固定さ
れている。このハネ9はカバー5に覆われており、回転
軸6と共に回転して、図中の矢印(一点鎖線)で示すよ
うに励磁機本体3の回転子8やヨーク4に支持された固
定子7に冷却風を送る。
【0016】ヨーク4の図中右端部は、軸受箱2aの図
中左端部にボルト等の結合手段によって結合されてい
る。
【0017】発電機本体1のハネ15a,15bは、回
転軸14の図中左右両端部に各々固定されており、何れ
も回転軸14と共に回転して発電機本体1の回転子16
や固定子17に冷却風を送る。この冷却風は、図中に矢
印(実線)で示すように途中クーラ12内を通過するよ
うにして発電機本体1内を循環する。
【0018】クーラ12は、発電機本体1の上部に固定
されており、図中の矢印(点線)で示すように冷却水が
給排水され、この冷却水との熱交換によって発電機本体
1内を流れる冷却風を冷却している。
【0019】従って上記実施例では、図1及び図2に示
すように、励磁機本体3の両端部を支持、即ちヨーク4
の図中右端部を軸受箱2a及び排気ダクト11によって
支持すると共に、カバー5の図中左端部を吸気ダクト1
0によって支持することによって、励磁機本体3を発電
機本体1に固定している。かかる固定構造は、その剛性
が上下方向は勿論のこと全方向ともにオーバハング構造
の場合に比べて遙に大きく、励磁機本体3の全方向の振
動を確実に防止することができる。
【0020】またカバー5の上部に吸気ダクト10が固
定されているため、この吸気ダクト10にかかる荷重は
引張り荷重となる。このため吸気ダクト10は、その剛
性を従来のものに比べて特別に大きくすることなく充分
に励磁機本体3を支持することができる。
【0021】また吸気ダクト10により発電機本体1内
を流れる冷却風の一部が分岐されてカバー5内に吸入さ
れる。この吸入された冷却風は、ハネ9により回転子8
や固定子7に送れてこれらを冷却した後、排気ダクト1
1により再び発電機本体1内へ排出される。従って励磁
機本体3の内部は、常にフレッシュエアーによって冷却
されることになる。このため外気を吸入して冷却する場
合に生起する励磁機本体3内のよごれを防止することが
できる。
【0022】また従来のような取付脚20が不要となる
と共にその分基礎の長さを短くすることができることか
ら、コストダウンを計ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、励磁機本体を発電機本体に確実に固
定して、この励磁機本体の全方向の振動を防止すること
ができる。従って従来のような取付脚が不要になると共
にその分基礎の長さを短くすることができることから、
コストダウンを計ることができる。
【0024】また励磁機本体の発電機本体と反対側の端
部の上部に固定された吸気ダクトまたは排気ダクトには
引張り荷重がかかることになるため、この剛性を特に大
きくしなくても充分に励磁機本体を支持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る発電機励磁機の固定構造
を示す側面図である。
【図2】図1(但しクーラを付加)の縦断面図である。
【図3】従来技術に係る発電機励磁機の固定構造を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 発電機本体 2a,2b 軸受箱 3 励磁機本体 4 ヨーク 5 カバー 6,14 回転軸 7,17 固定子 8,16 回転子 9,15a,15b ハネ 10 吸気ダクト 11 排気ダクト 12 クーラ 13a,13b エンドカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機本体の一端に結合された励磁機の
    固定構造であって、各一端が励磁機本体の両端部に各々
    固定されると共に各他端が発電機本体に固定されて発電
    機本体内と励磁機本体内とを連通する吸気ダクト及び排
    気ダクトを備えてなることを特徴とする発電機励磁機の
    固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する発電機励磁機の固定
    構造において、 吸気ダクトと排気ダクトの何れか一方は、その一端が励
    磁機本体の発電機本体と反対側の端部の上部に固定され
    ていることを特徴とする発電機励磁機の固定構造。
JP4345594A 1994-03-15 1994-03-15 発電機励磁機の固定構造 Pending JPH07255156A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4345594A JPH07255156A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 発電機励磁機の固定構造

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JP4345594A JPH07255156A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 発電機励磁機の固定構造

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JPH07255156A true JPH07255156A (ja) 1995-10-03

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ID=12664184

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JP4345594A Pending JPH07255156A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 発電機励磁機の固定構造

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JP (1) JPH07255156A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010400A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Hitachi Ltd 回転電機
JP2015220947A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 株式会社日立製作所 回転電機システム及び風力発電システム
JP2020065343A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 東芝三菱電機産業システム株式会社 ブラシレス回転電機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010400A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Hitachi Ltd 回転電機
JP2015220947A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 株式会社日立製作所 回転電機システム及び風力発電システム
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Effective date: 20030701